JP2000171515A - 接続診断回路 - Google Patents
接続診断回路Info
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- JP2000171515A JP2000171515A JP10349569A JP34956998A JP2000171515A JP 2000171515 A JP2000171515 A JP 2000171515A JP 10349569 A JP10349569 A JP 10349569A JP 34956998 A JP34956998 A JP 34956998A JP 2000171515 A JP2000171515 A JP 2000171515A
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- Japan
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- signal
- circuit
- connection
- ports
- trigger
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、複数の電子機器の間で信号を伝達する
場合、電子機器に設けられたコネクタなどを経由して信
号を伝えていたが、コネクタの抜き差しの繰り返しによ
り、接触不良や断線が起こりやすく、これが原因となる
電子機器の動作不良を接続異常と断定しにくいという課
題があった。 【解決手段】 トリガ発生回路と、信号発生回路と、こ
れらに各々繋がる複数のスイッチと、異常検出回路とで
構成された接続診断回路を、電子機器のコネクタと電子
機器の内部回路からの入出力信号の間に接続した。
場合、電子機器に設けられたコネクタなどを経由して信
号を伝えていたが、コネクタの抜き差しの繰り返しによ
り、接触不良や断線が起こりやすく、これが原因となる
電子機器の動作不良を接続異常と断定しにくいという課
題があった。 【解決手段】 トリガ発生回路と、信号発生回路と、こ
れらに各々繋がる複数のスイッチと、異常検出回路とで
構成された接続診断回路を、電子機器のコネクタと電子
機器の内部回路からの入出力信号の間に接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の電子機器
間で信号を伝達するためのコネクタなどの接合部の接続
異常を診断する回路に関するものである。
間で信号を伝達するためのコネクタなどの接合部の接続
異常を診断する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の電子機器の間で信号を伝達
する場合、複数の電子機器間をコネクタを使用したマザ
ーボードやケーブルなどを用いて接続し、出力信号を電
圧変化等で信号を伝えていた。しかし、これらの方法は
コネクタの抜き差しの繰り返しにより接触不良が起こり
やすく、またコネクタが外れたり、コネクタとケーブル
の接合部の断線で信号が伝えられない状態になることが
ある。このような状態になると、電子機器の正常な動作
は期待できない。このような接続異常を検出する方法と
して、特開昭60−148255号公報のようにコネク
タの余っているピンに診断信号を割り当てて第1のコネ
クタ3aから送った診断信号が第2のコネクタ3bを経
由して戻ってきたか否かを判断して接続診断をする方法
がある。図9に従来の接続診断回路の構成を示す。図に
おいて、第一の電子機器1と第二の電子機器2とはコネ
クタ3により接続され、それぞれの電子機器内部回路間
で信号の入出力を行う。5は異常診断回路であり、前記
電子機器内部回路間の信号とは別の診断信号が両コネク
タを経由して戻ってこないときに、第1のコネクタ3a
と第2のコネクタ3bが互いに外れているなどの接続異
常が生じていると診断する。
する場合、複数の電子機器間をコネクタを使用したマザ
ーボードやケーブルなどを用いて接続し、出力信号を電
圧変化等で信号を伝えていた。しかし、これらの方法は
コネクタの抜き差しの繰り返しにより接触不良が起こり
やすく、またコネクタが外れたり、コネクタとケーブル
の接合部の断線で信号が伝えられない状態になることが
ある。このような状態になると、電子機器の正常な動作
は期待できない。このような接続異常を検出する方法と
して、特開昭60−148255号公報のようにコネク
タの余っているピンに診断信号を割り当てて第1のコネ
クタ3aから送った診断信号が第2のコネクタ3bを経
由して戻ってきたか否かを判断して接続診断をする方法
がある。図9に従来の接続診断回路の構成を示す。図に
おいて、第一の電子機器1と第二の電子機器2とはコネ
クタ3により接続され、それぞれの電子機器内部回路間
で信号の入出力を行う。5は異常診断回路であり、前記
電子機器内部回路間の信号とは別の診断信号が両コネク
タを経由して戻ってこないときに、第1のコネクタ3a
と第2のコネクタ3bが互いに外れているなどの接続異
常が生じていると診断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
はコネクタ全体が外れるか、接続したケーブルが完全に
切断されない限り接続の異常を検出することができな
い。接続の障害としては、試験等でコネクタの抜き差し
を繰り返すことにより、導体同士のかん合が緩くなり、
コネクタ全体は外れずにコネクタ内の一部のピンでのみ
接触不良を起こしたり、またケーブル等に振動がかかる
ような機器では、コネクタのかん合部で一部の信号線が
断線を起こすことがある。このような状態になると、電
子機器の正常な動作は期待できない。そして、このよう
な電子機器の動作不良は、コネクタ全体が外れるような
障害に比べて、例えば図9のような異常診断回路を用い
ても原因がすぐに接続異常によるものと断定できないと
いう課題があった。
はコネクタ全体が外れるか、接続したケーブルが完全に
切断されない限り接続の異常を検出することができな
い。接続の障害としては、試験等でコネクタの抜き差し
を繰り返すことにより、導体同士のかん合が緩くなり、
コネクタ全体は外れずにコネクタ内の一部のピンでのみ
接触不良を起こしたり、またケーブル等に振動がかかる
ような機器では、コネクタのかん合部で一部の信号線が
断線を起こすことがある。このような状態になると、電
子機器の正常な動作は期待できない。そして、このよう
な電子機器の動作不良は、コネクタ全体が外れるような
障害に比べて、例えば図9のような異常診断回路を用い
ても原因がすぐに接続異常によるものと断定できないと
いう課題があった。
【0004】またコネクタでの接続異常と決めて診断す
る場合でも、電子機器のケースカバーなどを外してコネ
クタを外し、信号を汎用計測器のようなものでモニタす
るために、延長基板をコネクタ3に接続して各電子機器
のテストを行うような手間を有することがあり、またこ
の時のコネクタの抜き差しにより、接続異常が発生しな
くなり、原因がはっきりと特定できなくなる問題もあ
