JP2000173314A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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    • B60Q2800/00Features related to particular types of vehicles not otherwise provided for
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の左右に装備される複合型灯具の共通化
を図るとともに、運転席からの方向指示灯の点灯を確認
することが可能な車両用灯具を提供する。 【解決手段】 車両の左右にそれぞれ配置する灯具とし
て、灯具ボディ101、レンズ130、カバー140で
構成される前照灯HLと方向指示灯TSLとが上下方向
に配置されて一体化された複合型の灯具として構成され
る。方向指示灯TSLは、レンズ130の両側面にくさ
びステップ135を有し、カバー140に設けた開口1
43、窓145を通して車両の前方及び両側方に向けて
光を出射し、フロント及びサイドの各ターンシグナルラ
ンプとして機能するとともに、車両の運転者に向けても
光を出射することが可能となり、方向指示灯のモニタ用
としても機能する。方向指示灯を左右対称に構成できる
ため、1つの灯具を車両の左右いずれの方向指示灯とし
ても利用でき、灯具の共用化を図り、低コスト化を可能
とし、かつ管理の簡易化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォークリフト等の
産業用車両の前照灯として用いられる車両用灯具に関
し、特に前照灯機能と方向指示用機能を備える複合型の
車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなフォークリフト
1に装備される灯具(100)として、前照灯機能を有
する部分(以降、前照灯)と方向指示機能を有する部分
(以降、方向指示灯)とを一体化した複合型灯具が提供
されている。図8はその概略構成を示す図であり、前照
灯HLの灯具ボディと、方向指示灯TSLの灯具ボディ
とが灯具ハウジング201として一体に形成されてお
り、各灯具ボディ内にはそれぞれ電球202,203が
内装支持されている。前記灯具ハウジング201の前記
前照灯HLの領域の正面開口には前照灯用レンズ204
が取着され、一方前記方向指示灯TSLの領域には正面
から側面にわたって開口され、この開口に方向指示灯用
レンズ205が取着されている。前記各レンズ204,
205にはそれぞれ所要のレンズステップが形成されて
おり、これらのレンズステップにより前記前照灯HLで
はフォークリフトの前方に向けての配光特性が得られ、
方向指示灯TSLではフォークリフトの前方及び側方に
向けての配光特性が得られている。前記灯具は、前記灯
具ハウジング201の上面及び下面にそれぞれ取付用ね
じ206が突出されており、この取付用ねじ206によ
って図5に示したように、フォークリフト1の左右に立
設されているフレーム7の一部に設けられている固定枠
6を介して取着される。
【0003】このような複合型灯具では、前照灯HLと
方向指示灯TSLが一体化できるため、前照灯と方向指
示灯とを個別に設ける必要がなく、灯具の低価格化と共
にフォークリフトの構成の簡略化が実現できる。また、
これに加えて、方向指示灯TSLの電球203が点灯さ
れると、電球203から出射した光は灯具ボディ内面の
反射面で反射され、レンズ205のレンズステップによ
り屈折、拡散されて前方及び側方に向けて所要の配光特
性で出射される。このため、方向指示灯TSLのレンズ
205の正面領域はフォークリフトのフロントターンシ
グナルランプとして機能し、側面領域はサイドターンシ
グナルランプとして機能するため、1つの方向指示灯T
SLでフロントターンシグナルランプとサイドターンシ
グナルランプが兼用でき、二種類の方向指示灯を個別に
設ける必要がなくなり、フォークリフトの構成のさらな
る簡略化、低価格化が実現される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た複合型灯具では、前照灯HLと方向指示灯TSLとが
