JP2000173757A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2000173757A JP35009498A JP35009498A JP2000173757A JP 2000173757 A JP2000173757 A JP 2000173757A JP 35009498 A JP35009498 A JP 35009498A JP 35009498 A JP35009498 A JP 35009498A JP 2000173757 A JP2000173757 A JP 2000173757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱調理器において温度測定の精度を上げる
と測定回路の構成が複雑になりかつ測定速度も遅くな
る。 【解決手段】 温度検知手段の制御回路2への入力は、
制御回路2を構成するマイクロコンピューターのアナロ
グデジタル変換入力を用いて行い、且つ温度検知手段の
温度入力の状態、あるいは加熱手段の火力を調節する制
御手段の状態に応じて、そのアナログデジタル変換入力
の測定精度を変更する加熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータのアナログデジタル変換入力(以降AD入力と記
す)を用いた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な加熱調理器の構成を示す
ブロック図を図8に示す。図8において、1は負荷を加
熱するヒーター、2はヒーター1を入/切する制御回路
である。この制御回路は、商用交流電源へのヒーター1
の接続を行うリレー等で構成された駆動回路2aと、こ
の駆動回路2aに信号を出力するマイクロコンピュータ
2bとで構成され、このマイクロコンピュータは8bi
tの測定精度を持つAD変換入力端子を備えている。2
cは温度検知回路で、抵抗R2〜R6等により構成され
ている。3は負荷の温度を検知する温度センサーのサー
ミスタである。
【0003】この構成による温度検知の動作を図8と図
9に基づいて説明する。R6は、サーミスタ3の断線を
検知するための抵抗で、1.7MΩである。R3〜R5
はそれぞれ測定したい温度範囲にあわせた抵抗値で、例
えば、測定したい温度が200℃であるとき、サーミス
タが200℃で875Ωであれば、抵抗値を910Ωに
設定することによりマイクロコンピュータ2bのAD入
力には、AD変換の基準電圧の約1/2の電圧が入力さ
れ、1digitあたりの変化温度をもっとも精度よく
測定できるものである。
【0004】例えば、R3を910Ωと設定したとき、
200℃付近ではマイクロコンピュータの中のSW1の
みをGNDに接続して測定する。このときAD変換入力
端子に入力されるデータは、8bitすなわち255段
階の分解能のうちの130digitである。そしてそ
の測定精度は、約0.6℃/digit、つまり131
digitで約200.6℃となる。
【0005】その他の、R4とR5の抵抗値も同様で、
例えば、水の沸騰検知を行うには、100℃でもっとも
測定精度がよくでるようにし、沸騰検知を行ったり、追
加給水を検知して再沸騰させたり、温度の急上昇を検知
して調理物の焦げているのを検知したりしているもので
ある。また、自動パン焼き器や発酵機能付きオーブンに
おいては、パン生地の発酵を制御するには40℃前後で
もっとも精度がでるようにしているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上に示
す図7の従来の加熱調理器の構成では、第1の課題とし
て、商品に必要な仕様の温度点の数だけ、切り替えの抵
抗を必要としていた。またどの測定範囲でも精度を上げ
ようとして10bitの分解能を持つAD変換を行うと
測定速度が遅くなるという課題を有していた。このため
簡単な構成で、切り替えの抵抗の必要がなく、求める精
度を素早く得られる加熱調理器が要求されていた。
【0007】また、第2の課題として、一般的に温度検
知に用いられるサーミスタ等の負特性の素子は温度が低
くなると極端にその抵抗値が大きくなり、またポジスタ
等の正特性の素子では温度が低くなると極端にその抵抗
値が小さくなり、通常の温度域の測定抵抗値との比較で
は、AD変換の最小の分解能でも断線検知ができないた
め、断線検知専用の抵抗が必要であったりその他断線検
知用の回路を必要とするという課題を有していた。この
