JP2000180026A - 冷蔵庫の冷凍装置 - Google Patents

冷蔵庫の冷凍装置

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JP2000180026A
JP2000180026A JP10356627A JP35662798A JP2000180026A JP 2000180026 A JP2000180026 A JP 2000180026A JP 10356627 A JP10356627 A JP 10356627A JP 35662798 A JP35662798 A JP 35662798A JP 2000180026 A JP2000180026 A JP 2000180026A
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Japan
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pipe
cooling
refrigerant
condenser
cooler
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Yoshiyasu Suzuki
義康 鈴木
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除霜運転に際しての冷却器での凝縮能力の不
足に起因して圧縮機の高圧圧力が異常上昇するのを防止
する。 【解決手段】 凝縮器18の冷却管42は、圧縮機側の
第1凝縮部18aに臨む第1冷却管44と、冷却器側の
第2凝縮部18bに臨む第2冷却管46とから構成され
る。冷却管42の途中に接続した接続管48には、冷却
用チェック弁26と除霜用膨張弁30とが並列に接続さ
れる。冷却運転時に第1冷媒管16を介して凝縮器18
に供給される冷媒は、凝縮器18の第1冷却管44→接
続管48の冷却用チェック弁26→凝縮器18の第2冷
却管46→第2冷媒管20の経路を流通する。除霜運転
時に第2冷媒管20を介して凝縮器18に供給される冷
媒は、凝縮器18の第2冷却管46→接続管48の除霜
用膨張弁30→凝縮器18の第1冷却管44→第1冷媒
管16の経路を流通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫の冷凍装
置に関し、更に詳細には、圧縮機から吐出される高温高
圧の冷媒を、四方弁を介して凝縮器から冷却器へ循環す
る経路と、冷却器から凝縮器へ循環する経路とに切換え
るようにした冷蔵庫の冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫に用いられる冷凍装置として、図
5に示す如く、圧縮機10から吐出される高温高圧の冷
媒の循環経路を四方弁12を用いて切換えて、冷却運転
と除霜運転とを行なうものがある。この冷凍装置は、図
に示す如く、圧縮機10の吐出側から導出した吐出管1
4が四方弁12の入口12aに接続されると共に、該四
方弁12の第1接続口12cから導出する第1冷媒管1
6が凝縮器18の第1口側に接続され、該凝縮器18の
第2口側から導出した第2冷媒管(冷媒管)20が冷却器
22の第1口側に接続されている。この第2冷媒管20
には、凝縮器18側から順にドライヤ24、冷却用チェ
ック弁26および冷却用膨張弁(冷却用減圧手段)28が
直列に接続される。またドライヤ24および冷却用チェ
ック弁26と並列の関係で除霜用膨張弁30が第2冷媒
管20に接続されると共に、冷却用膨張弁28と並列の
関係で除霜用チェック弁32が第2冷媒管20に接続さ
れている。冷却用チェック弁26は、凝縮器18から冷
却器22への冷媒の流通を許容するが、冷却器22から
凝縮器18への冷媒の流通は阻止するよう設定され、ま
た除霜用チェック弁32は、逆に冷却器22から凝縮器
18への冷媒の流通を許容するが、凝縮器18から冷却
器22への冷媒の流通は阻止するよう設定される。
【0003】前記冷却器22の第2口側から導出した第
3冷媒管34は、前記四方弁12の第2接続口12dに
接続される。また四方弁12の出口12bから導出する
吸入管36が、圧縮機10の吸入側に接続されている。
四方弁12は、出口12bと第1接続口12cまたは第
2接続口12dを切換え可能に接続する弁体12eを備
