JP2000178127A - 充填剤及び角質溶解剤と結合したポリアクリル及び／又はポリビニル型ポリマ―の溶液、並びに皮膚を洗浄及びケアする化粧用品 - Google Patents
充填剤及び角質溶解剤と結合したポリアクリル及び／又はポリビニル型ポリマ―の溶液、並びに皮膚を洗浄及びケアする化粧用品Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮膚を即時に洗浄及びケアする化粧用品を
提供すること。 【解決手段】 有機溶媒中の疎水性ポリマーを主体と
する、化粧品に使用する無色の溶液。この溶液は、化粧
品として受容可能な溶媒中に、（1）ポリアクリル及び
／又はポリビニル型のポリマー又はコポリマーから選択
する少なくとも一の自己−接着性疎水性ポリマー、
（2）少なくとも一の充填剤及び／又は精油、及び（3）
少なくとも一の角質溶解剤を含み、該ポリマーは該有機
溶媒が揮発した後で150〜800g／cm2の間の接着性を有す
る。
提供すること。 【解決手段】 有機溶媒中の疎水性ポリマーを主体と
する、化粧品に使用する無色の溶液。この溶液は、化粧
品として受容可能な溶媒中に、（1）ポリアクリル及び
／又はポリビニル型のポリマー又はコポリマーから選択
する少なくとも一の自己−接着性疎水性ポリマー、
（2）少なくとも一の充填剤及び／又は精油、及び（3）
少なくとも一の角質溶解剤を含み、該ポリマーは該有機
溶媒が揮発した後で150〜800g／cm2の間の接着性を有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品として受容
可能な溶媒中に、少なくとも一のポリアクリル及び／又
はポリビニル型の疎水性ポリマー、少なくとも一の充填
剤及び／又は精油及び少なくとも一の角質溶解剤を含
む、化粧品に使用する無色の溶液に関する。本発明はさ
らに、皮膚を洗浄及びケアする化粧用品の製造に該溶液
を使用することに関する。本発明に従う用品は、汚染、
細胞の再生、発汗又は皮脂腺分泌によって皮膚表面に存
在する不純物を機械的及び化学的に除去して即時に皮膚
を洗浄するのに特に有効である。本発明のある好ましい
態様では、溶液は少なくとも一の化粧品として活性のあ
る物質を含み、洗浄だけでなく、洗浄作用と同時に該活
性物質の即時の放出によって皮膚を処置するための用品
の製造に使用することができる。本発明の即時洗浄及び
ケア用品は好ましくはパッチ（patch）の形態を取る。
可能な溶媒中に、少なくとも一のポリアクリル及び／又
はポリビニル型の疎水性ポリマー、少なくとも一の充填
剤及び／又は精油及び少なくとも一の角質溶解剤を含
む、化粧品に使用する無色の溶液に関する。本発明はさ
らに、皮膚を洗浄及びケアする化粧用品の製造に該溶液
を使用することに関する。本発明に従う用品は、汚染、
細胞の再生、発汗又は皮脂腺分泌によって皮膚表面に存
在する不純物を機械的及び化学的に除去して即時に皮膚
を洗浄するのに特に有効である。本発明のある好ましい
態様では、溶液は少なくとも一の化粧品として活性のあ
る物質を含み、洗浄だけでなく、洗浄作用と同時に該活
性物質の即時の放出によって皮膚を処置するための用品
の製造に使用することができる。本発明の即時洗浄及び
ケア用品は好ましくはパッチ（patch）の形態を取る。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】治療又は化粧目的でパ
ッチ又はスタンプ（stamp）を使用することは既に周知
であり、これは、一又は複数の層を含む複合構造より成
り、この層を処置すべき皮膚の領域に適用し、これによ
り蓄積層中に存在する活性物質の放出及び緩やかな経皮
拡散をさせるものである。このようなパッチは実際に
は、一般に不浸透性かつ閉塞性で皮膚への通過を容易に
する支持層と呼ばれる第一層、第一層に固定されかつ活
性物質を含む蓄積層と呼ばれる第二層、並びにパッチの
周辺又は全面にあり、剥離可能なトップ層によって確実
に保護されている接着層を有する。これらのパッチは乾
燥した皮膚に適用する必要があり、その接着性は適用期
間中、すなわち数時間から数日の間増加する。それゆ
え、FR−A−2738744には、酸化媒体中では不安定な少な
くとも一の活性化合物の放出を制御するパッチが記載さ
れている。このパッチは無水蓄積層と結合する支持層を
含み、蓄積層はシリコーン又はポリウレタンの疎水性重
合性マトリックスを含み、マトリックス中には活性化合
物及び少なくとも一の水吸収剤が分散している。この型
のパッチは接着性が低く、処置パッチには洗浄力がな
い。
ッチ又はスタンプ（stamp）を使用することは既に周知
であり、これは、一又は複数の層を含む複合構造より成
り、この層を処置すべき皮膚の領域に適用し、これによ
り蓄積層中に存在する活性物質の放出及び緩やかな経皮
拡散をさせるものである。このようなパッチは実際に
は、一般に不浸透性かつ閉塞性で皮膚への通過を容易に
する支持層と呼ばれる第一層、第一層に固定されかつ活
性物質を含む蓄積層と呼ばれる第二層、並びにパッチの
周辺又は全面にあり、剥離可能なトップ層によって確実
に保護されている接着層を有する。これらのパッチは乾
燥した皮膚に適用する必要があり、その接着性は適用期
間中、すなわち数時間から数日の間増加する。それゆ
え、FR−A−2738744には、酸化媒体中では不安定な少な
くとも一の活性化合物の放出を制御するパッチが記載さ
れている。このパッチは無水蓄積層と結合する支持層を
含み、蓄積層はシリコーン又はポリウレタンの疎水性重
合性マトリックスを含み、マトリックス中には活性化合
物及び少なくとも一の水吸収剤が分散している。この型
のパッチは接着性が低く、処置パッチには洗浄力がな
い。
【０００３】米国特許US−A−5026552には、湿った皮膚
に5〜10分間適用し、乾燥したときに一体で除去し、こ
