JP2000177511A - 乗物の電源供給装置及び集約配線装置 - Google Patents

乗物の電源供給装置及び集約配線装置

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JP2000177511A
JP2000177511A JP10357858A JP35785898A JP2000177511A JP 2000177511 A JP2000177511 A JP 2000177511A JP 10357858 A JP10357858 A JP 10357858A JP 35785898 A JP35785898 A JP 35785898A JP 2000177511 A JP2000177511 A JP 2000177511A
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harness
power supply
power
connector
lamp
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JP10357858A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Yoshida
龍也 吉田
Taisetsu Tanimichi
太雪 谷道
Hiroyuki Saito
博之 斎藤
Shinichi Sakamoto
伸一 坂本
Mitsuru Koni
満 紺井
Yuichi Kuramochi
祐一 倉持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタの接続不良等が生じても、すべての負
荷が動作不可能になるなどの致命的な状態にならないよ
うにできる乗物の電源供給装置及び集約配線装置を提供
することにある。 【解決手段】右側のランプ1,2は、ワイヤーハーネス
10を介してBCM100から電力が供給される。左側
のランプ3,4は、ワイヤーハーネス5を介してFIM
200から電力が供給される。BCM100,FIM2
00,RIM300の3つのモジュールは、それぞれ、
多重通信線51,52,56によって、リング状に接続
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物の電源供給装
置及び集約配線装置に係り、特に、複数の電気負荷に対
して電源から共通に電力を供給する乗物の電源供給装置
及び集約配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両では、各種の電装品が装備
されることが多く、このため、例えば、従来の自動車で
は、バッテリや発電機などの電源装置から電気負荷に電
力を供給するため、何系統もの電源線が用いられてい
る。そして、実際の車両に電源線を装着する場合は、装
着性向上や故障時の交換が容易なように、エンジンルー
ム,室内,トランクルーム,ドアなどの部分的閉空間毎
にワイヤハーネスを分割して設置する方法が通常用いら
れている。これらのワイヤハーネスは、各々コネクタで
結合されており、バッテリなどの電源装置からの電源
は、末端の負荷に至るまでにいくつかのコネクタを通し
て供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両においては、 ワイヤハーネス途中のコネクタの嵌
合が不十分になると、負荷へ電源が供給されず、直ちに
電気負荷の動作が停止されることになり、安全性や快適
性の保持の点で問題があった。
【0004】本発明の目的は、コネクタの接続不良等が
生じても、すべての負荷が動作不可能になるなどの致命
的な状態にならないようにできる乗物の電源供給装置及
び集約配線装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、電源装置から共通に電力が供給さ
れる複数の電気負荷と、これらの電気負荷を制御する複
数のモジュールを有する乗物の電源供給装置において、
上記複数の電気負荷の内、左右対称に配置される電気負
荷を、それぞれ、左右に分割して配置されたハーネスに
接続するとともに、それぞれ、異なる上記モジュールを
介して、電力を供給するようにしたものである。かかる
構成により、左右対称の負荷の一方は、常に、正常に動
作するので、安全性を向上し得るものとなる。
【0006】(2)上記目的を達成するために、本発明
は、電源装置から電力が供給される複数の電気負荷と、
これらの電気負荷を制御する複数のモジュールを有する
乗物の集約配線装置において、上記複数のモジュール
は、それぞれ、多重通信装置を備え、複数の多重通信装
置の内、少なくとも3つ以上の多重通信装置をリング状
に接続し、残りの多重通信装置を、リング状に接続され
た多重通信装置の内の任意の1つの多重通信装置に接続
するようにしたものである。かかる構成により、重要な
モジュール間はリング状にすることにより冗長性を持た
せ、さらに、他のモジュールとは個々の電線で接続する
ようにしているので、通信異常を回避し得るものとな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を用いて、本発
明の一実施形態による乗物の電源供給装置及び集約配線