水平横方向に配列されているため、方向指示灯による左
右の方向指示機能であるサイドターンシグナルランプと
して機能させるためには、前照灯HLがフォークリフト
の左右方向の内側に配置される必要がある。そのため、
フォークリフトの左右に配置される複合型灯具はそれぞ
れ左右が対称である必要があり、そのために左右の各灯
具をそれぞれ個別に製造しなければならず、製造コスト
が高くなるという問題がある。また、左右の複合型灯具
をそれぞれ管理する必要があり、フォークリフトの部品
管理が煩雑なものとなる。
【0005】一方、前記複合型灯具の機能面から見て
も、方向指示灯TSLが前照灯HLの外側に配置されて
いるため、方向指示灯TSLの点灯状態をフォークリフ
トの運転席から確認することは難しい。そのため、運転
席の計器盤に方向指示灯TSLの点灯状態を示すモニタ
を配設し、運転者はこのモニタを見て方向指示灯の点灯
を確認しなければならず、計器盤の構成を簡略化する上
での障害になり、また、運転者はフォークリフトの前方
を確認しての運転を行いながら目を移して計器盤での確
認を行う必要があり、安全作業の点で好ましくない点も
ある。
【0006】本発明の目的は、車両の左右に装備される
複合型灯具の共通化を図るとともに、運転席からの方向
指示灯の点灯を確認することが可能な車両用灯具を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の左右に
それぞれ配置され、前照灯と方向指示灯とが一体化され
た複合型の灯具として、前記前照灯と方向指示灯とは上
下方向に配置され、前記方向指示灯は、車両の前方及び
両側方に向けて光を出射する出射面を有する構成とす
る。特に、本発明では、前記前照灯及び方向指示灯は、
1つの灯具ボディ内にそれぞれ区画配置され、前記前照
灯及び方向指示灯の各レンズは前記灯具ボディに取着さ
れる1つのレンズの上部領域と下部領域とで構成され、
前記方向指示灯は、前記レンズの正面及び両側面からそ
れぞれ光を出射可能とすることが好ましい。さらに、前
記前照灯は、前記方向指示灯の上部に配置されることが
好ましい。
【0008】本発明においては、方向指示灯は前方及び
両側方向に向けて光を出射することで、フロント及びサ
イドの各ターンシグナルランプとして機能するととも
に、車両の運転者に向けても光を出射することが可能と
なり、方向指示灯のモニタ用としても機能する。また、
方向指示灯を左右対称に構成できるため、1つの灯具を
左右いずれの灯具としても利用でき、灯具の共用化を図
り、低コスト化を可能とし、かつ管理の簡易化が実現で
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本発明の灯具は図5に示したフォー
クリフト1に装備可能であり、前記フォークリフト1の
運転席2よりも若干前方位置の車体の左右に2本のポス
ト3が上下(鉛直)方向に立設されており、リフト機構
4によってフォーク5が前記ポスト3に沿って上下に移
動可能に構成されている。そして、前記左右の各フレー
ム7の上部寄りの位置にそれぞれ固定枠6が一体に設け
られ、この固定枠6に前照灯と方向指示灯とを一体化し
た本発明にかかる複合型灯具100がそれぞれ支持され
ている。
【0010】図1はフォークリフト1の左側ポスト3に
装備される前記複合型灯具100の外観斜視図、図2は
その部分分解斜視図である。また、図3は図1のAA線
に沿う縦断面図、図4はBB線に沿う水平断面図であ
る。前記複合型灯具100は前方から見て上下方向に若
干長い長方形の箱型をした灯具ボディ101を有してお
り、前記灯具ボディ101の正面は開口され、この開口
102には矩形をした浅皿状のレンズ130が取着され
ている。ここで、前記灯具ボディ101の開口102の
周縁にはシール溝103が設けられ、また前記レンズ1
30の周縁にはシール脚131が設けられ、前記シール
脚131が前記シール溝103内に挿入され、シール剤
104によって固着封止されている。また、前記灯具ボ
ディ101の内部は灯具ボディ101の一部で構成され
る水平方向の隔壁105によって上部領域と下部領域と
