JP2000178155A - 歯ブラシ除菌フォーム用剤 - Google Patents

歯ブラシ除菌フォーム用剤

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JP2000178155A
JP2000178155A JP10357283A JP35728398A JP2000178155A JP 2000178155 A JP2000178155 A JP 2000178155A JP 10357283 A JP10357283 A JP 10357283A JP 35728398 A JP35728398 A JP 35728398A JP 2000178155 A JP2000178155 A JP 2000178155A
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JP
Japan
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disinfecting
toothbrush
foam
foaming agent
container
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JP10357283A
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English (en)
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Hiroshi Takusagawa
博 田草川
Takao Yokoo
孝男 横尾
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 界面活性剤0.1〜10重量%と、エチ
ルアルコール5重量%以上とを含有する液体組成物から
なり、発泡容器に充填してなることを特徴とする歯ブラ
シ除菌フォーム用剤。 【効果】 本発明によれば、殺菌力の高い液剤を泡にし
て使用することにより、簡便かつ的確に歯ブラシを衛生
な状態に保つことが可能となる。従って、本発明の歯ブ
ラシ除菌フォーム用剤はブラシを衛生的に使用する上で
有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時にフォーム
状にて歯ブラシに乗せ、歯ブラシの除菌、洗浄を行うよ
うにした歯ブラシ除菌フォーム用剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯磨後
の歯ブラシはその洗浄の程度により、食物残渣、口腔内
細菌、雑菌等の影響を受け、不衛生になる場合がある。
従って、歯ブラシを清潔に保ち、衛生的に使用するた
め、歯ブラシの除菌、洗浄を行うことが望まれており、
このような歯ブラシの除菌・洗浄剤としては、殺菌成分
等を錠剤化し、これを水に溶解したものに歯ブラシを浸
漬して除菌・洗浄するタイプのものが使われている。し
かし、このタイプのものは、容器にとって用いることか
ら使用が煩雑になる。
【0003】また、スプレータイプのものも知られてお
り、スプレータイプの歯ブラシ除菌剤は簡便に使用でき
る利点はあるが、製剤が飛散したり、歯ブラシの植毛部
全体に十分行き渡らないこともある等の問題がある。
【0004】本発明は上記事情を改善するためになされ
たもので、簡便に使用できる上、歯ブラシ全体に十分に
製剤が行き渡って、歯ブラシを確実に除菌、洗浄するこ
とができる歯ブラシ除菌フォーム用剤を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は上記目的を達成するため、界面活性剤0.1〜1
0重量%と、エチルアルコール5重量%以上とを含有す
る液体組成物からなり、発泡容器に充填してなることを
特徴とする歯ブラシ除菌フォーム用剤を提供する。
【0006】本発明の歯ブラシ除菌フォーム用剤は、こ
のように界面活性剤0.1〜10%(重量%、以下同
じ)とエチルアルコール5%以上とを含有した液体組成
物を非エアゾール発泡容器やエアゾール発泡容器に充填
し、使用時にフォームとして歯ブラシに乗せるようにし
たので、製剤がタレ落ちたり、飛散することなく、簡単
に歯ブラシに適用することも可能になり、この場合フォ
ームは歯ブラシの植毛部毛先で破泡することにより、液
化して、素早く植毛部内部に浸透し、植毛部全体を除
菌、洗浄することができる。従って、本発明によれば、
容易に歯ブラシ全体に製剤を行き渡らせることができ、
歯ブラシ全体を簡便に除菌、洗浄し、清潔に保つことを
可能にするものである。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の歯ブラシ除菌フォーム用剤は、界面活性剤とエ
チルアルコールとを含有する液体組成物を主剤とする。
【0008】ここで、界面活性剤としては、アルキル硫
酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスル
フォン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシルメチル
タウリン塩、アルキルエーテル酢酸塩等のアニオン界面
活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロ
ピレン共重合体、脂肪酸ジエタノールアミド等の非イオ
ン界面活性剤、アルキルアンモニウム塩、アミノ酸系界
面活性剤等のカチオン界面活性剤、ベタイン型、イミダ
ゾリン型、イミダゾリニウムベタイン型等の両性界面活
性剤を使用でき、これらの界面活性剤は単独ないし2種
以上の組み合わせで使用することができる。その配合量
は、組成物全体の0.1〜10%、特に0.1〜5%と
することが好ましい。その配合量が少なすぎると良好な
フォームが得られず、多すぎると使用後植毛が乾燥しに
くくなると共に、乾燥後の残留が多くなり、次回の使用
時に影響することがある。
【0009】エチルアルコールとしては単品として以外
にも変性エチルアルコールを使用することができる。そ
の配合量は、組成物全体の5%以上、好ましくは5〜5
0%、更に好ましくは10〜40%である。その配合量
が少なすぎると、除菌性能が低下し、好ましくない。
【0010】上記液体組成物には、殺菌剤を配合するこ
とが好ましい。
