JP2000174031A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

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JP2000174031A
JP2000174031A JP10343426A JP34342698A JP2000174031A JP 2000174031 A JP2000174031 A JP 2000174031A JP 10343426 A JP10343426 A JP 10343426A JP 34342698 A JP34342698 A JP 34342698A JP 2000174031 A JP2000174031 A JP 2000174031A
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layer
film
emitter
collector
hbt
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Naoki Furuhata
直規 古畑
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良質なパッシベーション膜を用いることによ
り、高性能化及び高信頼性を図る。 【解決手段】 半絶縁性のGaAs基板10上に、厚さ
100nmのi−GaAsのバッファ層11が形成され
ている。そして、バッファ層11上に、厚さ1000n
mのn−GaAsのコレクタ層12、厚さ80nmのp
−GaAsのベース層13及び厚さ100nmのn−I
nGaAsのエミッタ層14が順次に積層されたHBT
において、パッシベーション膜19をGaS(硫化ガリ
ウム)膜で形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタ(以下、「HBT」とも表記する。)
に関し、特に、表面再結合電流の発生を抑制してデバイ
ス特性及び信頼性を向上させた、III-V族化合物半導体
を用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】III-V族化合物半導体を用いたHBT
は、優れた高周波特性と高い電流駆動能を有するため、
移動体通信機や光通信システムにおける、高周波素子や
高出力素子への応用が有望視され、すでに一部で実用化
されている。HBTの実用化にあたっては、デバイス特
性の向上とともに、その信頼性の向上が重要であり、こ
の目的のため、従来から種々のHBT構造が提案されて
きた。
【0003】HBTのデバイス特性を向上させるために
は、ベース中の電子の走行時間を短縮させることと、エ
ミッタ・ベース間の再結合電流を抑制することが必要と
なる。特に、ベース層が露出している構造のHBTにお
いては、その露出部分が再結合中心となり、表面再結合
電流が増加する。すると、電流増幅率が低下するととも
に雑音特性が劣化してデバイス特性が劣化する。
【0004】また、HBTの信頼性は、高温通電試験中
の電流増幅率の変動で評価される。そして、試験中に電
流増幅率が低下するHBTには、多くの場合ベース電流
のリークが見られる。したがって、ベース層表面の再結
合電流の増加が、試験中のHBT素子の電流増幅率の低
下の原因、すなわち信頼性の劣化の原因と考えられる。
【0005】このため、近年のHBTにおいては、ベー
ス層の露出部分をなくすため、図11に模式的に示すよ
うなヘテロガードリング50を設けることが一般的であ
る。ヘテロガードリング50を設けることにより、外部
エミッタを空乏化させて、ベース表面を外部に露出しな
いようにして保護することができる。その結果、ベース
表面出の再結合電流が抑制されベースリーク電流が低減
して、電流増幅率の向上が見られた。しかし、単にヘテ
ロガードリング50を設けただけでは、ベースリーク電
流の発生を十分に抑制することはできず、HBTの信頼
性を向上させるには至っていない。
【0006】そこで、ベースリーク電流の発生をより一
層抑制するために、HBTのパッシベーション膜が注目
された。パッシベーション膜としては、SiO2、Si
NまたはSiONなどの絶縁膜が一般に用いられてい
る。そして、文献1:「中島ら、ジャパニーズ・ジャー
ナル・オブ・アプライド・フィジックス、第31巻、第
2343−2348頁、1992年(O. Nakajima et a
l. Japanese Journal ofApplied Physics, Vol. 31, p
p. 2343 - 2348, 1992)」には、パッシベーション膜を
