JPH11256191A - 歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシの洗浄方法 - Google Patents
歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシの洗浄方法Info
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- JPH11256191A JPH11256191A JP7832398A JP7832398A JPH11256191A JP H11256191 A JPH11256191 A JP H11256191A JP 7832398 A JP7832398 A JP 7832398A JP 7832398 A JP7832398 A JP 7832398A JP H11256191 A JPH11256191 A JP H11256191A
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- JP
- Japan
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- toothbrush
- cleaning
- sterilizing
- cleaning agent
- aerosol
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用後の歯ブラシを簡単に清潔にすることが
でき、より望ましくは、歯ブラシに対する洗浄、殺菌、
除菌効果があり、しかも、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤の提供を図る。 【解決手段】 歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌す
る殺菌剤を含有したエアゾール組成物を、エアゾール容
器1に封入し、噴出ノズル3から歯ブラシ4のブラシ5
を中心に噴射する。エアゾール組成物は、殺菌剤を必須
として、発泡剤、香味料、消炎剤、保存料、消臭剤、精
製水等を加え得る。誤飲時の安全性のため、薬事法に定
める化粧品の歯みがき類に属するものになる為の成分
や、食品添加物として安全性の確認されているものを用
いることが望ましい。
でき、より望ましくは、歯ブラシに対する洗浄、殺菌、
除菌効果があり、しかも、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤の提供を図る。 【解決手段】 歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌す
る殺菌剤を含有したエアゾール組成物を、エアゾール容
器1に封入し、噴出ノズル3から歯ブラシ4のブラシ5
を中心に噴射する。エアゾール組成物は、殺菌剤を必須
として、発泡剤、香味料、消炎剤、保存料、消臭剤、精
製水等を加え得る。誤飲時の安全性のため、薬事法に定
める化粧品の歯みがき類に属するものになる為の成分
や、食品添加物として安全性の確認されているものを用
いることが望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、歯ブラシ用洗浄
剤に関するものである。
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代において、歯ブラシは、口腔衛生
上、欠かせないものとして広く用いられているが、その
歯ブラシを使った後は、単に、すすいで乾かしておくだ
けで、歯ブラシ自体の衛生管理については充分に配慮さ
れていなのが現状である。具体的には、歯ブラシの使用
者は、歯ブラシを使用後、歯磨き用のペーストや唾液、
食物カス等で汚染された歯ブラシを、流水や湯ですすい
だ後、水分を振り切り、そのまま、歯ブラシ立てや、棚
や、小籠、コップ等に入れて、次の使用までそのままに
しておくものであった。ところが、このような管理で
は、歯ブラシのブラシ中に雑菌等が繁殖するおそれが多
く、口腔衛生上問題を残すものである。
上、欠かせないものとして広く用いられているが、その
歯ブラシを使った後は、単に、すすいで乾かしておくだ
けで、歯ブラシ自体の衛生管理については充分に配慮さ
れていなのが現状である。具体的には、歯ブラシの使用
者は、歯ブラシを使用後、歯磨き用のペーストや唾液、
食物カス等で汚染された歯ブラシを、流水や湯ですすい
だ後、水分を振り切り、そのまま、歯ブラシ立てや、棚
や、小籠、コップ等に入れて、次の使用までそのままに
しておくものであった。ところが、このような管理で
は、歯ブラシのブラシ中に雑菌等が繁殖するおそれが多
く、口腔衛生上問題を残すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
願発明は、使用後の歯ブラシを簡単に清潔にすることが
でき、より望ましくは、歯ブラシに対する洗浄、殺菌、
除菌効果があり、しかも、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤を提供せんとするもの
である。
願発明は、使用後の歯ブラシを簡単に清潔にすることが
でき、より望ましくは、歯ブラシに対する洗浄、殺菌、
除菌効果があり、しかも、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤を提供せんとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願発明は、歯ブ
ラシの少なくともブラシ部を殺菌もしくは除菌する殺菌
剤を含有したエアゾール組成部を、エアゾール容器に封
入したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供するこ
とにより、上記の課題を解決する。
ラシの少なくともブラシ部を殺菌もしくは除菌する殺菌