ため簡単な構成で精度よくセンサーの断線が検知できる
構成の加熱調理器が要求されている。
【0008】また、第3の課題として一般的に温度検知
に用いられるサーミスタ等の負特性の温度が高くなると
極端にその抵抗値が小さくなり、またポジスタ等の正特
性の素子では温度が低くなると極端にその抵抗値が大き
くなり、通常の温度域の測定抵抗値との比較では、最小
の分解能でも安全のための異常高温検知と通常の天ぷら
調理等で用いる高温域との区別が精度よくできないた
め、異常高温検知専用の抵抗が必要であったりその他異
常高温検知用の回路を必要とするという課題を有してい
た。このため簡単な構成で精度よくセンサーの高温域の
温度が検知できる構成の加熱調理器が要求されている。
【0009】また、第4の課題として、従来の加熱調理
器の揚げ物機能では天ぷら調理などで油の温度が安定し
ている状態で調理物を投入した場合に、油の温度の低下
幅を検知して火力を強めたりしているが、実際には油の
温度がかなり低下した後にセンサーの温度が下がるた
め、調理物の投入にあわせて火力を強めるのが少し遅れ
るという課題を有していた。また、加熱調理器の一部で
ある電気湯沸かし器で湯を保温している際に、湯量が少
なくなって水をつぎ足した場合に、従来の電気湯沸かし
器では湯温の低下を検知して火力を強くし、再度沸騰さ
せる機能が付いているものが多いが、実際には水温がか
なり低下した後にセンサーの温度が下がるため、少量の
水の追加では水の追加を検知できないという課題を有し
ていた。
【0010】このため、調理物の投入等の温度変化に合
わせて敏感に火力を調整する加熱調理器が要求されてい
る。
【0011】また、第5の課題として、温度の測定精度
を高めるために1本の測定抵抗で測定できる温度域を狭
く設定した場合には、その抵抗の切り替え作業に時間を
要するため、煮物調理など誤って火力の強いまま調理を
行い水分がなくなって調理物が焦げてしまうようなとき
の負荷の温度の急上昇を検知するのが遅れてしまうとい
う課題を有していた。このため、負荷の温度の急上昇時
には測定精度よりも測定速度を優先する加熱調理器が求
められている。
【0012】また、第6の課題として、温度の測定精度
を高めるために1本の測定抵抗で測定できる温度域を狭
く設定した場合には、その抵抗の切り替え作業に時間を
要するため、揚げ物調理などで調理物投入を検知して火
力が強められた後には、再び温度が上昇し始めるのを検
知するのが遅れてしまい火力が強すぎるまま調理をしば
らく続けてしまううという課題を有していた。このた
め、負荷の温度の急下降時には測定精度よりも測定速度
を優先する加熱調理器が求められている。
【0013】また、第7の課題として、測定の精度を高
く設定して単位温度上昇するのに必要な時間の変化によ
り行う水の沸騰検知や、ファジィ推論を用いた油の適温
維持を行っている際に、水や油の対流によりセンサーで
検知する温度が揺らぐと、水の沸騰検知がうまくいかな
かったり、油の適温維持が安定してできなくなるという
課題を有していた。このため、どんな状態でも安定した
温度検知のできる加熱調理器が求められている。
【0014】そこで水や油の対流によりセンサーで検知
する温度が揺らいださいにも、うまく沸騰検知や油の適
温維持のできる加熱調理器が求められている。
【0015】また、第8の課題として、実際の温度検知
の処理においては、最下位2bitもしくは3bitの
処理でその温度変化を捕らえられるにもかかわらず、フ
ルスケールの10bitで処理を行うため判定に時間が
かかり処理が遅くなるという課題を有していた。このた
め、温度変化に対して精度が高く且つ敏感に反応する加
熱調理器が求められている。
【0016】また、第9の課題として、測定速度を上げ
るためにAD入力の下位bitのみで処理を行っている
際にAD入力の下位複数bitのデータに関しては測定
値が最下位であるときと、最上位に1加算されたデータ
が全く同じであるという課題を有していた。このため、
安定して温度測定のできる加熱調理器が求められてい
る。
【0017】また、第10の課題として、測定速度を上
げるためにAD入力の下位bitのみで処理を行ってい
る際に停電などがあった場合には、その間の温度変化に
よっては下位複数bitのデータだけでは真のAD入力
の測定値がわからないという課題があった。このため、
どんな状態になっても安定して高い精度の温度測定を高
