JP2000181817A - 電子メールシステム、電子メールサーバ、および、記録媒体 - Google Patents

電子メールシステム、電子メールサーバ、および、記録媒体

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JP2000181817A
JP2000181817A JP35702598A JP35702598A JP2000181817A JP 2000181817 A JP2000181817 A JP 2000181817A JP 35702598 A JP35702598 A JP 35702598A JP 35702598 A JP35702598 A JP 35702598A JP 2000181817 A JP2000181817 A JP 2000181817A
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JP
Japan
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mail
reception confirmation
electronic mail
received
relay
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JP35702598A
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English (en)
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Masakazu Tanaka
正和 田仲
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側に機能的付加を行うことな
く、送信した電子メールが受信されたか否かを確認す
る。 【解決手段】 PC11から送信された電子メールは、
最寄りの電子メールサーバ13の受信手段13aによっ
て受信される。この電子メールには中継情報が付加され
ていないことから、中継情報付加手段13bは中継情報
を付加し、また、返送要求情報付加手段13cは、返送
要求情報を付加した後、送信手段13gから電子メール
サーバ14に向けて送信する。電子メールサーバ14
は、受信手段14aによって受信した電子メールを記憶
手段14fに記憶し、受信側であるPC15がアクセス
した場合にこれを読み出して供給する。このとき、受信
確認メール生成手段14dは、PC15に対して引き渡
した電子メールに返送要求情報が付加されていることか
ら、受信確認メールを生成する。宣言情報付加手段14
eは、この電子メールが受信確認メールであることを示
す宣言情報を生成して受信確認メールに付加し、送信手
段14gからPC11に向けて返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ム、電子メールサーバ、および、記録媒体に関し、特
に、送信側のクライアントから送信された電子メール
を、少なくとも1の電子メールサーバを介して、受信側
のクライアントまで配送する電子メールシステム、その
ような電子メールシステムにおいて使用される電子メー
ルサーバ、および、コンピュータをそのような電子メー
ルサーバとして機能させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークの拡充と、パーソナル
コンピュータの普及に伴って、電子メールが通信手段と
しての地位を確立しつつある。
【0003】図13は、従来の電子メールシステムの構
成の概要を示す図である。この図に示すように、送信側
のクライアントであるパーソナルコンピュータ1から送
信された電子メールは、最寄りの電子メールサーバ3に
送られる(r1)。
【0004】電子メールサーバ3は、SMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコル(S
MTP3a)により、受信したメールに付加されている
アドレス情報が読み取られ、適切な電子メールサーバに
対して転送される。この場合では、受信側となるパーソ
ナルコンピュータ5の最寄りのサーバである電子メール
サーバ4に対して電子メールが転送される(r2)。
【0005】転送されてきた電子メールは、電子メール
サーバ4のSMTP4aによって、自己が終端のサーバ
であることが判断され、メールボックス4cに格納され
る。このような状態において、受信側であるパーソナル
コンピュータ5が電子メールサーバ4にアクセスする
と、メールボックス4cに格納されている電子メール
が、POP(Post Office Protocol)4bによって読み
出されて、パーソナルコンピュータ5に対して引き渡さ
れることになる。
【0006】その結果、受信側では、パーソナルコンピ
ュータ5を介して、送信されてきたメッセージ等を参照
することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
メールシステムでは、送信した電子メールが確実に受信
されたか否かを知る手段が無かった。そこで、重要な情
報を送信した場合には、電話等の別の通信手段によって
別途確認する必要があったため、時間と労力が無駄にな
るという問題点があった。
【0008】そこで、このような問題点を解決するため
に、電子メールを受信した場合にはそれを確認するため
の電子メールを自動的に送信するアプリケーションプロ
グラムも提供されている。しかしながら、このようなア
プリケーションプログラムは、ユーザがその管理を行う
必要があることから、ユーザの負担が増大するという問
題点があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、送信した電子メールが確実に受信されたか否
