JP2000177540A - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

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JP2000177540A
JP2000177540A JP10359703A JP35970398A JP2000177540A JP 2000177540 A JP2000177540 A JP 2000177540A JP 10359703 A JP10359703 A JP 10359703A JP 35970398 A JP35970398 A JP 35970398A JP 2000177540 A JP2000177540 A JP 2000177540A
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隆 葛野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレード本体の端部にブレードレバー及び又
はレバーヨークの保持部を押し込んで係合させる際の押
し込み力を軽減すると共に取付け作業性の著しい向上を
目的としたワイパーブレードを提供する。 【解決手段】 ブレード本体7の端部7’側の第1係止
部9aと、ブレード本体7の端部7’との間には、ブレ
ードレバー4及び又は前記レバーヨークの保持部4bを
係合可能なレバーガイド10が形成されてなると共に、
第1係止部9a内に誘導可能なる傾斜状誘導面13が、
前記レバーガイド10の天井面に形成されてなり、該傾
斜状誘導面13と第1係止部9aとの境には、第1係止
部9a内に係合後のブレードレバー4及び又は前記レバ
ーヨークの保持部4bが抜けるのを防止するストッパ部
14が形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車や鉄道、
船舶、航空機など乗り物のウインドシールドパネルなど
の被払拭面を拭うのに利用されるワイパーブレードに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、乗り物のウインドシールドパネ
ルなどの被払拭面を拭うのに利用されるワイパーブレー
ドとしては、特開平9ー221006号公報に示すよう
なものがある。即ち、該公報の明細書に示された符号を
便宜的に括弧内に入れて説明すると、ワイパーアーム
(40)側にプライマリブレードレバー(31)を介し
て結合されるセカンダリブレードレバー(32、33)
と、該セカンダリブレードレバー(32、33)に回動
可能に結合されてなる複数個のレバーヨーク(34、3
5)と、前記セカンダリブレードレバー(32、33)
及び前記レバーヨーク(34、35)によって支持され
且つ前記ワイパーアーム(40)の押圧力により被払拭
面に圧接されると共に長尺状をなす可撓材よりなるブレ
ード本体(2)とを少なくとも備えてなる。
【0003】前記ブレード本体(2)には、該ブレード
本体(2)の長尺方向に沿って、前記セカンダリブレー
ドレバー(32、33)及び前記レバーヨーク(34、
35)が係合して移動可能なるレバーガイド(2f)が
形成されてなると共に、該ブレード本体(2)の端部に
は、前記レバーガイド(2f)に係合されてなる前記ブ
レードレバー(32、33)の保持部(32b、33
b)及び前記レバーヨーク(34、35)の保持部(3
4a,34b,35a,35b)が係合可能な係止部
(2g,2j)が該長尺方向に沿って二個所形成されて
なるので、同一のブレード本体(2)を、前記プライマ
リブレードレバー(31)、セカンダリブレードレバー
(32、33)そして前記レバーヨーク(34、35)
の二種類の組立体に対応できるようになっている。
【0004】即ち、前記組立体に対してブレード本体
(2)を組み立てる際など、該ブレード本体(2)の一
方側の係止部(2g)側に前記セカンダリブレードレバ
ー(32、33)の保持部(32b、33b)及び前記
レバーヨーク(34、35)の保持部(34a,34
b,35a,35b)を係合させる時には、前記レバー
ガイド(2f)に保持部(32b、34a,34b,3
5a,35b)を係合させた後に、ブレード本体(2)
を引っ張ることで、前記セカンダリブレードレバー(3
3)の保持部(33b)に対してブレード本体(2)が
移動し、該保持部(33b)と一方側の係止部(2g)
とを合致させて係合させることができる。
【0005】また、前記ブレード本体(2)の一方側の
係止部(2g)より端部側に形成されている他方側の係
止部(2j)側に前記セカンダリブレードレバー(3
3)の保持部(33b)を係合させる時には、前記ブレ