速に行える加熱調理器が求められている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために本発明は、温度検知手段の制御回路への入力
は、制御回路を構成するマイクロコンピュータのアナロ
グデジタル変換入力を用いて行い、且つ温度検知手段の
温度入力の状態、あるいは加熱手段の火力を調節する制
御手段の状態に応じて、そのAD入力の測定精度を変更
するようにしたものである。これにより、温度検知の精
度を必要とする場合にも、検知の速さを必要とする場合
にも対応できるという効果が得られる。
【0019】上記第2の課題を解決するために本発明
は、温度検知手段により測定した温度が所定温度以下で
あるとき、前記AD入力の測定精度を上げるようにした
ことにより、簡単な構成で精度よく温度センサーのサー
ミスタの断線故障を発見できる効果が得られる。
【0020】上記第3の課題を解決するために本発明
は、温度検知手段により測定した温度が所定温度以上で
あるとき、前記AD入力の測定精度を上げるようにした
ことにより、負荷の温度が異常な温度上昇を精度よく検
知できる効果が得られる。
【0021】また、上記第4の課題を解決するために本
発明は、温度検知手段のAD入力への所定入力単位毎の
変化時間が所定時間以上であるときに、AD入力の測定
精度を上げるようにしたことにより、調理物の投入や水
の追加等を敏感に検出できるという効果を得ることがで
きる。
【0022】また上記第5の課題を解決するために本発
明はそのAD入力の測定精度を変更し、精度を高めてい
る際に、所定以上の温度の急上昇を検知した場合には、
その測定精度を落とすようにしたため、負荷の調理物の
焦げ付き等の異常状態に素早く対応できるという効果を
得られる。
【0023】また上記第6の課題を解決するために本発
明はそのAD入力の測定精度を変更し、精度を高めてい
る際に、所定以上の温度の急低下を検知した場合には、
その測定精度を落とすようにしたため、調理物の投入等
の状態を素早く対応できるという効果を得られる。
【0024】また上記第7の課題を解決するために本発
明は、AD入力の測定値が上昇したり下降したりと安定
していない場合に測定精度を落とすことにより、測定す
る負荷の温度が上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのか
を安定して判断することができるという効果が得られ
る。
【0025】また上記第8の課題を解決するために本発
明は、そのAD入力の測定精度を低く設定してAD入力
値の上位bitのみを判断した後に、その測定精度を高
く設定して下位bitのみを測定するようにしたもの
で、必要な範囲のデータだけの処理だけでよいという効
果が得られる。
【0026】また上記第9の課題を解決するために本発
明は、測定精度を高く設定してAD入力の下位bitの
みを測定している際に、その入力値が下限値もしくは、
上限値になった場合に、その測定精度を落として上位複
数bitの測定を行うようにしたもので、データの誤判
定を防げるという効果が得られる。
【0027】また上記第10の課題を解決するために本
発明は、測定精度を高く設定してAD入力の下位bit
のみを測定している際に、制御手段に所定の信号が入力
された場合に、その測定精度を落として上位bitの測
定を行うようにしたもので、加熱調理器の動作が変化し
た場合にも、誤判定なく適切な測定精度に戻して安定し
た動作が得られるという効果が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明の加
熱調理器は、温度検知手段の制御回路への入力は、制御
回路を構成するマイクロコンピュータのアナログデジタ
ル変換入力を用いて行い、且つ温度検知手段の温度入力
の状態、あるいは加熱手段の火力を調節する制御手段の
状態に応じて、そのAD入力の測定精度を変更する構成
したものであり、これにより、測定精度が必要な場合と
測定の速度が優先される場合とを都度変更できる作用を
得るものである。
【0029】本発明の請求項2記載の発明の加熱調理器
は、請求項1記載の加熱調理器において、温度検知手段
により測定した温度が所定温度以下であるとき、前記A
D入力の測定精度を上げるようにしたものであり、これ
により温度測定の素子が低温、もしくは負特性の温度検
知素子場合は断線故障、正特性の素子の場合には短絡故
障の状態にあるときに測定精度を高める作用を得るもの
である。
【0030】本発明の請求項3記載の発明の加熱調理器
は、請求項1記載の加熱調理器において、温度検知手段