SiNとSiO2とで比較したところ、SiO2の方がS
iNよりも劣化が少ないことが報告されている。
【0007】ところが、これらの絶縁膜を、GaAsを
はじめとするIII-V族化合物半導体上に堆積すると、界
面に準位が形成される上、界面に応力がかかり歪みを生
じるという問題がある。この歪みは、III-V族化合物半
導体の格子欠陥の原因となる。そして、格子欠陥は、再
結合中心となるため、表面再結合電流が増加して信頼性
が低下する原因となる。
【0008】そこで、界面準位の形成を緩和する技術
が、文献2:「シー・ジェイ・サンドロフら、アプライ
ド・フィジックス・レターズ、第51巻、第33−35
頁、1987年(C. J. Sandroff et al. Applied Phys
ics Letters, Vol. 51 pp. 33- 35, 1987)」及び文献
3:「エス・シカタら、ジャーナル・オブ・アプライド
・フィジックス、第69巻、第2717−2718頁、
1991年(S. Shikataet al. Journal of applied Ph
ysics, Vol. 69 pp. 2717 - 2718, 1991)」に開示され
ている。
【0009】これらの文献に開示の技術によれば、硫化
ナトリウム(NaS)又は硫化アンモニウム[(N
42X]の溶液にHBTを浸漬して、HBTの表面
に硫黄(S)原子を付着させることにより界面準位を低
下させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文献2又は文献3に開示の技術によりHBTの表面に付
着させただけの硫黄原子は、不安定なため蒸発しやす
く、時間の経過とともに表面から次第に脱離してしま
う。このため、硫黄原子の付着により界面準位を恒久的
に低下させることは困難であり、良質なパッシベーショ
ン膜は未だに得られていなかった。
【0011】本発明は、上記の事実にかんがみなされた
ものであり、良質なパッシベーション膜を用いることに
より、高性能化及び高信頼性を図ったヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタによれば、半導体基板上に、それぞれIII-V族
化合物半導体からなる第1導電型のコレクタ層、第2導
電型のベース層及び第1導電型のエミッタ層が順次に積
層され、パッシベーション膜が形成された構成を有する
ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、パッシベ
ーション膜を、III族原子を含む硫化物により構成して
ある。
【0013】このように、本発明では、パッシベーショ
ン膜をIII族原子を含む硫化物により構成してあるの
で、硫黄原子が界面のダングリングボンドと結合するこ
とにより、界面準位を低下させることができる。また、
III族原子を含む硫化物の膜をIII-V族化合物半導体上に
形成しても、界面にかかる応力が少なく、歪みを生じる
おそれが少ない。このため、III-V族化合物半導体の界
面に格子欠陥が発生することを抑制することができる。
このように、III族原子を含む硫化物をパッシベーショ
ン膜として形成することにより、表面再結合電流の発生
を抑制して、電流増幅率や雑音特性といったデバイス特
性の向上を図ることができる。
【0014】その上、III族原子を含む硫化物は、上述
した文献3記載の溶液状態の硫化物とは異なり、安定し
た固体層として形成される。このため、III族原子を含
む硫化物によりパッシベーション膜を形成すれば、界面
準位を恒久的に低下させておくことができる。したがっ
て、デバイスの信頼性の向上を図ることができる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、パッ
シベーション膜を硫化ガリウム(GaS)、硫化アルミ
ニウム(AlS)又は硫化インジウム(InS)として
ある。
【0016】これらのGaS、AlS及びInSは、い
ずれもワイドギャップの安定した結晶構造を有する。こ
のため、これらの硫化物を材料とすれば、十分な絶縁性
を有し、かつ、短期間で変性するおそれのないパッシベ
ーション膜が得られるので、デバイスの信頼性のより一
層の向上を図ることができる。
【0017】また、請求項3記載の発明によれば、パッ
シベーション膜を、硫化物の膜と絶縁膜とにより構成さ
れた二重膜とした構成としてある。また、請求項4記載
の発明によれば、絶縁膜を、シリコン酸化膜(SiO2
膜)、シリコン窒化膜(SiN膜)またはシリコン酸化
窒化膜(SiON膜)としてある。このように、パッシ
ベーション膜を二重膜とすれば、パッシベーション膜を
