JP2000173097A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JP2000173097A
JP2000173097A JP10350523A JP35052398A JP2000173097A JP 2000173097 A JP2000173097 A JP 2000173097A JP 10350523 A JP10350523 A JP 10350523A JP 35052398 A JP35052398 A JP 35052398A JP 2000173097 A JP2000173097 A JP 2000173097A
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Hisamitsu Kamezaki
久光 亀崎
Toru Yashiro
徹 八代
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色素構造と用いる溶媒とその溶解性と溝内の
埋まり方に対する相関性を解明して、良好な記録再生特
性を有する情報記録媒体の提供。 【解決手段】 片面にプリフォーマットパターンが微細
な凹凸状に形成された透光性の基板1上に直接もしくは
下地層6を介して記録層を設けた情報記録媒体におい
て、記録層に下記一般式(I)で示されるトリメチンシ
アニン色素を少なくとも溶解性の高いアルコール系溶媒
または溶解性の低いアルコキシアルコール系溶媒に溶解
した溶液をスピンコーティング法により成膜し、プリフ
ォーマットパターンの凹部の深さに対する窪み量が30
%以上、90%以下である事を特色とする情報記録媒
体。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体、特
にDVD−Rに関する。
【0002】
【従来の技術】トリメチンシアニン色素を用いた情報記
録媒体については、例えば特開平9−99642、特開
平9−66671等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで、波長635
nmまたは650nmで記録再生を行う、DVD−R等
の光情報記録媒体の記録層にトリメチンシアニン色素を
使用する場合、ジッターなどの記録再生特性が好適とな
る色素の溝内の埋まり量が存在するものの、色素構造と
用いる溶媒とその溶解性と溝内の埋まり方に対する相関
性がわかっていなかったため良好な記録再生特性が得ら
れていなかった。本発明の目的は、前記相関性を解明し
て、良好な記録再生特性を有する情報記録媒体を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、片面にプリフ
ォーマットパターンが微細な凹凸状に形成された透光性
の基板上に直接もしくは下地層を介して記録層を設けた
情報記録媒体において、記録層に下式一般式(I)で示
されるトリメチンシアニン色素を少なくとも溶解性の高
いアルコール系溶媒または溶解性の低いアルコキシアル
コール系溶媒に溶解した溶液をスピンコーティング法に
より成膜し、プリフォーマットパターンの凹部の深さに
対する窪み量が30%以上、90%以下であることを特
徴とする情報記録媒体を提供することにより、前記課題
を解決することができた。
【0005】
【化3】 (式中、QおよびQは各々炭素原子及び窒素原子と
とも複素環を完成するのに必要な原子群を表し、Q
たはQで完成される複素環骨格は同一でも異なるもの
であっても良い。RおよびRは、各々脂肪族炭化水
素基を表し、これらは同一でも異なるものであっても良
い。Rは水素原子または一価の置換基を表す。Xは一
価の陰イオンを表す。) 以下、本発明の情報記録媒体を実施態様および実施例に
基づいて説明する。ただし、本発明の情報記録媒体は、
これら実施態様および実施例に限定されるものではな
い。
【0006】実施態様1 本実施態様に係る光情報記録媒体を、図1及び図2に基
づいて説明する。図1は実施態様に係る光情報記録媒体
の要部拡大断面図、図2は本例の光情報記録媒体の斜視
図である。本実施態様の光情報記録媒体は、片面にプリ
フォーマットパターン2が微細な凹凸状に形成された透
明基板1と、プリフォーマットパターン2内に充填する
ことによって形成される情報記録部3と、情報記録部3
上に被着された反射層として金属層4と、金属層4を覆
うようにコーティングされた保護層5から構成されてい
る。透明基板1としては、例えばポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレート、ポリメチルペンテン、エポキ