る。
る場合でも、電子機器のケースカバーなどを外してコネ
クタを外し、信号を汎用計測器のようなものでモニタす
るために、延長基板をコネクタ3に接続して各電子機器
のテストを行うような手間を有することがあり、またこ
の時のコネクタの抜き差しにより、接続異常が発生しな
くなり、原因がはっきりと特定できなくなる問題もあ
る。
【0005】例えば防衛機器に用いられる計算機のよう
に障害が発生した時に早急に修理をすることが求められ
る電子機器の場合では、故障部位の早急な特定が求めら
れている。
に障害が発生した時に早急に修理をすることが求められ
る電子機器の場合では、故障部位の早急な特定が求めら
れている。
【0006】また、このようにコネクタで接続される信
号としては、アナログ信号、単方向デジタル信号、双方
向デジタル信号等、複数の種類の信号が接続されること
も有り、それぞれの信号線に対して同じ機構で接続診断
を行う難しさがある。
号としては、アナログ信号、単方向デジタル信号、双方
向デジタル信号等、複数の種類の信号が接続されること
も有り、それぞれの信号線に対して同じ機構で接続診断
を行う難しさがある。
【0007】この発明は、複数の電子機器間を接続する
コネクタを介した信号線のうち、一部の信号で接続異常
が発生した場合でも接続診断ができ、電子機器を分解し
なくても接続異常が発生した部位を特定でき、かつ種類
の違う信号線でも接続診断ができる接続診断回路を提供
することを目的とする。
コネクタを介した信号線のうち、一部の信号で接続異常
が発生した場合でも接続診断ができ、電子機器を分解し
なくても接続異常が発生した部位を特定でき、かつ種類
の違う信号線でも接続診断ができる接続診断回路を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による接続診
断回路は、第1の電子機器に配線された複数の第1のケ
ーブルにそれぞれ接続された4以上の偶数N個の第1の
ポートを有する第1のコネクタと、第2の電子機器に配
線された複数の第2のケーブルにそれぞれ接続された4
以上の偶数N個の第2のポートを有し、この第2のポー
トの各々を前記第1のポートの各々に1対1で接続する
ように前記第1のコネクタに嵌合するための第2のコネ
クタとの接続状態を診断する接続診断回路において、診
断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生するトリガ発
生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号を発信する
信号発生回路と、前記信号発生回路から基準信号を入力
されて前記第1、第2のコネクタ間の接続異常を検出す
る異常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前
記第1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生
回路からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポート
と前記第1のケーブルとの接続を切るとともに、1つの
前記第1のポートを前記信号発生回路に、他の1つの前
記第1のポートを前記異常検出回路に、他のN−2個の
前記第1のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接続する第
1のスイッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記
第2のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回
路からのトリガ信号を受けたときに前記第2のポートと
前記第2のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1
のポートと前記第2のポートをデイジーチェイン接続す
るように前記第2のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接
続する第2のスイッチとを具備し、前記異常検出回路は
前記信号発生回路から出力され前記デイジーチェイン接
続された前記第1、第2のポート間を通過した基準信号
を前記信号発生回路の出力する基準信号と比較しその結
果に基づいて接続異常を検出する手段を備えたものであ
る。
断回路は、第1の電子機器に配線された複数の第1のケ
ーブルにそれぞれ接続された4以上の偶数N個の第1の
ポートを有する第1のコネクタと、第2の電子機器に配
線された複数の第2のケーブルにそれぞれ接続された4
以上の偶数N個の第2のポートを有し、この第2のポー
トの各々を前記第1のポートの各々に1対1で接続する
ように前記第1のコネクタに嵌合するための第2のコネ
クタとの接続状態を診断する接続診断回路において、診
断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生するトリガ発
生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号を発信する
信号発生回路と、前記信号発生回路から基準信号を入力
されて前記第1、第2のコネクタ間の接続異常を検出す
る異常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前
記第1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生
回路からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポート
と前記第1のケーブルとの接続を切るとともに、1つの
前記第1のポートを前記信号発生回路に、他の1つの前
記第1のポートを前記異常検出回路に、他のN−2個の
前記第1のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接続する第
1のスイッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記
第2のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回
路からのトリガ信号を受けたときに前記第2のポートと
前記第2のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1
のポートと前記第2のポートをデイジーチェイン接続す
るように前記第2のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接
続する第2のスイッチとを具備し、前記異常検出回路は
前記信号発生回路から出力され前記デイジーチェイン接
続された前記第1、第2のポート間を通過した基準信号
を前記信号発生回路の出力する基準信号と比較しその結
果に基づいて接続異常を検出する手段を備えたものであ
る。
【0009】第2の発明による接続診断回路は、第1の
