JP2000173287A - レベル変換回路及び不揮発性メモリのロウデコーダ - Google Patents
レベル変換回路及び不揮発性メモリのロウデコーダInfo
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- JP2000173287A JP2000173287A JP34522298A JP34522298A JP2000173287A JP 2000173287 A JP2000173287 A JP 2000173287A JP 34522298 A JP34522298 A JP 34522298A JP 34522298 A JP34522298 A JP 34522298A JP 2000173287 A JP2000173287 A JP 2000173287A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力電圧を高速で切り換えることができると
共に、消費電力の低減を図れるようにしたレベル変換回
路及びこのようなレベル変換回路を用いた不揮発性メモ
リのロウデコーダを提供する。 【解決手段】 電圧切換用のチャージポンプ回路11
と、チャージポンプ回路11に対してクロックを供給す
る可変周期発振器12と、チャージポンプ回路11の出
力電圧を切り換えるための制御信号を発生する切換制御
回路と、可変周期発振器からのクロックの周期を切り換
えるための単パルス信号を発生する単パルス発生回路1
4とを設け、内部高電圧Vppが出力されるように切り換
える際に、切り換え時から所定時間では、周期の短いク
ロックを可変周期発振器12からチャージポンプ回路1
1に与え、所定時間経過したら、周期の長いクロック
を、可変周期発振器12からチャージポンプ回路11に
与えるようにする。これにより、出力電圧を高速で切り
換えることができると共に、消費電力の低減が図れる。
共に、消費電力の低減を図れるようにしたレベル変換回
路及びこのようなレベル変換回路を用いた不揮発性メモ
リのロウデコーダを提供する。 【解決手段】 電圧切換用のチャージポンプ回路11
と、チャージポンプ回路11に対してクロックを供給す
る可変周期発振器12と、チャージポンプ回路11の出
力電圧を切り換えるための制御信号を発生する切換制御
回路と、可変周期発振器からのクロックの周期を切り換
えるための単パルス信号を発生する単パルス発生回路1
4とを設け、内部高電圧Vppが出力されるように切り換
える際に、切り換え時から所定時間では、周期の短いク
ロックを可変周期発振器12からチャージポンプ回路1
1に与え、所定時間経過したら、周期の長いクロック
を、可変周期発振器12からチャージポンプ回路11に
与えるようにする。これにより、出力電圧を高速で切り
換えることができると共に、消費電力の低減が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、NAN
D型の構成の不揮発性メモリのロウデコーダ及びNAN
D型の構成の不揮発性メモリにおいてワード線電圧を供
給するのに用いて好適なレベル変換回路に関する。
D型の構成の不揮発性メモリのロウデコーダ及びNAN
D型の構成の不揮発性メモリにおいてワード線電圧を供
給するのに用いて好適なレベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のメモリセルトランジスタが直列接
続されたNANDストリングからなるフラッシュメモリ
が知られている。このようなNAND型のフラッシュメ
モリでは、書き込み時に、20V程度の電圧をワード線
に印加する必要がある。このため、このようなフラッシ
ュメモリのメインロウデコーダには、電源電圧Vccを2
0V程度の内部高電圧Vppに変換するレベル変換回路が
設けられている。
続されたNANDストリングからなるフラッシュメモリ
が知られている。このようなNAND型のフラッシュメ
モリでは、書き込み時に、20V程度の電圧をワード線
に印加する必要がある。このため、このようなフラッシ
ュメモリのメインロウデコーダには、電源電圧Vccを2
0V程度の内部高電圧Vppに変換するレベル変換回路が
設けられている。
【0003】このようなレベル変換回路としては、図9
に示すように、CMOSのフリップフロップの構成のも
のを用いることが考えられる。
に示すように、CMOSのフリップフロップの構成のも
のを用いることが考えられる。
【0004】図9において、内部高電圧Vppと接地間
に、PMOSトランジスタPT51及びNMOSトラン
ジスタNT51とが直列接続される。また、内部高電圧
Vppと接地間に、PMOSトランジスタPT52及びN
MOSトランジスタNT52が直列接続される。PMO
SトランジスタPT51のゲートが、PMOSトランジ
スタPT52とNMOSトランジスタNT52との接続
点に接続される。PMOSトランジスタPT52のゲー
トが、PMOSトランジスタPT51とNMOSトラン
ジスタNT51との接続点に接続される。NMOSトラ
ンジスタNT51のゲートが電圧Vinの入力端子に接続
される。NMOSトランジスタNT52のゲートが、イ
ンバータINV51を介して、電圧Vinの入力端子に接
続される。PMOSトランジスタPT52とNMOSト
ランジスタNT52との接続点から、出力電圧Vout の
端子が導出される。
に、PMOSトランジスタPT51及びNMOSトラン
ジスタNT51とが直列接続される。また、内部高電圧
Vppと接地間に、PMOSトランジスタPT52及びN
MOSトランジスタNT52が直列接続される。PMO
SトランジスタPT51のゲートが、PMOSトランジ
スタPT52とNMOSトランジスタNT52との接続
点に接続される。PMOSトランジスタPT52のゲー
トが、PMOSトランジスタPT51とNMOSトラン
ジスタNT51との接続点に接続される。NMOSトラ
ンジスタNT51のゲートが電圧Vinの入力端子に接続
される。NMOSトランジスタNT52のゲートが、イ
ンバータINV51を介して、電圧Vinの入力端子に接
続される。PMOSトランジスタPT52とNMOSト
ランジスタNT52との接続点から、出力電圧Vout の
端子が導出される。
【0005】図9に示すようなフリップフロップの構成
のレベル変換回路では、入力電圧Vinとして、電源電圧
Vccの入力電圧が与えられる。この入力電圧Vinは、N
MOSトランジスタNT51のゲートに供給されると共
に、インバータINV51で反転され、NMOSトラン
ジスタNT52のゲートに供給される。
のレベル変換回路では、入力電圧Vinとして、電源電圧
Vccの入力電圧が与えられる。この入力電圧Vinは、N
MOSトランジスタNT51のゲートに供給されると共
に、インバータINV51で反転され、NMOSトラン
ジスタNT52のゲートに供給される。
【0006】NMOSトランジスタNT51のゲート
に、電源電圧Vccの入力電圧Vinが与えられると、NM
OSトランジスタNT51がオン状態となり、NMOS
トランジスタNT52がオフ状態となる。NMOSトラ
ンジスタNT51がオン状態となると、ノードND1が
ローレベルとなる。ノードND1がローレベルとなる
と、PMOSトランジスタPT52はオン状態となる。
PMOSトランジスタPT52はオン状態で、NMOS
トランジスタNT52がオフ状態であるから、PMOS
トランジスタPT51はオフ状態となる。その結果、出
力ノードND2は、高電圧Vppに引き上げられる。すな
わち、Vccレベルの入力電圧Vinが20V程度の高電圧
に変換され、Vout として出力される。
に、電源電圧Vccの入力電圧Vinが与えられると、NM
OSトランジスタNT51がオン状態となり、NMOS
トランジスタNT52がオフ状態となる。NMOSトラ
ンジスタNT51がオン状態となると、ノードND1が
ローレベルとなる。ノードND1がローレベルとなる
と、PMOSトランジスタPT52はオン状態となる。
PMOSトランジスタPT52はオン状態で、NMOS
トランジスタNT52がオフ状態であるから、PMOS
トランジスタPT51はオフ状態となる。その結果、出
力ノードND2は、高電圧Vppに引き上げられる。すな
わち、Vccレベルの入力電圧Vinが20V程度の高電圧
に変換され、Vout として出力される。
【0007】これに対して、入力電圧Vinに0Vが入力
されると、NMOSトランジスタNT51がオフ状態と
なり、NMOSトランジスタNT52がオン状態とな
る。これにより、出力ノードND2は接地レベルに引き
込まれる。すなわち、0Vの入力電圧Vinが接地レベル
のままで、出力電圧Vout として出力される。