シなどの透明樹脂材料を所望の形状に形成し、その片面
に所望のプリフォーマットパターンを転写したものや、
所望の形状に形成されたガラス等の透明セラミックス板
の片面に所望のプリフォーマットパターンが転写された
透明樹脂層を密着したものなど、公知に属する任意の透
明基板を用いることができる。ディスク状光情報記録媒
体(以下、光ディスクという)を構成する透明基板1
は、図2に示すように、中心部にセンタ孔1aを有する
円盤状に形成される。なお、透明基板1の作製方法につ
いては、公知に属する事項であり、説明を省略する。
【0007】プリフォーマットパターン2は、少なくと
も記録・再生用レーザビームを記録トラックに追従させ
るためのビーム案内部を含んで構成される。図1及び図
2の例では、ビーム案内部が、センタ孔1aと同心の渦
巻状又は同心円状に形成された案内溝2aをもって構成
されており、当該案内溝2aに沿って、アドレスピット
やクロックピット等のプリピット2bが形成されてい
る。プリピット2bが案内溝2a上に重ねて形成される
場合には、両者を光学的に識別できるようにするため、
図1に示すように、案内溝2aとプリピット2bとがそ
れぞれ異なる深さに形成される。プリピット2bが相隣
接する案内溝2aの間に形成される場合には、両者を同
じ深さに形成することもできる。なお、ビーム案内部と
しては、案内溝2aに代えて、ウォブルピットを記録ト
ラックに沿って形成することもできる。また、プリピッ
ト2bが無く、案内溝のみで形成されていても良い。情
報記録部3は、光エネルギを吸収して熱エネルギに変換
する色素材料を少なくとも一部に含むヒートモード記録
材料を、前記プリフォーマットパターン2内に充填する
ことによって形成される。
【0008】情報記録部3を形成することが可能な色素
材料としては、例えばポリメチレン系色素、アントラキ
ノン系色素、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、
ナフタロシアニン系色素、キサンテン系色素、トリフェ
ニルメタン系色素、ピリリウム系色素、アズレン系色
素、含金属アゾ染料、アゾ染料等を挙げることができ
る。これらのうちでは、シアニン誘導体、フタロシアニ
ン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、アゾ染料誘導体が
特に好適に用いられる。また、アミニウム系色素、金属
錯体などの各種クエンチャが添加された色素材料を用い
ることもできる。さらには、上記色素材料群より選択さ
れる1種又は2種以上の色素材料を樹脂中に分散したも
のを、情報記録部3の形成材料として用いることもでき
る。色素材料を分散可能な樹脂材料としては、アクリル
樹脂、ビニル樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、シリ
コーン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂などを挙
げることができる。
【0009】これらの色素の中で特に下式(I)に示す
トリメチンシアニン色素が好適である。
【化4】 (式中QおよびQは、それぞれ炭素原子および窒素
原子とともに複素環を完成するのに必要な原子群を表
し、QまたはQで完成される複素環骨格は同一でも
異なっていてもよい。R1、2、およびXは前記
に同じ) 前記QまたはQで完成される複素骨格としては、ベ
ンゾチアゾール骨格、チアゾール骨格、オキサゾール骨
格、ベンゾオキサゾール骨格、ピリジン骨格、キノリン
骨格、イミダゾール骨格、インドレニン骨格、ベンゾイ
ンドレニン骨格、ジベンゾインドレニン骨格等が挙げら
れる。
【0010】これら複素環骨格は、置換基を有していて
も良く、該置換基としては、ハロゲン原子、アルキル
基、アリール基、アシル基、アミノ基等が挙げられる。
およびRはそれぞれ脂肪族炭化水素基を表し、こ
れらは同一であっても異なっていても良く、該脂肪族炭
化水素基としては、アルキル基、シクロアルキル基等が
挙げられる。アルキル基の炭素数としては1〜8が好ま
しい。また、シクロアルキル基としてはシクロヘキシル
基等が挙げられる。このものは置換基を有していてもよ
く、このような置換基としてはハロゲン原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基等のエーテル基、エステ
ル基、複素環基があげられる。なかでも無置換のアルキ
ル基が特に好ましい。Rは水素原子または一価の置換
基を表す。一価の置換基としては、アルキル基、アリー
