JP2000177680A - カーフェリーおよびカーフェリーターミナル - Google Patents

カーフェリーおよびカーフェリーターミナル

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JP2000177680A
JP2000177680A JP10358532A JP35853298A JP2000177680A JP 2000177680 A JP2000177680 A JP 2000177680A JP 10358532 A JP10358532 A JP 10358532A JP 35853298 A JP35853298 A JP 35853298A JP 2000177680 A JP2000177680 A JP 2000177680A
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ferry
capsule
terminal
car
hull
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Akira Kawase
晃 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の搬出・入時間を短縮してフェリー停船
時間の短縮を図る。 【解決手段】 複数の車両20を収容するカプセル7
と、該カプセル7を載置して航海する平らな船底1aと
平らな上甲板1cを有し、かつ、給排水して船体の浮揚
・降下をさせるバラストタンク6を有する船体1Aと、
上甲板1c上に船体1Aと直交するように所定間隔をも
って設けた複数のカプセル支持台8と、該カプセル支持
台8間に敷設した走行レール9上を走行し、カプセル7
を昇降する複数の昇降機構12を上面に有する移動台車
10とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車,トラック
などの車両輸送用フェリー(カーフェリー)およびカー
フェリーターミナルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーフェリーは、陸上輸送の代替の1つ
として発展してきたものである。最近の長距離カーフェ
リーにおいては、路面の混雑、トラック運転手の不足な
どにより車両輸送量が増大し、大型化と高速化が進んで
いる。また、カーフェリーの運行は、同一航路の高速ピ
ストン輸送が一般的であり、長距離カーフェリーの乗船
から下船までの航海時間は、約24時間から長くて40
時間である。したがって、入出港がひんぱんに繰り返さ
れている。
【0003】図7は従来の旅客フェリーの側面図であ
り、図8は図7のC−C矢視図である。図において、a
は旅客フェリーである。bは旅客フェリーの船首であ
り、cは船尾である。船首bおよび船尾cには、扉兼用
のランプが設けられていて、車両が自走して乗下船でき
るようになっている(図7)。dは上甲板上に配置され
た2層の旅客スペース、eは操船室である。fは上甲板
下方に配置された車両スペースであり、gは車両スペー
スfの車両甲板である。旅客フェリーaに乗船するとき
は、船尾cの扉兼用のランプを開き、車両は自走して船
尾cのランプから車両スペースf内に移動し、船首b側
を先頭にして順次定められた位置に駐車し、船尾cのラ
ンプを閉める。下船するときは、船首bのランプを開
き、船首b側から順次自走して陸側(フェリーターミナ
ル)に移動するようになっている。旅客フェリーaに
は、車両スペースfが上下2層に形成されているものも
あるが、この場合、上部車両甲板への車両の搬出・入
は、図示しない船内ランプウェイやカーリフトにより下
部車両甲板を通じて行われ、フェリーターミナルに専用
のランプウェイがある場合には、フェリー側に設けた車
両搬出入口から上部車両甲板へ直接行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフェリーでは、車両の搬出・入とも、フェリーが入
港して係船されてから運転手が運転して1台ずつ乗船、
下船を行うので、車両の搬出・入にかなりの時間を必要
とする。一方、長距離カーフェリーの乗船から下船まで
の航海時間は、約24時間から40時間であるが、停船
時の車両の収容に時間がかかると、運航時間をこれらの
時間内に収めるために、航海時のフェリーの速度を上げ
なければならなず、フェリーの速度を上げると、燃費が
