JP2000170466A - 採光窓 - Google Patents

採光窓

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JP2000170466A
JP2000170466A JP10343749A JP34374998A JP2000170466A JP 2000170466 A JP2000170466 A JP 2000170466A JP 10343749 A JP10343749 A JP 10343749A JP 34374998 A JP34374998 A JP 34374998A JP 2000170466 A JP2000170466 A JP 2000170466A
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glass
prism
louver
wall surface
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JP10343749A
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Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Yasuo Takase
保夫 高瀬
Toshio Nakayama
敏男 中山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天候に応じて調節が可能なルーバー式であり
ながら、遮光時にもある程度の明るさを確保することが
できる採光窓を提供する。 【解決手段】 採光窓1は、室外側ガラス11及び室内
側ガラス12から構成されるペアガラス(登録商標)構
造10と、これらの間に複数配置され、それぞれが水平
方向に延びる角度可変のプリズムルーバー20、20、
・・・とを備える。建物壁面2の床側には、室内側に空
気取り入れ口4が形成され、壁面内には空気清浄機30
及び送風機31が配置され、壁面2の天井側には、内部
空間を通った空気を室内に吹き出す吹き出しダクト5
と、屋外へ排出する排気ダクト6とが形成されている。
吹き出しダクト5と排気ダクトとの間は、切換ダンパー
32により流路の切換が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁面に取り
付けられる採光窓に関し、特に、入射する太陽光を制御
することができる採光窓に関する。
【0002】
【従来の技術】建物に窓を設ければ、太陽光を室内に取
り入れて室内を明るくすることができるが、その反面、
熱線をも入射させることになるため、特に夏期のおいて
は冷房効率の低下を招く。そこで、従来から、角度調節
可能なルーバー式のブラインドを用いて太陽光を遮断す
る手法、あるいは窓ガラスに熱線吸収ガラス、熱線反射
ガラスを用いて入射光を一律に低減させる手法等が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ルーバ
ー式のブラインドは不透明な部材により形成されている
ため、遮光時には室内に入射する光が極端に少なくな
り、室内が暗くなる。また、ブラインドは窓の内側の室
内空間に設けられるため、ほこりがたまり易く、清掃に
手間がかかるという問題がある。一方、熱線吸収ガラス
等を用いた場合には、天候による調節ができないため、
曇天、雨天時には室内が暗くなりすぎるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、天候に応じて調節が可能なル
ーバー式でありながら、遮光時にもある程度の明るさを
確保することができ、かつ、清掃の手間がかからない採
光窓を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる採光窓
は、室外側と室内側とで一対のガラス板が対向配置され
て構成されるペアガラス構造と、一対のガラス板の間に
複数配置され、それぞれが水平方向に延びる透明なプリ
ズムルーバーと、複数のプリズムルーバーを連動させ
て、それぞれ水平方向の回転軸を中心に回動させる調整
機構とを備えることを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、天候に応じてプリズ
ムルーバーのスラット角を調整することにより、遮光時
には直射光を室外側へ反射させ、屈折、散乱光のみを室
内に導くことにより、室内の明るさをある程度保ちつ
つ、熱線の入射を抑えることができる。また、採光時に
は、直射光を室内天井に向けて反射させることにより、
明るさを確保することができる。
【0007】また、上記構成に加え、ペアガラス構造の
ガラス板に挟まれた内部空間に空気を流通させるための
流路及び送風装置を設けることができ、かつ、その場合
には、流路に、内部空間に送られる空気を処理する空気