ル基、アゾ基、エステル基、アシル基、ハロゲン原子、
または複素環基があげられ、これらの一価の基の中でも
アルキル基、アリール基、アゾ基、エステル基、アシル
基、複素環基は置換基を有していても良く、置換基とし
てはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アミノ
基、複素環基、ニトロ基があげられる。Xは一価の陰イ
オンを表し、ClO 、I、BF 、PF
SbF 、パラトルエンスルホン酸イオンなどがあげ
られる。
【0011】式(I)で表されるトリメチンシアニン色
素の中でも、式(II)で表されるトリインドレニンシア
ニン色素が好ましい。
【化5】 式(II)について説明すると、QおよびQは各々ピ
ロール環とともにインドレニン環、ベンゾインドレニン
環を完成するのに必要な原子群を表し、QまたはQ
で完成される環は同一であっても異なっていても良い。
また、このようなインドレニン環またはベンゾインドレ
ニン環は置換基を有していても良く、このような置換基
としてはハロゲン元素、アルキル基、アリール基、アシ
ル基、アミノ基等がある。QまたはQで完成される
環がベンゾインドレニン環である場合、インドレニン環
に対するベンゼン環の縮合位置に特定の制限はないが、
インドレニン環4位と5位とにベンゼン環が縮合するこ
とが好ましい。特に、一方がインドレニン環で他方がベ
ンゾインドレニン環である組み合わせが好ましく、中で
もインドレニン環の5位に水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基等を有するものが溶解性の制御
が容易なため好ましい。さらに、QまたはQで完成
される環が両方ともベンゾインドレニン環であって、こ
のベンゾインドレニン環のベンゾン環がインドレニン環
に対して縮合する位置がインドレニン環の4位と5位で
あるものが好ましい。Rは水素原子または一価の置換
基を表し、式(I)と同様である。Rは好ましくは水
素原子である。RおよびRは式(I)のRおよび
と同様である。Xは一価の陰イオン表し、式(I)
と同様である。
【0012】本発明ではトリメチンシアニン色素の耐光
性を向上するために一重項酸素クエンチャーである金属
錯体を添加することができる。このような金属錯体とし
てはアセチルアセテート系、ビスジチオ−αジケト系や
ビスフェニルジチオール系などのビスジチオール系、チ
オカテコール系、サリチルアルデヒドオキシム系、チオ
ビスフェノレート系等がある。なかでも、ビスフェニル
ジチオール系の金属錯体クエンチャーが好ましく、中心
金属としてNi、Cu、Co、Pd、Pt等があげられ
る。また、トリメチンシアニン色素のXを金属錯体ク
エンチャーアニオンとする結合体の形で金属錯体クエン
チャーを用いても良い。結合体は塩交換により得られ
る。
【0013】情報記録部3は、透明基板1のプリフォー
マットパターン形成面に、先に例示的に列挙された色素
材料群より選択された色素材料の溶剤溶液をスピンコー
トし形成する。さらに溝状のプリフォーマットパターン
2内に色素材料を充填した後、プリフォーマットパター
ン2の間のランド部2cに付着した色素材料を選択的に
除去し、透明基板1の表面を露出すると共に、プリフォ
ーマットパターン2内にのみ色素材料を充填することに
よって形成できる。また、スピンコート法の他、スクリ
ーン法、スプレーコート法、等が使用可能である。
【0014】前記色素を溶解する溶剤としては、非極性
溶媒として脂肪族炭化水素系、極性溶媒として、アルコ
ール系(ケトアルコール系、エチレングリコールモノア
ルキルエーテル系を含む)、ケトン系、エステル系、エ
ーテル系、芳香族系、ハロゲン化アルキル系等を用いる
ことができる。このなかでも、非極性溶媒としては脂肪
族炭化水素系、極性溶媒系としてはアルコール系が好ま
しい。
【0015】脂肪族炭化水素系としては、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシ
クロヘキサン、シクロオクタン、ジメチルシクロヘキサ
ン、n−オクタン、iso−プロピルシクロヘキサン、
t−ブチルシクロヘキサンなどが好ましい。一方、アル
コール系のなかではアルコキシアルコール系、ケトアル
コール系、などが好ましい。アルコキシアルコール系は
アルコキシ部分の炭素原子数が1〜4であることが好ま
しい。アルコール部分の炭素原子数は1〜5が好まし
い。さらには、2,2,3,3−テトラフルオロプロパ
ノールなどのフッ化アルコールも使用可能である。
【0016】上記の溶媒は1種のみを使用しても2種類
以上を混合して使用することもできる。上記のトリメチ
