JP2000180961A - 映像投写装置 - Google Patents

映像投写装置

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JP2000180961A
JP2000180961A JP10359865A JP35986598A JP2000180961A JP 2000180961 A JP2000180961 A JP 2000180961A JP 10359865 A JP10359865 A JP 10359865A JP 35986598 A JP35986598 A JP 35986598A JP 2000180961 A JP2000180961 A JP 2000180961A
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満夫 大久保
Taku Nodama
卓 野玉
Akio Kiriyama
昭夫 桐山
Shigeru Takeuchi
茂 竹内
Kosaku Murakami
幸作 村上
Koji Ueno
幸二 上野
Yasu Aida
鎮 合田
Tsuneo Fujinuma
常男 藤沼
Toshitaka Tachibana
俊孝 橘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源部の交換機構を備えた小型の映像投写装
置を提供する。 【解決手段】 光源部5,6と、レール13,14,2
3,24と、光源部5,6をレールに沿って待機位置又
は照射位置9に移動させる駆動機構15,25と、駆動
機構15,25の動作及び光源部5,6の点灯・消灯を
制御する制御回路59とを有し、光源部5,6側におい
てレール13,14とレール23,24とがなす角度が
180°より小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液晶パネ
ル等の表示デバイスに光を照射することによって表示デ
バイスに表示された映像をスクリーン上に投写する映像
投写装置に関するものであり、特に、映像投写装置のラ
ンプ交換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】背面投写型プロジェクターには、複数台
のコアユニットを上下左右に並べて複数枚のスクリーン
部からなる1つの大型スクリーンを構成するマルチビジ
ョン型のものがある。各コアユニットの中には、映像投
写装置が装備されており、映像投写装置のそれぞれが、
表示デバイスにランプからの光を照射することによって
表示デバイスに表示された映像をコアユニットのスクリ
ーン部に投写している。このような映像投写装置の光源
として使用されるランプは、高圧水銀灯等の高輝度ラン
プであり、その寿命は比較的短いので、ランプ交換作業
を頻繁に行う必要がある。このため、ランプの自動交換
機構を備えたプロジェクターが、例えば、特開平5−3
13115号公報において提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたプロジェクターのランプ自動交換機構
は、複数のランプを備えた円盤状の支持部材を回転させ
てランプを切り替えるものであるため、映像投写装置の
外形が大きくなり、結果的に映像投写装置を装備したプ
ロジェクターの奥行きが増大するという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記したような従来技
術の課題を解決するためになされたものであり、その目
的とするところは、光源部の交換機構を備えた小型の映
像投写装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、光源部の照射
位置精度を向上させることができる映像投写装置を提供
することにある。
【0006】また、本発明のさらに他の目的は、光源部
を手動でも移動させることができる映像投写装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の映像投写装置
は、映像形成部に光を照射することによって上記映像形
成部に表示された映像をスクリーン上に投写する装置で
あって、上記映像形成部を照射する光を発する第1の光
源部と、上記映像形成部を照射する光を発する第2の光
源部と、上記第1の光源部を移動可能に支持する第1の
レールと、上記第2の光源部を移動可能に支持する第2
のレールと、上記第1の光源部を上記第1のレールに沿
って第1の待機位置又は上記映像形成部に光を照射する
照射位置に移動させる第1の駆動機構と、上記第2の光
源部を上記第2のレールに沿って第2の待機位置又は上
記照射位置に移動させる第2の駆動機構と、上記第1の
駆動機構及び上記第2の駆動機構の動作、及び、上記第
1の光源部及び上記第2の光源部の点灯及び消灯を制御
する制御手段とを有し、上記第1の光源部及び上記第2
の光源部側において上記第1のレールと上記第2のレー
ルとがなす角度が180°より小さいことを特徴として
いる。
【0008】また、請求項2の映像投写装置は、上記請
求項1の装置において、上記第1のレールと上記第2の
レールとの組み合わせがL字型になるよう、上記第1の
レールと上記第2のレールとを配置したことを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項3の映像投写装置は、上記請
求項1又は2のいずれか一つに記載の装置において、上
記第1の駆動機構が、第1のモータと、上記第1のモー
