JP2000175863A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents
内視鏡形状検出装置Info
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Abstract
位置と内視鏡挿入状態を精度よく把握する。 【解決手段】 患者5の背中部には電子内視鏡6の挿入
部7に設けられたソースコイル16gからの磁界を伴う
電磁波を検出する複数のセンスコイルを内蔵したコイル
ユニット31が配置されている。コイルユニット31内
の複数の各センスコイルは、検出信号伝達手段としての
センスケーブル35を介して装置本体30に接統されて
いる。また、この装置本体30には検出した内視鏡形状
を表示する表示手段としてモニタ38が接続されてい
る。
Description
置、更に詳しくは内視鏡挿入時に患者外部に配置される
単心コイル群の配置部分に特徴のある内視鏡形状検出装
置に関する。
被検部に外部から細長で可撓性を有する挿入部を挿入し
て該被検部を観察したり、必要とする処置が行えるよう
になっている。
腸に見られるが如く曲がっており、挿入した内視鏡挿入
部がどの位置まで挿入されているのか、或いはどのよう
な形状になっているのかは術者にとっては容易に分から
ない。
被検体部に外部からX線を照射して挿入部の管腔への挿
入位置、挿入形状等の挿入状態を検出している。しか
し、前記X線は人体に対し無害なわけではなく、しかも
照射場所も限られており、内視鏡挿入部の挿入状態を検
出する手段としては必ずしも好ましいものではない。
ことなく、磁界発生手段及び磁界検知手段により磁界を
用いて、内視鏡挿入部の体腔内管腔への挿入状態を検出
できるようにした内視鏡やカテーテルの挿入状態検出装
置及び検出方法が詳細に例えば本出願人が先に出願した
特願平10−69075号等に提案されている。
ような従来技術においては、磁界検知手段を患者の横た
わる例えばベットを基準にした絶対位置空間上に配置
し、そのベッドを基準にした絶対位置空間上に横たわっ
た患者の体内に磁界発生手段が設けられた内視鏡を挿入
し、磁界発生手段が発生した磁界を絶対位置空間上で磁
界検知手段で検出しているため、内視鏡の挿入時に患者
の体位が変わると、患者体内の絶対的位置が変化するた
め、患者の体の位置と得られた内視鏡形状との関係を把
握することが困難になるといった問題がある。
検知手段との配置位置が離れているため、必ずしも高い
検出感度で検出することができない虞があり、内視鏡形
状画像がぶれる等が生じるといった可能性もある。
であり、挿入時の患者の体位に関わらず、患者の体の位
置と内視鏡挿入状態を精度よく把握することのできる内
視鏡形状検出装置とを提供することを目的としている。
装置は、体腔内に挿入する挿入部を有する内視鏡と、磁
界を発生する磁界発生手段と、前記磁界発生手段の磁界
を検出する磁界検出手段とを有し、前記磁界発生手段ま
たは前記磁界検出手段のいずれか一方を前記挿入部に内
蔵したチューブに配置し、他方を前記体腔外に配置し、
前記磁界検出手段が検出した前記磁界発生手段からの磁
界に基づき前記挿入部の形状を算出する形状算出手段を
具備した内視鏡形状検出装置において、前記を前記挿入
部が挿入される患者体表面に近接して配置固定する配置
固定手段を備えて構成される。
固定手段が前記他方の単心コイル群を前記挿入部が挿入
される患者体表面に近接して配置固定することで、挿入
時の患者の体位に関わらず、患者の体の位置と内視鏡挿
入状態を精度よく把握することを可能とする。
の実施の形態について述べる。
態に係わり、図1は内視鏡システムの構成を示す構成
図、図2は図1の電子内視鏡の挿入部に内蔵されるソー
スコイルの配置を説明する説明図、図3は図2の電子内
視鏡の挿入部のA−A線断面及びB−B線断面を示す断
面図に内蔵されるソースコイルの配置を説明する第2の
説明図、図4は図1の電子内視鏡の挿入部に内蔵される
ソースコイルの配置の変形例を説明する説明図、図5は
図1のコイルユニットの構成を示す構成図、図6は図5
のコイルユニットのセンスコイル部の断面を示す断面図
である。
システム1は、カート2aに搭載された内視鏡検査を行
う内視鏡装置2と、カート3aに搭載された内視鏡検査
の補助に用いられる内視鏡装置形状検出装置3とを備
え、この内視鏡形状検出装置3は、ベット4に横たわる
患者5の体腔内に電子内視鏡6の可撓性を有する細長の
挿入部7を挿入し、内視鏡検査を行う際の挿入補助手段
として使用される。
を湾曲操作する湾曲操作ノブを設けた操作部8が形成さ
れ、この操作部8からユニバーサルコード9が延出さ