ンシアニン色素を上記の溶媒に溶解し、スピンコート法
により情報記録部3を成膜する場合、プリフォーマット
パターンの凹部の深さに対して窪み量が30%以上、9
0%以下であることが好ましい。この範囲以外では色素
量が不足し、ピットの均一性を表すジッターが増加して
しまい、ピットが不均一になってしまう。
【0017】プリフォーマットパターンの凹部の深さに
対して窪み量を、以下のようにして30%以上、90%
以下とした。スピンコート中、ディスク上に色素が固定
する際、使用する溶媒の色素に対する溶解性が高いと少
量の溶媒に色素が溶解するため、色素は優先的にプリフ
ォーマットパターンの凹部に充填される。これに対し
て、使用する溶媒の色素に対する溶解性が低い場合、多
量の溶媒が残っている状態から色素の固定が始まり色素
は溶媒と共に遠心力で除去され、プリフォーマットパタ
ーンの凹部の充填量は減少する。
【0018】そこで、下式(III)〜(V)に示すトリ
メチンシアニン色素について、下記Y、R1、およ
びXのそれぞれの組合せにおいて、以下に示すアルコキ
シアルコール系溶媒に対する溶解性を検討した。
【0019】
【化6】 Y=Cl、CH、H、CHO R=CH、C、C、C、C
11 =CH、C、C、C、C
11 X=BF、ClO、I
【0020】検討に用いたアルコキシアルコール系溶媒 エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、2−ブトキシエタノール、
2−イソプロポキシ−1−エタノール、1−メトキシ−
2−プロパノール、1−メトキシ−2−ブタノール、3
−メトキシ−1−ブタノール、4−メトキシ−1−ブタ
ノール、1−エトキシ−2−プロパノール。
【0021】前記検討結果より、アルコキシアルコール
系溶媒の前式(III)〜(V)に示すトリメチンシアニ
ン色素の溶解性について、以下のようなことが判明し
た。 Y=CH、<Cl、H、CHO 難解 可溶 R、R=CH<C、C<C、C11 難解 可溶 X=BF<ClO、I 難解 可溶
【0022】そこで、プリフォーマットパターンの凹部
の窪み量を30%以上、90%以下の範囲内とすること
を、可溶なフッ化アルコール系溶媒に使用する上記の色
素との組み合わせで、溶解性の低いセルソルブ系溶媒を
添加し、色素の乾燥を制御することで行うことができ
た。その色素の乾燥を制御する1具体例として、前記イ
ンドレニン環の5位にClを有し、溶媒としてテトラフ
ルオロプロパノールの含有量が溶媒全体に対して重量比
で50%以上を選択した。50%以下ではアルコキシア
ルコールに対する溶解性が高いため、プリフォーマット
パターンの凹部の窪み量が90%以上になってしまう。
また、上記の窪み量の制御のため、前記インドレニン環
の5位に水素原子を選択した場合、溶媒としてテトラフ
ルオロプロパノールの含有量が溶媒全体に対して重量比
で1%以上であることが必要であり、また、前記インド
レニン環の5位にメチン基を選択した場合、溶媒として
2−メトキシエタノールの含有量が溶媒全体に対して重
量比で1%以上であることが必要であった。加える溶解
性の低いセルソルブ系溶媒の添加量は重量比で0.5w
t%から99.5wt%の範囲で適宜選択できる。
【0023】前記プリフォーマットパターンの凹部の窪
みの制御はアルコキシアルコール系溶媒のトリメチンシ
アニン色素の溶解性だけではなく、該色素の乾燥の制御
には当然に、スピンコーティングする環境も大きな影響
を与える。
【0024】本実施態様では温度5℃〜40℃、湿度5
〜80%の範囲にて行った。また、スピンコーティング
条件に関しては、回転=100〜9999rpm、回転
時間=0.1〜999sec、回転に達するまでの時間
が0.1〜999secのなかから適宜選択される。ま
た用いた基板のプリフォーマットパターンとしては、ト
ラッキング用のグループが使用可能である。この深さは
10nm〜250nm、半値幅は、0.1〜0.5μ
m、グループピッチは、0.85μm以下で本発明が達
成できる。
【0025】金属層4に用いる金属は特に限定がない
が、金、アルミニウム、銀、銅などの金属材料又はこれ
らを主成分とする合金材料を使用することができる。特
に銀を主体とする金属または合金を用いることが好適で
ある。銀を主体とするとは、銀の含有率が80〜100
原子%、特に90〜100原子%であることが好まし
い。また、これらの反射層材料のうちでは、安価であり
かつコンパクトディスクにおいて使用されて実績がある
ことから、アルミニウムを使用することもできる。
【0026】金属層材料として金属材料又は合金材料を