剤を含有したエアゾール組成部を、エアゾール容器に封
入したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供するこ
とにより、上記の課題を解決する。
【0005】本願発明に係る歯ブラシ用洗浄剤には、殺
菌、除菌成分の一つともなるエタノールや安息香酸を始
めとする種々の殺菌剤を必須として含有し、さらに、塗
布後、各々のブラシセンイ(ブラシの毛)の隙間にエア
ゾール組成部(内容物)を効率よく、しかも効果的に浸
透させるための浸透性向上剤として、また一定時間、ブ
ラシ部分に洗浄剤を止めておくために、各種界面活性剤
等の発泡剤を付加することが望ましい。その他、香味
料、消炎剤、保存料、消臭剤、精製水等を適宜加えるこ
とができる。これらの配合成分は、歯ブラシの使用時に
誤飲することが考えられるため、誤飲しても安全性の高
いものを使用することが望ましく、例えば、薬事法に定
める化粧品の歯みがき類に属するものの為の成分を選択
して用いたり、或いは、食品添加物として安全性の確認
されているものを用いることが望ましい。
菌、除菌成分の一つともなるエタノールや安息香酸を始
めとする種々の殺菌剤を必須として含有し、さらに、塗
布後、各々のブラシセンイ(ブラシの毛)の隙間にエア
ゾール組成部(内容物)を効率よく、しかも効果的に浸
透させるための浸透性向上剤として、また一定時間、ブ
ラシ部分に洗浄剤を止めておくために、各種界面活性剤
等の発泡剤を付加することが望ましい。その他、香味
料、消炎剤、保存料、消臭剤、精製水等を適宜加えるこ
とができる。これらの配合成分は、歯ブラシの使用時に
誤飲することが考えられるため、誤飲しても安全性の高
いものを使用することが望ましく、例えば、薬事法に定
める化粧品の歯みがき類に属するものの為の成分を選択
して用いたり、或いは、食品添加物として安全性の確認
されているものを用いることが望ましい。
【0006】より具体的には、殺菌剤としては、安息香
酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナト
リウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢
酸、デヒドロ酢酸ナトリウムなどの有機酸類、パラオキ
シ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオ
キシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、な
どのパラベン類、イソプロピルメチルフェノール、オル
トフェニルフェノール、クレゾール、クロルキシレノー
ル、クロルクレゾール、チモール、パラクロルフェノー
ル、レゾルシンなどのフェノール類、感光素101号、
感光素201号、感光素301号、感光素401号など
の感光素類、クロラミンT、チアントールなどの含硫黄
物質、又、その他の有機化合物として、塩化リゾチー
ム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジ
ン液、クロロブタノール、トリクロロカルバニリド、3
−トリフルオルメチル−4,4’−ジクロロカルバニリ
ド(ハロカルバン)、ヘキサクロロフェン、カテキン、
ヒノキチオール、各種抗菌エキス類などの他、ホウ酸等
の無機化合物が使用できる。これらの内でも特にクロル
ヘキシジン類やパラベン類、感光素を用いるのが好まし
い。発泡剤として用いる界面活性剤としては、非イオ
ン、アニオン、カチオン、両性活性剤等いずれでも良
く、界面活性剤の種類は特に限定されない。非イオン性
界面活性剤の一例をあげればモノステアリン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸エレングリコール、モノステアリ
ン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸ジエチレ
ングリコール、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等を
用いることができる。アニオン性界面活性剤としては、
ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル
燐酸ナトリウム等を例示し得る。カチオン性界面活性剤
としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩
化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニ
ウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アル
キルトリメチルアンモニウム等を例示し得る。両性界面
活性剤としては、βーラルリルアミノプロピオン酸ナト
リウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油
脂肪酸コラーゲンペプチドカリウム、ステアリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン、ステアリン酸グリチルレチニル
等を例示し得る。これらの内でもラウリル硫酸ナトリウ
ムやポリオキシエチレンラウリルエーテル燐酸ナトリウ
ム等が特に好ましい。香味料としてはシナモン、チモー
ル、1−メントール、スペアミント等、保存料としては
パラベン等、消臭剤としては銅クロロフィリンナトリウ
ム、クローブエキス、オーゴンエキス等、また、消炎剤
としては、グリチルリチン酸ジカリウム等を用いること
ができる。これらは、いずれも、口腔内の洗浄に適して
おり、誤飲しても人体に無害のものを用いることが望ま
しい。
酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナト
リウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢
酸、デヒドロ酢酸ナトリウムなどの有機酸類、パラオキ
シ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオ
キシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、な
どのパラベン類、イソプロピルメチルフェノール、オル
トフェニルフェノール、クレゾール、クロルキシレノー
ル、クロルクレゾール、チモール、パラクロルフェノー
ル、レゾルシンなどのフェノール類、感光素101号、
感光素201号、感光素301号、感光素401号など
の感光素類、クロラミンT、チアントールなどの含硫黄
物質、又、その他の有機化合物として、塩化リゾチー
ム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジ
ン液、クロロブタノール、トリクロロカルバニリド、3
−トリフルオルメチル−4,4’−ジクロロカルバニリ
ド(ハロカルバン)、ヘキサクロロフェン、カテキン、
ヒノキチオール、各種抗菌エキス類などの他、ホウ酸等
の無機化合物が使用できる。これらの内でも特にクロル
ヘキシジン類やパラベン類、感光素を用いるのが好まし
い。発泡剤として用いる界面活性剤としては、非イオ
ン、アニオン、カチオン、両性活性剤等いずれでも良
く、界面活性剤の種類は特に限定されない。非イオン性
界面活性剤の一例をあげればモノステアリン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸エレングリコール、モノステアリ
ン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸ジエチレ
ングリコール、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等を
用いることができる。アニオン性界面活性剤としては、
ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル
燐酸ナトリウム等を例示し得る。カチオン性界面活性剤
としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩
化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニ
ウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アル
キルトリメチルアンモニウム等を例示し得る。両性界面
活性剤としては、βーラルリルアミノプロピオン酸ナト
リウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油
脂肪酸コラーゲンペプチドカリウム、ステアリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン、ステアリン酸グリチルレチニル
等を例示し得る。これらの内でもラウリル硫酸ナトリウ
ムやポリオキシエチレンラウリルエーテル燐酸ナトリウ
ム等が特に好ましい。香味料としてはシナモン、チモー
ル、1−メントール、スペアミント等、保存料としては
パラベン等、消臭剤としては銅クロロフィリンナトリウ
ム、クローブエキス、オーゴンエキス等、また、消炎剤
としては、グリチルリチン酸ジカリウム等を用いること
ができる。これらは、いずれも、口腔内の洗浄に適して
おり、誤飲しても人体に無害のものを用いることが望ま
しい。
【0007】さらに、ムシ歯予防、口中内洗浄、口臭予
防、歯石の沈着予防効果を発揮することができ、洗口剤
としても使用する成分を付加してもよい。これら、化粧
品の歯みがき類に属するものや、洗口剤に属するもの等
を付加しておくことによって、歯ブラシを再度使用する
際に、歯ブラシ類や洗口剤の効果が発揮され、歯ブラシ
効果をより高めることができる。
防、歯石の沈着予防効果を発揮することができ、洗口剤
としても使用する成分を付加してもよい。これら、化粧
品の歯みがき類に属するものや、洗口剤に属するもの等
を付加しておくことによって、歯ブラシを再度使用する
際に、歯ブラシ類や洗口剤の効果が発揮され、歯ブラシ
効果をより高めることができる。
【0008】これらの歯ブラシ用洗浄剤組成物は、エア
ゾール容器に封入されるが、エアゾールの噴射剤として
は、LPG、DME、フロン134a等の液化ガス、窒
素、酸素、炭酸ガス、亜酸化窒素等の適宜の噴射剤を用
いることができる。吐出の形態としては、泡状(ムース
状)としてもよく、ストリーム状、ジェット状等のエア
ゾール一般の吐出形態を採用することができる。
ゾール容器に封入されるが、エアゾールの噴射剤として
は、LPG、DME、フロン134a等の液化ガス、窒
素、酸素、炭酸ガス、亜酸化窒素等の適宜の噴射剤を用
いることができる。吐出の形態としては、泡状(ムース
状)としてもよく、ストリーム状、ジェット状等のエア
ゾール一般の吐出形態を採用することができる。
【0009】また、図1に示すように、エアゾール容器
1の噴射口2に、比較的長い(例えば:5mm以上の)噴
出ノズル3を備えるようにすることによって、歯ブラシ
4のブラシ5の毛の間にも容易且つ確実に、歯ブラシ用
洗浄剤を付与することができる点で有利である。さら
に、発泡剤を含有させることによって、歯ブラシの毛の
間に泡が比較的長時間留まり、殺菌、除菌効果をより一
層確実なものとすることができる。
1の噴射口2に、比較的長い(例えば:5mm以上の)噴
出ノズル3を備えるようにすることによって、歯ブラシ
4のブラシ5の毛の間にも容易且つ確実に、歯ブラシ用
洗浄剤を付与することができる点で有利である。さら
に、発泡剤を含有させることによって、歯ブラシの毛の
間に泡が比較的長時間留まり、殺菌、除菌効果をより一
層確実なものとすることができる。
【0010】