タの回転軸に固定された第1のウォームギヤと、上記第
1の光源部に固定された第1のラックギヤと、上記第1
のウォームギヤからの駆動力を上記第1のラックギヤに
伝達する第1の伝達ギヤとを有し、上記第2の駆動機構
が、第2のモータと、上記第2のモータの回転軸に固定
された第2のウォームギヤと、上記第2の光源部に固定
された第2のラックギヤと、上記第2のウォームギヤか
らの駆動力を上記第2のラックギヤに伝達する第2の伝
達ギヤとを有することを特徴としている。
【0010】また、請求項4の映像投写装置は、上記請
求項1又は2のいずれか一つに記載の装置において、上
記第1の駆動機構が、第1のモータと、上記第1の光源
部に固定された第1のラックギヤと、上記第1のモータ
の駆動力を上記第1のラックギヤに伝達する第1の伝達
ギヤ群と、上記第1の伝達ギヤ群内に備えられ、所定の
大きさを超えるトルクがかかったときに上記第1のモー
タの駆動力を上記第1のラックギヤに伝えない第1のス
リップ機構とを有し、上記第2の駆動機構が、第2のモ
ータと、上記第2の光源部に固定された第2のラックギ
ヤと、上記第2のモータの駆動力を上記第2のラックギ
ヤに伝達する第2の伝達ギヤ群と、上記第2の伝達ギヤ
群内に備えられ、所定の大きさを超えるトルクがかかっ
たときに上記第2のモータの駆動力を上記第2のラック
ギヤに伝えない第2のスリップ機構とを有することを特
徴としている。
【0011】また、請求項5の映像投写装置は、映像形
成部に光を照射することによって上記映像形成部に表示
された映像をスクリーン上に投写する装置であって、上
記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、上
記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、上
記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレールと、
上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
と、上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1
の待機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置
に移動させる第1の駆動機構と、上記第2の光源部を上
記第2のレールに沿って第2の待機位置又は上記照射位
置に移動させる第2の駆動機構と、上記第1の駆動機構
及び上記第2の駆動機構の動作、及び、上記第1の光源
部及び上記第2の光源部の点灯及び消灯を制御する制御
手段とを有し、上記第1の駆動機構が、第1のモータ
と、上記第1のモータの回転軸に固定された第1のウォ
ームギヤと、上記第1の光源部に固定された第1のラッ
クギヤと、上記第1のウォームギヤからの駆動力を上記
第1のラックギヤに伝達する第1の伝達ギヤとを有し、
上記第2の駆動機構が、第2のモータと、上記第2のモ
ータの回転軸に固定された第2のウォームギヤと、上記
第2の光源部に固定された第2のラックギヤと、上記第
2のウォームギヤからの駆動力を上記第2のラックギヤ
に伝達する第2の伝達ギヤとを有することを特徴として
いる。
【0012】また、請求項6の映像投写装置は、請求項
1から5までのいずれか一つに記載の装置において、上
記第1の光源部が上記第1のレールに沿って上記照射位
置に向けて移動したときに、上記第1の光源部が当接す
る第1の停止用固定部材と、上記第2の光源部が上記第
2のレールに沿って上記照射位置に向けて移動したとき
に、上記第2の光源部が当接する第2の停止用固定部材
とを有することを特徴としている。
【0013】また、請求項7の映像投写装置は、請求項
6に記載の装置において、上記第1の光源部が上記照射
位置近傍に到達したことを検出する第1の位置検出手段
と、上記第2の光源部が上記照射位置近傍に到達したこ
とを検出する第2の位置検出手段とを有し、上記第1の
位置検出手段により上記第1の光源部の上記照射位置近
傍への到達が検出されたときに、上記第1の駆動手段の
動作を停止させ、上記第2の位置検出手段により上記第
2の光源部の上記照射位置近傍への到達が検出されたと
きに、上記第2の駆動手段の動作を停止させることを特
徴としている。
【0014】また、請求項8の映像投写装置は、映像形
成部に光を照射することによって上記映像形成部に表示
された映像をスクリーン上に投写する装置であって、上
記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、上
記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、上
記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレールと、
上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
と、上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1
の待機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置
に移動させる第1の駆動機構と、上記第2の光源部を上
記第2のレールに沿って第2の待機位置又は上記照射位
置に移動させる第2の駆動機構と、上記第1の駆動機構
及び上記第2の駆動機構の動作、及び、上記第1の光源
