JP2000178926A - 眩光防止用標識 - Google Patents

眩光防止用標識

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JP2000178926A
JP2000178926A JP10356464A JP35646498A JP2000178926A JP 2000178926 A JP2000178926 A JP 2000178926A JP 10356464 A JP10356464 A JP 10356464A JP 35646498 A JP35646498 A JP 35646498A JP 2000178926 A JP2000178926 A JP 2000178926A
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JP
Japan
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glare
mounting base
road
sign
hole
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JP10356464A
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Yoshiaki Hagiwara
嘉明 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路の直線部分およびカーブ部分のどちらの
分離帯にも取付け易く、かつ防眩効果を良好に得ること
のできる眩光防止用標識を提供する。 【解決手段】 道路の分離帯の標識取付け面に固定され
る取付けベース1には、道路を横切る垂直平面に沿って
起立した状態で設置され、袋ナット7,8が結合された
防眩板2を、取付けベース1の第1通し孔3に挿通され
て袋ナット7にねじ込まれた止めねじ5と、取付けベー
ス1の長孔状の第2通し孔4に挿通されて袋ナット8に
ねじ込まれた止めねじ6とによって締結し、防眩板2を
路幅方向への路面の勾配に合わせて垂直平面に平行な方
向へ傾動調整可能な構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、高速
道路等の道路の夜間走行時に対向車のヘッドライトによ
る眩光を防ぐ目的で、道路の中央分離帯に設置される眩
光防止用標識に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、高速道路の中央分離帯
にはとくに夜間の対向車線の車のヘッドライトの眩光を
防ぐために、眩光防止用標識が配置されている。この標
識は対向車のヘッドライトを防ぐ所定間隔に中央分離帯
に一列に並べた状態で多数個設置されている。なお、こ
の標識に関する従来技術としては、例えば、特開昭7−
300825号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高速道路の各眩光防止
用標識は、中央分離帯の上面の取付け面に起立状態で並
べて設置されるが、高速道路のカーブ部分の路面はカー
ブの曲率に合わせてカーブの外側が高くなる勾配(傾
斜)が付けられていて、中央分離帯の標識の取付け面も
対応する勾配が付与されている。このため、各眩光防止
用標識をカーブ部分で路面の勾配に合わせて取付け面に
取付けると、傾いた状態で取付けられることとなり、隣
接する標識間に隙間が生じ、この隙間から対向車のヘッ
ドライトが洩れて眩光防止効果が損なわれる不具合があ
る。そこで、従来の、中央分離帯の取付け面への眩光防
止用標識の取付けは、取付け面に座板などを挟み、標識
面部分が実質的に垂直となるように各標識ごとに角度調
整をしていたが、標識は多数並べて取付けるため取付け
現場での作業に手間が要る問題があった。
【0004】本発明の課題は、直線部分およびカーブ部
分のどちらの分離帯にも取付け易く、かつ防眩効果を良
好に得ることのできる眩光防止用標識を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の眩光防止
用標識は、道路の分離帯の走行車線に沿う標識取付け面
に固定される取付けベースと、道路を横切る垂直平面に
沿って起立した状態で設置され、かつ前記取付けベース
のうちの定点を傾動支点として前記垂直平面と平行な方
向への傾動調整が可能となるようにして前記取付けベー
スに取付けられる防眩板とを備えた構成を有する。
【0006】請求項1記載の発明では、道路を横切る垂
直平面に沿って起立した状態で設置される防眩板が、道
路の分離帯の標識取付け面に固定される取付けベースに
この取付ベースのうちの定点を傾動支点として傾動調整
した状態で取付けられ、道路のカーブ部分に設置される
防眩板は、路幅方向への路面の勾配に合わせて前記垂直
平面に平行な方向へ傾動調整され、道路の分離帯に並べ