電子機器に配線された複数の第1のケーブルにそれぞれ
接続された複数の第1のポートを有する第1のコネクタ
と、第2の電子機器に配線された複数の第2のケーブル
にそれぞれ接続された複数の第2のポートを有し、この
第2のポートの各々を前記第1のポートの各々に1対1
で接続するように前記第1のコネクタに嵌合するための
第2のコネクタとの接続異常を診断する接続診断回路に
おいて、診断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生す
るトリガ発生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号
を発信する信号発生回路と、前記信号発生回路からの基
準信号が入力されてコネクタ間の接続異常を検出する異
常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前記第
1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路
からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポートと前
記第1のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1の
ポートの各々を前記信号発生回路に接続する第1のスイ
ッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記第2のケ
ーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路からの
トリガ信号を受けたときに前記第2のポートと前記第2
のケーブルとの接続を切るとともに、前記第2のポート
の各々を前記異常検出回路に接続する第2のスイッチと
を具備し、前記異常検出回路は、前記信号発生回路から
出力され前記第1のポートから前記第2のポートへそれ
ぞれ伝送された基準信号を前記信号発生回路の出力する
基準信号と比較しその結果に基づいて接続異常を検出す
る手段を備えたものである。
電子機器に配線された複数の第1のケーブルにそれぞれ
接続された複数の第1のポートを有する第1のコネクタ
と、第2の電子機器に配線された複数の第2のケーブル
にそれぞれ接続された複数の第2のポートを有し、この
第2のポートの各々を前記第1のポートの各々に1対1
で接続するように前記第1のコネクタに嵌合するための
第2のコネクタとの接続異常を診断する接続診断回路に
おいて、診断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生す
るトリガ発生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号
を発信する信号発生回路と、前記信号発生回路からの基
準信号が入力されてコネクタ間の接続異常を検出する異
常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前記第
1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路
からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポートと前
記第1のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1の
ポートの各々を前記信号発生回路に接続する第1のスイ
ッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記第2のケ
ーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路からの
トリガ信号を受けたときに前記第2のポートと前記第2
のケーブルとの接続を切るとともに、前記第2のポート
の各々を前記異常検出回路に接続する第2のスイッチと
を具備し、前記異常検出回路は、前記信号発生回路から
出力され前記第1のポートから前記第2のポートへそれ
ぞれ伝送された基準信号を前記信号発生回路の出力する
基準信号と比較しその結果に基づいて接続異常を検出す
る手段を備えたものである。
【0010】第3の発明による接続診断回路は、第1の
電子機器に配線された複数の第1のケーブルにそれぞれ
接続された複数の第1のポートを有する第1のコネクタ
と、第2の電子機器に配線された複数の第2のケーブル
にそれぞれ接続された複数の第2のポートを有し、この
第2のポートの各々を前記第1のポートの各々に1対1
で接続するように前記第1のコネクタに嵌合するための
第2のコネクタとの接続異常を診断する接続診断回路に
おいて、診断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生す
るトリガ発生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号
を発信する信号発生回路と、前記信号発生回路からの基
準信号が入力されてコネクタ間の接続異常を検出する異
常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前記第
1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路
からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポートと前
記第1のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1の
ポートの各々を前記異常検出回路に接続する第1のスイ
ッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記第2のケ
ーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路からの
トリガ信号を受けたときに前記第2のポートと前記第2
のケーブルとの接続を切るとともに、前記第2のポート
の各々を前記信号発生回路に接続する第2のスイッチと
を具備し、前記異常検出回路は、前記信号発生回路から
出力され前記第2のポートから前記第1のポートへそれ
ぞれ伝送された基準信号を前記信号発生回路の出力する
基準信号と比較しその結果に基づいて接続異常を検出す
る手段を備えたものである。
電子機器に配線された複数の第1のケーブルにそれぞれ
接続された複数の第1のポートを有する第1のコネクタ
と、第2の電子機器に配線された複数の第2のケーブル
にそれぞれ接続された複数の第2のポートを有し、この
第2のポートの各々を前記第1のポートの各々に1対1
で接続するように前記第1のコネクタに嵌合するための
第2のコネクタとの接続異常を診断する接続診断回路に
おいて、診断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生す
