JP2000173066A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク駆動装置

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JP2000173066A
JP2000173066A JP10343916A JP34391698A JP2000173066A JP 2000173066 A JP2000173066 A JP 2000173066A JP 10343916 A JP10343916 A JP 10343916A JP 34391698 A JP34391698 A JP 34391698A JP 2000173066 A JP2000173066 A JP 2000173066A
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JP
Japan
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tracking
optical disk
coil
objective lens
short
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Pending
Application number
JP10343916A
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English (en)
Inventor
Yasuo Oishi
恭生 大石
Kiyoyuki Suenaga
清幸 末永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラッキング引き込み動作を速やかに行いア
クセス時間を短縮させることのできる光ディスク駆動装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 粗シーク時及び初期トラッキング引き込
み動作に入るまでの間トラッキングコイル15の両端を
ショートすることにより前記トラッキングコイル15に
誘導起電力が発生し対物レンズの振動が抑制されること
で、素早くトラッキング引き込みを行うことができ、ア
クセスタイムの短縮を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDVD、CD−RO
M等の光ディスクに対して情報再生または記録を行なう
光ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク駆動装置におけるトラ
ッキング制御方法は、トラッキングアクチュエータドラ
イバからの出力に直接トラッキングアクチュエータコイ
ルを接続していた。図4は従来の光ディスク駆動装置の
構成図、図5は図4のトラッキングサーボ回路のブロッ
ク図である。図4において、1は光ディスク、2は光ピ
ックアップ、3は対物レンズ、8はキャリッジ、4はト
ラッキングアクチュエータドライバ、7はフォーカスサ
ーボ回路、6はフォーカスドライバ、5はトラッキング
サーボ回路、9はモータ、10はモータドライバ、11
はスクリューシャフト、12はシーク制御回路、13は
内周移動司令回路である。以下、図4及び図5を用いて
従来の光ディスク駆動装置におけるトラッキングアクチ
ュエータの動作について説明する。
【0003】フォーカスドライバ6はフォーカスサーボ
回路7から出力される信号によって制御され、光ピック
アップ2に搭載される対物レンズ3をフォーカスアクチ
ュエータコイル(図示せず)によってフォーカス方向
(垂直方向)に駆動し光ディスク1に焦点が合うように
駆動される。
【0004】トラッキングサーボ回路5は光ピックアッ
プ2に備えられたトラッキングコイル(図示せず)を駆
動させるためのトラッキングアクチュエータドライバ4
と、キャリッジ8上の光ピックアップ2をスクリューシ
ャフト11に沿って(ディスク半径方向)移動させるた
めのモータ9とを制御するための2つの制御系から構成
される。このトラッキング制御系により信号処理が施さ
れた後、トラッキングアクチュエータドライバ4を介し
てトラッキングコイル15により対物レンズ3をトラッ
キング方向(ディスク半径方向)に駆動させる。また、
モータ用制御系により信号処理が施された後、モータド
ライバ10を介してモータ9により光ピックアップ2が
スクリューシャフト11上を移動する。
【0005】シーク制御回路12は粗シーク時の光ピッ
クアップ2の移動を制御するものでありモータドライバ
10を介してスクリューシャフト11上の光ピックアッ
プ2を目的位置近辺へ移動する。
【0006】内周移動司令回路13は光ディスク1を装
着した後の初期立ち上げ時に行われる光ピックアップ2
の最内周移動司令を制御するものであり、モータドライ
バ10を介してモータ9により光ピックアップ2を光デ
ィスク1の最内周に移動させる。この初期立ち上げ時で
