JP2000179487A - 自吸式ポンプの逆止弁 - Google Patents
自吸式ポンプの逆止弁Info
- Publication number
- JP2000179487A JP2000179487A JP10377938A JP37793898A JP2000179487A JP 2000179487 A JP2000179487 A JP 2000179487A JP 10377938 A JP10377938 A JP 10377938A JP 37793898 A JP37793898 A JP 37793898A JP 2000179487 A JP2000179487 A JP 2000179487A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- check valve
- packing
- liquid
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Check Valves (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆止弁の止水性の向上および部品点数の削減
を図ることにある。 【解決手段】 逆止弁６の止水パッキン７にはみ出し防
止突起５を一体で具備することで吸水口、又はケーシン
グ吸込口部に確実に固定され、ポンプ内圧、そして又、
吐出し側よりの液体の逆流にも止水効果がある。そし
て、逆止弁自体にはみ出し防止突起５を成型することで
部品の削減が図れる。
を図ることにある。 【解決手段】 逆止弁６の止水パッキン７にはみ出し防
止突起５を一体で具備することで吸水口、又はケーシン
グ吸込口部に確実に固定され、ポンプ内圧、そして又、
吐出し側よりの液体の逆流にも止水効果がある。そし
て、逆止弁自体にはみ出し防止突起５を成型することで
部品の削減が図れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液体の吸送を行う自
吸式ポンプで使用する逆止弁の形状に関するものであ
る。
吸式ポンプで使用する逆止弁の形状に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、水等の液体を汲み上げるポンプと
して、自吸式ポンプが使用されている。この自吸式ポン
プは液体源からポンプまでの間に入っている空気を吸い
出す自吸過程の後、液体の吸送を行うようになってい
る。
して、自吸式ポンプが使用されている。この自吸式ポン
プは液体源からポンプまでの間に入っている空気を吸い
出す自吸過程の後、液体の吸送を行うようになってい
る。
【０００３】このような、自吸式ポンプにおいて、ポン
プ停止時にポンプ吐出し側より液体の逆流が発生し、次
回の始動に必要な呼び水を確保するために逆止弁が設け
てあり、この逆止弁は一般的にゴム弾性体で作られてい
る。
プ停止時にポンプ吐出し側より液体の逆流が発生し、次
回の始動に必要な呼び水を確保するために逆止弁が設け
てあり、この逆止弁は一般的にゴム弾性体で作られてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年、ポンプの回転も
高速化し、ポンプ吐出し側へ送り出す揚程も高揚程とな
り、ポンプ停止による吐出し側からの逆流時多大な水圧
により、逆止弁のパッキンがポンプ外へはみ出す問題が
ある。
高速化し、ポンプ吐出し側へ送り出す揚程も高揚程とな
り、ポンプ停止による吐出し側からの逆流時多大な水圧
により、逆止弁のパッキンがポンプ外へはみ出す問題が
ある。
【０００５】又、取扱い液体が油等の場合、逆止弁のパ
ッキンと吸水口及び、ケーシングの挟設部で、滑り等の
発生によりポンプ外へはみ出すという問題がある。
ッキンと吸水口及び、ケーシングの挟設部で、滑り等の
発生によりポンプ外へはみ出すという問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】吸水口とケーシングとの
間に挟設されているゴム弾性体の逆止弁において、ポン
プ内圧によるパッキン部分のはみ出しを防止し、且つ、
ポンプ内の液体の外部流出を防止する逆止弁のパッキン
に１体化した突起を備えるものである。
間に挟設されているゴム弾性体の逆止弁において、ポン
プ内圧によるパッキン部分のはみ出しを防止し、且つ、
ポンプ内の液体の外部流出を防止する逆止弁のパッキン
に１体化した突起を備えるものである。
【０００７】
【発明の実施例】以下、この発明を具体化した実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【０００８】図１は、本発明による実施例を示す部分断
面図で、図２は、図１のＡ−Ａ矢視正面図であり、図３
から図５は、実施例を示す逆止弁の斜視図であり、図６
は、自吸式ポンプの基本構成を示す全体断面図である。
面図で、図２は、図１のＡ−Ａ矢視正面図であり、図３
から図５は、実施例を示す逆止弁の斜視図であり、図６
は、自吸式ポンプの基本構成を示す全体断面図である。
【０００９】図１、図２に示すように、自吸式ポンプ１
の吸水口部の構成はケーシング２に流体を吸い込むため
の吸水口３が締め付けボルト４により締め付け固定さ
れ、ケーシング２と吸水口３の間にはみ出し防止突起５
を備える逆止弁６が介在している。
の吸水口部の構成はケーシング２に流体を吸い込むため
の吸水口３が締め付けボルト４により締め付け固定さ
れ、ケーシング２と吸水口３の間にはみ出し防止突起５
を備える逆止弁６が介在している。
【００１０】又、図２に示すように、ポンプ内圧が逆止
弁６の止水パッキン７全周に働く。逆止弁６の止水パッ
キン７の締め付け部分７ａは締め付けボルト４によりポ
ンプ外部へのはみ出しが抑制されている。そして、逆止
弁６の止水パッキン７の締め込み面圧が低くなる７ｂ部
が突起５により外部へのはみ出しを抑制する構造となっ
ている。
弁６の止水パッキン７全周に働く。逆止弁６の止水パッ
キン７の締め付け部分７ａは締め付けボルト４によりポ
ンプ外部へのはみ出しが抑制されている。そして、逆止
弁６の止水パッキン７の締め込み面圧が低くなる７ｂ部
が突起５により外部へのはみ出しを抑制する構造となっ
ている。
【００１１】そして、ポンプ停止の瞬間には、ポンプ吐
出し側よりの流体の逆流による加圧された液体が逆止弁
６、および、止水パッキン７へ加圧液として働く。この
際、はみ出し防止突起５によりポンプ外部へのパッキン
はみ出しを抑制する。
出し側よりの流体の逆流による加圧された液体が逆止弁