部及び上記第2の光源部の点灯及び消灯を制御する制御
手段と、上記第1の光源部が上記第1のレールに沿って
上記照射位置に向けて移動したときに、上記第1の光源
部が当接する第1の停止用固定部材と、上記第2の光源
部が上記第2のレールに沿って上記照射位置に向けて移
動したときに、上記第2の光源部が当接する第2の停止
用固定部材と、上記第1の光源部が上記照射位置近傍に
到達したことを検出する第1の位置検出手段と、上記第
2の光源部が上記照射位置近傍に到達したことを検出す
る第2の位置検出手段とを有し、上記第1の位置検出手
段により上記第1の光源部の上記照射位置近傍への到達
が検出されたときに、上記第1の駆動手段の動作を停止
させ、上記第2の位置検出手段により上記第2の光源部
の上記照射位置近傍への到達が検出されたときに、上記
第2の駆動手段の動作を停止させることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項9の映像投写装置は、映像形
成部に光を照射することによって上記映像形成部に表示
された映像をスクリーン上に投写する装置であって、上
記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、上
記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、上
記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレールと、
上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
と、上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1
の待機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置
に移動させる第1の駆動機構と、上記第2の光源部を上
記第2のレールに沿って第2の待機位置又は上記照射位
置に移動させる第2の駆動機構と、上記第1の駆動機構
及び上記第2の駆動機構の動作、及び、上記第1の光源
部及び上記第2の光源部の点灯及び消灯を制御する制御
手段とを有し、上記第1の駆動機構が、第1のモータ
と、上記第1の光源部に固定された第1のラックギヤ
と、上記第1のモータの駆動力を上記第1のラックギヤ
に伝達する第1の伝達ギヤ群と、上記第1の伝達ギヤ群
内に備えられ、所定の大きさを超えるトルクがかかった
ときに上記第1のモータの駆動力を上記第1のラックギ
ヤに伝えない第1のスリップ機構とを有し、上記第2の
駆動機構が、第2のモータと、上記第2の光源部に固定
された第2のラックギヤと、上記第2のモータの駆動力
を上記第2のラックギヤに伝達する第2の伝達ギヤ群
と、上記第2の伝達ギヤ群内に備えられ、所定の大きさ
を超えるトルクがかかったときに上記第2のモータの駆
動力を上記第2のラックギヤに伝えない第2のスリップ
機構とを有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態によ
る映像投写装置100の制御系の構成を示すブロック図
である。また、図2は、図1の映像投写装置100の内
部構造を概略的に示す斜視図、図3は、図2を垂直面で
切り矢印S3方向に見た概略的な断面図である。また、
図4は、図2に示されるレールの形状を示す斜視図、図
5は、図2に示される伝達ギヤに備えられたスリップ機
構を示す分解斜視図である。また、図6は、本実施の形
態の映像投写装置100の光学系を示す構成図である。
さらに、図7は、複数台のコアユニット2を上下左右に
並べて複数枚のスクリーン部2aからなる1つの大型ス
クリーンを構成するマルチビジョン型の背面投写型プロ
ジェクターであって、各コアユニット2に本実施の形態
の映像投写装置100が組み込まれたものを示す縦断面
図である。
【0017】図に示されるように、本実施の形態の映像
投写装置100は、スクリーン(図6及び図7に示され
るスクリーン部2a)に投写される映像を表示する表示
デバイス3(図1及び図6に示す。)と、この表示デバ
イス3を駆動させる表示デバイス駆動回路4(図1に示
す。)と、点灯時に表示デバイス3を照射する光を発す
る光源部5(図1〜図3及び図6に示す。)と、点灯時
に表示デバイス3を照射する光を発する予備の光源部6
(図1〜図3及び図6に示す。)と、光源部5又は光源
部6を点灯させるランプ点灯回路7(図1に示す。)と
を有する。光源部5及び光源部6はそれぞれ、高圧水銀
灯等の高輝度ランプと、このランプからの光を所定方向
に向ける凹面鏡と、これらを支持する支持構造体と、高
輝度ランプに電力を供給するためのソケット等を備えて
いる。
【0018】また、本実施の形態の映像投写装置100
は、光源部5を、待機位置8(図1〜図3及び図6に示
す。)又は表示デバイス3に光を照射する照射位置9
(図1〜図3及び図6に示す。)に移動させる移動機構
10(図3に示す。)と、予備の光源部6を、待機位置
11(図1〜図3及び図6に示す。)又は照射位置9に
移動させる移動機構12(図3に示す。)とを有する。
【0019】光源部5用の移動機構10は、光源部5を
水平方向DHに移動可能に支持する1対のレール13,
14(図2〜図4に示す。)と、光源部5をレール1
3,14に沿って移動させる駆動機構15(図3に示
す。)とを有する。図3に示されるように、駆動機構1
5は、レール13,14方向に延びるとともに光源部5
に固定されたラックギヤ16と、このラックギヤ16に