装置の構成について説明する。最初に、図1を用いて、
本実施形態による乗物の電源供給装置の全体構成につい
て説明する。図1は、本発明の一実施形態による乗物の
電源供給装置の全体構成を示すシステム構成図である。
【0008】バッテリ6は、その直近に配置されたエン
ジンルーム・ジャンクション・ブロック(E−JB)2
50を介して車両全体に対して電源を供給する。パワー
トレイン・コントロール・モジュール(PCM)15
は、エンジンの燃料噴射量や点火時期の制御やスロット
ルバルブ開度の制御を行い、かつエンジントランスミッ
ションの制御を行うものである。PCM15は、車室内
に搭載されている。なお、PCM15は、制御対象であ
るエンジン制御用のセンサやアクチュエータが数多く配
置されたエンジンの近く(例えば、吸気管外壁やサージ
タンクの内部等)に搭載してもよいものである。PCM
15には、図示していないがエアフローメータや水温セ
ンサなどのいくつかのセンサや、インジェクタ,スロッ
トルバルブを開閉するスロットルモータなど、電気負荷
としてのアクチュエータ群が接続されている。PCM1
5及びエンジン制御用のセンサやアクチュエータなどエ
ンジン近辺に搭載された電気負荷は、エンジンハーネス
11によって、E−JB250に接続されている。
【0009】エアバッグ・コントロール・モジュール
(SDM)19は、センターコンソール近辺に搭載され
ている。CDチェンジャ24及びサスペンション制御な
どの車両制御を行うADS25は、トランクルームに搭
載されている。インストルメントパネルメータIPM1
2は、ダッシュボードに設置されている。助手席及び運
転席のパワーシート18,20は、それぞれのシートを
電動で動かすことができる。なお、図示していないが、
エアコンユニットやオーディオ、ナビゲーションなどの
モジュールも搭載されている。
【0010】ボディコントロールモジュール(BCM)
100は、ステアリング近辺のデバイスやイグニッショ
ンキースイッチ,ハザードスイッチなどが接続され、ダ
ッシュボード近辺に設置されているインストルメントジ
ャンクションブロック(I−JB)150に内蔵されて
いる。ボディ右ハーネス10は、エンジンルーム右側、
車室内右側に配置されている。BCM100は、ボディ
右ハーネス10によって、エンジンルーム右側に搭載さ
れているヘッドランプ右1,ターンシグナルランプ右
2,図示しないフォグランプ右,サイドマーカランプ
右,コーナリングランプ右,フェンダミラー右,ブレー
キ液量センサ,前後のウォッシャモータ,右側前方のド
ア,右側後方のドア,右側のシートベルトスイッチ,フ
ュエルポンプ,右側パワーシートモータ20などに接続
され、また、IPM12にも接続されている。
【0011】フロント・インティグレーション・モジュ
ール(FIM)200は、バッテリの直近に配置された
E−JB250に内蔵されている。エンジンルームハー
ネス5は、エンジンルーム前方左側に配置されている。
FIM200は、エンジンルームハーネス5によって、
オルタネータ9,ヘッドランプ左3,ターンシグナルラ
ンプ左4,図示しないフォグランプ左,サイドマーカラ
ンプ左,コーナリングランプ左,トリプルプレッシャス
イッチ,ホーン,エアコンコンプレッサなどの電気負荷
が接続され、また、E−JB250にも接続されてい
る。
【0012】ドライバー・ドア・モジュール(DDM)
400,パッセンジャー・ドア・モジュール(PDM)
500は、それぞれ運転席側,助手席側のドアに搭載さ
れており、図示しないドアロックモータ,パワーウィン
ドゥモータ,ドアロックSW,パワーウィンドゥSW,
電動ミラーモータなどが接続されている。
【0013】リア・インティグレーション・モジュール
(RIM)300は、トランクルームに配置されたリア
ジャンクションブロック(R−JB)350に内蔵され
ている。RIM300は、テールハーネス26を介し
て、テールランプやターンシグナルランプ27,28の
他、図示しないトランクオープナ用モータやリアデフォ
ッガ等を駆動するように接続されている。また、RIM
300は、ボディ左ハーネス21を介して、図示しない
左側後席のドアロックモータ,パワーウィンドゥモー
タ,ドアロックSW,パワーウィンドゥSW等を駆動す
るように接続されている。
【0014】各モジュール12,15,19,100,
200,300,400,500は、それぞれ他のモジ
ュールとの間でデータの授受を行うための通信手段およ
びセンサ,スイッチ類や外部電気負荷が接続されている
入出力インターフェース,演算処理装置(CPU)を有
している。各モジュール12,15,19,100,2
00,300,400,500は、それぞれのモジュー
ルに接続されるセンサや電気負荷等のデバイスの近くに
設置しており、各モジュールと接続されるデバイス間の
ハーネス長は短くなるようにしている。
【0015】各モジュール間でのデータの授受を行うた
め、図8を用いて後述するような多重通信線が、配置さ
れ、接続される。このように、各モジュール12,1
5,19,100,200,300,400,500
は、接続されるデバイスの近いところに配置され、か
つ、自分に接続されていないデバイスの入力データおよ
び出力データは多重通信線を介して送受信されるので、
それぞれのモジュールに必要なデータを得ることができ
