JP2000181566A - マルチクロック並列処理装置 - Google Patents

マルチクロック並列処理装置

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JP2000181566A
JP2000181566A JP10355025A JP35502598A JP2000181566A JP 2000181566 A JP2000181566 A JP 2000181566A JP 10355025 A JP10355025 A JP 10355025A JP 35502598 A JP35502598 A JP 35502598A JP 2000181566 A JP2000181566 A JP 2000181566A
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clock
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integrated circuits
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JP10355025A
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Hiroyoshi Asami
廣愛 浅見
Hiroyuki Sato
裕幸 佐藤
Masahiro Iida
全広 飯田
Hakuro Mori
伯郎 森
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成に対応する最適なクロック周波数を
各再構成可能集積回路に供給することができない。 【解決手段】 回路構成情報に対応した最適な動作用ク
ロック周波数を記憶した記憶手段36と、利用者等の外
部からの指定に応じて記憶手段36から回路構成情報を
抽出して指定された再構成可能集積回路32〜35を書
き換えると共に、その再構成可能集積回路に対応する最
適な動作用クロック周波数を制御信号として出力する命
令制御手段37と、その制御信号に応じて、書き換え後
の再構成可能集積回路を最適な周波数の動作用クロック
に変更する動作用クロック発生手段39とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の再構成可
能集積回路を並列処理するマルチクロック並列処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SRAM等を記憶素子とするFPGA(
Field Programmable Gate A
rray)等の再構成可能集積回路は、1チップ上にア
ンド回路、ナンド回路、およびフリップフロップ回路等
のハードウェア的な論理回路と、それら論理回路の接続
を示すソフトウェア的な回路構成情報を記憶するメモリ
とを備え、内部の構成回路を動的に何度でも書き換える
ことができるものである。また、再構成可能集積回路
は、書き込まれる回路構成情報によって最適な動作クロ
ックが決まり、最適な動作用クロックより速いクロック
で動作させると正しく機能しない。一般に、このような
再構成可能集積回路を複数搭載した並列処理装置におい
て、クロックの供給は1系統であるため、各再構成可能
集積回路に書き込まれる回路構成情報が異なる場合は、
各々の再構成可能集積回路に最適なクロック周波数を使
うことができず、高速に実行することができない。ま
た、ある再構成可能集積回路が回路構成情報の書き換え
やデータの交換を行なっている場合は、他の再構成可能
集積回路は最適なクロック周波数を使うことができな
い。以下に示すように、再構成可能集積回路ではない
が、複数の集積回路を周波数の異なる複数の動作用クロ
ックで並列処理する装置が発明されている。
【0003】図7は例えば特開平2−308356号公
報に示された従来のマルチクロック並列処理装置を示す
構成図であり、図において、1〜4はデータ処理ユニッ
ト、5は互いに異なる周期を有する演算処理用クロック
およびメモリアクセス用クロックを発生するクロック発
生手段、6はクロック周期切替指示手段8の指示に応じ
てクロック発生手段5から発生される演算処理用クロッ
クおよびメモリアクセス用クロックをクロック分配手段
7を介して各データ処理ユニット1〜4に供給するクロ
ック周期切替手段、9はユニット間通信制御手段、10
はデータ処理ユニット1〜4間においてメモリアクセス
が行われるか否かに応じてクロック周期切替指示手段8
に制御信号を出力するユニット間通信監視手段である。
【0004】次に動作について説明する。ユニット間通
信監視手段10は、データ処理ユニット1〜4間におい
てメモリアクセスが行われるか否かを監視しており、メ
モリアクセスが行われない場合は、各データ処理ユニッ
ト1〜4に演算処理用クロックを供給する制御信号をク
ロック周期切替指示手段8に出力する。クロック周期切
替手段6およびクロック分配手段7は、クロック周期切
替指示手段8の指示に応じて、クロック発生手段5から
発生される演算処理用クロックを各データ処理ユニット
1〜4に供給する。また、ユニット間通信監視手段10
において、データ処理ユニット1,3間においてメモリ
アクセスが行われると監視された場合は、データ処理ユ
ニット1,3にメモリアクセス用クロックを供給する制