６、および、止水パッキン７へ加圧液として働く。この
際、はみ出し防止突起５によりポンプ外部へのパッキン
はみ出しを抑制する。
【００１２】又、取り扱い液体が油等の場合、止水パッ
キン７の吸水口３側、および、ケーシング２側で滑りが
発生し、止水パッキン７部が更にポンプ外部へはみ出そ
うと働く。その場合でもポンプ外部へのはみ出しをはみ
出し防止突起５により防止することができる。
キン７の吸水口３側、および、ケーシング２側で滑りが
発生し、止水パッキン７部が更にポンプ外部へはみ出そ
うと働く。その場合でもポンプ外部へのはみ出しをはみ
出し防止突起５により防止することができる。
【００１３】なお、上述の各実施例は本発明の好適な実
施の例であるが、これに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能
である。例えば、実施例の突起５をパッキン内側全周と
してもよく、又、突起５の方向をケーシング側、および
吸水口側のどちらとしても、そして、又突起５の形状を
変更しても、逆止弁の止水機能を十分満足するものとな
っている。
施の例であるが、これに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能
である。例えば、実施例の突起５をパッキン内側全周と
してもよく、又、突起５の方向をケーシング側、および
吸水口側のどちらとしても、そして、又突起５の形状を
変更しても、逆止弁の止水機能を十分満足するものとな
っている。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。
ことができる。
【００１５】逆止弁自体に広がり防止用突起を一体的に
成型してあり、低コストで、止水効果がある。又、その
止水効果により、次回始動のための呼び水を確保するこ
とができる。
成型してあり、低コストで、止水効果がある。又、その
止水効果により、次回始動のための呼び水を確保するこ
とができる。
【図１】本発明によるポンプの吸水口部分の断面図
【図２】本発明による図１のＡ−Ａ矢視正面図
【図３】本発明による逆止弁の斜視図
【図４】本発明による逆止弁の変形例を示す斜視図
【図５】本発明による逆止弁の他の変形例を示す斜視図
【図６】本発明による自吸式ポンプの全体断面図
１ 自吸式ポンプ ２ ケーシング ３ 吸水口 ４ 締め付けボルト ５ はみ出し防止突起 ６ 逆止弁 ７ 止水パッキン
Claims (1)
- 【請求項１】自吸式ポンプにおいて、運転中のポンプ外
部への液漏れを防止し、又、ポンプ停止時に発生するポ
ンプ吐出し側からの液体の逆流による加圧液のポンプ外
部への液漏れを防止するパッキンを１体で具備する逆止
弁において、はみ出しを阻止する突起を逆止弁自体に備
えたことを特徴とする逆止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377938A JP2000179487A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 自吸式ポンプの逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377938A JP2000179487A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 自吸式ポンプの逆止弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000179487A true JP2000179487A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18509266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10377938A Pending JP2000179487A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 自吸式ポンプの逆止弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000179487A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008001832A1 (fr) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Électrovanne et dispositif de massage à pression d'air |
| JP2008057399A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Nishigaki Pump Seizo Kk | 非容積形ポンプ |
-
1998
- 1998-12-15 JP JP10377938A patent/JP2000179487A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008001832A1 (fr) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Électrovanne et dispositif de massage à pression d'air |
| JP2008032204A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Nitto Kohki Co Ltd | 電磁弁及び空気圧式マッサージ装置 |
| GB2452450A (en) * | 2006-06-29 | 2009-03-04 | Nitto Kohki Co | Solenoid valve and air pressure massage device |
| GB2452450B (en) * | 2006-06-29 | 2011-01-12 | Nitto Kohki Co | Electromagnetic valve and pneumatic massage apparatus |
| JP2008057399A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Nishigaki Pump Seizo Kk | 非容積形ポンプ |
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