る。
【0016】次に、ハーネス5,7,10,11,2
1,26のレイアウトについて説明する。エンジンルー
ムハーネス5には、オルタネータ9,ヘッドランプ左
3,ターンシグナルランプ左4,フォグランプ左,サイ
ドマーカランプ左,コーナリングランプ左,トリプルプ
レッシャスイッチ,ホーン,エアコンコンプレッサなど
の電気負荷が接続され、また、E−JB250にも接続
されており、エンジンルーム前方左側に配置されてい
る。
【0017】メインハーネス7には、エンジンルーム左
側後方,車室内のダッシュボード周辺,センターコンソ
ール周辺の電気負荷やモジュールが接続され、かつE−
JB250およびI−JB150にも接続されている。
接続されている負荷は、図示していないが、フロントワ
イパモータ,イグニッションスイッチ,フェンダミラー
モータ左,ワイパデアイサなどのエンジンルーム左側後
方の搭載された負荷や、車室内のグローボックスラン
プ,シガレットライタなどの負荷や、エアコンユニット
やオーディオ,ナビゲーション,SDM19などのモジ
ュールである。
【0018】ボディ右ハーネス10には、エンジンルー
ム右側に搭載されているヘッドランプ右1,フォグラン
プ右,ターンシグナルランプ右2,サイドマーカランプ
右,コーナリングランプ右,フェンダミラー右,ブレー
キ液量センサ,前後のウォッシャモータや、右側前方の
ドア,右側後方のドア,右側のシートベルトスイッチ,
フュエルポンプ,右側パワーシートモータ20などに接
続され、IPM12やI−JB150にも接続されてお
り、エンジンルーム右側,車室内右側に配置されたてい
る。
【0019】ボディ左ハーネス21には、右側後方のド
ア,右側のシートベルトスイッチ,右側パワーシートモ
ータ20,CDチェンジャ24などに接続され、R−J
B350にも接続されており、車室内左側に配置されて
いる。
【0020】テールハーネス26には、ストップランプ
27,28やテールランプ,バックアップランプ,ター
ンシグナルランプ,トランクリッドオープナ,フュエル
リッドオープナ,パワーアンテナ,ADS25などに接
続され、R−JB350にも接続されており、テール側
に配置されている。
【0021】それぞれのハーネス5,7,10,11,
21,26に接続された電気負荷の信号は、それぞれの
ハーネスに接続されているモジュールおよびジャンクシ
ョンブロックにて処理され、他のハーネスに接続された
モジュールや電気負荷に必要な情報は多重通信線を介し
て伝達されるような構成となっている。
【0022】エンジンハーネス11とメインハーネス7
はコネクタ33で接続され、メインハーネス7とボディ
右ハーネス10はコネクタ36で接続されている。ま
た、メインハーネス7とボディ左ハーネス21はコネク
タ35で接続され、ボディ左ハーネス21とテールハー
ネス26はコネクタ40で接続されている。さらに、ボ
ディ右ハーネス10とドア前右ハーネスはコネクタ37
で接続され、ボディ右ハーネス10とドア後右ハーネス
はコネクタ39で接続されている。また、メインハーネ
ス7とドア前左ハーネスはコネクタ34で接続され、ボ
ディ左ハーネス21とドア後左ハーネスはコネクタ38
でそれぞれ接続されている。ここで、各ハーネス間を接
続している情報は、リアルタイムでの情報が必要な車体
制御用の各輪の車輪速センサなどのごく限られた物であ
るため、非常に少なくなっている。これもより高速の多
重通信システムが塔載されれば、すべての信号を多重通
信で扱うことができ、ハーネス間を接続して情報を伝達
する必要はなくなる。
【0023】図1に示した本実施形態による乗物の電源
供給装置の構成で特徴的なことは、 1)各ハーネス5,7,10,11,21,26は、ジ
ャンクションボックスであるE−JB250,I−JB
150,R−JB350のいずれかに接続されているこ
と、 2)ボディを左右に分割してハーネスを配置し、かつ電
気負荷を制御するモジュールも左右で分割していること
である。具体的に説明すると、フロントのランプ類(ヘ
ッドランプ,フォグランプ,ターンシグナルランプ,サ
イドマーカランプ,コーナリングランプなど)におい
て、左側のランプ類を制御駆動しているのは、E−JB
250に内蔵されたFIM200であり、ハーネスはエ
ンジンルームハーネス5としている。また、右側のラン
プ類を制御駆動しているのは、I−JB150に内蔵さ
れたBCM100であり、ハーネスはボディ右ハーネス
5としている。このようにすることにより、ヘッドラン
プ等の制御において、どこか1個所が故障しても、片方
のランプは正常に動作するので走行中突然ヘッドランプ
が消灯して真っ暗闇になるようなことがなくなり、安全
性を向上することができる。
【0024】次に、図2を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置における電源配電について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
における電源供給配電構成図である。
【0025】バッテリ6からの電源は、E−JB250
に接続され、リレー2553を経由してFIM200
へ、直接供給される。また、バッテリ6からの電源は、
ヒューズ2506,リレー2554を経由して、スター
