JP2000176080A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000176080A
JP2000176080A JP10354212A JP35421298A JP2000176080A JP 2000176080 A JP2000176080 A JP 2000176080A JP 10354212 A JP10354212 A JP 10354212A JP 35421298 A JP35421298 A JP 35421298A JP 2000176080 A JP2000176080 A JP 2000176080A
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Japan
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reel
rotation stop
stop position
reels
game
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JP10354212A
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English (en)
Inventor
Hiroki Adachi
弘記 安達
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Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確なリール回転停止位置を報知することに
より、遊技の楽しさを十分に享受することが可能な遊技
機を提供する。 【解決手段】 リール5a〜cの回転停止位置を検出す
るための回転停止位置検出手段(リール位置検出回路3
4)と、回転停止位置検出手段において検出したリール
5a〜cの回転停止位置を遊技者に対して報知するため
の報知手段(報知LED8、スピーカ21)とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン、
パチスロ遊技機等の遊技機に関し、特にリールの回転停
止位置を報知できるようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スロットマシンに代表される
この種の遊技機は、外周表面に複数種類の図柄を表示し
た複数のリールと、各リールを個別に回転させるための
回転駆動装置と、リールの回転を一斉に開始させるため
のスタートスイッチと、リールを個別に停止させるため
のストップスイッチとを備えていた。また、各リールの
外周表面に表示された図柄は、スロットマシンの前面に
設けた表示窓を通して表示される。例えば、各表示窓内
には、それぞれ3個の図柄が停止表示される。
【0003】このような構成からなる従来の遊技機で
は、遊技メダルを投入することにより遊技を開始するこ
とができる。遊技の開始条件が整った後に、遊技者がス
タートスイッチを操作すると、複数のリールが一斉に回
転してリール表面に描かれた複数の図柄が高速で移動す
る。そして、遊技者が各リールに対応したストップスイ
ッチを操作すると、各リールの回転が停止し、リール表
面に描かれた図柄が停止表示される。
【0004】ここで、停止表示された図柄の組み合わせ
が所定の組み合わせとなった場合には、遊技メダル払出
装置により賞としての遊技メダルが払い出されたり、通
常遊技と比較して遊技者に有利な、いわゆるビッグボー
ナス・ゲームと称される特別遊技を行うことができる。
【0005】ところで、各リールは、遊技者によるスト
ップスイッチの操作に基づいて停止するが、ストップス
イッチの操作と同時に各リールが停止するのではなく、
ストップスイッチが操作されてから所定の時間内に各リ
ールの回転が停止するように構成されている。
【0006】したがって、遊技者は、所定のタイミング
でストップスイッチを操作することにより入賞態様を構
成させることができる。すなわち、入賞態様が構成され
る図柄から所定コマ数だけ手前の図柄が表示されたタイ
ミングでストップスイッチを操作することにより、入賞
態様を構成させて賞としての遊技メダルを獲得したり、
ビッグボーナス・ゲームを行うことができる。
【0007】なお、上述した従来の遊技機においては、
ストップスイッチの操作タイミングのみに基づいて各リ
ールの回転停止位置が決定されるわけではない。すなわ
ち、スロットマシン等の遊技機では、遊技者の利益と遊
技店の利益の均衡を図ること等を目的として、予め設定
された発生確率で入賞態様が発生するように遊技機を制
御しており、制御装置において入賞態様の発生を許可し
た場合にのみ、図柄の停止表示態様が入賞態様となるよ
う、リールの回転および停止が制御されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、遊技
機において入賞態様を構成させるためには、各リールを
所定の回転位置で停止させる必要があり、そのためには
所定のタイミングでストップスイッチを操作する必要が
ある。したがって、遊技者は、各リールの回転停止位置
を認識することにより、入賞態様を構成させることがで
きるタイミングでストップスイッチを操作できたかどう
かを確認することができる。
【0009】ところで、各リールの外周表面には複数種
類の図柄が表示されている。各リールの外周表面に表示
