JP2000173967A - プラズマ洗浄装置の基板搬送機構 - Google Patents

プラズマ洗浄装置の基板搬送機構

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JP2000173967A
JP2000173967A JP34185098A JP34185098A JP2000173967A JP 2000173967 A JP2000173967 A JP 2000173967A JP 34185098 A JP34185098 A JP 34185098A JP 34185098 A JP34185098 A JP 34185098A JP 2000173967 A JP2000173967 A JP 2000173967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジンの取り扱いを容易にすることができ
るプラズマ洗浄装置の基板搬送機構を提供することを目
的とする。 【解決手段】 発生させたプラズマにより基板Aを洗浄
するチャンバー2に対し、基板Aを搬送するプラズマ洗
浄装置の基板搬送機構において、未処理基板Aaおよび
処理基板Abをチャンバー2に搬入・搬出する搬入・搬
出部12と、供給側マガジン7aを介して未処理基板A
aを供給するマガジン供給部8と、排出側マガジン7b
を介して処理基板Abを排出するマガジン排出部9と、
未処理基板Aaを供給側マガジン7aから搬入・搬出部
12に受け渡す未処理基板移載手段91と、処理基板A
bを搬入・搬出部12から排出側マガジン7bに受け渡
す処理基板移載手段92と、空マガジン7cをマガジン
供給部8からマガジン排出部9に移送するマガジン移送
手段10とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発生させたプラズ
マにより基板を洗浄するチャンバーに対し、マガジンか
ら未処理基板を送り出すと共にマガジンに処理基板を送
り込むようにしたプラズマ洗浄装置の基板搬送機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマガジンを用いた基板搬
送機構として、例えば特開平9−41164号公報に記
載のものが知られている。この公報に記載の装置は、プ
ラズマ洗浄装置とワイヤボンディング装置とを備えた複
合機であり、機台上の搬送路に沿って、プラズマ洗浄装
置の主体を為すチャンバーと、ワイヤボンディング装置
の主体を為すワイヤボンダとが配設されている。また、
チャンバーの搬送方向手前には基板を供給する基板搬入
機構が、ワイヤボンダの搬送方向先方には基板を排出す
る基板搬出機構が、それぞれ配設されている。
【0003】基板搬入機構には、複数枚の未処理基板を
棚板状に並べて収容した供給側マガジンが配設され、同
様に基板搬出機構には、複数枚の処理基板(処理済み基
板)を棚板状に並べて収容した排出側マガジンが配設さ
れている。プッシャにより、供給側マガジンから搬送路
上に突き出された未処理基板は、順送り機構により、チ
ャンバーに導かれここで洗浄が行われ、続いて、ワイヤ
ボンダに導かれここでワイヤボンディングが行われ、処
理基板となって排出側マガジンに送り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の基板
搬送機構(基板搬入機構および基板搬出機構)では、供
給側および排出側にそれぞれ多数のマガジンを用意して
おくと、マガジンが無駄になると共に邪魔になる。この
ため、通常は、供給側マガジンから全ての未処理基板を
送り出してマガジンが空になると、これを排出側に持ち
込んで排出側マガジンとして使用することになる。かか
る場合、マガジンを人的に搬送する必要があり、且つ場
合によっては装置を停止させる必要もあり、マガジンの
取り扱いが煩雑なる問題があった。
【0005】本発明は、マガジンの取り扱いを容易にす
ることができるプラズマ洗浄装置の基板搬送機構を提供
することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基板搬送機構
は、発生させたプラズマにより基板を洗浄するチャンバ
ーに対し、基板を搬送するプラズマ洗浄装置の基板搬送
機構において、未処理基板および処理基板をチャンバー
に対し、それぞれ搬入・搬出する搬入・搬出部と、未処
理基板を収容する供給側マガジンを介して未処理基板を
供給するマガジン供給部と、処理基板を収容する排出側
マガジンを介して処理基板を排出するマガジン排出部
と、未処理基板を供給側マガジンから搬入・搬出部に受
け渡す未処理基板移載手段と、処理基板を搬入・搬出部
から排出側マガジンに受け渡す処理基板移載手段と、空
になった供給側マガジンをマガジン供給部からマガジン
排出部に移送するマガジン移送手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】この構成によれば、供給側マガジンに収容