タ30のマグネットスイッチに電源供給し、スタータ3
0を駆動している。スタータ30には、バッテリ6から
直接電源供給されている。
【0026】E−JB250に接続されたバッテリ電源
は、エンジン制御関係の電気負荷であるインジェクタや
イグニッションコイルへは、ヒューズ2507,リレー
2555を経由して供給される。エンジン制御を行うP
CM15には、ヒューズ2508,リレー2556を経
由して供給される。I−JB150には、ヒューズ25
09を経由して供給される。I−JB150内のBCM
100には、ヒューズ2510を経由して供給される。
R−JB150には、ヒューズ2511を経由して供給
される。ABSモータには、ヒューズ2513,リレー
2557を経由して供給される。ABSアクチュエータ
には、ヒューズ2514,リレー2558を経由して供
給される。PDM500には、ヒューズ2501,ヒュ
ーズ2503を経由して供給される。図示しない第1の
ラジエータファンモータには、ヒューズ2501,ヒュ
ーズ2504,リレー2550を経由して供給される。
図示しない第2のラジエータファンモータには、ヒュー
ズ2501,ヒューズ2505,リレー2551を経由
して供給される。図示しない第3のラジエータファンモ
ータには、ヒューズ2501,ヒューズ2504,リレ
ー2552を経由して、供給される。
【0027】I−JB150に供給された電源は、リレ
ー1553を経由してBCM100へ、直接供給され
る。また、DDM400には、ヒューズ1501を経由
して供給される。グローボックスランプには、ヒューズ
1502を経由して供給される。ルームランプ及び時計
には、ヒューズ1503を経由して供給される。メータ
及びイグニッションスイッチには、ヒューズ1504を
経由して供給される。エアコンコントロールユニットに
は、ヒューズ1505を経由して供給される。オーディ
オには、ヒューズ1506を経由して供給される。AB
Sコントロールユニットには、イグニッションスイッチ
がIGNの位置にあるときにオンするリレー1550,
ヒューズ1507を経由して供給される。サンルーフ,
シートヒータには、リレー1550,ヒューズ1508
を経由して供給される。シートベルトテンションリデュ
ーサには、リレー1550,ヒューズ1509を経由し
て供給される。エアバッグコントロールユニットには、
リレー1550,ヒューズ1510を経由して供給され
る。シガレットライタ,ラジオには、イグニッションス
イッチがACCの位置にあるときにオンするリレー15
51,ヒューズ1511を経由して供給される。ブロア
モータには、ヒューズ1512とヒューズ1513,リ
レー1555を経由して供給される。
【0028】R−JB350に供給された電源は、リレ
ー3551を経由してRIM300へ、直接供給され
る。また、リアデフォッガには、ヒューズ3501,リ
レー3550を経由して供給される。パワーシートに
は、ヒューズ3502を経由して供給される。CDチェ
ンジャ,TVには、ヒューズ3503を経由して供給さ
れる。シートヒータ,シートベルトテンションリデュー
サには、イグニッションスイッチがIGNの位置にある
ときにオンするリレー3552,ヒューズ3504を経
由して供給される。ADSには、リレー3552,ヒュ
ーズ3505を経由して、供給される。
【0029】このように、バッテリ電源は、バッテリ直
近のE−JB250を経由して、I−JB150,R−
JB350に配電され、それぞれのジャンクションボッ
クスから、それに接続された電気負荷に電源を供給する
ようにしているので、電源線が重複して配線されること
もなく、電源線を少なくできる。
【0030】次に、図3〜図7を用いて、本発明の一実
施形態による乗物の電源供給装置及び集約配線装置に用
いる各モジュールの構成について説明する。最初に、図
3を用いて、本実施形態による乗物の電源供給装置に用
いるBCM100の構成について説明する。図3は、本
発明の一実施形態による乗物の電源供給装置のに用いる
BCMの構成を示すシステム構成図である。
【0031】バッテリ電源は、I−JB150を経由し
てBCM100に入力され、ダイオード102を経由し
て、電源回路103に供給されている。電源回路103
は、制御用のCPU101や処理回路に供給する電圧5
Vの制御系電源を出力する。駆動系電源には、CPU1
01の判断により、CPU101がリレー駆動回路10
7の駆動信号を出力すると、I−JB150に内蔵され
たリレー1552がオンして電源が供給される。この駆
動系電源は、モータ駆動用のHブリッジ回路(H-Bridg
e)119,120,121やHSDO(High Side Dis
crete Output)122,…,127,132,…134
やLSDO(Low Side Discrete Output)128,…1
31等の出力回路に供給されている。通信ドライバ10
4は、多重通信線(BUS)を介して、他のモジュール
と情報の送受信を行うためのインターフェイスであり、
その送受信制御は、CPU101にて行われる。
【0032】入力回路108,チューナ109,HSD
I(High Side Discrete Input)110やLSDI(Lo
w Side Discrete Input)111,…,117,135