用いる場合には、スパッタリングや真空蒸着などの真空
成膜方法によって、金属層4を形成することができる。
この場合、真空層内の真空度を高めて(例えば、10
−5torr程度)スパッタリングを行い、密度の違う
膜を形成して金属反射膜の反射率を高くする技術を適用
することもできる。
【0027】保護層5は、例えばSiO、SiN、Al
N等の無機材料や、光硬化性樹脂などの有機材料を用い
て形成することができる。無機保護層は、真空成膜方法
によって形成することができ、有機保護層は、金属層4
上に光硬化性樹脂膜〔たとえば、大日本インキ化学工業
(株)のSD1700、SD318、SD301〕をス
ピンコートした後、樹脂硬化光を照射することによって
形成できる。保護層5上に接着層を積層することにより
両面張り合わせの媒体とすることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体的に示
す。
【0029】実施例1 図1及び図2に示すプリフォーマットパターンを有する
ポリカーボネート基板を用意した。用いた基板のプリフ
ォーマットパターンは、トラッキング用のグループであ
り、この深さは180nm、半値幅は0.3μm、グル
ープピッチは0.74μmである。この基板に、式(I
V)骨格(Y=Cl、R1、=CH、X=B
)の材料を温度20℃、湿度25%の環境下で、テ
トラフルオロプロパノールと2−メトキシエタノール1
対1の混合溶媒を用いて、スピンコートした。この情報
記録部の上にスパッタ法により厚さ100nmのAu膜
を形成し金属層とした。金属層上に大日本インキ化学工
業(株)のSD318を塗布し紫外線により硬化し厚さ
5μmの保護層を形成した。次に接着剤を積層し両面張
り合わせの情報記録媒体を作製した。以上のように作製
した情報記録媒体のプリフォーマットパターンの凹部の
窪み量は110nmであった。この情報記録媒体を線速
3.5m/sで回転させ、波長635nmのレーザを用
いて信号を記録し、波長650nmのレーザを用いて信
号を読み出したところクロックジッター10.5%の良
好な特性を得ることができた。
【0030】実施例2 実施例2に係る光情報記録媒体を、図3に基づいて説明
する。図3は本実施例に係る光情報記録媒体の要部拡大
断面図である。この図から明らかなように、本実施例の
光情報記録媒体は、透明基板1のプリフォーマットパタ
ーン形成面に下地層6を形成し、下地層6の表面に形成
されるプリフォーマットパターン2と対応する溝内に色
素材料を充填して情報記録部3を形成した。
【0031】下地層6は、透明基板1と情報記録部3と
の密着性の改善や記録感度の改善、それに情報記録部3
の保護等のために設けられるものであって、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポリアクリ
ル酸、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリビニル
ピロリドン、ポロメタクリル酸、ポリプロピレングリコ
ール、メチルセルロース、ポリビニルナイトレート、ニ
トロセルロースなどの親水性樹脂によって形成される。
下地層6の形成は、親水性樹脂の水溶液を、透明基板1
のプリフォーマットパターン形成面2にスピンコートす
ることによって行える。
【0032】なお、下地層6は、親水性樹脂よりなって
いるため、耐水性(耐湿性、透湿性)及び耐熱性が悪
い。したがって、下地層6には、架橋処理や結晶化処理
を施して、耐水性及び耐熱性を改善することが好まし
い。具体的には、親水性樹脂の水溶液に架橋剤を添加し
て下地層6を成膜した後に、光照射による架橋反応や加
熱による架橋反応を起こさせたり、あるいは架橋剤の添
加のない下地層6を熱処理して結晶化〔例えば、親水性
樹脂としてポリビニルアルコール(PVA)を用いる場
合には、PVAを変性PVA化する〕させる。
【0033】架橋処理と結晶化処理とを比較すると、加
熱による悪影響を透明基板1に与えることがなく、かつ
作業性にも優れていることから、結晶化処理よりも架橋
処理の方が好ましい。以下に、架橋反応の具体例を示
す。実施に際しては、これらの架橋反応から、必要に応
じて任意の手段を採用することができる。
【0034】(1) 架橋剤として、重クロム酸アンモ
ニウムを添加し、色素表面を処理すると同時に、成膜後
反応光を照射して、下地層6に架橋反応を起こさせる方
法。 (2) 無機系架橋剤として、例えば銅、ホウ素、アル
ミニウム、チタン、ジルコニウム、スズ、バナジウム、