噛み合う伝達ギヤ17と、この伝達ギヤ17に同軸に連
結された伝達ギヤ18と、この伝達ギヤ18に噛み合う
伝達ギヤ19と、この伝達ギヤ19に同軸に固定された
伝達ギヤ20と、この伝達ギヤ20に噛み合うウォーム
ギヤ21と、このウォームギヤ21を回転させるモータ
22とを有する。ここで、伝達ギヤ17及び伝達ギヤ1
8には、図5に示されるようなスリップ機構が備えられ
ている。伝達ギヤ17には、フランジ部17aと支軸1
7bとが一体に備えられいる。伝達ギヤ18は、伝達ギ
ヤ17のフランジ部17aに、板ばね8aと、これに重
ねられた押え板18bと、支軸17bに固定されたEリ
ング18cとによって押圧されている。従って、伝達ギ
ヤ17と伝達ギヤ18との間の摩擦力によって連結され
ており、この摩擦力を超える負荷が掛かったときには、
伝達ギヤ17と伝達ギヤ18との間に滑りが生じ、伝達
ギヤ18の駆動力は伝達ギヤ17に伝達されない。
【0020】また、光源部6用の移動機構12は、光源
部6を垂直方向DVに移動可能に支持する1対のレール
23,24(図2、図3、又は図4に示す。)と、光源
部6をレール23,24に沿って移動させる駆動機構2
5(図4に示す。)とを有する。図4に示されるよう
に、駆動機構25は、レール23,24方向に延びると
ともに光源部6に固定されたラックギヤ26と、このラ
ックギヤ26に噛み合う伝達ギヤ27と、この伝達ギヤ
27に同軸に固定された伝達ギヤ28と、この伝達ギヤ
28に噛み合う伝達ギヤ29と、この伝達ギヤ29に同
軸に固定された伝達ギヤ30と、この伝達ギヤ30に噛
み合うウォームギヤ31と、このウォームギヤ31を回
転させるモータ32とを有する。ここで、伝達ギヤ27
及び伝達ギヤ28には、ぞれぞれ図5に示される伝達ギ
ヤ17及び伝達ギヤ18と同様のスリップ機構が備えら
れている。このように、伝達ギヤ17,18及び27,
28にスリップ機構を備えているので、通常時には、モ
ータ22,32の駆動力を光源部5,6のラックギヤ1
6,26に伝達し、光源部5,6が他の部材に引っ掛か
たような異常時(光源部5,6が移動できない状態のと
き)にはスリップ機構の滑りによってモータ22,32
に過大な負荷を掛けないようにできる。また、スリップ
機構により、保守・点検作業において、光源部5,6を
手で移動させることも容易になる。
【0021】本実施の形態においては、図4に示される
ように、レール13とレール23との組み合わせがL字
型(即ち、ほぼ90°の角度をなす)になるよう、且
つ、レール14とレール24との組み合わせがL字型に
なるように、各レール13,14及びレール23,24
が配置されている。このように、光源部5及び6側にお
いてレール13,14とレール23,24とがなす角度
αをほぼ90°としたことによって、図7に示されるよ
うに、光源部の自動交換機構を備えた映像投写装置10
0を背面投写型プロジェクター内に配置した場合であっ
ても、プロジェクターの奥行き(X方向の長さ)の増加
を抑制することができる。尚、図7において、101
は、反射ミラーである。
【0022】また、図4に示されるように、レール13
とレール23との組み合わせがL字型になるよう、且
つ、レール14とレール24との組み合わせがL字型に
なるように配置した場合について説明したが、図9に示
されるように、レール13とレール23とのなす角度α
及びレール14とレール24とのなす角度αを90°よ
り小さくしてもよい。また、図10に示されるように、
レール13とレール23とのなす角度α及びレール14
とレール24とのなす角度αを90°より大きく且つ1
80°よりも小さくしてもよい。図8及び図9の場合に
も、映像投写装置の小型化が図れ、この映像投写装置を
装備したプロジェクターの奥行きを小さくできる。
【0023】さらに、図1に示されるように、本実施の
形態の映像投写装置100は、モータ22及びモータ3
2を駆動させるモータ駆動回路34と、光源部5が待機
位置8にあることを検出する位置センサー35(図1〜
図3に示す。)と、光源部5が照射位置9に到達する直
前にあることを検出するモータ22停止用の位置センサ
ー36(図1及び図3に示す。)と、光源部6が待機位
置11にあることを検出する位置センサー37(図1及
び図3に示す。)と、光源部6が照射位置9に到達する
直前にあることを検出するモータ32停止用の位置セン
サー38(図1〜図3に示す。)と、位置センサー3
5,36,37,38の状態を検出する位置検出回路3
9(図1に示す。)とを有する。位置センサー35,3
6,37,38は、例えば、それらの検出端(突起)に
光源部5又は光源部6が当接したときに、オフ状態にな
るマイクロスイッチである。
【0024】また、図3に示されるように、本実施の形
態の映像投写装置100は、筐体45に備え付けられて
おり、また、筐体45には、レール13,14に沿って
水平方向DHに移動する光源部5が当接することによっ
て、照射位置9における光源部5の停止位置を正確に決
めるための停止用固定部材70を有し、さらに、レール
23,24に沿って垂直方向DVに移動する光源部6が
当接することによって、照射位置9における光源部6の
停止位置を正確に決めるための停止用固定部材71とを
有する。本実施の形態においては、光源部5が照射位置
に向けて移動する場合には、光源部5が停止用固定部材
70に当たる直前に位置センサー36により検出され、
この検出信号によってモータ22を停止させ、その後、
慣性により移動する光源部5が停止用固定部材70に当
たって停止する。また、光源部6が照射位置に向けて移