ード本体(2)の端部に前記セカンダリブレードレバー
(33)の保持部(33b)をあてがい、押し込むこと
で、保持部(33b)と他方側の係止部(2j)とを合
致させて係合させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、前記ブレード本体(2)の
他方側の係止部(2j)の傾斜状誘導面(2j1)及び
抜け止めブロック(2j2)が、ブレード本体(2)の
両側面に形成されているので、前記セカンダリブレード
レバー(33)の保持部(33b)によって両側から挟
み付けられるように押されることになり、ブレード本体
(2)の胴部(2b)は、押圧力に対して逃げようが無
く、該胴部(2b)及び傾斜状誘導面(2j1)は撓み
難く、保持部(33b)に対する反発力が大きいものと
なる。このため、胴部(2b)及び傾斜状誘導面(2j
1)そして保持部(33b)同士の側方へのそれぞれの
若干の撓みによって係合されることになるので、押し込
み力を多く必要とすることになる。また、前記セカンダ
リブレードレバー(33)の保持部(33b)が係合さ
れる他方の係止部(2j)の形成されている部位が、ブ
レード本体(2)の端部であるから、レバーガイド(2
f)に保持部(33b)をあてがって引っ張るなどの作
業ができず、押し込み作業のみになるので、該押し込み
時に、ブレード本体(2)自体が弾性変形してしまうな
どして、取り付け作業性が著しく困難となり、作業性の
改善が求められている。
【0007】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、ブレード本体の端部にブレー
ドレバー及び又はレバーヨークの保持部を押し込んで係
合させる際の押し込み力を軽減すると共に取付け作業性
の著しい向上を目的としたワイパーブレードを提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ワイパーアーム側に結合されるブレードレバーと、
該ブレードレバーに回動可能に結合されてなる複数個の
レバーヨークと、前記ブレードレバー及び前記レバーヨ
ークに支持され且つ前記ワイパーアームの押圧力により
被払拭面に圧接されると共に長尺状をなす可撓材製のブ
レード本体とを少なくとも備えてなり、前記ブレード本
体には、該ブレード本体の長尺方向に沿って、前記ブレ
ードレバー及び又は前記レバーヨークの保持部が係合し
て移動可能なるように形成されてなるレバーガイドと、
該レバーガイドに係合されてなる前記ブレードレバー及
び又は前記レバーヨークの保持部が係合可能なると共に
端部に二箇所長尺方向に沿って形成されてなる係止部と
を有するワイパーブレードにおいて、前記係止部の内、
前記ブレード本体のより端部側の係止部と、該ブレード
本体の端部との間には、前記ブレードレバー及び又は前
記レバーヨークの保持部を係合可能なレバーガイドが形
成されてなると共に、前記係止部内に誘導可能なる傾斜
状誘導面が、前記レバーガイドの天井面に形成されてな
り、該傾斜状誘導面と係止部との境には、係止部内に係
合後の前記ブレードレバー及び又は前記レバーヨークの
保持部が抜けるのを防止するストッパ部が形成されてな
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のワイパーブレードであって、前記ブレード本体の頭部
の上部には、前記ブレードレバー及び又は前記レバーヨ
ーク本体と係合して、該ブレードレバー及び又は前記レ
バーヨークから該ブレード本体が抜けるのを防止できる
第1抜け止め部が形成されてなる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のワイパーブレードであって、前記ブレー
ド本体の頭部の側部には、前記ブレードレバー及び又は
前記レバーヨーク本体と係合して、該ブレードレバー及
び又は前記レバーヨークから該ブレード本体が抜けるの
を防止できる第2抜け止め部が形成されてなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0012】図1乃至図7は、この発明の一実施形態を
示すもので、符号1は自動車のワイパーブレードであ
る。
【0013】該ワイパーブレード1は、プライマリブレ
ードレバー2と、該プライマリブレードレバー2の両端
部に設けられてなる第1連結部2a、2bにより回転自
在に連結されてなる第1、第2のセカンダリーブレード
レバー3、4と、該第1、第2のセカンダリーブレード
レバー3、4の一端に設けられてなる第2連結部3a,
4aにより回転自在に連結されてなる第1、第2のヨー
クレバー5、6と、前記第1、第2のセカンダリーブレ
ードレバー3、4及び前記第1、第2のレバーヨーク