されると、NMOSトランジスタNT51がオフ状態と
なり、NMOSトランジスタNT52がオン状態とな
る。これにより、出力ノードND2は接地レベルに引き
込まれる。すなわち、0Vの入力電圧Vinが接地レベル
のままで、出力電圧Vout として出力される。
【0008】ところで、上述のレベル変換回路では、C
MOS構成としなければならない。そして、出力電圧が
20V程度必要なため、高耐圧の構成とする必要があ
る。このような高耐圧の構成のCMOS回路を実現する
ようにすると、プロセス工程数とマスク枚数が増加し、
コストアップになる。このため、NAND型の構成のフ
ラッシュメモリのメインロウデコーダでは、NMOS構
成で実現できる、チャージポンプ型のレベル変換回路を
用いることが提案されている。
MOS構成としなければならない。そして、出力電圧が
20V程度必要なため、高耐圧の構成とする必要があ
る。このような高耐圧の構成のCMOS回路を実現する
ようにすると、プロセス工程数とマスク枚数が増加し、
コストアップになる。このため、NAND型の構成のフ
ラッシュメモリのメインロウデコーダでは、NMOS構
成で実現できる、チャージポンプ型のレベル変換回路を
用いることが提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】チャージポンプ型のレ
ベル変換回路では、入力電圧をキャパシタに蓄え、クロ
ックによりポンピング動作を行なって昇圧している。こ
のため、選択ワード線電圧を所望の内部高電圧Vppに素
早く変換するためには、周期の短いクロックをチャージ
ポンプ型の昇圧回路に与えた方が有利である。ところ
が、クロックの周期を短くするほど、クロック発振器を
高速で動作させなければならず、消費電力は増大してく
る。このように、チャージポンプ型のレベル変換回路を
用いた場合、昇圧動作を速くしようとすると、消費電圧
が増大し、消費電力を小さくしようとすると、動作速度
が遅くなるという相反する問題がある。
ベル変換回路では、入力電圧をキャパシタに蓄え、クロ
ックによりポンピング動作を行なって昇圧している。こ
のため、選択ワード線電圧を所望の内部高電圧Vppに素
早く変換するためには、周期の短いクロックをチャージ
ポンプ型の昇圧回路に与えた方が有利である。ところ
が、クロックの周期を短くするほど、クロック発振器を
高速で動作させなければならず、消費電力は増大してく
る。このように、チャージポンプ型のレベル変換回路を
用いた場合、昇圧動作を速くしようとすると、消費電圧
が増大し、消費電力を小さくしようとすると、動作速度
が遅くなるという相反する問題がある。
【0010】したがって、この発明の目的は、出力電圧
を高速で切り換えることができると共に、消費電力の低
減を図れるようにしたレベル変換回路及びこのようなレ
ベル変換回路を用いた不揮発性メモリのロウデコーダを
提供することにある。
を高速で切り換えることができると共に、消費電力の低
減を図れるようにしたレベル変換回路及びこのようなレ
ベル変換回路を用いた不揮発性メモリのロウデコーダを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の電源電圧の入力信号を第1の電源電圧よりも高い第2
の電源電圧に昇圧して出力するチャージポンプ手段と、
周期の短い第1のクロックと、第1のクロックよりも周
期の長い第2のクロックを形成し、周期の短い第1のク
ロック又は周期の長い第2のクロックを選択的にチャー
ジポンプ手段に与えるクロック発生手段と、チャージポ
ンプ手段から第2の電源電圧が出力されるように切り換
える際に、切り換え時から所定時間では、周期の短い第
1のクロックをクロック発生手段からチャージポンプ手
段に与え、所定時間経過したら、周期の長い第2のクロ
ックをクロック発生手段からチャージポンプ手段に与え
るように制御する制御手段とを備えるようにしたレベル
変換回路である。
の電源電圧の入力信号を第1の電源電圧よりも高い第2
の電源電圧に昇圧して出力するチャージポンプ手段と、
周期の短い第1のクロックと、第1のクロックよりも周
期の長い第2のクロックを形成し、周期の短い第1のク
ロック又は周期の長い第2のクロックを選択的にチャー
ジポンプ手段に与えるクロック発生手段と、チャージポ
ンプ手段から第2の電源電圧が出力されるように切り換
える際に、切り換え時から所定時間では、周期の短い第
1のクロックをクロック発生手段からチャージポンプ手
段に与え、所定時間経過したら、周期の長い第2のクロ
ックをクロック発生手段からチャージポンプ手段に与え
るように制御する制御手段とを備えるようにしたレベル
変換回路である。
【0012】請求項2の発明は、複数のメモリセルトラ
ンジスタが直列接続されたNANDストリングからな
り、複数のNANDストリングのうち互いに対応するメ
モリセルトランジスタのゲートに共通のワード線を接続
してブロックを構成し、ブロックをメモリセルアレイ上
に複数配列するようにした不揮発性メモリのロウデコー
ダであって、メモリセルアレイ上に配列される複数のブ
ロックの中から所望のブロックを選択するブロック選択
手段と、ブロック選択手段の出力電圧のレベルを変換す
るレベル変換手段とを備え、レベル変換手段は、第1の
電源電圧の入力信号を入力し、第1の電源電圧の入力信
号を第1の電源電圧よりも高い第2の電源電圧に昇圧し
て出力するチャージポンプ手段と、周期の短い第1のク
ロックと、第1のクロックよりも周期の長い第2のクロ
ックを形成し、周期の短い第1のクロックと周期の長い
第2のクロックとを選択的にチャージポンプ手段に与え
るクロック発生手段と、チャージポンプ手段から第2の
電源電圧が出力されるように切り換える際に、切り換え
時から所定時間では、周期の短い第1のクロックをクロ
ック発生手段からチャージポンプ手段に与え、所定時間
経過したら、周期の長い第2のクロックをクロック発生
手段からチャージポンプ手段に与えるように制御する制
御手段とを備えるようにした不揮発性メモリのロウデコ
ーダである。
ンジスタが直列接続されたNANDストリングからな
り、複数のNANDストリングのうち互いに対応するメ
モリセルトランジスタのゲートに共通のワード線を接続
してブロックを構成し、ブロックをメモリセルアレイ上
に複数配列するようにした不揮発性メモリのロウデコー
ダであって、メモリセルアレイ上に配列される複数のブ
ロックの中から所望のブロックを選択するブロック選択
手段と、ブロック選択手段の出力電圧のレベルを変換す
るレベル変換手段とを備え、レベル変換手段は、第1の
電源電圧の入力信号を入力し、第1の電源電圧の入力信
号を第1の電源電圧よりも高い第2の電源電圧に昇圧し
て出力するチャージポンプ手段と、周期の短い第1のク
ロックと、第1のクロックよりも周期の長い第2のクロ
ックを形成し、周期の短い第1のクロックと周期の長い
第2のクロックとを選択的にチャージポンプ手段に与え
るクロック発生手段と、チャージポンプ手段から第2の
電源電圧が出力されるように切り換える際に、切り換え
時から所定時間では、周期の短い第1のクロックをクロ
ック発生手段からチャージポンプ手段に与え、所定時間
経過したら、周期の長い第2のクロックをクロック発生
手段からチャージポンプ手段に与えるように制御する制
御手段とを備えるようにした不揮発性メモリのロウデコ
ーダである。
【0013】チャージポンプ回路から内部高電圧Vppが
出力されるように切り換える際に、切り換え時から所定
時間では、周期の短いクロックがクロック発生回路から
チャージポンプ回路に与えられる。周期の短いクロック
を用いることで、チャージポンプ回路は高速で動作し、
所望の内部高電圧Vppに素早く切り換えられる。
出力されるように切り換える際に、切り換え時から所定
時間では、周期の短いクロックがクロック発生回路から
チャージポンプ回路に与えられる。周期の短いクロック
を用いることで、チャージポンプ回路は高速で動作し、
所望の内部高電圧Vppに素早く切り換えられる。
【0014】そして、切り換え時から所定時間経過した
ら、周期の長いクロックがクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えられる。チャージポンプ回路では、
所定の電圧を維持する間では、高速のクロックは不要で
ある。このように、切り換え時から所定時間経過した
ら、周期の長いクロックをクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えるようにすることで、消費電力の低
減が図れる。
ら、周期の長いクロックがクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えられる。チャージポンプ回路では、
