JP2000175121A - ハイビジョン方式判別装置及びハイビジョン受像機 - Google Patents

ハイビジョン方式判別装置及びハイビジョン受像機

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JP2000175121A
JP2000175121A JP10343857A JP34385798A JP2000175121A JP 2000175121 A JP2000175121 A JP 2000175121A JP 10343857 A JP10343857 A JP 10343857A JP 34385798 A JP34385798 A JP 34385798A JP 2000175121 A JP2000175121 A JP 2000175121A
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Kenichiro Tanaka
顕一郎 田中
Juichi Shima
寿一 島
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの手を煩わさず、自動的に入力ソース
を判別し、自動的に最適な表示エリアの映像に切替える
ことのできるハイビジョン方式判別装置及びハイビジョ
ン受像機を得る。 【解決手段】 ハイビジョン受像機は、MUSEデコー
ダ出力信号及び、デジタルハイビジョン信号を自動判別
するハイビジョン方式判別装置9と、ハイビジョン方式
判別装置9の結果を基に、それぞれの方式に最適な表示
エリアに設定する表示エリア設定装置2とを備え、ハイ
ビジョン方式判別装置9は、垂直同期信号の立ち上がり
から20ライン目の間のみ“Η”レベルとなる検出ライ
ン選択回路101と、水平同期信号の16倍のクロック
を生成するクロック生成回路102と、入力された映像
信号のうち映像部分を検出する映像検出回路103と、
映像検出回路103の出力によりハイビジョン方式を判
定する判定回路110とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MUSEデコー
ダ出力信号及びデジタルハイビジョン信号を判別するハ
イビジョン方式判別装置及びハイビジョン受像機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン受像機の放送方式として1
125本60フィールド規格のMUSE方式が開発され
ている。MUSE方式は、ハイビジョン信号を多重サン
プリングして帯域圧縮を行う。伝送信号の帯域幅は、約
8MHzであり、受信側では2フレーム分サンプル点の
情報を記憶するフレームメモリを持ち補間により原画像
を復元する。
【0003】図13は、従来のハイビジョン受像機を示
すブロック図である。
【0004】図において、1は映像信号処理装置、2は
表示エリア設定装置、3は表示装置、4はリモコン、5
はユーザ設定伝達装置であり、表示装置3はCRT6、
偏向ヨーク7及び偏向ヨークドライブ装置8から構成さ
れる。
【0005】次に、動作について説明する。まず、MU
SEデコーダ出力信号、またはデジタルハイビジョン信
号は、映像信号処理装置1に入力され、映像信号処理装
置1はR、G、B3原色信号を再生し、表示装置3に出
力するとともに、水平同期信号及び垂直同期信号を分離
して表示エリア設定装置2に出力する。
【0006】一方、ユーザはリモコン4を用いて、表示
エリアを1080本にするか、1035本にするかを選
択し、ユーザ設定伝達装置5にその情報を送信する。ユ
ーザ設定伝達装置5は、選択された情報が1080本な
らば“H”レベル、1035本ならば“L”レベル信号
に変換して表示エリア制御信号として表示エリア設定装
置2に出力する。
【0007】表示エリア設定装置2には、上記水平同期
信号、垂直同期信号及び表示エリア制御信号が入力さ
れ、表示エリア制御信号が“Η”レベルならば垂直方向
に1050本程度、“L”レベルならば1000本程度
(3%程度のオーバースキャンとした場合)が各同期信
号に同期したタイミングで表示されるような走査制御信
号を出力する。
【0008】また、ユーザはリモコン4を用いて、表示
エリアを増減させる、あるいは直接表示エリアを設定す
る信号をユーザ設定伝達装置5に送信する。ユーザ設定
伝達装置5は、送信された表示エリア情報に対応した表
示エリア制御信号を出力する。表示エリア設置装置2で
は、この表示エリア制御信号を入力し、それに応じた走
査制御信号を出力する。
【0009】表示装置3では、入力されたR、G、B3
原色信号をCRT6の電子銃に入力するとともに、走査
制御信号を偏向ヨークドライブ装置7に入力し偏向ヨー
ク8をドライブすることによって電子ビームを走査して
映像信号を表示する。
【0010】以上のように、ユーザがリモコンで“10