るトリガ発生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号
を発信する信号発生回路と、前記信号発生回路からの基
準信号が入力されてコネクタ間の接続異常を検出する異
常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前記第
1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路
からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポートと前
記第1のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1の
ポートの各々を前記異常検出回路に接続する第1のスイ
ッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記第2のケ
ーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回路からの
トリガ信号を受けたときに前記第2のポートと前記第2
のケーブルとの接続を切るとともに、前記第2のポート
の各々を前記信号発生回路に接続する第2のスイッチと
を具備し、前記異常検出回路は、前記信号発生回路から
出力され前記第2のポートから前記第1のポートへそれ
ぞれ伝送された基準信号を前記信号発生回路の出力する
基準信号と比較しその結果に基づいて接続異常を検出す
る手段を備えたものである。
【0011】第4の発明による接続診断回路は、前記第
1から第3の発明において、前記第1の電子回路内から
前記トリガ発生回路に診断要求信号を発信するものであ
る。
1から第3の発明において、前記第1の電子回路内から
前記トリガ発生回路に診断要求信号を発信するものであ
る。
【0012】第5の発明による接続診断回路は、外部か
らの診断起動要求信号により電子機器内部に回路停止要
求信号を発生し、電子機器内部回路からの回路停止許可
信号を受けてから前記トリガ回路に診断要求信号を発信
するものである。
らの診断起動要求信号により電子機器内部に回路停止要
求信号を発生し、電子機器内部回路からの回路停止許可
信号を受けてから前記トリガ回路に診断要求信号を発信
するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す図であり、図において1から4は
図9に示した従来例と同様である。6は外部からの診断
起動要求信号aを入力しスイッチを診断モードの接続に
切り換えるトリガ信号bを出力するトリガ発生回路、7
は前記トリガ信号bを入力してコネクタ3などの接合部
に対して診断の基準となる診断信号cを出力する信号発
生回路、8は前記トリガ信号bにより信号の経路を診断
モードの接続に切り換えてデイジーチェーンを構成し前
記診断信号cを入力して診断結果信号dを出力する複数
のスイッチ、9は前記診断信号cとスイッチからの診断
結果信号dを入力し接続異常を検出し異常信号eを出力
する異常検出回路、10は前記トリガ発生回路6、信号
発生回路7、少なくとも4つ以上で偶数個の複数のスイ
ッチ8、異常検出回路9を含む第一の接続診断回路、1
1は前記複数のスイッチを含む第二の接続診断回路であ
る。
の実施の形態1を示す図であり、図において1から4は
図9に示した従来例と同様である。6は外部からの診断
起動要求信号aを入力しスイッチを診断モードの接続に
切り換えるトリガ信号bを出力するトリガ発生回路、7
は前記トリガ信号bを入力してコネクタ3などの接合部
に対して診断の基準となる診断信号cを出力する信号発
生回路、8は前記トリガ信号bにより信号の経路を診断
モードの接続に切り換えてデイジーチェーンを構成し前
記診断信号cを入力して診断結果信号dを出力する複数
のスイッチ、9は前記診断信号cとスイッチからの診断
結果信号dを入力し接続異常を検出し異常信号eを出力
する異常検出回路、10は前記トリガ発生回路6、信号
発生回路7、少なくとも4つ以上で偶数個の複数のスイ
ッチ8、異常検出回路9を含む第一の接続診断回路、1
1は前記複数のスイッチを含む第二の接続診断回路であ
る。
【0014】前記のように構成された接続診断回路で
は、通常運用時は第一の電子機器1の電子機器内部回路
4からの少なくとも4つ以上で偶数本の信号が第1のコ
ネクタ3aの第1のポート3cを介した接続線で入出力
され、第2のコネクタ3bの第2のポート3dを介して
接続先の第二の電子機器2の電子機器内部回路4と通信
している。入出力する信号は、アナログ信号、単方向デ
ジタル信号、双方向デジタル信号でもかまわなく、また
それぞれ混在していてもかまわない。本発明では電子機
器が異常を起こした場合、機器間の接続が異常かどうか
について、コネクタを外すことなしに診断できる。ま
た、機器が暴走していて信号線に何らかの信号を出力し
ていても診断できる。例えばオペレータが図示しない外
部のスイッチ又は機器等を操作することで、診断起動要
求信号aが入力される。診断起動要求信号aが入力され
ると、トリガ発生回路6でトリガ信号bが出力される。
トリガ信号bは複数のスイッチ8を診断モードに切換
え、電子機器内部回路4と第1、第2のコネクタ3a、
bの第1、第2のポートとの接続を切断し、第1、第2
のコネクタ3a、bの第1、第2のポートを介してデイ
ジーチェーンを構成する。一方トリガ信号bを入力した
信号発生回路7はスイッチ8が診断モードに切換わった
後で診断信号cを出力して前記デイジーチェーンに入力
する。診断信号cはデイジーチェーンを経由して診断結
果信号dとして出力される。異常検出回路9では、診断
信号cと診断結果信号dとを比較して、一致していたら
一筆書きの信号線は断線していないことがわかり、つま
り、コネクタ3などの全ての信号線で接続異常は発生し
ていないことがわかる。逆に、診断信号cと診断結果信
号dが一致しない場合は、一筆書きのどこかが破線して
いることになり、つまり、コネクタ3などの一部又は全
ての信号線で接続異常が発生していることになる。異常
検出回路9はコネクタ3などの接続異常を検出すると、
接続異常が発生していることを示す異常信号eを出力す
る。この実施の形態1ではコネクタ3を経由して接続さ
れる電子機器は、信号が複数のスイッチ8間でデイジー
チェーン接続されることから、2台の電子機器を1対1
で接続する時に適用できる。
は、通常運用時は第一の電子機器1の電子機器内部回路
4からの少なくとも4つ以上で偶数本の信号が第1のコ
ネクタ3aの第1のポート3cを介した接続線で入出力
され、第2のコネクタ3bの第2のポート3dを介して
接続先の第二の電子機器2の電子機器内部回路4と通信
している。入出力する信号は、アナログ信号、単方向デ
ジタル信号、双方向デジタル信号でもかまわなく、また
それぞれ混在していてもかまわない。本発明では電子機
器が異常を起こした場合、機器間の接続が異常かどうか
について、コネクタを外すことなしに診断できる。ま
た、機器が暴走していて信号線に何らかの信号を出力し