れによって皮膚剥離作用を生じる、水−膨潤性ポリマー
を含むパッチが記載されている。水−膨潤性ポリマーと
して特にポリビニルアルコール、架橋カルボキシメチル
セルロースのアルカリ金属塩、ポリアクリル酸のアルカ
リ金属塩、及 び架橋したポリアルキレングリコールが
記載されている。しかしながら、このパッチは、例えば
それを一晩付けると活性剤を皮膚に輸送できる。 これ
らの化粧品パッチはゼロ時間では接着性がなく、湿潤及
び乾燥後に始めて接着性になる。特許出願EP−0514760
及びEP−0826364には、塩化可能な官能基で置換したポ
リマー及び揮発性溶剤、例えば水、エタノール又はイソ
プロピルアルコールを主体とし、にきびの除去に使用す
る組成物の使用がさらに記載されている。組成物の効果
は付加的な顔料を取り込むことによって改良される。組
成物の構造ポリマーは好ましくは水溶性であるが疎水性
であることもでき、その場合には懸濁剤又は乳剤の形を
とる。組成物を皮膚に、木綿、絹、ナイロン（登録商
標）又はプラスチック組織をも用いて、パップ剤のよう
に適用し、乾燥したときに除去する。組成物は、フィル
ム形態をある程度強化する油を含むことが可能であり、
これによってそれを除去するときに裂けないようにな
る。この組成物は、剥離効果を生じるためには相対的に
長い期間、少なくとも30分間適用しなければならない
が、活性物質の配送はしない。国際特許出願WO 93／058
93も接着性を有するポリマー、例えば揮発性溶媒中のPV
P、PVP／酢酸ビニル混合物及びメチルビニルエーテル／
マレイン酸混合物から成る組成物を提案している。液体
又はゲルの形態を取るこの組成物は、皮膚に直接適用し
て3〜10分間で乾燥して弾力性のある柔軟な固形層を形
成し、組織又は接着プラスチックの一片と共に除去され
る。層が破れやすいために一体として除去することが困
難で剥離が不完全となる場合がある。
に5〜10分間適用し、乾燥したときに一体で除去し、こ
れによって皮膚剥離作用を生じる、水−膨潤性ポリマー
を含むパッチが記載されている。水−膨潤性ポリマーと
して特にポリビニルアルコール、架橋カルボキシメチル
セルロースのアルカリ金属塩、ポリアクリル酸のアルカ
リ金属塩、及 び架橋したポリアルキレングリコールが
記載されている。しかしながら、このパッチは、例えば
それを一晩付けると活性剤を皮膚に輸送できる。 これ
らの化粧品パッチはゼロ時間では接着性がなく、湿潤及
び乾燥後に始めて接着性になる。特許出願EP−0514760
及びEP−0826364には、塩化可能な官能基で置換したポ
リマー及び揮発性溶剤、例えば水、エタノール又はイソ
プロピルアルコールを主体とし、にきびの除去に使用す
る組成物の使用がさらに記載されている。組成物の効果
は付加的な顔料を取り込むことによって改良される。組
成物の構造ポリマーは好ましくは水溶性であるが疎水性
であることもでき、その場合には懸濁剤又は乳剤の形を
とる。組成物を皮膚に、木綿、絹、ナイロン（登録商
標）又はプラスチック組織をも用いて、パップ剤のよう
に適用し、乾燥したときに除去する。組成物は、フィル
ム形態をある程度強化する油を含むことが可能であり、
これによってそれを除去するときに裂けないようにな
る。この組成物は、剥離効果を生じるためには相対的に
長い期間、少なくとも30分間適用しなければならない
が、活性物質の配送はしない。国際特許出願WO 93／058
93も接着性を有するポリマー、例えば揮発性溶媒中のPV
P、PVP／酢酸ビニル混合物及びメチルビニルエーテル／
マレイン酸混合物から成る組成物を提案している。液体
又はゲルの形態を取るこの組成物は、皮膚に直接適用し
て3〜10分間で乾燥して弾力性のある柔軟な固形層を形
成し、組織又は接着プラスチックの一片と共に除去され
る。層が破れやすいために一体として除去することが困
難で剥離が不完全となる場合がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】厳格に選択して、ある種
の疎水性ポリマーが皮膚に対して満足すべき接着性を有
し、少なくとも一の充填剤及び少なくとも一の角質溶解
剤を含む有機溶媒中でこれらのポリマーが無色の溶液と
なり、溶媒を揮発させた後に洗浄用品、特に優れた自己
接着性を有するパッチ又はスタンプが得られることが分
かった。本発明はそれゆえ、新規な工業製品による、化
粧品として受容可能な有機溶媒中の、（1）ポリアクリ
ル及び／又はポリビニル型のポリマー又はコポリマーか
ら選択する少なくとも一の自己接着性の疎水性ポリマ
ー、（2）少なくとも一の充填剤及び／又は精油、（3）
少なくとも一の角質溶解剤を含む無色の溶液であって、
該ポリマーが該有機溶媒を揮発させた後に150〜800g／c
m2の間の接着性を有する溶液に関する。本発明の範囲内
において、無色の溶液は顔料又は染料を含まず、それゆ
え特別の色がなく又はオフホワイト又はクリームのよう
な色がある溶液を意味すると理解される。
の疎水性ポリマーが皮膚に対して満足すべき接着性を有
し、少なくとも一の充填剤及び少なくとも一の角質溶解
剤を含む有機溶媒中でこれらのポリマーが無色の溶液と
なり、溶媒を揮発させた後に洗浄用品、特に優れた自己
接着性を有するパッチ又はスタンプが得られることが分
かった。本発明はそれゆえ、新規な工業製品による、化
粧品として受容可能な有機溶媒中の、（1）ポリアクリ
ル及び／又はポリビニル型のポリマー又はコポリマーか
ら選択する少なくとも一の自己接着性の疎水性ポリマ
ー、（2）少なくとも一の充填剤及び／又は精油、（3）
少なくとも一の角質溶解剤を含む無色の溶液であって、
該ポリマーが該有機溶媒を揮発させた後に150〜800g／c
m2の間の接着性を有する溶液に関する。本発明の範囲内
において、無色の溶液は顔料又は染料を含まず、それゆ
え特別の色がなく又はオフホワイト又はクリームのよう