上昇してしまうなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、停船時間中に個々の車両の搬
出・入を行わないようにしてフェリー停船時間の大幅な
短縮により運航時間の全体的な短縮を図ることができ、
運航時間の短縮を要しない場合にも短縮した時間分フェ
リーの航海速度を落とすことによって、燃費の削減を図
ることのできるカーフェリーおよびカーフェリーターミ
ナルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明によれば、複数の車両を収容するカプセルと、該カ
プセルを載置して航海する平らな船底と平らな上甲板を
有し、かつ、給排水して船体の浮揚・降下をさせるバラ
ストタンクを有する船体と、上甲板上に船体と直交する
ように所定間隔をもって設けた複数のカプセル支持台
と、該カプセル支持台間に敷設した走行レール上を走行
し、カプセルを載置する複数の昇降機構を上面に有する
移動台車とを有してなるカーフェリーが提供される。
【0007】昇降機構は、油圧ジャッキであるのが好ま
しい。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記カーフ
ェリーに車両を乗下船させるカーフェリーターミナルで
あって、該カーフェリーターミナルは、フェリーが入渠
したとき船底を支持する支持用盤木を有するドックと、
ドックの両側に設けられフェリーから複数の車両を収容
するカプセルを移載するバースとを有してなり、該バー
ス上には、上記フェリーの上甲板上に設けられたカプセ
ル支持台および走行レールと連接するカプセル支持台と
走行レールとが設けられているカーフェリーターミナル
が提供される。
【0009】次に本発明の作用について説明する。な
お、請求項1および請求項3記載の発明の作用について
は、相互に関連があるので、まとめて説明する。フェリ
ーの上甲板上には、船体と直交するように所定間隔をも
って複数のカプセル支持台が設けられている。カプセル
支持台間には走行レールが敷設されている。走行レール
上にはカプセルを載置する複数の昇降機構(油圧シリン
ダ)を上面に有し、下部に複数の車輪を有する移動台車
が移動可能に設けられている。
【0010】カプセルは、複数の車両を収容するように
なっていて、同一航路に3個使用される。3個のカプセ
ルのうち、1個はフェリー上に載置して航海し、2個は
乗船側および下船側のカーフェリーターミナル(フェリ
ーターミナル)に1個ずつ配置していて、フェリーが入
渠するまでの間に乗船側では複数台の車両を搬入して乗
船の準備をし、下船側では収容してきた車両を下船させ
る。フェリーターミナルでのフェリーとの間のカプセル
の移載は、フェリーの右舷側または左舷側のバースを交
互に使用して行われる。
【0011】フェリーターミナルには、フェリーが入渠
したとき船底を支持する支持用盤木を有するドックと、
ドックの両側に設けられフェリーから複数の車両を収容
するカプセルを移載するバースとを有しており、バース
上には、フェリーの上甲板上に設けられたカプセル支持
台および走行レールと連接するカプセル支持台と走行レ
ールとが設けられている。
【0012】車両を搬入するときは、フェリーターミナ
ルのバース上に載置されたカプセルに、乗船する車両を
運転手が運転して入り、あらかじめ収容しておく。下部
車両スペースへはフェリーターミナルから直接搬入し、
上部車両スペースへはフェリーターミナルのランプウェ
イを自走して搬入する。フェリーが入渠し、バラストタ
ンクに給水してフェリーをドック底部に設けられた支持
用盤木上に降下して船が揺動しないように停船する。フ
ェリーが停船すると、フェリー上に設けられている移動
台車の複数の油圧シリンダによってカプセルをカプセル
支持台からわずかに上昇させ、空のバース側に移動し、
油圧シリンダによってカプセルをバースのカプセル支持
台上に降下する。移動が終わると、移動台車はフェリー
上を通過し、反対側の乗船準備中のバース上のカプセル
の下方に移動する。移動が終わると、移動台車の複数の
油圧シリンダによってカプセルをカプセル支持台からわ
ずかに上昇させ、フェリー上まで移動し、油圧シリンダ
によってカプセルをフェリーのカプセル支持台上に降下
してカプセル固定装置によってカプセルをフェリーに固
定する。カプセル固定後、バラストタンクを排水してフ
ェリーは浮揚し、搬送先のフェリーターミナルに向けて