厚くした場合の強度補完に有効である。
【0018】また、請求項5記載の発明によれば、コレ
クタ層と前記ベース層との間に、当該コレクタ層の不純
物濃度よりも高濃度の不純物がドーピングされたサブコ
レクタ層を設け、当該サブコレクト層上に、コレクタ電
極を設けた構成としてある。
【0019】このように、高不純物濃度のサブコレクタ
層を設ければ、コレクタ電極と接触抵抗を低減してコレ
クタ抵抗を低減することができる。その結果、デバイス
の特性、特に、遮断周波数を向上させることができる。
また、遮断周波数の向上に伴って、最高発振周波数も向
上する。また、コレクト抵抗を低減することにより、雑
音特性も改善される。
【0020】また、請求項6記載の発明によれば、エミ
ッタ層上に、当該エミッタ層の禁制帯幅よりも禁制帯幅
が狭く、かつ、当該エミッタ層の不純物濃度よりも不純
物濃度が高いエミッタキャップ層を設け、当該エミッタ
キャップ層上にエミッタ電極を設けた構成としてある。
【0021】このように、高不純物濃度で禁制帯幅の狭
いエミッタキャップ層を設ければ、エミッタ電極との接
触抵抗を低減してエミッタ抵抗を低減することができ
る。その結果、デバイスの特性、特に、遮断周波数を向
上させることができる。また、遮断周波数の向上に伴っ
て、最高発振周波数も向上する。また、エミッタ抵抗を
低減することにより、雑音特性も改善される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第1実施形態]先ず、図1を参照して、第1実施形態
のHBTの構成について説明する。図1は、第1実施形
態のHBTの構成を説明するための断面図を示す。
【0023】図1に示すように、本実施形態のHBTに
おいては、半絶縁性のGaAs基板10上に、厚さ10
0nmのi−GaAsのバッファ層11が形成されてい
る。そして、バッファ層11上に、厚さ1000nmの
n−GaAsのコレクタ層12、厚さ80nmのp−G
aAsのベース層13及び厚さ100nmのn−InG
aAsのエミッタ層14が順次に積層されている。さら
に、本実施例では、エミッタ層14上に、厚さ100n
mのn+−GaAsのエミッタキャップ層15が形成さ
れている。
【0024】本実施形態では、コレクタ層12には、n
型の不純物のケイ素原子(Si)が5×1017cm-3
濃度でドーピングされている。また、ベース層13に
は、p型の不純物の炭素原子(C)が5×1019cm-3
の濃度でドーピングされている。また、エミッタ層14
には、Siが3×1017cm-3の濃度でドーピングされ
ている。そして、エミッタ層の禁制帯幅は、ベース層の
禁制帯幅よりも広くなっている。また、エミッタキャッ
プ層15には、Siが1×1018cm-3以上の高濃度で
ドーピングされている。
【0025】また、ベース層13は、コレクタ層12上
の位置部分に形成されており、コレクタ層12上のその
他の一部分には、コレクタ電極16が形成されている。
また、エミッタ層14も、ベース層13上の位置部分に
形成されており、ベース層13上のその他の一部分に
は、ベース電極17が形成されている。また、エミッタ
層14は、途中で一段狭くなっている。そして、エミッ
タキャップ層15上には、エミッタ電極18が形成され
ている。
【0026】本実施形態では、コレクタ電極16は、A
u(金)/Ge(ゲルマニウム)/Ni(ニッケル)合
金からなり、ベース電極17は、Ti(チタン)/Pt
(白金)/Au合金からなり、また、エミッタ電極18
は、WSi(タングステンシリサイド)からなる。
【0027】そして、HBTの上面は、各電極上に開口
部を有するパッシベーション膜19で覆われている。す
なわち、コレクタ層12上の、ベース層13もコレクタ
電極16も形成されていない領域は、パッシベーション
膜19で覆われている。また、ベース層12上の、エミ
ッタ層14もベース電極17も形成されていない領域も
パッシベーション膜19で覆われている。さらに、この
パッシベーション膜19は、エミッタ層14及びエミッ
タキャップ層15の側面も覆っている。特に、本実施形
態では、このパッシベーション膜19を、III族原子を
含む硫化物であるGaS(硫化ガリウム)により形成し
ている。
【0028】このように、パッシベーション膜をIII族
原子を含む硫化物であるGaSにより構成すれば、S
(硫黄)原子が界面のダングリングボンドと結合するこ
とにより、例えばベース層13の界面準位を低下させる
ことができる。また、ベース層をはじめとする各GaA
s層上にGaS膜を形成しても、格子定数が近いため界
面にかかる応力が少なく、各GaAs層に歪みを生じる