80本”か“1035本”かを設定したり、直接表示エ
リアを設定又は変更することによってMUSEデコーダ
出力信号、デジタルハイビジョン信号のそれぞれに最適
な表示エリアの映像を見ることができるようになってい
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイビジョン受
像機は、以上のように構成されていたので、入力信号が
MUSEデコーダ出力信号か、デジタルハイビジョン信
号によってユーザがリモコンを使って表示エリアを切替
えたり設定し直したりする必要があり、その操作を怠っ
た場合は、適切な表示エリアの映像が得られないという
問題点があった。例えば、仮に1035本に合わせた表
示エリアにしていると、デジタルハイビジョン信号では
45本分余計に隠れてしまい、また1080本に合わせ
た表示エリアにしていると、MUSEデコーダ出力信号
では上下が切れた映像になってしまう。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ユーザの手を煩わさず、自動的
に入力ソースを判別し、自動的に最適な表示エリアの映
像に切替えることのできるハイビジョン方式判別装置及
びハイビジョン受像機を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のハイビジ
ョン方式判別装置は、MUSEデコーダ出力信号と、デ
ジタルハイビジョン信号の1フレーム当たりの有効ライ
ン数の違いにより、MUSEデコーダ出力信号では映像
信号がなく、デジタルハイビジョン信号では映像信号が
存在する複数の走査ラインのうち、それら全部、もしく
は一部のラインを選択するライン選択手段と、入力され
た映像信号のうち映像部分を検出する映像検出手段と、
選択されたラインにおいて映像検出手段の出力が判定条
件を満たしたときデジタルハイビジョン信号と判定する
判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2記載のハイビジョン方式判別装置
は、MUSEデコーダ出力信号の映像開始ラインの直前
又は直後のラインを選択するライン選択手段と、入力さ
れた映像信号のうち映像部分を検出する映像検出手段
と、選択されたラインにおいて映像検出手段の出力が判
定条件を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と判定
する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項3記載のハイビジョン方式判別装置
は、MUSEデコーダ出力信号と、デジタルハイビジョ
ン信号の有効映像領域における水平同期信号と、映像信
号開始点または映像信号終了点の位置関係の違いによ
り、MUSEデコーダ出力信号では映像信号がなく、デ
ジタルハイビジョン信号では映像信号が存在する水平位
置において制御信号を出力する制御手段と、入力された
映像信号のうち映像部分を検出する映像検出手段と、映
像検出手段の出力と制御信号との位置関係が判定条件を
満たしたときデジタルハイビジョン信号と判定する判定
手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項4記載のハイビジョン方式判別装置
は、MUSEデコーダ出力信号の映像開始点の直前又は
直後において制御信号を出力する制御手段と、入力され
た映像信号のうち映像部分を検出する映像検出手段と、
映像検出手段の出力と制御信号との位置関係が判定条件
を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と判定する判
定手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5記載のハイビジョン方式判別装置
は、MUSEデコーダ出力信号の映像終了点の直前又は
直後において制御信号を出力する制御手段と、入力され
た映像信号のうち映像部分を検出する映像検出手段と、
映像検出手段の出力と制御信号との位置関係が判定条件
を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と判定する判
定手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項6記載のハイビジョン方式判別装置
は、ハイビジョン信号の垂直帰線期間の所定位置に制御
信号を重畳し、ハイビジョン信号に重畳された制御信号
を検出する制御信号検出手段と、入力された映像信号の
うち映像部分を検出する映像検出手段と、映像検出手段
の出力と制御信号とによりハイビジョン方式を判別する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項7記載のハイビジョン方式判別装置