【実施例】次に、本願発明の理解を高めるために、実施
例を示すが、本願発明はこの実施例に限定して理解され
るべきではない。
例を示すが、本願発明はこの実施例に限定して理解され
るべきではない。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示す配合によって、3種の歯ブラシ
用洗浄剤を得て、これをエアゾール容器に封入した。実
施例1は、ジェット噴射ノズル付きの容器に、噴射剤と
して窒素を用いて内圧7kg/cm2 となるように封入し
た。使用テストを行ったところ、ジェット状の噴射状態
が得られて、一回のボタンプッシュでブラシの毛の根本
まで、洗浄剤が行き渡った。実施例2は、キョーワ工業
株式会社の貯溜室付きの噴射ノズル「アクロス(商品
名:実用新案登録第2547751号)」を装着した容
器に、噴射剤として炭酸ガスを用いて内圧6.5kg/cm
2 となるように封入した。使用テストを行ったところ、
荒霧状の噴射状態が得られて、一回のボタンプッシュで
ブラシの毛の根本まで、洗浄剤が行き渡った。実施例3
は、ムース噴射ノズル付きの容器に、LPGを噴射剤と
して封入した。配合率は、実施例3を87重量%、LP
Gを13重量%とした。使用テストを行ったところ、ム
ース状の噴射状態が得られて、一回のボタンプッシュで
ブラシの毛の根本まで略全体に泡が付着した後、消泡し
た。各実施例における使用テストは、ハブラシ使用後に
水ですすぎ、洗浄剤を噴射したもので、噴射後、歯ブラ
シを縦にして立てておき、そのまま乾燥した。4時間経
過後、歯磨きペーストを用いずに歯ブラシのみを用いて
歯磨きを行ったが、何れの実施例でも、口腔内に爽快感
を得ることができたものである。
用洗浄剤を得て、これをエアゾール容器に封入した。実
施例1は、ジェット噴射ノズル付きの容器に、噴射剤と
して窒素を用いて内圧7kg/cm2 となるように封入し
た。使用テストを行ったところ、ジェット状の噴射状態
が得られて、一回のボタンプッシュでブラシの毛の根本
まで、洗浄剤が行き渡った。実施例2は、キョーワ工業
株式会社の貯溜室付きの噴射ノズル「アクロス(商品
名:実用新案登録第2547751号)」を装着した容
器に、噴射剤として炭酸ガスを用いて内圧6.5kg/cm
2 となるように封入した。使用テストを行ったところ、
荒霧状の噴射状態が得られて、一回のボタンプッシュで
ブラシの毛の根本まで、洗浄剤が行き渡った。実施例3
は、ムース噴射ノズル付きの容器に、LPGを噴射剤と
して封入した。配合率は、実施例3を87重量%、LP
Gを13重量%とした。使用テストを行ったところ、ム
ース状の噴射状態が得られて、一回のボタンプッシュで
ブラシの毛の根本まで略全体に泡が付着した後、消泡し
た。各実施例における使用テストは、ハブラシ使用後に
水ですすぎ、洗浄剤を噴射したもので、噴射後、歯ブラ
シを縦にして立てておき、そのまま乾燥した。4時間経
過後、歯磨きペーストを用いずに歯ブラシのみを用いて
歯磨きを行ったが、何れの実施例でも、口腔内に爽快感
を得ることができたものである。
【0013】
【発明の効果】以上、本願発明は、使用後の歯ブラシを
簡単に清潔にすることができ、歯ブラシに対する洗浄、
殺菌、除菌効果があり、しかも、薬事法に定める化粧品
の歯みがき類に属するものの為の成分を選択して用いた
り、或いは、食品添加物として安全性の確認されている
ものを用いることにより、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤を提供することができ
たものである。
簡単に清潔にすることができ、歯ブラシに対する洗浄、
殺菌、除菌効果があり、しかも、薬事法に定める化粧品
の歯みがき類に属するものの為の成分を選択して用いた
り、或いは、食品添加物として安全性の確認されている
ものを用いることにより、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤を提供することができ
たものである。
【図1】本願発明に係る歯ブラシ用洗浄剤の使用状態の
説明図である。
説明図である。
1 エアゾール容器 2 噴射口 3 噴出ノズル 4 歯ブラシ 5 ブラシ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシ
の洗浄方法
の洗浄方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願の第1の発明
は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する殺菌剤を
含有したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供する
ことにより、上記の課題を解決する。また、本願の第2
の発明は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する殺
菌剤を含有したエアゾール組成部を、エアゾール容器に
封入したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供する
ことにより、上記の課題を解決する。さらに、本願の第
3の発明は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する
殺菌剤を含有した歯ブラシ用洗浄剤を歯ブラシに噴射す
ることにより、歯ブラシを洗浄することを特徴とする歯
ブラシの洗浄方法を提供することにより、上記の課題を
解決する。
は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する殺菌剤を
含有したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供する
ことにより、上記の課題を解決する。また、本願の第2
の発明は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する殺