御信号をクロック周期切替指示手段8に出力し、データ
処理ユニット2,4に演算処理用クロックを供給する制
御信号をクロック周期切替指示手段8に出力する。クロ
ック周期切替手段6およびクロック分配手段7は、クロ
ック周期切替指示手段8の指示に応じて、クロック発生
手段5から発生されるメモリアクセス用クロックをデー
タ処理ユニット1,3に供給し、演算処理用クロックを
データ処理ユニット2,4に供給する。このように、図
7に示す従来のマルチクロック並列処理装置は、複数の
データ処理ユニット1〜4に対して、異なる2つの周期
を有するクロックを設け、演算実行を行なうデータ処理
ユニットには演算処理用クロックを、メモリアクセスを
行なうデータ処理ユニットにはメモリアクセス用クロッ
クを供給するものである。
【0005】図8は例えば特開平9−22318号公報
に示された従来のマルチクロック並列処理装置を示す構
成図であり、図において、11はプロセッサ、12は複
数のレジスタファイル、13は複数の演算器、14は複
数のキャッシュメモリ、15はクロック制御命令を認識
した時に、クロック変更対象のハードウェア資源、即
ち、複数のレジスタファイル12、複数の演算器13、
複数のキャッシュメモリ14と変更後のクロック周波数
とを制御信号として出力する命令デコーダ、16はその
命令デコーダ15からの制御信号に応じて各ハードウェ
ア資源に供給するクロック周波数を変更するクロック制
御回路である。
【0006】次に動作について説明する。複数のハード
ウェア資源のうち、実行に不要なハードウェア資源のク
ロックを低下もしくは停止させるようなクロック制御命
令を命令デコーダ15に供給する。命令デコーダ15
は、そのクロック制御命令に応じて、実行に不要なハー
ドウェア資源とその変更後のクロック周波数とを制御信
号として出力し、クロック制御回路16では、その制御
信号に応じて該当するハードウェア資源に供給するクロ
ック周波数を変更する。このように、図8に示すマルチ
クロック並列処理装置は、命令によって実行に不要なハ
ードウェア資源のクロックを低下もしくは停止させ、実
行に必要なハードウェア資源の中で同一のクロックを供
給するものである。
【0007】図9は例えば特開昭56−132625号
公報に示された従来のマルチクロック並列処理装置を示
す構成図であり、図において、21はバスインタフェー
ス、22,25はDMAコントローラ、23はプロセッ
サユニット、24はメモリ、26はトランスミッタ、2
7はプロセッサユニット23およびメモリ24と、DM
Aコントローラ22,25と、トランスミッタ26とに
それぞれ異なるクロック周波数を供給するクロック発生
回路、28はシステムバス、29は内部バスである。
【0008】次に動作について説明する。動作速度の異
なる複数の集積回路、即ち、プロセッサユニット23お
よびメモリ24と、DMAコントローラ22,25と、
トランスミッタ26とに対して、クロック発生回路27
によりそれぞれ異なるクロック周波数を供給する。この
ように、図9に示すマルチクロック並列処理装置は動作
速度の異なる複数の集積回路に対して、集積回路毎に最
適なクロック周波数を固定して供給するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチクロック
並列処理装置は以上のように構成されているので、図7
〜図9に示した技術内容は、再構成可能集積回路に関連
するものではないが、図7に示した複数のデータ処理ユ
ニット1〜4、図8に示した複数のハードウェア資源、
図9に示した複数の集積回路を再構成可能集積回路に置
き換えた場合を考えると以下のような課題があった。図
7に示したような、メモリアクセスを監視することによ
り動的に供給するクロックの周波数を変更する技術で
は、再構成可能集積回路の内部の情報である回路構成情
報の内容を監視することができないため、回路構成情報
に対応する最適なクロック周波数を各再構成可能集積回
路に供給することができないという課題があった。ま
た、図8に示したような、命令により供給するクロック
周波数を変更する技術では、各再構成可能集積回路で扱
われるデータ幅により最適なクロック周波数が異なる回
路構成情報が書き込まれている場合でも、転送されるデ
ータ幅に対応した最適なクロック周波数を自動的に各再
構成可能集積回路に供給することができないという課題
があった。さらに、図9に示したような、各集積回路に
対して固定した異なるクロック周波数を供給する技術で
は、各集積回路に対して同期したクロック周波数を持た
ないため、隣接する集積回路が異なるクロック周波数で
動作している場合、非同期にしか直接通信することがで
きず、効率が悪くなるという課題があった。さらに、図
7〜図9に示した技術では、再構成可能集積回路とした
場合でも、1つの構成要素によりクロックを供給してい
るため、回路構成の設計を行なう場合には、固定された
クロックに合せて設計を行なわなければならないという
課題があった。さらに、図7〜図9に示した技術では、
複数の構成要素によりクロックを供給するように構成変
更したとしても、回路が再構成不可能なハードウェアで
構成されているため、個々のハードウェアの設計をする
際には動作用クロックを考慮および検証した後に設計を
行なう必要があった。これらの理由から、回路の設計の
際には回路と動作用クロックの両方を考えながら設計を