した未処理基板は、未処理基板移載手段により供給側マ
ガジンから搬入・搬出部に受け渡され、搬入・搬出部に
よりチャンバーに搬入される。また、チャンバーから搬
入・搬出部を介して搬出された処理基板は、処理基板移
載手段により搬入・搬出部から排出側マガジンに受け渡
される。一方、全ての未処理基板を送り出して空になっ
た供給側マガジンは、マガジン移送手段によりマガジン
供給部からマガジン排出部に移送され、排出側マガジン
として利用される。このように、空マガジンを、マガジ
ン移送手段によりマガジン供給部からマガジン排出部に
移送するようにしているため、空マガジンを人的に移送
する手間、および空マガジンを管理する手間を省くこと
ができる。
【0008】この場合、マガジン移送手段は、先端部に
設けた載置部に供給側マガジンを載置可能な載置アーム
と、載置アームを基端部を中心に回転させて、載置部を
マガジン供給部およびマガジン排出部に臨ませる回転機
構とを有することが、好ましい。
【0009】この構成によれば、空マガジンの移送を載
置アームの回転で行うようにしているため、空マガジン
の移送を精度良く且つ簡単な構造で、迅速に行うことが
できる。また、供給側マガジンと排出側マガジンとが対
向して配設されている場合には、180度回転させるこ
とで、空マガジンの向き(姿勢)も同時に変えることが
できる。なお、載置アームの回転は、一方向の回転でも
よいし、正逆方向の回転(回動)でもよい。
【0010】この場合、マガジン供給部は、供給側マガ
ジンを載置する供給側載置台と、供給側載置台を介して
供給側マガジンを昇降させる供給側昇降機構とを有し、
マガジン排出部は、排出側マガジンを載置する排出側載
置台と、排出側載置台を介して排出側マガジンを昇降さ
せる排出側昇降機構とを有し、載置アームの載置部と、
供給側載置台および排出側載置台とは、それぞれ相互に
上下方向にすり抜け可能な形状に形成されていること
が、好ましい。
【0011】この構成によれば、空マガジン(供給側マ
ガジン)を供給側載置台から載置アームの載置部に移載
する場合には、載置部を供給側載置台に臨ませておい
て、供給側載置台を下降させる。これにより、供給側載
置台が載置部に対し上側から下側にすり抜け、空マガジ
ンが供給側載置台から載置部に受け渡される。また、空
マガジン(供給側マガジン)を載置アームの載置部から
排出側載置台に移載する場合には、載置部を排出側載置
台に臨ませておいて、排出側載置台を上昇させる。これ
により、排出側載置台が載置部に対し下側から上側にす
り抜け、供給側マガジンが載置部から排出側載置台に受
け渡される。このように、特別な移載手段を用いること
なく、空マガジンを、供給側載置台および排出側載置台
と載置アームの載置部との間で、簡単に移載することが
できる。
【0012】これらの場合、搬入・搬出部は、未処理基
板を載置する第1載置部材と、処理基板を載置する第2
載置部材とを有していることが、好ましい。
【0013】この構成によれば、1つの搬送工程におい
て、未処理基板を第1載置部材に載置してチャンバーに
搬入し、この状態で処理基板を第2載置部材に載置して
チャンバーから搬出することができ、搬入・搬出部の無
駄な動きをなくすことができ、且つ基板の搬入・搬出を
迅速に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るプラズマ洗浄装置およびその運転
方法について説明する。このプラズマ洗浄装置は、例え
ばベアチップを直接ワイヤボンディングする際に、ボン
ディングにおけるボンディングパッドとボンディングワ
イヤとの接合強度を向上させるため、基板のボンディン
グパッドを乾式で洗浄するものである。すなわち、真空
容器であるチャンバーにアルゴンなどのプラズマ反応ガ
スを充填し、これに高周波電圧を印加することで、プラ
ズマを発生させ、そのプラズマのプラスに帯電したイオ
ンがマイナスに帯電したボンディングパッドに向かって
加速され、ボンディングパッドの表面の粒子(実施形態
の場合にはニッケル成分)を叩き出すことにより、これ
を洗浄するものである。
【0015】図1および図2は、実施形態のプラズマ洗
浄装置の全体の装置構成を表した斜視図である。同図に
示すように、このプラズマ洗浄装置1は、内部にプラズ
マを発生されて導入した基板Aを洗浄する一対のチャン
バー2,2と、一対のチャンバー2,2に交互に高周波
電圧を印加する電源部3と、一対のチャンバー2,2に
プラズマ反応ガスであるアルゴンガスおよびリークの為
の窒素ガスを交互に供給するガス供給部4と、各チャン
バー2内を真空状態にする一対の真空吸引部5,5と、
一対のチャンバー2,2に対し基板Aを交互に搬入・搬
出する搬入・搬出部6と、搬入・搬出部6に供給側マガ
ジン7aを介して未処理基板Aaを供給するマガジン供
給部8と、搬入・搬出部6から受け取った処理基板Ab
を排出側マガジン7bを介して装置外に排出するマガジ
ン排出部9と、空になった供給側マガジン(空マガジ
ン)7aをマガジン供給部8からマガジン排出部9に移