れ、ユニバーサルコード9の先端に設けられているコネ
クタ10により光源装置11に接続されている。また、
コネクタ10には電気コネクタ12が設けられており、
この電気コネクタ12に接続される接続コード13によ
りビデオイメージングシステム(またはビデオプロセッ
サ)14に接続されている。
装置11からの照明光を伝送するライトガイドが挿通さ
れ、挿入部7の先端に設けた照明窓から伝送された照明
光を出射し、患部等を照明する。照明された患部等の被
写体は照明窓に隣接して設けられた観察窓に取り付けた
対物レンズにより、結像位置に配置された撮像素子に像
を結び、この撮像素子により光電変換される。
4内の映像信号処理部により信号処理されて標準的な映
像信号が生成され、ビデオプロセッサ14に接続された
画像観察用モニタ15に表示される。
示すように、例えば複数の磁気発生素子(またはソース
コイル)16a、16b、…、(以下、符号16gで代
表する)が設置される。
部7b及び可撓管7cとが先端より順次連接されて構成
されている。また、挿入部7には、図3に示すように、
ライトガイド束17a、鉗子チャンネル17b、送気送
水チャンネル17c等の内蔵物が設けられており、特に
先端部7aでは撮像ユニット18及び湾曲部7bを湾曲
させる湾曲ワイヤ19の先端が配置されるため、内蔵物
の為の空き空間が少ない。一方、湾曲部7b及び可撓管
7cをおいては撮像ユニット18より空間を占める容量
は小さいが撮像ケーブル18aが配置されている。ま
た、ライトガイド束17a、鉗子チャンネル17b、送
気送水チャンネル17cの外皮は湾曲操作される湾曲部
7bにおいては厚く、可撓管7cは比較的薄くなってい
るため、湾曲部7bでの内蔵物の為の空き空間は可撓管
7cでの内蔵物の為の空き空間より小さい。つまり、内
蔵物の為の空き空間は、先端部7a、湾曲部7b及び可
撓管7cに向かって大きくなっている。
16gは、先端部7aでは第1の径の第1チューブ20
の内面に配置固定され、湾曲部7bでは第1の径よりも
大きい第2の径の第2チューブ21の内面に配置固定さ
れ、可撓管7cでは第2の径よりも大きい第3の径の第
3チューブ22の内面に配置固定されて、第1チューブ
20、第2チューブ21及び第3チューブ22を接着等
で連接している。
くすることができるので、各ソースコイル16gに接続
される信号線23をソースコイル16gの内部を挿入さ
せている。すなわち、第1チューブ20ではソースコイ
ル16gに接続される信号線23は少ないが、第2チュ
ーブ21及び第3チューブ22ではソースコイル16g
に接続される信号線23順次増えていくが、ソースコイ
ル16gの径を順次大きくしているので、ソースコイル
16gの内部を挿入させことができる。この結果、ソー
スコイル16gに接続される信号線23による内蔵物占
領空間を必要としないため挿入部7の径を太くすること
がない。
うに配置してもよい。すなわち、ソースコイル16g
を、先端部7aでは第1の径(直径部分)の断面が半円
の第4チューブ24の内面に配置固定し、湾曲部7bで
は第1の径よりも大きい第2の径(直径部分)の断面が
半円の第5チューブ25の内面に配置固定し、可撓管7
cでは所定の位置までは第2の径よりも大きい第3の径
の断面が円の第6チューブ26の内面に配置固定し、所
定の位置より先の可撓管7cでは第3の径よりも大きい
第4の径の断面が円の第7チューブ27の内面に配置固
定し、第4チューブ24、第5チューブ25、第6チュ
ーブ26及び第7チューブ27を接着等で連接してもよ
い。この場合も、各ソースコイル16gに接続される信
号線23をソースコイル16gの内部を挿入させる。
及び湾曲部7bでのソースコイル16gによる内蔵物占
領空間をより小さくすることができると共に、内視鏡手
技においては、可撓管7cでは所定位置より先端側では
より可撓性の高い可撓部が望まれ、所定位置より基端側
ではより可撓性の低い可撓部が望まれるが、第7チュー
ブ27が第6チューブ26より径が太いため、第6チュ
ーブ26のほうが第7チューブ27より可撓性が高く、
このように構成することで所望の可撓性の可撓管7cを
構成することが可能となる。
3は、図1に戻り、コネクタ10に設けられたソースコ
イル用コネクタ28に接続され、ソースコイル用コネク
タ28を介して高周波信号伝達手段であるソースケーブ
ル29により、内視鏡形状検出装置3の磁界発生装置3
0aに着脱自在に接続される。そして、磁界発生装置3
0a側からソースケーブル29を介して磁気発生手段と
なるソースコイル16gに高周波信号(駆動信号)を印
加することにより、ソースコイル16gは磁界を伴う電
磁波を周囲に放射する。