所定の電圧を維持する間では、高速のクロックは不要で
ある。このように、切り換え時から所定時間経過した
ら、周期の長いクロックをクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えるようにすることで、消費電力の低
減が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるNAND型のフラッシュメモリのメインロウデコ
ーダの一例を示すものである。図1において、NAND
ゲートG1は、メモリセルアレイ上に配列される複数の
ブロックの中から、所望のブロックを選択するものであ
る。選択されたブロックでは、NANDゲートG1への
入力信号X1、X2、X3は、全てハイレベルに設定さ
れる。
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
できるNAND型のフラッシュメモリのメインロウデコ
ーダの一例を示すものである。図1において、NAND
ゲートG1は、メモリセルアレイ上に配列される複数の
ブロックの中から、所望のブロックを選択するものであ
る。選択されたブロックでは、NANDゲートG1への
入力信号X1、X2、X3は、全てハイレベルに設定さ
れる。
【0016】NANDゲートG1の出力がレベルシフト
回路2に供給される。レベルシフト回路2は、後に詳述
するように、チャージポンプ型の構成とされており、内
部高電圧Vppに切り換える際には、周期の短いクロック
で動作し、所定時間経過したら、周期の長いクロックで
動作するようにされている。このように、電圧の切り換
え時には、周期の短いクロックで動作させ、所定時間経
過したら、周期の長いクロックで動作させることによ
り、高速で切り換えが行なえると共に、消費電力の低減
が図れる。レベルシフト回路2により、電源電圧Vccの
レベルの入力電圧が内部高電圧Vppのレベルに変換され
る。レベルシフト回路2の出力がトランスファゲートを
構成するNMOSトランジスタTG0〜TG15のゲー
トに供給される。
回路2に供給される。レベルシフト回路2は、後に詳述
するように、チャージポンプ型の構成とされており、内
部高電圧Vppに切り換える際には、周期の短いクロック
で動作し、所定時間経過したら、周期の長いクロックで
動作するようにされている。このように、電圧の切り換
え時には、周期の短いクロックで動作させ、所定時間経
過したら、周期の長いクロックで動作させることによ
り、高速で切り換えが行なえると共に、消費電力の低減
が図れる。レベルシフト回路2により、電源電圧Vccの
レベルの入力電圧が内部高電圧Vppのレベルに変換され
る。レベルシフト回路2の出力がトランスファゲートを
構成するNMOSトランジスタTG0〜TG15のゲー
トに供給される。
【0017】サブロウデコーダ3は、複数のワード線の
中から、ワード線電圧を供給すべき所望のワード線を選
択するものである。サブロウデコーダ3からは、ワード
線WL0〜WL15に対する制御信号が出力される。こ
のサブロウデコーダ3の出力がNMOSトランジスタT
G0〜TG15のドレインに供給される。
中から、ワード線電圧を供給すべき所望のワード線を選
択するものである。サブロウデコーダ3からは、ワード
線WL0〜WL15に対する制御信号が出力される。こ
のサブロウデコーダ3の出力がNMOSトランジスタT
G0〜TG15のドレインに供給される。
【0018】NMOSトランジスタTG0〜TG15の
ソースは、ワード線WL0〜WL15に夫々接続され
る。ワード線WL0〜WL15は、NAND型のフラッ
シュメモリのメモリセルを構成するメモリセルトランジ
スタのゲートに接続される。
ソースは、ワード線WL0〜WL15に夫々接続され
る。ワード線WL0〜WL15は、NAND型のフラッ
シュメモリのメモリセルを構成するメモリセルトランジ
スタのゲートに接続される。
【0019】NAND型のフラッシュメモリのメモリセ
ルアレイは、図2に示すように構成される。図2におい
て、トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜M
T15B、…は、フローティングゲートを有するメモリ
セルトランジスタである。例えば、16個のメモリセル
トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜MT1
5B、…が直列に接続される。そして、このメモリセル
トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜MT1
5B、…の直列接続のドレイン側に、選択ゲートのトラ
ンジスタSG1A、SG1B、…が夫々直列接続され、
更にこの直列接続のソース側に、選択ゲートのトランジ
スタSG2A、SG2B、…が夫々直列接続される。こ
れにより、例えば16個のメモリセルを有するNAND
ストリングSTA、STB、…が構成される。
ルアレイは、図2に示すように構成される。図2におい
て、トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜M
T15B、…は、フローティングゲートを有するメモリ
セルトランジスタである。例えば、16個のメモリセル
トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜MT1
5B、…が直列に接続される。そして、このメモリセル
トランジスタMT0A〜MT15A、MT0B〜MT1
5B、…の直列接続のドレイン側に、選択ゲートのトラ
ンジスタSG1A、SG1B、…が夫々直列接続され、
更にこの直列接続のソース側に、選択ゲートのトランジ
スタSG2A、SG2B、…が夫々直列接続される。こ
れにより、例えば16個のメモリセルを有するNAND
ストリングSTA、STB、…が構成される。
【0020】ドレイン側の選択ゲートのトランジスタS
G1A、SG1B、…のドレインは、夫々、ビット線B
L0、BL1、…に接続される。ソース側の選択ゲート
のトランジスタSG2A、SG2B、…のソースは、夫
々、ソース線Vsに接続される。
G1A、SG1B、…のドレインは、夫々、ビット線B
L0、BL1、…に接続される。ソース側の選択ゲート
のトランジスタSG2A、SG2B、…のソースは、夫
々、ソース線Vsに接続される。
【0021】このNANDストリングSTA、STB、
…が並んで配列され、対応する選択ゲートのトランジス
タのゲート及びメモリセルトランジスタのゲートが共通
接続される。図2の例では、NANDストリングST
A、STB、…の選択ゲートSG1A、SG1B、…の
ゲートは、共通の選択信号供給線DSGに接続される。
メモリセルトランジスタMT0A〜MT15A、MT0
B〜MT15B、…のゲートが、夫々、共通のワード線
WL0、WL12、…WL15に夫々接続される。選択
ゲートSG2A、SG2B、…のゲートは、共通の選択
信号供給線SSGに接続される。このように、互いに対
応する選択ゲートのトランジスタ及びメモリセルトラン
ジスタを接続して、ブロックが構成される。
…が並んで配列され、対応する選択ゲートのトランジス
タのゲート及びメモリセルトランジスタのゲートが共通
接続される。図2の例では、NANDストリングST
A、STB、…の選択ゲートSG1A、SG1B、…の
ゲートは、共通の選択信号供給線DSGに接続される。
メモリセルトランジスタMT0A〜MT15A、MT0
B〜MT15B、…のゲートが、夫々、共通のワード線
WL0、WL12、…WL15に夫々接続される。選択
ゲートSG2A、SG2B、…のゲートは、共通の選択
信号供給線SSGに接続される。このように、互いに対
応する選択ゲートのトランジスタ及びメモリセルトラン
ジスタを接続して、ブロックが構成される。
【0022】メモリセル上には、図3に示すように、こ
のようなブロックB0、B1、B2、…が複数配列され
ている。
のようなブロックB0、B1、B2、…が複数配列され
ている。
【0023】図4は、図1におけるレベルシフト回路2
の構成を示すものである。図4において、11は電圧切
換用のチャージポンプ回路、12はチャージポンプ回路
11に対してクロックを供給する可変周期発振器、13
はチャージポンプ回路11の出力電圧を切り換えるため
の制御信号を発生する切換制御回路、14は可変周期発
振器からのクロックの周期を切り換えるための単パルス
信号を発生する単パルス発生回路である。
の構成を示すものである。図4において、11は電圧切
換用のチャージポンプ回路、12はチャージポンプ回路
11に対してクロックを供給する可変周期発振器、13