かを確認することが可能な電子メールシステムを提供す
ることを目的とする。
【0010】また、本発明はユーザの負担を増大するこ
となく、送信した電子メールが確実に受信されたか否か
を確認することが可能な電子メールサーバを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、送信側のクライアント11
から送信された電子メールを、少なくとも1の電子メー
ルサーバ13,14を介して、受信側のクライアント1
5まで配送する電子メールシステムにおいて、前記送信
側のクライアント11から送信された電子メールを中継
する電子メールサーバ13は、その電子メールに既に中
継されたことを示す中継情報が付加されていない場合に
は、前記電子メールが前記受信側のクライアント15に
受信された場合に受信確認メールを返送することを要求
する返送要求情報を前記電子メールに対して付加する返
送要求情報付加手段13cと、前記電子メールに中継し
たことを示す中継情報を付加する中継情報付加手段13
bとを有し、中継の終端となる電子メールサーバは、前
記受信側のクライアント15が前記返送要求情報が付加
された電子メールを受信した場合には前記受信確認メー
ルを生成する受信確認メール生成手段14dと、前記受
信確認メール生成手段14dによって生成された受信確
認メールを前記電子メールの送信人に対して送信する送
信手段14gとを有することを特徴とする電子メールシ
ステムが提供される。
【0012】ここで、送信側のクライアント11から送
信された電子メールを中継する電子メールサーバ13に
おいて、返送要求付加手段13cは、その電子メールに
既に中継されたことを示す中継情報が付加されていない
場合には、電子メールが受信側のクライアント15に受
信された場合に受信確認メールを返送することを要求す
る返送要求情報を電子メールに対して付加する。中継情
報付加手段13bは、電子メールに中継したことを示す
中継情報を付加する。また、中継の終端となる電子メー
ルサーバにおいて、受信確認メール生成手段14dは、
受信側のクライアント15が返送要求情報が付加された
電子メールを受信した場合には受信確認メールを生成す
る。送信手段14gは、受信確認メール生成手段14d
によって生成された受信確認メールを電子メールの送信
人に対して送信する。
【0013】また、図1に示す電子メールサーバ13,
14において、伝送されてきた電子メールを受信する受
信手段13a,14aと、前記受信手段13a,14a
によって受信された電子メールに、既に中継されたこと
を示す中継情報が付加されていない場合には、前記電子
メールが前記受信側のクライアント11,15に受信さ
れた場合に受信確認メールを返送することを要求する返
送要求情報を付加する返送要求情報付加手段13c,1
4cと、電子メールに中継したことを示す中継情報を付
加する中継情報付加手段13b,14bとを有すること
を特徴とする電子メールサーバが提供される。
【0014】ここで、受信手段13a,14aは、伝送
されてきた電子メールを受信する。返送要求情報付加手
段13c,14cは、受信手段13a,14aによって
受信された電子メールに、既に中継されたことを示す中
継情報が付加されていない場合には、電子メールが受信
側のクライアント11,15に受信された場合に受信確
認メールを返送することを要求する返送要求情報を付加
する。中継情報付加手段13b,14bは、電子メール
に中継したことを示す中継情報を付加する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の動作原理を説明
するための原理図である。この図において、PC(Pers
onal Computer)11,15は、電子メールを送受信す
るための端末装置である。なお、以下では、PC11,
15を適宜クライアントと呼ぶ。
【0016】ネットワーク12は、例えば、インターネ
ットやLAN(Local Area Network)等であり、PC1
1,15から送信された電子メールを後述する電子メー
ルサーバ13,14を介して転送する。
【0017】電子メールサーバ13,14は、PC1
1,15から送信された電子メールを、受信側のPCま
で中継するとともに、中継の終端となる電子メールサー
バは、中継されてきた電子メールを、PCからのアクセ
スがあるまで保存する。
【0018】なお、電子メールサーバ13,14は、同
一の構成とされているので、以下では、電子メールサー
バ13についてのみ説明する。電子メールサーバ13
は、受信手段13a、中継情報付加手段13b、返送要
求情報付加手段13c、受信確認メール生成手段13
d、宣言情報付加手段13e、記憶手段13f、およ
び、送信手段13gによって構成されている。
【0019】受信手段13aは、クライアント側から送
信されてきた電子メールまたは他の電子メールサーバか
ら中継されてきた電子メールを受信する。中継情報付加
手段13bは、受信手段13aによって受信された電子
メールに、最初の中継であることを示す中継情報が付加
されていない場合には中継情報を付加する。
【0020】返送要求情報付加手段13cは、電子メー
ルが受信側のクライアントに受信された場合に受信確認
メールを返送することを要求する返送要求情報を、中継
情報付加手段13bによって中継情報が付加された電子
メールに対して付加する。
【0021】受信確認メール生成手段13dは、受信手
段13aが受信した電子メールのうち、自己が中継の終
端となる電子メールであって、受信側のクライアントが
返送要求情報を付加した電子メールについては、受信側
のクライアントが受信するタイミングで受信確認メール
を生成して送信手段13gから送信する。
【0022】宣言情報付加手段13eは、受信確認メー