クロム等を添加する方法。 (3) アルデヒドを用いてアセタール化する方法。 (4) 水酸基をアルデヒド化する方法。 (5) 活性化ビニル化合物を添加する方法。 (6) エポキシ化合物を添加してエーテル化する方
法。 (7) 酸触媒のもとでジカルボン酸反応を起させる方
法。 (8) コハク酸及び硫酸を添加する方法。 (9) トリエチレングリコール及びアクリル酸メチル
を添加する方法。 (10) ポリアクリル酸及びメチルビニルエーテルマ
レイン酸共重合体をブレンドする方法。 下地層材料としてポリビニルアルコールを選択した。こ
の2.0wt%水溶液をスピンコート法により成膜し、
クロムを架橋材として安定化させた。その他、透明基板
1、情報記録部3、反射層4、保護層5については、実
施例1と同様のものを使用した。本実施例で作製した光
ディスクは実施例1同様の特性を有した。
【0035】実施例3 実施例3に係る光情報記録媒体を、図4に基づいて説明
する。図4は本例に係る光情報記録媒体の要部拡大断面
図である。この図から明らかなように、本例の光情報記
録媒体は、プリフォーマットパターン2内に色素を充填
することによって形成される情報記録部3上に、中間層
7を介して反射層4を積層し、これら中間層7及び反射
層4を覆うように保護層5をコーティングしたことを特
徴とする。
【0036】中間層7は、情報記録部3と反射層4との
密着性の改善や記録感度の改善、それに情報記録部3の
保護等のために設けられるものであって、実施例2にお
ける下地層6と同種の親水性樹脂によって形成される。
中間層7の形成は、親水性樹脂の水溶液を、情報記録部
3上にスピンコートすることによって行える。当該中間
層7についても、耐水性及び耐熱性を改善するため、ス
ピンコートされた中間層7に、架橋処理や結晶化処理を
施すことが好ましい。架橋処理及び結晶化処理は、実施
例2に記載した方法と同様な方法で行うことができる。
中間層材料としてポリビニルアルコールを選択した。こ
の2.0wt%水溶液をスピンコート法により成膜し、
クロムを架橋材として安定化させた。その他、透明基板
1、情報記録部3、反射層4、保護層5については、実
施例1と同様のものを使用した。本実施例で作製した光
ディスクは実施例1同様の特性を有した。
【0037】実施例4 本実施例に係る光情報記録媒体を、図5に基づいて説明
する。図5は本実施例に係る光情報記録媒体の斜視図で
ある。この図から明らかなように、本実施例の光情報記
録媒体は、情報の記録エリアがROM領域11aと追記
領域11bとに分割された、所謂パーシャルROM型の
光情報記録媒体に、本発明を適用したことを特徴とす
る。ROM領域11aには、プリフォーマットパターン
2として、ビーム案内部及びヘッダ一部と共に、読み出
し専用の情報信号がプリピットの形で形成される。これ
に対して、追記領域11bには、プリフォーマットパタ
ーン2として、ビーム案内部及びヘッダー部のみが形成
され、トラック上に一定間隔で配置されたヘッダー部の
間の未記録部が、情報の追記エリアになっている。
【0038】なお、追記領域11bに関しては、第1実
施例に係る光情報記録媒体と同様に構成することもでき
るし、実施例2に係る光情報記録媒体と同様に構成する
こともできるし、実施例3に係る光情報記録媒体と同様
に構成することもできる。その他、透明基板1、情報記
録部3、反射層4、保護層5、下地層6、中間層7、印
刷層8の材質、成膜方法等については、前記の各実施例
と同じであるので、重複を避けるため、説明を省略す
る。本例の光情報記録媒体においても、追記領域11b
に関しては、前記の各実施例と同様の良好な記録・再生
特性を有することが確認された。また、ROM領域11
aに関しては、DVD規格に準拠するドライブ装置にか
けたときに、良好な再生特性が得られることが確認され
た。
【0039】実施例5 実施例5に係る光情報記録媒体を、図6に基づいて説明
する。図6は本例に係る光情報記録媒体の要部拡大断面
図である。この図から明らかなように、本例の光情報記
録媒体は、記録した内容などを示す表示を図6の印刷層
8の3ヶ所のいずれかに設けることができる。
【0040】実施例6 前記光情報記録媒体の製造法のフローチャートを図7に
示す。ガラス円盤を研磨、洗浄する。該ガラス円盤にシ
ランコートする。シランコートしたガラス円盤上にフォ
トレジストをスピンコートし、所定の膜厚、例えば20
0μmの膜厚を有するレジスト層を形成した。レジスト
層から溶剤をとばすためプリベークを行う。該レジスト
層に集光レンズを介してレーザーを照射する(カッティ
ング)。この露光済みガラス円盤の現像処理する。
【0041】現像処理したレジストをTg以上に加熱し