はチャージポンプ回路11の出力電圧を切り換えるため
の制御信号を発生する切換制御回路、14は可変周期発
振器からのクロックの周期を切り換えるための単パルス
信号を発生する単パルス発生回路である。
【0024】チャージポンプ回路11には、入力端子1
5から入力電圧Vinとして電源電圧Vccが入力される。
チャージポンプ回路11には、切換制御回路13からオ
ン/オフ信号S2が供給されると共に、可変周期発振器
12からクロックCLKが供給される。出力電圧Vout
を内部高電圧Vppに切り換える時には、切換制御回路1
3からオン/オフ信号S2がハイレベルとされ、可変周
期発振器12からのクロックCLKが与えられる。チャ
ージポンプ回路11は、オン/オフ信号S2がハイレベ
ルとなると、可変周期発振器12からのクロックCLK
によりポンピング動作を行い、入力電圧Vinとして与え
られている電源電圧を昇圧し、内部高電圧を出力電圧V
out として出力する。
5から入力電圧Vinとして電源電圧Vccが入力される。
チャージポンプ回路11には、切換制御回路13からオ
ン/オフ信号S2が供給されると共に、可変周期発振器
12からクロックCLKが供給される。出力電圧Vout
を内部高電圧Vppに切り換える時には、切換制御回路1
3からオン/オフ信号S2がハイレベルとされ、可変周
期発振器12からのクロックCLKが与えられる。チャ
ージポンプ回路11は、オン/オフ信号S2がハイレベ
ルとなると、可変周期発振器12からのクロックCLK
によりポンピング動作を行い、入力電圧Vinとして与え
られている電源電圧を昇圧し、内部高電圧を出力電圧V
out として出力する。
【0025】切換制御回路13には、入力端子17か
ら、スタート/ストップ信号S1が供給される。チャー
ジポンプ回路11の出力電圧Vout を内部高電圧Vppに
切り換えるときには、このスタート/ストップ信号S1
がローレベルからハイレベルに切り換えられる。切換制
御回路13は、入力端子17からの信号S1がローレベ
ルからハイレベルに切り換えられると、オン/オフ信号
S2をハイレベルに設定すると共に、可変周期発振器1
2の発振動作を制御するためのオン/オフ信号S3をハ
イレベルに設定する。これと共に、切換制御回路13
は、単パルス発生回路14をトリガするトリガ信号S4
を出力する。
ら、スタート/ストップ信号S1が供給される。チャー
ジポンプ回路11の出力電圧Vout を内部高電圧Vppに
切り換えるときには、このスタート/ストップ信号S1
がローレベルからハイレベルに切り換えられる。切換制
御回路13は、入力端子17からの信号S1がローレベ
ルからハイレベルに切り換えられると、オン/オフ信号
S2をハイレベルに設定すると共に、可変周期発振器1
2の発振動作を制御するためのオン/オフ信号S3をハ
イレベルに設定する。これと共に、切換制御回路13
は、単パルス発生回路14をトリガするトリガ信号S4
を出力する。
【0026】単パルス発生回路14には、単パルス発生
回路14からのトリガ信号S4が供給される。単パルス
発生回路14は、このトリガ信号を受け取ると、所定時
間ハイレベルとなる単パルス信号S5を出力する。この
単パルス信号S5が可変周期発振器12に供給される。
回路14からのトリガ信号S4が供給される。単パルス
発生回路14は、このトリガ信号を受け取ると、所定時
間ハイレベルとなる単パルス信号S5を出力する。この
単パルス信号S5が可変周期発振器12に供給される。
【0027】可変周期発振器12には、切換制御回路1
3からオン/オフ信号S3が供給されると共に、単パル
ス発生回路14から単パルス信号S5が供給される。可
変周期発振器12は、切換制御回路13からオン/オフ
信号S3がハイレベルとなると、発振動作を開始する。
また、可変周期発振器12は、信号S5がハイレベルの
ときには短周期のクロックを出力し、信号S5がローレ
ベルになると、長周期のクロックを出力する。
3からオン/オフ信号S3が供給されると共に、単パル
ス発生回路14から単パルス信号S5が供給される。可
変周期発振器12は、切換制御回路13からオン/オフ
信号S3がハイレベルとなると、発振動作を開始する。
また、可変周期発振器12は、信号S5がハイレベルの
ときには短周期のクロックを出力し、信号S5がローレ
ベルになると、長周期のクロックを出力する。
【0028】上述のように、チャージポンプ回路11か
らの出力電圧Vout を内部高電圧電源電圧Vppに切り換
える際には、入力端子17へのスタート/ストップ信号
S1がローレベルからハイレベルに切り換えられる。ス
タート/ストップ信号S1が切り換えられると、オン/
オフ信号S2がハイレベルに設定されると共に、可変周
期発振器12の発振動作を制御するためのオン/オフ信
号S3をハイレベルに設定され、可変周期発振器12か
らのクロックCLKがチャージポンプ回路11に与えら
れ、チャージポンプ回路11のポンピング動作が開始さ
れ、チャージポンプ回路11からの出力電圧Vout が内
部高電圧Vppに切り換られる。このとき、切り換え時の
開始時には、単パルス発生回路14からの単パルス信号
S5が所定時間ハイレベルとなり、チャージポンプ回路
11に周期の短いクロックが与えられる。所定時間経過
すると、信号S5がローレベルとなり、チャージポンプ
回路11に周期の長いクロックが与えられるようにな
る。
らの出力電圧Vout を内部高電圧電源電圧Vppに切り換
える際には、入力端子17へのスタート/ストップ信号
S1がローレベルからハイレベルに切り換えられる。ス
タート/ストップ信号S1が切り換えられると、オン/
オフ信号S2がハイレベルに設定されると共に、可変周
期発振器12の発振動作を制御するためのオン/オフ信
号S3をハイレベルに設定され、可変周期発振器12か
らのクロックCLKがチャージポンプ回路11に与えら
れ、チャージポンプ回路11のポンピング動作が開始さ
れ、チャージポンプ回路11からの出力電圧Vout が内
部高電圧Vppに切り換られる。このとき、切り換え時の
開始時には、単パルス発生回路14からの単パルス信号
S5が所定時間ハイレベルとなり、チャージポンプ回路
11に周期の短いクロックが与えられる。所定時間経過
すると、信号S5がローレベルとなり、チャージポンプ
回路11に周期の長いクロックが与えられるようにな
る。
【0029】このように、チャージポンプ回路11から
の出力電圧Vout を内部高電圧Vppに切り換えると、切
り換えの直後では、短周期のクロックがチャージポンプ
回路11に供給され、所定の時間経過すると、長周期の
クロックがチャージポンプ回路11に供給されるように
なる。チャージポンプ型のレヘル変換回路では、電圧の
切り替え時には、素早く昇圧を行なうために、短周期の
クロックが必要とされるが、出力電圧が安定した後で
は、リーク電流を補償するクロック周期で十分である。
切り換えの直後では、短周期のクロックをチャージポン
プ回路11に供給して素早く所望の電圧に昇圧し、所定
時間経過した後には、長周期のクロックをチャージポン
プ回路11に供給することにより、素早く電圧が切り換
えられると共に、消費電力の低減が図れる。
の出力電圧Vout を内部高電圧Vppに切り換えると、切
り換えの直後では、短周期のクロックがチャージポンプ
回路11に供給され、所定の時間経過すると、長周期の
クロックがチャージポンプ回路11に供給されるように
なる。チャージポンプ型のレヘル変換回路では、電圧の
切り替え時には、素早く昇圧を行なうために、短周期の
クロックが必要とされるが、出力電圧が安定した後で
は、リーク電流を補償するクロック周期で十分である。
切り換えの直後では、短周期のクロックをチャージポン
プ回路11に供給して素早く所望の電圧に昇圧し、所定
時間経過した後には、長周期のクロックをチャージポン
プ回路11に供給することにより、素早く電圧が切り換
えられると共に、消費電力の低減が図れる。
【0030】図5は、電圧を切り換えたときの各部の信
号の変化を示すものである。図5において、時点t1
で、入力端子17にスタート/ストップ信号S1(図5
A)がローレベルからハイレベルに切り換えられると、
可変周期発振器12へのオン/オフ信号S3がハイレベ
ルとなり、図5Cに示すように、可変周期発振器12の
発振動作が開始される。また、スタート/ストップ信号
S1がローレベルからハイレベルに切り換えられると、
切換制御回路13からトリガ信号S4が発生され、単パ
ルス発生回路14からは、時点t1から時点t2までの
所定時間Ta でハイレベルとなるパルス信号S5(図5
B)が出力される。
号の変化を示すものである。図5において、時点t1