されている図柄の数は、例えば21個ずつとなってお
り、図柄の種類は、例えば7種類となっている。すなわ
ち、各リールでは、同種類の図柄が複数個表示されてい
ることとなり、同様の並び順で図柄が配置されている箇
所が存在する。
【0010】しかし、表示窓内には3個の図柄のみが停
止表示されるので、実際のリールの回転停止位置が異な
る場合であっても、表示窓内には同様の並び順で図柄が
表示されることがある。
【0011】このような場合には、遊技者は、正確なリ
ール回転停止位置を知ることができずに、ストップスイ
ッチの操作タイミングが適切であったかどうかを確認す
ることができないという問題があった。
【0012】また、予め設定された入賞態様の発生確率
に基づいてリールの回転および停止を制御している遊技
機では、制御装置において入賞態様の発生を許可してい
ない場合に、入賞態様を構成させることが可能なタイミ
ングでストップスイッチを操作したにもかかわらず、入
賞態様の組み合わせとなる図柄停止位置から当該図柄が
ずれて停止することがある。一方、制御装置において入
賞態様の発生を許可している場合には、入賞態様を構成
させることが可能なタイミング以外でストップスイッチ
を操作したとしても、入賞態様の組み合わせを出現させ
ることができる場合がある。このような、いわゆる「す
べり」や「引き込み」が出現した場合には、制御装置に
おいて入賞態様の発生を許可しているか否かを認識する
ことができる。
【0013】しかし、「すべり」や「引き込み」が出現
しているか否かは、正確なリール回転停止位置を知るこ
とができた場合に認識可能となるものである。
【0014】したがって、正確なリール回転停止位置を
知ることができない場合には、遊技の楽しさを十分に享
受することができないという問題があった。
【0015】本発明の遊技機は上述した事情に鑑み提案
されたもので、正確なリール回転停止位置を報知するこ
とにより、遊技の楽しさを十分に享受することが可能な
遊技機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、上述
した目的を達成するためになされたものであり、外周表
面に複数種類の図柄を表示した複数のリールと、前記各
リールを個別に回転させるための回転駆動装置と、前記
各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイ
ッチと、前記各リールを個別に停止させるためのストッ
プスイッチと、前記各リールの停止時に表示される図柄
の組み合わせが、所定の入賞態様を構成した場合に、所
定数の遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出装置
とを備えた遊技機において、前記リールの回転停止位置
を検出するための回転停止位置検出手段と、前記回転停
止位置検出手段において検出したリールの回転停止位置
を遊技者に対して報知するための報知手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、前記報知手段は、前記回転停止位置
検出手段において検出したリールの回転停止位置を視覚
的に報知するように構成してもよいし、聴覚的に報知す
るように構成してもよいし、視覚的および聴覚的に報知
するように構成してもよい。
【0018】さらに、前記各リールの停止時に表示され
る図柄が、外部表面に設けられた表示窓の外側から視認
できるようになっており、これら各リールにおいて、該
表示窓の外側から視認できる複数の図柄の並び方が互い
に同じ態様となる場合が2つ以上あるような図柄配列を
有するように構成することも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の実施形態
について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0020】なお、以下に説明する実施形態において
は、代表的な遊技機としてスロットマシンを例にとって
説明を行う。 <スロットマシン>図1、2は、本発明に係る遊技機の
実施形態の一例を示すもので、図1は、スロットマシン
の斜視図、図2は、制御装置とこれに接続された周辺装
置の概略構成を示すブロック図である。
【0021】本発明に係るスロットマシン1は、図1に
示すように、前面に開閉可能な前面扉2を有する筐体3
を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より
上部に、左右に並んだ3箇所の表示窓4a〜cを設け、
各表示窓4a〜cには、筐体3の内部に配置した3個の
リール5a〜cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。ま
た、表示窓4a〜cの周辺には、各表示窓4a〜cを横
断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ラ
イン表示6a〜eが施されている。なお、図1に示す実
施形態では、横3本と、この横線と交差する斜め2本の
合計5本の入賞ライン表示6a〜eが施されている。さ
らに、各入賞ライン表示6a〜eの左端側には、有効と
なる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ
7a〜eが設けられている。
【0022】また、表示窓4a〜cの上方には、ストッ
