JP3336553B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク再生装置に
関し、特に、プレイアビリティを改善した光ディスク再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク再生装置では、回転駆
動されている光ディスクに対物レンズを介してレーザ光
を照射し、その反射光を対物レンズを介してピックアッ
プに入射せしめて光ディスクに記録されている情報を電
気信号に変換して再生処理を行っている。
【0003】このとき、対物レンズを介して光ディスク
へレーザ光を照射する際、対物レンズからの出射光を光
ディスク上で合焦させるため、対物レンズの位置とピッ
クアップの位置関係を一定に保つようなサーボ制御部を
設け、ピックアップを光ディスク方向に移動可能として
いる。このサーボ制御部における信号処理帯域は、予め
一定値に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の光
ディスク再生装置では、対物レンズとそれを保持するピ
ックアップとの位置関係を一定に保つサーボ制御部(以
下、ハイトサーボとする)は、光ディスクの位置に関係
なく一定の帯域に設定されている。
【0005】しかしながら、光ディスクには、通常、不
均一なそりが”うねり”として存在し、このうねりは、
光ディスクの外周部において特に顕著に現れる。したが
って、サーボ制御帯域が固定されていると、外周部での
サーボ制御部の応答は、ピックアップのハイトサーボに
係るメカ系の信頼性の悪化及びその動作音の問題を生じ
させる。この問題を回避するため、従来は、光ディスク
のうねりに応答しないように回転周波数においてハイト
サーボのゲインが0以下になるような設定がなされてい
る。しかし、この場合は、サーボの応答性の悪化による
低精度に起因して、対物レンズの最適動作位置が保て
ず、キズ等に対するプレイアビリティが悪化するという
問題が生ずる。
【0006】そこで、本発明の目的は、光ディスクの外
周部のうねりに起因するサーボ応答特性の悪化、プレイ
アビリティの悪化の問題を解決する光ディスク再生装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明の光ディスク再生装置は、光ディスクからの
反射光を対物レンズを介してピックアップに照射し、該
ピックアップから得られるフォーカスエラー信号に基づ
いて前記ピックアップの前記光ディスクに対する位置を
可変するようなサーボ制御部を有する光ディスク再生装
置において、前記対物レンズが前記光ディスクの予め定
めた外周部にあることを検出したとき、前記サーボ制御
部の帯域を切り換える帯域切替手段を有して構成され
る。
【0008】ここで、前記帯域切替手段は、前記帯域を
狭くする手段であり、また、前記帯域を狭くする手段
は、前記帯域のカトオフを前記光ディスクの再生回転周
波数以下となるように設定する
【0009】
【作用】本発明では、サーボ制御部において光ディスク
からの反射光に基づき対物レンズ及びピックアップを介
して得られるフォーカスエラー信号によりピックアップ
位置を可変する際、対物レンズが光ディスクの外周部に
あるときには、サーボ制御部の帯域を切り換えている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明による光ディスク再生装置の一
実施例を示す構成図である。
【0011】図1において、回転駆動される光ディスク
1からの反射光は、対物レンズ2を介してピックアップ
3に合焦入射されて電気信号に変換され、フォーカスエ
ラーアンプ4で増幅されてフォーカスエラー信号が生成
される。こうして生成されたフォーカスエラー信号は、
位相補償回路5で位相補償された後、フォーカスコイル
ドライバー6に入力され、フォーカスコイルが駆動さ
れ、フォーカスサーボ系が構成される。フォーカスコイ
ルドライバー6からの出力は、制御部7を構成する+入
力端子が基準電圧Ref.の電源72に接続されたハイ
トサーボエラーアンプ(オペアンプ)71の−入力端子
に送出され、前記基準電圧と比較される。ハイトサーボ
エラーアンプ71の帰還回路としては抵抗とコンデンサ
から成る帰還回路73と74が接続されており、帰還回
路74は、マイコン76からの切替信号によりON/O
FF動作するスイッチ75により挿入され、または取り
外される。
【0012】ハイトサーボエラーアンプ71は、位相補
償処理を行い、その出力はハイトサーボモータードライ
バ8を介してピックアップモーター9に送出され、ピッ
クアップ3を上下に移動制御する。マイコン76は、光
ディスクから読み取った時間情報やフレーム情報により
光ディスクの内周か外周かを判断し、外周と判断したと
きには、切替信号を出力して帰還回路74を系に挿入し
て帯域を変化させている。
【0013】より具体的に図1の構成の動作を説明する