で、入力端子17にスタート/ストップ信号S1(図5
A)がローレベルからハイレベルに切り換えられると、
可変周期発振器12へのオン/オフ信号S3がハイレベ
ルとなり、図5Cに示すように、可変周期発振器12の
発振動作が開始される。また、スタート/ストップ信号
S1がローレベルからハイレベルに切り換えられると、
切換制御回路13からトリガ信号S4が発生され、単パ
ルス発生回路14からは、時点t1から時点t2までの
所定時間Ta でハイレベルとなるパルス信号S5(図5
B)が出力される。
【0031】このパルス信号S5がハイレベルとなる時
点t1から時点t2の間では、図5Cに示すように、可
変周期発振器12からは、短周期のクロックCLKが出
力される。この短周期のクロックにより、チャージポン
プ回路11が駆動され、図5Dに示すように、チャージ
ポンプ回路11の出力電圧Vout が急速にVinまで上昇
していく。
点t1から時点t2の間では、図5Cに示すように、可
変周期発振器12からは、短周期のクロックCLKが出
力される。この短周期のクロックにより、チャージポン
プ回路11が駆動され、図5Dに示すように、チャージ
ポンプ回路11の出力電圧Vout が急速にVinまで上昇
していく。
【0032】時点t1から所定時短Ta だけ経過した時
点t2では、図5Bに示すように、単パルス発生回路1
4からの信号S5がローレベルになる。単パルス発生回
路14からの信号S5がローレベルになると、図5Cに
示すように、可変周期発振回路12からは、長周期のク
ロックCLKが出力されるようになる。この長周期のク
ロックにより、チャージポンプ回路11が駆動される。
このとき、図5Dに示すように、チャージポンプ回路1
1の出力電圧Vout は入力電圧Vinと等しく安定してい
るため、長周期のクロックで所望の電圧を保持すること
ができる。
点t2では、図5Bに示すように、単パルス発生回路1
4からの信号S5がローレベルになる。単パルス発生回
路14からの信号S5がローレベルになると、図5Cに
示すように、可変周期発振回路12からは、長周期のク
ロックCLKが出力されるようになる。この長周期のク
ロックにより、チャージポンプ回路11が駆動される。
このとき、図5Dに示すように、チャージポンプ回路1
1の出力電圧Vout は入力電圧Vinと等しく安定してい
るため、長周期のクロックで所望の電圧を保持すること
ができる。
【0033】時点t3で、スタート/ストップ信号S1
がハイレベルからローレベルに切り換えられると、可変
周期発振器12へのオン/オフ信号S3がローレベルと
なり、図5Cに示すように、クロックCLKが止めら
れ、昇圧電圧が放電される。そして、図5Dに示すよう
に、チャージポンプ回路11の出力電圧Vout は外部放
電により下降する。
がハイレベルからローレベルに切り換えられると、可変
周期発振器12へのオン/オフ信号S3がローレベルと
なり、図5Cに示すように、クロックCLKが止めら
れ、昇圧電圧が放電される。そして、図5Dに示すよう
に、チャージポンプ回路11の出力電圧Vout は外部放
電により下降する。
【0034】図6は、上述のチャーシポンプ回路11の
具体的な構成を示すものである。図6において、NMO
SトランジスタT11及びT12のドレインは、入力電
圧Vinの供給ラインに接続される。NMOSトランジス
タT11及びT12のゲートが共通接続され、この接続
点がNMOSトランジスタT14のソースに接続される
と共に、NMOSトランジスタT15のソースに接続さ
れる。
具体的な構成を示すものである。図6において、NMO
SトランジスタT11及びT12のドレインは、入力電
圧Vinの供給ラインに接続される。NMOSトランジス
タT11及びT12のゲートが共通接続され、この接続
点がNMOSトランジスタT14のソースに接続される
と共に、NMOSトランジスタT15のソースに接続さ
れる。
【0035】NMOSトランジスタT11のソースは、
出力電圧Vout の供給ラインに接続される。NMOSト
ランジスタT12のソースは、コンデンサC11の一端
に接続されると共に、NMOSトランジスタT14のゲ
ート及びドレインに接続される。
出力電圧Vout の供給ラインに接続される。NMOSト
ランジスタT12のソースは、コンデンサC11の一端
に接続されると共に、NMOSトランジスタT14のゲ
ート及びドレインに接続される。
【0036】コンデンサC11の他端は、NANDゲー
トG11の出力端子に接続される。NANDゲートG1
1の一方の入力端子は、クロック入力端子22が接続さ
れる。NANDゲートG11の他方の入力端子は、オン
/オフ信号の入力端子21に接続される。
トG11の出力端子に接続される。NANDゲートG1
1の一方の入力端子は、クロック入力端子22が接続さ
れる。NANDゲートG11の他方の入力端子は、オン
/オフ信号の入力端子21に接続される。
【0037】NMOSトランジスタ15のゲートには、
電源電圧Vccが供給される。NMOSトランジスタ15
のドレインは、オン/オフ信号の入力端子21に接続さ
れる。
電源電圧Vccが供給される。NMOSトランジスタ15
のドレインは、オン/オフ信号の入力端子21に接続さ
れる。
【0038】入力端子21からのオン/オフ信号がロー
レベル(0V)のときには、入力電圧Vinの供給状態に
関係なく、NMOSトランジスタT11はオフし、開放
状態となっている。
レベル(0V)のときには、入力電圧Vinの供給状態に
関係なく、NMOSトランジスタT11はオフし、開放
状態となっている。
【0039】出力電圧Vout を内部高電圧Vinに設定す
るときには、入力端子21からのオン/オフ信号がハイ
レベル(Vcc)に設定される。入力端子21にハイレベ
ルの信号が入力されると、NANDゲートG11が動作
し、クロック入力端子22からのクロックが反転され
て、チャージポンプコンデンサC11に供給される。
るときには、入力端子21からのオン/オフ信号がハイ
レベル(Vcc)に設定される。入力端子21にハイレベ
ルの信号が入力されると、NANDゲートG11が動作
し、クロック入力端子22からのクロックが反転され
て、チャージポンプコンデンサC11に供給される。
【0040】NANDゲートG11からのクロックがロ
ーレベルのときには、NMOSトランジスタT11及び
T12のゲート電圧(Vb =Vcc−Vth)に基づいて、
内部高電圧VinからコンデンサC11に電荷が蓄積され
る。
ーレベルのときには、NMOSトランジスタT11及び
T12のゲート電圧(Vb =Vcc−Vth)に基づいて、
内部高電圧VinからコンデンサC11に電荷が蓄積され
る。
【0041】NANDゲートG11からのクロックがハ
イレベルになると、コンデンサC11の端子電圧は、ク
ロック電圧分(電源電圧Vcc)だけ持ち上げられる。N
MOSトランジスタT14はダイオード接続とされてい
るため、コンデンサC11の端子電圧により、NMOS
トランジスタT11及びT12のゲート電圧Vb が約電
源電圧Vccだけ持ち上げられる。このような動作を繰り
返していくことにより、NMOSトランジスタT11及
びT12のゲート電圧Vb が上昇し、出力電圧Vout が
上昇する。
イレベルになると、コンデンサC11の端子電圧は、ク
ロック電圧分(電源電圧Vcc)だけ持ち上げられる。N
MOSトランジスタT14はダイオード接続とされてい
るため、コンデンサC11の端子電圧により、NMOS
トランジスタT11及びT12のゲート電圧Vb が約電
源電圧Vccだけ持ち上げられる。このような動作を繰り
返していくことにより、NMOSトランジスタT11及
びT12のゲート電圧Vb が上昇し、出力電圧Vout が
上昇する。
【0042】このように、NANDゲートG11からの
クロックにより、NMOSトランジスタT11及びT1
2のゲート電圧Vb は、電源電圧Vccで昇圧されてい
く。NMOSトランジスタT11のゲート電圧が電圧
(Vin+Vth)を越えれば、NMOSトランジスタT1
1が十分な導通状態となり、(Vout =Vin)となる。
クロックにより、NMOSトランジスタT11及びT1
2のゲート電圧Vb は、電源電圧Vccで昇圧されてい
く。NMOSトランジスタT11のゲート電圧が電圧
(Vin+Vth)を越えれば、NMOSトランジスタT1
1が十分な導通状態となり、(Vout =Vin)となる。
【0043】入力端子21からのオン/オフ信号がロー
レベルになると、コンデンサC11の電荷は入力端子2
1のOV電位により放電され、NMOSトランジスタT
11及びT12のゲート電圧Vb は急速に下降し、NM
OSトランジスタT11はオフし、開放状態となる。