進める必要があり、回路設計の制約となるなどの課題が
あった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、書き込み、あるいは書き換えられ
る回路構成情報に応じて各再構成可能集積回路を最適な
クロック周波数で動作させることにより、処理時間およ
び消費電力を低減するマルチクロック並列処理装置を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチク
ロック並列処理装置は、回路構成情報に対応した最適な
動作用クロック周波数を記憶した記憶手段と、それら回
路構成情報を選択して複数の再構成可能集積回路に書き
込むと共に、複数の再構成可能集積回路に対応する最適
な動作用クロック周波数を制御信号として出力し、外部
からの指定に応じて回路構成情報を抽出して指定された
再構成可能集積回路を書き換えると共に、その再構成可
能集積回路に対応する最適な動作用クロック周波数を制
御信号として出力する命令制御手段と、その制御信号に
応じて、複数の再構成可能集積回路に最適な周波数の動
作用クロックを供給すると共に、書き換え後の再構成可
能集積回路を最適な周波数の動作用クロックに変更する
動作用クロック発生手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係るマルチクロック並列処理装
置は、複数のデータ、およびデータ幅に対応した最適な
動作用クロック周波数を記憶した記憶手段と、外部から
の指定に応じてデータを抽出して指定された再構成可能
集積回路に書き込むと共に、そのデータのデータ幅に対
応する最適な動作用クロック周波数を制御信号として出
力する命令制御手段と、その制御信号に応じて、書き込
み後の再構成可能集積回路を最適な周波数の動作用クロ
ックに変更する動作用クロック発生手段とを備えたもの
である。
【0013】この発明に係るマルチクロック並列処理装
置は、回路構成情報を書き込む、または書き換える再構
成可能集積回路の識別子を制御信号として出力する命令
制御手段と、その制御信号に応じて、該当する再構成可
能集積回路に書き込み用クロックを供給する書き込み用
クロック発生手段とを備えたものである。
【0014】この発明に係るマルチクロック並列処理装
置は、複数の再構成可能集積回路間で直接データの交換
を行なう複数の再構成可能集積回路の識別子を制御信号
として出力する命令制御手段と、その制御信号に応じ
て、該当する再構成可能集積回路にデータ転送用クロッ
クを供給するデータ転送用クロック発生手段とを備えた
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
ルチクロック並列処理装置を示す構成図であり、図にお
いて、31はマルチクロック並列処理装置、32〜35
は複数(図示の場合は4つ)のSRAM等を記憶素子と
するFPGA( Field Programmable
Gate Array)等の再構成可能集積回路であ
り、これら再構成可能集積回路32〜35は、それぞれ
1チップの集積回路により形成されたものである。これ
ら再構成可能集積回路32〜35は、1チップ上にアン
ド回路、ナンド回路、およびフリップフロップ回路等の
ハードウェア的な論理回路と、それら論理回路の接続を
示すソフトウェア的な回路構成情報を記憶するメモリと
を備え、内部の構成回路を動的に何度でも書き換えるこ
とができるものである。
【0016】36は再構成可能集積回路32〜35に書
き込まれる複数の回路構成情報と、それら再構成可能集
積回路32〜35によって演算されるデータと、それら
複数の回路構成情報と最適な動作用クロック周波数とを
対応させたテーブルとが記憶された記憶手段である。3
7はこのマルチクロック並列処理装置31の立ち上げ時
に、記憶手段36に記憶された複数の回路構成情報のう
ちのいずれかの回路構成情報を選択して再構成可能集積
回路32〜35のそれぞれに書き込むと共に、演算され
るデータを再構成可能集積回路32〜35に書き込み、
それら再構成可能集積回路32〜35のそれぞれに対応
する最適な動作用クロック周波数を記憶手段36に記憶
されたテーブルから抽出して制御信号として出力する命
令制御手段である。また、この命令制御手段37は、利
用者等の外部から再構成可能集積回路32〜35のうち
のいずれかの再構成可能集積回路の回路構成を変更した
い時に、その外部からの指定に応じて記憶手段36に記
憶された複数の回路構成情報のうちのいずれかの回路構
成情報を抽出して指定された再構成可能集積回路を書き
換えると共に、演算されるデータをその指定された再構
成可能集積回路に書き込み、その再構成可能集積回路に
対応する最適な動作用クロック周波数をその記憶手段3
6に記憶されたテーブルから抽出して制御信号として出
力するものである。38は命令制御手段37からの制御
信号に応じて、その制御信号の切り換え先を制御するク
ロック制御手段、39はクロック制御手段38からの制
御信号に応じて、再構成可能集積回路32〜35のそれ
ぞれに最適な周波数の動作用クロックを供給すると共
に、書き換え後の再構成可能集積回路を最適な周波数の
動作用クロックに変更する動作用クロック発生手段であ
る。
【0017】図2は動作用クロック発生手段の詳細構成
を示す構成図であり、図において、201は単一のクロ
ック周波数を発生する基本クロック発生手段、202〜