動する場合には、光源部6が停止用固定部材71に当た
る直前に位置センサー38により検出され、この検出信
号によってモータ32を停止させ、その後、慣性により
移動する光源部6が停止用固定部材71に当たって停止
する。また、光源部が停止用固定部材に当たっても、伝
達ギヤにスリップ機構を備えているので、モータに過大
な負荷を与えることがない。したがって、スイッチによ
り位置検出をしてモータをストップするまでのディレー
ティングを冗長にとったとしても、スリップ機構がある
ので、スイッチの取付け位置によらず正確な位置に停止
させることができ、組立て性容易な装置を得ることがで
きる。
【0025】また、図1及び図6に示されるように、本
実施の形態の映像投写装置100は、表示デバイス3か
らの反射光の一部を検出する光センサー40と、光セン
サー40の受光量に応じた信号を出力する光検出回路4
3(図1に示す。)とを有する。光センサー40は、外
光が光センサー40に入らないような構造、例えば、密
閉構造を持つ光学ユニット(映像投写装置100の筐体
であり、図6に破線で示す。)内に配置されている。具
体的には、光センサー40は、図6に示すように、表示
デバイス3の近傍に配置され、映像が出力されていない
時(例えば、各フィールドの間)に、表示デバイス3で
全反射した光の一部を検出している。このようにして表
示デバイス41からの光以外の光が光センサー40に到
達しにくい構成になっており、光センサー40の出力の
外光による影響を小さくすることができる。尚、光セン
サー40の位置は、表示デバイス3からの光の強さ、光
センサー40の特性等の種々の要因に基づいて決定すれ
ばよい。
【0026】また、図3に示されるように、本実施の形
態の映像投写装置100は、光源部5及び光源部6を収
容し、待機位置8にある光源部5を交換するための光源
交換口44を備えた筐体45と、筐体45に備えられ、
光源交換口44を塞ぐ蓋47とを有する。また、筐体4
5は、待機位置11にある光源部6を交換するための光
源交換口51を備えている。また、図3に示されるよう
に、本実施の形態の映像投写装置100は、筐体45に
備えられ、光源交換口51を塞ぐ蓋53を有する。ま
た、図1に示されるように、本実施の形態の映像投写装
置100は、装置全体の動作を制御する制御回路59を
有する。
【0027】また、図4に示されるように、本実施の形
態の映像投写装置100は、光源部5又は光源部6から
の光を集光する集光レンズ60と、複数種類(例えば、
赤、緑、青)のカラーフィルターを備え、映像信号に同
期して回転するカラーフィルター盤61と、カラーフィ
ルター盤61を回転させるモータ62と、カラーフィル
ター盤61を通過した光を平行光にするレンズ63と、
光を表示デバイス3に向ける反射ミラー64と、表示デ
バイス3からの反射光を拡大しスクリーン部2aに投写
する投写レンズ65とを有する。
【0028】図1に示される制御回路59は、照射位置
9にある光源部5から発せられ、表示デバイス3で反射
し、光学ユニット内に配置された光センサー40に達し
た光の強さが所定の基準値より弱い場合には、光源部5
のランプが切れるおそれが高いとみなし、予備の光源部
6を点灯させ、移動機構10により光源部5を待機位置
8に移動させ、移動機構12により光源部6を照射位置
9に移動させる。ここで、所定の基準値は、例えば、光
源部5が発する初期光強度を予め測定して記憶してお
き、測定された初期の光強度にある係数(例えば、90
%)を掛けた値とする。これは、ランプ特性の経年劣化
によって光強度が徐々に低下する性質を利用して、ラン
プが切れる前に、光源部を交換するためである。ところ
で、光源部5は、移動させる前に消灯しておいた方が良
い。ただし、移動完了後に消灯しても構わない。このよ
うな表示デバイス3照射用光源の交換により、瞬間的に
スクリーンに表示された画面は消えるが(マルチビジョ
ン型プロジェクターの場合には、一部の画面(例えば、
1/4の画面)が消えるが)、その時間は極めて短く、
工場設備の監視等に支障を与えることはない。尚、予備
の光源部6の点灯と移動の順番は、どちらを先にするこ
ともでき、移動中に点灯を開始させることもできる。
【0029】本実施の形態においては、ウォームギヤ2
1,31を介して伝達された駆動力によって光源部5,
6が移動し、固定停止部材70,71に当たって停止す
る。ウォームギヤ21,31は、これらに噛み合う伝達
ギヤの回転によって逆回転しにくいので、光源部5,6
が固定停止部材70,71に押し付けられてモータ2
2,32を停止させることによって、光源部5,6の位
置がずれにくく、光源部5,6を最適な照射位置に保持
することができる。
【0030】図10(a)〜(g)は、本実施の形態の
映像投写装置100における光源部の交換動作を示す説
明図である。
【0031】図10に示されるように、本実施の形態の
映像投写装置100においては、先ず、映像投写装置1
00に電源を投入することによって光源部5を点灯させ
(図10(a))、次に、照射位置9にある光源部5の
発光輝度に関する初期データをメモリ(図示せず)に格
納する。この初期データは、光源部5の交換時期を判断
するための基準値を求めるための基礎データとなる。次
に、照射位置9にある光源部5の輝度を光センサー40
からの出力に基づいて検出し、検出された輝度が所定の
基準値以下かどうかを判断する。ここで、検出された輝
度が基準値以下の場合には、予備の光源部6を点灯させ
(図10(b))、光源部5を待機位置8に移動させ、
光源部6を照射位置9に移動させる(図10(c))。