ルであることを宣言する宣言情報を発生して受信確認メ
ールに付加する。記憶手段13fは、受信手段13aに
よって受信された電子メールのうち、自己が中継の終端
となる電子メールを送信手段13gから取得し、クライ
アントからのアクセスがあるまで記憶する。
【0023】送信手段13gは、自己が中継の終端とな
らない電子メールに関しては、他の電子メールサーバに
対して即座に送信し、自己が中継の終端となる電子メー
ルに関しては、クライアントからのアクセスが発生した
場合に、記憶手段13fから該当する電子メールを読み
出して送信する。
【0024】次に、以上の原理図の動作について説明す
る。なお、以下では、PC11が電子メールの送信側で
あるとし、また、PC15が受信側であるとして説明を
行う。
【0025】いま、送信側のユーザがPC11を操作し
て電子メールを作成して送信したとすると、この電子メ
ールは、ネットワーク12を介してPC11の最寄りの
電子メールサーバ13に伝送される。
【0026】電子メールサーバ13は、受信手段13a
によって伝送されてきた電子メールを受信する。この電
子メールにとっては、電子メールサーバ13による中継
が初めての中継となるので、受信手段13aは、受信し
た電子メールを中継情報付加手段13bに供給する。
【0027】中継情報付加手段13bは、受信手段13
aから供給された電子メールに対して、中継動作がなさ
れたことを示す中継情報を付加して、返送要求情報付加
手段13cに供給する。
【0028】返送要求情報付加手段13cは、中継情報
が付加された電子メール、即ち、初めて中継される電子
メールに対して、受信側のクライアントがこの電子メー
ルを受信したことを示す受信確認メールを返送するよう
に要求する返送要求情報を付加する。
【0029】このようにして、中継情報と返送要求情報
とが付加された電子メールは、電子メールサーバ13が
中継の終端ではないので、送信手段13gによって電子
メールサーバ14に向けて送信(中継)される。
【0030】電子メールサーバ14は、電子メールサー
バ13によって中継された電子メールを受信手段14a
によって受信する。この電子メールにとっては、電子メ
ールサーバ14が中継の終端のサーバ(即ち、受信側の
クライアントの最寄りのサーバ)となることから受信手
段14aは、この電子メールを送信手段14gに直接供
給する。
【0031】送信手段14gは、この電子メールを記憶
手段14fに供給し、クライアント毎に格納させる。こ
のような状態において、受信側であるPC15が電子メ
ールサーバ14に対してアクセスし、そこに格納されて
いる電子メールを受信する動作を行ったとすると、電子
メールサーバ14は、記憶手段14fに格納されている
電子メールのうち、要求を行ったクライアントに対する
電子メールを読み出して送信手段に供給する。
【0032】送信手段14gは、記憶手段14fから供
給された電子メールをPC15側に引き渡す際に、それ
らの電子メールに対して返送要求情報が付加されていな
いかチェックする。そして、返送要求情報が付加されて
いる電子メールを検出した場合には、受信確認メール生
成手段14dに通知する。
【0033】受信確認メール生成手段14dは、返送要
求情報が付加された電子メールから送信人のアドレス情
報を抽出し、この送信人を受信人とする受信確認メール
を生成する。このとき、宣言情報付加手段14eは、受
信確認メールであることを示す宣言情報を生成して受信
確認メール生成手段14dが生成した受信確認メールに
対して付加する。宣言情報が付加された受信確認メール
は、送信手段14gから電子メールサーバ13に向けて
送信される。
【0034】受信確認メールを受信した電子メールサー
バ13の受信手段13aは、この電子メールが受信確認
メールであることをその宣言情報によって認知し、中継
情報および返送要求情報の付加処理は行わずに、送信手
段13gに供給する。
【0035】送信手段13gは、この電子メールに対し
て自己が中継の終端となることを検出し、記憶手段13
fに供給してそこに記憶させる。このような状態におい
て、PC11が電子メールサーバ13に対してアクセス
を行った場合には前述の受信確認メールが送信手段13
gから引き渡され、PC11を介して先に送信した電子
メールが受信側に無事に受信されたことを知ることがで
きる。
【0036】以上に示したように、本発明によれば、ク
ライアント側には何ら機能的付加を施すことなく、送信
した電子メールが受信された場合には受信確認メールが
返送されることになるので、ユーザの負担を増大するこ
となく、電子メールの受信を確実に知ることが可能とな
る。
【0037】次に、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図であ
る。この図において、PC20,70は電子メールを作
成または参照するためのクライアントであり、電子メー
ルサーバ30,60を介して作成した電子メールを送信
するとともに、他のクライアントから送信されてきた電
子メールを表示させる。
【0038】電子メールサーバ30,60は、SMTP
に基づいて電子メールを中継するとともに、自己が中継
の終端となる場合にはPOPに基づいてその電子メール
を記憶装置に対して記憶し、クライアントからのアクセ
スがあった場合にはその電子メールを読み出して供給す
る。
【0039】電子メールサーバ50は、SMTPに基づ
いて電子メールを中継する処理を行う。インターネット
40は、世界中に張り巡らされたネットワークであり、
電子メール等の情報を所定のデータ長のパケットにパケ
ット化し、送信先まで伝送する。
【0040】なお、PC20,70および電子メールサ
ーバ30,50,60は、同様の構成とされているの
で、以下では、電子メールサーバ30を例に挙げて説明