205は基本クロック発生手段201から発生されたク
ロック周波数を分周あるいは逓倍して、複数種類の異な
る周波数の動作用クロックを生成するクロック変更手段
であり、これらクロック変更手段202〜205から生
成される動作用クロックの周波数は、命令制御手段37
からクロック制御手段38を介して入力された制御信号
に応じて設定されるものである。
【0018】次に動作について説明する。まず、このマ
ルチクロック並列処理装置31の立ち上げ時に、命令制
御手段37は、記憶手段36に記憶された複数の回路構
成情報のうちから初期設定された回路構成情報をデータ
線104を介してそれぞれ抽出して、データ線100を
介して再構成可能集積回路32〜35のそれぞれに書き
込む。また、命令制御手段37は、演算されるデータを
記憶手段36からデータ線104を介してそれぞれ抽出
して、データ線100を介して再構成可能集積回路32
〜35に書き込む。初期設定によって選択された回路構
成情報が書き込まれた再構成可能集積回路32〜35
は、それら各再構成可能集積回路32〜35の内部の論
理回路をそれら回路構成情報に応じて接続し、それら回
路構成情報に応じた機能を有する回路構成になり、同時
に書き込まれたデータを保持することによって、そのデ
ータの演算の準備がなされる。さらに、命令制御手段3
7は、再構成可能集積回路32〜35のそれぞれに書き
込んだ各回路構成情報に応じた最適な動作用クロック周
波数を記憶手段36に記憶されたテーブルからデータ線
104を介して抽出して、各再構成可能集積回路32〜
35を示す識別子とその最適な動作用クロック周波数を
示す識別子とを対応させた制御信号を信号線106に出
力する。
【0019】クロック制御手段38は、命令制御手段3
7からの制御信号に応じて、その制御信号の切り換え先
を制御する。この場合は、切り換え先を動作用クロック
発生手段39への信号線107側にする。動作用クロッ
ク発生手段39は、図2に示したように構成されてお
り、基本クロック発生手段201から発生された単一の
クロック周波数をクロック線206〜209を介して各
クロック変更手段202〜205が入力し、それら各ク
ロック変更手段202〜205は、クロック制御手段3
8から信号線107を介して入力された制御信号に応じ
て単一のクロック周波数を分周あるいは逓倍して、再構
成可能集積回路32〜35のそれぞれにクロック線11
0〜113を介して最適な周波数の動作用クロックを供
給する。このように、このマルチクロック並列処理装置
31の立ち上げ時においては、各再構成可能集積回路3
2〜35に初期設定された回路構成情報とデータとが書
き込まれると共に、それら回路構成情報に応じた最適な
周波数の動作用クロックが供給され、各再構成可能集積
回路32〜35の回路構成は、最適な周波数の動作用ク
ロックに同期してデータを演算することができるので、
処理時間および消費電力を低減することができる。
【0020】次に、利用者等の外部から再構成可能集積
回路32〜35のうちのいずれかの再構成可能集積回路
の回路構成を変更したい時に、命令制御手段37は、記
憶手段36に記憶された回路構成情報のうちのその外部
からの指定に応じた回路構成情報をデータ線104を介
して抽出して、データ線100を介して指定された再構
成可能集積回路を書き換える。また、命令制御手段37
は、演算されるデータを記憶手段36からデータ線10
4を介して抽出して、データ線100を介して指定され
た再構成可能集積回路を書き換える。このようにして、
指定された再構成可能集積回路の回路構成、およびデー
タが書き換えられる。さらに、命令制御手段37は、指
定された再構成可能集積回路を書き換えた回路構成情報
に応じた最適な動作用クロック周波数を記憶手段36に
記憶されたテーブルからデータ線104を介して抽出し
て、指定された再構成可能集積回路を示す識別子とその
最適な動作用クロック周波数を示す識別子とを対応させ
た制御信号を信号線106に出力する。
【0021】クロック制御手段38は、命令制御手段3
7からの制御信号に応じて、切り換え先を動作用クロッ
ク発生手段39への信号線107側にする。動作用クロ
ック発生手段39の各クロック変更手段202〜205
のうちのいずれかのクロック変更手段は、クロック制御
手段38から信号線107を介して入力された制御信号
に応じて単一のクロック周波数を分周あるいは逓倍し
て、指定された再構成可能集積回路にクロック線110
〜113を介して最適な周波数の動作用クロックを供給
する。このように、利用者等の外部から再構成可能集積
回路32〜35のうちのいずれかの再構成可能集積回路
の回路構成を変更したい時においても、回路構成の変更
指定された再構成可能集積回路が指定された回路構成情
報とデータとに書き換えられると共に、その変更指定さ
れた回路構成情報に応じた最適な周波数の動作用クロッ
クが供給され、再構成可能集積回路の変更後の回路構成
は、最適な周波数の動作用クロックに同期してデータを
演算することができるので、処理時間および消費電力を
低減することができる。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、このマルチクロック並列処理装置31の立ち上げ
時、および利用者等の外部から再構成可能集積回路32
〜35のうちのいずれかの再構成可能集積回路の回路構