【0032】次に、光源部5を消灯し(図10
(d))、次に、交換作業者が蓋47を開け、光源部5
を取り外す(図10(e))この取り外しは、作業者が
手で引き出してもよいが、モータ22を回転させること
によって、光源部5をレール13,14の外に排出させ
てもよい。次に、交換作業者が、新しい光源部5をレー
ルに取り付け(図10(f))、ソケット等の配線接続
を行ない(図示せず)、蓋47を閉める。これで、ラン
プの交換が終了し、光源部5は現在点灯している光源部
6に対しての予備の光源となる(図10(g))。その
後、光源部5の代わりに点灯している光源部6について
は、輝度の低下などのチェックが行なわれ、ランプが切
れそうだと判断されたときは光源部5と交換される。
【0033】このように、照射位置9にある光源部5か
ら発せられ、光センサー40に達した光の強さが所定の
基準値より弱い場合には、光源部5を待機位置8に移動
させ、予備の光源部6を照射位置に移動させ、光源部6
を点灯させるので、監視の中断時間を短縮できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から7ま
での発明によれば、第1及び第2の光源部側において第
1及び第2のレールがなす角度を180°より小さくし
たので、光源部の自動交換機構を備えた映像投写装置を
小型にすることができるという効果がある。
【0035】また、請求項3,5,6,7の発明によれ
ば、ウォームギヤを用いてモータの駆動力を光源部に伝
えているので、照射位置における光源部の位置精度を向
上させることができるという効果がある。
【0036】また、請求項6,7,8の発明によれば、
光源部が照射位置に向けて移動する場合には、光源部が
停止用固定部材に当たって停止位置を決めるので、照射
位置における光源部の位置精度を向上させることができ
るという効果がある。
【0037】また、請求項4及び9の発明によれば、伝
達ギヤにスリップ機構を備えているので、通常時にはモ
ータの駆動力を伝達し、異常時には滑りによってモータ
に過大な負荷を掛けないようにできるという効果があ
る。また、保守・点検作業において、光源部を手で移動
させることも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による映像投写装置の制
御系の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の映像投写装置の内部構造を概略的に示
す斜視図である。
【図3】 図2を垂直面で切り矢印S3方向に見た概略
的な断面図である。
【図4】 図2に示されるレールの形状を示す斜視図で
ある。
【図5】 図2に示される伝達ギヤに備えられたスリッ
プ機構を示す分解斜視図である。
【図6】 本実施の形態の映像投写装置の光学系を示す
構成図である。
【図7】 複数台のコアユニットを上下左右に並べたマ
ルチビジョン型の背面投写型プロジェクターであって、
各コアユニットに本実施の形態の映像投写装置が組み込
まれたものを示す縦断面図である。
【図8】 図2に示されるレールの他の形状を示す斜視
図である。
【図9】 図2に示されるレールの他の形状を示す斜視
図である。
【図10】 (a)〜(g)は、本実施の形態の映像投
写装置における光源部の交換動作を示す説明図である。
【符号の説明】
100 映像投写装置、 3 表示デバイス、 5,6
光源部、 8,11待機位置、 9 照射位置、 1
3,14,23,24 レール、 21,31 ウォー
ムギヤ、 22,32 モータ、 16,26 ラック
ギヤ、 17,18,27,28 伝達ギヤ、 35〜
38 位置センサー、 70,71停止用固定部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐山 昭夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 竹内 茂 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 村上 幸作 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上野 幸二 大阪府八尾市竹渕西5丁目11番地 株式会 社上野製作所内 (72)発明者 合田 鎮 大阪府八尾市竹渕西5丁目11番地 株式会 社上野製作所内 (72)発明者 藤沼 常男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 橘 俊孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AB06 BA35 EA01 EA51

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像形成部に光を照射することによって
    上記映像形成部に表示された映像をスクリーン上に投写
    する映像投写装置において、 上記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、 上記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、 上記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレール
    と、 上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