5、6によって保持されてなるラバー製のブレード本体
7が少なくとも備えられてなり、該ブレード本体7の長
さ方向に沿ってパーティブラ8が収容保持されている。
【0014】前記第1、第2のセカンダリーブレードレ
バー3、4には、第1、第2のブレード本体保持部3
b、4bが設けられている。また、第1のレバーヨーク
5には、第3、第4のブレード本体保持部5a,5bが
設けられ、第2のレバーヨーク6には、第5、第6のブ
レード本体保持部6a,6bが設けられている。また、
ブレード本体7の端部側に配置された第2のセカンダリ
ーブレードレバー4の第2のブレード本体保持部4b
が、ブレード本体7の端部寄りに設けられた第1、第2
の係止部9a,9bの何れかに係合され、他の第1、第
3、第4、第5、第6のブレード本体3b,5a,5
b,6a,6bが、ブレード本体7の長さ方向に沿って
形成された溝状のレバーガイド10内に移動可能に挿入
されている。
【0015】つまり、プライマリブレードレバー2の中
央に設けられたワイパーアーム連結部2cにワイパーア
ーム11が連結され、該ワイパーアーム11に内蔵され
てなる図示しないアームスプリングによって押し付けら
れてフロントウインドシールドパネルなどの図示しない
被払拭面を拭う際に、第1、第2の係止部9a,9bの
何れかに第2のセカンダリブレードレバー4の第2のブ
レード本体保持部4bが移動不能に支持されながら、レ
バーガイド10に沿って第1、第3、第4、第5、第6
のブレード本体3b,5a,5b,6a,6bが移動す
ることにより、前記ブレード本体7が被払拭面に追従し
て湾曲する。
【0016】前記プライマリブレードレバー2と、前記
第1、第2のセカンダリーブレードレバー3、4と、前
記第1、第2のヨークレバー5、6とからなる組体の長
さ寸法L1の一種類に対して、複数種類のブレード本体
7の長さL2であっても、該ブレード本体7に形成され
てなる第1、第2の係止部9a,9bの何れかに係合さ
せることで、対応できる。
【0017】前記ブレード本体7は、上方に配され且つ
断面が矩形状で全体が棒状をなす頭部7aと、該頭部7
aの長さ方向に沿って該頭部7aの下方に配される胴部
7bと、該胴部7bの下端部から前記頭部7aの長さ方
向に沿って頭部7aの外側に向けて突出状に形成されて
なる鍔部7cと、該鍔部7cの下端部から前記頭部7a
の長さ方向に沿って薄肉状に形成されてなる首部7d
と、該首部7dの下端部から前記頭部7aの長さ方向に
沿って断面が略T字形状に形成されてなるリップ部7e
とが形成されてなる。
【0018】前記ブレード本体7の頭部7aの両側縁7
a1,7a2には、それぞれ中央に向け溝状にして前記
頭部7aの長さ方向に沿って形成されてなる一対のパー
ティブラ収納部12が形成されてなり、該パーティブラ
収納部12内に若干の弾性を有する前記パーティブラ
8、8が収納されている。該パーティブラ8、8は、前
記パーティブラ収納部12に収納された状態で、頭部7
aに一体的に組み付けられるため、ブレード本体7が湾
曲した際に、弾性的に復元させる機能をもつ。
【0019】前記レバーガイド10、10は、前記頭部
7aと鍔部7cとの間に、前記頭部7aの長さ方向に沿
って溝状に一対形成されてなり、該レバーガイド10、
10内に、前記したように、第1、第3、第4、第5、
第6のブレード本体3b,5a,5b,6a,6bが、
移動可能に挿入されている。
【0020】そして、図2に示すような前記ブレード本
体7の一方の端部寄りには、レバーガイド10に係合さ
れてなる前記ブレードレバーとしての第2セカンダリブ
レードレバー4の保持部としての第2ブレード本体保持
部4bが係合可能なると共に二箇所長尺方向に沿って形
成されてなる係止部としての第1係止部9a及び第2係
止部9bが形成されてなる。
【0021】前記ブレード本体7の第2係止部9bより
も、より端部側に形成される第1係止部9aと、該ブレ
ード本体7の端部7’との間には、前記第2セカンダリ
ブレードレバー4の第2ブレード本体保持部4bを係合
可能なレバーガイド10が形成されてなると共に、前記
第1係止部9a内に前記第2ブレード本体保持部4bを
誘導可能なる傾斜状誘導面13が、前記レバーガイド1
0の天井面(図2では左側の面)に形成されてなり、該
傾斜状誘導面13と第1係止部9aとの境には、第1係
止部9a内に係合後の前記第2セカンダリブレードレバ
ー4の第2ブレード本体保持部4bが抜けるのを防止す
るストッパ部14が形成されてなる。
【0022】前記ブレード本体7の頭部7aの上部に
は、前記第2セカンダリブレードレバー4の架橋部4c
と係合して、該第2セカンダリブレードレバー4から該
ブレード本体7が抜けるのを防止できる第1抜け止め部