え、冷凍装置の冷却運転時には出口12bと第2接続口
12dとを接続(図5参照)し、除霜運転時には出口12
bと第1接続口12cとを接続(図6参照)するよう設定
される。なお、図5において符号38は、凝縮器18の
空冷用の凝縮器ファンモータを示し、符号40は、冷却
器22と冷蔵庫の庫内空気とを熱交換させるための庫内
ファンモータを示す。
【0004】前述した構成に係る冷凍装置の動作を簡単
に説明する。前記四方弁12の弁体12eにより出口1
2bと第2接続口12dとを接続した状態で、冷蔵庫の
冷却運転を開始すると、図5に示す如く、前記圧縮機1
0で圧縮された高温高圧の気化冷媒は、吐出管14、四
方弁12および第1冷媒管16を介して凝縮器18に供
給されて凝縮され、この凝縮された液化冷媒が、第2冷
媒管20に配設したドライヤ24、冷却用チェック弁2
6および冷却用膨張弁28を介して冷却器22に供給さ
れる。この冷却器22では、冷却用膨張弁28を経て減
圧された液化冷媒が膨張気化することにより熱交換がな
され、該冷却器22に庫内ファンモータ40を介して接
触された冷気により庫内が冷却される。そして、冷却器
22で熱交換して温度上昇した気化冷媒は、第3冷媒管
34、四方弁12および吸入管36を介して前記圧縮機
10に帰還し、該圧縮機10で高温高圧に圧縮した後に
再循環に供される。
【0005】次に、前記冷却器22に付着した霜を除去
する除霜運転に切換えられると、図6に示すように、前
記四方弁12の弁体12eが切換わって出口12bと第
1接続口12cとを接続する。この除霜運転において
は、前記圧縮機10で圧縮された高温高圧の気化冷媒
は、吐出管14、四方弁12および第3冷媒管34を介
して冷却器22に供給されて、該冷却器22を加温して
霜を融解させる。そして、冷却器22との間で熱交換さ
れることで凝縮された液化冷媒が、第2冷媒管20に配
設した除霜用チェック弁32および除霜用膨張弁30を
介して凝縮器18に供給される。この凝縮器18におい
て除霜用膨張弁30を経て減圧された液化冷媒が膨張気
化し、この気化冷媒が、第1冷媒管16、四方弁12お
よび吸入管36を介して前記圧縮機10に帰還する。そ
して、圧縮機10に帰還した冷媒は、高温高圧に圧縮し
た後に、前記のように冷却運転時とは反対向きの経路で
再循環に供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記冷凍装置における
除霜運転に際して、その開始直後は前記冷却器22の温
度は低く、庫内温度の上昇を防止するために庫内ファン
モータ40を停止していても、略全ての気化冷媒が凝縮
して液化される。しかし、除霜運転が進行して冷却器2
2の温度が上昇すると、凝縮能力が不足して全ての気化
冷媒を液化することができなくなり、高温高圧の気化冷
媒が圧縮機10に戻ってしまい、高圧圧力の異常上昇を
招く問題があった。
【0007】また前記冷凍装置では、除霜を完全に行な
うために除霜時間を長く設定したり、あるいは除霜完了
検知温度を高く設定した場合は、前述したように高温高
圧の気化冷媒が圧縮機10に戻る事態が長びき、圧縮機
10の高圧圧力が圧力仕様範囲を超えてしまう問題があ
る。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、除霜運転に際しての冷却器での凝
縮能力の不足に起因して圧縮機の高圧圧力が異常上昇す
るのを防止し得る冷蔵庫の冷凍装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る冷蔵庫
の冷凍装置は、圧縮機、四方弁、凝縮器および冷却器が
閉回路で接続されると共に、凝縮器と冷却器とを接続す
る冷媒管に、冷却器から凝縮器への冷媒の流通のみを許
容する除霜用チェック弁と冷却用減圧手段とを並列に接
続し、前記圧縮機で圧縮された高温高圧の気化冷媒を、
前記四方弁の弁切換えにより凝縮器から冷却器へ循環供
給する冷却運転と冷却器から凝縮器へ循環供給する除霜
運転とを行なうようにした冷蔵庫の冷凍装置において、
前記凝縮器内に配設された冷却管の途中に接続した接続
管に、圧縮機側の第1凝縮部から冷却器側の第2凝縮部
への冷媒の流通のみを許容する冷却用チェック弁と除霜
用減圧手段とを並列に接続したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る冷蔵庫の冷凍