    と、 上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1の待
    機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置に移
    動させる第1の駆動機構と、 上記第2の光源部を上記第2のレールに沿って第2の待
    機位置又は上記照射位置に移動させる第2の駆動機構
    と、 上記第1の駆動機構及び上記第2の駆動機構の動作、及
    び、上記第1の光源部及び上記第2の光源部の点灯及び
    消灯を制御する制御手段とを有し、 上記第1の光源部及び上記第2の光源部側において上記
    第1のレールと上記第2のレールとがなす角度が180
    °より小さいことを特徴とする映像投写装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のレールと上記第2のレールと
    の組み合わせがL字型になるよう、上記第1のレールと
    上記第2のレールとを配置したことを特徴とする請求項
    1記載の映像投写装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の駆動機構が、第1のモータ
    と、上記第1のモータの回転軸に固定された第1のウォ
    ームギヤと、上記第1の光源部に固定された第1のラッ
    クギヤと、上記第1のウォームギヤからの駆動力を上記
    第1のラックギヤに伝達する第1の伝達ギヤとを有し、 上記第2の駆動機構が、第2のモータと、上記第2のモ
    ータの回転軸に固定された第2のウォームギヤと、上記
    第2の光源部に固定された第2のラックギヤと、上記第
    2のウォームギヤからの駆動力を上記第2のラックギヤ
    に伝達する第2の伝達ギヤとを有することを特徴とする
    請求項1又は2のいずれか一つに記載の映像投写装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の駆動機構が、第1のモータ
    と、上記第1の光源部に固定された第1のラックギヤ
    と、上記第1のモータの駆動力を上記第1のラックギヤ
    に伝達する第1の伝達ギヤ群と、上記第1の伝達ギヤ群
    内に備えられ、所定の大きさを超えるトルクがかかった
    ときに上記第1のモータの駆動力を上記第1のラックギ
    ヤに伝えない第1のスリップ機構とを有し、 上記第2の駆動機構が、第2のモータと、上記第2の光
    源部に固定された第2のラックギヤと、上記第2のモー
    タの駆動力を上記第2のラックギヤに伝達する第2の伝
    達ギヤ群と、上記第2の伝達ギヤ群内に備えられ、所定
    の大きさを超えるトルクがかかったときに上記第2のモ
    ータの駆動力を上記第2のラックギヤに伝えない第2の
    スリップ機構とを有することを特徴とする請求項1又は
    2のいずれか一つに記載の映像投写装置。
  5. 【請求項5】 映像形成部に光を照射することによって
    上記映像形成部に表示された映像をスクリーン上に投写
    する映像投写装置において、 上記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、 上記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、 上記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレール
    と、 上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
    と、 上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1の待
    機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置に移
    動させる第1の駆動機構と、 上記第2の光源部を上記第2のレールに沿って第2の待
    機位置又は上記照射位置に移動させる第2の駆動機構
    と、 上記第1の駆動機構及び上記第2の駆動機構の動作、及
    び、上記第1の光源部及び上記第2の光源部の点灯及び
    消灯を制御する制御手段とを有し、 上記第1の駆動機構が、第1のモータと、上記第1のモ
    ータの回転軸に固定された第1のウォームギヤと、上記
    第1の光源部に固定された第1のラックギヤと、上記第
    1のウォームギヤからの駆動力を上記第1のラックギヤ
    に伝達する第1の伝達ギヤとを有し、 上記第2の駆動機構が、第2のモータと、上記第2のモ
    ータの回転軸に固定された第2のウォームギヤと、上記
    第2の光源部に固定された第2のラックギヤと、上記第
    2のウォームギヤからの駆動力を上記第2のラックギヤ
    に伝達する第2の伝達ギヤとを有することを特徴とする
    映像投写装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の光源部が上記第1のレールに
    沿って上記照射位置に向けて移動したときに、上記第1
    の光源部が当接する第1の停止用固定部材と、 上記第2の光源部が上記第2のレールに沿って上記照射
    位置に向けて移動したときに、上記第2の光源部が当接
    する第2の停止用固定部材とを有することを特徴とする
    請求項1から5までのいずれか一つに記載の映像投写装