成を変更したい時において、各再構成可能集積回路32
〜35に書き込み、あるいは書き換えられた回路構成情
報に応じた最適な周波数の動作用クロックが供給され、
各再構成可能集積回路32〜35の回路構成は、最適な
周波数の動作用クロックに同期してデータを演算するこ
とができるので、処理時間および消費電力を低減するこ
とができる。また、複数の再構成可能集積回路32〜3
5に対して動作用クロックの周波数を動的に調整して供
給することができるので、再構成可能集積回路に書き込
む回路構成情報およびデータの設計を行なう際に、動作
用クロックの周波数に制約されることなく設計を行なう
ことができ、設計を容易にすることができる。尚、この
実施の形態1では、マルチクロック並列処理装置31の
立ち上げ時に、全ての再構成可能集積回路32〜35に
回路構成情報およびデータを書き込んだが、初期設定に
応じて任意の再構成可能集積回路に回路構成情報および
データを書き込むようにしても良い。また、データは回
路構成に応じて必要がない場合は、書き込む必要はな
い。さらに、この実施の形態1では、再構成可能集積回
路の回路構成の変更時に、1つの再構成可能集積回路に
対して行う処理について説明したが、再構成可能集積回
路の回路構成の変更は、同時に2つ以上の再構成可能集
積回路に対して行っても良い。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるデータ幅と最適な動作用クロック周波数とを
対応させたテーブルを示す概念図であり、記憶手段36
には、このテーブルが記憶されている。また、図1に示
したマルチクロック並列処理装置を示す構成図におい
て、命令制御手段37は、利用者等の外部からの指定に
応じて再構成可能集積回路32〜35のうちのいずれか
の回路構成を変更する時において、その指定された再構
成可能集積回路に書き換えられるデータのデータ幅を監
視し、その書き換えられるデータ幅に対応する最適な動
作用クロック周波数を記憶手段36に記憶されたテーブ
ルから抽出して制御信号として出力する機能を有するも
のである。その他の構成は、実施の形態1と同一であ
る。
【0024】次に動作について説明する。この実施の形
態2は、書き換えたい再構成可能集積回路に転送される
データのデータ幅に応じて最適なクロック周波数を供給
するものである。図4は32ビット加算器を示す構成図
であり、図において、400〜431は全加算器、A
[0]〜A[31]、B[0]〜B[31]は各々1ビ
ットの入力、S[0]〜S[31]は1ビットの出力、
CIは桁上げ入力、COは桁上げ出力である。各々の全
加算器400〜431は2つの入力信号と桁上げ入力信
号との加算を行い、桁上げが発生するとそれを上位ビッ
トに伝えるものである。図4に示したような32ビット
加算器を初期設定において再構成可能集積回路に回路構
成し、その後、その書き込まれた32ビット加算器を1
6ビット加算器に書き換えたい時に、実施の形態1に示
したように、16ビット加算器の回路構成情報を記憶手
段36から抽出して、その回路構成情報により再構成可
能集積回路を書き換える手法を用いても良いが、再構成
可能集積回路に書き込まれた32ビット加算器の回路構
成をそのまま用い、データのデータ幅を、32ビットの
データ幅から16ビットのデータ幅を有するデータに書
き換えることによって、32ビット加算器を16ビット
加算器として機能させる手法もある。しかしながら、3
2ビット加算器を16ビット加算器として機能させる手
法では、32ビット加算器に32ビットの入力を行なっ
た時と、16ビットの入力を行なった時とでは、データ
幅や入力から出力までの遅延値等の違いから、最適な動
作用クロックが異なってしまい、16ビット加算器に1
6ビットの入力を行なった時に比べて処理時間および消
費電力が増大してしまう。
【0025】従って、記憶手段36に予め図3に示した
ようなデータ幅と最適な動作用クロック周波数とを対応
させたテーブルを記憶させておき、命令制御手段37に
よって、データのデータ幅を監視し、当初32ビットの
データ幅であったものが16ビットに変更された場合
に、その16ビットのデータ幅に対応する最適な動作用
クロック周波数を記憶手段36に記憶されたテーブルか
ら抽出して、指定された再構成可能集積回路を示す識別
子とその最適な動作用クロック周波数を示す識別子とを
対応させた制御信号を信号線106に出力する。以後の
クロック制御手段38および動作用クロック発生手段3
9の動作は、実施の形態1と同一である。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、回路構成の変更の際に、既に書き込まれた回路構成
をそのまま利用しデータのみ変更する場合に、その変更
後のデータのデータ幅から最適な動作用クロック周波数
を再構成可能集積回路に供給することができ、その再構
成可能集積回路の回路構成は、最適な周波数の動作用ク
ロックに同期してデータを演算することができるので、
処理時間および消費電力を低減することができる。尚、
データが変更されてもデータ幅に変更がない場合は、最
適な動作用クロック周波数を変更する必要はない。
【0027】実施の形態3.図1に示したマルチクロッ
ク並列処理装置を示す構成図において、命令制御手段3
7は、回路構成情報の再構成可能集積回路32〜35へ
の書き込み時、あるいは書き換え時に、それら再構成可