ていても診断できる。例えばオペレータが図示しない外
部のスイッチ又は機器等を操作することで、診断起動要
求信号aが入力される。診断起動要求信号aが入力され
ると、トリガ発生回路6でトリガ信号bが出力される。
トリガ信号bは複数のスイッチ8を診断モードに切換
え、電子機器内部回路4と第1、第2のコネクタ3a、
bの第1、第2のポートとの接続を切断し、第1、第2
のコネクタ3a、bの第1、第2のポートを介してデイ
ジーチェーンを構成する。一方トリガ信号bを入力した
信号発生回路7はスイッチ8が診断モードに切換わった
後で診断信号cを出力して前記デイジーチェーンに入力
する。診断信号cはデイジーチェーンを経由して診断結
果信号dとして出力される。異常検出回路9では、診断
信号cと診断結果信号dとを比較して、一致していたら
一筆書きの信号線は断線していないことがわかり、つま
り、コネクタ3などの全ての信号線で接続異常は発生し
ていないことがわかる。逆に、診断信号cと診断結果信
号dが一致しない場合は、一筆書きのどこかが破線して
いることになり、つまり、コネクタ3などの一部又は全
ての信号線で接続異常が発生していることになる。異常
検出回路9はコネクタ3などの接続異常を検出すると、
接続異常が発生していることを示す異常信号eを出力す
る。この実施の形態1ではコネクタ3を経由して接続さ
れる電子機器は、信号が複数のスイッチ8間でデイジー
チェーン接続されることから、2台の電子機器を1対1
で接続する時に適用できる。
【0015】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す図であり、10は実施の形態1における前
記トリガ発生回路6、信号発生回路7、複数のスイッチ
8を含む第一の接続診断回路、11は前記複数のスイッ
チ8、異常検出回路9を含む第二の接続診断回路であ
る。図において、トリガ信号bは複数のスイッチ8を診
断モードに切換え、電子機器内部回路4と第1、第2の
コネクタ3a、bとの接続を切断し、第1、第2のコネ
クタ3a、bを介した接続先のスイッチ同士で1対1接
続する。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診
断の基準となる診断信号cを出力する、前記診断信号c
は第一の電子機器内の全てのスイッチ8に入力し、コネ
クタなどの接合部を介して1対1接続した第二の電子機
器内のスイッチへ送られ、複数の診断結果信号dとして
異常検出回路9に入力する。前記異常検出回路9では診
断信号cと複数の診断結果信号dとをそれぞれ比較し、
一致していたら信号線は接続異常が発生していないこと
がわかり、逆に一致しない場合は一致しない信号線で接
続異常が発生していることになる。異常検出回路9はコ
ネクタ3を介した接続異常を検出すると、接続異常の発
生した信号に対応した異常信号eを出力する。複数箇所
で接続異常が発生している場合は、複数の接続異常の発
生したそれぞれの信号に対応する異常信号eを出力す
る。これにより接続異常が発生した信号の発生箇所を特
定する事ができる。
形態2を示す図であり、10は実施の形態1における前
記トリガ発生回路6、信号発生回路7、複数のスイッチ
8を含む第一の接続診断回路、11は前記複数のスイッ
チ8、異常検出回路9を含む第二の接続診断回路であ
る。図において、トリガ信号bは複数のスイッチ8を診
断モードに切換え、電子機器内部回路4と第1、第2の
コネクタ3a、bとの接続を切断し、第1、第2のコネ
クタ3a、bを介した接続先のスイッチ同士で1対1接
続する。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診
断の基準となる診断信号cを出力する、前記診断信号c
は第一の電子機器内の全てのスイッチ8に入力し、コネ
クタなどの接合部を介して1対1接続した第二の電子機
器内のスイッチへ送られ、複数の診断結果信号dとして
異常検出回路9に入力する。前記異常検出回路9では診
断信号cと複数の診断結果信号dとをそれぞれ比較し、
一致していたら信号線は接続異常が発生していないこと
がわかり、逆に一致しない場合は一致しない信号線で接
続異常が発生していることになる。異常検出回路9はコ
ネクタ3を介した接続異常を検出すると、接続異常の発
生した信号に対応した異常信号eを出力する。複数箇所
で接続異常が発生している場合は、複数の接続異常の発
生したそれぞれの信号に対応する異常信号eを出力す
る。これにより接続異常が発生した信号の発生箇所を特
定する事ができる。
【0016】この実施の形態2ではコネクタ3を経由し
て接続される電子機器は信号がスイッチ8間で1対1に
接続されるため図3にあるように、複数台の電子機器を
接続するバスの信号でも適用できる。
て接続される電子機器は信号がスイッチ8間で1対1に
接続されるため図3にあるように、複数台の電子機器を
接続するバスの信号でも適用できる。
【0017】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3を示す図であり、10は実施の形態1における前
記トリガ発生回路6、信号発生回路7、複数のスイッチ
8、異常検出回路9を含む第一の接続診断回路、11は
前記複数のスイッチを含む第二の接続診断回路である。
図において、トリガ信号bは複数のスイッチ8を診断モ
ードに切換え、電子機器内部回路4と第1、第2のコネ
クタ3a、bとの接続を切断し、第1、第2のコネクタ
3a、bを介した接続先のスイッチ同士で1対1接続す
る。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断の
基準となる診断信号cを出力する。前記診断信号cは一
旦コネクタ3を経由して第二の電子機器2に送られ、第
二の電子機器内の全てのスイッチ8に入力し、コネクタ
などの接合部を介して1対1接続した第一の電子機器内
のスイッチへ送られ、複数の診断結果信号dとして異常
検出回路9に入力する。異常検出回路9では診断信号c
と複数の診断結果信号dとをそれぞれ比較し、一致して
いたら信号線では接続異常が発生していないことが分か
り、逆に一致しない場合は一致しない信号線で接続異常
が発生していることが分かる。異常検出回路9はコネク
タ3を介した接続異常を検出すると、接続異常の発生し
た信号に対応した異常信号eを出力する。複数箇所で接
続異常が発生している場合は、複数の接続異常の発生し
たそれぞれの信号に対応する異常信号eを出力する。基
準となる診断信号cは、第一の電子機器内で異常検出回
路に入力されるので、コネクタ3を介した信号線が全て
切れている時でも、接続異常を検出することができる。
また、接続異常を起こした信号線を特定する事ができ
る。
形態3を示す図であり、10は実施の形態1における前
記トリガ発生回路6、信号発生回路7、複数のスイッチ
8、異常検出回路9を含む第一の接続診断回路、11は
前記複数のスイッチを含む第二の接続診断回路である。
図において、トリガ信号bは複数のスイッチ8を診断モ
ードに切換え、電子機器内部回路4と第1、第2のコネ