により測定した温度が所定温度以上であるとき、前記A
D入力の測定精度を上げるようにしたものであり、これ
により加熱している負荷の温度が所定温度以上に上昇し
ている際にはその測定精度を高めて詳細な温度上昇を検
知するという作用を得るものである。
【0031】本発明の請求項4記載の発明の加熱調理器
は、請求項1記載の加熱調理器において、温度検知手段
のAD入力への所定入力単位毎の変化時間が所定時間以
上であるときに、AD入力の測定精度を上げるようにし
たものであり、加熱している負荷の状態が安定している
ときにその温度状態の小さな変化を検出できるという作
用を得るものである。
【0032】本発明の請求項5記載の発明の加熱調理器
は、請求項1記載の加熱調理器において、そのAD入力
の測定精度を変更し、精度を高めている際に、所定以上
の温度の急上昇を検知した場合には、その測定精度を落
とすようにしたものであり、これにより負荷の温度の変
化があった場合には、その温度変化に素早く対応できる
という作用を得るものである。
【0033】本発明の請求項6記載の発明の加熱調理器
は、請求項5記載の加熱調理器において、そのAD入力
の測定精度を変更し、精度を高めている際に、所定以上
の温度の急低下を検知した場合には、その測定精度を落
とすようにしたものであり、これにより、これにより負
荷の温度の変化があった場合にはその温度変化に素早く
対応できるという作用を得るものである。
【0034】本発明の請求項7記載の発明の加熱調理器
は請求項5記載の加熱調理器において、そのAD入力の
測定精度を高く設定している際に、測定した温度が前回
測定した温度よりも所定回数連続して上昇しない、もし
くは所定回数連続して下降しない場合に、その測定精度
を落とすようにしたものであり、これにより測定温度が
安定しないときにはその測定精度を落とすという作用を
得るものである。
【0035】本発明の請求項8記載の発明の加熱調理器
は請求項1記載の加熱調理器において、そのAD入力の
測定精度を低く設定してAD入力値の上位bitのみを
判断した後に、その測定精度を高く設定して下位bit
のみを測定するようにしたことにより、高い精度の測定
を素早く行うことができるという作用を得るものであ
る。
【0036】本発明の請求項9記載の発明の加熱調理器
は、測定精度を高く設定してAD入力の下位bitのみ
を測定している際に、その入力値が下限値もしくは、上
限値になった場合に、その測定精度を落として上位複数
bitの測定を行うようにしたことにより、測定データ
の桁上がりや桁下がりの際には、AD入力の測定範囲全
体の測定を行うという作用を得るものである。
【0037】本発明の請求項10記載の発明の加熱調理
器は、測定精度を高く設定してAD入力の下位bitの
みを測定している際に、制御手段に所定の信号が入力さ
れた場合に、その測定精度を落として上位bitの測定
を行うようにしたことにより、加熱調理器の動作モード
に変化があった場合には、温度の測定をAD入力の測定
範囲全体の測定を行うという作用を得るものである。
【0038】
【実施例】以下、その実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1から第10の実施例の構成を示
すブロック図である。図1において、1は、負荷を加熱
する加熱手段でこの場合はヒーターを用いた例としてい
る。また誘導加熱方式の加熱調理器の場合は加熱コイル
がこれに該当する。2は制御回路で、リレー等により加
熱手段1のヒーターに電源を接続する駆動回路2a、8
bitと10bitの精度に切り替え可能なAD変換入
力を持つマイクロコンピュータ2b、温度検知回路2c
等により構成されている。3は負荷の温度を検知する温
度センサーのサーミスタである。このマイクロコンピュ
ータ2bや温度検知回路2cは5Vの直流基準電源によ
り駆動されているものである。
【0039】この構成においては、サーミスタ3の抵抗
値とR1とにより5Vの直流基準電源を分圧した電圧を
マイクロコンピュータ2bのAD入力端子に入力するこ
とによりサーミスタ3の抵抗値から負荷の温度を測定し
ているものである。
【0040】また本実施例においては、負特性の温度検
知素子のサーミスタを用いているが、その他負特性の温
度検知素子でも、また正特性の温度検知素子でも本発明
の効果は同等に得られるものである。
【0041】(実施例1)本発明の第1の実施例を具体
的に、図2に示す。サーミスタ3はB定数4215(5
0℃〜200℃)、200℃においてその抵抗値875