な色がある溶液を意味すると理解される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に従う無色の溶液のポリマ
ーは線状構造を有し、非−イオン性で非−水−膨潤性で
もある。これらの質量平均分子量は好ましくは500,000
〜2,500,000、好ましくは1,000,000〜2,000,000の間で
ある。これらのポリマーは一般に溶液の全質量に対して
20〜60％の間の割合で存在し、有機溶媒の揮発後は皮膚
に対して150〜800g／cm2の接着性を有し、しばらく一定
である。ポリマー又はポリマー類の接着性は、皮膚から
剥離するのに必要な接着水平面に対して垂直に働く力に
対応しているので、溶液中のポリマーの比率を所望の接
着性の関数として予め決めるという利点がある。本発明
に従うポリマーを好ましくは、アクリル／ビニル型のコ
ポリマー、特にC1〜C20−アルキルアクリレート、酢酸
ビニル及びアクリル酸、より特定するとアクリル酸エチ
ルヘキシル、酢酸ビニル及びアクリル酸から選択するモ
ノマーから誘導する単位から成るコポリマーから選択す
る。本発明に従う化粧品として受容可能な有機溶媒を、
例えば溶媒、例えば酢酸エチル、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール及びその混合物から構成する。
ーは線状構造を有し、非−イオン性で非−水−膨潤性で
もある。これらの質量平均分子量は好ましくは500,000
〜2,500,000、好ましくは1,000,000〜2,000,000の間で
ある。これらのポリマーは一般に溶液の全質量に対して
20〜60％の間の割合で存在し、有機溶媒の揮発後は皮膚
に対して150〜800g／cm2の接着性を有し、しばらく一定
である。ポリマー又はポリマー類の接着性は、皮膚から
剥離するのに必要な接着水平面に対して垂直に働く力に
対応しているので、溶液中のポリマーの比率を所望の接
着性の関数として予め決めるという利点がある。本発明
に従うポリマーを好ましくは、アクリル／ビニル型のコ
ポリマー、特にC1〜C20−アルキルアクリレート、酢酸
ビニル及びアクリル酸、より特定するとアクリル酸エチ
ルヘキシル、酢酸ビニル及びアクリル酸から選択するモ
ノマーから誘導する単位から成るコポリマーから選択す
る。本発明に従う化粧品として受容可能な有機溶媒を、
例えば溶媒、例えば酢酸エチル、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール及びその混合物から構成する。
【０００６】有機溶媒は通常溶液の全質量の20〜80％の
割合で存在する。充填剤は、極めて短時間で皮膚の表面
を修正して皮膚に柔軟さをもたらす全ての物質を意味す
ると理解される。ナイロン粉末、例えばATOCHEMがORGAS
OL（登録商標）の名で市販している製品、及びポリメタ
クリル酸メチル粉末、例えばWACKHERRがCOVABEAD（登録
商標）の名で市販している製品を特に挙げることができ
る。充填剤及び／又は精油は通常、組成物の全質量に対
して0.1〜20質量％の間、好ましくは0.5〜10質量％の間
の割合で存在する。角質溶解剤は、皮膚の不純物、特に
死滅細胞を洗浄できる全ての剤を意味すると理解され
る。本発明の溶液の本質又は後に生じる皮膚への接着性
に影響を与えない限り、全ての角質溶解剤を本発明の溶
液に使用できる。これらの剤は化粧品工業で周知であ
り、α−ヒドロキシカルボン酸、例えばグリコール酸、
乳酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸及びマンデル酸、
β−ヒドロキシカルボン酸、例えばサリチル酸、及び果
実酸（fruit acid）、β−ケトカルボン酸及びこれらの
塩、アミド又はエステルを例として挙げることができ
る。コウジ酸、レチニルパルミテート及びビタミンCも
これらの剤の中で挙げることができる。好ましくは、サ
リチル酸誘導体、例えばEP−A−0378936出願に記載され
た誘導体が、本発明に従う組成物で使用される。5−n−
オクタノイルサリチル酸、5−n−デカノイルサリチル酸
及び5−n−ドデカノイルサリチル酸をこれらの誘導体の
中で制限無しで挙げることができる。角質溶解剤は一般
に、溶液の全質量の0.1〜15質量％の間の割合で存在す
る。ある好ましい態様では、本発明に従う溶液は少なく
とも一の化粧品として活性な物質を溶液の全質量の1〜1
5％の間の割合で含む。本発明に従う溶液に取り込むこ
とができる化粧品として活性な物質は、水溶性型又は脂
溶性型のいずれでもよく、化粧品工業で慣用される物質
から通常選択する。
割合で存在する。充填剤は、極めて短時間で皮膚の表面
を修正して皮膚に柔軟さをもたらす全ての物質を意味す
ると理解される。ナイロン粉末、例えばATOCHEMがORGAS
OL（登録商標）の名で市販している製品、及びポリメタ
クリル酸メチル粉末、例えばWACKHERRがCOVABEAD（登録
商標）の名で市販している製品を特に挙げることができ
る。充填剤及び／又は精油は通常、組成物の全質量に対
して0.1〜20質量％の間、好ましくは0.5〜10質量％の間
の割合で存在する。角質溶解剤は、皮膚の不純物、特に
死滅細胞を洗浄できる全ての剤を意味すると理解され
る。本発明の溶液の本質又は後に生じる皮膚への接着性
に影響を与えない限り、全ての角質溶解剤を本発明の溶
液に使用できる。これらの剤は化粧品工業で周知であ
り、α−ヒドロキシカルボン酸、例えばグリコール酸、
乳酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸及びマンデル酸、
β−ヒドロキシカルボン酸、例えばサリチル酸、及び果
実酸（fruit acid）、β−ケトカルボン酸及びこれらの
塩、アミド又はエステルを例として挙げることができ
る。コウジ酸、レチニルパルミテート及びビタミンCも