送するマガジン移送部10とを備えている。
【0016】各チャンバー2は、真空容器である箱状の
チャンバー本体21と、チャンバー本体21の前面に設
けられたフランジ状の蓋体22とを有している。蓋体2
2は、両側に設けた蓋ガイド23,23によりチャンバ
ー本体21に対し進退自在に構成され、且つチャンバー
本体21の側面に設けたチャンバー開閉シリンダ(エア
ーシリンダ)24のピストンロッド25と連結板26で
連結されている。また、蓋体22の内側には、2枚の基
板A,Aを載置するトレイ27が取り付けられており、
トレイ27は蓋体22と共に進退する。チャンバー開閉
シリンダ24が駆動して、蓋体22が前進すると、チャ
ンバー本体21が開放されると共に、基板Aを載置した
トレイ27が引き出され、蓋体22が後退すると、トレ
イ27が押し込まれると共にチャンバー本体21が閉塞
される。
【0017】また、図3に示すように、各チャンバー2
には、電源部3に接続された第1高周波電極28と、ア
ースされた第2高周波電極29とが設けられている。こ
の場合、第1高周波電極28は、上記のトレイ27の下
部に配設される一方、第2高周波電極29は、チャンバ
ー本体21を構成するケーシングにより構成されてい
る。なお、チャンバー開閉シリンダ24は、図示左側の
チャンバー2aでは、その左側面に取り付けられ、右側
のチャンバー2bでは、その右側面に取り付けられてい
る。また、図示しないが、チャンバー本体21と蓋体2
2との間には、チャンバー2の気密性を保持すべく、O
リング等のシール部材が介在している。
【0018】電源部3は、高周波電源31と、自動整合
器32と、電源切替器33とを有している。電源切替器
33は、図示しない制御装置に接続され、制御装置の切
替指令により、一対のチャンバー2,2に対し高周波電
源31を交互に切り替える。自動整合器32は、チャン
バー2に印加した高周波の反射波による干渉を防止する
ものであり、この場合には、一対のチャンバー2,2に
対し1台の自動整合器32を対応させているが、各チャ
ンバー2に対し1台の自動整合器32を対応させるよう
にしてもよい。かかる場合には、高周波電源31、電源
切替器33、自動整合器32の順で結線される。
【0019】ガス供給部4は、図外のアルゴンガスボン
ベに連なるアルゴンガス供給管41と、図外の窒素ガス
ボンベに連なる窒素ガス供給管42と、各チャンバー2
に連なる一対のガス導入管43,43と、アルゴンガス
供給管41および窒素ガス供給管42と一対のガス導入
管43,43とを接続するガス切替管44とを有してい
る。アルゴンガス供給管41および窒素ガス供給管42
には、それぞれマニアルで操作されるアルゴンガス供給
バルブ45および窒素ガス供給バルブ46が設けられて
いる。また、アルゴンガス供給管41にはマスフローコ
ントローラ47が介設され、また窒素ガス供給管42に
はパージ流量計48が介設され、それぞれガス流量を制
御できるようになっている。
【0020】ガス切替管44は、アルゴンガス供給管4
1に連なる2本のアルゴン側分岐管44a,44aと、
窒素ガス供給管42に連なる2本の窒素側分岐管44
b,44bとを有し、各アルゴン側分岐管44aと各窒
素側分岐管44bの合流部分に上記の各ガス導入管43
が接続されている。両アルゴン側分岐管44a,44a
には、それぞれ電磁弁で構成されたアルゴン側切替バル
ブ49,49が介設され、また両窒素側分岐管44b,
44bには、それぞれ電磁弁で構成された窒素側切替バ
ルブ50,50が介設されている。一対のアルゴン側切
替バルブ49,49および一対の窒素側切替バルブ5
0,50は、上記の制御装置に接続され、制御装置の切
替指令により、開閉する。この場合、アルゴン側切替バ
ルブ49は、アルゴンガスのガス量を精度良く制御する
ため、上記のマスフローコントローラ47の制御信号に
基づいて、フィードバック制御される。
【0021】アルゴンガス供給バルブ45および窒素ガ
ス供給バルブ46は、それぞれ常時「開」となってお
り、一対のチャンバー2,2,に交互にアルゴンガスを
導入する場合には、両窒素側切替バルブ50,50が
「閉」となり、両アルゴン側切替バルブ49,49の一
方が「開」、他方が「閉」となる。また、後述するリー
クの為に窒素ガスを導入する場合には、両アルゴン側切
替バルブ49,49が「閉」となり、両窒素側切替バル
ブ50,50の一方が「開」、他方が「閉」となる。な
お、図中の符号51は、プラズマ反応ガスとして、アル
ゴンガスの他、酸素ガスを導入可能とする場合(仮想線
にて図示)に、開閉される開閉電磁弁である。
【0022】各真空吸引部5は、真空ポンプ61と、真
空ポンプ61と各チャンバー2を接続する真空配管62
とを有している。真空配管62には、チャンバー2側か
ら真空計63、圧力調整バルブ64およびメインバルブ
65が介設されている。メインバルブ65は電磁弁で構
成されており、メインバルブ65が「開」状態で、フレ
キシブル管67を介して真空配管62と真空ポンプ61