は、デジタルハイビジョン信号が、1125/59.9
4/2:1システムの信号であってもよい。
【0020】請求項8記載のハイビジョン受像機は、M
USEデコーダ出力信号とデジタルハイビジョン信号を
判別するハイビジョン方式判別装置と、ハイビジョン方
式判別装置の結果を基に、それぞれの方式に最適な表示
エリアに設定する表示エリア設定手段とを備え、ハイビ
ジョン方式判別装置は、請求項1、2、3、4、5又は
6の何れかに記載のハイビジョン方式判別装置により構
成したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明を具体的に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るハ
イビジョン受像機の構成を示すブロック図である。な
お、実施の形態1であるハイビジョン受像機の説明にあ
たり前記図13に示すハイビジョン受像機と同一構成部
分または相当部分には同一符号を付している。
【0022】図において、1は映像信号処理装置、2は
ハイビジョン方式判別装置9の結果を基に、それぞれの
方式に最適な表示エリアに設定する表示エリア設定装置
(表示エリア設定手段)、3は表示装置、9はMUSE
デコーダ出力信号及び、1125/59.94/2:1
システムの信号(以下、デジタルハイビジョン信号とい
う)とを入力し、これら2方式の信号を自動判別するハ
イビジョン方式判別装置である。
【0023】映像信号処理装置1は、入力されたMUS
Eデコーダ出力信号、またはデジタルハイビジョン信号
から、R、G、B3原色信号を再生し表示装置3に出力
するとともに、水平同期信号及び垂直同期信号を分離し
て表示エリア設定装置2及びハイビジョン方式判別装置
9に出力する。
【0024】ハイビジョン方式判別装置9は、入力され
た信号がデジタルハイビジョン信号ならば“Η”レベル
信号に、MUSEデコーダ出力信号ならば“L”レベル
信号に変換して表示エリア制御信号として表示エリア設
定装置2に出力する。
【0025】表示エリア設定装置2は、水平同期信号、
垂直同期信号及び表示エリア制御信号から、表示エリア
制御信号が各同期信号に同期したタイミングで表示され
るような走査制御信号を出力する。
【0026】表示装置3は、走査制御信号とR、G、B
3原色信号により、所望の映像信号を表示する。
【0027】図2は上記ハイビジョン方式判別装置9の
構成を示すブロック図である。
【0028】図において、101は垂直同期信号の立ち
上がりから20ライン目の間のみ“Η”レベルとなる検
出ライン選択回路(ライン選択手段)、102は水平同
期信号を入力し、その16倍のクロックを生成するクロ
ック生成回路、103はハイビジョン信号をぺデスタル
レベルでクランプするクランプ回路104と該クランプ
された入力信号が20IRE程度以上であれば“H”レ
ベルとなるコンパレータ105とからなる映像検出回路
(映像検出手段)、110はこの映像検出回路103の
出力によってハイビジョン方式を判定する判定回路(判
定手段)である。
【0029】また、判定回路110は、映像検出回路1
03の出力を判定のために最適なタイミングでラッチす
るためのラッチ回路106と、カウント値が8以上にな
ったら“Η”レベルとなるカウンタ108と、カウンタ
108にクロックを供給するゲート107と、前段のロ
ジック回路の出力を次の垂直周期の20ライン目まで保
持するラッチ回路109とから構成されている。
【0030】以下、上述のように構成されたハイビジョ
ン受像機及びハイビジョン方式判別装置の動作を説明す
る。
【0031】まず、ハイビジョン受像機の全体動作を説
明する。映像信号処理装置1には、MUSEデコーダ出
力信号、またはデジタルハイビジョン信号が入力され、
映像信号処理装置1ではR、G、B3原色信号を再生
し、表示装置3に出力するとともに、水平同期信号及び
垂直同期信号を分離して表示エリア設定装置2及びハイ
ビジョン方式判別装置9に出力する。
【0032】ΜUSEデコーダ出力信号、またはデジタ
ルハイビジョン信号はハイビジョン方式判別装置9にも
入力され、ハイビジョン方式判別装置9は、入力された
信号がデジタルハイビジョン信号ならば“Η”レベル、
MUSEデコーダ出力信号ならば“L”レベル信号に変
換して表示エリア制御信号として表示エリア設定装置2
に出力する。
【0033】表示エリア設定装置2には、水平同期信
号、垂直同期信号及び表示エリア制御信号が入力され、
表示エリア設定装置2は走査制御信号を出力し、表示装
置3では、走査制御信号とR、G、B3原色信号によ
り、所望の表示を行う。
【0034】次に、ハイビジョン方式判別装置9の動作
について説明するが、まず、MUSEデコーダ出力信号
及びデジタルハイビジョン信号の同期信号について述べ
る。