能集積回路32〜35の識別子を制御信号として出力す
る機能を有するものである。また、41はその制御信号
に応じて、該当する再構成可能集積回路に書き込み用ク
ロックを供給する書き込み用クロック発生手段である。
図5はこの発明の実施の形態3による書き込み用クロッ
ク発生手段の詳細構成を示す構成図であり、図におい
て、501は単一のクロック周波数を発生する基本クロ
ック発生手段、502は基本クロック発生手段501か
ら発生されたクロック周波数を、命令制御手段37から
クロック制御手段38を介して入力された制御信号に応
じて切り換え、該当する再構成可能集積回路に書き込み
用クロックを供給する切り換え器である。
【0028】次に動作について説明する。回路構成情報
の再構成可能集積回路32〜35への書き込み時、ある
いは書き換え時に、命令制御手段37は、該当する再構
成可能集積回路32〜35の識別子を制御信号として信
号線106に出力する。クロック制御手段38は、命令
制御手段37からの制御信号に応じて、切り換え先を書
き込み用クロック発生手段41への信号線108側にす
る。書き込み用クロック発生手段41は、基本クロック
発生手段501から発生されたクロック周波数を、クロ
ック制御手段38から信号線108を介して入力された
制御信号に応じて切り換え、該当する再構成可能集積回
路にクロック線114〜117を介して書き込み用クロ
ックを供給する。その後、命令制御手段37から回路構
成情報を該当する再構成可能集積回路に転送され、これ
により、他の再構成可能集積回路が動作中であっても、
該当する再構成可能集積回路に回路構成情報の書き込み
が可能となる。
【0029】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、各再構成可能集積回路32〜35に個別に書き込み
用クロックを供給することができ、他の再構成可能集積
回路が動作中であっても、その動作を妨げることなく該
当する再構成可能集積回路に回路構成情報の書き込みが
できる。
【0030】実施の形態4.図1に示したマルチクロッ
ク並列処理装置を示す構成図において、記憶手段36に
は、複数の再構成可能集積回路間で直接データの交換を
行なう場合に、それら再構成可能集積回路間で用いられ
る最適な周波数のデータ転送用クロックが記憶されてい
る。また、命令制御手段37には、複数の再構成可能集
積回路間で直接データの交換を行なう場合に、それら複
数の再構成可能集積回路の識別子と共に、記憶手段36
に記憶された該当する最適な周波数のデータ転送用クロ
ックを示す識別子とを制御信号として出力する機能を有
するものである。101〜103はデータ線であり、こ
れらデータ線101〜103によって複数の再構成可能
集積回路間で直接データの交換を行なうものである。4
2はその制御信号に応じて、該当する再構成可能集積回
路に最適な周波数のデータ転送用クロックを供給するデ
ータ転送用クロック発生手段である。図6はこの発明の
実施の形態4によるデータ転送用クロック発生手段の詳
細構成を示す構成図であり、図において、601は単一
のクロック周波数を発生する基本クロック発生手段、6
02は基本クロック発生手段601から発生されたクロ
ック周波数を、命令制御手段37からクロック制御手段
38を介して入力された制御信号に応じて分周あるいは
逓倍して、最適な周波数のデータ転送用クロックを生成
するクロック変更手段、603はクロック変更手段60
2によって生成された最適な周波数のデータ転送用クロ
ックを、命令制御手段37からクロック制御手段38を
介して入力された制御信号に応じて切り換え、該当する
再構成可能集積回路に供給する切り換え器である。
【0031】次に動作について説明する。再構成可能集
積回路32〜35において隣接する再構成可能集積回路
間でデータ線101〜103のいずれかを介してデータ
転送を行なう場合に、命令制御手段37は、それら複数
の再構成可能集積回路の識別子と共に、記憶手段36に
記憶された該当する最適な周波数のデータ転送用クロッ
クを示す識別子とを制御信号として信号線106に出力
する。ここで、記憶手段36に記憶される最適な周波数
のデータ転送用クロックは、各再構成可能集積回路32
〜35に供給される動作用クロックの周波数から容易に
設定することができる。例えば、再構成可能集積回路3
2と再構成可能集積回路33との間でデータ線101間
でデータ転送を行う場合に、それら再構成可能集積回路
32,33に書き込まれた各回路構成情報の最適な動作
用クロックの周波数から小さい方の動作用クロックの周
波数を選択して、その小さい方の動作用クロックの周波
数を最適な周波数のデータ転送用クロックとする等によ
り設定することができる。クロック制御手段38は、命
令制御手段37からの制御信号に応じて、切り換え先を
データ転送用クロック発生手段42への信号線109側
にする。データ転送用クロック発生手段42では、クロ
ック制御手段38から信号線109を介して入力された
制御信号に応じて、クロック変更手段602によって最
適な周波数に調整変更されたデータ転送用クロックを生
成し、また、切り換え器603によって、その制御信号
に応じて切り換え、該当する再構成可能集積回路にクロ
ック線118〜121を介して最適な周波数のデータ転
送用クロックを供給する。