これらの剤の中で挙げることができる。好ましくは、サ
リチル酸誘導体、例えばEP−A−0378936出願に記載され
た誘導体が、本発明に従う組成物で使用される。5−n−
オクタノイルサリチル酸、5−n−デカノイルサリチル酸
及び5−n−ドデカノイルサリチル酸をこれらの誘導体の
中で制限無しで挙げることができる。角質溶解剤は一般
に、溶液の全質量の0.1〜15質量％の間の割合で存在す
る。ある好ましい態様では、本発明に従う溶液は少なく
とも一の化粧品として活性な物質を溶液の全質量の1〜1
5％の間の割合で含む。本発明に従う溶液に取り込むこ
とができる化粧品として活性な物質は、水溶性型又は脂
溶性型のいずれでもよく、化粧品工業で慣用される物質
から通常選択する。
【０００７】発明を実施するある有利な態様では、化粧
品として活性な物質は溶液中に均一に分散して固形の形
態、特に粒子の形態を取ることができる。化粧品として
活性な該物質を、湿潤化、再構築、軟化、緩和、治癒、
再生、収斂、艶消し、無痛化、自己日焼け（self-tanni
ng）、固化（firming）、脱臭、脱色、明澄化、リフレ
ッシュ、滋養（nourishing）作用を有する物質から選択
することができる。これらは、皮脂及び発汗の吸収及び
／又は制御が可能な剤、脂質制御剤（liporegulato
r）、日焼け防止剤、皮膚コンディショナー、しわ防止
剤、緊張剤（tensor）、抗遊離ラジカル剤、抗ザソウ
剤、殺菌剤、抗加令剤（anti-ageing agent）、血管保
護剤、局所麻酔剤、免疫変性剤、抗炎症剤、抗菌剤、抗
真菌剤、及び当然これらの剤の一又は複数の組み合わせ
であってよい。化粧品の活性物質として挙げることがで
きる他の例は、キトサン及びその誘導体、タンニン、カ
フェイン、精油、コラーゲン、サンフィルター（sun fi
lter）及びヒアルロン酸である。
品として活性な物質は溶液中に均一に分散して固形の形
態、特に粒子の形態を取ることができる。化粧品として
活性な該物質を、湿潤化、再構築、軟化、緩和、治癒、
再生、収斂、艶消し、無痛化、自己日焼け（self-tanni
ng）、固化（firming）、脱臭、脱色、明澄化、リフレ
ッシュ、滋養（nourishing）作用を有する物質から選択
することができる。これらは、皮脂及び発汗の吸収及び
／又は制御が可能な剤、脂質制御剤（liporegulato
r）、日焼け防止剤、皮膚コンディショナー、しわ防止
剤、緊張剤（tensor）、抗遊離ラジカル剤、抗ザソウ
剤、殺菌剤、抗加令剤（anti-ageing agent）、血管保
護剤、局所麻酔剤、免疫変性剤、抗炎症剤、抗菌剤、抗
真菌剤、及び当然これらの剤の一又は複数の組み合わせ
であってよい。化粧品の活性物質として挙げることがで
きる他の例は、キトサン及びその誘導体、タンニン、カ
フェイン、精油、コラーゲン、サンフィルター（sun fi
lter）及びヒアルロン酸である。
【０００８】本発明に従う溶液は、少なくとも一の水−
吸収剤であって、該溶液に均一に分散したものも含むこ
とができる。本発明に従う無色の溶液中に分散した状態
で存在する水−吸収剤のうちで、好ましくは以下のもの
を挙げることができる：水中での膨潤率が高い架橋ポリ
アクリレートの超吸収体（superabsorbent）、例えばNO
RSOLORがAQUAKEEP（登録商標）という名で市販するも
の、ポリビニルアルコール、カルボキシビニル系ポリマ
ー、例えばGOODRICHがCARBOPOL（登録商標）という名で
市販するもの、半合成セルロース誘導体、例えばカルボ
キシメチルセルロース、デンプン、バイオガム（biogu
m）、例えばキサンタンガム、グアガム、アラビアゴ
ム、トラガントゴム、バイオサッカライド（biosacchar
ide）、スクレログルカン、カゼイン、植物コロイド（p
hytocolloid）、例えばアルギネート、カラギネート、
寒天−寒天、ゼラチン及び綿花。架橋ポリアクリレート
超吸収体及びセルロース誘導体を使用することが特に好
ましく、それが分散状態で存在すると、水和後に、存在
する活性物質の粒子が皮膚上で急速に利用可能となる。
先に定義した水−吸収剤は、溶液の全質量に対して好ま
しくは約0.2質量％〜約20質量％、さらに特定すると0.5
質量％〜10質量％の範囲内の比率で存在する。
吸収剤であって、該溶液に均一に分散したものも含むこ
とができる。本発明に従う無色の溶液中に分散した状態
で存在する水−吸収剤のうちで、好ましくは以下のもの
を挙げることができる：水中での膨潤率が高い架橋ポリ
アクリレートの超吸収体（superabsorbent）、例えばNO
RSOLORがAQUAKEEP（登録商標）という名で市販するも
の、ポリビニルアルコール、カルボキシビニル系ポリマ
ー、例えばGOODRICHがCARBOPOL（登録商標）という名で
市販するもの、半合成セルロース誘導体、例えばカルボ
キシメチルセルロース、デンプン、バイオガム（biogu
m）、例えばキサンタンガム、グアガム、アラビアゴ
ム、トラガントゴム、バイオサッカライド（biosacchar
ide）、スクレログルカン、カゼイン、植物コロイド（p
hytocolloid）、例えばアルギネート、カラギネート、
寒天−寒天、ゼラチン及び綿花。架橋ポリアクリレート
超吸収体及びセルロース誘導体を使用することが特に好
ましく、それが分散状態で存在すると、水和後に、存在
する活性物質の粒子が皮膚上で急速に利用可能となる。
先に定義した水−吸収剤は、溶液の全質量に対して好ま
しくは約0.2質量％〜約20質量％、さらに特定すると0.5
質量％〜10質量％の範囲内の比率で存在する。
【０００９】本発明はさらに、皮膚を洗浄しケアする自
己接着性化粧用品の製造における先に述べた溶液の使用
に関する。本発明に従うと、本用品は種々の形態、例え
ばパッチ、スタンプ、ローラー又は他の適切な形態を取