等の入力回路は、BCM100に接続されているスイッ
チやセンサ161,…,169の入力信号を波形整形す
るものであり、CPU101とのインターフェイスとな
っている。ここで、スイッチやセンサとしては、キー差
込みスイッチ161,ブレーキ液量スイッチ162,後
右ドアロック検出スイッチ163,パワーステアリング
スイッチ164,前右シートベルトスイッチ165,後
右ドアスイッチ166,前右ドアスイッチ167,後右
パワーウインドウダウンスイッチ168,後右パワーウ
インドウアップスイッチ169等がある。
【0033】出力回路119,…,134は、BCM1
00で駆動するランプやモータなどの電気負荷170,
…,177を駆動するものであり、過温度検出遮断機能
を内蔵したパワーMOSFETを使用しており、過電流
が流れ素子の温度が所定温度以上になるとオフするよう
になっている。そのため、負荷がショートしても電流が
流れ続けることがなく、ハーネスが発煙したり、ヒュー
ズが切れたり、バッテリが過放電するようなこともない
ものである。駆動系電源電圧モニタ用回路105や、バ
ッテリ電圧モニタ用回路106は、診断用などに使用さ
れる。ここで、出力回路119は、右フェンダミラー左
右駆動モータ170,右フェンダミラー上下駆動モータ
171を駆動する。出力回路120は、前右ドアロック
モータ172を駆動する。出力回路121は、前右パワ
ーウインドウモータ173を駆動する。出力回路122
は、ランプ174の中の右ハイヘッドランプを駆動す
る。出力回路123は、ランプ174の中の右ロウヘッ
ドランプを駆動する。出力回路124は、ランプ174
の中の右サイドマーカーランプを駆動する。出力回路1
25は、ランプ174の中の右ターンシグナルランプを
駆動する。出力回路126は、ランプ174の中の右フ
ォグランプを駆動する。出力回路127は、ランプ17
4の中の右コーナリングランプを駆動する。出力回路1
28は、ランプ174の中のルームランプとキー照明ラ
ンプを駆動する。出力回路129は、パークブレーキ信
号を出力する。出力回路130は、ACCリレー駆動信
号を出力する。出力回路131は、IGNリレー駆動信
号を出力する。出力回路132は、リアワイパウォッシ
ャモータ175を駆動する。出力回路133は、フロン
トワイパウォッシャモータ176を駆動する。出力回路
134は、フユエルポンプ177を駆動する。
【0034】次に、図4を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置に用いるFIM200の構成について
説明する。図4は、本発明の一実施形態による乗物の電
源供給装置のに用いるFIMの構成を示すシステム構成
図である。
【0035】バッテリ電源は、E−JB250を経由し
てFIM200に入力され、ダイオード202を経由し
て、電源回路203に供給されている。電源回路203
は、制御用のCPU201や処理回路に供給する電圧5
Vの制御系電源を出力する。駆動系電源には、CPU2
01の判断により、CPU201がリレー駆動回路20
7の駆動信号を出力すると、E−JB250に内蔵され
たリレー2553がオンして電源が供給される。この駆
動系電源は、モータ駆動用のHブリッジ回路216やH
SDO217,…,222やLSDO223,…,22
8等の出力回路に供給されている。通信ドライバ204
は、多重通信線を介して他のモジュールと情報の送受信
を行うためのインターフェイスであり、その送受信制御
はCPU201にて行われる。
【0036】LSDI210,…,212,HSDI2
13,…,215等の入力回路は、FIM200に接続
されているトリプルプレッシャスイッチ261や,イグ
ニッションスイッチ262の入力信号を波形整形するも
のであり、CPU201とのインターフェイスとなって
いる。
【0037】出力回路208,209,216,…,2
28は、FIM200で駆動するランプやモータなどの
電気負荷260,263,…,268を駆動するもので
あり、過温度検出遮断機能を内蔵したパワーMOSFE
Tを使用しており、過電流が流れ素子の温度が所定温度
以上になるとオフするようになっている。そのため、負
荷がショートしても電流が流れ続けることがなく、ハー
ネスが発煙したり、ヒューズが切れたり、バッテリが過
放電するようなこともないものである。駆動系電源電圧
モニタ用回路205や、バッテリ電圧モニタ用回路20
6は、診断用などに使用される。ここで、出力回路20
8,209は、フロントワイパーモータ260を駆動す
る。出力回路216は、左フェンダミラー左右駆動モー
タ263及び左フェンダミラー上下駆動モータ264を
駆動する。出力回路217は、ランプ265の中の左ハ
イヘッドランプを駆動する。出力回路218は、ランプ
265の中の左ロウヘッドランプを駆動する。出力回路
219は、ランプ265の中の左サイドマーカーランプ
を駆動する。出力回路220は、ランプ265の中の左
ターンシグナルランプを駆動する。出力回路221は、
ランプ265の中の左フォグランプを駆動する。出力回
路222は、ランプ265の中の左コーナリングランプ
を駆動する。出力回路223は、NPリレー駆動信号を
出力する。出力回路224は、第1のラジエータファン
モータ駆動信号を出力する。出力回路225は、第2の