おそれが少ない。このため、各GaAs層の界面に格子
欠陥が発生することを抑制することができる。
【0029】したがって、GaSからなるパッシベーシ
ョン膜を形成することにより、HBTの表面再結合電流
の発生を抑制して、電流増幅率や雑音特性といったデバ
イス特性の向上を図ることができる。たとえば、コレク
タ電流密度1×104A/cm2において、電流増幅率2
00という高い値が得られ、また、エミッタサイズ依存
性も少なかった。また、雑音特性も2GHzにおいて、
min=0.6dBと良好であった。さらに、コレクタ
電圧2.0V、コレクタ電流密度2×104A/cm2
ジャンクション温度200℃の条件下で信頼性試験を行
った結果、連続1000時間、デバイス特性が変化する
ことはなかった。
【0030】また、GaS膜は、ワイドギャップの安定
した結晶構造を有する固体層である。このため、GaS
膜を用いれば、十分な絶縁性を有し、かつ、短期間で変
性するおそれのないパッシベーション膜が得られるの
で、デバイスの信頼性のより一層の向上を図ることがで
きる。なお、GaSの代わりに、硫化アルミニウム(A
lS)又は硫化インジウム(InS)を用いてパッシベ
ーション膜19を形成しても同様の効果が得られる。
【0031】[第2実施形態]次に、図2を参照して、
本発明の第2実施形態について説明する。図2は、第2
実施形態のHBTの構成を説明するための断面図であ
る。本実施例のHBTの構成は、コレクタ層12とベー
ス層13との間に、厚さ500nmのn−GaAsのサ
ブコレクタ層21を設け、コレクタ層12の厚さを50
0nmとした点を除いては、上述した第1実施形態のH
BTの構成と同一である。このため、第1実施形態と同
一構成成分には、同一の符号を付してその詳細な説明を
省略する。
【0032】このサブコレクタ層21には、コレクタ層
12の不純物濃度(5×1011cm-3)よりも高濃度と
なるように、Siを1×1018cm-3以上ドーピングさ
れている。そして、このサブコレクタ層21上に、コレ
クタ電極16が設けられている。
【0033】このように、高不純物濃度のサブコレクタ
層21を設ければ、コレクタ電極と接触抵抗を低減して
コレクタ抵抗を低減することができる。その結果、デバ
イスの特性のうちの遮断周波数を特に向上させることが
できる。また、遮断周波数の向上に伴って、最高発振周
波数も向上する。さらに、デバイス特性のうちの雑音特
性も改善される。
【0034】次に、図8及び図9を参照して、第2実施
形態のHBTの製造方法について説明する。図8の
(A)〜(C)は、HBTの製造方法を説明するための
前半の断面工程図であり、図9の(A)〜(C)は、図
8の(C)に続く後半の断面工程図である。
【0035】先ず、半絶縁性GaAs基板10上に、分
子線エピタキシ法(MBE)又は有機金属気相成長法
(MOVPE)により、バッファ層11、コレクタ層1
2、サブコレクタ層21、ベース層13、エミッタ層1
4及びエミッタキャップ層15を順次に成長させる(図
8の(A))。
【0036】なお、コレクタ層12及びサブコレクタ層
21以外の各層の厚さ、材料及び不純物濃度は、上述の
第1実施形態のものと実質的に同一である。またコレク
タ層12及びサブコレクタ層21の厚さ、材料及び不純
物濃度は、完成後のHBTにおけるものと実施的に同一
である。
【0037】次に、エミッタキャップ層15上全面にW
Si層(図示せず)を形成し、このWSi層上に、レジ
ストパタン24を形成する。そして、このレジストパタ
ン24をエッチングマスクとして用いて、WSi層に対
してドライエッチングを行い、レジストパタン24直下
にエミッタ電極18を画成する(図8の(B))。
【0038】続いて、このレジストパタン24およびエ
ミッタ電極18をエッチングマスクとして用いて、エミ
ッタキャップ層15及びエミッタ層14に対して、ウエ
ットエッチングを行う。このウエットエッチングでは、
エミッタ層14の途中までエッチングを行い、エッチン
グマスク外に露出したエミッタ層14を厚さ40nm残
す(図8の(C))。
【0039】さらに、エミッタ層14に対して、ウエッ
トエッチングを行って、エッチングマスク露出したエミ
ッタ層14を、エッチングマスクの周辺部分を残して除
去し、その下のベース層13露出させる。すなわち、こ
のウエットエッチングによりエミッタ層14が画成され
る。次に、露出したベース層13上の一部分のち、画成
されたエミッタ層14の近傍に、ベース電極17を形成
する(図9の(A))。
【0040】次に、エミッタ電極18上からベース電極
17上にわたりレジストパターン(図示せず)を形成
し、このレジストパターンをエッチングマスクとして用