航海する。移動台車には、駆動車輪が設けられて、自走
してフェリー上の走行レールとバース側の走行レールと
の移動が円滑に行われる。
【0013】フェリーからバース上に移載したカプセル
から、車両は運転手が運転して1台ずつ走り出る。下部
車両スペースからはフェリーターミナルへ直接自走して
搬出し、上部車両スペースからはフェリーターミナルの
ランプウェイを自走して搬出する。
【0014】このように、フェリーターミナルのバース
上であらかじめカプセル内に車両を収納しておき、フェ
リーが入船したらフェリー上のカプセルを空のバースに
降ろした後、カプセルごとフェリーに積み込むので、車
両の搬出・入時間を短縮してフェリー停船時間の大幅な
短縮を図ることができる。運航時間全体の短縮を要しな
い場合は短縮した時間分フェリーの速度を落とすことに
よって、燃費の削減を図ることができる。
【0015】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形
態について図面を参照して説明する。図1は本発明のカ
ーフェリーおよびカーフェリーターミナルの平面図で、
バース側に複数台の車両を収容したカプセルを載置した
状態を示している。図2は一方のバースの平面図であ
る。図3は図1のA−A矢視図である。図4は図1のB
−B矢視図である。図5は移動台車の側面図である。図
6は図4のA部拡大図である。なお、請求項1記載の発
明と請求項3記載の発明は、相互に関連があるので、ま
とめて説明する。
【0016】図1ないし図6において、1はフェリーで
ある。1Aはフェリー1の船体である。1aは船体1A
の船底外板、1bは船側外板、1cは上甲板である(図
1,図3,図4)。2はフェリー1の船首、3は船尾で
ある(図1)。4は旅客スペース、5は操船室である
(図1)。6は船体1A内に給排水してフェリー1を浮
揚・降下させるバラストタンクである(図3,図4)。
【0017】7はカプセルで、複数の車両20を収容す
るようになっていて、同一航路に3個使用される。1個
はフェリー1上に載置されて航海し、2個は乗船側およ
び下船側のフェリーターミナル15に1個ずつ配置して
いて乗船の準備または下船をする。図1では2個ともフ
ェリーターミナル15のバース15a,15b上に載置
されている。7Aは車両20を収納している乗船のため
のカプセルであり、7Bは車両20を搬出している下船
のためのカプセルである。なお、他の1個は、図示しな
い他のフェリーターミナルに載置されて車両搬入のため
の準備をしている。カプセル7は、上下2層に構成され
ていて、それぞれ下部車両スペース7a,上部車両スペ
ース7bを有している。7cはカプセル7の4隅に設け
たカプセル固定用突起である(図6)。
【0018】8は上甲板1c上に船体1Aと直交するよ
うに所定間隔をもって設けた複数のカプセル支持台であ
る。9は各カプセル支持台8間に敷設した複数の走行レ
ールである(図1,図4,図5)。
【0019】10は走行レール9上に移動可能に設けら
れた複数の移動台車であり、11は移動台車10の車輪
である。12は移動台車10上に設けた複数の昇降機構
(油圧シリンダ)で、カプセル7を載置して昇降する
(図3,図5)。
【0020】13はフェリーターミナル15に設けられ
たフェリー入出ドッグで、13aはドッグ底部である。
14はドッグ底部13a上に所定間隔をもって設けた支
持用盤木で、フェリー1が入渠したとき船底1aを支持
する。バース15aはフェリー1の左舷側のフェリータ
ーミナル15に配置されており、バース15bは右舷側
に配置されている。
【0021】16はバース15a,15b上に設けた複
数のカプセル支持台で、フェリー1上に設けられた複数
のカプセル支持台8と同じように設けられており、フェ
リー1が入渠し、降下して停船した際、カプセル支持台
8と連接するようになっている(図2,図4,図5)。
17はカプセル支持台16間に敷設した複数の走行レー
ルで、フェリー1上に設けられた複数の走行レール9と
同じように設けられており、フェリー1が入渠し、降下
して停船した際、走行レール9と連接するようになって
いる(図1,図2,図3,図5)。
【0022】18は船体1Aの上甲板1c上のカプセル
7を載置する位置の4隅に設けられたカプセル固定装置
である。カプセル固定装置18は、基端を上甲板1c上
に設けた突起18dにピン18bで枢着した油圧シリン
ダ18aと、油圧シリンダ18aの先端にピン18cで