ラジエータファンモータ駆動信号を出力する。出力回路
226は、ワイパデアイサ266を駆動する。出力回路
227は、ホーン267を駆動する。出力回路228
は、エアコンプレッサ268を駆動する。
【0038】次に、図5を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置に用いるRIM300の構成について
説明する。図5は、本発明の一実施形態による乗物の電
源供給装置のに用いるRIMの構成を示すシステム構成
図である。
【0039】バッテリ電源は、R−JB350を経由し
てRIM300に入力され、ダイオード302を経由し
て、電源回路303に供給されている。電源回路303
は、制御用のCPU301や処理回路に供給する電圧5
Vの制御系電源を出力する。駆動系電源には、CPU3
01の判断により、CPU301がリレー駆動回路30
7の駆動信号を出力すると、R−JB350に内蔵され
たリレー3551がオンして電源が供給されるようにな
っている。この駆動系電源は、LSDO308,309
や、HSDO310,311や、Hブリッジ回路31
7,318,319やHSDO321,…,328等の
出力回路に供給されている。通信ドライバ304は、多
重通信線(BUS)を介して、他のモジュールと情報の
送受信を行うためのインターフェイスであり、その送受
信制御は、CPU301にて行われる。
【0040】LSDI313,…,316等の入力回路
は、RIM300に接続されているスイッチ362,
…,365の入力信号を波形整形するものであり、CP
U301とのインターフェイスとなっている。ここで、
スイッチとしては、後左のパワーウインドアップスイッ
チ362,後左のパワーウインドダウンスイッチ36
3,後左のドアロック検出スイッチ364,前左及び後
左のドアスイッチ365等がある。
【0041】出力回路308,…,311,317,
…,328は、RIM300で駆動するランプやモータ
などの電気負荷3552,3550,361,366,
…,371を駆動するものであり、この実施例では、過
温度検出遮断機能を内蔵したパワーMOSFETを使用
しており、過電流が流れ素子の温度が所定温度以上にな
るとオフするようになっている。そのため、負荷がショ
ートしても電流が流れ続けることがなく、ハーネスが発
煙したり、ヒューズが切れたり、バッテリが過放電する
ようなこともないものである。駆動系電源電圧モニタ用
回路305や、バッテリ電圧モニタ用回路306は、診
断用などに使用される。ここで、出力回路であるLSD
O308は、イグニッションスイッチがIGNの位置に
あるときにオンするリレー3552を駆動する。LSD
O309は、リレー3550を経由してリアデフォッガ
360に通電する。HSDO310は、ACC電源を供
給する。HSDO311は、リワイパーモータ316を
駆動する。Hブリッジ回路317は、後左のパワーウイ
ンドモータ366を駆動する。Hブリッジ回路318
は、後左のドアロックモータ367を駆動する。Hブリ
ッジ回路319は、パワーアンテナモータ368を駆動
する。HSDO321は、ランプ369の中の右側スト
ップランプを駆動する。HSDO322は、ランプ36
9の中の左のストップランプ及びハイマウントストップ
ランプを駆動する。HSDO323は、ランプ369の
中のテールランプとライセンスランプを駆動する。HS
DO324は、ランプ369の中のバックアップランプ
を駆動する。HSDO325は、ランプ369の中の後
右側ターンシグナルランプを駆動する。HSDO326
は、ランプ369の中の後左側ターンシグナルランプを
駆動する。HSDO327は、トランクリッドオープナ
ー370を駆動する。HSDO328は、フュエルリッ
ドアープナー371を駆動する。
【0042】次に、図6を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置に用いるDDM400の構成について
説明する。図6は、本発明の一実施形態による乗物の電
源供給装置に用いるDDMの構成を示すシステム構成図
である。
【0043】バッテリ電源は、I−JB150を経由し
てDDM400に入力され、ダイオード402を経由し
て、電源回路403に供給されている。電源回路403
は、制御用のCPU401や処理回路に供給する電圧5
Vの制御系電源を出力する。駆動系電源には、バッテリ
電圧が直接供給されるようになっている。この駆動系電
源は、Hブリッジ回路413,…,416や、HSDO
417等の出力回路に供給されている。通信ドライバ4
04は、多重通信線(BUS)を介して、他のモジュー
ルと情報の送受信を行うためのインターフェイスであ
り、その送受信制御は、CPU401にて行われる。
【0044】LSDI407,…410等の入力回路
は、DDM400に接続されているスイッチ460,
…,463の入力信号を波形整形するものであり、CP
U401とのインターフェイスとなっている。ここで、
スイッチとしては、フュエルリッドオープナースイッチ
460,トランクリッドオープナースイッチ461,前
右のドアロック検出スイッチ462,前右のドアスイッ
チ463等がある。スイッチ類411,412は、DD
M400と一体となったものであり、パワーウィンドス
イッチ411やドアロックスイッチ412の信号がCP