【0011】殺菌剤としては、塩化セチルピリジニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、トリ
クロサン、ビオゾール、クロルヘキシジン類、ソルビン
酸塩及びチモール、ヒノキチオールなどの天然系成分な
どが単独或いは2種以上を組み合わせて使用できる。そ
の配合量は0.001〜3%、特に0.01〜0.5%
とすることができる。
【0012】更に液体組成物には、粘稠成分としてグリ
セリン、プロピレングリコール、PEG等の多価アルコ
ール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、キサンタンガム、カラギーナ
ン、ポリビニルピロリドン等を0.001〜15%、特
に0.01〜5%配合することができる。
【0013】また、消臭成分として銅クロロフィリンナ
トリウム、グルコン酸銅、フラボノイドなどを配合でき
る。
【0014】なお、上記液体組成物のpHは3〜10と
することができ、この場合pH調整剤としてクエン酸
塩、リン酸塩等を使用できる。
【0015】本発明において、上記液体組成物は、非エ
アゾール又はエアゾールの発泡容器に充填し、該容器の
口部から噴出させた時にフォームとなるように構成す
る。
【0016】即ち、本発明においては、上記液体組成物
を泡状に噴出させる容器として、非エアゾール容器、エ
アゾール容器が使用できる。非エアゾール容器としては
内容物に押圧力を付与することにより、内容物を空気と
混合し、噴出口より泡状に噴出させる公知のスクイズ
式、ディスペンサー(ポンプ)式のもの、例えば実公平
7−6108号、実開平7−8251号、実開平4−1
02666号公報に記載のものを使用することができ、
具体的には各種の市販品を使用できる。エアゾール容器
としては炭酸ガス、窒素ガス、空気等を内容物と共に耐
圧容器に封入し、使用時に泡状に噴出させるものを使用
できる。容器材質としては高密度・低密度ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル等のポリエステル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリアミド、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、アクリル系樹脂、ポリアセタール、セルロ
ース系樹脂等のプラスチック材質の単層体、多層体及び
アルミニウム等の金属材質が使用できる。
【0017】この場合、容器から噴出させた直後の泡の
密度は0.02〜0.2g/cm3、より好ましくは
0.04〜0.1g/cm3であることが好ましい。泡
密度が低すぎる場合、泡が荒くなり、均一に植毛部に液
剤が浸透しない場合がある。泡密度が高すぎる場合、歯
ブラシに乗せた後の泡の液化に時間がかかることがあ
り、また、歯ブラシにのる泡(製剤)の量が多くなり、
液化した後、液が流れ落ちることがある。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌力の高い液剤を泡
にして使用することにより、簡便かつ的確に歯ブラシを
衛生な状態に保つことが可能となる。従って、本発明の
歯ブラシ除菌フォーム用剤は歯ブラシを衛生的に使用す
る上で有効である。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
【0020】[実施例1]下記組成の液体組成物を実開
平4−102666号公報に記載の非エアゾールのポン
プ式発泡容器(ボトル材質:高密度ポリエチレン)に充
填した。 次に、この組成物を噴出して歯ブラシ植毛部上にフォー
ムを乗せる方法で使用し、このときの使用性(簡便性、
植毛への浸透性、使用時の飛散性)をパネラー5名によ
り評価した。なお、評価基準は、良好を○、劣るものを
×とした。結果を下記に示す。 簡便性 ○ 浸透性 ○ 飛散、タレ落ちなし ○
【0021】以上の結果から、本発明品は簡便に、飛散
等なしに植毛部全体に製剤を行き渡らせることが可能で
あることが確認された。
【0022】[実施例2]下記組成の液体組成物を実開
平4−102666号公報に記載の非エアゾールのポン
プ式発泡容器(ボトル材質:高密度ポリエチレン)に充
填した。
【0023】[実施例3]下記組成の液体組成物を実開
平4−102666号公報に記載の非エアゾールのポン
プ式発泡容器(ボトル材質:高密度ポリエチレン)に充
填した。
【0024】[実施例4]下記組成の液体組成物を実開
平4−102666号公報に記載の非エアゾールのポン
プ式発泡容器(ボトル材質:高密度ポリエチレン)に充
填した。
【0025】上記実施例の歯ブラシ除菌フォーム用剤
は、その容器からフォーム状に噴出して歯ブラシ植毛部
に飛散、タレ落ちなく乗せることができ、しかも容易に
毛先で破泡して植毛部全体にスムーズに浸透し、除菌、
洗浄を簡単に行うことができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤0.1〜10重量%と、エチ
    ルアルコール5重量%以上とを含有する液体組成物から
    なり、発泡容器に充填してなることを特徴とする歯ブラ
    シ除菌フォーム用剤。
JP10357283A 1998-12-16 1998-12-16 歯ブラシ除菌フォーム用剤 Pending JP2000178155A (ja)

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JP10357283A JP2000178155A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 歯ブラシ除菌フォーム用剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180361A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Earth Chem Corp Ltd マウスガード用スプレー式洗浄剤製品
JP6923971B1 (ja) * 2020-07-31 2021-08-25 丸石製薬株式会社 低濃度エタノール含有酸性起泡組成物

Cited By (3)

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