ることが可能である。本用品は本質的に支持体を含み、
これは、例えば種々の厚さの柔軟で弾力性があり、硬く
平らな又は円筒形の表面であってよい。本発明の第一の
特定の態様では、支持体を本発明に従う無色の溶液の適
量で浸漬又は被覆して即時使用のパッチを製造し、次い
で溶媒を揮発させる。得られたパッチを次いで直接皮膚
に適用し、パッチは自己接着性によりその場に保持され
る。第二の態様では、パッチを製造する慣用法によって
本発明の無色の溶液で被覆されている支持体から随時使
用パッチを製造し、溶媒の揮発後に剥離可能な保護被覆
シートをパッチに貼り付ける。使用する場合、最上面の
保護シートを除去し、次いでパッチを皮膚に適用し、パ
ッチは自己接着性によりその場に保持される。これらの
態様のいずれにおいても、極めて短時間、例えば約15秒
〜20分、好ましくは15秒〜10分の間パッチが皮膚に残
る。パッチを次いで除去して、ポリマーの特有の接着性
及び少なくとも一の角質溶解剤の存在による、機械的か
つ化学的な相乗作用によって皮膚の洗浄を可能とする。
支持体はシート又はフィルムの形態を取ることができ、
穴があってもなくても、多孔性でもそうでなくても、胞
状であってもなくても、織布でも不織布でも、ローラー
でもそれ以外の適切な形のものでもよい。該支持体は閉
塞性でも非−閉塞性でもよい。
己接着性化粧用品の製造における先に述べた溶液の使用
に関する。本発明に従うと、本用品は種々の形態、例え
ばパッチ、スタンプ、ローラー又は他の適切な形態を取
ることが可能である。本用品は本質的に支持体を含み、
これは、例えば種々の厚さの柔軟で弾力性があり、硬く
平らな又は円筒形の表面であってよい。本発明の第一の
特定の態様では、支持体を本発明に従う無色の溶液の適
量で浸漬又は被覆して即時使用のパッチを製造し、次い
で溶媒を揮発させる。得られたパッチを次いで直接皮膚
に適用し、パッチは自己接着性によりその場に保持され
る。第二の態様では、パッチを製造する慣用法によって
本発明の無色の溶液で被覆されている支持体から随時使
用パッチを製造し、溶媒の揮発後に剥離可能な保護被覆
シートをパッチに貼り付ける。使用する場合、最上面の
保護シートを除去し、次いでパッチを皮膚に適用し、パ
ッチは自己接着性によりその場に保持される。これらの
態様のいずれにおいても、極めて短時間、例えば約15秒
〜20分、好ましくは15秒〜10分の間パッチが皮膚に残
る。パッチを次いで除去して、ポリマーの特有の接着性
及び少なくとも一の角質溶解剤の存在による、機械的か
つ化学的な相乗作用によって皮膚の洗浄を可能とする。
支持体はシート又はフィルムの形態を取ることができ、
穴があってもなくても、多孔性でもそうでなくても、胞
状であってもなくても、織布でも不織布でも、ローラー
でもそれ以外の適切な形のものでもよい。該支持体は閉
塞性でも非−閉塞性でもよい。
【００１０】支持体は例えば、高及び低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン／酢酸
ビニルコポリマー、ポリエステル及びポリウレタン、又
はこれらの材料の複合体から選択する熱可塑性材料から
成ることができる。支持体は、支持体の所望の機能に適
するいかなる厚さでもよい。支持体の厚さは好ましくは
20μm〜約1.5mmである。支持体層は皮膚の形に従うこと
ができるように十分柔軟であり、ユーザーを不快にさせ
ないことが有利である。支持体が非−閉塞性である場
合、紙、多孔性又は穴明き熱可塑性材料、織成材料又は
穴明き不織材料から成る支持体を使用することが好まし
い。剥離可能な保護シートは例えば、シリコーン処理し
た紙のシート又は非−接着性とするために例えばワニス
で処理した熱可塑性材料のシートであることができる。
この剥離可能な保護シートは好ましくはポリエチレン製
である。パッチがプレ−カット（pre-cut）形態でない
場合、パッチを処置する皮膚の表面に対応する適切な外
形に合わせて切断することが可能であり、例えば顔面に
適用する仮面の形、又は鼻、頬、目の形又は額に特に適
した形に切断することができる。パッチは一般に0.25cm
2〜500cm2、好ましくは1cm2〜30cm2の間の大きさを有す
る。適宜に剥離可能な保護層を除去した後、このように
して製造し切断したパッチを処置すべき皮膚の表面に適
用し、ポリビニル系及び／又はポリアクリル系ポリマー
の自己接着性によってその場に完全に保持されてパッチ
を使用することができる。
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン／酢酸
ビニルコポリマー、ポリエステル及びポリウレタン、又
はこれらの材料の複合体から選択する熱可塑性材料から
成ることができる。支持体は、支持体の所望の機能に適
するいかなる厚さでもよい。支持体の厚さは好ましくは
20μm〜約1.5mmである。支持体層は皮膚の形に従うこと
ができるように十分柔軟であり、ユーザーを不快にさせ
ないことが有利である。支持体が非−閉塞性である場
合、紙、多孔性又は穴明き熱可塑性材料、織成材料又は
穴明き不織材料から成る支持体を使用することが好まし
い。剥離可能な保護シートは例えば、シリコーン処理し
た紙のシート又は非−接着性とするために例えばワニス
で処理した熱可塑性材料のシートであることができる。
この剥離可能な保護シートは好ましくはポリエチレン製
である。パッチがプレ−カット（pre-cut）形態でない
場合、パッチを処置する皮膚の表面に対応する適切な外
形に合わせて切断することが可能であり、例えば顔面に
適用する仮面の形、又は鼻、頬、目の形又は額に特に適
した形に切断することができる。パッチは一般に0.25cm
2〜500cm2、好ましくは1cm2〜30cm2の間の大きさを有す
る。適宜に剥離可能な保護層を除去した後、このように
して製造し切断したパッチを処置すべき皮膚の表面に適