に区画されており、上部領域は下部領域よりも若干上下
方向の長さが長くされて前照灯HLとして構成され、下
部領域は方向指示灯TSLとして構成されている。
【0011】すなわち、前記灯具ボディ101内の前照
灯HLの領域には、放物反射面を有するリフレクタ10
6が内装されており、前記リフレクタ106の焦点位置
には、前記リフレクタ106の背面に設けられたソケッ
ト取付穴107を通して前照灯用電球108が電球ソケ
ット109によって内装支持されている。前記リフレク
タ106はその周壁110が前記灯具ボディ101の正
面開口102から前方に突出された状態に延長形成され
ており、この周壁110によって前記前照灯用電球10
8の光は前記灯具ボディ101の正面開口方向にのみ出
射されるように構成される。また、この実施形態では、
前記前照灯用電球108の直下位置の前記リフレクタ1
06にソケット取付穴113が設けられ、このソケット
取付穴113にクリアランス灯用電球111が電球ソケ
ット112によって内装支持されている。一方、前記灯
具ボディ101内の方向指示灯TSLの領域は、前記隔
壁105の内面と灯具ボディ101の内面とで灯室が構
成されており、前記灯具ボディ101の背面に設けたソ
ケット取付穴114に、アンバー色光を発光する方向指
示灯用電球115が電球ソケット116によって支持さ
れている。なお、隔壁105の耐熱性が問題となるよう
な場合には、この実施形態のように前記隔壁105の下
面には方向指示灯用電球115の熱から隔壁105を保
護するための遮熱板117をL字型をした支持片118
によって両端支持する構成とする。なお、前記灯具ボデ
ィ101の上面及び下面にはそれぞれ当該複合型灯具1
00を前記フォークリフト1のポスト3に取着するため
の取付用ねじ119,120がそれぞれ一体に突出形成
されている。また、灯具ボディ101の背面の開口12
2は、図4に示すように、カバー121によって閉塞さ
れている。
【0012】前記レンズ130は全体が白色(クリア)
レンズで構成されており、前記前照灯HLと方向指示灯
TSLとに対応して上部領域と下部領域とに区画されて
いる。そして、その正面の上部領域の前記前照灯HLの
領域の内面には、前記フォークリフトの前照灯として要
求される所要の配光特性を得るためのレンズステップ1
32が形成されている。また、下部領域の方向指示灯T
SLの領域の内面には、フレネルレンズステップ133
が形成され、外面にはかまぼこ型ステップ134が形成
されている。さらに、前記レンズ130の方向指示灯T
SLの領域の左右側面の外面には、それぞれ表面に断面
が三角形をした微小の縦縞構造のくさびステップ135
が形成されている。このくさびステップ135は、図4
に示すように、灯具の後方への光照射を確保するよう
に、前方部位から後方部位に向けてそのステップ厚さが
徐々に薄くなるようなテーパ状として前記レンズ130
の外面に突出されており、このくさびステップ135に
より、前記方向指示灯用電球115から出射した光を、
灯具の側方の比較的に広い前後方向の角度範囲(ここで
は前後方向に約45度の範囲)に向けて照射する構成と
されている。
【0013】そして、前記灯具ボディ101とレンズ1
30で構成されたる灯体に対し、前記レンズ130の前
方からカバー140が被せられる。前記カバー140は
黒色樹脂等のように遮光性のある材料によって樹脂成形
されており、前記レンズ130ないし前記灯具ボディ1
01の上下、左右の側面部を覆うように被せられた状態
で、その上側内面に設けられた係止突部141が前記灯
具ボディのシール溝103の外面に係止され、かつ下側
面に設けられた係止穴142が前記シール溝103の下
面に設けられた突起123に嵌入することによって前記
灯具ボディ101に一体的に支持される。前記カバー1
40は、正面は前記レンズ130の正面全領域を露呈さ
せるように開口されており、その開口143の一部には
前記レンズ130を外力から保護するための2本の横桟
144が設けられる。また、前記カバー140の側面に
は、前記レンズ130の左右側面のくさびステップ13
5を露呈させるために、フォークリフトの車体外側に向
けられた側面に外側窓145が開口され、車体内側に向