U401に入力する。
【0045】出力回路413,…,417は、DDM4
00で駆動するヒータやモータなどの電気負荷464,
…,469を駆動するものであり、この実施例では、過
温度検出遮断機能を内蔵したパワーMOSFETを使用
しており、過電流が流れ素子の温度が所定温度以上にな
るとオフするようになっている。そのため、負荷がショ
ートしても電流が流れ続けることがなく、ハーネスが発
煙したり、ヒューズが切れたり、バッテリが過放電する
ようなこともないものである。ここで、Hブリッジ回路
413は、右ドアミラー左右モータ464や右ドアミラ
ー上下モータ465を駆動する。Hブリッジ回路414
は、右ドアミラー格納モータ466を駆動する。Hブリ
ッジ回路415は、前右ドアロックモータ467を駆動
する。Hブリッジ回路416は、前右パワーウインドモ
ータ468を駆動する。HSDO417は、右ドアミラ
ーヒータ469に通電する。
【0046】次に、図7を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置に用いるPDM500の構成について
説明する。図7は、本発明の一実施形態による乗物の電
源供給装置に用いるPDMの構成を示すシステム構成図
である。
【0047】バッテリ電源は、E−JB250を経由し
てPDM500に入力され、ダイオード502を経由し
て、電源回路503に供給されている。電源回路503
は、制御用のCPU501や処理回路に供給する電圧5
Vの制御系電源を出力する。駆動系電源には、バッテリ
電圧が直接供給されるようになっている。この駆動系電
源は、Hブリッジ回路509,…,512や、HSDO
513等の出力回路に供給されている。通信ドライバ5
04は、多重通信線(BUS)を介して、他のモジュー
ルと情報の送受信を行うためのインターフェイスであ
り、その送受信制御は、CPU501にて行われる。
【0048】LSDI507は、PDM500に接続さ
れている前右ドアロック検出スイッチ560の入力信号
を波形整形するものであり、CPU501とのインター
フェイスとなっている。スイッチ508は、PDM50
0と一体となったものであり、パワーウィンドスイッチ
508の信号が、CPU501に入力される。
【0049】出力回路509,…,513は、PDM5
00で駆動するヒータやモータなどの電気負荷561,
…,566を駆動するものであり、この実施例では、過
温度検出遮断機能を内蔵したパワーMOSFETを使用
しており、過電流が流れ素子の温度が所定温度以上にな
るとオフするようになっている。そのため、負荷がショ
ートしても電流が流れ続けることがなく、ハーネスが発
煙したり、ヒューズが切れたり、バッテリが過放電する
ようなこともないものである。ここで、Hブリッジ回路
509は、左ドアミラー左右モータ561や左ドアミラ
ー上下モータ562を駆動する。Hブリッジ回路510
は、左ドアミラー格納モータ563を駆動する。Hブリ
ッジ回路511は、前左ドアロックモータ564を駆動
する。Hブリッジ回路512は、前左パワーウインドモ
ータ565を駆動する。HSDO513は、左ドアミラ
ーヒータ566に通電する。
【0050】次に、図8を用いて、本実施形態による乗
物の電源供給装置における多重通信バスの構成について
説明する。図8は、本発明の一実施形態による乗物の電
源供給装置における多重通信バスの構成を示すシステム
構成図である。
【0051】FIM200とBCM100は、多重通信
線51で接続されている。また、BCM100とRIM
300は、多重通信線56で接続されている。さらに、
RIM300とFIM200は多重通信線52で接続さ
れている。即ち、本実施形態においては、BCM10
0,FIM200,RIM300の3つのモジュール
は、多重通信線によってループ状に接続されており、リ
ング構成となっている。
【0052】また、PDM500は、多重通信線56で
FIM200と接続されている。そして、PCM15
は、多重通信線50でFIM200と接続されている。
また、BCM100には、多重通信線57を介してIP
M12が接続されている。そして、BCM100には、
多重通信線58を介してDDM400が接続されてい
る。また、BCM100には、多重通信線54を介して
ナビゲーションユニット17が接続されている。BCM
100には、多重通信線55を介してエアコンユニット
16が接続されている。さらに、ADS25は、多重通
信線59でRIM300と接続されている。
【0053】このように、リング構成となっている核と
なるBCM100,FIM200,RIM300の各モ
ジュールに対して、他のモジュールであるPDM50
0,PCM15I,PM12,DDM400,ナビゲー
ションユニット17,エアコンユニット16が放射状,
即ち、スター状に接続されている。
【0054】従って、本実施形態においては、重要なモ
ジュール間は、リング状にすることにより冗長性を持た
せ、さらに、他のモジュールとは個々の電線で接続する
ようにしているので、どれか1本が断線してもすべての
通信が異常になることはないようになる。
【0055】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ボディを左右に分割してハーネスを配置し、かつ電