を行う。なお、これ以外の電子メールサーバまたはPC
について言及する場合には、各部の名称はそのままにそ
の符号を適宜読み替えることとする。
【0041】図3は、図2に示す電子メールサーバ30
の構成例を示す図である。この図において、CPU(Ce
ntral Processing Unit)30aは、装置の各部を制御
するとともに、所定のプログラムに従って各種演算処理
を実行する。
【0042】ROM(Read Only Memory)30bは、C
PU30aが実行する基本的なプログラムやデータ等を
格納している。GD(Graphic Driver)30cは、CP
U30aから供給された描画情報やテキスト情報等に応
じて描画処理を行い、得られた画像データを映像信号に
変換してCRT(Cathode Ray Tube)モニタ31に供給
する。
【0043】HDD(Hard Disk Drive)30dは、C
PU30aが実行するアプリケーションプログラムを記
憶しているとともに、受信した電子メールを格納してい
る。RAM(Random Access Memory)30eは、CPU
30aが各種処理を実行する際に、実行途中のプログラ
ムや演算途中のデータ等を一時的に格納する。
【0044】I/F(Interface)30fは、同軸ケー
ブルや光ケーブルによってPC20やインターネット4
0等と接続され、TCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol)等に基づいて電子メー
ル等の情報を授受する。
【0045】CRTモニタ31は、GD30cから供給
された映像信号を表示出力する。次に、以上の実施の形
態の動作について説明する。いま、図2に示すPC20
の図示せぬキーボードが操作され、図4に示す電子メー
ルが入力されたとすると、この電子メールはRAM20
eまたはHDD20dに一時的に格納され、送信の指示
がなされた場合には、I/F20fを介して電子メール
サーバ30に向けて送信される。
【0046】なお、図3に示す電子メールでは、第1行
目に示すように、この電子メールをネットワーク上にお
いて特定するためのユニークな番号であるメッセージI
D(Message-ID)は「1313@4545」とされてい
る。また、2行目に示すように、その送信日時は「Ma
rch 17, 1998」である。更に、3〜5行目
に示すように、送信人、受信人、および、タイトルはそ
れぞれ「Amada」、「Bunda」、および、「I
nvitation」とされている。更にまた、最下行
に示すように、その内容(メッセージ)は、「3月20
日は、新宿の○×前に午後7時迄に集合とのことで
す。」である。なお、最下行のメッセージ以外はヘッダ
情報である。
【0047】このような電子メールをI/F30fによ
って受信した電子メールサーバ30では、最初の中継が
行われた際に付加される中継情報である「Receiv
ed」がこの電子メールに付加されているか否かを判定
する。いまの例では、最初の中継であり、そのような情
報は付加されていないので、CPU30aは中継情報
「Received」とその他の情報をヘッダに付加す
る。
【0048】図5は、図4に示す電子メールに中継情報
その他が付加された場合の一例を示す図である。この図
では、ヘッダの最初の行に対して、中継情報その他が付
加されている。
【0049】即ち、第1行目には、中継情報「Rece
ived」に続いて、送信人のメールアドレスである
「amada@s−net.co.jp」が付加されて
おり、続いて、2行目には、電子メールサーバ30のメ
ールアドレス「b.co.jp」とIPアドレス(xx
xx)が付加されている。3行目には、中継のプロトコ
ルである「SMTP」とこの電子メールのメッセージI
Dである「1313@4545」が付加されている。更
に、4行目には電子メールサーバ30がこの電子メール
を受信した日時「March 17, 1998」が付
加されている。それ以降の情報は、図4に示す場合と同
様である。
【0050】中継情報に関する処理が終了すると、CP
U30aは、電子メールに、受信確認メールであること
を宣言する宣言情報「X−Confirmation」
が付加されているか否かを判定し、付加されていない場
合には返送要求情報を付加する。
【0051】いまの例では、宣言情報「X−Confi
rmation」は付加されていないので、CPU30
aは、電子メールのヘッダに対して返送要求情報である
「X−Request」を付加する処理を行う。
【0052】図6は、図5に示す電子メールに対して返
送要求情報その他が付加された場合の一例を示す図であ
る。この例では、第1行目に返送要求情報である「X−
Request」が付加され、それに続いて、送信人の
メールアドレスである「amada@s−net.c
o.jp」が付加されている。
【0053】次に、CPU30aは、受信人のメールア
ドレスを参照することにより、自己が中継の終端となる
か否かを判定し、中継の終端とならない場合には次の電
子メールサーバに向けて転送する。
【0054】いまの例では、受信人はPC70のユーザ
である「Bunda」であることから、電子メールサー
バ30は中継の終端とはならないので、CPU30a
は、中継情報および返送要求情報を付加した電子メール
を、I/F30fを介して電子メールサーバ50に向け
て送信する。
【0055】電子メールサーバ50は、インターネット
40を介して伝送されてきた電子メールをI/F50f
によって受信する。CPU50aは、先ず、受信した電
子メールに中継情報が付加されているか否かを判定す
る。いまの例では、中継情報「Received」が最
初の中継地点である電子メールサーバ30によって付加
されているので、中継情報と返送要求情報を付加する処
理は実行しない。
【0056】次に、CPU50aは、その電子メールの