【0035】図3はMUSEデコーダ出力信号の垂直同
期信号付近の信号フォーマットと映像信号処理装置1で
生成される垂直同期信号を示す図であり、図4はデジタ
ルハイビジョン信号の水平同期信号付近の信号フォーマ
ットと映像信号処理装置1で生成される水平同期信号を
示す図である。
【0036】図3の上段は第1フィールドの、下段は第
2フィールドの信号フォーマットとその垂直同期信号で
ある。また、図4は同水平同期周期での信号フォーマッ
トと水平同期信号を示す。
【0037】図3に示すように、例えば垂直同期信号の
立ち上がりから数えて20ライン目をみたとき、信号が
あればデジタルハイビジョン信号であることが分かる。
よって、例えば前記図2に示すハイビジョン方式判別装
置9によってハイビジョン方式を判別することができ
る。
【0038】以下、このハイビジョン方式判別装置9の
動作を説明をする。
【0039】図5は前記図2の各ポイントの垂直周期で
の波形を示す図であり、垂直周期全般における各ポイン
トの波形を示す。また、図6は前記図2の各ポイントの
水平周期での波形を示す図であり、20ライン目付近の
各ポイントの波形を示す。
【0040】まず、図5及び図6に示すように、検出ラ
イン検出回路101からの出力は、20ライン目の間だ
け“H”レベルとなる信号である。また、入力信号が図
6のCに示すような場合、図2のDの波形は図6のDの
ようになる。ここで、Dが“L”レベルの間はカウンタ
108のクロックのゲート107の出力は“L”レベル
に固定され、カウント動作は停止する。さらに、図2の
カウンタ108出力“F”はカウンタ108のカウント
値が8になったときに“H”レベルとなり、その時、カ
ウンタ108のクロックのゲート107の出力は“L”
レベルに固定されてカウンタは停止する。
【0041】以上より、カウンタ108は、20ライン
目の間だけ、入力信号があるレベル以上(例えば、20
ΙRE以上)で、かつカウント値が8以下の時にのみカ
ウント動作を行い、カウント値が8未満ならば“L”レ
ベルを出力し、カウント値が8に達すると“H”レベル
を出力する。さらに、このカウンタ108出力をラッチ
回路109によって20ライン目の終了時にラッチする
ことにより、20ライン目に信号がなければ連続的に
“L”レベル、あれば“Η”レベルとなる。このような
信号を、表示エリア制御信号(図5のG参照)として表
示エリア設定装置2に入力する。
【0042】判定回路110においてさらにヒステリシ
ス特性を持たせたい時には、垂直同期信号の付近でラッ
チ回路109の出力を検出し、さらにそれが例えば16
回(1秒間に相当)連続で“L”レベルであったらMU
SEデコーダ出力信号と判定し、160回連続で“Η”
レベルだったらデジタルハイビジョン信号と判定するよ
うにすればよい。
【0043】以上説明したように、実施の形態1に係る
ハイビジョン受像機は、MUSEデコーダ出力信号及
び、デジタルハイビジョン信号を自動判別するハイビジ
ョン方式判別装置9と、ハイビジョン方式判別装置9の
結果を基に、それぞれの方式に最適な表示エリアに設定
する表示エリア設定装置2とを備え、ハイビジョン方式
判別装置9は、垂直同期信号の立ち上がりから20ライ
ン目の間のみ“Η”レベルとなる検出ライン選択回路1
01と、水平同期信号の16倍のクロックを生成するク
ロック生成回路102と、入力された映像信号のうち映
像部分を検出する映像検出回路103と、映像検出回路
103の出力によりハイビジョン方式を判定する判定回
路110とを備えて構成したので、ユーザの手を煩わさ
ず、自動的に入力ソースを判別し、自動的に最適な表示
エリアの映像に切替えることができる。
【0044】すなわち、従来のハイビジョン受像機で
は、MUSEデコーダ出力とハイビジョン信号の映像信
号の有効エリアが異なるため、ユーザは入力信号の種類
が変るたびにリモコンなどを用いて表示エリアを設定し
直す必要があった。これに対し、実施の形態1では、上
記2種類のハイビジョン信号の垂直方向の映像開始ライ
ンの違いを検出し、ハイビジョン方式を判別するハイビ
ジョン方式判別装置9を設けることにより、自動的にそ
れぞれの信号に最適な表示エリアに設定することができ
るので、ユーザは自らの手を煩わすことなく常に最適な
表示エリアでハイビジョン信号を受像することができ
る。
【0045】ここで、実施の形態1では、信号のサンプ
リングを20ライン目のみで行っているがデジタルハイ
ビジョン信号の映像開始ライン以降、MUSEデコーダ
出力信号の映像開始ライン以前のラインであればどこで
もよく、またその間の複数ラインを検出対象としてもよ
い。さらには、20ライン目の信号において16サンプ
ルポイント中、8ポイント以上あれば信号有りとみなし
ているが、判定回路110はサンプリング数、判定基準
など多種多様な展開が可能であることは言うまでもな
い。