とが連通し、チャンバー2内の真空引きが行われる。
【0023】搬入・搬出部6は、両チャンバー2,2
と、マガジン供給部8およびマガジン排出部9との間
で、基板Aを搬送する基板搬入搬出機構12を有すると
共に、基板搬入搬出機構12と両チャンバー2,2,と
の間で基板Aを移載するチャンバー側移載機構13と、
基板搬入搬出機構12と供給側・排出側両マガジン7
a,7bとの間で基板Aを移載するマガジン側移載機構
14とを有している。
【0024】供給側マガジン7aに収容されている未処
理基板Aaは、マガジン側移載機構14により基板搬入
搬出機構12に移載され、基板搬入搬出機構12により
下動位置からチャンバー2近傍の上動位置まで搬入され
る。ここで、チャンバー側移載機構13が駆動して、未
処理基板Aaを基板搬入搬出機構12からチャンバー2
のトレイ27に移載する。一方、処理基板Abは、チャ
ンバー側移載機構13によりトレイ27から基板搬入搬
出機構12に移載され、基板搬入搬出機構12により上
動位置から供給側・排出側両マガジン7a,7b近傍の
下動位置まで搬出される。ここで、マガジン側移載機構
14が駆動して、処理基板Abを基板搬入搬出機構12
から排出側マガジン7bに移載する。
【0025】基板搬入搬出機構12は、図外の機台に取
り付けられた基板昇降装置71と、基板昇降装置71に
取り付けられた基板Y動装置72と、基板Y動装置72
により図示の前後方向に移動する基板載置ステージ73
とを有している。
【0026】基板載置ステージ73は、ベースプレート
75上に、相互に平行に配設した3条の突条76,7
6,76により、上段および下段にそれぞれ2枚の基板
A,Aを棚板状に載置できるようになっている。すなわ
ち、3条の突条76,76,76には、それぞれ上下に
内向きの受け部(図示省略)が突出形成されており、こ
の受け部により上段に2枚の未処理基板Aaを載置する
前後一対の第1載置部77が、下段に2枚の処理基板A
bを載置する前後一対の第2載置部78が構成されてい
る。すなわち、供給側マガジン7aから移載される未処
理基板Aaは第1載置部77に載置され、各チャンバー
2のトレイ27から移載される処理基板Abは第2載置
部78に載置される。
【0027】基板Y動装置72は、後述する基板昇降装
置71の昇降ブロック85に取り付けられており、減速
機付きの基板Y動モータ80と、基板Y動モータ80に
より回転するボールねじ81を有している。図示では省
略されているが、基板載置ステージ73は、基板昇降装
置71の昇降ブロック85との間で前後方向に進退自在
に構成(案内)されており、基板載置ステージ73の一
部に螺合するボールねじ81が、基板Y動モータ80に
より正逆回転することにより、基板載置ステージ73が
昇降ブロック85に対し、前後方向に進退する。
【0028】基板昇降装置71は、減速機付きの基板昇
降モータ83と、基板昇降モータ83のより回転するボ
ールねじ84と、ボールねじ84に螺号する雌ねじ部
(図示省略)形成した昇降ブロック85とを有してい
る。上述のように、基板載置ステージ73および基板Y
動装置72は昇降ブロック85に支持されており、昇降
ブロック85は、基板昇降モータ83を介して正逆回転
するボールねじ84により、昇降する。なお、基板昇降
装置71を基板Y動装置72に取り付け、基板昇降装置
71で基板載置ステージ73を昇降させ、基板Y動装置
72で基板昇降装置71および基板載置ステージ73を
前後動させるようにしてもよい。
【0029】供給側マガジン7aから未処理基板Aaを
受け取る場合には、供給側マガジン7aの該当する未処
理基板Aaの位置に、基板載置ステージ73の第1載置
部77が合致するように、基板昇降装置71および基板
Y動装置72を駆動する。具体的には、基板載置ステー
ジ73をホーム位置から後退および上昇させ、先ず一方
の第1載置部77を該当する未処理基板Aaに位置合わ
せし、さらに基板載置ステージ73の後退(前進)によ
り、他方の第1載置部77を該当する次の未処理基板A
aに位置合わせする。なお、詳細は後述するが、供給側
マガジン7aは昇降するようになっており、未処理基板
Aaの移載高さ位置(レベル)は、特定の位置に設定さ
れている。
【0030】また、処理基板Abを排出側マガジン7b
に受け渡す場合には、同様に第2載置部78の2枚の処
理基板Ab,Abを、それぞれ排出側マガジン7bの該
当する収容位置に位置合わせする。この場合も、排出側
マガジン7bは昇降するようになっており、処理基板A
bの移載高さ位置(上記の移載高さ位置とは異なるが)
は、特定の位置に設定されている。なお、基板載置ステ
ージ73に対し供給側マガジン7aおよび排出側マガジ
ン7bは、その左右両側に近接して配置されているため
(図示では離れているが)、基板Aの移載に際し基板載
置ステージ73を左右方向に移動させる必要はない。
【0031】一方、未処理基板Aaおよび処理基板Ab
をチャンバー2との間でやり取りする場合には、先ず基
板昇降装置71および基板Y動装置72を駆動して、ト