溝形状を整形する(第一ベーク)。この第一ベークの
後、パターンの固化のためベークを行う(第二ベー
ク)。前記第一ベークおよび第二ベークは同時に行うこ
ともできる。前記溝形状の整形においては、加熱温度は
90〜180℃、加熱時間は5〜90分の範囲内で任意
に選択できる。前記ベーク後、蒸着および/またはメッ
キにより、前記ガラス円盤の凹凸面に金属膜を形成し
た。該金属膜を剥離することにより、スタンパを作成す
る。
【0042】スタンパを用いて射出成形を行い、所定の
膜厚を有するレプリカ層を形成する。透明基板の片面に
スピンコート法により下地層を形成する。該下地層の上
面にスピンコート法により記録層を形成し、この記録層
上にスパッタ法により反射層、さらに該反射層上にスピ
ンコート法により保護薄層を形成した。
【0043】前記の図7のフローチャートにおける記録
層形成と保護層形成の詳細な工程を図8に示す。前記レ
プリカ層、下地層(省略する場合もある)などを形成し
た基板(円盤)上に、フタロシアニン色素、含金属アゾ
染料、シアニン色素と赤外吸収色素を溶解したアルコー
ル溶液またはセルソルブ溶液を基板上にスピンコートし
て記録層を形成する。該記録層を40〜140℃の温度
で10秒以上アニールし、余剰の溶媒を蒸発させる。形
成した色素膜上、特に外周部の余剰な色素を洗浄する。
【0044】ポリビニルアルコール(PVA)と架橋剤
の溶液を記録膜上にスピンコートしてPVA塗膜を形成
し、該PVAの塗膜上に紫外線を1秒以上照射し、PV
Aの架橋を行う。架橋後、40〜140℃の温度で10
秒以上アニールし、余剰の溶媒を蒸発させる。さらに余
剰の架橋剤を洗浄するため、水などを架橋PVA塗膜上
にスピンコートする。
【0045】なお、前記実施例においては、ディスク状
記録媒体を例にとって説明したが、本発明の光情報記録
媒体は、ディスク状記録媒体に限定されるものではな
く、例えばカード状あるいはテープ状など、他の形態の
光情報記録媒体にも応用できることは勿論である。
【0046】また、本発明の光情報記録媒体は、単板の
状態でディスクとして使用する場合、それぞれと張り合
わせ両面ディスクとして使用する場合、さらにはこれら
ディスクをカートリッジに収納して使用する場合などに
も適用される。
【0047】
【効果】本発明によると、良好な記録再生特性、特にD
VD−Rを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施態様1の光情報記録媒体の模式的要部拡大
断面図である。
【図2】実施態様1の光情報記録媒体の模式的斜視図で
ある。
【図3】実施例2の光情報記録媒体の摸式的要部拡大断
面図である。
【図4】実施例3の光情報記録媒体の摸式的要部拡大断
面図である。
【図5】実施例4の光情報記録媒体の摸式的斜視図であ
る。
【図6】実施例5の光情報記録媒体の摸式的要部拡大断
面図である。
【図7】本発明の光情報記録媒体(ディスク状記録媒
体)の製造工程を示すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートにおける記録層形成と保
護層形成の各工程を詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 透明基板 1a センタ孔 2 プリフォーマットパターン 2a 1aと同心の渦巻状又は同心円状に形成された案
内溝 2b プリピット 2c ランド部 3 情報記録部 4 反射層 5 保護層 6 下地層 7 中間層 8 印刷層 9 接着層 11a ROM領域 11b 追記領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H111 EA03 EA12 EA22 EA25 EA37 FA01 FA15 FA35 FA36 FA37 FB43 FB63 GA07 4H056 CA01 CC02 CC08 CE03 CE06 DD03 FA06 5D029 JA04 JB36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面にプリフォーマットパターンが微細
    な凹凸状に形成された透光性の基板上に直接もしくは下
    地層を介して記録層を設けた情報記録媒体において、記
    録層に下記一般式(I)で示されるトリメチンシアニン
    色素を少なくとも溶解性の高いアルコール系溶媒または
    溶解性の低いアルコキシアルコール系溶媒に溶解した溶
    液をスピンコーティング法により成膜し、プリフォーマ
    ットパターンの凹部の深さに対する窪み量が30%以
