JP2000175394A - 集中巻方式のブラシレスdcモータ - Google Patents

集中巻方式のブラシレスdcモータ

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JP2000175394A
JP2000175394A JP34572398A JP34572398A JP2000175394A JP 2000175394 A JP2000175394 A JP 2000175394A JP 34572398 A JP34572398 A JP 34572398A JP 34572398 A JP34572398 A JP 34572398A JP 2000175394 A JP2000175394 A JP 2000175394A
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JP
Japan
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stator
slot
motor
gear tooth
insulating paper
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Pending
Application number
JP34572398A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Arai
和彦 新井
Eiichi Murata
栄一 村田
Masaaki Takezawa
正昭 竹澤
Toshito Yanashima
俊人 簗島
Keishiro Igarashi
恵司郎 五十嵐
Shigemi Koiso
繁美 小礒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のスロット絶縁紙を用いてコイルとステ
ータ歯部先端部との間の絶縁強度を十分に確保できる集
中巻方式のブラシレスDCモータを提供する。 【構成】 図1はステータのステータコア11の1つの
歯部12のみに注目した、ステータの内径側からみた概
略正面図である。図において、3は駆動コイル(巻
線)、4はスロット絶縁紙、5はスロット部である。ス
テータコア11の歯部は所定の歯幅を有しその両脇には
歯部先端部13が設けられている。スロット部5の内縁
には、例えば0.2mm〜0.5mmの板状のスロット
絶縁紙4が配置され、スロット部5の空間を利用して駆
動コイル3をステータ歯部12に直接巻回する。このと
き、スロット部5の開口部に対向するこの絶縁紙4の端
面の開口幅Yをステータ歯部先端部13の開口幅Xより
小さく形成する。このことにより、絶縁紙4の距離が長
くなり、開口幅Yも小さくなるので、駆動コイル3とス
テータ歯部先端部13との間の絶縁距離を十分保つこと
ができ、必要な絶縁強度を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータのステータコ
アのスロット絶縁紙の配置に特徴を有し、密閉型圧縮機
の駆動用モータに適した集中巻方式のブラシレスDCモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、エアコン等の空調機器の普及に伴
って、形状的には小型化が、省電力のためにはエネルギ
ー効率のアップが求められており、特に空調機器の密閉
型圧縮機に用いられる駆動用モータは小型化と高効率化
が望まれている。
【0003】従来、一般に密閉型圧縮機の駆動用モータ
には分布巻方式のブラシレスDCモータが用いられてい
るが、本出願人は製造工程の簡素化と小型化及び効率ア
ップのために集中巻方式のブラシレスDCモータを提案
した。
【0004】集中巻方式のブラシレスDCモータは図4
に示すようにステータ1とロータ2により構成されてい
て、ステータは図4(A)のような形状であり、ステー
タ板(珪素鋼板)を積層してステータコア11を形成し
ている。ステータコア11は歯部12が設けられ、歯部
12は所定の歯幅を有しその両脇にはロータの面に沿っ
て歯部先端部13が設けられている。この歯部12にス
ロット部の空間を利用して駆動コイル(図示せず)を直
接巻回し、所謂、集中直巻方式によってステータ1の磁
極を形成し、この例では4極6スロットのステータであ
り、ステータコア11の平面図は図5に示す通りであ
る。
【0005】また、ロータ2は図4(B)のような形状
であり、珪素鋼板を積層してロータコア21を形成して
いる。ロータコア21には永久磁石22が埋め込まれて
いる。ロータ2の永久磁石22としては通常のフェライ
ト系の磁石でもよいが、モータの小型化のためにはBH
積の大きい磁石、即ち、ネオジューム、鉄、ボロンから
なるネオジ磁石、またサマリウムコバルト系磁石など
の、所謂、希土類磁石等を用いることができる。
【0006】このように形成されたステータ1の中心に
ロータ2を挿入して集中巻方式のブラシレスDCモータ
を構成することにより、分布巻方式のブラシレスDCモ
ータのステータに比して小型に形成することができる。
ステータコア11の歯部12にスロット部の空間を利用
して駆動コイルを直接巻回して集中直巻方式によってス
テータ1の磁極を形成する際に、図3に示すように、ス
テータコアのスロット部の内縁に板状のスロット絶縁紙
を配置する。
【0007】図3のものは、図4(A)に示すステータ
のステータコア11の1つの歯部のみに注目した、ステ
ータの内径側からみた概略正面図である。図において、
3は駆動コイル(巻線)、4はスロット絶縁紙、5はス
ロット部である。
【0008】ステータコア11の歯部12は所定の歯幅
を有しその両脇には歯部先端部13が設けられている。
スロット部5の内縁には板状のスロット絶縁紙4が配置
され、スロット部5の空間を利用して駆動コイル3をス
テータ歯部12に直接巻回する。このとき、スロット部
5の開口部に対向する該絶縁紙4の端面の開口幅Yをス
テータ歯部先端部13の開口幅Xと同じ大きさに形成す
ると、駆動コイル3とステータ歯部先端部13との間の
絶縁強度に不安があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はステ
ータコアの歯部に駆動コイルを巻回する際に、通常のス
ロット絶縁紙を用いても駆動コイルとステータ歯部先端
部との間の絶縁強度を十分に確保できる集中巻方式のブ
ラシレスDCモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る集中巻方式のブラシレスDCモータは、集中巻方式の
モータのステータにおいて、ステータコアのスロット部