レイ27上の処理基板Aaと第2載置部78を位置合わ
せし、2枚の処理基板Ab,Abを第2載置部78に同
時に受け取る(詳細は後述する)。次に、基板載置ステ
ージ73をわずかに下降させ、第1載置部77の未処理
基板Aaとトレイ(の上面)27とを位置合わせし、2
枚の未処理基板Aa,Aaをトレイ27上に受け渡す。
なお、この場合も、基板載置ステージ73に対し両チャ
ンバー2,2は、その左右両側に近接して配置されてい
るため(図示では離れているが)、基板Aの移載に際し
基板載置ステージ73を左右方向に移動させる必要はな
い。
【0032】マガジン側移載機構14は、未処理基板A
aを供給側マガジン7aから基板搬入搬出機構12に送
り出す供給側シリンダ91と、処理基板Abを基板搬入
搬出機構12から排出側マガジン7bに送り込む排出側
シリンダ92とを有している。供給側シリンダ7bは図
外の機台に取り付けられており、そのピストンロッド9
4により、該当する未処理基板Aaの端を押して、これ
を供給側マガジン7aから基板搬入搬出機構12に送り
出す。
【0033】排出側シリンダ92は、図外の機台に取り
付けられ、マガジン供給部8およびマガジン排出部9間
に亘って延在するシリンダ本体95と、シリンダ本体9
5により左右方向に移動する送り爪装置96とを有して
いる。送り爪装置96は、ハウジング内にモータ等のア
クチュエータを収容すると共に、アクチュエータにより
上下動する送り爪97を有している。アクチュエータに
より送り爪97を所定の下動位置に移動させ、シリンダ
本体95により送り爪装置96を図示左方に移動させる
ことにより、送り爪97が処理基板Abの端を押して、
これを基板搬入搬出機構12から排出側マガジン7bに
送り込む。
【0034】供給側シリンダ91のピストンロッド94
の高さ位置および排出側シリンダ92の送り爪97の高
さ位置は、上記の移載高さ位置に設定され、且つ、ピス
トンロッド94側の移載高さ位置と送り爪97の移載高
さ位置とは、基板載置ステージ73の第1載置部77と
第2載置部78との間の段差分の差を有している。この
ため、基板載置ステージ73の第1載置部77と第2載
置部78を、それぞれ両移載高さ位置に位置合わせして
おいて、先ず排出側シリンダ92を駆動することで、処
理基板Abが第2載置部78から排側出マガジン7bに
送り込まれ、次に供給側シリンダ91を駆動すれば、未
処理基板Abが供給側マガジン7aから第1載置部77
に送り出される。もっとも、基板載置ステージ73、供
給側マガジン7aおよび排側出マガジン7bは昇降可能
であり、かつ送り爪97も上下動可能に構成されている
ため、必ずしも上記のように移載高さ位置を設定する必
要はない。
【0035】なお、詳細は後述するが、供給側マガジン
7aから送り出されるべき任意の1の未処理基板Aaの
選択、および処理基板Abが送り込まれるべき排出側マ
ガジンの任意の1の収容位置(何段目か)の選択は、マ
ガジン供給部8において供給側マガジン7aを昇降させ
ること、およびマガジン排出部9において排出側マガジ
ン7bを昇降させることで、行われる。
【0036】チャンバー側移載機構13は、一対のチャ
ンバー2,2間に亘って左右方向に延在するガイドケー
ス101と、ガイドケース101の一方に端に取り付け
た減速機付きのX動モータ102と、X動モータ102
により回転するボールねじ103と、ボールねじ103
により左右方向に移動する移載爪装置104とを有して
いる。移載爪装置104は、ハウジング内にモータ等の
アクチュエータを収容すると共に、アクチュエータによ
り上下動する移載爪105を有している。
【0037】移載爪105の先端は二股に形成されてお
り、トレイ27と基板搬入搬出機構12との間で、2枚
の基板A,Aを同時に移載可能に構成されている。移載
爪装置104は、ハウジングの部分でガイドケース10
1により左右方向の移動をガイドされており、X動モー
タ102を介してボールねじ103が正逆回転すること
により、移載爪装置104はガイドケース101に沿っ
て左右方向に移動する。また、アクチュエータの正逆駆
動により、移載爪105が上下動する。
【0038】基板搬入搬出機構12が第1載置部77に
未処理基板Aaを載置してチャンバー2に臨むと、X動
モータ102が駆動して移載爪装置104をトレイ27
の端位置に移動させ、続いて移載爪装置104が駆動し
て移載爪105を、トレイ27の上面位置まで下動させ
る。次に、X動モータ102が駆動して移載爪装置10
4を基板搬入搬出機構12側に移動させる。これによ
り、移載爪105がトレイ27上の2枚の処理基板Ab
を押すようにして移動させ、処理基板Abを基板搬入搬
出機構12の第2載置部78に受け渡す。次に、移載爪
105を未処理基板Aaに合わせてわずかに上動させた
後、移載爪装置104をトレイ27側に移動させること
により、移載爪105が2枚の未処理基板Aa,Aaを
第1載置部77からトレイ27上に受け渡す。なお、移
載爪105を二股とせず、基板Aを一枚ずつ移載させる