【0046】また、実施の形態1では、MUSEデコー
ダ出力信号の映像開始ラインの直前のみを見ることによ
ってデジタルハイビジョン信号の判定を行っているが、
直前のラインに映像が重畳されていない時は、MUSE
デコーダ出力信号なのか、それともデジタルハイビジョ
ン信号において上部の映像が暗いだけなのか、判別しに
くい。そこで、検出ライン選択回路101によってMU
SEデコーダ出力信号の映像開始ライン直後のラインの
映像信号も検出し、判定回路110において直前に映像
はなく、直後に映像がある状態が一定時間続いているこ
とを検出するようにすれば、MUSEデコーダ出力信号
の判定をより確実にすることができる。
【0047】また、上記映像検出回路103は、コンパ
レータ105を用いてデジタル的に入力信号の有無を検
出する回路構成としたが、入力信号をアナログ的にピー
ク検波して信号の有無を検出する方法でもよい。 実施の形態2.上記実施の形態1におけるハイビジョン
方式判別装置では、画面上部の映像開始ライン前後での
信号検出による判別方法を示したが、画面上の有効エリ
ア内での、水平同期信号の手前の映像終了位置の違いを
検出して判別するものでもよい。以下、この例を実施の
形態2として詳細に説明する。
【0048】図7は実施の形態2に係るハイビジョン方
式判別装置の構成を示すブロック図である。実施の形態
2の説明に当たり、図2のハイビジョン方式判別装置と
同一部分については同一番号を付して重複部分の説明を
省略する。
【0049】図において、101は画面の有効エリア内
の連続する10ラインの間だけ水平同期信号に同期して
“H”レベルとなる検出ライン検出回路、111は水平
周期における映像検出タイミング(後述)で“Η”レベ
ルとなる映像抜き取り制御信号を出力する映像抜き取り
制御回路(制御手段)、103は実施の形態1で示した
映像検出回路、110は映像検出路103の出力によっ
てハイビジョン方式を判定する判定回路であり、判定回
路103は、映像検出回路103の出力をラッチする映
像ラッチ回路106と、垂直同期信号でリセットされカ
ウント値が8になると“Η”レベルを出力するカウンタ
108と、該カウンタにクロックを供給するゲート10
7と、カウンタ108の出力をラッチするラッチ回路1
09とから構成される。
【0050】以下、上述のように構成されたハイビジョ
ン方式判別装置の動作を説明する。
【0051】図8は前記図7の各ポイントの水平同期周
期での信号波形を示す図、図9は前記図7の各ポイント
の垂直周期での信号波形を示す図である。
【0052】図7において、ハイビジョン入力信号(図
7及び図8のB参照)は、映像検出回路103によっ
て、20IRE以上の部分では“H”それ以外では
“L”レベルの2値化される(図7及び図8のC参
照)。
【0053】一方、映像抜き取り制御回路111によっ
て、デジタルハイビジョン信号の映像開始点以降、MU
SEデコーダ出力信号の映像開始点以前のある瞬間(以
下、映像検出タイミングという)において“L”から
“Η”に遷移する制御信号が出力される(図7及び図8
のA参照)。この映像抜き取り制御回路111は、例え
ば水平同期信号から水平同期周波数の32倍、あるいは
64倍の周波数のクロックを生成するクロック生成回路
と、水平同期信号を基点とし該クロックのn(nは任意
の整数)回目の立ち上がりで“H”に遷移するクロック
カウンタとによって構成することができる。
【0054】映像ラッチ回路106では、映像検出回路
103で2値化された入力信号を上記検出タイミングで
ラッチする(図7及び図8のD参照)。
【0055】さらに、検出ライン選択回路101では、
垂直同期信号と水平同期信号から有効画面エリア内の連
続する16ライン程度の間“H”レベルとなる検出ライ
ン制御信号を出す(図7及び図9のE参照)。
【0056】カウンタ108では、ゲート107によっ
て上記検出ライン制御信号と、映像ラッチ回路106の
出力と、水平同期信号と自らの出力(カウント値が8に
なると“Η”を出力)の反転信号との論理積を取った信
号(図7及び図9のF参照)によってカウントする。こ
れによって、検出ライン選択回路101で選択された1
6ラインのうち、映像検出タイミングで映像信号が存在
したライン数が8以上あれば“Η”レベルとなり、8未
満では“L”レベルとなる(図7及び図9のG参照)。
さらに、これをラッチ回路109でラッチすることによ
って1垂直同期期間にわたって連続した信号とし(図7
及び図9のΗ参照)、“Η”レベルならば入力信号がデ
ジタルハイビジョン信号であると見なせばよい。
【0057】水平周期における映像検出タイミングにつ
いてさらに詳細に述べる。
【0058】水平同期信号の立ち上がりからの映像開始
点は、前記図4に示すようにMUSEデコーダ出力信号
が2.86μs以上、デジタルハイビジョン信号が2.