枢着した逆L字状のフック19とから構成されている。
フック19は上甲板1c上に設けた突起19aにピン1
9bで枢着され、油圧シリンダ18aが伸びたときに起
立し、油圧シリンダ18aが縮んだとき倒れるようにな
っており、上端をカプセル7の4隅に設けた突起7cと
係合してカプセル7を固定する(図1,図4,図6)。
【0023】21はバース15a,15bに近接して設
けられた車両走行用ランプウェイで、カプセル7の上部
車両スペース7bとの間を連絡するようになっている。
22は事務室、23は待合室である。24はフェリータ
ーミナル15への車両20の出入口である。
【0024】次に本実施形態の作用について述べる。な
お、請求項1および請求項3記載の発明の作用について
は、相互に関連あるので、まとめて説明する。フェリー
1の上甲板上1cには、船体1Aと直交するように所定
間隔をもって複数のカプセル支持台8が設けられてい
る。カプセル支持台8間には走行レール9が敷設されて
いる。走行レール9上にはカプセル7を載置する複数の
昇降機構(油圧シリンダ)12を上面に有し、下部に複
数の車輪11を有する移動台車10が移動可能に設けら
れている。
【0025】カプセル7は、複数の車両20を収容する
ようになっていて、同一航路に3個使用される。3個の
カプセルのうち、1個はフェリー1上に載置して航海
し、2個は乗船側および下船側のカーフェリーターミナ
ル(フェリーターミナル)15に1個ずつ配置してい
て、フェリー1が入渠するまでの間に乗船側では複数台
の車両20を搬入して乗船の準備をし、下船側では収容
してきた車両20を下船させる。フェリーターミナル1
5でのフェリー1との間のカプセル7の移載は、フェリ
ー1の右舷側または左舷側のバース15a,15bを交
互に使用して行われる。
【0026】フェリーターミナル15には、フェリー1
が入渠したとき船底1aを支持する支持用盤木13aを
有するドック13と、ドック13の両側に設けられフェ
リー1から複数の車両20を収容するカプセル7を移載
するバース15a,15bとを有しており、バース15
a,15b上には、フェリー1の上甲板1c上に設けら
れたカプセル支持台8および走行レール9と連接するカ
プセル支持台16と走行レール17とが設けられてい
る。
【0027】車両20を搬入するときは、フェリーター
ミナル15のバース15a,15b上に載置されたカプ
セル7に、乗船する車両20を運転手が運転して入り、
あらかじめ収容しておく。下部車両スペース7aへはフ
ェリーターミナル15から直接搬入し、上部車両スペー
ス7bへはフェリーターミナル15のランプウェイ21
を自走して搬入する。フェリー1が入渠し、バラストタ
ンク6に給水してフェリー1をドック底部13aに設け
られた支持用盤木14上に降下して船が揺動しないよう
に停船する。フェリー1が停船すると、フェリー1上に
設けられている移動台車10の複数の油圧シリンダ12
によってカプセル7をカプセル支持台8からわずかに上
昇させ、空のバース15a,15b側に移動し、油圧シ
リンダ12によってカプセル7をバース15a,15b
のカプセル支持台16上に降下する。移動が終わると、
移動台車10はフェリー1上を通過し、反対側の乗船準
備中のバース15a,15b上のカプセル7の下方に移
動する。移動が終わると、移動台車10の複数の油圧シ
リンダ12によってカプセル7をカプセル支持台16か
らわずかに上昇させ、フェリー1上まで移動し、油圧シ
リンダ12によってカプセル7をフェリー1のカプセル
支持台8上に降下してカプセル固定装置18によってカ
プセル7をフェリー1に固定する。カプセル固定後、バ
ラストタンク6を排水してフェリー1は浮揚し、搬送先
のフェリーターミナルに向けて航海する。移動台車10
には、駆動車輪が設けられて自走してフェリー1上の走
行レール9とバース15a,15b側の走行レール17
との移動が円滑に行われる。
【0028】フェリー1からバース15a,15b上に
移載したカプセル7から、車両20は運転手が運転して
1台ずつ走り出る。下部車両スペース7aからはフェリ
ーターミナル15へ直接自走して搬出し、上部車両スペ
ース7bからはフェリーターミナル15のランプウェイ
21を自走して搬出する。
【0029】このように、フェリーターミナル15のバ
ース15a,15b上であらかじめカプセル7内に車両
20を収納しておき、フェリー1が入船したらフェリー