用し、ポリビニル系及び／又はポリアクリル系ポリマー
の自己接着性によってその場に完全に保持されてパッチ
を使用することができる。
【００１１】本発明はさらに、以下から成る工程を含む
皮膚の急速洗浄及び処置のための化粧方法に関する： (i) 上記した支持体に、溶媒中のポリアクリル系又はポ
リビニル系ポリマーを主体とする十分量の溶液を適用す
る工程； (ii) 溶媒を揮発させて除去する工程； (iii) 被覆した支持体を皮膚の洗浄及び処置すべき部位
に適用し、15秒〜20分の間支持体を自己接着性によりそ
の場に保持させる工程；及び (iv) 一端で支持体を除去する工程。 これとは別に、洗浄及び処置方法は以下から成る工程を
含む： (i) 上記したように、即時洗浄及び処置のための随時使
用の化粧品パッチから保護カバーシートを剥離する工
程； (ii) パッチを皮膚の洗浄及び処置すべき部位に適用
し、15秒〜20分の間パッチを自己接着性でその場に保持
させる工程；かつ最後に、 (iii) パッチを除去する工程。 適用時間は好ましくは15秒〜5分の間である。本発明に
従う溶液のいくつかの実施例を、パッチの実施例及び皮
膚の洗浄及び処置にそれを使用する実施例と共に、実例
により示す。
皮膚の急速洗浄及び処置のための化粧方法に関する： (i) 上記した支持体に、溶媒中のポリアクリル系又はポ
リビニル系ポリマーを主体とする十分量の溶液を適用す
る工程； (ii) 溶媒を揮発させて除去する工程； (iii) 被覆した支持体を皮膚の洗浄及び処置すべき部位
に適用し、15秒〜20分の間支持体を自己接着性によりそ
の場に保持させる工程；及び (iv) 一端で支持体を除去する工程。 これとは別に、洗浄及び処置方法は以下から成る工程を
含む： (i) 上記したように、即時洗浄及び処置のための随時使
用の化粧品パッチから保護カバーシートを剥離する工
程； (ii) パッチを皮膚の洗浄及び処置すべき部位に適用
し、15秒〜20分の間パッチを自己接着性でその場に保持
させる工程；かつ最後に、 (iii) パッチを除去する工程。 適用時間は好ましくは15秒〜5分の間である。本発明に
従う溶液のいくつかの実施例を、パッチの実施例及び皮
膚の洗浄及び処置にそれを使用する実施例と共に、実例
により示す。
【００１２】
【実施例】実施例1 質量で以下を含む無色の溶液を製造する： −35％の分子量1,500,000のアクリル酸エチルヘキシル
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −52％の酢酸エチル、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、及び −10％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 仮面型で約30μmの厚さの穴明きポリエチレンシート
を、上記組成の十分量の溶液に浸漬する。酢酸エチルの
揮発後、得られたパッチを顔に適用し数分後に除去す
る。パッチの除去後皮膚はより滑らかで清潔な外観を有
することが分かる。さらに、ORGASOL（登録商標）の存
在が自然な艶のない外観を与え、柔らかさの快感を提供
している。
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −52％の酢酸エチル、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、及び −10％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 仮面型で約30μmの厚さの穴明きポリエチレンシート
を、上記組成の十分量の溶液に浸漬する。酢酸エチルの
揮発後、得られたパッチを顔に適用し数分後に除去す
る。パッチの除去後皮膚はより滑らかで清潔な外観を有
することが分かる。さらに、ORGASOL（登録商標）の存
在が自然な艶のない外観を与え、柔らかさの快感を提供
している。
【００１３】実施例2 質量で以下を含む無色の溶液を製造する： −31％の分子量1,500,000のアクリル酸エチルヘキシル
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −46％のイソプロピルアルコール、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、 −10％のコウジ酸、及び −10％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 上記の溶液から実施例1に記載されたものと同様のパッ
チを製造する。このパッチは皮膚の剥離効果を提供する
一方、コウジ酸の存在によって顔の明るさを十分満足す
るほどに実現している。
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −46％のイソプロピルアルコール、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、 −10％のコウジ酸、及び −10％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 上記の溶液から実施例1に記載されたものと同様のパッ
チを製造する。このパッチは皮膚の剥離効果を提供する
一方、コウジ酸の存在によって顔の明るさを十分満足す
るほどに実現している。
【００１４】実施例3 質量で以下を含む無色の溶液を製造する： −37％の分子量1,500,000のアクリル酸エチルヘキシル
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −50％のイソプロピルアルコール、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、 −0.5％のゼラニウム油 −0.5％のレモン油、及び −9％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 実施例1に記載した方法で不織、穴明き及び胞状織物か