いて、ベース層13の露出部分に対してエッチングを行
い、その下のコレクタ層12を露出させる。そして、露
出したコレクタ層12上にコレクタ電極16を形成する
(図9の(B))。
【0041】最後に、デバイス上全面に、MBE法によ
り、GaS19を堆積して、パッシベーションを行い、
各電極部分上のみ開口して、HBTを完成させる(図9
の(C))。なお、GaS19をMBE法により堆積す
るにあたっては、原料として、金属ガリウム(Ga)と
硫化水素(H2S)とを用いると良い。また、GaS1
9の代わりに、AlSやInSもMBE法により形成す
ることができる。
【0042】また、GaS19は、MOVPE法により
堆積しても良い。その場合、III族原子の原料としての
トリメチルガリウム(TMG)と、硫黄原子の原料とし
てH2Sとを用いると良い。また、III族原子の原料とし
ては、このほかに、トリエチルガリウム(TEG)を用
いても良い。また、GaとSとのクラスターである
[(t−Bu)GaS]4を用いれば、一つの原料から
GaSを形成することができる。
【0043】また、AlSをMOVPE法により堆積す
る場合には、III族原子の原料としてトリメチルインジ
ウム(TMI)を用いると良い。また、InSを堆積す
る場合には、III族原子の原料としてトリメチルアルミ
ニウム(TMI)を用いると良い。
【0044】[第3実施形態]次に、図3を参照して、
本発明の第3実施形態について説明する。図3は、第3
実施形態のHBTの構成を説明するための断面図であ
る。本実施例のHBTの構成は、エミッタ層14上のG
aAsのエミッタキャップ層15上に、InGaAsの
エミッタキャップ層23を設け、このエミッタキャップ
層23上にエミッタ電極18を設けた構成としてある。
【0045】そして、InGaAsのエミッタキャップ
層23の禁制帯幅は、GaAsのエミッタキャップ層1
5の禁制帯幅よりも狭く、高濃度の不純物ドーピングが
可能である。そこで、本実施形態では、InGaAsの
エミッタキャップ層23に、不純物としてSiをエミッ
タ層14よりも高濃度の1×1018cm-3以上ドーピン
グしている。
【0046】なお、第2実施形態では、エミッタ層14
及びエミッタキャップ層15の厚さを第1実施形態での
厚さに対して半減させ、かつ、エミッタキャップ層23
を設けた点除いては、上述した第1実施形態のHBTの
構成と同一である。このため、第1実施形態と同一構成
成分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0047】このように、高不純物濃度で禁制帯幅の狭
いエミッタキャップ層23を設ければ、エミッタ電極1
8との接触抵抗を低減してエミッタ抵抗を低減すること
ができる。その結果、デバイスの特性のうちの特に遮断
周波数を向上させることができる。さらに、遮断周波数
の向上に伴って最高発振周波数も向上する。また、エミ
ッタ抵抗を低減することにより、デバイス特性のうちの
雑音特性も改善される。
【0048】[第4実施形態]次に、図4を参照して、
本発明の第4実施形態について説明する。図4は、第4
実施形態のHBTの構成を説明するための断面図であ
る。本実施例のHBTは、パッシベーション膜22を、
GaS19の膜と絶SiO2膜の絶縁膜とにより構成さ
れた二重膜とした点を除いては、上述の第1実施形態と
同一の構成を有する。このため、第1実施形態と同一の
構成成分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
【0049】このように、パッシベーション膜を二重膜
とすれば、パッシベーション膜を厚くした場合の強度補
完に有効である。なお、絶縁膜として、SiO2膜20
の代わりに、シリコン窒化膜(SiN膜)またはシリコ
ン酸化窒化膜(SiON膜)を形成しても良い。
【0050】[第5実施形態]先ず、図5を参照して、
第5実施形態のHBTの構成について説明する。図5
は、第5実施形態のHBTの構成を説明するための断面
図を示す。
【0051】図5に示すように、本実施形態のHBTに
おいては、半絶縁性のInP基板30上に、厚さ100
nmのi−InPまたはi−InAlAsのバッファ層
31が形成されている。そして、このバッファ層31上
に、厚さ1000nmのn−InGaAsのコレクタ層
32、厚さ80nmのp−InGaAsのベース層33
及び厚さ100nmのn−InPまたはn−InAlA
sのエミッタ層34が順次に積層されている。さらに、
本実施例では、エミッタ層34上に、厚さ100nmの
+−InGaAsのエミッタキャップ層35が形成さ
れている。