られた各防眩板はその姿勢が道路のカーブ部分でも直線
部分でも同様な姿勢に整合された状態で設置される。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の眩
光防止用標識において、取付けベースの取付け部には、
眩光板の傾動支点となる第1通し孔と、前記垂直平面と
平行な方向への前記眩光板の傾動調整が可能となるよう
に長孔状に形成された第2通し孔とを貫設し、前記眩光
板には、前記第1通し孔に挿通された止めねじがねじ込
まれるナットと、前記第2通し孔に挿通された止めねじ
がねじ込まれるナットとをそれぞれ一体状に結合した構
成を有する。
【0008】請求項2記載の発明では、取付けベースを
道路の分離帯の標識取付け面に固定し、取付けベースの
第1通し孔および長孔状の第2通し孔にそれぞれ挿通し
た各止めねじを防眩板に結合した各ナットにそれぞれね
じ込み、防眩板の取付けベースへの取付け角度を調整し
て防眩板を取付けベースに締結することによって防眩板
防止用標識が組立てられる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。この眩光防止用標識Aは対向車
のヘッドライトによる眩光を防ぐ目的で、高速道路のコ
ンクリート製の中央分離帯に、車線に沿って所定間隔に
一列に並べた状態で多数設置されるものである。図1、
図2に示すように、各眩光防止用標識Aは、路面10の
中央分離帯上面の標識取付け面11にアンカーボルト1
2によって固定される。
【0010】図1〜図3に示すように、眩光防止用標識
Aは、標識取付け面11にアンカーボルト12によって
締結される取付けベース1と、路面10を直交状態で横
切る垂直平面Bに対して平行に設置され、取付けベース
1に垂直平面Bに平行な方向への傾動調整可能に取付け
られた防眩板2とによって構成されている。
【0011】図3に示すように、取付けベース1は、標
識取付け面11に重ね合わされて締結される締結部1a
と、この締結部1aに直交状に連接され、防眩板2を取
付ける取付け部1bを有している。
【0012】図3に示すように、取付けベース1の取付
け部1bには、防眩板2の傾動支点となる第1通し孔3
と、垂直平面Bと平行な方向への防眩板2の傾動調整が
可能となるように第1通し孔3を中心として円弧状に湾
曲した長孔状の形状を有する第2通し孔4とが横方向に
離れた位置に貫設されている。
【0013】防眩板2はほぼ長方形状をなし、防眩板2
の幅方向中央部には防眩板2に投射されたライトの反射
状態が変化するように折れ曲った曲折部2aが形成され
ている。
【0014】防眩板2の下端部には、取付けベース1の
第1通し孔3に挿通された止めねじ5がねじ込まれる袋
ナット7と、第2通し孔4に挿通された止めねじ6がね
じ込まれる袋ナット8とが、それぞれかしめ止め等の手
段によって一体状に結合されている。
【0015】眩光防止用標識Aは、第1通し孔3および
第2通し孔4に挿通した止めねじ5,6をそれぞれ袋ナ
ット7,8にねじ込んで防眩板2を標識取付け面11に
固定された取付けベース1の取付け部1bに傾動調整し
て締結することによって組立てられる。
【0016】防眩板2は路幅方向への路面の勾配に合わ
せて垂直平面Bに平行な方向へ取付けベース1の第1通
し孔3を、図5に示すように、傾動支点として傾動調整
され、防眩板2の上端縁が水平となって側縁が垂直とな
り、傾動支点が一定の高さとなった状態で取付けベース
1に締結され、各眩光防止用誘導標識Aは、各防眩板2
の姿勢が道路のカーブ部分でも直線部分でも同様な姿勢
に整合した状態で中央分離帯に所定間隔ごとの1列に並
べて設置される。
【0017】なお、上記した実施の形態では、取付けベ
ース1の第1通し孔3と第2通し孔4とを横方向へ離れ
た位置に配設したが、これに代えて第1通し孔3と第2
通し孔4とを縦方向へ離れた位置に配設してもよい(図
示せず)。
【0018】また、取付けベース1への防眩板2の取付
け角度を表示する目盛を第2通し孔4の孔縁に付した場
合には防眩板2の傾動角度の設定が容易となる(図示せ
ず)。
【0019】上記した実施の形態によれば、眩光防止用
標識Aが設置される道路の路面10が路幅方向へ傾斜し
たカーブ部分であっても、路面10が路幅方向へ傾斜し
ていない直線部分であっても、各防眩板2の設置姿勢を
一様に揃えて適正化した状態で各防眩板2を取付けベー
ス1に締結して中央分離帯に取付けることができ、各防
眩板2による防眩効果を道路の直線部分およびカーブ部
分にわたって確保して防眩効果の変動を無くすことがで
きる。
【0020】また、防眩板2がその傾動調整時の傾動支
点を一定にした状態で取付けベース1に締結できるの
で、取付けベース1への各防眩板2の取付け高さを一定
高さに揃えて各防眩板2を整然と配列することができ、
配列した防眩板2の設置状態が不揃いとなる不具合を解
消することができる。