構造であってもよい。
【0039】マガジン供給部8は、複数個の供給側マガ
ジン7aを載置可能な供給側マガジン載置台111と、
供給側マガジン載置台111から供給された供給側マガ
ジン7aを昇降させる供給側昇降装置112と、供給側
マガジン7aを供給側マガジン載置台111から供給側
昇降装置112に送り込む供給側マガジンシリンダ11
3とを有している。一方、供給側マガジン7aは、複数
段に亘って基板Aを棚板状に収容できるように、両側壁
にそれぞれ複数の受け部が形成されている。そして、こ
のように構成された供給側マガジン7aは、未処理基板
Aaを収容した状態で、前面を基板搬入搬出機構12側
に向けて配設されている。なお、排出側マガジン7b
は、この供給側マガジン7aと全く同一のものである。
【0040】供給側マガジンシリンダ113は、供給側
昇降装置112の供給側マガジン7aが空になったとき
に、そのピストンロッド115により、供給側マガジン
載置台111に載置されている複数個の供給側マガジン
7aを順に送り込んで、新たに供給側マガジン7aを供
給側昇降装置112に供給する。なお、供給側マガジン
載置台111に新たに投入される供給側マガジン7a
は、ピストンロッド115が後退した状態で、供給側マ
ガジン載置台111のピストンロッド115側に投入さ
れる。
【0041】供給側昇降装置112は、減速機付きのマ
ガジン昇降モータ116と、マガジン昇降モータ116
のより回転するボールねじ117と、ボールねじ117
に螺号する雌ねじ部(図示省略)形成した昇降ブロック
118とを有している。未処理基板Aaを送り出す供給
側マガジン7aは、昇降ブロック118に支持されてお
り、昇降ブロック118は、マガジン昇降モータ116
を介して正逆回転するボールねじ117により、昇降す
る。
【0042】供給側昇降装置112に送り込まれた供給
側マガジン7aは適宜昇降し、その際上記の供給側シリ
ンダ91が、供給側マガジン7aに収容した未処理基板
Aaを1枚ずつ送り出してゆく。この場合、未処理基板
Aaを、供給側マガジン7aの最下段のものから順に送
り出してゆくことが、好ましい。すなわち、最初に最下
段の未処理基板Aaを移載高さ位置に位置合わせしてこ
れを送り出し、次に下から2段目の未処理基板Aaを移
載高さ位置に位置合わせ(下降)してこれを送り出す。
このようにして、最上段の未処理基板Aaを送り出した
ところで、供給側マガジン7aが空になるため、これを
さらに下降させてマガジン移送部10に受け渡すように
している。
【0043】マガジン排出部9は、マガジン供給部8と
同様に、複数個の排出側マガジン7bを載置可能な排出
側マガジン載置台121と、排出側マガジン7bを昇降
させる排出側昇降装置122と、処理基板Abで満杯に
なった排出側マガジン7bを排出側昇降装置122から
排出側マガジン載置台121に送り込む排出側マガジン
シリンダ123とを有している。排出側マガジンシリン
ダ123は、そのピストンロッド125により、満杯に
なった排出側マガジン7bを順次、排出側マガジン載置
台121送り込んでゆく。
【0044】排出側昇降装置122は、供給側昇降装置
112と同様に、マガジン昇降モータ126と、ボール
ねじ127と、昇降ブロック128とを有している。処
理基板Abが送り込まれる排出側マガジン7bは、昇降
ブロック128に支持されており、昇降ブロック128
は、マガジン昇降モータ126を介して正逆回転するボ
ールねじ127により、昇降する。この場合、空の排出
側マガジン7bは、マガジン移送部10を介して供給側
昇降装置112から供給される。
【0045】そして、この場合も、排出側昇降装置12
2の排出側マガジン7bは適宜昇降し、その際上記の排
出側シリンダ92が、排出側マガジン7bに処理基板A
bを1枚ずつ送り込んでゆく。この場合には、排出マガ
ジン7bを間欠上昇させらがら、処理基板Abを最上段
から順に収容してゆくことが、好ましい。なお、供給側
昇降装置112および排出側昇降装置122の各昇降ブ
ロック118,128は、各マガジン7a,7bを載置
するプレート部位118a,128aの中央が、広く
「コ」字状に切り欠かれており、後述するチャック装置
131が上下方向にすり抜け得るようになっている。
【0046】マガジン移送部10は、空マガジン(空に
なった供給側マガジン7a)7cを受け取って把持する
チャック装置131と、先端部でチャック装置131を
支持する回転アーム132と、回転アーム132を基端
部を中心に回転させる減速機付きの回転モータ133と
を有している。回転モータ133は、図外の機台に固定
されており、回転アーム133を水平面内において角度
180度、往復回転(回動)させ、チャック装置131
に把持した空マガジン7cをマガジン供給部8からマガ
ジン排出部9に移送する。チャック装置131は、上面
に空マガジン7cが載置されるハウジング135と、ハ
ウジング135内に収容したシリンダ(図示省略)と、
ハウジング135の上面から突出しシリンダにより離接