【0052】本実施形態では、コレクタ層32には、n
型の不純物のケイ素原子(Si)が5×1017cm-3
濃度でドーピングされている。また、ベース層33に
は、p型の不純物のベリリウム(Be)が5×1019
-3の濃度でドーピングされている。また、エミッタ層
34には、Siが3×1017cm-3の濃度でドーピング
されている。そして、エミッタ層の禁制帯幅は、ベース
層の禁制帯幅よりも広くなっている。また、エミッタキ
ャップ層35には、Siが1×1018cm-3以上の高濃
度でドーピングされている。
【0053】また、ベース層33は、コレクタ層32上
の位置部分に形成されており、コレクタ層32上のその
他の一部分には、コレクタ電極36が形成されている。
また、エミッタ層34も、ベース層33上の位置部分に
形成されており、ベース層33上のその他の一部分に
は、ベース電極37が形成されている。また、エミッタ
層34は、途中で一段狭くなっている。そして、エミッ
タキャップ層35上には、エミッタ電極38が形成され
ている。また、本実施形態では、各電極は、それぞれ第
1実施形態と同じ材料で形成されている。
【0054】そして、HBTの上面は、各電極上に開口
部を有するパッシベーション膜19で覆われている。そ
して、本実施形態では、このパッシベーション膜19
を、III族原子を含む硫化物であるGaSにより形成し
ている。
【0055】このように、GaSでパッシベーション膜
を形成することにより、HBTの表面再結合電流の発生
を抑制して、電流増幅率や雑音特性といったデバイス特
性の向上を図ることができる。たとえば、コレクタ電流
密度1×104A/cm2において、電流増幅率500と
いう高い値が得られ、また、エミッタサイズ依存性も少
なかった。また、雑音特性も2GHzにおいて、Fmin
=0.4dBと良好であった。さらに、コレクタ電圧
2.0V、コレクタ電流密度2×104A/cm2、ジャ
ンクション温度200℃の条件下で信頼性試験を行った
結果、連続1000時間、デバイス特性が変化すること
はなかった。
【0056】なお、本実施形態においても、GaSの代
わりに、硫化アルミニウム(AlS)又は硫化インジウ
ム(InS)を用いてパッシベーション膜19を形成し
ても同様の効果が得られる。
【0057】[第6実施形態]次に、図6を参照して、
本発明の第6実施形態について説明する。図6は、第6
実施形態のHBTの構成を説明するための断面図であ
る。本実施例のHBTの構成は、コレクタ層32とベー
ス層33との間に、厚さ500nmのn−GaAsのサ
ブコレクタ層40を設け、かつ、コレクタ層32の厚さ
を500nmとした点を除いては、上述した第5実施形
態のHBTの構成と同一である。このため、第5実施形
態と同一構成成分には、同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0058】このサブコレクタ層40には、コレクタ層
32の不純物濃度(5×1011cm-3)よりも高濃度と
なるように、Siを1×1018cm-3以上ドーピングさ
れている。そして、このサブコレクタ層40上に、コレ
クタ電極36が設けられている。
【0059】このように、高不純物濃度のサブコレクタ
層40を設ければ、上述の第1実施形態と同様に、コレ
クタ電極と接触抵抗を低減してコレクタ抵抗を低減する
ことができる。その結果、デバイスの特性のうちの遮断
周波数を特に向上させることができる。また、遮断周波
数の向上に伴って、最高発振周波数も向上する。さら
に、デバイス特性のうちの雑音特性も改善される。
【0060】次に、図10を参照して、第6実施形態の
HBTの製造方法について説明する。図10の(A)〜
(C)は、第6実施形態のHBTの製造方法を説明する
ための前半の断面工程図であり、後半の工程は、第2実
施例で説明した図9の(A)〜(C)に示す工程と同様
である。
【0061】先ず、半絶縁性InP基板30上に、MB
E法又はMOVPE法により、バッファ層31、コレク
タ層32、サブコレクタ層40、ベース層33、エミッ
タ層34及びエミッタキャップ層35を順次に成長させ
る(図10の(A))。
【0062】なお、コレクタ層32及びサブコレクタ層
40以外の各層の厚さ、材料及び不純物濃度は、上述の
第5実施形態のものと実質的に同一である。またコレク
タ層32及びサブコレクタ層40の厚さ、材料及び不純
物濃度は、完成後のHBTにおけるものと実質的に同一
である。
【0063】次に、エミッタキャップ層35上全面にW
Si層(図示せず)を形成し、このWSi層上に、レジ
ストパタン24を形成する。そして、このレジストパタ