レベルになると、コンデンサC11の電荷は入力端子2
1のOV電位により放電され、NMOSトランジスタT
11及びT12のゲート電圧Vb は急速に下降し、NM
OSトランジスタT11はオフし、開放状態となる。
【0044】クロック入力端子22には、電圧切り換え
時には、短周期のクロックが供給される。このチャージ
ポンプ回路では、クロック毎に電源電圧Vccで昇圧して
いくため、クロックの周期を短くすると、素早く所望の
出力電圧を得ることができる。所定時間経過すると、出
力電圧は内部高電圧になっているため、長周期のクロッ
クで出力電圧を保持できる。
時には、短周期のクロックが供給される。このチャージ
ポンプ回路では、クロック毎に電源電圧Vccで昇圧して
いくため、クロックの周期を短くすると、素早く所望の
出力電圧を得ることができる。所定時間経過すると、出
力電圧は内部高電圧になっているため、長周期のクロッ
クで出力電圧を保持できる。
【0045】図7は、単パルス発生回路14の具体的な
構成を示すものである。図7において、電源ラインと接
地間に、抵抗R21及びコンデンサC21の直列接続が
設けられ、抵抗R21とコンデンサC21との接続点が
NMOSトランジスタT21のドレインに接続されると
共に、NORゲートG21の一方の入力端子に接続され
る。NMOSトランジスタT21のゲートがインバータ
I21の出力端子に接続されると共に、NORゲートG
21の他方の入力端子に接続される。インバータI21
の入力端子は、トリガ信号の入力端子31に接続され
る。NORゲートG21の出力端子は、単パルス出力端
子32に接続される。
構成を示すものである。図7において、電源ラインと接
地間に、抵抗R21及びコンデンサC21の直列接続が
設けられ、抵抗R21とコンデンサC21との接続点が
NMOSトランジスタT21のドレインに接続されると
共に、NORゲートG21の一方の入力端子に接続され
る。NMOSトランジスタT21のゲートがインバータ
I21の出力端子に接続されると共に、NORゲートG
21の他方の入力端子に接続される。インバータI21
の入力端子は、トリガ信号の入力端子31に接続され
る。NORゲートG21の出力端子は、単パルス出力端
子32に接続される。
【0046】入力端子31に与えられる信号がローレベ
ルのときには、インバータI21の出力はハイレベルと
なり、トランジスタT21はオンしている。
ルのときには、インバータI21の出力はハイレベルと
なり、トランジスタT21はオンしている。
【0047】トランジスタT21がオンのときには、抵
抗R21を介して流れる電流は、トランジスタT21を
流れ、コンデンサC21には電荷は蓄積されない。この
ため、NORゲートG21の一方の入力端子には、ロー
レベルが供給される。
抗R21を介して流れる電流は、トランジスタT21を
流れ、コンデンサC21には電荷は蓄積されない。この
ため、NORゲートG21の一方の入力端子には、ロー
レベルが供給される。
【0048】この時、インバータI21の出力はハイレ
ベルなので、NORゲートG21の出力はローレベルに
なり、出力端子32からはローレベルが出力されてい
る。
ベルなので、NORゲートG21の出力はローレベルに
なり、出力端子32からはローレベルが出力されてい
る。
【0049】出力端子32から所定時間ハイレベルとな
る単パルス信号を出力させるときには、入力端子31に
トリガ信号が供給される。入力端子31にトリガ信号が
与えられてハイレベルになると、インバータI21の出
力はローレベルとなり、NMOSトランジスタT21は
オフする。
る単パルス信号を出力させるときには、入力端子31に
トリガ信号が供給される。入力端子31にトリガ信号が
与えられてハイレベルになると、インバータI21の出
力はローレベルとなり、NMOSトランジスタT21は
オフする。
【0050】NMOSトランジスタT21がオフした直
後では、コンデンサC21に十分な電荷が蓄積されてい
ないため、抵抗R21とコンデンサC21の接続点の電
圧はしきい値以下である。このため、NMOSトランジ
スタT21の両方の入力端子には共にローレベルが与え
られることになり、NORゲートG21の出力がハイレ
ベルに変化する。
後では、コンデンサC21に十分な電荷が蓄積されてい
ないため、抵抗R21とコンデンサC21の接続点の電
圧はしきい値以下である。このため、NMOSトランジ
スタT21の両方の入力端子には共にローレベルが与え
られることになり、NORゲートG21の出力がハイレ
ベルに変化する。
【0051】それから、抵抗R21を介して、コンデン
サC21に充電電流が流され、コンデンサC21と抵抗
R21との接続点の電圧が徐々に上昇していく。やが
て、コンデンサC21と抵抗R21との接続点の電圧が
しきい値を越えると、NORゲートG21の出力はロー
レベルに戻る。
サC21に充電電流が流され、コンデンサC21と抵抗
R21との接続点の電圧が徐々に上昇していく。やが
て、コンデンサC21と抵抗R21との接続点の電圧が
しきい値を越えると、NORゲートG21の出力はロー
レベルに戻る。
【0052】したがって、入力端子31にトリガ信号が
与えられると、出力端子32からは、所定時間ハイレベ
ルとなるパルス信号が出力される。このパルス信号のパ
ルス幅は、抵抗R21とコンデンサC21の時定数(C
×R)により決まる。
与えられると、出力端子32からは、所定時間ハイレベ
ルとなるパルス信号が出力される。このパルス信号のパ
ルス幅は、抵抗R21とコンデンサC21の時定数(C
×R)により決まる。
【0053】図8は、可変周期発振器12の具体的な構
成を示すものである。図8において、NORゲートG3
1の出力端子がNORゲートG32の一方の入力端子に
接続されると共に、NMOSトランジスタT32のゲー
トに接続される。
成を示すものである。図8において、NORゲートG3
1の出力端子がNORゲートG32の一方の入力端子に
接続されると共に、NMOSトランジスタT32のゲー
トに接続される。
【0054】NORゲートG32の出力端子がNORゲ
ートG31の一方の入力端子に接続されると共に、NM
OSトランジスタT31のゲートに接続される。また、
NORゲートG31の出力端子は、クロック出力端子4
2に接続される。
ートG31の一方の入力端子に接続されると共に、NM
OSトランジスタT31のゲートに接続される。また、
NORゲートG31の出力端子は、クロック出力端子4
2に接続される。
【0055】電源ラインと接地間に、抵抗R31とコン
デンサC31の直列接続が設けられる。抵抗R31とコ
ンデンサC31の接続点がトランジスタT31のドレイ
ンに接続されると共に、NORゲートG31の他方の入
力端子に接続される。NMOSトランジスタT31のソ
ースが接地される。
デンサC31の直列接続が設けられる。抵抗R31とコ
ンデンサC31の接続点がトランジスタT31のドレイ
ンに接続されると共に、NORゲートG31の他方の入
力端子に接続される。NMOSトランジスタT31のソ
ースが接地される。
【0056】また、電源ラインと接地間に、抵抗R32
とコンデンサC32の直列接続が設けられる。抵抗R3
2とコンデンサC32の接続点がトランジスタT32の
ドレインに接続されると共に、NORゲートG32の他
方の入力端子に接続される。NMOSトランジスタT3
2のソースが接地される。
とコンデンサC32の直列接続が設けられる。抵抗R3
2とコンデンサC32の接続点がトランジスタT32の
ドレインに接続されると共に、NORゲートG32の他
方の入力端子に接続される。NMOSトランジスタT3
2のソースが接地される。
【0057】また、NORゲートG32の他方の入力端
子と接地間に、NMOSトランジスタT33とコンデン
サC33の直列接続が接続されると共に、NMOSトラ
ンジスタT34が接続される。NMOSトランジスタT
33のゲートは、長周期のクロックに設定するための信
号の入力端子44に接続される。NMOSトランジスタ
T34のゲートは、クロックを停止させるための信号の
入力端子43に接続される。
子と接地間に、NMOSトランジスタT33とコンデン
サC33の直列接続が接続されると共に、NMOSトラ
ンジスタT34が接続される。NMOSトランジスタT
33のゲートは、長周期のクロックに設定するための信
号の入力端子44に接続される。NMOSトランジスタ
T34のゲートは、クロックを停止させるための信号の
入力端子43に接続される。
【0058】今、NORゲートG31の出力がハイレベ
ルであり、NORゲートG32の出力がローレベルであ
るとする。
ルであり、NORゲートG32の出力がローレベルであ
るとする。