プスイッチ17a〜cを操作した時点における各リール
5a〜cの回転停止位置を報知するための報知LED8
が設けられている。この報知LED8は、例えば21個
のLEDを横並びに設けたもので、各リール5a〜cの
外周表面に表示された各図柄位置と各LEDとが1対1
で対応するようになっている。なお、報知LED8の個
数は、上記した個数に限られず、各リール5a〜cの外
周表面に表示された図柄の個数に応じて適宜変更するこ
とができる。また、各LEDが複数の色を発光できるよ
うに構成し、各LEDで発光色数に対応した回転停止位
置を報知するようにすれば、LEDの数を減らすことが
できる。
【0023】上記した表示窓4a〜cの下方の前面扉2
には、図1に示すように、クレジットされた遊技メダル
数を表示するためのクレジット数表示器9、入賞時に払
い出される遊技メダル数を表示するための払出枚数表示
器10等の表示部が設けられている。
【0024】上記したクレジット数表示器9等の下方の
前面扉2の前面には、遊技に供する遊技メダルを投入す
るためのメダル投入口11と、クレジットされた範囲内
で遊技に供する遊技メダルを1個ずつ投入するためのベ
ットスイッチ12と、クレジットされた範囲内で遊技に
供する遊技メダルを最大許容賭け数まで投入するための
マックスベットスイッチ13が設けられている。また、
上記したメダル投入口11に連通したメダル通路(図示
せず)には、遊技メダルを検出するためのメダルセンサ
14(図2に示す)が配置されている。
【0025】また、メダル投入口11等の下方の前面扉
2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジッ
トするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ
15と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜
cの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチ1
6と、各リール5a〜cに個別に対応して各リール5a
〜cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ
17a〜cが設けられている。
【0026】さらに、前面扉2の下部には、賞として払
い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿1
8を設けるとともに、メダル受皿18に臨むようにし
て、メダル払出口19が設けられている。また、メダル
払出口19の右側には、透音孔20が設けられており、
筐体3の内部には透音孔20に臨むようにしてスピーカ
21が設けられている。
【0027】上記した筐体3の内部には、各表示窓4に
外周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜cを
回転可能に配置し、メダル払出口19に連通する位置
に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパー2
2(図2に示す)が配置されている。また、筐体3の内
部には、スロットマシン1を電気的に制御するための制
御装置23(図2に示す)が設けられている。なお、ホ
ッパー22が遊技メダル払出装置として機能する。
【0028】上記した各リール5a〜cの外周表面に
は、複数種類の図柄が所定間隔で表示された、透光性を
有するリールテープが貼り付けられている。図柄の種類
は、例えば、「7」、「BAR」、「スイカ」、「ベ
ル」、「プラム」、「チェリー」「オレンジ」等であ
り、各リール5a〜c毎にそれぞれ21個の図柄が表示
されている。なお、図柄の種類および各リール5a〜c
に表示する図柄の個数は、適宜変更して実施することが
できる。
【0029】また、各リール5a〜cの内部には、表示
窓4a〜cを通して視認される図柄をリール5a〜cの
内面側から透過照明するためのリールランプ44(図2
に示す)が、それぞれ縦並びに3個ずつ設けられてい
る。このリールランプ44を点灯することにより、各リ
ール5a〜cを内面から照明して、有効となる入賞ライ
ン上に停止表示される図柄を強調表示することができ
る。 <スロットマシンにおける遊技>上記したスロットマシ
ン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口11に
遊技メダルを投入するか、ベットスイッチ12あるいは
マックスベットスイッチ13を操作することによりクレ
ジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入
する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効とな
る入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ラン
プ7a〜eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投
入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2
枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン
3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メ
ダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜め
ライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0030】つぎに、遊技者がスタートスイッチ16を
操作すると各リール5a〜cが一斉に回転を開始し、リ
ール5a〜cの外周表面に表示された複数種類の図柄が
表示窓4a〜c内を上下に移動表示される。そして、リ
ール5a〜cの回転が所定の速度に達すると各ストップ
スイッチ17a〜cが有効化され、遊技者が各ストップ
スイッチ17a〜cを操作すると、対応するリール5a
〜cの回転がそれぞれ停止する。
【0031】ここで、有効となった入賞ライン上に停止
表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様とな
っている場合には、各入賞態様に応じた枚数の遊技メダ
ルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加
算される。
【0032】予め定めた入賞態様には、通常遊技の入賞
態様と、この通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊
技の入賞態様と、再遊技の入賞態様とがある。さらに、
特別遊技の入賞態様には、いわゆるビッグボーナス・ゲ
ームの入賞態様とレギュラーボーナス・ゲームの入賞態
様とがある。
【0033】上述した一連の遊技動作は、筐体3内に設
けられた制御装置23により制御される。 <制御装置>この制御装置23を図2に基づいて説明す
る。
【0034】図2に示すように、制御装置23は、CP
U24、ROM25、RAM26、CPU24の動作ク
ロック信号を生成するためのクロック回路27、入賞発
生確率を設定するための確率設定部28を備えている。
【0035】上記ROM25には、スロットマシン1の
遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして
記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための
入賞確率テーブル等のデータが記憶されており、シーケ
ンスプログラムに基づいてCPU24等が動作すること
によりスロットマシン1における遊技が制御される。
【0036】上記クロック回路27は、所定周波数の基
準クロックを発生するためのクロックパルス発生器29
と、基準クロック信号を分周することによりCPU24
の動作クロック信号を生成するための分周器30を備え
ている。
【0037】上記確率設定部28は、CPU24の制御
に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器
31と、乱数発生器31で発生した乱数の中から任意の
乱数を抽出してCPU24へ送信するための乱数サンプ
リング回路32を備えている。
【0038】上記CPU24に備えられた複数のI/O
ポートには、ベットスイッチ12、マックスベットスイ
ッチ13、C/Pスイッチ15、スタートスイッチ1
6、メダルセンサ14、モータ駆動回路33、リール位
置検出回路34、リール停止信号回路35、ホッパー駆
動回路36、払出完了信号回路37、表示駆動回路3
8、スピーカ駆動回路39、ランプ駆動回路40が接続
されている。
【0039】以下、上記各回路について詳しく説明す
る。
【0040】上記モータ駆動回路33には、リール5a
〜cを回転駆動するためのステッピングモータ41a〜
cが接続されており、CPU24の制御に基づいて各ス
テッピングモータ41a〜cへ駆動パルスを供給あるい
は供給停止することにより、各リール5a〜cの回転を
開始させたり停止させたりする。なお、ステッピングモ
ータ41a〜cが、回転駆動装置として機能する。
【0041】上記リール位置検出回路34には、リール
5a〜cの回転位置を検出するための光センサ等からな
る位置検出センサが設けられており、この位置検出セン
サで検出されたリール5a〜cの位置検出信号がCPU
24へ送信される。なお、このリール位置検出回路34
が、リール5a〜cの回転停止位置を検出するための回
転停止位置検出手段として機能する。
【0042】上記リール停止信号回路35には、ストッ
プスイッチ17a〜cが接続されており、遊技者により
ストップスイッチ17a〜cが操作されると、これを検
知してストップスイッチ検出信号がCPU24へ送信さ
れる。
【0043】上記ホッパー駆動回路36には、遊技メダ
ルを貯留するためのホッパー22が接続されている。
【0044】上記払出完了信号回路37には、メダル貯
留部42およびメダル検出部43が接続されている。メ
ダル貯留部42は、メダル投入口11から投入された遊
技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶
するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで
遊技メダルを貯留記憶することができる。この最大許容
貯留数は、例えば50枚となっており、50枚までの遊
技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた
遊技メダルは、実際にホッパー22からメダル受皿18
に払い出される。また、実際に払い出される遊技メダル