受信人のメールアドレスを参照して、自己が中継の終端
となるか否かを判定する。いまの例では、電子メールサ
ーバ50は、中継の終端ではないので、CPU50a
は、受信した電子メールをI/F50fを介して電子メ
ールサーバ60に対して送信する。
【0057】電子メールサーバ50から送信された電子
メールは、電子メールサーバ60のI/F60fによっ
て受信される。CPU60aは、受信した電子メールに
は中継情報が既に付加されていることから中継情報と返
送要求情報を付加する処理は実行しない。
【0058】また、CPU60aは、電子メールの受信
人のメールアドレスを参照して、自己が中継の終端であ
ることを認知し、その電子メールをHDD60dに確保
されているメールボックスに記憶させる。
【0059】このような状態において、電子メールの受
信人である「Bunda」がPC70を操作して電子メ
ールサーバ60にアクセスしたとすると、CPU60a
は、HDD60dのメールボックスに格納されている電
子メールを読み出す。そして、CPU60aは、読み出
した電子メールに返送要求情報が付加されているか否か
を判定し、付加されている場合にはその電子メールの送
信人のメールアドレスを抽出し、受信確認メールを生成
する。
【0060】いまの例では、「Bunda」に宛てられ
た電子メールには返送要求情報が付加されているので、
送信人である「Amada」のメールアドレスが抽出さ
れて図7に示す受信確認メールが生成される。
【0061】受信確認メールでは、図7の第1行目に示
すように、この電子メールが受信確認メールであること
を宣言する宣言情報「X−Confirmation」
が付加されている。その後には、受信者のメールアドレ
ス「bunda@t−net.co.jp」と、もとの
電子メールのメッセージID「1313@4545」
と、送信日時「March 17, 1998」とが付
加されている。
【0062】また、第4行目には、受信者である「Bu
nda」が電子メールを受信した日時「March 1
8, 1998」が付加されている。第5行目には、こ
の受信確認メールを送信した電子メールサーバ60の名
称「Mail Server Daemon」と、その
メールアドレス「msdaemon@u−net.c
o.jp」が付加されている。
【0063】第7行目には、この受信確認メールの受信
人の名前「Amada」とそのメールアドレス「ama
da@s−net.co.jp」が付加されている。第
8行目には、この電子メールが受信確認メールであるこ
とを示す「X−Confirmation」に続いて、
もとの電子メールのタイトルである「Invitati
on」が付加されている。
【0064】第9行目には、メッセージ「あなたが送信
した以下のメールは受信されました。」が付加されてい
る。更に、第10行目には、受信者の名前「Bund
a」が付加されている。第11行目および第12行目に
は、送信日時である「March 17,1998」と
受信日時である「March 18,1998」が付加
されている。更に、第13行目には、タイトル「Inv
itation」が付加され、第14行目にはメールサ
イズ「125octet」が付加されている。
【0065】このような受信確認メールは、電子メール
サーバ60のI/F60fから電子メールサーバ50に
向けて送信される。電子メールサーバ50は、送信され
た受信確認メールをI/F50fによって受信する。
【0066】電子メールサーバ50のCPU50aは、
受信した受信確認メールのヘッダを参照し、宣言情報
「X−Confirmation」が付加されており、
また、自己が中継の終端ではないことから、I/F50
fを介して電子メールサーバ30に向けて送信する。
【0067】電子メールサーバ30は、送信された受信
確認メールをI/F30fによって受信する。電子メー
ルサーバ30のCPU30aは、受信した受信確認メー
ルのヘッダを参照し、自己が中継の終端であることか
ら、この受信確認メールをHDD30dのメールボック
スに格納する。
【0068】このような状態において、ユーザ「Ama
da」がPC20を操作することにより、電子メールサ
ーバ30にアクセスすると、電子メールサーバ30のC
PU30aは、HDD30dに格納されている受信確認
メールを取得し、PC20に対して引き渡す。
【0069】PC20では、CPU20aがこの受信確
認メールに含まれている情報をGD30cに供給し、C
RTモニタ31に対して表示されるので、ユーザ「Am
ada」は、先に送信した電子メールがPC70側のユ
ーザ「Bunda」によって受信されたことを確認する
ことができる。
【0070】なお、図8に示すように、ユーザ「Ama
da」がその時点までに送信した電子メールの一覧表を
CRTモニタ31に表示させておき、受信確認メールを
受信した場合には対応する電子メールの表示内容を「未
受信」から「受信済」に変更するようにしてもよい。
【0071】いまの例では、先に送信した電子メール
は、第2行目に表示されている内容に該当し、この電子
メールに対応する受信確認メールを受信したことから、
第2行目であって第1列目の表示内容が「未受信」から
「受信済」に変更され、また、同行の第3列目に電子メ
ールが受信された日時である「1998/3/18」が
表示される。
【0072】以上の実施の形態によれば、クライアント
側には何ら機能的追加を行うことなく、電子メールが受
信されたことを示す受信確認メールを送信人に対して送
信することが可能となる。
【0073】また、クライアント側に受信確認メールを
受信した場合には、対応する表示内容を変更する処理を
付加すれば、図8に示すように、CRTモニタ上におい
て、送信した電子メールの未受信/受信済状態を簡単に
管理することが可能となる。
【0074】次に、図9〜図12を参照して以上の機能