清浄機を配置することが望ましい。
【0008】さらに、室外側のガラス板にシースルー太
陽電池を設け、これを各部の電源として利用してもよ
い。なお、プリズムルーバーの少なくとも一部を酸化チ
タンにより形成し、殺菌、防臭効果を持たせてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる採光窓の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態であ
る採光窓の断面図、図2はその制御システムを示すブロ
ック図である。
【0010】図1に示すように、採光窓1は、室外側ガ
ラス11及び室内側ガラス12の一対のガラス板が対向
配置されて構成され、建物の壁面2に形成された開口部
3にはめ込まれたペアガラス構造10と、これらのガラ
ス板11、12の間に複数配置され、それぞれが水平方
向に延びるプリズムルーバー20、20、・・・を備え
ている。室外側ガラス11の室外側の面には、シースル
ー太陽電池21が貼り付けられている。
【0011】各プリズムルーバー20は、その表面に透
明な酸化チタン膜が形成され、それぞれ水平方向の中心
に位置する水平方向の回転軸を中心に回動可能に支持さ
れている。また、全てのプリズムルーバー20は、図1
では図示を略する調整機構に連動しており、図中実線で
示す採光位置と、破線で示す遮光時との間で連続的にス
ラット角を変えることができる。
【0012】ペアガラス構造10のガラス板11、12
に挟まれた内部空間は空気を流通させるための流路とさ
れており、建物壁面2の床側には、室内側に空気取り入
れ口4が形成され、壁面内には空気清浄機30及び送風
機31が配置されている。一方、壁面2の天井側には、
内部空間を通った空気を室内に吹き出す吹き出しダクト
5と、屋外へ排出する排気ダクト6とが形成されてい
る。吹き出しダクト5と排気ダクトとの間は、切換ダン
パー32により流路の切換が可能である。
【0013】図1に示す採光窓1の各装置は、図2に示
すようにマイコン40により制御される。制御システム
は、屋外の日照量を検知してマイコン40に送る日照量
センサ41と、屋外の気温を検知してマイコン40に送
る温度センサ42とを備え、マイコン40は、これらの
センサにより検知された情報に基づいてプリズムルーバ
ー20の角度を調整する調整機構のルーバーモータ4
3、送風機31のファンモータ44、切換ダンパー32
を駆動するダクト切換モータ45を自動的に制御する。
なお、シースルー太陽電池21は、これらのモータ等の
電源として利用されるが、発電量が不足する場合に備え
て適宜蓄電池、商用電源を用いてもよい。
【0014】マイコン40は、日照量を検知して朝夕、
あるいは曇天、雨天で日照量が少ない場合には、ルーバ
ーモータ43を制御してプリズムルーバー20を図1に
実線で示す採光位置に設定する。これにより、室外側ガ
ラス11を透過した直射光は室内天井に向けて反射さ
れ、室内の明るさを確保することができる。
【0015】これに対して、晴天の昼間等で日照量が多
い場合には、プリズムルーバー20を図1に破線で示す
遮光位置に設定する。この状態では、直射光は屋外側へ
反射されて熱線の入射を防ぐことができ、しかも、プリ
ズムルーバー20内に入射した屈折、散乱光は室内に入
射するため、従来のブラインドのように室内が極端に暗
くなることがない。なお、プリズムルーバーのスラット
角は、日照量に応じて上記の採光位置と遮光位置との間
の任意の位置に設定可能である。
【0016】プリズムルーバー20がいずれの角度にあ
る場合にも、日照があればペアガラス構造10のガラス
板に挟まれた内部空間の温度は外気温より上昇する。そ
こで、マイコン40は、夜間を除き、日照があるときに
はファンモータ44を駆動して内部空間内に空気を流通
させる。ファンモータ44が駆動されると、図1に破線
の矢印曲線で示したように、室内の空気が空気取り入れ
口4から取り入れられ、空気清浄機30によって塵埃が
取り除かれて内部空間に導かれる。そして、内部空間を
通って熱せられた空気は、切換ダンパー32が図1に実
線で示す位置にある場合には、吹き出しダクト5を介し
て室内に導かれ、破線で示す位置にある場合には、排気
ダクト6を介して室外へ排出される。
【0017】マイコン40は、室外の気温に応じて切換
ダンパー32を切り換えるようにダクト切換モータ45
を制御する。夏期、外気温が高い場合には、切り換えダ
ンパー32を破線で示す位置に設定し、熱せられた空気
を屋外へ放出する。これにより、プリズムルーバー20
からの輻射熱により室内の窓側の冷房効果が低下するの
を防ぐことができる。反対に、冬季、外気温が低い場合
には、切り換えダンパー32を図1に実線で示す位置に
設定し、熱せられた空気を破線の矢印曲線で示すように
室内に吹き出して暖房効果を高めることができる。
【0018】なお、内部空間に導かれる空気は空気清浄
機30により清浄化されているため、ペアガラス構造1