Ωとすると、約140℃にてAD入力が5Vの直流基準
電源の約1/2となりまた、8bitのAD変換入力を
用いたときにAD入力1digitあたりの温度変化分
も約0.5℃と換算されるようにしている。
【0042】そして温度が上昇するあるいは下降すると
1digitあたりの温度変化分が増加するため、所定
の温度すなわち所定のAD入力値となった時点で、AD
変換の精度を10bitに切り替えているものである。
【0043】(実施例2)本発明の第2の実施例の動作
を図2に示す。図1のような温度検知回路2cとサーミ
スタ3の回路においては、図2に示すようにおよそ−1
0℃にて1.7MΩで、このときAD入力値は直流基準
電源5Vに対し約0.05Vである。このとき8bit
の分解能に対して1digitあたりの温度変化は約1
℃を越えている。この時点でAD変換の分解能を10b
itに切り替えてやることにより、マイクロコンピュー
タ2bが測定する最低の単位1digitあたりの温度
変化として約0.3℃まで測定できるようになり、この
後さらに温度が低下しても温度を測定することができ、
サーミスタ3の断線故障か極低温なのかのの判断のため
の敷居値を−10℃以下とすることができる。
【0044】(実施例3)図2に本発明の加熱調理器の
第3の実施例の動作を示す。図1のような温度検知回路
2cとサーミスタ3の回路においては、図2に示すよう
におよそ190℃にて1075Ωで、このときAD入力
値は直流基準電源5Vに対し約4.7Vである。このと
き8bitの分解能に対して1digitあたりの温度
変化は約1℃を越えている。この時点でAD変換の分解
能を10bitに切り替えてやることにより、マイクロ
コンピュータ2bが測定する最低の単位1digitあ
たりの温度変化として0.25℃まで捕らえることがで
きるようになり、この後さらに温度上昇が続いても正確
な温度を測定することができるものである。
【0045】(実施例4)図3は本発明の第4の実施例
の動作を示すタイミングチャートである。図3では負荷
の鍋のなかで、あるいはジャーポットなどで湯沸かしを
している場合などの水温を測定している例である。
【0046】水温が上昇してゆくと、AD入力に入力さ
れる電圧の変化は徐々に緩やかになり、すなわち1di
git変化するのに要する時間は徐々に長くなってゆ
く。このとき、1digitあたり変化するのに要する
時間が5秒を越えた時点で、そのAD入力の測定精度を
10bitに変更しているものである。すると傾きの測
定時間データは1/4の値で行われ、8bitの分解能
では1digitの要する時間が20秒で沸騰検知と判
断していたものを、10bitの分解能では5秒で沸騰
検知と判断することができ、より正確な測定が行える。
【0047】また本発明は、天ぷら調理等のため油を適
温まで加熱し安定させる際にも有効である。
【0048】(実施例5)図4は本発明の第5の実施例
の動作を示すタイミングチャートである。図4では、負
荷の鍋の中で、煮物調理を行っている場合の温度変化を
例に挙げている。煮物調理において煮込みを行っている
際には調理物の温度は約90℃にて安定しているため、
測定精度10bitにて温度変化を測定し火力を調節し
ている。この調理途中で水分が蒸発し調理物が焦げ付い
て温度が急上昇し、1digitあたりの温度上昇変化
に要する時間が0.5秒以下となった場合測定精度を落
として8bitにての測定に切り替えている。これによ
りAD入力による温度の測定が素早くできるので、調理
物の焦げ付きが手遅れになる前に、加熱を停止してい
る。
【0049】(実施例6)図5は本発明の第6の実施例
の動作を示すタイミングチャートである。図4では、負
荷の鍋の中で、揚げ物調理を行っている場合の温度変化
を例に挙げている。揚げ物調理において油の予熱を行っ
ている際には油の温度は約180℃にて安定しているた
め、測定精度10bitにて温度変化を測定しファジィ
制御等により火力を調節し温度を一定に保っている。
【0050】このとき油の中に調理物が入れられると、
油の温度が急降下してしまう。ここでいったん油の温度
の急降下を検知すると、調理物が投入されたと判断した
後に測定精度を8bitに切り替えている。これにより
AD入力による温度の測定が素早くできるので、調理物
の加熱が進行するにつれて都度素早く火力の調整を行う
ことができる。
【0051】(実施例7)図6は本発明の第7の実施例
の動作を示すタイミングチャートである。図6において