気負荷を制御するモジュールも左右で分割しているの
で、ヘッドランプ等の制御において、常に、片方のラン
プは正常に動作するので、安全性を向上することができ
る。即ち、左右の負荷を別系統で制御することにより信
頼性が向上でき、重複した電源線を削減してハーネスを
小さくできるようになる。また、重要なモジュール間は
リング状にすることにより冗長性を持たせ、さらに、他
のモジュールとは個々の電線で接続するようにしている
ので、通信異常を回避することができる。従って、通信
線の故障が全機能に影響しないシステムが構築できる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタの接続不良等
が生じても、すべての負荷が動作不可能になるなどの致
命的な状態にならないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
の全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態による乗物の電源
供給装置における電源供給配電構成図である。
【図3】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
のに用いるBCMの構成を示すシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
のに用いるFIMの構成を示すシステム構成図である。
【図5】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
のに用いるRIMの構成を示すシステム構成図である。
【図6】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
に用いるDDMの構成を示すシステム構成図である。
【図7】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
に用いるPDMの構成を示すシステム構成図である。
【図8】本発明の一実施形態による乗物の電源供給装置
における多重通信バスの構成を示すシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
1,3…ヘッドランプ 5…エンジンルームハーネス 6…バッテリ 7…メインハーネス 10…ボディ右ハーネス 11…エンジンハーネス 21…ボディ左ハーネス 26…テールハーネス 200…FIM 250…E−JB 100…BCM 150…I−JB 300…RIM 350…R−JB 400…DDM 500…PDM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷道 太雪 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 斎藤 博之 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 坂本 伸一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 紺井 満 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 倉持 祐一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源装置から共通に電力が供給される複数
    の電気負荷と、これらの電気負荷を制御する複数のモジ
    ュールを有する乗物の電源供給装置において、 上記複数の電気負荷の内、左右対称に配置される電気負
    荷を、それぞれ、左右に分割して配置されたハーネスに
    接続するとともに、それぞれ、異なる上記モジュールを
    介して、電力を供給することを特徴とする乗物の電源供
    給装置。
  2. 【請求項2】電源装置から電力が供給される複数の電気
    負荷と、これらの電気負荷を制御する複数のモジュール
    を有する乗物の集約配線装置において、 上記複数のモジュールは、それぞれ、多重通信装置を備
    え、 複数の多重通信装置の内、少なくとも3つ以上の多重通
    信装置をリング状に接続し、残りの多重通信装置を、リ
    ング状に接続された多重通信装置の内の任意の1つの多
    重通信装置に接続することを特徴とする乗物の集約配線
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8264098B2 (en) * 2007-02-07 2012-09-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Load driving device including first and second electric power lines between power supply and electric power conversion device
CN102673494A (zh) * 2012-05-23 2012-09-19 东风汽车有限公司 一种车架线束布线方法及其车架线束

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