方向に相互に移動する一対のチャック136,136と
を有している。
【0047】一対のチャック136,136を離間する
方向に開いておいて、供給側昇降装置112に臨ませ、
この状態で、供給側昇降装置112に載置されている空
マガジン7cを下降させると、昇降ブロック118のプ
レート部位118aがチャック136を上側から下側に
すり抜けたところで、空マガジン7cがハウジング13
5の上面に載る。これにより、空マガジン7cが供給側
昇降装置112からマガジン移送部10に受け渡され
る。ここで、一対のチャック136,136を閉じるよ
うにして、空マガジン7cを把持する。空マガジン7c
がチャック装置121に不動に把持されたら、回転アー
ム132を回動させて空マガジン7cを排出側昇降装置
122に臨ませる。
【0048】このとき、排出側昇降装置122の昇降ブ
ロック128には排出側マガジン7bは無く、また昇降
ブロック128は下降位置にある。空マガジン7cが排
出側昇降装置122に臨んだら、チャック装置131に
よる把持状態を解除し、昇降ブロック128を上昇させ
る。昇降ブロック128が上昇し、そのプレート部位1
28aがチャック136を下側から上側にすり抜ける
と、空マガジン7cが昇降ブロック128を自動的に受
け取ってそのまま上昇する。なお、マガジン移送部10
により、マガジン供給部8からマガジン排出部9に移送
された空マガジン7cは、マガジン排出部9で排出側マ
ガジン7bとして利用されるが、空マガジン7cは回転
して移送されるため、その前部が搬入・搬出部6側に向
いた姿勢で、マガジン排出部9に受け渡される。このた
め、移送の前後等で別の装置により空マガジン7cの姿
勢を変える必要がない。
【0049】なお、搬入・搬出部6、マガジン供給部
8、マガジン排出部9およびマガジン移送部10におけ
るモータやシリンダなどのアクチュエータは、上述の制
御装置に接続され、制御装置により総括的に制御され
る。ここで、図4を参照して、制御装置による各部の動
きを順を追って説明する。
【0050】同図において、左側のチャンバー2aは基
板Aの洗浄工程にあり、右側のチャンバー2bは基板A
の搬入・搬出工程にあるものとする。右側のチャンバー
2bで洗浄済みの基板(処理基板Ab)Aが外部に引き
出される動きに合わせて、搬入・搬出部6は、マガジン
供給部8から未処理基板Aaを受け取って、右側のチャ
ンバー2bの近傍まで搬送する。ここで、搬入・搬出部
6は、右側のチャンバー2bから処理基板Abを受け取
り、続いて未処理基板Aaを右側のチャンバー2bに受
け渡す。右側のチャンバー2bは、未処理基板Aaを受
け取ると、これを内部に持ち込む。同時に、搬入・搬出
部6は、処理基板Abを搬送してマガジン排出部9に受
け渡す。
【0051】右側のチャンバー2bは、未処理基板Aa
を内部に持ち込むと、真空引きを経て洗浄工程に移行す
る。これと同時に、左側のチャンバー2aは、窒素ガス
によるリークを経て搬入・搬出工程に移行する。そして
こんどは、左側のチャンバー2aで処理基板Abが引き
出される動きに合わせて、搬入・搬出部6は、マガジン
供給部8から未処理基板Aaを受け取って、左側のチャ
ンバー2aに搬入する。すなわち、左右のチャンバー2
a,2bは交互に搬入・搬出工程と洗浄工程とを繰返
し、これに合わせて搬入・搬出部6は左右のチャンバー
2a,2bに対し、未処理基板Aaおよび処理基板Ab
を交互に搬入・搬出する。
【0052】次に、図5を参照して、左右の両チャンバ
ー2a,2bの搬入・搬出工程および洗浄工程とを、経
時的に説明する。同図において、例えば「チャンバ1」
を左側のチャンバー2aとし、「チャンバ2」を右側の
チャンバー2bと考える。搬入・搬出工程は、チャンバ
ー2への基板Aの搬入および搬出を行う基板搬入搬出工
程と、チャンバー2内を真空にする真空引き工程とから
成り、基板搬入搬出工程は、厳密にはチャンバー2の蓋
体22を開放してから閉塞するまでである。一方、洗浄
工程は、チャンバー2内にアルゴンガスを充填するガス
充填工程と、高周波電圧を印加して基板Aを洗浄するプ
ラズマ洗浄工程と、窒素ガスを送り込んでチャンバー2
内を大気圧まで昇圧するリーク工程とから成る。
【0053】同図に示すように、搬入・搬出工程および
洗浄工程は、いずれも30秒で設定されており、「チャ
ンバ1」で搬入・搬出工程を行っているときには、「チ
ャンバ2」で洗浄工程を行い、「チャンバ1」で洗浄工
程を行っているときには、「チャンバ2」では搬入・搬
出工程を行うようにしている。もちろん、リーク工程か
ら基板搬入搬出工程に移行するときには、搬入・搬出部
6は、基板Aをチャンバー2の近傍まで搬送してきてい
る。したがって、搬入・搬出部6による基板搬入の為の
時間は、真空引き工程に要する時間(20秒)以内とな
る。
【0054】以上のように本実施形態によれば、マガジ
ン移送部10により、空になった供給側マガジン(空マ
ガジン7c)7aを、マガジン供給部8からマガジン排