【0059】NORゲートG31の出力がハイレベルの
ときには、NORゲートG32の一方の入力端子はハイ
レベルとなり、トランジスタT32のゲートには、ハイ
レベルが与えられる。
ときには、NORゲートG32の一方の入力端子はハイ
レベルとなり、トランジスタT32のゲートには、ハイ
レベルが与えられる。
【0060】トランジスタT32のゲートにハイレベル
が与えられると、トランジスタT32はオンする。トラ
ンジスタT32がオンすると、コンデンサC32と抵抗
R32との接続点の電圧はローレベルとなり、NORゲ
ートG32の他方の入力端子はローレベルとなる。NO
RゲートG32の一方の入力端子はハイレベルであり、
NORゲートG32の他方の入力端子はローレベルなの
で、NORゲートG32の出力は、ローレベルである。
が与えられると、トランジスタT32はオンする。トラ
ンジスタT32がオンすると、コンデンサC32と抵抗
R32との接続点の電圧はローレベルとなり、NORゲ
ートG32の他方の入力端子はローレベルとなる。NO
RゲートG32の一方の入力端子はハイレベルであり、
NORゲートG32の他方の入力端子はローレベルなの
で、NORゲートG32の出力は、ローレベルである。
【0061】一方、NORゲートG32の出力がローレ
ベルのときには、NORゲートG31の一方の入力端子
はローレベルとなり、トランジスタT31のゲートに
は、ローレベルが与えられる。トランジスタT31のゲ
ートにローレベルが与えられると、トランジスタT31
はオフする。
ベルのときには、NORゲートG31の一方の入力端子
はローレベルとなり、トランジスタT31のゲートに
は、ローレベルが与えられる。トランジスタT31のゲ
ートにローレベルが与えられると、トランジスタT31
はオフする。
【0062】トランジスタT31がオフした直後では、
コンデンサC31に十分な電荷が蓄積されていないた
め、コンデンサC31と抵抗R31との接続点の電圧は
しきい値以下である。このため、NORゲートG11の
両方の入力端子にはローレベルが供給されることにな
り、NORゲートG31の出力は、ハイレベルである。
コンデンサC31に十分な電荷が蓄積されていないた
め、コンデンサC31と抵抗R31との接続点の電圧は
しきい値以下である。このため、NORゲートG11の
両方の入力端子にはローレベルが供給されることにな
り、NORゲートG31の出力は、ハイレベルである。
【0063】やがて、抵抗R31を介して、コンデンサ
C31に充電電流が流れ、コンデンサC31に電荷が充
電される。これにより、コンデンサC31と抵抗R31
との接続点の電圧は上昇していく。コンデンサC31と
抵抗R31との接続点の電圧がしきい値を越えると、N
ORゲートG31の出力はローレベルになる。
C31に充電電流が流れ、コンデンサC31に電荷が充
電される。これにより、コンデンサC31と抵抗R31
との接続点の電圧は上昇していく。コンデンサC31と
抵抗R31との接続点の電圧がしきい値を越えると、N
ORゲートG31の出力はローレベルになる。
【0064】NORゲートG31の出力がローレベルに
なると、NORゲートG32の出力はハイレベルに反転
する。
なると、NORゲートG32の出力はハイレベルに反転
する。
【0065】このように、NORゲートG31の出力が
ハイレベルで、NORゲートG32の出力がローレベル
のときには、コンデンサC31と抵抗R31とにより決
まる時定数により、所定時間後に、NORゲートG31
の出力がローレベル、NORゲートG32の出力がハイ
レベルに反転する。
ハイレベルで、NORゲートG32の出力がローレベル
のときには、コンデンサC31と抵抗R31とにより決
まる時定数により、所定時間後に、NORゲートG31
の出力がローレベル、NORゲートG32の出力がハイ
レベルに反転する。
【0066】NORゲートG31の出力がローレベル、
NORゲートG32の出力がハイレベルに反転してから
は、上述と同様の動作により、所定時間経過後に、NO
RゲートG31の出力がハイレベルで、NORゲートG
32の出力がローレベルに反転する。このときには、N
MOSトランジスタT33をオフしているときには、コ
ンデンサC32と抵抗R31とにより決まる時定数によ
り、出力データが反転する期間が設定される。NMOS
トランジスタT33をオンすると、コンデンサC32と
コンデンサC33とが並列に接続され、コンデンサC3
2及びC33と、抵抗R31とにより決まる時定数によ
り、出力データが反転する期間が設定され、発振周波数
が長くなる。したがって、入力端子44に与える信号に
より、発振信号の周期を設定できる。
NORゲートG32の出力がハイレベルに反転してから
は、上述と同様の動作により、所定時間経過後に、NO
RゲートG31の出力がハイレベルで、NORゲートG
32の出力がローレベルに反転する。このときには、N
MOSトランジスタT33をオフしているときには、コ
ンデンサC32と抵抗R31とにより決まる時定数によ
り、出力データが反転する期間が設定される。NMOS
トランジスタT33をオンすると、コンデンサC32と
コンデンサC33とが並列に接続され、コンデンサC3
2及びC33と、抵抗R31とにより決まる時定数によ
り、出力データが反転する期間が設定され、発振周波数
が長くなる。したがって、入力端子44に与える信号に
より、発振信号の周期を設定できる。
【0067】トランジスタT34をオンさせると、コン
デンサC32及びC33に電荷か蓄積されなくなり、発
振動作が停止される。したがって、入力端子43に与え
る信号により、発振動作のオン/オフが設定できる。
デンサC32及びC33に電荷か蓄積されなくなり、発
振動作が停止される。したがって、入力端子43に与え
る信号により、発振動作のオン/オフが設定できる。
【0068】なお、上述の例では、NAND型の半導体
メモリのロウデコーダの例を示したが、この発明は、電
源電圧をチャージポンプ回路により昇圧するような他の
回路でも同様に適用できる。
メモリのロウデコーダの例を示したが、この発明は、電
源電圧をチャージポンプ回路により昇圧するような他の
回路でも同様に適用できる。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、チャージポンプ回路
から内部高電圧Vppが出力されるように切り換える際
に、切り換え時から所定時間では、周期の短いクロック
がクロック発生回路からチャージポンプ回路に与えられ
る。周期の短いクロックを用いることで、チャージポン
プ回路は高速で動作し、所望の内部高電圧Vppに素早く
切り換えられる。そして、切り換え時から所定時間経過
したら、周期の長いクロックがクロック発生回路からチ
ャージポンプ回路に与えられる。チャージポンプ回路で
は、所定の電圧を維持する間では、高速のクロックは不
要である。通常、電圧変換時間に比較して、電圧を維持
する時間が長いため、切り換え時から所定時間経過した
ら、周期の長いクロックをクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えるようにすることで、消費電力の低
減が図れる。
から内部高電圧Vppが出力されるように切り換える際
に、切り換え時から所定時間では、周期の短いクロック
がクロック発生回路からチャージポンプ回路に与えられ
る。周期の短いクロックを用いることで、チャージポン
プ回路は高速で動作し、所望の内部高電圧Vppに素早く
切り換えられる。そして、切り換え時から所定時間経過
したら、周期の長いクロックがクロック発生回路からチ
ャージポンプ回路に与えられる。チャージポンプ回路で
は、所定の電圧を維持する間では、高速のクロックは不
要である。通常、電圧変換時間に比較して、電圧を維持
する時間が長いため、切り換え時から所定時間経過した
ら、周期の長いクロックをクロック発生回路からチャー
ジポンプ回路に与えるようにすることで、消費電力の低
減が図れる。
【図1】この発明が適用できる不揮発性半導体メモリの
デコーダの一例のブロック図である。
デコーダの一例のブロック図である。
【図2】NANDストリングの説明に用いる接続図であ
る。
る。
【図3】メモリセルの説明に用いるブロック図である。
【図4】この発明が適用されたレベル変換回路の一例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】この発明が適用されたレベル変換回路の一例の
説明に用いるタイミング図である。
説明に用いるタイミング図である。
【図6】この発明が適用されたレベル変換回路における
チャージポンプ回路の一例の接続図である。
チャージポンプ回路の一例の接続図である。