は光ディスク1の偏りを測定するための偏心量測定、ト
ラッキングオフセット値に対するトラッキング信号のバ
ランスを調整するためのトラッキングバランス調整、初
期トラッキング引き込みが行われ、その後に情報トラッ
クの追従制御に入るように制御される。このように光デ
ィスク1を装着した後、初期立ち上げに際して光ピック
アップ2を光ディスク1の情報トラックに対して追従制
御、粗シーク制御等が行われて情報信号が再生可能とな
る。
【0007】図3は光ピックアップの構成図である。図
3において、2は光ピックアップ、8はキャリッジ、3
は対物レンズ、15はトラッキングコイル、16はマグ
ネットである。以下図3を用いて光ピックアップの構造
について説明する。
【0008】対物レンズ3は、キャリッジ8上をトラッ
キングコイル15に流れる電流の変化によりキャリッジ
8上に備えられたマグネット16との間の磁気的な力作
用により移動することができる。キャリッジ8は、対物
レンズ3、トラッキングコイル15、マグネット16を
備えており、図4におけるスクリューシャフト11上を
移動する。
【0009】図5において、17はRFアンプ、18は
トラッキングコイル15を制御する信号を処理するトラ
ッキングイコライザ、20はトラッキングコイル15を
制御する信号を増幅するトラッキングアンプ、4はトラ
ッキングコイル15を駆動制御するトラッキングアクチ
ュエータドライバ、15はトラッキングコイル、19は
モータ制御イコライザ、21はモータ制御アンプ、10
はモータドライバ、9はモータ、12はシーク制御回
路、13は内周移動司令回路である。以下図5を用いて
従来の光ディスク駆動装置の動作について説明する。
【0010】RFアンプ17より出力されたトラッキン
グエラー信号(以下TE信号と呼ぶ)をもとにトラッキ
ングイコライザ18により図5中における対物レンズ3
のキャリッジ方向(ディスク半径方向)の微小移動を制
御する信号(以下TCと以下呼ぶ)が生成され図5中に
おけるトラッキングコイル15へ送られる。またTE信
号はモータ制御イコライザ19に分岐して入力され、図
4中におけるスクリューシャフト11上の光ピックアッ
プ2のの移動を制御する信号(以下PMCと呼ぶ)が生
成されモータドライバを介してモータへ送られる。これ
らのTC,PMC信号はそれぞれトラッキングアンプ2
0、モータ制御アンプ21により適度なゲインが与えら
れてトラッキングアクチュエータドライバ4、モータド
ライバ10によりトラッキングコイル15、モータ9を
駆動するものである。またモータドライバ10にはシー
ク制御回路12を介してシーク司令信号が入力されモー
タを高速に回転させシーク動作を行い、内周移動司令回
路13を介して、内周移動司令信号が入力され初期立ち
上げ時における光ピックアップ2を光ディスク1の最内
周方向への移動を行う。
【0011】以下、TE信号をもとに光ピックアップ2
の対物レンズ3をトラッキングコイル15によって光デ
ィスク1の情報トラックに対して追従させる制御系をレ
ンズサーボ系。また、キャリッジ8を対物レンズ位置に
追従させる制御系をキャリッジサーボ系、キャリッジ上
の光ピックアップ2を高速移動させる制御系をシーク制
御系と言う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク駆動装置の
情報信号再生動作おいては光ディスクを装着した後、速
やかに初期立ち上げ処理を終了させると共に、粗シーク
制御後のトラッキング引き込みを速やかに行いプレイア
ビリティを向上させる必要がある。この初期立ち上げ処
理では光ピックアップ2を光ディスク1の最内周に移動
させるための内周移動処理や光ディスク1の偏り量を測
定するための偏心量測定やトラッキングオフセット値に
対するトラッキング信号のバランスを調整するためのト
ラッキングバランス調整そして、初期トラッキング引き
込み処理等が行われている。
【0013】偏心量測定は偏心パラメータを抽出するこ
とにより、偏心量に応じたサーボパラメータを設定しト
ラッキングの追従性を向上させるために行われるもので
あり、この測定を行う時には対物レンズ3を定地点に固
定させる必要がある。もし対物レンズ3が固定されずに
振動していると偏心が無いディスクにおいても偏心があ
ると測定してしまい誤った偏心パラメータを抽出しその
結果正しいサーボパラメータが設定されないことにな
る。このようにトラックの偏りを正確に測定するために
対物レンズ3が一定の地点で静止していなければならな
いのに対して、内周移動処理等の光ピックアップ2の移
動により対物レンズ3が偏心量測定時に振動していると
偏心量測定処理が正確に行われない。
【0014】また、トラッキングバランス調整を行う時
にはある一定値のトラッキングオフセット値を基準とし
てトラッキング信号のバランスを調整するが、例えば内
周移動処理等の光ピックアップ2の移動より対物レンズ
3がトラッキングバランス調整時に振動していたとし