6gからの磁界を伴う電磁波を検出する後述する複数の
センスコイルを内蔵したコイルユニット31が配置され
ている。
ンスコイル部32aと、患者5にセンスコイル部32a
を固定する固定ベルト32bとからなり、センスコイル
部32a内には、単心コイルからなるセンスコイルが複
数、例えば6個のセンスコイル33a、33b、…、
(以下符号33jで代表する)か配置され、各センスコ
イル33jに接続されている各センスコード34がセン
スケーブル35を介して延出している。
に、各センスコイル33jをシート36に挟んで固定し
た構成となっており、このように構成したことで、患者
5の背中にコイルユニット31を装着させた際にも、各
センスコイル33jの各位置及び向きはそれぞれの位置
及び向きとの空間的関係が一定に保たれるようになって
いる。
ンスコイル33jは、検出信号伝達手段としてのセンス
ケーブル35を介して内視鏡形状検出装置3の形状算出
装置30bに接続されている。この形状算出装置30b
には使用者が装置を操作するための操作パネルまたはキ
ーボード等(図示せず)が設けられている。また、この
形状算出装置30bには検出した内視鏡形状を表示する
表示手段としてモニタ38が接続されている。
ル33jを内蔵したコイルユニット31を患者5の背中
部に配置して内視鏡形状を検出するので、電子内視鏡6
の体内への挿入時に患者5の体位が変わっても、コイル
ユニット31も体位と共に変わるので、センスコイル3
3jと患者5内に挿入されたソースコイル16gの相対
的位置関係は変わることはなく、患者5の体内における
内視鏡の形状を容易に認識できる内視鏡形状画像を表示
させることができる。また、センスコイル33jをソー
スコイル16gに対して近い位置に配置できるため、ソ
ースコイル16gからの磁界の検出感度を高めることが
でき、精度の高い内視鏡形状画像を表示させることがで
きる。
置し、ソースコイル16gをコイルユニット31に配置
し、コイルユニット31のソースコイル16gからの磁
界を挿入部7のセンスコイル33jで検出し、内視鏡形
状を算出するようにしてもよい。
に係わり、図7はベルト状のコイルユニットの装着外観
を示す外観図、図8は図7コイルユニットの構成を示す
構成図である。
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
示すように、例えば2つのベルト状のコイルユニット3
1a、31bより構成され、この2つのコイルユニット
31a、31bは所定の一定の距離L離され、患者5の
背中に配置されるようになっている。
示すように、それぞれ3つの単心コイルからなるセンス
コイル群51a、51bを2組有しており、この結果患
者5の背中には計12個の単心コイルがセンスコイル3
3jが配置されることになる。
の形態の効果に加え、2つのベルト状のコイルユニット
31a、31bを、所定の一定の距離L離すことによ
り、例えば患者5の臀部と脇近くに背中に配置でき、ソ
ースコイル16gの検出範囲を拡大することができる。
と、磁界を発生する磁界発生手段と、前記磁界発生手段
の磁界を検出する磁界検出手段とを有し、前記磁界発生
手段または前記磁界検出手段のいずれか一方を前記挿入
部に内蔵したチューブに配置し、他方を前記内視鏡外に
配置し、前記磁界検出手段が検出した前記磁界発生手段
からの磁界に基づき前記挿入部の形状を算出する形状算
出手段を具備した内視鏡形状検出装置において、前記他
方を前記挿入部が挿入される患者体表面に近接して配置
固定する配置固定手段を備えたことを特徴とする内視鏡
形状検出装置。
コイル群からなることを特徴とする付記項1に記載の内
視鏡形状検出装置。
コイル群からなることを特徴とする付記項1に記載の内
視鏡形状検出装置。
体表面に密着して配置固定することを特徴とする付記項
1に記載の内視鏡形状検出装置。
他方を複数個に分離して患者体表面に近接して配置固定
する複数の分離配置固定手段とからなることを特徴とす
る付記項1に記載の内視鏡形状検出装置。
長手軸方向に沿って、先端側から基端側に向かって外径
を大きくしたことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡
形状検出装置。
長手軸方向に沿って、先端側から基端側に向かって外径
を大きくすると共に、少なくとも1部の異なる各外径位
置での断面形状を異なる形状に形成したことを特徴とす
る付記項1に記載の内視鏡形状検出装置。
検出装置によれば、配置固定手段が他方の単心コイル群
を挿入部が挿入される患者体表面に近接して配置固定す
るので、挿入時の患者の体位に関わらず、患者の体の位
置と内視鏡挿入状態を精度よく把握することできるとい