67μs以下なので、映像ラッチ回路106への映像検
出回路103の出力とラッチタイミング信号(映像抜き
取り制御回路111の出力)の位相差が2.67μs以
上2.86μs以下であればよい。ここで、水平周期は
29.6μsでありクロック生成回路によって水平同期
信号を32倍し、クロックカウンタによって水平同期信
号から3つ目のクロック立ち上がりを検出すれば検出タ
イミングは2.77μsとなり条件を満足する。但し、
水平同期信号及び垂直同期信号の生成回路、映像抜き取
り制御回路111、映像検出回路103が全て入力信号
をA/D変換した後に同一IC内に作り込まれているな
どによって、各ポイントでの信号のディレイが十分に小
さい(数10ns以下)必要がある。
【0059】以上説明したように、実施の形態2に係る
ハイビジョン方式判別装置は、画面の有効エリア内の連
続する10ラインの間だけ水平同期信号に同期して
“H”レベルとなる検出ライン検出回路101と、水平
周期における映像検出タイミングで“Η”レベルとなる
映像抜き取り制御信号を出力する映像抜き取り制御回路
111と、映像検出回路103と、映像検出路103の
出力によってハイビジョン方式を判定する判定回路11
0とを備え、有効映像領域における水平同期信号と、映
像信号開始点または映像信号終了点の位置関係の違いに
よりデジタルハイビジョン信号と判定するように構成し
たので、実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。
【0060】ここで、上記判定回路110では、映像信
号のノイズを考慮して16ライン中、8ライン以上(実
施の形態2では、連続する10ライン)の映像信号検出
で判定を行っているが、システムに応じて検出ライン
数、判定アルゴリズムの多種多様な展開が考えられるこ
とは言うまでもない。
【0061】また、実施の形態2では、予め決められた
タイミングにおける映像の有無を検出することによって
判定しているが、逆に映像検出回路103の出力におけ
る立ち上がり、すなわち映像信号の開始点でのクロック
カウンタの値を読み取ることによって判定することもで
きる。
【0062】また、実施の形態2では、MUSEデコー
ダ出力信号の映像開始点の直前において映像信号の有無
を検出することによってデジタルハイビジョン信号の判
定を行っているが、MUSEデコーダ出力信号の映像終
了点の直後における映像信号の有無を検出することによ
っても同様の判定ができる。
【0063】さらに、実施の形態2では、映像信号の検
出点において映像信号が見つからなかった時には、MU
SEデコーダ出力信号なのか、デジタルハイビジョン信
号においてその部分だけ映像が暗いのか判定することが
難しい。そこで、例えば映像抜き取り制御回路111に
よってMUSEデコーダ出力信号の映像開始点の直前と
直後両方の映像信号を検出し、判定回路において直前で
は映像がなく、直後では映像があるという状態が一定時
間続いていることを検出するようにすれば、より確実に
MUSEデコーダ出力信号の判定ができる。 実施の形態3.上述した実施の形態1、2においては、
映像信号フォーマットの違いを利用したハイビジョン方
式の判定の例について説明したが、映像信号を送出、ま
たは再生する段階で、垂直帰線期間に制御信号を付加
し、それを読み取ることによって直接判定するようにし
てもよい。以下、この例を実施の形態3として詳細に説
明する。
【0064】図10は実施の形態3に係るハイビジョン
方式判別装置の構成を示すブロック図である。実施の形
態3の説明に当たり、図7のハイビジョン方式判別装置
と同一部分については同一番号を付して重複部分の説明
を省略する。
【0065】図において、120は水平同期信号の立ち
上がりからΤ3(Τ1<T3<T2)の時刻に立ち上が
る抜き取りパルスを出力する制御信号抜き取り制御回路
(制御信号検出手段)、103は実施の形態2で示した
映像検出回路、106は映像検出回路103の出力をラ
ッチする映像ラッチ回路である。
【0066】以下、上述のように構成されたハイビジョ
ン方式判別装置の動作を説明する。
【0067】図11はハイビジョン信号に挿入する制御
信号を示す図であり、図12は前記図10の各ポイント
の水平同期周期での信号波形を示す図である。
【0068】映像信号の垂直帰線期間内のあるライン
(例えば、第10ライン、第572ライン)に、図11
に示すような制御信号aを挿入する。ここで、制御信号
aはデジタルハイビジョン信号のときは水平同期信号の
立ち上がりからT1で立ち上がり、かつT1からT2の
期間“Η”(70ΙRE)となり、MUSEデコーダ出
力信号の時は“L”(0IRE)となる矩形波である。
【0069】受像機側では、図10に示すハイビジョン
方式判別装置が設置されている。
【0070】まず、ハイビジョン入力信号は映像検出回
路103によって、20IREをしきい値とした2値の
信号に変換される(図12のA参照)。一方、制御信号
抜き取り制御回路120によって、水平同期信号の立ち
上がりからΤ3(Τ1<T3<T2)の時刻に立ち上が
る抜き取りパルスが生成される。これは、具体的には実
施の形態1、2で示したようなクロック生成回路とカウ
ンタによって容易に構成することができる。さらに、ラ
ッチ回路106によって、上記の2値化された入力信号
を上記の抜き取りパルスによってラッチすることによ
り、デジタルハイビジョン信号の時は“Η”、MUSE
デコーダ出力信号の時は“L”となり、ハイビジョン方
式が判別できる。
【0071】以上説明したように、実施の形態3に係る
ハイビジョン方式判別装置は、映像信号の垂直帰線期間
内に、制御信号を重畳し、制御信号抜き取り制御回路1
20により重畳された制御信号を検出してデコードし、
ハイビジョン方式と判定するように構成したので、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0072】実施の形態1、2では、デジタルハイビジ