装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。なお図5に関連して説明した従来
例に係る冷凍装置に既出の同一部材については、同一の
参照符号で指示して、その詳細説明は省略する。
【0011】図1は、実施例に係る冷凍装置の概略構成
を示し、前記凝縮器18の内部に配管された冷媒循環用
の冷却管42は、圧縮機側の第1凝縮部18aに臨む第
1冷却管44と、冷却器側の第2凝縮部18bに臨む第
2冷却管46とから構成され、該冷却管42の途中に、
凝縮器外部に配管された接続管48が接続されている。
すなわち、前記四方弁12の第1接続口12cから導出
した第1冷媒管16が第1冷却管44の第1接続口44
aに接続されると共に、第1冷却管44の第2接続口4
4bと第2冷却管46の第1接続口46aとが接続管4
8を介して接続される。また、第2冷却管46の第2接
続口46bに接続されて前記冷却器22の第1口側に接
続した第2冷媒管20に、ドライヤ24と冷却用膨張弁
28とが直列に接続されると共に、冷却用膨張弁28と
並列の関係で除霜用チェック弁32が第2冷媒管20に
接続してある。
【0012】前記接続管48には、第1冷却管44(第
1凝縮部)から第2冷却管46(第2凝縮部)への冷媒の
流通を許容するが、第2冷却管46(第2凝縮部)から第
1冷却管44(第1凝縮部)への冷媒の流通は阻止するよ
う設定された冷却用チェック弁26が接続される。また
冷却用チェック弁26と並列の関係で、除霜用膨張弁
(除霜用減圧手段)30が接続管48に接続されている。
すなわち、冷凍装置の冷却運転時において第1冷媒管1
6を介して凝縮器18に供給される冷媒は、凝縮器1
8の第1冷却管44→接続管48の冷却用チェック弁2
6→凝縮器18の第2冷却管46→第2冷媒管20の経
路を流通し、冷凍装置の除霜運転時において第2冷媒管
20を介して凝縮器18に供給される冷媒は、凝縮器
18の第2冷却管46→接続管48の除霜用膨張弁30
→凝縮器18の第1冷却管44→第1冷媒管16の経路
を流通するよう構成される。
【0013】前記第1冷媒管16には、除霜運転時の冷
媒出口側における冷媒温度を検出する第1感温部50が
配設され、この第1感温部50により前記除霜用膨張弁
30の絞り制御を行なうよう構成されている。また前記
第3冷媒管34には、冷却運転時の冷媒出口側における
冷媒温度を検出する第2感温部52が配設され、この第
2感温部52により前記冷却用膨張弁28の絞り制御を
行なうよう構成される。なお、除霜用膨張弁30および
冷却用膨張弁28の絞り制御を行なう手段は、冷媒出口
側における冷媒温度を検出する感温部に限らず、冷媒圧
力を検出する手段であってもよい。
【0014】
【実施例の作用】次に、実施例に係る冷凍装置の作用に
つき説明する。前記四方弁12の弁体12eにより出口
12bと第2接続口12dとを接続した状態で、冷蔵庫
の冷却運転を開始すると、図1に示す如く、前記圧縮機
10で圧縮された高温高圧の気化冷媒は、吐出管14、
四方弁12および第1冷媒管16を介して凝縮器18の
第1冷却管44に供給されて一部が凝縮される。また気
液混相状態の冷媒は、第1冷却管44から接続管48の
冷却用チェック弁26を介して凝縮器18の第2冷却管
44に供給されて、ここで全ての冷媒が凝縮され、この
凝縮された液化冷媒が、第2冷媒管20に配設したドラ
イヤ24および冷却用膨張弁28を介して冷却器22に
供給される。この冷却器22では、冷却用膨張弁28を
経て減圧された液化冷媒が膨張気化することにより熱交
換がなされ、該冷却器22に庫内ファンモータ40を介
して接触された冷気により庫内が冷却される。そして、
冷却器22で熱交換して温度上昇した気化冷媒は、第3
冷媒管34、四方弁12および吸入管36を介して前記
圧縮機10に帰還し、該圧縮機10で高温高圧に圧縮さ
れた後に再循環に供される。
【0015】次に、前記冷却器22に付着した霜を除去
する除霜運転に切換えられると、前記庫内ファンモータ
40が停止すると共に、図2に示すように、前記四方弁
12の弁体12eが切換わって出口12bと第1接続口
12cとを接続する。この除霜運転においては、前記圧
縮機10で圧縮された高温高圧の気化冷媒は、前記吐出
管14、四方弁12および第3冷媒管34を介して冷却