けられた側面に内側窓146が開口される。ここで、図
6(a),(b)にカバーの左側面図と右側面図をそれ
ぞれ示すように、前記外側窓145は前記くさびステッ
プ135のほぼ全領域を露呈させるようにその幅寸法が
設定されているが、内側窓146は前記くさびステップ
135の全領域のうち前側のほぼ1/2の領域を露呈す
るように、前記外側窓145よりも小さい幅寸法に設定
されている。なお、フォークリフト1の右側に装備され
る複合型灯具においては、この複合型灯具100とはカ
バー140の外側窓145と内側窓146が左右反対の
位置に設けられている。すなわち、前記したカバーとは
対称型に形成されている。
【0014】このような複合型灯具では、図5に示した
ように、フォークリフト1の左右のフレーム7に装備さ
れる。装備する際には、上下の各取付ねじ119,12
0をフレーム7に設けた固定枠6にボルトを用いて締結
する。図7は複合型灯具100を装備した状態の平面位
置関係を示す図であり、このように装備した状態で、前
照灯用電球108を点灯すれば、前照灯用電球108か
ら出射された光はリフレクタ106で反射され、レンズ
130の上部領域を透過して所要の配光特性でフォーク
リフトの前方を照明し、複合型灯具の上部領域が前照灯
HLとして機能する。また、クリアランス灯用電球11
1を点灯すれば、フォークリフトの車体幅を表示するク
リアランス灯として機能する。一方、方向指示灯用電球
115を点滅すれば、前記方向指示灯用電球115から
出射された光の一部は、レンズ130の正面の下部領域
を透過してフォークリフトの前方に照射され、フロント
ターンシグナルランプとして機能する。また、他の一部
の光は、レンズ130の外側面に設けられたくさびステ
ップ135を透過し、さらにカバー140の外側窓14
5を通してフォークリフトの左右外側方向に照射され
る。これにより、サイドターンシグナルランプとして機
能する。さらに、他の一部の光は、レンズ130の内側
面に設けられたくさびステップ135を透過するが、そ
のうち前側の1/2の幅の領域を透過した光のみがカバ
ー140の内側窓146を通してフォークリフト1の内
側方向に向けて照射される。このため、この内側方向の
光はフォークリフト1の運転席に着座している運転者M
から目視でき、これにより方向指示灯の点滅を運転者が
確認することができ、方向指示灯のモニタとして機能す
る。このとき、外側窓145はくさびステップ135を
透過した光を全て出射するために、ターンシグナルラン
プに要求されるのに十分な光量を出射する。一方、内側
窓146は外側窓145よりも幅寸法が小さくされてい
るため、過度の光が運転者の目に入ることはなく、運転
者を眩惑するようなこともない。
【0015】したがって、この複合型灯具では、前照灯
と、フロントターンシグナルランプ及びサイドターンシ
グナルランプとからなる方向指示灯の両機能に加えて、
方向指示灯のモニタとしても機能することになる。この
ため、フォークリフトの計器盤に方向指示灯のモニタを
配設する必要がなくなり、計器盤の構成を簡略化するこ
とが可能である。また、運転者が方向指示灯の点滅を確
認する際には、運転者の視線を計器盤に向けずに前方を
注視した状態でも方向指示灯から出射されてくるモニタ
光が視野内に入るため、安全作業を行う上で好ましいも
のとなる。
【0016】さらに、この複合型灯具100は、前照灯
HLと方向指示灯TSLとを上下に配置して一体化した
構成であるため、フォークリフトの左右のそれぞれに装
備される灯具は、灯具ボディ101とレンズ130で構
成される灯体は同一構成でよく、カバー140のみを左
右対称のものとして構成すればよい。このため、1種類
の複合型灯具の灯体を製造すれば、その灯体を左右のい
ずれにも装備することが可能となり、従来の左右対称構
造に比較して製造用の金型が1/2でよく、コストの低
減が実現できるとともに、灯具の管理も簡易なものとな
る。
【0017】なお、前記したように、カバー140は左
右側面に設けた外側窓145と内側窓146の幅寸法が
相違しているために、左右対称に構成しているが、モニ
タとしての光が運転者を眩惑するおそれがない場合に
は、内側窓146の幅を外側窓145と同じ寸法に設定