を実現するための処理の一例について説明する。なお、
これらの処理は、サーバ30,50,60において同様
に実行されている処理であるが、以下では、電子メール
サーバ30を例に挙げて説明を行う。
【0075】図9は、図2に示す電子メールサーバ3
0,50,60において実行される処理の一例を説明す
るフローチャートである。この処理は、所定の周期で呼
び出されて実行される。このフローチャートが開始され
ると、以下の処理が実行される。 [S1]CPU30aは、I/F30fからの出力を参
照し、新たな電子メールを着信したか否かを判定し、新
たな電子メールを着信した場合にはステップS2に進
み、それ以外の場合にはステップS3に進む。 [S2]CPU30aは、電子メールを着信した場合に
実行する「メール着信処理」を実行する。なお、この処
理の詳細は、図10を参照して後述する。 [S3]CPU30aは、クライアントからアクセスが
あり、かつ、電子メールの受信要求がなされたか否かを
判定し、受信要求があった場合にはステップS4に進
み、それ以外の場合には処理を終了する(エンド)。 [S4]CPU30aは、クライアントから電子メール
の受信要求があった場合に実行する「メール受信要求処
理」を実行し、処理を終了する(エンド)。なお、この
処理の詳細は図11を参照して後述する。
【0076】次に、図10を参照して、図9に示す「メ
ール着信処理」の詳細について説明する。このフローチ
ャートが開始されると、以下の処理が実行される。 [S20]CPU30aは、I/F30fによって受信
された電子メールを取得する。 [S21]CPU30aは、ステップS20において取
得した電子メールに、中継情報である「Receive
d」が付加されているか否かを判定し、付加されている
場合にはステップS25に進み、それ以外の場合にはス
テップS22に進む。 [S22]CPU30aは、ステップS20において取
得した電子メールに、宣言情報である「X−Confi
rmation」が付加されているか否かを判定し、付
加されている場合にはステップS24に進み、それ以外
の場合にはステップS23に進む。 [S23]CPU30aは、ステップS20において取
得した電子メールのヘッダに対して返送要求情報「X−
Request」およびその他の情報(図6参照)を付
加する。 [S24]CPU30aは、ステップS20において取
得した電子メールのヘッダに対して中継情報「Rece
ived」およびその他の情報(図5参照)を付加す
る。 [S25]CPU30aは、電子メールの受信人のメー
ルアドレスを参照し、自己が中継の終端であるか否かを
判定し、終端である場合にはステップS26に進み、そ
れ以外の場合にはステップS27に進む。 [S26]CPU30aは、電子メールをHDD30d
に確保されているメールボックスに格納してもとの処理
に復帰する(リターン)。 [S27]CPU30aは、電子メールをI/F30f
を介して、次の電子メールサーバに対して転送してもと
の処理に復帰する(リターン)。
【0077】次に、図11を参照して、図9に示す「メ
ール受信要求処理」の詳細について説明する。このフロ
ーチャートが開始されると、以下の処理が実行される。 [S40]CPU30aは、電子メールの受信要求を行
ったクライアントを受信人とする電子メールを、HDD
30dのメールボックスから取得する。 [S41]CPU30aは、ステップS40において取
得した電子メールに対して返送要求情報「X−Requ
est」が付加されているか否かを判定し、付加されて
いる場合にはステップS42に進み、それ以外の場合に
はステップS46に進む。 [S42]CPU30aは、取得した電子メールの送信
人のメールアドレスを抽出する。 [S43]CPU30aは、その送信人を受信人とする
受信確認メールを作成する。 [S44]CPU30aは、ステップS43において作
成された受信確認メールに対して宣言情報である「X−
Confirmation」を付加する。 [S45]CPU30aは、作成された受信確認メール
(図7参照)を、受信人(もとの電子メールの送信人)
に対して送信する。 [S46]CPU30aは、ステップS40においてメ
ールボックスから取得した電子メールを、要求を行った
クライアントに対して送信し、もとの処理に復帰する
(リターン)。
【0078】なお、複数のメールがメールボックスに存
在する場合には、以上の処理を繰り返して実行する。最
後に、図12を参照して、図2に示すPC20,70に
おいて実行される処理の一例について説明する。この処
理は、電子メールサーバから電子メールを受信した場合
に実行される。このフローチャートが開始されると以下
の処理が実行される。なお、以下では、PC20を例に
挙げて説明を行う。 [S60]CPU20aは、受信した電子メールに宣言
情報「X−Confirmation」が付加されてい
るか否かを判定し、付加されている場合にはステップS
61に進み、それ以外の場合にはステップS64に進
む。 [S61]CPU20aは、電子メールからメッセージ
IDを取得する。 [S62]CPU20aは、図8に示す送信メールの一
覧表において、同一のメッセージIDを有する電子メー
ルに対応する表示項目を検索する。 [S63]CPU20aは、その表示項目の表示内容を
「未受信」から「受信済」に変更する。 [S64]CPU20aは、対応する表示欄に受信日時
を表示する。 [S65]CPU20aは、受信した電子メールを、必
要に応じて一覧表示する。即ち、受信した電子メールを
表示する指示がなされている場合には、受信した電子メ
ールが一覧表示(図示せず)されることになる。
【0079】以上の実施の形態によれば、ユーザの負担
を増大することなく、送信した電子メールが確実に受信
されたか否かを簡単に確認することが可能となる。ま