ョン信号でも暗い映像の時は映像信号を検出できず、誤
判定することも考えられるが、実施の形態3では制御信
号は映像内容に関係なく垂直周期毎に挿入されているの
で確実な判定ができる効果を奏する。
【0073】なお、上記各実施の形態では、1125本
60フィールド規格のMUSE方式を用いたハイビジョ
ン受像機に適用したが、他の規格、例えば1250本5
0フィールド規格のHDMAC方式の装置にも同様の方
法で適用することができる。
【0074】また、ハイビジョン方式判別装置及びハイ
ビジョン受像機という名称に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想の範囲内であればMUSE方式判別
装置のように適宜変更することができ、装置の一部に組
み込まれる態様であってもよい。
【0075】さらに、上記ハイビジョン方式判別装置及
びハイビジョン受像機を構成する各回路の種類、接続状
態などは前述した実施の形態に限られない。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載のハイビジョン方式判別装
置によれば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコ
ーダ出力信号の映像開始ラインの違いを検出し、自動的
に入力ソースを判別することができ、ユーザの手を煩わ
すことなく自動的に最適な表示エリアの映像に切替える
ことのできる効果を奏する。
【0077】請求項2記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコー
ダ出力信号の水平周期における映像開始位置の違いを検
出し、自動的に表示エリアを切替えるので、ユーザの手
を煩わすことなく自動的に最適な表示エリアの映像に切
替えることのできる効果を奏する。
【0078】請求項3記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコー
ダ出力信号の水平周期における映像信号開始点または映
像信号終了点の位置関係の違いを検出し、自動的に表示
エリアを切替えるので、ユーザの手を煩わすことなく自
動的に最適な表示エリアの映像に切替えることのできる
効果を奏する。
【0079】請求項4記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコー
ダ出力信号の水平周期における映像開始点の違いを検出
し、自動的に表示エリアを切替えるので、ユーザの手を
煩わすことなく自動的に最適な表示エリアの映像に切替
えることのできる効果を奏する。
【0080】請求項5記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコー
ダ出力信号の水平周期における映像終了点の違いを検出
し、自動的に表示エリアを切替えるので、ユーザの手を
煩わすことなく自動的に最適な表示エリアの映像に切替
えることのできる効果を奏する。
【0081】請求項6記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、ハイビジョン信号の送出過程、あるいは再生
過程において垂直帰線期間にハイビジョン信号の判別用
の制御信号を挿入し、受像機にてその制御信号をデコー
ドし、自動的に表示エリアを切替えるので、映像内容に
関係なく常に最適な表示エリアの映像を得ることができ
る効果を奏する。
【0082】請求項7記載のハイビジョン方式判別装置
によれば、デジタルハイビジョン信号が、1125/5
9.94/2:1システムの信号について自動的に入力
ソースを判別することができる効果を奏する。
【0083】請求項8記載のハイビジョン受像機によれ
ば、デジタルハイビジョン信号とMUSEデコーダ出力
信号を判別し、自動的に表示エリアを切替えるので、ユ
ーザの手を煩わさずに最適な表示エリアの映像を得るこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるハイビジョン
受像機の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1であるハイビジョン
方式判別装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 MUSEデコーダ出力信号の垂直同期信号付
近の信号フォーマットと映像信号処理装置で生成される
垂直同期信号を示す図である。
【図4】 デジタルハイビジョン信号の水平同期信号付
近の信号フォーマットと映像信号処理装置で生成される
水平同期信号を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1であるハイビジョン
方式判別装置の各ポイントの垂直周期での波形を示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態1であるハイビジョン
方式判別装置の各ポイントの水平周期での波形を示す図
である。
【図7】 この発明の実施の形態2であるハイビジョン
方式判別装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態2であるハイビジョン
方式判別装置の各ポイントの水平同期周期での信号波形
を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1であるハイビジョン
方式判別装置の各ポイントの垂直周期での信号波形を示
す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3であるハイビジョ
ン方式判別装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態3であるハイビジョ