の内縁に板状のスロット絶縁紙を配置し、スロット部の
開口部に対向する該絶縁紙の端面の開口幅Yをステータ
歯部先端部の開口幅Xより小さく形成する構成とした。
【0011】この発明の請求項2に係る集中巻方式のブ
ラシレスDCモータは、集中巻方式のモータのステータ
において、ステータコアのスロット部の内縁に板状のス
ロット絶縁紙を配置し、該絶縁紙の端面をスロット部の
開口部に対向するステータ歯部先端部に沿わせて延長し
て形成する構成とした。
【0012】これにより、ステータコアの歯部に駆動コ
イルを巻回する際に、スロット絶縁紙の距離が長くな
り、駆動コイルとステータ歯部先端部との間の絶縁距離
を十分保つことができ、必要な絶縁強度を確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の集中巻方式のブラ
シレスDCモータを、図を参照して説明する。図1は図
4(A)に示すステータのステータコア11の1つの歯
部12のみに注目した、ステータの内径側からみた概略
正面図である。図において、3は駆動コイル(巻線)、
4はスロット絶縁紙、5はスロット部である。
【0014】ステータコア11の歯部は所定の歯幅を有
しその両脇には歯部先端部13が設けられている。スロ
ット部5の内縁には、例えば0.2mm〜0.5mmの
板状のスロット絶縁紙4が配置され、スロット部5の空
間を利用して駆動コイル3をステータ歯部12に直接巻
回する。
【0015】このとき、スロット部5の開口部に対向す
るこの絶縁紙4の端面の開口幅Yをステータ歯部先端部
13の開口幅Xより小さく形成する。このことにより、
絶縁紙4の距離が長くなり、開口幅Yも小さくなるの
で、駆動コイル3とステータ歯部先端部13との間の絶
縁距離を十分保つことができ、必要な絶縁強度を確保で
きる。
【0016】本発明の他の実施形態を図2により説明す
る。図2(A)はステータのステータコア11の1つの
歯部12のみに注目した、ステータの内径側からみた概
略正面図である。図において、3は駆動コイル(巻
線)、4はスロット絶縁紙、5はスロット部である。
【0017】ステータコア11の歯部は所定の歯幅を有
しその両脇には歯部先端部13が設けられている。スロ
ット部5の内縁には0.2mm〜0.5mmの板状のス
ロット絶縁紙4が配置され、スロット部5の空間を利用
して駆動コイル3をステータ歯部12に直接巻回する。
【0018】このとき、スロット部5の開口部に対向す
る絶縁紙4の端面部分を延長してスロット部5の開口部
のステータ歯部先端部13に沿わせて形成する。図2
(B)に、この円内Fの状態について拡大して示す。
【0019】同図からも明らかなように、絶縁紙4の端
面部分はスロット部5の開口部のステータ歯部先端部1
3に沿わせて延長して形成される。このことにより、絶
縁紙4の距離が長くなり、駆動コイル3とステータ歯部
先端部13との間の絶縁距離を十分保つことができ、必
要な絶縁強度を確保できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ブラシレスD
Cモータのステータを小型に形成することができると共
に、ステータコアの歯部に駆動コイルを巻回した後にス
ロット部のコイル空間にクサビを打ち込まない場合で
も、スロット絶縁紙の距離が長くなり、駆動コイルとス
テータ歯部先端部との間の絶縁距離を十分保つことがで
き、必要な絶縁強度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロット絶縁紙の装着状態図。
【図2】本発明の他のスロット絶縁紙の装着状態図。
【図3】スロット絶縁紙の装着状態図。
【図4】集中巻方式のブラシレスDCモータのステータ
とロータ。
【図5】ステータコアの平面図。
【符号の説明】
1 ステータ 11 ステータコア 12 歯部 13 歯部先端部 2 ロータ 21 ロータコア 22 磁石 3 駆動コイル 4 スロット絶縁紙 5 スロット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹澤 正昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 簗島 俊人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 五十嵐 恵司郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小礒 繁美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H019 AA00 CC03 DD01 EE14 5H604 AA00 BB01 BB17 CC01 CC05 CC16 DB26 PB03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集中巻方式のモータのステータにおい
    て、ステータコアのスロット部の内縁に板状のスロット
    絶縁紙を配置し、スロット部の開口部に対向する該絶縁
    紙の端面の開口幅Yをステータ歯部先端部の開口幅Xよ
    り小さく形成したことを特徴とする集中巻方式のブラシ
    レスDCモータ。
  2. 【請求項2】 集中巻方式のモータのステータにおい
    て、ステータコアのスロット部の内縁に板状のスロット
    絶縁紙を配置し、該絶縁紙の端面をスロット部の開口部
    に対向するステータ歯部先端部に沿わせて延長形成した
    ことを特徴とする集中巻方式のブラシレスDCモータ。
JP34572398A 1998-12-04 1998-12-04 集中巻方式のブラシレスdcモータ Pending JP2000175394A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272043A (ja) * 2001-03-05 2002-09-20 Daikin Ind Ltd 回転式圧縮機、及びこの回転式圧縮機を備えた空気調和装置
JP2011103724A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Fujitsu General Ltd 回転電機の固定子
JP2016165195A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱電機株式会社 回転電機及び回転電機用絶縁物
CN106026474A (zh) * 2015-03-30 2016-10-12 现代自动车株式会社 具有绝缘构件的电动机单元

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