【0032】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、動作用クロック発生手段39から各再構成可能集積
回路32〜35に供給される動作用クロックは、各再構
成可能集積回路32〜35への経路の違いや、各クロッ
ク変更手段202〜205の揺らぎなどから、周波数が
同じであっても同期をとることが困難である。このた
め、動作用クロック発生手段39とは異なる同期のとれ
たデータ転送用クロックを発生するデータ転送用クロッ
ク発生手段42を設け、各再構成可能集積回路32〜3
5に供給することにより、異なる周波数の動作用クロッ
ク周波数で動作する再構成可能集積回路間でも、同期し
たデータ転送を行なうことができる。また、各再構成可
能集積回路32〜35に個別に最適な周波数のデータ転
送用クロックを供給することができ、他の再構成可能集
積回路が動作用クロックによって動作中であっても、そ
の動作を妨げることなく、該当する再構成可能集積回路
間での同期したデータ転送ができる。尚、この実施の形
態4では、データ転送用クロック発生手段42にクロッ
ク変更手段602を1つ設けたものを示したが、クロッ
ク変更手段602を複数設け、例えば、再構成可能集積
回路32,33間と、再構成可能集積回路34,35間
とに、互いに異なる最適な周波数のデータ転送用クロッ
クを供給し、データ転送するようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回路
構成情報に対応した最適な動作用クロック周波数を記憶
した記憶手段と、それら回路構成情報を選択して複数の
再構成可能集積回路に書き込むと共に、複数の再構成可
能集積回路に対応する最適な動作用クロック周波数を制
御信号として出力し、外部からの指定に応じて回路構成
情報を抽出して指定された再構成可能集積回路を書き換
えると共に、その再構成可能集積回路に対応する最適な
動作用クロック周波数を制御信号として出力する命令制
御手段と、その制御信号に応じて、複数の再構成可能集
積回路に最適な周波数の動作用クロックを供給すると共
に、書き換え後の再構成可能集積回路を最適な周波数の
動作用クロックに変更する動作用クロック発生手段とを
備えるように構成したので、マルチクロック並列処理装
置の立ち上げ時、および外部から再構成可能集積回路の
回路構成を変更したい時において、各再構成可能集積回
路に書き込み、あるいは書き換えられた回路構成情報に
応じた最適な周波数の動作用クロックが供給され、各再
構成可能集積回路の回路構成は、最適な周波数の動作用
クロックに同期してデータを演算することができるの
で、処理時間および消費電力を低減することができる。
また、複数の再構成可能集積回路に対して動作用クロッ
クの周波数を動的に調整して供給することができるの
で、再構成可能集積回路に書き込む回路構成情報の設計
を行なう際に、動作用クロックに制約されることなく設
計を行なうことができ、設計を容易にすることができる
効果がある。
【0034】この発明によれば、複数のデータ、および
データ幅に対応した最適な動作用クロック周波数を記憶
した記憶手段と、外部からの指定に応じてデータを抽出
して指定された再構成可能集積回路に書き込むと共に、
そのデータのデータ幅に対応する最適な動作用クロック
周波数を制御信号として出力する命令制御手段と、その
制御信号に応じて、書き込み後の再構成可能集積回路を
最適な周波数の動作用クロックに変更する動作用クロッ
ク発生手段とを備えるように構成したので、回路構成の
変更の際に、既に書き込まれた回路構成をそのまま利用
し、データのみ変更する場合に、その変更後のデータの
データ幅から最適な動作用クロック周波数を再構成可能
集積回路に供給することができ、その再構成可能集積回
路の回路構成は、最適な周波数の動作用クロックに同期
してデータを演算することができるので、処理時間およ
び消費電力を低減することができる効果がある。
【0035】この発明によれば、回路構成情報を書き込
む、または書き換える再構成可能集積回路の識別子を制
御信号として出力する命令制御手段と、その制御信号に
応じて、該当する再構成可能集積回路に書き込み用クロ
ックを供給する書き込み用クロック発生手段とを備える
ように構成したので、各再構成可能集積回路に個別に書
き込み用クロックを供給することができ、他の再構成可
能集積回路が動作中であっても、その動作を妨げること
なく該当する再構成可能集積回路に回路構成情報の書込
みができる効果がある。
【0036】この発明によれば、複数の再構成可能集積
回路間で直接データの交換を行なう複数の再構成可能集
積回路の識別子を制御信号として出力する命令制御手段
と、その制御信号に応じて、該当する再構成可能集積回
路にデータ転送用クロックを供給するデータ転送用クロ
ック発生手段とを備えるように構成したので、動作用ク
ロック発生手段とは異なる同期のとれたデータ転送用ク
ロックを発生するデータ転送用クロック発生手段を設
け、各再構成可能集積回路に供給することにより、異な
る周波数の動作用クロック周波数で動作する再構成可能
集積回路間でも、同期したデータ転送を行なうことがで
きる。また、各再構成可能集積回路に個別にデータ転送
用クロックを供給することができ、他の再構成可能集積
回路が動作用クロックによって動作中であっても、その
動作を妨げることなく、該当する再構成可能集積回路間