器22に供給されて該冷却器22を加温して霜を融解さ
せる。そして、冷却器22との間で熱交換されることで
凝縮された液化冷媒が、第2冷媒管20に配設した除霜
用チェック弁32およびドライヤ24を経た後に、前記
凝縮器18の第2冷却管46に供給される。この第2冷
却管46を流通した冷媒は、前記接続管48の除霜用膨
張弁30を経て減圧された後に凝縮器18の第1冷却管
44を流通し、この冷媒が、第1冷媒管16、四方弁1
2および吸入管36を介して前記圧縮機10に帰還す
る。そして圧縮機10に帰還した冷媒は、高温高圧に圧
縮した後に、前述の経路で再循環に供される。
【0016】ここで、前記凝縮器18を流通する冷媒の
状態を更に詳しく説明する。前述したように、除霜運転
の開始直後は前記冷却器22の温度は低く、庫内温度の
上昇を防止するために庫内ファンモータ40を停止して
いても、略全ての気化冷媒が凝縮して液化される。従っ
て、凝縮器18の第2冷却管46に供給された液化冷媒
は、前記凝縮器ファンモータ38による空冷作用により
冷却された後に、接続管48の除霜用膨張弁30を経て
減圧され、この液化冷媒が、凝縮器18の第1冷却管4
4で膨張気化し、この気化冷媒が、第1冷媒管16、四
方弁12および吸入管36を介して前記圧縮機10に帰
還する。
【0017】なお、前記冷却器22から凝縮器18に供
給される液化冷媒を第2冷却管46bで再度冷却するの
で、前記除霜用膨張弁30へ供給される液化冷媒の入口
温度は低く、凝縮器18の第1冷却管44で全ての液化
冷媒が効率的に蒸発する。従って、圧縮機10への液バ
ックは発生しない。
【0018】これに対して除霜運転が進行して冷却器2
2の温度が上昇すると、該冷却器22での凝縮能力が不
足して全ての気化冷媒を液化することができなくなり、
気液混相状態の冷媒が凝縮器18に供給される。この場
合に実施例では、凝縮器18の第2冷却管46を流通す
る気液混相状態の冷媒のうちの気化冷媒は、前記凝縮器
ファンモータ38による空冷作用により凝縮される。従
って、前記接続管48の除霜用膨張弁30には液化冷媒
のみが供給され、この液化冷媒が凝縮器18の第1冷却
管44で膨張気化し、この気化冷媒が、第1冷媒管1
6、四方弁12および吸入管36を介して前記圧縮機1
0に帰還する。
【0019】すなわち、除霜運転が進行して前記冷却器
22での凝縮能力が不足した場合であっても、前記凝縮
器18で未凝縮の気化冷媒を凝縮液化させることができ
るから、圧縮機10に高温高圧の気化冷媒が戻ることは
なく、該圧縮機10の高圧圧力が異常上昇するのを防止
し得る。また、除霜を確実に行なうために除霜時間を長
く設定したり、あるいは除霜完了検知温度を高く設定し
た場合であっても、高温高圧の気化冷媒が圧縮機10に
戻るのを防止し得るから、高圧圧力が圧力仕様範囲を超
えることはない。
【0020】なお、前記凝縮器18に対する第1冷却管
44と第2冷却管46の長さ、すなわち冷却管42と接
続管48との接続位置を調節することで、除霜運転時に
おける凝縮器18の凝縮能力を可変し得る。従って、除
霜運転時における圧縮機10の高圧圧力を、該圧縮機1
0の圧力仕様範囲内で、除霜能力の高い圧力に設定する
ことができる。
【0021】
【別実施例】図3および図4は、本発明の別実施例に係
る冷凍装置の概略構成を示すものであって、基本的な構
成は前述した実施例と同一であるので、異なる部分につ
いてのみ説明し、同一の部材には同じ符号を付して詳細
説明は省略する。すなわち、前記圧縮機10内には、そ
の吐出側の近傍にオイルクーラ54が設けられ、該オイ
ルクーラ54に前記接続管48が接続されている。ま
た、接続管48における第1冷却管44とオイルクーラ
54との間に、前記冷却用チェック弁26と除霜用膨張
弁30とが並列の関係で接続してある。
【0022】別実施例の冷凍装置では、その冷却運転時
において前記圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒
は、図3に示す如く、吐出管14→四方弁12→第1冷
媒管16→凝縮器18の第1冷却管44→接続管48の
冷却用チェック弁26→オイルクーラ→凝縮器18の第
2冷却管46→第2冷媒管20のドライヤ24および冷
却用膨張弁28→冷却器22→第3冷媒管34→四方弁
12→吸入管36→圧縮機10の経路を流通して冷却器
22を冷却する。