た、クライアント側に簡単なプログラムを実装すること
により、既に送信した電子メールが受信済/未受信の何
れかであるかを容易に管理することが可能となる。
【0080】なお、以上の実施の形態においては、中継
情報や返送要求情報は、電子メールのヘッダに付加する
ようにしたが、メールの本体に付加するようにしてもよ
い。また、以上の実施の形態においては、複数の電子メ
ールサーバを介して電子メールが中継される場合を例に
挙げて説明したが、例えば、同一の電子メールサーバを
介して電子メールが授受される場合においても、同様の
処理を行うことが可能であることはいうまでもない。
【0081】最後に、上記の処理機能は、コンピュータ
によって実現することができる。その場合、電子メール
サーバが有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読
み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述さ
れており、このプログラムをコンピュータで実行するこ
とにより、上記処理がコンピュータで実現される。コン
ピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録
装置や半導体メモリ等がある。
【0082】市場に流通させる場合には、CD−ROM
(Compact Disk Read Only Memory)やフロッピーディス
ク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させ
たり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの
記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコ
ンピュータに転送することもできる。コンピュータで実
行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等
にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードし
て実行するようにすればよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、送信側
のクライアントから送信された電子メールを、少なくと
も1の電子メールサーバを介して、受信側のクライアン
トまで配送する電子メールシステムにおいて、送信側の
クライアントから送信された電子メールを中継する電子
メールサーバは、その電子メールに既に中継されたこと
を示す中継情報が付加されていない場合には、電子メー
ルが受信側のクライアントに受信された場合に受信確認
メールを返送することを要求する返送要求情報を電子メ
ールに対して付加する返送要求情報付加手段と、電子メ
ールに中継したことを示す中継情報を付加する中継情報
付加手段とを有し、中継の終端となる電子メールサーバ
は、受信側のクライアントが返送要求情報が付加された
電子メールを受信した場合には受信確認メールを生成す
る受信確認メール生成手段と、受信確認メール生成手段
によって生成された受信確認メールを電子メールの送信
人に対して送信する送信手段とを有するようにしたの
で、ユーザの負担を増大することなく、送信した電子メ
ールが確実に受信されたか否かを知ることが可能とな
る。
【0084】また、電子メールサーバにおいて、伝送さ
れてきた電子メールを受信する受信手段と、受信手段に
よって受信された電子メールに、既に中継されたことを
示す中継情報が付加されていない場合には、電子メール
が受信側のクライアントに受信された場合に受信確認メ
ールを返送することを要求する返送要求情報を付加する
返送要求情報付加手段と、電子メールに中継したことを
示す中継情報を付加する中継情報付加手段とを有するよ
うにしたので、他のコミュニケーション手段によって、
送信した電子メールが受信されたか否かを確認する必要
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す電子メールサーバおよびPCの構成
例を示すブロック図である。
【図4】図2に示す実施の形態において送信される電子
メールの一例である。
【図5】図4に示す電子メールに対して中継情報が付加
された場合の一例である。
【図6】図5に示す電子メールに対して返送要求情報が
付加された場合の一例である。
【図7】図6に示す電子メールに対する受信確認メール
の一例である。
【図8】図7に示す受信確認メールを受信した場合にP
CのCRTモニタに表示される表示例である。
【図9】図2に示す電子メールサーバにおいて実行され
る処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】図9に示す「メール着信処理」の詳細を説明
するフローチャートである。
【図11】図9に示す「メール受信要求処理」の詳細を
説明するフローチャートである。
【図12】図2に示すPCにおいて実行される処理の一
例を説明するフローチャートである。
【図13】従来の電子メールシステムの動作の概要を説
明するための図である。
【符号の説明】
11,15 PC 13,14 電子メールサーバ 13a,14a 受信手段 13b,14b 中継情報付加手段 13c,14c 返送要求付加手段 13d,14d 受信確認メール生成手段 13e,14e 宣言情報付加手段 13f,14f 記憶手段 13g,14g 送信手段 20,70 PC 30,40,50 電子メールサーバ 30a CPU 30b ROM 30c GD 30d HDD 30e RAM 30f I/F 31 CRTモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB03 HB07 JA31 JB22 KA13 LA03 LA07 LB14 5K030 GA16 HA06 HC01 JL07 JT02 JT06 KA06 LD13 LD14 9A001 JJ14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側のクライアントから送信された電