クタ3a、bとの接続を切断し、第1、第2のコネクタ
3a、bを介した接続先のスイッチ同士で1対1接続す
る。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断の
基準となる診断信号cを出力する。前記診断信号cは一
旦コネクタ3を経由して第二の電子機器2に送られ、第
二の電子機器内の全てのスイッチ8に入力し、コネクタ
などの接合部を介して1対1接続した第一の電子機器内
のスイッチへ送られ、複数の診断結果信号dとして異常
検出回路9に入力する。異常検出回路9では診断信号c
と複数の診断結果信号dとをそれぞれ比較し、一致して
いたら信号線では接続異常が発生していないことが分か
り、逆に一致しない場合は一致しない信号線で接続異常
が発生していることが分かる。異常検出回路9はコネク
タ3を介した接続異常を検出すると、接続異常の発生し
た信号に対応した異常信号eを出力する。複数箇所で接
続異常が発生している場合は、複数の接続異常の発生し
たそれぞれの信号に対応する異常信号eを出力する。基
準となる診断信号cは、第一の電子機器内で異常検出回
路に入力されるので、コネクタ3を介した信号線が全て
切れている時でも、接続異常を検出することができる。
また、接続異常を起こした信号線を特定する事ができ
る。
【0018】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4を示す図であり、実施の形態1では外部から診断
起動要求信号aを入力して接続診断を開始していたが、
この実施の形態では、電子機器内部回路4から診断起動
要求信号fを出力し、トリガ発生回路へ入力することに
より接続診断を開始している。このような自己診断機能
を有するような電子機器では、動作中に機器が使用して
いない期間に接続診断することができる。
形態4を示す図であり、実施の形態1では外部から診断
起動要求信号aを入力して接続診断を開始していたが、
この実施の形態では、電子機器内部回路4から診断起動
要求信号fを出力し、トリガ発生回路へ入力することに
より接続診断を開始している。このような自己診断機能
を有するような電子機器では、動作中に機器が使用して
いない期間に接続診断することができる。
【0019】図6は、実施の形態4の動作を示すタイム
チャートである。第一の電子機器1と第二の電子機器2
とは、常に通信を行っている訳ではない、この空き時間
に第1、第2のコネクタ3a、bで接続された信号線の
接続診断を行う。電子機器内部回路4で接続診断の要求
が発生した場合、診断起動要求信号fを出力する。トリ
ガ発生回路では診断起動要求信号fを入力してからトリ
ガ信号bを出力してスイッチ8を診断モードに切換え
る。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断信
号cを出力する。異常検出回路9では、診断信号cと診
断結果信号dを比較して、一致していなければ接続異常
が発生したとして異常信号eを出力する。
チャートである。第一の電子機器1と第二の電子機器2
とは、常に通信を行っている訳ではない、この空き時間
に第1、第2のコネクタ3a、bで接続された信号線の
接続診断を行う。電子機器内部回路4で接続診断の要求
が発生した場合、診断起動要求信号fを出力する。トリ
ガ発生回路では診断起動要求信号fを入力してからトリ
ガ信号bを出力してスイッチ8を診断モードに切換え
る。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断信
号cを出力する。異常検出回路9では、診断信号cと診
断結果信号dを比較して、一致していなければ接続異常
が発生したとして異常信号eを出力する。
【0020】実施の形態5.図7は、この発明の実施の
形態5を示す図であり、実施の形態1では外部から診断
起動要求信号aを入力して接続診断を開始していたが、
この実施の形態では、外部から診断起動要求信号aを入
力したら、トリガ発生回路6から電子機器内部回路4に
対して回路停止要求信号gを出力し、電子機器内部回路
4同士の通信を停止させた後、電子機器内部回路4から
回路停止許可信号hを出力して接続診断を開始してい
る。このように自己診断機能を有する電子機器では、動
作中に外部からマニュアルで自己診断要求を受ける場合
などがある。このような場合でも誤動作を起こす事な
く、接続診断することができる。
形態5を示す図であり、実施の形態1では外部から診断
起動要求信号aを入力して接続診断を開始していたが、
この実施の形態では、外部から診断起動要求信号aを入
力したら、トリガ発生回路6から電子機器内部回路4に
対して回路停止要求信号gを出力し、電子機器内部回路
4同士の通信を停止させた後、電子機器内部回路4から
回路停止許可信号hを出力して接続診断を開始してい
る。このように自己診断機能を有する電子機器では、動
作中に外部からマニュアルで自己診断要求を受ける場合
などがある。このような場合でも誤動作を起こす事な
く、接続診断することができる。
【0021】図8は、実施の形態5の動作を示すタイム
チャートである。図示しない外部からの診断起動要求信
号aがトリガ発生回路6に入力されると、トリガ発生回
路6から電子機器内部回路4へ回路停止要求信号gを出
力する。電子機器内部回路4では電子機器内部回路4同
士の通信を停止して、回路停止許可信号hを出力する。
トリガ発生回路では回路停止許可信号hを入力してから
トリガ信号bを出力してスイッチ8を診断モードに切換
える。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断
信号cを出力する。異常検出回路9では、診断信号cと
診断結果信号dを比較して、一致していなければ接続異
常が発生したとして異常信号eを出力する。トリガ発生
回路では、接続診断が終了するまでの一定時間が経過し
たら回路停止要求信号gを止めて、接続診断を終了させ
る。
チャートである。図示しない外部からの診断起動要求信
号aがトリガ発生回路6に入力されると、トリガ発生回
路6から電子機器内部回路4へ回路停止要求信号gを出
力する。電子機器内部回路4では電子機器内部回路4同
士の通信を停止して、回路停止許可信号hを出力する。
トリガ発生回路では回路停止許可信号hを入力してから
トリガ信号bを出力してスイッチ8を診断モードに切換
える。信号発生回路7ではトリガ信号bを入力して診断
信号cを出力する。異常検出回路9では、診断信号cと
診断結果信号dを比較して、一致していなければ接続異
常が発生したとして異常信号eを出力する。トリガ発生
回路では、接続診断が終了するまでの一定時間が経過し
たら回路停止要求信号gを止めて、接続診断を終了させ
る。
【0022】
【発明の効果】第1の発明によれば、2台の電子機器間
でコネクタを経由した信号のどれかが、コネクタの接続
異常により信号断線しているかどうかを、外部よりトリ
ガ発生回路に対して信号を送ることにより検出すること
ができる。
でコネクタを経由した信号のどれかが、コネクタの接続