て、この振動の振幅が一番大きな時にトラッキングバラ
ンスが行われてバランス値が決定してしまうと、振動が
減衰した後においては、光ディスク1中のピットの中心
に対して対物レンズ3の光学的な中心(光軸)がずれる
こととなり、その結果トラッキングオフセット値を中心
としたトラッキング信号の振幅を得ることができなくな
る。即ち、ピットの中心を軌道とした線上から少々ずれ
た軌道線上に対物レンズ3がのってしまうことになり、
この結果RF信号が劣化する。RF信号の劣化によりジ
ッタが増大し結果として、再生能力の劣化を招くことに
なる。また、初期トラッキング引き込み時においても対
物レンズ3が振動しているとトラックに追従がうまく行
われないため引き込みに時間がかかってしまう。
【0015】粗シーク動作はトラック情報読み取り中
(トラック情報追従中)に現トラック位置から離れたト
ラック情報を読み取る処理が発生した場合に、光ピック
アップ2を光ディスク1上の目的トラック位置近辺に移
動させるための動作でスクリューシャフト11上を光ピ
ックアップ2が高速で移動し、粗シーク動作後に情報ト
ラック追従を行うためにトラッキングの引き込みが行わ
れる。トラッキング引き込みを行う場合には対物レンズ
3を速やかにトラックに追従させるために対物レンズ3
の振動を抑えなければならないが、粗シーク動作時の光
ピックアップ2の移動により対物レンズ3がトラッキン
グ引き込み時に振動していると、トラッキング引き込み
に時間がかかってしまう(即ち、トラッキング引き込み
特性が悪化する。)。
【0016】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、初期トラッキング引き込み動作及び粗シー
ク動作後のトラッキング引き込み動作を素早く行いアク
セス時間を短縮させることを可能とした光ディスク駆動
装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク駆動
装置は、対物レンズを所望の位置に変位させるための駆
動コイルを有する光ディスク駆動装置において、駆動コ
イルの両端を短絡する短絡手段を有することを特徴とす
るものである。このように本発明においては、初期トラ
ッキング引き込み動作及び粗シーク動作後のトラッキン
グ引き込み動作を迅速に実行できると共に、アクセス時
間を短縮させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、対物レンズを所望の位置に変位させるための駆動コ
イルを有する光ディスク駆動装置において、駆動コイル
の両端を短絡する短絡手段を有することを特徴とする光
ディスク駆動装置であり、トラッキングコイル両端をシ
ョートさせる作用を有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に示す光ディスク駆動装置において、粗シーク時のト
ラッキング引き込み前に短絡手段を作動させることを特
徴とする光ディスク駆動装置粗シーク時のトラッキング
引き込み前に短絡手段を作動させるという作用を有す
る。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に示す光ディスク駆動装置において、ディスク装着後
の初期立ち上げ時においてトラッキング引き込み前に、
短絡手段を作動させることを特徴とする光ディスク駆動
装置であり、少なくともディスク装着後の初期立ち上げ
時においてトラッキング引き込み前に、短絡手段を作動
させるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項4に記載の発明は、対物レ
ンズをトラッキング方向に駆動するためのトラッキング
コイルと、トラッキングコイルを駆動するためのトラッ
キングコイル駆動手段とを有する光ディスク駆動装置で
あって、トラッキング駆動手段の内部に短絡手段を収納
したことを特徴とする光ディスク駆動装置であり、部品
搭載スペースの省スペース化を実現するという作用を有
する。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、対物レ
ンズをトラッキング方向に駆動するためのトラッキング
コイルとディスク上のトラックに記録されている情報を
光学的に読み取る光学系とからなる光ピックアップモジ
ュールを有する光ディスク駆動装置であって、光ピック
アップモジュールの内部に短絡手段を収納したことを特
徴とする光ディスク駆動装置であり、トラッキングコイ
ルの効率的な誘導起電力を発生させるという作用を有す
る。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態)以下、本発明の実施の形態に係る光ディ
スク駆動装置を図1及び図2に基づいて説明する。図1
は本発明の実施の形態における光ディスク駆動装置のブ
ロック図、図2は図1のトラッキングサーボ回路及びト
ラッキング制御回路のブロック図を示す。両図におい