は、負荷の鍋のなかで、あるいはジャーポットなどで湯
沸かしをしている場合などの水温を測定している例であ
る。
【0052】ここで、10bitで精密な測定を行って
いる場合において、鍋の中の対流などでその温度変化に
揺らぎがあると、例えば図6中のb+5〜b+8に至る
温度変化では、一旦上昇した温度が逆に下降したりとい
うデータが入力されている。このような温度変化があっ
た場合、すなわち本来単調増加のデータが連続して入力
されてしかるべき場合において、そうならなかった場合
に、測定の精度を8bitに切り替えているものであ
る。そうすると、図6中に示すようにa〜a+3までの
データが単調増加として取り扱えるものである。
【0053】(実施例8)図7に本発明の第8の実施例
の動作を示す。図7において、縦軸は10bitのデー
タのうち上位2bitのデータの変化を示しており、A
D入力の下から「00」「01」「10」「11」の順
にデータが変化している。横軸は10bitのデータの
うち下位8bitのデータの変化を示しており、AD入
力の下図中Aの範囲からDの範囲まで、16進表示で
「00」〜「FF」のデータが入力されている。
【0054】この第8の実施例においては、まず10b
itの分解能のうち上位2bitを測定して測定範囲が
A〜Dのうちどの範囲にいるかを測定しデータとして保
持してからその後は、下位8bitのみを素早く測定し
ているものである。
【0055】(実施例9)図7に本発明の第9の実施例
の動作を示す。本発明の第9の実施例においては、図7
の領域Bの測定エリアにおいてデータが16進数の「0
0」となった場合には、一旦上位2bitのデータを確
認し領域Aの測定エリアに移動したことを確認してその
後の下位8bitでの測定を継続いる。
【0056】また、図7の領域Bの測定エリアにおいて
データが16進数の「FF」となった場合にも、一旦上
位2bitのデータを確認し領域Cの測定エリアに移動
したことを確認してその後の下位8bitでの測定を継
続している。
【0057】(実施例10)本発明の第10の実施例に
おいては、加熱調理器を使用者が操作して、例えば一定
電力保持の加熱調理から一定温度保持で電力を調節する
揚げ物調理に調理モードが切り替えられた場合や、ある
いは商用電源の停電があって一時加熱を停止し再度復帰
した場合などには、図6に示すように、一旦上位2bi
tのデータを確認し領域A〜Dの測定エリアを確認して
からその後の下位8bitでの測定を継続しているもの
である。
【0058】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、温度検知手段の制御回路への入力は、制御回路を構
成するマイクロコンピュータのアナログデジタル変換入
力を用いて行い、且つ温度検知手段の温度入力の状態、
あるいは加熱手段の火力を調節する制御手段の状態に応
じて、そのAD入力の測定精度を変更する構成したもの
である。
【0059】これにより、測定精度が必要な場合と測定
の速度が優先される場合とを都度変更でき、安定した温
度制御のできる加熱調理器を得るという効果を得るもの
である。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の加熱調理器において、温度検知手段のサーミスタの
抵抗値が所定抵抗値以上であるとき、前記AD入力の測
定精度を上げるようにしたものであり、これにより温度
測定のサーミスタが低温もしくは断線の状態にあるとき
に測定精度を高め、安定してサーミスタの断線故障を検
出することのできる加熱調理器を得ることができるとい
う効果が得られる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の加熱調理器において、温度検知手段のサーミスタの
抵抗値が所定抵抗値以下であるとき、前記AD入力の測
定精度を上げるようにしたものであり、これにより加熱
している負荷の温度が所定温度以上に上昇している際に
はその測定精度を高めて詳細な温度上昇を検知でき、負
荷やその中の調理物の温度が以異常に温度上昇している
場合でも精度良くその異常状態を検出して、天ぷら調理
等のふつうの高温調理と区別することができるという安
全で使い勝手のよい加熱調理器を得ることができるとい
う効果が得られる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の加熱調理器において、温度検知手段のAD入力への
所定入力単位毎の変化時間が所定時間以上であるとき