う効果がある。
ムの構成を示す構成図
コイルの配置を説明する説明図
B−B線断面を示す断面図に内蔵されるソースコイルの
配置を説明する第2の説明図
コイルの配置の変形例を説明する説明図
を示す断面図
イルユニットの装着外観を示す外観図
Claims (3)
- 【請求項1】 体腔内に挿入する挿入部を有する内視鏡
と、 磁界を発生する磁界発生手段と、 前記磁界発生手段の磁界を検出する磁界検出手段とを有
し、 前記磁界発生手段または前記磁界検出手段のいずれか一
方を前記挿入部に内蔵したチューブに配置し、他方を前
記内視鏡外に配置し、 前記磁界検出手段が検出した前記磁界発生手段からの磁
界に基づき前記挿入部の形状を算出する形状算出手段を
具備した内視鏡形状検出装置において、 前記他方を前記挿入部が挿入される患者体表面に近接し
て配置固定する配置固定手段を備えたことを特徴とする
内視鏡形状検出装置。 - 【請求項2】 前記磁界発生手段が複数のコイル群から
なることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡形状検出
装置。 - 【請求項3】 前記磁界検出手段が複数のコイル群から
なることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡形状検出
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36134098A JP3389518B2 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 内視鏡形状検出装置 |
US09/392,581 US6432041B1 (en) | 1998-09-09 | 1999-09-09 | Endoscope shape detecting apparatus wherein form detecting processing is controlled according to connection state of magnetic field generating means |
US10/179,327 US6589163B2 (en) | 1998-09-09 | 2002-06-24 | Endoscope shape detecting apparatus wherein form detecting processing is controlled according to connection state of magnetic field generating means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36134098A JP3389518B2 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 内視鏡形状検出装置 |
Publications (2)
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JP3389518B2 JP3389518B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=18473182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36134098A Expired - Fee Related JP3389518B2 (ja) | 1998-09-09 | 1998-12-18 | 内視鏡形状検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3389518B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3166490A4 (en) * | 2014-07-10 | 2017-07-19 | Given Imaging Ltd. | Sensor belt configured to localize an in-vivo device and method for localization |
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-
1998
- 1998-12-18 JP JP36134098A patent/JP3389518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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