菌剤を含有したエアゾール組成部を、エアゾール容器に
封入したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤を提供する
ことにより、上記の課題を解決する。さらに、本願の第
3の発明は、歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌する
殺菌剤を含有した歯ブラシ用洗浄剤を歯ブラシに噴射す
ることにより、歯ブラシを洗浄することを特徴とする歯
ブラシの洗浄方法を提供することにより、上記の課題を
解決する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の効果】以上、本願発明は、使用後の歯ブラシを
簡単に清潔にすることができ、歯ブラシに対する洗浄、
殺菌、除菌効果があり、しかも、薬事法に定める化粧品
の歯みがき類に属するものの為の成分を選択して用いた
り、或いは、食品添加物として安全性の確認されている
ものを用いることにより、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤並びに歯ブラシの洗浄
方法を提供することができたものである。
簡単に清潔にすることができ、歯ブラシに対する洗浄、
殺菌、除菌効果があり、しかも、薬事法に定める化粧品
の歯みがき類に属するものの為の成分を選択して用いた
り、或いは、食品添加物として安全性の確認されている
ものを用いることにより、残留成分によって人体を害す
るおそれのない歯ブラシ用洗浄剤並びに歯ブラシの洗浄
方法を提供することができたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 利正 千葉県成田市玉造4−3−15 (72)発明者 飯島 和男 埼玉県浦和市大谷口973番の5 (72)発明者 栗原 潤也 群馬県伊勢崎市山王町1126
Claims (1)
- 【請求項1】 歯ブラシの少なくともブラシ部を殺菌す
る殺菌剤を含有したエアゾール組成部を、エアゾール容
器に封入したことを特徴とする歯ブラシ用洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7832398A JPH11256191A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシの洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7832398A JPH11256191A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシの洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11256191A true JPH11256191A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13658760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7832398A Pending JPH11256191A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 歯ブラシ用洗浄剤及び歯ブラシの洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11256191A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004033712A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-02-05 | Sang-Kee Han | 歯間歯ブラシ |
US6689342B1 (en) | 2002-07-29 | 2004-02-10 | Warner-Lambert Company | Oral care compositions comprising tropolone compounds and essential oils and methods of using the same |
US6787675B2 (en) | 2002-07-29 | 2004-09-07 | Warner-Lambert Company | Substituted tropolone compounds, oral care compositions containing the same and methods of using the same |
DE102005056143B4 (de) * | 2004-11-25 | 2010-05-06 | Horst Heigl | Vorrichtung und Verfahren zur Reinigung und Desinfektion von Zahnbürsten |
JP2010180361A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Earth Chem Corp Ltd | マウスガード用スプレー式洗浄剤製品 |
CN103834499A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-06-04 | 福建爱洁丽日化有限公司 | 一种可抑菌的牙刷洁净剂 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP7832398A patent/JPH11256191A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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