    子メールを、少なくとも1の電子メールサーバを介し
    て、受信側のクライアントまで配送する電子メールシス
    テムにおいて、 前記送信側のクライアントから送信された電子メールを
    中継する電子メールサーバは、その電子メールに既に中
    継されたことを示す中継情報が付加されていない場合に
    は、前記電子メールが前記受信側のクライアントに受信
    された場合に受信確認メールを返送することを要求する
    返送要求情報を前記電子メールに対して付加する返送要
    求情報付加手段と、前記電子メールに中継したことを示
    す中継情報を付加する中継情報付加手段とを有し、 中継の終端となる電子メールサーバは、前記受信側のク
    ライアントが前記返送要求情報が付加された電子メール
    を受信した場合には前記受信確認メールを生成する受信
    確認メール生成手段と、前記受信確認メール生成手段に
    よって生成された受信確認メールを前記電子メールの送
    信人に対して送信する送信手段とを有することを特徴と
    する電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記中継の終端となる電子メールサーバ
    は、前記受信確認メールに対して、受信確認メールであ
    ることを宣言する宣言情報を付加する宣言情報付加手段
    を更に有し、 前記宣言情報が付加された受信確認メールに対して新た
    に中継の終端となる電子メールサーバは、前記宣言情報
    が付加されている電子メールに対する前記受信確認メー
    ル生成手段の動作を停止させる受信確認メール生成停止
    手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の電子
    メールシステム。
  3. 【請求項3】 前記送信側のクライアントは、前記受信
    確認メールを受信した場合には、該当する電子メールが
    受信済みであることを示す所定の表示を行う表示手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の電子メールシス
    テム。
  4. 【請求項4】 伝送されてきた電子メールを受信する受
    信手段と、 前記受信手段によって受信された電子メールに、既に中
    継されたことを示す中継情報が付加されていない場合に
    は、前記電子メールが前記受信側のクライアントに受信
    された場合に受信確認メールを返送することを要求する
    返送要求情報を付加する返送要求情報付加手段と、 電子メールに中継したことを示す中継情報を付加する中
    継情報付加手段と、 を有することを特徴とする電子メールサーバ。
  5. 【請求項5】 前記電子メールに対して自己が中継の終
    端となる場合には、前記受信側のクライアントが受信す
    るまで前記電子メールを記憶する記憶手段と、 前記受信手段によって受信した電子メールに前記返送要
    求情報が付加されている場合であって、前記電子メール
    が受信側のクライアントによって受信された場合には、
    前記送信側のクライアントを受信側とする受信確認メー
    ルを生成する受信確認メール生成手段と、 前記電子メールまたは前記受信確認メールを送信する送
    信手段と、 を更に有することを特徴とする請求項4記載の電子メー
    ルサーバ。
  6. 【請求項6】 前記受信確認メールに対して、受信確認
    メールであることを宣言する宣言情報を付加する宣言情
    報付加手段と、 前記受信手段によって受信された電子メールに前記宣言
    情報が付加されている場合であって、前記電子メールが
    送信側のクライアントによって受信された場合には、前
    記受信確認メール生成手段の動作を停止させる受信確認
    メール生成停止手段と、 を更に有することを特徴とする請求項5記載の電子メー
    ルサーバ。
  7. 【請求項7】 電子メールサーバとして機能させるプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、 コンピュータを、 伝送されてきた電子メールを受信する受信手段、 前記受信手段によって受信された電子メールに、既に中
    継されたことを示す中継情報が付加されていない場合に
    は、前記電子メールが前記受信側のクライアントに受信
    された場合に受信確認メールを返送することを要求する
    返送要求情報を付加する返送要求情報付加手段、 電子メールに中継したことを示す中継情報を付加する中
    継情報付加手段、 として機能させることを特徴とするプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135962A (ja) * 2000-07-27 2009-06-18 Rpost Internatl Ltd 電子メッセージの配達及び完全性を検証するシステム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009135962A (ja) * 2000-07-27 2009-06-18 Rpost Internatl Ltd 電子メッセージの配達及び完全性を検証するシステム及び方法
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