に、AD入力の測定精度を上げるようにしたものであ
り、加熱している負荷の状態が安定しているときにその
温度状態の小さな変化を検知できる。このため、調理物
の温度が安定したことの検知、例えば水の沸騰検知や天
ぷら油の温度が調理に適した温度に保つことなどが正確
にでき、また逆に調理物の温度が安定な状態からはずれ
たことの検知、すなわちジャーポットにて湯を保温して
いるときの水の追加や、天ぷら調理で調理物が投入され
たことの検知が精度良く行える加熱調理器を得ることが
できるという効果を得られる。
【0063】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の加熱調理器において、そのAD入力の測定精度を変
更し、精度を高めている際に、所定以上の温度の急上昇
を検知した場合には、その測定精度を落とすようにした
ものであり、これにより負荷の温度の変化があった場合
にはその変化に素早く測定が追従し、適切な加熱の火力
の設定を行うことができる加熱調理器を得ることができ
るという効果を得ることができる。
【0064】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の加熱調理器において、そのAD入力の測定精度を変
更し、精度を高めている際に、所定以上の温度の急低下
を検知した場合には、その測定精度を落とすようにした
ものであり、これにより負荷の温度の変化があった場合
にはその温度変化に素早く追従し、適切な加熱の火力の
設定を行うことができる加熱調理器を得ることができる
という効果を得ることができる。
【0065】請求項7記載の発明によれば、請求項5記
載の加熱調理器において、そのAD入力の測定精度を高
く設定している際に、測定した温度が前回測定した温度
よりも所定回数連続して上昇しない、もしくは所定回数
連続して下降しない場合に、その測定精度を落とすよう
にしたものであり、これにより測定温度が安定しないと
きにはその測定精度を落とすことにより安定した温度制
御を行うことのできる加熱調理器を得ることができると
いう効果が得られる。
【0066】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の加熱調理器において、そのAD入力の測定精度を低
く設定してAD入力値の上位bitのみを判断した後
に、その測定精度を高く設定して下位bitのみを測定
するようにしたことにより、高い精度の測定を素早く行
うことができ、温度測定の精度も速度も満足した温度の
測定ができる加熱調理器を得ることができるという効果
が得られる。
【0067】請求項9記載の発明によれば、測定精度を
高く設定してAD入力の下位bitのみを測定している
際に、その入力値が下限値もしくは、上限値になった場
合に、その測定精度を落として上位複数bitの測定を
行うようにしたことにより、測定データの桁上がりや桁
下がりの際には、AD入力の測定範囲全体の測定を行う
ことのより、温度測定の精度も速度も満足した温度の測
定ができるうえに温度の後判定も防止できる加熱調理器
を得ることができるという効果が得られる。
【0068】請求項10記載の発明によれば、測定精度
を高く設定してAD入力の下位bitのみを測定してい
る際に、制御手段に所定の信号が入力された場合に、そ
の測定精度を落として上位bitの測定を行うようにし
たことにより、加熱調理器の動作モードに変化があった
場合には、温度の測定をAD入力の測定範囲全体の測定
を行うことにより、商用電源の停電があったりした場合
においても温度の誤判定も防止できる加熱調理器を得る
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第10の実施例の加熱調理器の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2と第3の実施例の加熱調理器の動
作を示すタイミングチャート
【図3】本発明の第4の実施例の加熱調理器の動作を示
すタイミングチャート
【図4】本発明の第5の実施例の加熱調理器の動作を示
すタイミングチャート
【図5】本発明の第6の実施例の加熱調理器の動作を示
すタイミングチャート
【図6】本発明の第7の実施例の加熱調理器の動作を示
すタイミングチャート
【図7】本発明の第8〜10の実施例の加熱調理器の動
作を示すタイミングチャート
【図8】従来例の加熱調理器の構成を示すブロック図
【図9】従来例の加熱調理器の動作を示すタイミングチ
ャート
【符号の説明】