異常により信号断線しているかどうかを、外部よりトリ
ガ発生回路に対して信号を送ることにより検出すること
ができる。
【0023】また、スイッチにより内部回路とコネクタ
間の接続を完全に切断できるため、内部回路からの信号
により、診断の誤動作を防ぐ事ができる。
間の接続を完全に切断できるため、内部回路からの信号
により、診断の誤動作を防ぐ事ができる。
【0024】また、内部回路とコネクタを接続する信号
が、アナログ信号、片方向デジタル信号、双方向デジタ
ル信号等が混在していてもそれらを区別することなく同
じ回路構成で接続異常が起きているかどうかを検出する
ことができる。
が、アナログ信号、片方向デジタル信号、双方向デジタ
ル信号等が混在していてもそれらを区別することなく同
じ回路構成で接続異常が起きているかどうかを検出する
ことができる。
【0025】また、第2の発明によれば、電子機器間で
コネクタを経由した信号線のうち、どの信号で接続異常
が起きているかどうかを検出することができる。
コネクタを経由した信号線のうち、どの信号で接続異常
が起きているかどうかを検出することができる。
【0026】また、バスのように複数台の電子機器間で
コネクタを経由した信号であっても接続異常が起きてい
るかどうかを検出することができる。
コネクタを経由した信号であっても接続異常が起きてい
るかどうかを検出することができる。
【0027】また、第3の発明によれば、電子機器間で
コネクタを経由した信号が全て断線していても、接続異
常が起きているかどうかを検出することができる。
コネクタを経由した信号が全て断線していても、接続異
常が起きているかどうかを検出することができる。
【0028】また、第4の発明によれば、電子機器間で
コネクタを経由した信号で接続異常が起きているかどう
かを、電子機器間で信号のやり取りが行われていない時
間を使って、検出することができ、電子機器内部回路の
誤動作を回避することができる。
コネクタを経由した信号で接続異常が起きているかどう
かを、電子機器間で信号のやり取りが行われていない時
間を使って、検出することができ、電子機器内部回路の
誤動作を回避することができる。
【0029】また、第5の発明によれば、電子機器間で
コネクタを経由した信号で接続異常が起きているかどう
かを、外部よりトリガ発生回路に対して信号を送ること
により検出することができ、かつ、コネクタの接続異常
診断の間、電子機器内部回路の信号の出力を停止するこ
とによって、電子機器内部回路の誤動作を回避すること
ができる。
コネクタを経由した信号で接続異常が起きているかどう
かを、外部よりトリガ発生回路に対して信号を送ること
により検出することができ、かつ、コネクタの接続異常
診断の間、電子機器内部回路の信号の出力を停止するこ
とによって、電子機器内部回路の誤動作を回避すること
ができる。
【図1】 この発明による接続診断装置の実施の形態1
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 この発明による接続診断装置の実施の形態2
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2における複数の電子
機器を接続した時の様子を示す図である。
機器を接続した時の様子を示す図である。
【図4】 この発明による接続診断装置の実施の形態3
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 この発明による接続診断装置の実施の形態4
を示す図である。
を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4における動作のタイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図7】 この発明による接続診断装置の実施の形態5
を示す図である。
を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5における動作のタイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図9】 従来の技術を示す図である。
1 第一の電子機器、2 第二の電子機器、3 コネク
タ、4 電子機器内部回路、5 異常診断回路、6 ト
リガ発生回路、7 信号発生回路、8 スイッチ、9
異常検出回路、10 第一の接続診断回路、11 第二
の接続診断回路。
タ、4 電子機器内部回路、5 異常診断回路、6 ト
リガ発生回路、7 信号発生回路、8 スイッチ、9
異常検出回路、10 第一の接続診断回路、11 第二
の接続診断回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の電子機器に配線された複数の第1
のケーブルにそれぞれ接続された4以上の偶数N個の第
1のポートを有する第1のコネクタと、第2の電子機器
に配線された複数の第2のケーブルにそれぞれ接続され
た4以上の偶数の第2のポートを有し、この第2のポー
トの各々を前記第1のポートの各々に1対1で接続する
ように前記第1のコネクタに嵌合するための第2のコネ
クタとの接続状態を診断する接続診断回路において、診
断起動要求信号を受けてトリガ信号を発生するトリガ発
生回路と、前記トリガ信号を受けて基準信号を発信する
信号発生回路と、前記信号発生回路から基準信号を入力
されて前記第1、第2のコネクタ間の接続異常を検出す
る異常検出回路と、通常は前記第1のポートの各々を前
記第1のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生
回路からのトリガ信号を受けたときに前記第1のポート
と前記第1のケーブルとの接続を切るとともに、1つの
前記第1のポートを前記信号発生回路に、他の1つの前
記第1のポートを前記異常検出回路に、他のN−2個の
前記第1のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接続する第
1のスイッチと、通常は前記第2のポートの各々を前記
第2のケーブルにそれぞれ接続して、前記トリガ発生回
路からのトリガ信号を受けたときに前記第2のポートと
前記第2のケーブルとの接続を切るとともに、前記第1
のポートと前記第2のポートをデイジーチェイン接続す
るように前記第2のポートを2つ毎に互いにそれぞれ接
続する第2のスイッチとを具備し、前記異常検出回路は
前記信号発生回路から出力され前記デイジーチェイン接
続された前記第1、第2のポート間を通過した基準信号
を前記信号発生回路の出力する基準信号と比較しその結
果に基づいて接続異常を検出する手段を備えたことを特
徴とする接続診断回路。 - 【請求項2】 第1の電子機器に配線された複数の第1
のケーブルにそれぞれ接続された複数の第1のポートを
有する第1のコネクタと、第2の電子機器に配線された
複数の第2のケーブルにそれぞれ接続された複数の第2
のポートを有し、この第2のポートの各々を前記第1の