    上、90%以下であることを特徴とする情報記録媒体。 【化1】 (式中、QおよびQは各々炭素原子及び窒素原子と
    とも複素環を完成するのに必要な原子群を表し、Q
    たはQで完成される複素環骨格は同一でも異なるもの
    であっても良い。RおよびRは、各々脂肪族炭化水
    素基を表し、これらは同一でも異なるものであっても良
    い。Rは水素原子または一価の置換基を表す。Xは一
    価の陰イオンを表す。)
  2. 【請求項2】 トリメチンシアニン色素が、下記一般式
    (II)で示されるトリメチンインドレニン系シアニン色
    素である請求項1記載の情報記録媒体。 【化2】 (式中、QおよびQは各々ピロール環とともにイン
    ドレニン環またはベンゾインドレニン環を完成するのに
    必要な原子群を表し、QまたはQで完成される複素
    環骨格は同一でも異なるものであっても良い。Rおよ
    びR は、各々アルキル基を表し、これらは同一でも異
    なるものであっても良い。Rは水素原子または一価の
    置換基を表す。Xは一価の陰イオンを表す。)
  3. 【請求項3】 ピロール環とともにQまたはQで完
    成される環のうちのいずれか一方がインドレニン環であ
    り、他方がベンゾインドレニン環であって、このベンゾ
    インドレニン環のベンゼン環がインドレニン環に対して
    縮合する位置がインドレニン環の4位と5位である請求
    項2記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 インドレニン環の5位に水素原子、ハロ
    ゲン原子、アルキル基またはアルコキシ基を有する請求
    項3記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 QまたはQで完成される環が両方と
    もベンゾインドレニン環であって、このベンゾインドレ
    ニン環のベンゼン環がインドレニン環に対して縮合する
    位置がインドレニン環の4位と5位である請求項2〜4
    のいずれかに記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 トリメチンシアニン色素とともに色素安
    定化剤を含有された請求項1〜5のいずれかに記載の情
    報記録媒体。
  7. 【請求項7】 前式(I)および/または前式(II)の
    トリメチンシアニン色素および該色素の溶媒として、テ
    トラフルオロプロパノールと2−メトキシエタノールお
    よび/または2−イソプロポキシエタノールを用いて、
    プリフォーマットパターンの凹部の深さに対する窪み量
    をコントロールして形成されたものである請求項1〜6
    のいずれかに記載の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 インドレニン環の5位に塩素原子を有す
    る前式(I)および/または前式(II)の色素の溶媒と
    して、テトラフルオロプロパノールの含有量が、溶媒全
    体に対して重量比で50%以上である溶媒を用いて、プ
    リフォーマントパターンの凹部の深さに対する窪み量を
    コントロールして形成された請求項1〜7のいずれかに
    記載の情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 インドレニン環の5位に水素原子を有す
    る前式(I)および/または前式(II)の色素および該
    色素の溶媒として、テトラフルオロプロパノールの含有
    量が、溶媒全体に対して重量比で1%以上である溶媒を
    用いて、プリフォーマットパターンの凹部の深さに対す
    る窪み量をコントロールして形成された請求項1〜7の
    いずれかに記載の情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 インドレニン環の5位にメチン基を有
    する前式(I)および/または前式(II)の色素および
    該色素の溶媒として、2−メトキシエタノールの含有量
    が、溶媒全体に対して重量比で1%以上である溶媒を用
    いて、プリフォーマットパターンの凹部の深さに対する
    窪み量をコントロールして形成される請求項1〜7のい
    ずれかに記載の情報記録媒体。
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