は、メダル検出部43により、ホッパー22からメダル
受皿18に払い出される際に計数される。そして、メダ
ル貯留部42に加算記憶される加算値、あるいはメダル
検出部43における計数値が所定の払出枚数に達する
と、払出完了信号回路37からCPU24に対して払出
完了信号が送信される。
【0045】上記表示駆動回路38には、有効ライン表
示ランプ7a〜e、報知LED8、クレジット数表示器
9、払出枚数表示器10が接続されており、CPU24
の制御に基づいてこれらの有効ライン表示ランプ7a〜
e,報知LED8を点灯させたり、各表示器9,10に
おける表示を行う。
【0046】スピーカ駆動回路39には、効果音等を発
生するためのスピーカ21が接続されており、ランプ駆
動回路40には、表示窓4a〜cを通して視認される図
柄をリール5a〜cの内面側から透過照明するためのリ
ールランプ44が接続されている。 <制御処理>つぎに、上記制御装置23によるスロット
マシン1の制御処理のうち、特にリール5a〜cの回転
停止位置の報知処理に重点をおいて説明する。
【0047】図3は、スロットマシン1の制御処理のう
ち、リール5a〜cの回転停止位置の報知処理の手順を
示すフローチャート、図4は、リール5a〜cの回転停
止位置に対応する報知LED8および報知音を説明する
説明図である。
【0048】スロットマシン1では、メダル投入口11
に遊技メダルが投入されるか、ベットスイッチ12ある
いはマックスベットスイッチ13が操作されてクレジッ
トの範囲内で遊技メダルが受け付けられると、遊技を開
始することができる。ここで、スタートスイッチ16が
操作されると全てのリール5a〜cの回転が開始し、表
示窓4a〜c内に複数の図柄が高速で移動表示される。
【0049】そして、図3に示すように、各リール5a
〜cが所定の回転速度に達した後、ストップスイッチ1
7a〜cが操作されると(S1)、当該ストップスイッ
チ17a〜cに対応する各リール5a〜cの回転が停止
する(S2)。
【0050】ここで、各リール5a〜cの回転停止位置
を抽出し(S3)、抽出した各リール5a〜cの回転停
止位置に対応する報知LED8を所定時間点灯させると
ともに、対応する報知音をスピーカから発生させて(S
4)、処理を復帰する。
【0051】なお、各リール5a〜cの回転停止位置の
抽出は、制御装置23を構成するリール位置検出回路3
4の検出出力に基づいて行われる。また、各リール5a
〜cの回転停止位置の抽出は、例えば、中央の横入賞ラ
イン上に停止表示される図柄位置に基づいて行われる
が、回転停止位置の抽出は、他の基準位置に基づいて行
ってもよい。
【0052】各リール5a〜cの回転停止位置に対応す
る報知LED8および報知音は、図4に示すようになっ
ており、各リール5a〜cの外周表面に表示された21
個の図柄にそれぞれ対応して、LED1〜LED21を
点灯させるとともに、スピーカから回転停止音1〜回転
停止音21を発生させる。
【0053】なお、スピーカ21から発生させる各回転
停止音は、それぞれ他の回転停止音と区別できればどの
ような音声であってもよい。例えばメロディが異なる複
数の楽曲から構成したり、同一のメロディであってもテ
ンポや音程を変更したり、あるいは各リール5a〜cの
回転停止位置を言葉によって表現することもできる。
【0054】また、一般的には、各リール5a〜cの停
止操作は、左側のリール5a、中央のリール5b、右側
のリール5cの順に行われて、各リール5a〜cはこの
順で停止する。したがって、各リール5a〜cの回転停
止位置の報知は、この順で行われる。
【0055】また、上述した各リール5a〜cの回転停
止位置の報知は、全てのリール5a〜cに対して行って
もよいし、いずれかのリール5a、5b、5cのみに対
して行ってもよいし、任意の組み合わせで行ってもよ
い。特に、最終的に入賞態様が構成されるか否かが決定
される右側のリール5cに対して、回転停止位置の報知
を行うことにより、遊技の楽しさを増加させることがで
き効果的である。 <他の実施形態>なお、上述した実施形態では、リール
5a〜cの回転停止位置を視覚的に報知するための報知
手段を報知LED8により構成しているが、当該報知手
段は、例えば、複数のランプ、「1」〜「21」までの
数字を表示可能な7セグメントLEDあるいはドットマ
トリクス表示器等であってもよい。
【0056】また、リール5a〜cの回転停止位置を聴
覚的に報知するための報知手段をスピーカ21により構
成しているが、当該報知手段は、例えば、打撃音を発生
するハンマ等であってもよい。この場合には、打撃音の
発生回数等により、各リール5a〜cの回転停止位置を
報知すればよい。
【0057】また、報知手段として、報知LED8およ
びスピーカ21の双方を設けているが、報知LED8あ
るいはスピーカ21のいずれか一方のみによって報知手
段を構成してもよい。
【0058】また、上述した実施形態では、代表的な遊
技機としてスロットマシン1を例にとって説明したが、
本発明は、この他にパチスロ遊技機等にも適用すること
ができる。
【0059】
【発明の効果】本発明の遊技機は、上記した構成を有す
るので、以下に示すような効果を奏することができる。
【0060】すなわち、本発明の遊技機によれば、回転
停止位置検出手段により、リールの回転停止位置を検出
し、報知手段により、当該リールの回転停止位置を遊技
者に対して報知している。