ン方式判別装置のハイビジョン信号に挿入する制御信号
を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態3であるハイビジョ
ン方式判別装置の各ポイントの水平同期周期での信号波
形を示す図である。
【図13】 従来のハイビジョン方式判別装置及びハイ
ビジョン受像機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 映像信号処理装置、 2 表示エリア設定装置(表
示エリア設定手段)、3 表示装置、 9 ハイビジョ
ン方式判別装置、 101 検出ライン選択回路(ライ
ン選択手段)、 102 クロック生成回路、 103
映像検出回路(映像検出手段)、 110 判定回路
(判定手段)、111 映像抜き取り制御回路(制御手
段)、 120 制御信号抜き取り制御回路(制御信号
検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA01 BA13 BA20 DA01 5C058 AA01 BA35 5C063 AA11 AB03 AB17 AC01 CA01 CA23 CA34 5C082 AA02 BA41 BC16 CA84 CB01 MM09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MUSEデコーダ出力信号と、デジタル
    ハイビジョン信号の1フレーム当たりの有効ライン数の
    違いにより、MUSEデコーダ出力信号では映像信号が
    なく、デジタルハイビジョン信号では映像信号が存在す
    る複数の走査ラインのうち、それら全部、もしくは一部
    のラインを選択するライン選択手段と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記選択されたラインにおいて前記映像検出手段の出力
    が判定条件を満たしたときデジタルハイビジョン信号と
    判定する判定手段とを備えたことを特徴とするハイビジ
    ョン方式判別装置。
  2. 【請求項2】 MUSEデコーダ出力信号の映像開始ラ
    インの直前又は直後のラインを選択するライン選択手段
    と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記選択されたラインにおいて前記映像検出手段の出力
    が判定条件を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と
    判定する判定手段とを備えたことを特徴とするハイビジ
    ョン方式判別装置。
  3. 【請求項3】 MUSEデコーダ出力信号と、デジタル
    ハイビジョン信号の有効映像領域における水平同期信号
    と、映像信号開始点または映像信号終了点の位置関係の
    違いにより、MUSEデコーダ出力信号では映像信号が
    なく、デジタルハイビジョン信号では映像信号が存在す
    る水平位置において制御信号を出力する制御手段と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記映像検出手段の出力と前記制御信号との位置関係が
    判定条件を満たしたときデジタルハイビジョン信号と判
    定する判定手段とを備えたことを特徴とするハイビジョ
    ン方式判別装置。
  4. 【請求項4】 MUSEデコーダ出力信号の映像開始点
    の直前又は直後において制御信号を出力する制御手段
    と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記映像検出手段の出力と前記制御信号との位置関係が
    判定条件を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と判
    定する判定手段とを備えたことを特徴とするハイビジョ
    ン方式判別装置。
  5. 【請求項5】 MUSEデコーダ出力信号の映像終了点
    の直前又は直後において制御信号を出力する制御手段
    と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記映像検出手段の出力と前記制御信号との位置関係が
    判定条件を満たしたときMUSEデコーダ出力信号と判
    定する判定手段とを備えたことを特徴とするハイビジョ
    ン方式判別装置。
  6. 【請求項6】 ハイビジョン信号の垂直帰線期間の所定
    位置に制御信号を重畳し、 前記ハイビジョン信号に重畳された前記制御信号を検出
    する制御信号検出手段と、 入力された映像信号のうち映像部分を検出する映像検出
    手段と、 前記映像検出手段の出力と前記制御信号とによりハイビ
    ジョン方式を判別する手段とを備えたことを特徴とする
    ハイビジョン方式判別装置。
  7. 【請求項7】 前記デジタルハイビジョン信号は、11
    25/59.94/2:1システムの信号であることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6の何れかに
    記載のハイビジョン方式判別装置。
  8. 【請求項8】 MUSEデコーダ出力信号とデジタルハ
    イビジョン信号を判別するハイビジョン方式判別装置
    と、 前記ハイビジョン方式判別装置の結果を基に、それぞれ
    の方式に最適な表示エリアに設定する表示エリア設定手
    段とを備え、 前記ハイビジョン方式判別装置は、請求項1、2、3、
    4、5又は6の何れかに記載のハイビジョン方式判別装
    置により構成したことを特徴とするハイビジョン受像
    機。
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