【0021】さらに、取付けベース1の各通し孔3,4
に挿通した各止めねじ5,6を防眩板2に結合した各袋
ナット7,8にねじ込むだけで防眩板2を取付けベース
1に取付けることができ、防眩板2を取付けベース1に
取付けて眩光防止用標識Aを組立てる作業を簡便化して
能率的に行うことができる。
【0022】また、防眩防止用標識Aによれば、防眩板
2の傾動調節が可能であることより、路面に対する防眩
板2の角度調節がし易く、標識取付け現場での取付け作
業を容易になし得る。
【0023】前記した実施の形態の眩光防止用標識Aは
高速道路の中央分離帯に適用したが、本発明の眩光防止
用標識は、高速道路の中央分離帯に限るものではなく、
車道と鉄道の並設地域、あるいは海岸近く道路で船舶の
光の影響を受ける地域などの分離帯に広く適用すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、眩光防止
用標識が設置される道路の路面が路幅方向へ傾斜したカ
ーブ部分であっても、路面が路幅方向へ傾斜していない
直線部分であっても、取付け現場の取付け作業がし易
く、各防眩板の設置姿勢を一様に揃えて適正の状態で各
防眩板を取付けることができ、各防眩板による防眩効果
を道路の直線部分およびカーブ部分にわたって発揮する
ことができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、取付けベー
スの各通し孔に挿通した各止めねじを防眩板に結合した
各ナットにねじ込むだけで防眩板を取付けベースに取付
けることができ、防眩板を取付けベースに取付けて眩光
防止用標識を組立てる作業を簡便化して能率的に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、眩光防止用
標識の設置状態を説明する側面図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】眩光防止用標識の分解斜視図である。
【図4】図2のX−X線拡大断面図である。
【図5】道路のカーブ部分での眩光防止用標識の設置状
態を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 取付けベース 1b 取付け部 2 防眩板 3 第1通し孔 4 第2通し孔 5,6 止めねじ 7,8 袋ナット 10 路面 11 標識取付け面 A 眩光防止用標識 B 垂直平面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の分離帯の走行車線に沿う標識取付
    け面に固定される取付けベースと、道路を横切る垂直平
    面に沿って起立した状態で設置され、かつ前記取付けベ
    ースのうちの定点を傾動支点として前記垂直平面と平行
    な方向への傾動調整が可能となるようにして前記取付け
    ベースに取付けられる防眩板とを備えた眩光防止用標
    識。
  2. 【請求項2】 取付けベースの取付け部には、眩光板の
    傾動支点となる第1通し孔と、垂直平面と平行な方向へ
    の前記眩光板の傾動調整が可能となるように長孔状に形
    成された第2通し孔とを貫設し、前記眩光板には、前記
    第1通し孔に挿通された止めねじがねじ込まれるナット
    と、前記第2通し孔に挿通された止めねじがねじ込まれ
    るナットとをそれぞれ一体状に結合した請求項1記載の
    眩光防止用標識。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002061127A (ja) * 2000-08-17 2002-02-28 Kashimura:Kk 道路用視線誘導標および反射体を保持する保持材
JP2002149099A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Tanaka:Kk 掲示装置
US6951434B2 (en) * 2003-01-21 2005-10-04 Yodock Jr Leo J Traffic control device
KR100816058B1 (ko) 2007-01-12 2008-03-21 복 성 김 중앙분리대용 차광판
KR200472886Y1 (ko) * 2012-09-24 2014-05-29 김강 펜스 지주각도 조절장치
JP2019095521A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 首都高メンテナンス西東京株式会社 表示装置
KR102651458B1 (ko) * 2023-10-30 2024-03-26 주식회사 아키페이스 경사 지반에 지주를 설치하기 위한 지반 보강구조체

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