してもよく、この場合には灯体のみならずカバー140
についても左右で共通化することが可能となる。あるい
は、カバー140を樹脂により成形する場合には、両側
の窓をそれぞれ内側窓の幅寸法に製造しておき、フォー
クリフトに装備する際に、外側に位置される窓の一側を
治具等を用いて切削し、窓の幅をて拡大することによっ
て幅広の外側窓を形成するようにしてもよく、この場合
でもカバーを左右で共通化することができる。
【0018】ここで、前記実施形態では、複合型灯具の
上部領域を前照灯とし、下部領域を方向指示灯として構
成しているが、上下を反対に構成してもよい。ただし、
複合型灯具が運転者の目の位置よりも高い位置にある場
合には、方向指示灯が前照灯よりも下にある方が運転者
による方向指示灯の点灯確認がし易くなり、また発熱量
の多い前照灯を上に位置することで耐熱面でも優れてい
る。また、カバーは必ずしもレンズないし灯具ボディを
覆う構成でなくてもよく、レンズから出射する光を制限
する構成であれば、遮光膜をレンズの表面、あるいは内
面に配置し、あるいは塗布する構成であってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、車両の左
右にそれぞれ配置されて前照灯と方向指示灯とが一体化
された複合型の灯具として、前記前照灯と方向指示灯と
は上下方向に配置され、前記方向指示灯は、車両の前方
及び両側方に向けて光を出射する出射面を有する構成と
しているので、方向指示灯をフロント及びサイドの各タ
ーンシグナルランプとして機能するとともに、車両の運
転者に向けても光を出射することが可能となり、方向指
示灯のモニタ用としても機能する。また、方向指示灯を
左右対称に構成できるため、1つの灯具を左右いずれの
灯具としても利用でき、灯具の共用化を図り、低コスト
化を可能とし、かつ管理の簡易化が実現できる。さら
に、前照灯を方向指示灯の上部に配置することで、視認
性及び耐熱性の面で有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の灯具の外観斜視図である。
【図2】図1の灯具の部分分解斜視図である。
【図3】図1のAA線に沿う縦断面図である。
【図4】図1のBB線に沿う横断面図である。
【図5】本発明の灯具が装備されるフォークリフトの右
側面図である。
【図6】図1の灯具の右側面図と左側面図である。
【図7】フォークリフトに装備した状態の光出射方向を
説明するための模式的な平面構成図である。
【図8】従来の灯具の一例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 7 フレーム 100 複合型灯具 101 灯具ボディ 105 隔壁 106 リフレクタ 108 前照灯用電球 111 クリアランス灯用電球 115 方向指示灯用電球 130 レンズ 135 くさびステップ 140 カバー 145 外側窓 146 内側窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の左右にそれぞれ配置され、前照灯
    と方向指示灯とが一体化された複合型の車両用灯具にお
    いて、前記前照灯と方向指示灯とは上下方向に配置さ
    れ、前記方向指示灯は、車両の前方及び両側方に向けて
    光を出射する出射面を有することを特徴とする車両用灯
    具。
  2. 【請求項2】 前記前照灯及び方向指示灯は、1つの灯
    具ボディ内にそれぞれ区画配置され、前記前照灯及び方
    向指示灯の各レンズは前記灯具ボディに取着される1つ
    のレンズの上部領域と下部領域とで構成され、前記方向
    指示灯は、前記レンズの正面及び両側面からそれぞれ光
    を出射可能とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記前照灯が前記方向指示灯の上部に配
    置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両
    用灯具。
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