【0061】したがって、遊技者は、リールの回転停止
位置を正確に認識することができるので、所望のタイミ
ングでストップスイッチが操作できたかどうかを確認す
ることができ、遊技の楽しさを十分に享受することが可
能となる。
【0062】また、遊技者によるストップスイッチの操
作タイミングと実際のリール回転停止位置の関係がわか
り易くなるので、この操作タイミングに基づいて停止す
べきリール回転停止位置と、実際のリール回転停止位置
とがずれる、いわゆる「すべり」や「引き込み」が出現
した場合にもこれを確認し易くなり、これによって制御
装置において入賞態様の発生を許可しているか否かが認
識し易くなるので、遊技の楽しさを増加させることがで
きる。
【0063】また、報知手段では、リールの回転停止位
置を、視覚的、聴覚的、あるいはこれらを複合して遊技
者に報知している。
【0064】したがって、リールの回転停止位置を確実
に認識することができるので、さらに一層遊技の楽しさ
を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシンの斜
視図
【図2】本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制
御装置とこれに接続された周辺装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図3】リールの回転停止位置の報知処理の手順を示す
フローチャート
【図4】リールの回転停止位置に対応する報知LEDお
よび報知音の説明図
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 前面扉 3 筐体 4a〜c 表示窓 5a〜c リール 6a〜e 入賞ライン表示 7a〜e 有効ライン表示ランプ 8 報知LED 9 クレジット数表示器 10 払出枚数表示器 11 メダル投入口 12 ベットスイッチ 13 マックスベットスイッチ 14 メダルセンサ 15 C/Pスイッチ 16 スタートスイッチ 17a〜c ストップスイッチ 18 メダル受皿 19 メダル払出口 20 透音孔 21 スピーカ 22 ホッパー 23 制御装置 24 CPU 25 ROM 26 RAM 27 クロック回路 28 確率設定部 29 クロックパルス発生器 30 分周器 31 乱数発生器 32 乱数サンプリング回路 33 モータ駆動回路 34 リール位置検出回路 35 リール停止信号回路 36 ホッパー駆動回路 37 払出完了信号回路 38 表示駆動回路 39 スピーカ駆動回路 40 ランプ駆動回路 41a〜c ステッピングモータ 42 メダル貯留部 43 メダル検出部 44 リールランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周表面に複数種類の図柄を表示した複
    数のリールと、 前記各リールを個別に回転させるための回転駆動装置
    と、 前記各リールの回転を一斉に開始させるためのスタート
    スイッチと、 前記各リールを個別に停止させるためのストップスイッ
    チと、 前記各リールの停止時に表示される図柄の組み合わせ
    が、所定の入賞態様を構成した場合に、所定数の遊技メ
    ダルを払い出すための遊技メダル払出装置とを備えた遊
    技機において、 前記リールの回転停止位置を検出するための回転停止位
    置検出手段と、 前記回転停止位置検出手段において検出したリールの回
    転停止位置を遊技者に対して報知するための報知手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、前記回転停止位置検出
    手段において検出したリールの回転停止位置を視覚的に
    報知することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記回転停止位置検出
    手段において検出したリールの回転停止位置を聴覚的に
    報知することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、前記回転停止位置検出
    手段において検出したリールの回転停止位置を視覚的お
    よび聴覚的に報知することを特徴とする請求項1記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】 前記各リールの停止時に表示される図柄
    が、外部表面に設けられた表示窓の外側から視認できる
    ようになっており、これら各リールにおいて、該表示窓
    の外側から視認できる複数の図柄の並び方が互いに同じ
    態様となる場合が2つ以上あるような図柄配列を有する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の
    うちいずれか1項記載の遊技機。
JP10354212A 1998-12-14 1998-12-14 遊技機 Pending JP2000176080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004141488A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Aruze Corp 遊技機

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