1 加熱手段 2 制御回路 2a 駆動回路 2b マイクロコンピュータ 2c 温度検知回路 3 サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 利明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA01 AA08 AB04 AC09 AC33 AC35 AC52 AD02 AD04 AD24 AD37 BD21 BD22 CD13 CD14 CD22 CD40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を加熱する加熱手段と、調理物も
    しくは調理物を収容した容器の温度を測定する温度検知
    手段と、この温度検知手段の入力により前記加熱手段の
    火力を調節するマイクロコンピュータを用いた制御回路
    とを有し、前記温度検知手段の前記制御回路への入力
    は、制御回路を構成するマイクロコンピュータのアナロ
    グデジタル変換入力を用いて行い、且つ温度検知手段の
    温度入力の状態、あるいは加熱手段の火力を調節する制
    御手段の状態に応じて、そのマイクロコンピュータのア
    ナログデジタル変換入力の測定精度を変更する加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 温度検知手段により測定した温度が所定
    温度以下であるとき、マイクロコンピュータのアナログ
    デジタル変換入力の測定精度を上げるようにした請求項
    1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 温度検知手段により測定した温度が所定
    温度以上であるとき、マイクロコンピュータのアナログ
    デジタル変換入力の測定精度を上げるようにした請求項
    1記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 温度検知手段のマイクロコンピュータの
    アナログデジタル変換入力への所定入力単位毎の変化時
    間が所定時間以上であるときに、その入力の測定精度を
    上げるようにした請求項1記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 マイクロコンピュータのアナログデジタ
    ル変換入力の測定精度を変更し、精度を高めている際
    に、所定以上の温度の急上昇を検知した場合には、その
    測定精度を落とすようにした請求項1記載の加熱調理
    器。
  6. 【請求項6】 マイクロコンピュータのアナログデジタ
    ル変換入力の測定精度を変更し、精度を高めている際
    に、所定以上の温度の急低下を検知した場合には、その
    測定精度を落とすようにした請求項1記載の加熱調理
    器。
  7. 【請求項7】 マイクロコンピュータのアナログデジタ
    ル変換入力の測定精度を高く設定している際に、測定し
    た温度が前回測定した温度よりも所定回数連続して上昇
    しない、もしくは所定回数連続して下降しない場合に、
    その測定精度を落とすようにした請求項1記載の加熱調
    理器。
  8. 【請求項8】 マイクロコンピュータのアナログデジタ
    ル変換入力の測定精度を低く設定して、その入力値の上
    位bitのみを判断した後に、その測定精度を高く設定
    して下位bitのみを測定するようにした請求項1記載
    の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 測定精度を高く設定してマイクロコンピ
    ュータのアナログデジタル変換入力の下位bitのみを
    測定している際に、その入力値が下限値もしくは、上限
    値になった場合に、その測定精度を落として上位複数b
    itの測定を行うようにした請求項8記載の加熱調理
    器。
  10. 【請求項10】 測定精度を高く設定してマイクロコン
    ピュータのアナログデジタル変換入力の下位bitのみ
    を測定している際に、制御手段に所定の信号が入力され
    た場合に、その測定精度を落として上位bitの測定を
    行うようにした請求項8記載の加熱調理器。
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