ン24をエッチングマスクとして用いて、WSi層に対
してドライエッチングを行い、レジストパタン24直下
にエミッタ電極38を画成する(図10の(B))。
【0064】続いて、このレジストパタン24およびエ
ミッタ電極38をエッチングマスクとして用いて、エミ
ッタキャップ層35及に対して、燐酸系または硫酸系の
エッチャントによりウエットエッチングを行う。このウ
エットエッチングでは、エミッタキャップ層35のみが
エッチングされ、エッチング層34の表面でエッチング
が停止する(図10の(C))。以下の工程は、上述し
た第2実施例において、図9に示した工程と同様である
ので詳細な説明を省略する。
【0065】[第7実施形態]次に、図7を参照して、
本発明の第7実施形態について説明する。図7は、第7
実施形態のHBTの構成を説明するための断面図であ
る。本実施例のHBTは、パッシベーション膜22を、
GaS19の膜と絶SiO2膜の絶縁膜とにより構成さ
れた二重膜とした点を除いては、上述の第5実施形態と
同一の構成を有する。このため、第5実施形態と同一の
構成成分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
【0066】このように、パッシベーション膜を二重膜
とすれば、パッシベーション膜を厚くした場合の強度補
完に有効である。なお、絶縁膜として、SiO2膜20
の代わりに、シリコン窒化膜(SiN膜)またはシリコ
ン酸化窒化膜(SiON膜)を形成しても良い。
【0067】上述した実施の形態においては、本発明を
特定の条件で構成した例について説明したが、本発明
は、種々の変更を行うことができる。例えば、各半導体
層の不純物濃度及びドーパントの種類は、上述した実施
形態のものに限定されるものではなく、任意好適なもの
とすることができる。例えば、ドーパントして、セレン
(Se)、スズ(Sn)、ベリリウム(Be)またはマ
グネシウム(Mg)を用いても良い。また、基板の種類
は、半絶縁性GaAsに限定する必要はなく、例えば、
i―AlGaAs基板やシリコン基板を用いても良い。
また、電極の材料も、任意好適なものを用いることがで
きる。また、上述の実施形態では第1および第2導電型
をn型およびp型としたが、この発明では、導電型を入
れ替えてあってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、パッシベーション膜をIII族原子を含む硫化物
により構成してあるので、表面再結合電流の発生を抑制
して、電流増幅率や雑音特性といったデバイス特性の向
上を図ることができる。その上、III族原子を含む硫化
物は、安定した固体層として形成されため、これにより
パッシベーション膜を形成すれば、界面準位を恒久的に
低下させておくことができる。したがって、デバイスの
信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図2】第2実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図3】第3実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図4】第4実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図5】第5実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図6】第6実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図7】第7実施形態のHBTの構成を説明するための
断面図である。
【図8】(A)〜(C)は、第2実施形態のHBTの製
造方法を説明するための前半の断面工程図である。
【図9】図8の(C)に続く、後半の断面工程図であ
る。
【図10】(A)〜(C)は、第6実施形態のHBTの
製造方法を説明するための断面工程図である。
【図11】従来のHBTの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 半絶縁性GaAs基板 11 バッファ層 12 コレクタ層 13 ベース層 14 エミッタ層 15 エミッタキャップ層(GaAs) 16 コレクタ電極 17 ベース電極 18 エミッタ電極 19 GaS膜 20 SiO2膜 21 サブコレクタ層 22 パッシベーション膜 23 エミッタキャップ層(InGaAs) 24 レジストパタン 30 半絶縁性GaAs基板 31 バッファ層 32 コレクタ層 33 ベース層 34 エミッタ層 35 エミッタキャップ層 36 コレクタ電極 37 