0の内面、あるいはプリズムルーバー20にほこりが着
くのを防ぐことができ、清掃の手間を省くことができ
る。また、切換ダンパー32が室内側への流路を形成し
ている場合には、清浄な空気を室内に吹き出すことがで
きる。
【0019】さらに、プリズムルーバー20には、その
表面に酸化チタン(TiO2)膜が形成されているため、
プリズムルーバー20に太陽光が当たると光触媒作用に
より、空気中の水が分解されて活性酸素が生成され、ペ
アガラス構造10により形成される内部空間の空気を殺
菌、消臭する。
【0020】
【発明の効果】本発明の採光窓は上記のように構成した
ので、次のような優れた効果を有する。 (1)請求項1に記載のように、室外側と室内側とで一
対のガラス板が対向配置されて構成されるペアガラス構
造と、一対のガラス板の間に複数配置され、それぞれが
水平方向に延びる透明なプリズムルーバーと、複数のプ
リズムルーバーを連動させて、それぞれ水平方向の回転
軸を中心に回動させる調整機構とを備える構成とする
と、天候に応じてプリズムルーバーのスラット角を調整
することにより、遮光時にもある程度の明るさを確保す
ることができる。また、各ルーバーはペアガラス内に配
置され、室外、室内のいずれに対しても遮断された空間
内に位置するため、ルーバーにほこりがたまりにくく、
清掃の手間を省くことができる。
【0021】(2)請求項2に記載のように、上記構成
に加え、ペアガラス構造のガラス板に挟まれた内部空間
に空気を流通させるための流路及び送風装置を設けた構
成とすると、遮光によりルーバーに蓄積された熱を外部
に放出することができ、ルーバーから室内側への輻射熱
の発散を防ぐことができる。
【0022】(3)請求項3に記載のように、さらに、
流路に、内部空間に送られる空気を処理する空気清浄機
を配置する構成とすると、ルーバーやガラス内面の汚れ
を防ぐことができる。
【0023】(4)請求項4に記載のように、さらに室
外側のガラス板にシースルー太陽電池を設ける構成とす
れば、これを調整機構のルーバーモータや、送風装置の
ファンモータ、あるいは空気清浄機の電源として利用す
ることにより、ランニングコストを抑えることができ
る。
【0024】(5)さらに、請求項5に記載のように、
プリズムルーバーの少なくとも一部を酸化チタンにより
形成すれば、酸化チタンが光触媒となって太陽光により
空気中の水分から活性酸素が生成され、内部空間の空気
の殺菌、防臭が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる採光窓の構造を
示す断面図である。
【図2】図1に示す採光窓の制御システムを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1:採光窓 2:壁面 3:開口部 4:空気取り入れ口 5:吹き出しダクト 6:排気ダクト 10:ペアガラス構造 11、12:ガラス 20:プリズムルーバー 21:太陽電池 30:空気清浄機 31:送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 敏男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2E043 AA01 AA04 AB03 BA01 BE02 BE13 DA05 DB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外側と室内側とで一対のガラス板が対
    向配置されて構成されるペアガラス構造と、 前記一対のガラス板の間に複数配置され、それぞれが水
    平方向に延びる透明なプリズムルーバーと、 前記複数のプリズムルーバーを連動させて、それぞれ水
    平方向の回転軸を中心に回動させる調整機構とを備える
    ことを特徴とする採光窓。
  2. 【請求項2】 前記ペアガラス構造のガラス板に挟まれ
    た内部空間に空気を流通させるための流路及び送風装置
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の採光
    窓。
  3. 【請求項3】 前記流路に、前記内部空間に送られる空
    気を処理する空気清浄機を配置したことを特徴とする請
    求項2に記載の採光窓。
  4. 【請求項4】 前記室外側のガラス板にシースルー太陽
    電池を設け、これを各部の電源として利用することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の採光窓。
  5. 【請求項5】 前記プリズムルーバーの少なくとも一部
    が、酸化チタンにより形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の採光窓。
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