と、対物レンズ2とピックアップ3を介して光ディスク
1から読み出されたRF信号は、フォーカスエラーアン
プ4に入力される。フォーカスエラーアンプ4は、非点
収差法等によりフォーカスエラー信号を生成し、生成さ
れたフォーカスエラー信号は位相補償回路5により位相
補償され、対物レンズ2を光ディスク1に対して上下方
向に移動せしめるためのフォーカスコイルを駆動するフ
ォーカスドライバー6に入力される。フォーカスドライ
バー6の出力は、フォーカスコイルを駆動してフォーカ
スサーボが機能する。
【0014】このフォーカスサーボのドライブ信号また
はエラー信号の低域成分は、光ディスク1に対して合焦
状態にあるとき、対物レンズ2とピックアップ3のニュ
ートラルな位置関係のとき0であり、ピックアップ3か
ら対物レンズ2が上下している場合に、+側または−側
の信号である。対物レンズ2とピックアップ3の最良な
位置関係にある時のフォーカスサーボのドライブ信号ま
たはエラー信号の直流電位がリファレンス電圧Refと
して電源72からハイトサーボエラーアンプ7の+入力
端子に供給される。ハイトサーボエラーアンプ7によ
り、ドライブ信号の低域成分が取り出され、ハイトサー
ボエラーとしてハイトサーボモータードライバー8に供
給される。ハイトサーボモータードライバー8の出力に
よりピックアップモーター9を駆動し、ピックアップ3
を光ディスク1に対して上下方向に駆動制御する。この
ようなハイトサーボにより、光ディスク1に対して合焦
した状態において対物レンズ2とピックアップ3は常に
最良な位置関係に維持されている。
【0015】この状態において、マイコン9は、再生中
に光ディスク中の時間データまたはフレームデータを
得、光ディスク1の外周/内周位置を判断して切替信号
によりハイトサーボエラーアンプ7のスイッチ75をO
N/OFF制御する。例えば、対物レンズ2が光ディス
ク1の内周にあるときは、スイッチ75をOFFしてお
き、サーボの帯域を広げてサーボ応答特性を良くし、ゲ
インを上げて精度を向上する。一方、光ディスクのうね
りが顕著になる外周部ではスイッチ75をON動作させ
てサーボの帯域を狭め、カットオフを光ディスクの回転
周波数以下に設定することにより上記うねりへの追従を
排除する。
【0016】図2には、本発明による光ディスク再生装
置における概念ボード線図が示され、外周時はディスク
回転周波数ではゲインは0となり、内周時はゲイン帯域
はディスクは回転周波数以上を表している。一方、図3
には、従来の光ディスク再生装置における概念ボード線
図が示されている。図3から明らかなように、この場
合、ディスク回転周波数ではゲイン0である。
【0017】尚、図1の実施例において、スイッチ75
を制御するのにマイコン76を用いる代わりに、機械的
スイッチを用いることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生装置によれば、光ディスクの外周部のうねりに起
因するサーボ応答特性の悪化や、プレイアビリティの悪
化等の問題が大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク再生装置の一実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明による光ディスク再生装置における概念
ボード線図である。
【図3】従来の光ディスク再生装置における概念ボード
線図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 対物レンズ 3 ピックアップ 4 フォーカスエラーアンプ 5 位相補償回路 6 フォーカスコイルドライバー 7 制御部 71 ハイトサーボエラーアンプ(オペアンプ) 72 電源 73,74 帰還回路 75 スイッチ 76 マイコン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクからの反射光を対物レンズを介
    してピックアップに照射し、該ピックアップから得られ
    るフォーカスエラー信号に基づいて前記ピックアップの
    前記光ディスクに対する位置を可変するようなサーボ制
    御部を有する光ディスク再生装置において、 前記対物レンズが前記光ディスクの予め定めた外周部に
    あることを検出したとき、前記サーボ制御部の帯域を切
    り換える帯域切替手段を有することを特徴とする光ディ
    スク再生装置。
  2. 【請求項2】前記帯域切替手段は、前記帯域を狭くする
    手段である請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】前記帯域を狭くする手段は、前記帯域のカ
    トオフを前記光ディスクの再生回転周波数以下となるよ
    うに設定する請求項2に記載の光ディスク再生装置。
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