ら成るパッチを製造する。このパッチを洗浄すべき皮膚
の部位に約15秒間適用し除去すると、ORGASOL（登録商
標）の皮膚の表面への沈着及びゼラニウム油及びレモン
油の軟化作用により、皮膚が目に見えて明るく、しなや
かかつ滑らかになる。
／酢酸ビニル／アクリル酸コポリマー、 −50％のイソプロピルアルコール、 −3％の5−n−オクタノイルサリチル酸、 −0.5％のゼラニウム油 −0.5％のレモン油、及び −9％のATOCHEMが市販するORGASOL（登録商標）。 実施例1に記載した方法で不織、穴明き及び胞状織物か
ら成るパッチを製造する。このパッチを洗浄すべき皮膚
の部位に約15秒間適用し除去すると、ORGASOL（登録商
標）の皮膚の表面への沈着及びゼラニウム油及びレモン
油の軟化作用により、皮膚が目に見えて明るく、しなや
かかつ滑らかになる。
Claims (16)
- 【請求項１】有機溶媒中の疎水性ポリマーを主体とする
化粧品に使用する無色の溶液であって、（1）ポリアク
リル及び／又はポリビニル型のポリマー又はコポリマー
から選択する少なくとも一の自己接着性疎水性ポリマ
ー、（2）少なくとも一の充填剤及び／又は精油、及び
（3）少なくとも一の角質溶解剤、を該化粧品として受
容可能な有機溶媒中に含み、該ポリマーが該有機溶媒の
揮発後に150〜800g／cm2の間の接着性を有する、溶液。 - 【請求項２】ポリマーがC1〜C20−アルキルアクリレー
ト、酢酸ビニル及びアクリル酸から選択するモノマーか
ら誘導する単位から成る、請求項1記載の溶液。 - 【請求項３】疎水性ポリマーが溶液の全質量の20〜60％
の間の割合で存在する、請求項1記載の溶液。 - 【請求項４】角質溶解剤が溶液の全質量の0.1〜15％の
間の割合で存在する、前記の請求項のいずれか一に記載
の溶液。 - 【請求項５】有機溶媒が溶液の全質量の20〜80％の間の
割合で存在する、前記の請求項のいずれか一に記載の溶
液。 - 【請求項６】充填剤及び／又は精油が組成物の全質量に
対して0.1〜20質量％の間の割合で存在する、前記の請
求項のいずれか一に記載の溶液。 - 【請求項７】化粧品として活性な物質をさらに含む、前
記の請求項のいずれか一に記載の溶液。 - 【請求項８】化粧品として活性な物質が溶液の全質量の
1〜15％の間の割合で存在する、請求項7記載の溶液。 - 【請求項９】水−吸収性物質をさらに含む、前記の請求
項のいずれか一に記載の溶液。 - 【請求項１０】皮膚を即時に洗浄及びケアする用品の製
造への、前記の請求項のいずれか一に記載の溶液の使
用。 - 【請求項１１】用品が請求項1ないし9に記載の溶液で被
覆した支持体のパッチの形態である、請求項10に記載の
使用。 - 【請求項１２】織成又は不織、穴明き又は穴明きでな
い、閉塞性又は非−閉塞性、多孔性又は非−多孔性及び
胞状又は非−胞状のシート又はフィルムの形態を支持体
が取る、請求項10及び11に記載の使用。 - 【請求項１３】支持体が円筒状の形態を取る、請求項10
及び11に記載の使用。 - 【請求項１４】皮膚洗浄用品が剥離性のトップ保護シー
トをさらに含む、請求項10ないし13のいずれか一に記載
の使用。 - 【請求項１５】請求項1ないし9に記載の溶液の十分量で
浸漬した支持体を含む、皮膚を即時に洗浄及びケアする
パッチ。 - 【請求項１６】以下から成る工程を含む、皮膚を洗浄す
る化粧方法： (i) 請求項1ないし9に記載の溶液の十分量を支持体に適
用する工程； (ii) 溶媒を揮発して除去する工程； (iii) 被覆した支持体を、約15秒〜20分の間、洗浄する
皮膚の部位へ適用する工程；及び (iv) 一端で支持体を除去する工程。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9816019 | 1998-12-18 | ||
| FR9816019A FR2787459B1 (fr) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | Solution d'un polymere du type polyacrylique et/ou polyvinylique associe a une charge et a un agent keratolytique et dispositif cosmetique de nettoyage et de soin |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000178127A true JP2000178127A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=9534143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11361356A Pending JP2000178127A (ja) | 1998-12-18 | 1999-12-20 | 充填剤及び角質溶解剤と結合したポリアクリル及び／又はポリビニル型ポリマ―の溶液、並びに皮膚を洗浄及びケアする化粧用品 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020051796A1 (ja) |
| EP (1) | EP1010417B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000178127A (ja) |
| CN (1) | CN1146385C (ja) |
| AT (1) | ATE272382T1 (ja) |