1上のカプセル7を空のバース15a,15bに降ろし
た後、カプセル7ごとフェリー1に積み込むので車両2
0の搬出・入時間を短縮してフェリー停船時間の大幅な
短縮を図ることができる。運航時間全体の短縮を要しな
い場合は、短縮した時間分フェリーの速度を落とすこと
によって、燃費の削減を図ることができる。
【0030】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、たとえば、カプセルは1フェリーに対し、
1個のカプセルを使用するのに替えて、複数に分割した
カプセルを使用するようにしてもよく、また、移動台車
をターミナル側カプセル7Aの下にも用意しておき、船
上のカプセル7を下船させると同時にカプセル7Aを乗
船させることにより停船時間をさらに短縮するようにす
るなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得
ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カーフェリーへの車両の搬出・入をカーフェリーに直接
乗り入れて行うのに替えて、あらかじめフェリーターミ
ナルのカプセルに乗り入れて搬出・入するようにしたの
で、車両の搬出・入時間を短縮してフェリー停船時間の
大幅な短縮を図ることができ、時間の短縮を要しないと
きは短縮した時間分フェリーの速度を落とすことによっ
て、フェリー燃費の削減を図ることができるなどの優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーフェリーおよびカーフェリーター
ミナルの平面図で、バース側に複数台の車両を収容した
カプセルを載置した状態を示している。
【図2】一方のカーフェリーターミナルの平面図であ
る。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図1のB−B矢視図である。
【図5】移動台車の側面図である。
【図6】図4のA部拡大図である。
【図7】従来のフェリーの側面図である。
【図8】図7のC−C矢視図である。
【符号の説明】
1 カーフェリー 1A 船体 1a 船底外板 1c 上甲板 2 船首 3 船尾 4 旅客スペース 6 バラストタンク 7 カプセル 8,16 カプセル支持台 9,17 走行レール 10 移動台車 11 車輪 12 昇降機構(油圧シリンダ) 13 ドック 14 支持用盤木 15 カーフェリーターミナル 15a,15b バース 18 カプセル固定装置 20 車両 22 ランプウエイ a 旅客フェリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車両を収容するカプセルと、該カ
    プセルを載置して航海する平らな船底と平らな上甲板を
    有し、かつ、給排水して船体の浮揚・降下をさせるバラ
    ストタンクを有する船体と、上甲板上に船体と直交する
    ように所定間隔をもって設けた複数のカプセル支持台
    と、該カプセル支持台間に敷設した走行レール上を走行
    し、カプセルを昇降する複数の昇降機構を上面に有する
    移動台車とを有してなることを特徴とするカーフェリ
    ー。
  2. 【請求項2】 昇降機構は、油圧ジャッキである請求項
    1記載のカーフェリー。
  3. 【請求項3】 上記カーフェリーに車両を乗下船させる
    カーフェリーターミナルであって、該カーフェリーター
    ミナルは、フェリーが入渠したとき船底を支持する支持
    用盤木を有するドックと、ドックの両側に設けられフェ
    リーから複数の車両を収容するカプセルを移載するバー
    スとを有してなり、該バース上には、上記フェリーの上
    甲板上に設けられたカプセル支持台および走行レールと
    連接するカプセル支持台と走行レールとが設けられてい
    ることを特徴とするカーフェリーターミナル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102009842A (zh) * 2010-06-12 2011-04-13 中山建华管桩有限公司墙体材料分公司 一种制作轻质混凝土墙板用的摆渡车
CN114560039A (zh) * 2020-11-27 2022-05-31 韩允惠 船舶

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