て、本実施の形態に係る光ディスク駆動装置は、光ディ
スク1の情報を対物レンズ3を介して読出す光ピックア
ップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1に対す
るトラッキング方向の制御を行うトラッキングサーボ回
路5と、光ピックアップ2を光ディスク1に対する合焦
位置に移動させるフォーカスドライバ6と、このフォー
カスドライバ6を制御するフォーカスサーボ回路7と、
光ピックアップ2のシーク動作を制御するシーク制御回
路12と、トラッキングサーボ回路5の出力に基づいて
トラッキングコイル15を駆動制御するトラッキング制
御回路14とを備える構成である。
【0024】光ピックアップ2は、対物レンズ3をレン
ズケース2a上に配設し、このレンズケース2aの両側
に駆動コイルたるトラッキングコイル15が取付られ、
このトラッキングコイル15に対向して設けられる二つ
マグネット16がキャリッジ8上に取付られ、このキャ
リッジ8とグネット16の間にレンズケース2aの対物
レンズ3を収納して構成される。この光ピックアップ2
は、モータ9の駆動によりスクリューシャフト11上を
移動する構成である。
【0025】このトラッキング制御回路14は、トラッ
キングコイル15を駆動制御するトラッキングアクチュ
エータドライバ4と、このトラッキングコイル15の両
端をショートさせるショートスイッチ41とを備える構
成である。以上の光ピックアップ2とトラッキング制御
路14を含めてトラッキング駆動手段を構成する。ま
た、以上の構成に光ピックアップを移動させる機構系を
含めて光ピックアップモジュールと称する。
【0026】フォーカスドライバ6は、フォーカスサー
ボ回路7から出力される信号によって制御され、光ピッ
クアップ2に搭載される対物レンズ3をフォーカスアク
チュエータコイル(図示せず)によってフォーカス方向
(垂直方向)に駆動し光ディスク1に焦点が合うように
駆動制御する。
【0027】トラッキングサーボ回路5は、光ピックア
ップ2に備えられたトラッキングコイル15と、キャリ
ッジ8上のレンズケース2aに設置された対物レンズ3
をスクリューシャフト11に沿って(ディスク半径方
向)移動させるためのモータ9とを制御するためのトラ
ッキング用制御系とモータ用制御回路を介して制御する
構成である。それぞれの制御回路により信号処理が施さ
れた後、トラッキング用制御系は、トラッキングアクチ
ュエータドライバ4を内蔵するトラッキング制御回路1
4を介してトラッキングコイル15によりトラッキング
方向(ディスク半径方向)に対物レンズ3を駆動させる
構成である。モータ用制御系は、モータドライバ10を
介してモータ9により光ピックアップ2をスクリューシ
ャフト11に沿って移動させる構成である。ここで、こ
のトラッキング用制御系においてトラッキングアクチュ
エータドライバ4は、この後段に接続されたショートス
イッチ41は開放されており、通常のドライバとして働
くこととなる。
【0028】シーク制御回路12からは、モータドライ
バ10とピックアップモジュール上に配置されたトラッ
キングアクチュエータドライバ4及びショートスイッチ
41を有するトラキング制御回路14とに信号が出力さ
れる。モータドライバ10は、この信号に基づいて粗シ
ーク動作時に光ピックアップ2を目的トラック位置近辺
に移動させる。また、トラッキング制御回路14は入力
された信号に基づいて、トラッキングコイル15の両端
をショートする。
【0029】また、短絡手段たるショートスイッチ41
を内蔵するトラッキング制御回路14がピックアップモ
ジュール上に配置され、トラッキングコイル15に近づ
けることにより、トラッキングコイル15に効率的な誘
導起電力が発生し、対物レンズ3の激しい振動を抑制す
ることができるようになる。これにより、粗シーク後の
トラッキング引き込み時における対物レンズ3の振動が
抑制されて、素早くトラッキング引き込みを行うことが
でき、アクセスタイムの短縮を実現することができる。
【0030】内周移動司令回路13からはモータドライ
バ10とトラッキング制御回路14に信号が出力され、
初期立ち上げ時にモータドライバ10により光ピックア
ップ2を光ディスク1最内周方向への移動が行われる。
【0031】また、内周移動司令回路13からトラッキ
ング制御回路14に出力されたショート信号は、初期ト
ラッキング引き込み前までの間、トラッキングコイル1
5の両端をショートする。これにより光ディスク1にお
ける内周移動により発生する対物レンズ3の振動を抑制
することができ、内周移動後の初期立ち上げ時に行われ
る偏心量測定、トラッキングバランス調整が正確に行わ
れプレイアビリティが向上すると共に、素早く初期トラ
ッキング引き込みをすることができ、アクセスタイムの
短縮を実現することができる。
【0032】なお、本実施の形態のショートスイッチ4
1は、リレーやマイクロスイッチなどのメカニカルな接