15が形成されてなる。
【0023】該第1抜け止め部15は、ブレード本体7
の端部7’より8.2ミリの位置に形成され、該端部
7’より2ミリの位置より斜面状に持ち上がり始めるこ
とで形成されてなる斜面部15aと、頭部7aより1ミ
リの頂部15bとのブロック状の切り落とし状に形成さ
れている。
【0024】前記ブレード本体7の頭部7aの両側縁7
a1,7a2には、前記第2セカンダリブレードレバー
4の側部4d、4dと係合して、該第2セカンダリブレ
ードレバー4から該ブレード本体7が抜けるのを防止で
きる第2抜け止め部16が形成されてなる。
【0025】該第2抜け止め部16は、ブレード本体7
の端部7’より7ミリの位置に形成され、該端部7’よ
り2.5ミリの位置より斜面状に持ち上がり始めること
で形成されてなる斜面部16aと、頭部7aの両側縁7
a1,7a2よりそれぞれ0.6ミリの頂部16bとの
ブロック状の切り落とし状に形成されている。
【0026】次に、この実施形態に係る作動を説明す
る。
【0027】図1に示すように、前記ブレード本体7の
端部7’側の第1係止部9aと、該ブレード本体7の端
部7’との間には、前記第2セカンダリブレードレバー
4の第2ブレード本体保持部4bを係合可能なレバーガ
イド10が形成されてなると共に、前記第1係止部9a
内に誘導可能なる傾斜状誘導面13が、前記レバーガイ
ド10の天井面に形成されてなり、該傾斜状誘導面13
と第1係止部9aとの境には、第1係止部9a内に係合
後の前記第2セカンダリブレードレバー4の第2ブレー
ド本体保持部4bが抜けるのを防止するストッパ部14
が形成されてなるので、前記ブレード本体7の頭部7a
の側部7a1,7a2の天井面に形成されている傾斜状
誘導面13は、撓み自在であるから、前記第2セカンダ
リブレードレバー4の第2ブレード本体保持部4bをブ
レード本体7の端部7’のレバーガイド10に押し込む
と、傾斜状誘導面13は撓んで、前記第2セカンダリブ
レードレバー4の第2ブレード本体保持部4b間は広が
らないまま、第1係止部9a内に誘導でき、該第1係止
部9a内に第2セカンダリブレードレバー4の第2ブレ
ード本体保持部4bが係合後は、ストッパ部14によっ
て抜け止めされる。即ち、ブレード本体7の端部7’に
前記第2セカンダリブレードレバー4の第2ブレード本
体保持部4bを押し込んで係合させる際の押し込み力を
軽減できると共に取付け作業性を著しく向上できること
になる。
【0028】前記ブレード本体7の頭部7aの上部に第
1抜け止め部15が形成されてなるので、前記第2セカ
ンダリブレードレバー4の架橋部4cと第1抜け止め部
15が係合して、該第2セカンダリブレードレバー4か
ら該ブレード本体7が抜けるのを防止できる。
【0029】また、前記ブレード本体7の頭部7aの側
部7a1,7a2に第2抜け止め部16が形成されてな
るので、前記第2セカンダリブレードレバー4の側部4
d、4dと第2抜け止め部16とが係合して、該第2セ
カンダリブレードレバー4の側部4d、4dから該ブレ
ード本体7が抜けるのを防止できる。
【0030】前記ブレード本体7と係合されるものが、
前記説明では、第2セカンダリブレードレバー4の第2
ブレード本体保持部4b、架橋部4c、側部4dのそれ
ぞれが係合されるものとして説明したが、これに限定さ
れるものではなく、第1、第2のヨークレバー5、6の
第3、第4ブレード本体保持部5a,5b,6a,6b
に係合されるものであっても良いものである。また、ワ
イパーブレード1自体が、自動車用として説明したが、
これに限定されるものではなく、鉄道、船舶、航空機な
ど乗り物のウインドシールドパネルなどの被払拭面を拭
うのに利用されるものを含むものである。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、前記係
止部の内、前記ブレード本体のより端部側の係止部と、
該ブレード本体の端部との間には、前記ブレードレバー
及び又は前記レバーヨークの保持部を係合可能なレバー
ガイドが形成されてなると共に、前記係止部内に誘導可
能なる傾斜状誘導面が、前記レバーガイドの天井面に形
成されてなり、該傾斜状誘導面と係止部との境には、係
止部内に係合後の前記ブレードレバー及び又は前記レバ
ーヨークの保持部が抜けるのを防止するストッパ部が形
成されてなるので、前記ブレード本体の天井面に形成さ
れている傾斜状誘導面は撓み自在であるから、前記ブレ
ードレバー及び又は前記レバーヨークの保持部をブレー
ド本体の端部のレバーガイドに押し込むと、傾斜状誘導
面は撓んで、前記保持部間は広がらないまま係止部内に
誘導でき、該係止部内に保持部が係合後はストッパ部に
よって抜け止めされる。即ち、ブレード本体の端部にブ