ポートの各々に1対1で接続するように前記第1のコネ
クタに嵌合するための第2のコネクタとの接続異常を診
断する接続診断回路において、診断起動要求信号を受け
てトリガ信号を発生するトリガ発生回路と、前記トリガ
信号を受けて基準信号を発信する信号発生回路と、前記
信号発生回路からの基準信号が入力されてコネクタ間の
接続異常を検出する異常検出回路と、通常は前記第1の
ポートの各々を前記第1のケーブルにそれぞれ接続し
て、前記トリガ発生回路からのトリガ信号を受けたとき
に前記第1のポートと前記第1のケーブルとの接続を切
るとともに、前記第1のポートの各々を前記信号発生回
路に接続する第1のスイッチと、通常は前記第2のポー
トの各々を前記第2のケーブルにそれぞれ接続して、前
記トリガ発生回路からのトリガ信号を受けたときに前記
第2のポートと前記第2のケーブルとの接続を切るとと
もに、前記第2のポートの各々を前記異常検出回路に接
続する第2のスイッチとを具備し、前記異常検出回路
は、前記信号発生回路から出力され前記第1のポートか
ら前記第2のポートへそれぞれ伝送された基準信号を前
記信号発生回路の出力する基準信号と比較しその結果に
基づいて接続異常を検出する手段を備えたことを特徴と
する接続診断回路。 - 【請求項3】 第1の電子機器に配線された複数の第1
のケーブルにそれぞれ接続された複数の第1のポートを
有する第1のコネクタと、第2の電子機器に配線された
複数の第2のケーブルにそれぞれ接続された複数の第2
のポートを有し、この第2のポートの各々を前記第1の
ポートの各々に1対1で接続するように前記第1のコネ
クタに嵌合するための第2のコネクタとの接続異常を診
断する接続診断回路において、診断起動要求信号を受け
てトリガ信号を発生するトリガ発生回路と、前記トリガ
信号を受けて基準信号を発信する信号発生回路と、前記
信号発生回路からの基準信号が入力されてコネクタ間の
接続異常を検出する異常検出回路と、通常は前記第1の
ポートの各々を前記第1のケーブルにそれぞれ接続し
て、前記トリガ発生回路からのトリガ信号を受けたとき
に前記第1のポートと前記第1のケーブルとの接続を切
るとともに、前記第1のポートの各々を前記異常検出回
路に接続する第1のスイッチと、通常は前記第2のポー
トの各々を前記第2のケーブルにそれぞれ接続して、前
記トリガ発生回路からのトリガ信号を受けたときに前記
第2のポートと前記第2のケーブルとの接続を切るとと
もに、前記第2のポートの各々を前記信号発生回路に接
続する第2のスイッチとを具備し、前記異常検出回路
は、前記信号発生回路から出力され前記第2のポートか
ら前記第1のポートへそれぞれ伝送された基準信号を前
記信号発生回路の出力する基準信号と比較しその結果に
基づいて接続異常を検出する手段を備えたことを特徴と
する接続診断回路。 - 【請求項4】 前記第1の電子回路内から前記トリガ発
生回路に診断要求信号を発信することを特徴とする請求
項1から請求項3のいずれかに記載の接続診断回路。 - 【請求項5】 外部からの診断起動要求信号により電子
機器内部回路に回路停止要求信号を発生し、電子機器内
部回路からの回路停止許可信号を受けてから前記トリガ
回路に診断要求信号を発信することを特徴とする請求項
1から請求項3のいずれかに記載の接続診断回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349569A JP2000171515A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 接続診断回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349569A JP2000171515A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 接続診断回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000171515A true JP2000171515A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18404611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10349569A Pending JP2000171515A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 接続診断回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000171515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103293408A (zh) * | 2012-02-21 | 2013-09-11 | 西门子公司 | 电开关 |
JP2017050585A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日立金属株式会社 | 信号検知装置 |
JP2022131114A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | Necプラットフォームズ株式会社 | 通信ケーブルの診断装置及び通信ケーブルの診断方法 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10349569A patent/JP2000171515A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103293408A (zh) * | 2012-02-21 | 2013-09-11 | 西门子公司 | 电开关 |
US9088156B2 (en) | 2012-02-21 | 2015-07-21 | Siemens Aktiengesellschaft | Electric switch |
JP2017050585A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日立金属株式会社 | 信号検知装置 |
US10270676B2 (en) | 2015-08-31 | 2019-04-23 | Hitachi Metals, Ltd. | Signal detecting device |
JP2022131114A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | Necプラットフォームズ株式会社 | 通信ケーブルの診断装置及び通信ケーブルの診断方法 |
JP7283787B2 (ja) | 2021-02-26 | 2023-05-30 | Necプラットフォームズ株式会社 | 通信ケーブルの診断装置及び通信ケーブルの診断方法 |
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