    置。
  7. 【請求項7】 上記第1の光源部が上記照射位置近傍に
    到達したことを検出する第1の位置検出手段と、 上記第2の光源部が上記照射位置近傍に到達したことを
    検出する第2の位置検出手段とを有し、 上記第1の位置検出手段により上記第1の光源部の上記
    照射位置近傍への到達が検出されたときに、上記第1の
    駆動手段の動作を停止させ、上記第2の位置検出手段に
    より上記第2の光源部の上記照射位置近傍への到達が検
    出されたときに、上記第2の駆動手段の動作を停止させ
    ることを特徴とする請求項6記載の映像投写装置。
  8. 【請求項8】 映像形成部に光を照射することによって
    上記映像形成部に表示された映像をスクリーン上に投写
    する映像投写装置において、 上記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、 上記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、 上記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレール
    と、 上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
    と、 上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1の待
    機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置に移
    動させる第1の駆動機構と、 上記第2の光源部を上記第2のレールに沿って第2の待
    機位置又は上記照射位置に移動させる第2の駆動機構
    と、 上記第1の駆動機構及び上記第2の駆動機構の動作、及
    び、上記第1の光源部及び上記第2の光源部の点灯及び
    消灯を制御する制御手段と、 上記第1の光源部が上記第1のレールに沿って上記照射
    位置に向けて移動したときに、上記第1の光源部が当接
    する第1の停止用固定部材と、 上記第2の光源部が上記第2のレールに沿って上記照射
    位置に向けて移動したときに、上記第2の光源部が当接
    する第2の停止用固定部材と、 上記第1の光源部が上記照射位置近傍に到達したことを
    検出する第1の位置検出手段と、 上記第2の光源部が上記照射位置近傍に到達したことを
    検出する第2の位置検出手段とを有し、 上記第1の位置検出手段により上記第1の光源部の上記
    照射位置近傍への到達が検出されたときに、上記第1の
    駆動手段の動作を停止させ、上記第2の位置検出手段に
    より上記第2の光源部の上記照射位置近傍への到達が検
    出されたときに、上記第2の駆動手段の動作を停止させ
    ることを特徴とする映像投写装置。
  9. 【請求項9】 映像形成部に光を照射することによって
    上記映像形成部に表示された映像をスクリーン上に投写
    する映像投写装置において、 上記映像形成部を照射する光を発する第1の光源部と、 上記映像形成部を照射する光を発する第2の光源部と、 上記第1の光源部を移動可能に支持する第1のレール
    と、 上記第2の光源部を移動可能に支持する第2のレール
    と、 上記第1の光源部を上記第1のレールに沿って第1の待
    機位置又は上記映像形成部に光を照射する照射位置に移
    動させる第1の駆動機構と、 上記第2の光源部を上記第2のレールに沿って第2の待
    機位置又は上記照射位置に移動させる第2の駆動機構
    と、 上記第1の駆動機構及び上記第2の駆動機構の動作、及
    び、上記第1の光源部及び上記第2の光源部の点灯及び
    消灯を制御する制御手段とを有し、 上記第1の駆動機構が、第1のモータと、上記第1の光
    源部に固定された第1のラックギヤと、上記第1のモー
    タの駆動力を上記第1のラックギヤに伝達する第1の伝
    達ギヤ群と、上記第1の伝達ギヤ群内に備えられ、所定
    の大きさを超えるトルクがかかったときに上記第1のモ
    ータの駆動力を上記第1のラックギヤに伝えない第1の
    スリップ機構とを有し、 上記第2の駆動機構が、第2のモータと、上記第2の光
    源部に固定された第2のラックギヤと、上記第2のモー
    タの駆動力を上記第2のラックギヤに伝達する第2の伝
    達ギヤ群と、上記第2の伝達ギヤ群内に備えられ、所定
    の大きさを超えるトルクがかかったときに上記第2のモ
    ータの駆動力を上記第2のラックギヤに伝えない第2の
    スリップ機構とを有することを特徴とする映像投写装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003195179A (ja) * 2001-10-11 2003-07-09 Leica Microsystems (Schweiz) Ag 光学観察装置内の照明用光源装置及び光源のランプの交換方法
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JP2010282116A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 映像表示装置

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