出部9に移送するようにしているため、人手によること
なく、マガジン供給部8から空マガジン7cから排出
し、且つこれをマガジン排出部9に供給することができ
る。したがって、マガジン7の管理が容易になると共
に、マガジン7を効率よく使用することができる。
【0055】なお、本発明は、空マガジンを回転送りし
ているが、直線送りするようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明のプラズマ洗浄装
置の基板搬送機構によれば、空になった供給側マガジン
が、マガジン供給部からマガジン排出部に自動的に移送
されて、排出側マガジンとして利用されるので、空マガ
ジンを人的に移送する手間、および空マガジンを管理す
る手間を省くことができる。したがって、マガジンを効
率よく活用できると共に、その取り扱いを容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプラズマ洗浄装置の
全体構造(上半部)を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るプラズマ洗浄装置の
全体構造(下半部)を示す斜視図である。
【図3】実施形態に係るプラズマ洗浄装置のチャンバー
の断面図である。
【図4】実施形態に係るプラズマ洗浄装置の動作を説明
する動作説明図である。
【図5】チャンバーの運転状態を経時的に説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 プラズマ洗浄装置 2 チャンバー 3 電源部 4 ガス供給部 5 真空吸引部 6 搬入・搬出部 7a 供給側マガジン 7b 排出側マガジン 7c 空マガジン 8 マガジン供給部 9 マガジン排出部 10 マガジン移送部 12 基板搬入搬出機構 13 チャンバー側移載機構 14 マガジン側移載機構 28 第1高周波電極 29 第2高周波電極 31 高周波電源 32 電源切替器 73 基板載置ステージ 77 第1載置部 78 第2載置部 91 供給側シリンダ 92 排出側シリンダ 112 供給側昇降装置 118 昇降ブロック 122 排出側昇降装置 128 昇降ブロック 131 チャック装置 132 回転アーム 133 回転モータ A 基板 Aa 未処理基板 Ab 処理基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生させたプラズマにより基板を洗浄す
    るチャンバーに対し、基板を搬送するプラズマ洗浄装置
    の基板搬送機構において、 未処理基板および処理基板を前記チャンバーに対し、そ
    れぞれ搬入・搬出する搬入・搬出部と、 未処理基板を収容する供給側マガジンを介して未処理基
    板を供給するマガジン供給部と、 処理基板を収容する排出側マガジンを介して処理基板を
    排出するマガジン排出部と、 未処理基板を前記供給側マガジンから前記搬入・搬出部
    に受け渡す未処理基板移載手段と、 処理基板を前記搬入・搬出部から前記排出側マガジンに
    受け渡す処理基板移載手段と、 空になった前記供給側マガジンを前記マガジン供給部か
    ら前記マガジン排出部に移送するマガジン移送手段とを
    備えたことを特徴とするプラズマ洗浄装置の基板搬送機
    構。
  2. 【請求項2】 前記マガジン移送手段は、先端部に設け
    た載置部に前記供給側マガジンを載置可能な載置アーム
    と、 前記載置アームを基端部を中心に回転させて、前記載置
    部を前記マガジン供給部および前記マガジン排出部に臨
    ませる回転機構とを有することを特徴とする請求項1に
    記載のプラズマ洗浄装置の基板搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記マガジン供給部は、前記供給側マガ
    ジンを載置する供給側載置台と、当該供給側載置台を介
    して当該供給側マガジンを昇降させる供給側昇降機構と
    を有し、 前記マガジン排出部は、前記排出側マガジンを載置する
    排出側載置台と、当該排出側載置台を介して当該排出側
    マガジンを昇降させる排出側昇降機構とを有し、 前記載置アームの載置部と、前記供給側載置台および前
    記排出側載置台とは、それぞれ相互に上下方向にすり抜
    け可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項
    2に記載のプラズマ洗浄装置の基板搬送機構。
  4. 【請求項4】 前記搬入・搬出部は、未処理基板を載置
    する第1載置部材と、処理基板を載置する第2載置部材
    とを有していることを特徴とする請求項1、2または3
    に記載のプラズマ洗浄装置の基板搬送機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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