| CA (1) | CA2292924A1 (ja) |
| DE (1) | DE69919112T2 (ja) |
| ES (1) | ES2224574T3 (ja) |
| FR (1) | FR2787459B1 (ja) |
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| US20040161392A1 (en) * | 2003-02-19 | 2004-08-19 | L'oreal S.A. | Skin peeling composition and method |
| FR2876587B1 (fr) * | 2004-10-14 | 2007-04-20 | Oreal | Produit destine a etre impregne d'un liquide et kit comportant un tel produit |
| RU101710U1 (ru) * | 2007-05-07 | 2011-01-27 | Араик Папян | Мыло одноразового использования |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581711B2 (ja) * | 1979-08-11 | 1983-01-12 | 日東電工株式会社 | 感圧接着剤組成物 |
| JPS61260007A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-18 | Nitto Electric Ind Co Ltd | シ−ト状パツク剤 |
| DE3624910A1 (de) * | 1986-07-23 | 1988-01-28 | Hoechst Ag | Konzentrierte waessrige mikroemulsionen |
| JPH07100652B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1995-11-01 | サンスタ−株式会社 | 透明状軟膏基剤 |
| DE3901551A1 (de) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Lohmann Therapie Syst Lts | Superfizielles therapeutisches system mit einem gehalt an einem antineoplastischen wirkstoff, insbesondere 5-fluoruracil |
| DE69230509T2 (de) * | 1991-05-15 | 2000-05-04 | Kao Corp | Entferner für keratinöse Komedonen |
| US5254109A (en) * | 1992-12-07 | 1993-10-19 | Creative Products Resource Associates, Ltd. | Separately packaged applicator pads for topical delivery of incompatable drugs |
| JPH08319213A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-12-03 | Pacific Corp | 美容及び医療用の粘着性パックシート |
| FR2734574A1 (fr) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Pacific Corp | Feuilles de masque adhesives a usage cosmetique et medical |
| KR20000029965A (ko) * | 1996-08-13 | 2000-05-25 | 가마이 고로 | 습윤점착성조성물,이를사용한첩부재및이의사용방법 |
| US6190683B1 (en) * | 1996-09-03 | 2001-02-20 | Lintec Corporation | Blackhead-removing face pack sheet |
| JPH10316560A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Toko Yakuhin Kogyo Kk | 貼付剤 |
-
1998
- 1998-12-18 FR FR9816019A patent/FR2787459B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-12-14 EP EP99403136A patent/EP1010417B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-14 DE DE69919112T patent/DE69919112T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-12-14 ES ES99403136T patent/ES2224574T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-14 AT AT99403136T patent/ATE272382T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-12-15 US US09/461,375 patent/US20020051796A1/en not_active Abandoned
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