【0023】また、冷凍装置の除霜運転時において前記
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、図4に示
す如く、吐出管14→四方弁12→第3冷媒管34→冷
却器22→第2冷媒管20の除霜用チェック弁32およ
びドライヤ24→凝縮器18の第2冷却管46→オイル
クーラ→接続管48の除霜用膨張弁30→凝縮器18の
第1冷却管44→第1冷媒管16→四方弁12→吸入管
36→圧縮機10の経路を流通して冷却器22の霜を融
解する。
【0024】前述した除霜運転時においては、前記第2
冷却管46で全て液化されて接続管48を流通する液化
冷媒と前記オイルクーラ54との間で熱交換がなされる
ことで、前記圧縮機10の吐出側付近の温度を高く保つ
ことができる。従って、前記吐出管14から吐出される
高温高圧の気化冷媒の温度を高く維持でき、除霜能力を
向上し得る。
【0025】前記実施例および別実施例では、冷却用減
圧手段および除霜用減圧手段として膨張弁を用いた場合
で説明したが、キャピラリーチューブを採用することも
できる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る冷蔵
庫の冷凍装置によれば、除霜運転時に凝縮器の一部を用
いて気化冷媒を凝縮させるよう構成したので、冷却器で
の凝縮能力不足により圧縮機の高圧圧力が異常に高くな
るのを防止し得る。すなわち、庫内ファンモータが停止
した状態であっても、圧縮機から吐出された高温高圧の
気化冷媒を、冷却器および凝縮器の一部を用いて全て凝
縮液化することができ、圧縮機での異常発生を防止し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る冷凍装置を冷却運転時
の状態で示す概略構成図である。
【図2】 実施例に係る冷凍装置を除霜運転時の状態で
示す概略構成図である。
【図3】 別実施例に係る冷凍装置を冷却運転時の状態
で示す概略構成図である。
【図4】 別実施例に係る冷凍装置を除霜運転時の状態
で示す概略構成図である。
【図5】 従来の技術に係る冷凍装置を冷却運転時の状
態で示す概略構成図である。
【図6】 従来の技術に係る冷凍装置を除霜運転時の状
態で示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 圧縮機,12 四方弁,18 凝縮器,18a 第1
凝縮部 18b 第2凝縮部,20 第2冷媒管(冷媒管),22
冷却器 26 冷却用チェック弁,28 冷却用膨張弁(冷却用減
圧手段) 30 除霜用膨張弁(除霜用減圧手段),40 庫内ファン
モータ 32 除霜用チェック弁,42 冷却管,48 接続管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(10)、四方弁(12)、凝縮器(18)お
    よび冷却器(22)が閉回路で接続されると共に、凝縮器(1
    8)と冷却器(22)とを接続する冷媒管(20)に、冷却器(22)
    から凝縮器(18)への冷媒の流通のみを許容する除霜用チ
    ェック弁(32)と冷却用減圧手段(28)とを並列に接続し、
    前記圧縮機(10)で圧縮された高温高圧の気化冷媒を、前
    記四方弁(12)の弁切換えにより凝縮器(18)から冷却器(2
    2)へ循環供給する冷却運転と冷却器(22)から凝縮器(18)
    へ循環供給する除霜運転とを行なうようにした冷蔵庫の
    冷凍装置において、前記凝縮器(18)内に配設された冷却
    管(42)の途中に接続した接続管(48)に、圧縮機側の第1
    凝縮部(18a)から冷却器側の第2凝縮部(18b)への冷媒の
    流通のみを許容する冷却用チェック弁(26)と除霜用減圧
    手段(30)とを並列に接続したことを特徴とする冷蔵庫の
    冷凍装置。
  2. 【請求項2】 冷却運転時に前記冷却器(22)と庫内空気
    との熱交換を行なわせる庫内ファンモータ(40)を備え、
    該モータ(40)は除霜運転時には停止される請求項1記載
    の冷蔵庫の冷凍装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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