レードレバー及び又はレバーヨークの保持部を押し込ん
で係合させる際の押し込み力を軽減できると共に取付け
作業性を著しく向上できることになる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、前記ブレ
ード本体の頭部の上部に第1抜け止め部が形成されてな
るので、前記ブレードレバー及び又は前記レバーヨーク
本体と第1抜け止め部が係合して、該ブレードレバー及
び又は前記レバーヨークから該ブレード本体が抜けるの
を防止できる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、前記ブレ
ード本体の頭部の側部に第2抜け止め部が形成されてな
るので、前記ブレードレバー及び又は前記レバーヨーク
本体と第2抜け止め部が係合して、該ブレードレバー及
び又は前記レバーヨークから該ブレード本体が抜けるの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るワイパーブレード
の側面図。
【図2】図1のA部にかかるブレード本体の拡大側面
図。
【図3】図2の矢視Yにかかる上面図。
【図4】図3のSB−SB線に沿った断面図。
【図5】図3のSC−SC線に沿った断面図。
【図6】図3のSD−SD線に沿った断面図。
【図7】図1のA部の分解斜視図。
【符号の説明】
1 ワイパーブレード 2 プライマリブレードレバー 3、4 第1、第2のセカンダリーブレードレバー 3b、4b 保持部としての第1、第2のブレード本体
保持部 5、6 第1、第2のヨークレバー 5a,5b 第3、第4のブレード本体保持部 6a,6b 第5、第6のブレード本体保持部 7 ブレード本体 7’ 端部 7a 頭部 7a1,7a2 側縁 7b 胴部 7c 鍔部 7d 首部 7e リップ部 8 パーティブラ 9 係止部としての第1、第2の係止部 10 レバーガイド 11 ワイパーアーム 12 パーティブラ収納部 13 傾斜状誘導面 14 ストッパ部 15 第1抜け止め部 16 第2抜け止め部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパーアーム側に結合されるブレード
    レバーと、該ブレードレバーに回動可能に結合されてな
    る複数個のレバーヨークと、前記ブレードレバー及び前
    記レバーヨークに支持され且つ前記ワイパーアームの押
    圧力により被払拭面に圧接されると共に長尺状をなす可
    撓材製のブレード本体とを少なくとも備えてなり、前記
    ブレード本体には、該ブレード本体の長尺方向に沿っ
    て、前記ブレードレバー及び前記レバーヨークの保持部
    が係合して移動可能なるように形成されてなるレバーガ
    イドと、該レバーガイドに係合されてなる前記ブレード
    レバー及び前記レバーヨークの保持部が係合可能なると
    共に端部に二箇所長尺方向に沿って形成されてなる係止
    部とを有するワイパーブレードにおいて、 前記係止部の内、前記ブレード本体のより端部側の係止
    部と、該ブレード本体の端部との間には、前記ブレード
    レバー及び又は前記レバーヨークの保持部を係合可能な
    レバーガイドが形成されてなると共に、前記係止部内に
    誘導可能なる傾斜状誘導面が、前記レバーガイドの天井
    面に形成されてなり、該傾斜状誘導面と係止部との境に
    は、係止部内に係合後の前記ブレードレバー及び又は前
    記レバーヨークの保持部が抜けるのを防止するストッパ
    部が形成されてなることを特徴とするワイパーブレー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイパーブレードであ
    って、 前記ブレード本体の頭部の上部には、前記ブレードレバ
    ー及び又は前記レバーヨーク本体と係合して、該ブレー
    ドレバー及び又は前記レバーヨークから該ブレード本体
    が抜けるのを防止できる第1抜け止め部が形成されてな
    ることを特徴とするワイパーブレード。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のワイパー
    ブレードであって、 前記ブレード本体の頭部の側部には、前記ブレードレバ
    ー及び又は前記レバーヨーク本体と係合して、該ブレー
    ドレバー及び又は前記レバーヨークから該ブレード本体
    が抜けるのを防止できる第2抜け止め部が形成されてな
    ることを特徴とするワイパーブレード。
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