【図7】この発明が適用されたレベル変換回路における
単パルス発生回路の一例の接続図である。
単パルス発生回路の一例の接続図である。
【図8】この発明が適用されたレベル変換回路における
可変周期発振器の一例の接続図である。
可変周期発振器の一例の接続図である。
【図9】従来のレベル変換回路の一例の接続図である。
2・・・レベル変換回路,11・・・チャージポンプ回
路,12・・・可変周期発振器,13・・・切換制御回
路,14・・・単パルス発生回路
路,12・・・可変周期発振器,13・・・切換制御回
路,14・・・単パルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD03 AD10 AD15 AE06 5J039 CC03 CC09 CC13 CC17 CC18 KK02 KK05 KK10 KK31 KK34 MM04 5J056 AA11 BB17 CC15 CC16 CC21 CC30 DD27 DD51 EE06 FF07 GG09 KK01
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の電源電圧の入力信号を上記第1の
電源電圧よりも高い第2の電源電圧に昇圧して出力する
チャージポンプ手段と、 周期の短い第1のクロックと、上記第1のクロックより
も周期の長い第2のクロックを形成し、上記周期の短い
第1のクロック又は上記周期の長い第2のクロックを選
択的に上記チャージポンプ手段に与えるクロック発生手
段と、 上記チャージポンプ手段から上記第2の電源電圧が出力
されるように切り換える際に、切り換え時から所定時間
では、上記周期の短い第1のクロックを上記クロック発
生手段から上記チャージポンプ手段に与え、上記所定時
間経過したら、上記周期の長い第2のクロックを上記ク
ロック発生手段から上記チャージポンプ手段に与えるよ
うに制御する制御手段とを備えるようにしたレベル変換
回路。 - 【請求項2】 複数のメモリセルトランジスタが直列接
続されたNANDストリングからなり、複数の上記NA
NDストリングのうち互いに対応するメモリセルトラン
ジスタのゲートに共通のワード線を接続してブロックを
構成し、上記ブロックをメモリセルアレイ上に複数配列
するようにした不揮発性メモリのロウデコーダであっ
て、 上記メモリセルアレイ上に配列される複数のブロックの
中から所望のブロックを選択するブロック選択手段と、 上記ブロック選択手段の出力電圧のレベルを変換するレ
ベル変換手段とを備え、 上記レベル変換手段は、 第1の電源電圧の入力信号を上記第1の電源電圧よりも
高い第2の電源電圧に昇圧して出力するチャージポンプ
手段と、 周期の短い第1のクロックと、上記第1のクロックより
も周期の長い第2のクロックを形成し、上記周期の短い
第1のクロックと上記周期の長い第2のクロックとを選
択的に上記チャージポンプ手段に与えるクロック発生手
段と、 上記チャージポンプ手段から上記第2の電源電圧が出力
されるように切り換える際に、切り換え開始時から所定
時間では、上記周期の短い第1のクロックを上記クロッ
ク発生手段から上記チャージポンプ手段に与え、上記所
定時間経過したら、上記周期の長い第2のクロックを上
記クロック発生手段から上記チャージポンプ手段に与え
るように制御する制御手段とを備えるようにした不揮発
性メモリのロウデコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34522298A JP2000173287A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | レベル変換回路及び不揮発性メモリのロウデコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34522298A JP2000173287A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | レベル変換回路及び不揮発性メモリのロウデコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000173287A true JP2000173287A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18375132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34522298A Pending JP2000173287A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | レベル変換回路及び不揮発性メモリのロウデコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000173287A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438512B1 (ko) * | 2001-07-19 | 2004-07-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체장치 |
JP2008052803A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
US11056565B2 (en) | 2007-05-25 | 2021-07-06 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Flash memory device and method |
US11222965B2 (en) | 2007-05-25 | 2022-01-11 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd | Oxide-nitride-oxide stack having multiple oxynitride layers |
-
1998
- 1998-12-04 JP JP34522298A patent/JP2000173287A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438512B1 (ko) * | 2001-07-19 | 2004-07-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체장치 |
JP2008052803A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
US11056565B2 (en) | 2007-05-25 | 2021-07-06 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Flash memory device and method |
US11222965B2 (en) | 2007-05-25 | 2022-01-11 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd | Oxide-nitride-oxide stack having multiple oxynitride layers |
US11456365B2 (en) | 2007-05-25 | 2022-09-27 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Memory transistor with multiple charge storing layers and a high work function gate electrode |
US11784243B2 (en) | 2007-05-25 | 2023-10-10 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd | Oxide-nitride-oxide stack having multiple oxynitride layers |
US12009401B2 (en) | 2007-05-25 | 2024-06-11 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Memory transistor with multiple charge storing layers and a high work function gate electrode |
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