での同期したデータ転送ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマルチクロッ
ク並列処理装置を示す構成図である。
【図2】 動作用クロック発生手段の詳細構成を示す構
成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるデータ幅と最
適な動作用クロック周波数とを対応させたテーブルを示
す概念図である。
【図4】 32ビット加算器を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による書き込み用ク
ロック発生手段の詳細構成を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるデータ転送用
クロック発生手段の詳細構成を示す構成図である。
【図7】 従来のマルチクロック並列処理装置を示す構
成図である。
【図8】 従来のマルチクロック並列処理装置を示す構
成図である。
【図9】 従来のマルチクロック並列処理装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
31 マルチクロック並列処理装置、32〜35 再構
成可能集積回路、36記憶手段、37 命令制御手段、
39 動作用クロック発生手段、41 書き込み用クロ
ック発生手段、42 データ転送用クロック発生手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 飯田 全広 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 森 伯郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B045 CC04 CC05 5B079 BA20 BB02 BC03 CC17 DD02 DD13 DD20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路構成情報のそれぞれに対応し
    た最適な動作用クロック周波数を記憶した記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶された複数の回路構成情報のうちの
    いずれかの回路構成情報を選択して複数の再構成可能集
    積回路のそれぞれに書き込むと共に、それら複数の再構
    成可能集積回路のそれぞれに対応する最適な動作用クロ
    ック周波数をその記憶手段から抽出して制御信号として
    出力し、外部からの指定に応じてその記憶手段に記憶さ
    れた複数の回路構成情報のうちのいずれかの回路構成情
    報を抽出して指定された再構成可能集積回路を書き換え
    ると共に、その再構成可能集積回路に対応する最適な動
    作用クロック周波数をその記憶手段から抽出して制御信
    号として出力する命令制御手段と、その制御信号に応じ
    て、上記複数の再構成可能集積回路のそれぞれに最適な
    周波数の動作用クロックを供給すると共に、書き換え後
    の再構成可能集積回路を最適な周波数の動作用クロック
    に変更する動作用クロック発生手段とを備えたマルチク
    ロック並列処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ、およびデータ幅のそれぞ
    れに対応した最適な動作用クロック周波数を記憶した記
    憶手段と、外部からの指定に応じて上記記憶手段に記憶
    された複数のデータのうちのいずれかのデータを抽出し
    て指定された再構成可能集積回路に書き込むと共に、そ
    のデータのデータ幅に対応する最適な動作用クロック周
    波数をその記憶手段から抽出して制御信号として出力す
    る命令制御手段と、その制御信号に応じて、書き込み後
    の再構成可能集積回路を最適な周波数の動作用クロック
    に変更する動作用クロック発生手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のマルチクロック並列処理装置。
  3. 【請求項3】 回路構成情報を書き込む、または書き換
    える再構成可能集積回路の識別子を制御信号として出力
    する命令制御手段と、その制御信号に応じて、上記該当
    する再構成可能集積回路に書き込み用クロックを供給す
    る書き込み用クロック発生手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のマルチクロック並列
    処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の再構成可能集積回路間で直接デー
    タの交換を行なう場合に、それら複数の再構成可能集積
    回路の識別子を制御信号として出力する命令制御手段
    と、その制御信号に応じて、上記該当する再構成可能集
    積回路にデータ転送用クロックを供給するデータ転送用
    クロック発生手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項3のうちのいずれか1項記載のマルチクロッ
    ク並列処理装置。
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