ベース電極 38 エミッタ電極 40 サブコレクタ層 50 ヘテロガードリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F003 AP07 BA11 BA13 BA92 BA93 BB01 BC01 BC02 BC05 BE01 BE02 BF03 BF06 BG03 BH08 BH99 BM03 BP11 BP12 BP32 BP94 BS07 BS08 5F058 BA20 BD01 BD04 BD10 BD15 BD18 BF06 BF20 BF21 BF22 BF27 BJ01 BJ10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、それぞれIII-V族化合
    物半導体からなる第1導電型のコレクタ層、第2導電型
    のベース層及び第1導電型のエミッタ層が順次に積層さ
    れ、パッシベーション膜が形成された構成を有するヘテ
    ロ接合バイポーラトランジスタにおいて、 前記パッシベーション膜を、III族原子を含む硫化物に
    より構成したことを特徴とするヘテロ接合バイポーラト
    ランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記パッシベーション膜を硫化ガリウム
    (GaS)、硫化アルミニウム(AlS)又は硫化イン
    ジウム(InS)としたことを特徴とする請求項1記載
    のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記パッシベーション膜を、前記硫化物
    の膜と絶縁膜とにより構成された二重膜としたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のヘテロ接合バイポーラト
    ランジスタ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜を、シリコン酸化膜(SiO
    2膜)、シリコン窒化膜(SiN膜)またはシリコン酸
    化窒化膜(SiON膜)としたことを特徴とする請求項
    3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  5. 【請求項5】 前記コレクタ層と前記ベース層との間
    に、当該コレクタ層の不純物濃度よりも高濃度の不純物
    がドーピングされたサブコレクタ層を設け、当該サブコ
    レクト層上に、コレクタ電極を設けたことを特徴とする
    請求項1、2、3又は4記載のヘテロ接合バイポーラト
    ランジスタ。
  6. 【請求項6】 前記エミッタ層上に、当該エミッタ層の
    禁制帯幅よりも禁制帯幅が狭く、かつ、当該エミッタ層
    の不純物濃度よりも不純物濃度が高いエミッタキャップ
    層を設け、当該エミッタキャップ層上にエミッタ電極を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10225525A1 (de) * 2002-06-10 2003-12-18 United Monolithic Semiconduct Verfahren zur Herstellung eines Hetero-Bipolar-Transistors und Hetero-Bipolar-Transistor
KR100494559B1 (ko) * 2002-11-21 2005-06-13 한국전자통신연구원 에미터 렛지를 갖는 이종접합 쌍극자 트랜지스터 제조방법
JP2007173841A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Cree Inc ベース領域上に炭化ケイ素保護層を有する炭化ケイ素バイポーラ接合トランジスタとその製造方法
JP2013536576A (ja) * 2010-07-26 2013-09-19 クリー インコーポレイテッド 表面パッシベーションのための半導体レッジ層を有する電子デバイス構造
WO2014051723A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Intel Corporation Non-planar semiconductor device having germanium-based active region with release etch-passivation surface

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