点を用いてもよく、また、低インピーダンスアナログス
イッチ、トランジスタ、サイリスタなどの半導体スイッ
チ素子で構成してもよい。ショートスイッチ41はPU
M等に搭載した場合には、トラッキングコイル15に近
接させることにより逆起電力を効率的に発生させること
ができる。
【0033】さらにまた、本実施の形態では、トラッキ
ングコイル15をショートさせる例を説明したが、フォ
ーカスコイルをも併せてショートさせてもよいし、他の
調整用のコイル等を備える場合には、これ等のコイルも
併せてショートさせてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば狭い部品
搭載領域内においてトラッキングアクチュエータコイル
両端を効果的なタイミングと素子配置によりショートさ
せることでトラッキングコイルに誘導起電力を発生さ
せ、対物レンズの振動を大きく抑制させることにより、
初期立ち上げ時に正確に偏心量測定とトラッキングバラ
ンス調整を行いプレイアビリティを向上させると共に、
初期トラッキング引き込み動作及び粗シーク動作後のト
ラッキング引き込み動作を素早く行いアクセス速度を短
縮させることを可能とした光ディスク駆動装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ディスク駆動装
置のブロック図
【図2】図1のトラッキングサーボ回路及びトラッキン
グ制御回路のブロック図
【図3】光ピックアップの構造図
【図4】従来の光ディスク駆動装置の構成図
【図5】図4のトラッキングサーボ回路のブロック図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 対物レンズ 4 トラッキングアクチュエータドライバ 5 トラッキングサーボ回路 6 フォーカスドライバ 7 フォーカスサーボ回路 8 キャリッジ 9 モータ 10 モータドライバ 11 スクリューシャフト 12 シーク制御回路 13 内周移動司令回路 14 トラキング制御回路 15 トラッキングコイル 16 マグネット 17 RFアンプ 18 トラッキングイコライザ 19 モータ制御イコライザ 20 トラッキンアンプ 21 モータ制御アンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを所望の位置に変位させるため
    の駆動コイルを有する光ディスク駆動装置において、 前記駆動コイルの両端を短絡する短絡手段を有すること
    を特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスク駆動装置にお
    いて、少なくとも粗シーク時のトラッキング引き込み前
    に前記短絡手段を作動させることを特徴とする光ディス
    ク駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の光ディスク駆動装置にお
    いて、少なくとも光ディスク装着後の初期立ち上げ時に
    おいてトラッキング引き込み前に、前記短絡手段を作動
    させることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】対物レンズをトラッキング方向に駆動する
    ためのトラッキングコイルと、前記トラッキングコイル
    を駆動するためのトラッキングコイル駆動手段とを有す
    る光ディスク駆動装置であって、前記トラッキング駆動
    手段の内部に前記短絡手段を収納したことを特徴とする
    光ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】対物レンズをトラッキング方向に駆動する
    ためのトラッキングコイルとディスク上のトラックに記
    録されている情報を光学的に読み取る光学系とからなる
    光ピックアップモジュールを有する光ディスク駆動装置
    であって、前記光ピックアップモジュールの内部に前記
    短絡手段を収納したことを特徴とする光ディスク駆動装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8102738B2 (en) 2009-05-15 2012-01-24 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup and optical disk apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8102738B2 (en) 2009-05-15 2012-01-24 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup and optical disk apparatus

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