JP2000169396A - ゲル化剤、経管栄養食品用ゲル化剤およびそれを含有する経管栄養食品 - Google Patents

ゲル化剤、経管栄養食品用ゲル化剤およびそれを含有する経管栄養食品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】逆流性誤嚥の防止された経管栄養食品および逆
流性誤嚥の防止に有効なゲル化剤を提供する。 【解決手段】1)ゲランガムおよびアルギン酸を含有し
てなるゲル化剤、2)ゲランガムとアルギン酸とを配合
してなる経管栄養食品用ゲル化剤、3)経管栄養食品に
おいて、ゲランガムおよびアルギン酸を配合してなる経
管栄養食品、4)経管栄養食品において、ゲランガムを
0.04重量%以上0.20重量%未満およびアルギン
酸を0.40重量%以上1.00重量%未満配合してな
る上記3)の経管栄養食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲル化剤、経管栄
養食品用ゲル化剤およびそれを含有する経管栄養食品に
関する。さらに詳しくは、本発明はゲランガムおよびア
ルギン酸を含有するゲル化剤、該ゲル化剤を利用する経
管栄養食品用ゲル化剤、およびそれを含有せしめること
によりチューブによる摂取時に流動性を有し胃内に到達
後ゲル化する機能を付与された逆流性誤嚥防止に有効な
経管栄養食品に関する。
【0002】
【従来の技術】老衰等により体力が著しく衰えた患者や
交通事故等により脳に障害を持つ患者等は、食物を摂取
する際に、食物が誤って気管さらには肺にまで流入する
いわゆる嚥下障害患者であることが多い。食物が誤って
気管から肺にまで流入するいわゆる誤嚥が生じると、患
者は激しく咳き込み気管等に入った食物を排出しようと
する。しかし、排出できない状態でこれを放置しておく
と食物が肺内部で腐敗し肺炎の原因になることから手術
による排出が必要となる。
【0003】このため誤嚥は医療現場では重大な問題で
あり、誤嚥防止対策としては例えば食物をゼリー状にし
て食物の表面を、いわゆるツルっとした状態に加工して
から患者に与えている。最近は、医療現場での加工を不
要とした同一目的のゼリー状食品も種々市販されてい
る。しかし、ゼリー状の食品は、経口摂取可能な患者を
対象としたものであることから、体力が著しく低下した
患者は経口摂取不可能であり、適用できないという不都
合がある。このような患者には、いわゆる経管栄養(鼻
から胃までチューブを通し、流動食を胃内に流し込むこ
とで栄養を摂取させる方法)や点滴等が施されている。
【0004】ところが、このような患者は著しく体力が
劣っているために、経管内に流動食を摂取した後、例え
ば体の向きを変えるだけで胃内容物が逆流してしまい、
その際に逆流した胃内容物が気管や肺に達してしまうい
わゆる逆流の誤嚥を生じることがある。胃内容物が気管
や肺に達すると胃酸が、直接的に気道粘膜、気道上皮細
胞および肺胞上皮細胞等を損傷し急性肺損傷を生じたり
あるいは誤嚥の場合と同様に胃内容物の腐敗による肺炎
を生じたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、誤嚥と
同様に逆流性誤嚥も医療現場では重大な問題であるにも
かかわらずこれを防止する技術は、従来全く存在してい
ないのが実情である。このために医療現場から逆流性誤
嚥を防止する技術の開発が切望されている。そこで、本
発明の目的は、経管栄養食品の逆流性誤嚥の防止に有効
なゲル化剤、およびそのゲル化剤を含有する経管栄養食
品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鼻から胃まで通じているチューブ内
では流動性に優れる一方で、胃内部では適度にゲル化す
れば胃内容物の逆流が防止できるのではないかと考え
て、そのような性状を付与するに有効なゲル化剤の開発
を目的に鋭意研究を重ねた結果、ゲランガムとアルギン
酸との配合剤により、所期の目的が達成されることを見
出し、さらに検討して本発明を完成したものである。
【0007】すなわち、本願は次の発明を包含する。 1)ゲランガムおよびアルギン酸を配合したことを特徴
とするゲル化剤。 2)ゲランガムとアルギン酸とを配合したことを特徴と
する経管栄養食品用ゲル化剤。 3)ゲランガム1重量部とアルギン酸2〜25重量部の
割合で配合することを特徴とする上記2)項記載の経管
栄養食品用ゲル化剤。
【0008】4)アルギン酸を4〜18重量部の割合で
配合することを特徴とする上記3)項記載の経管栄養食
品用ゲル化剤。 5)経管栄養食品において、ゲランガムおよびアルギン
酸を配合したことを特徴とする経管栄養食品。 6)経管栄養食品において、ゲランガムを0.04重量
%以上0.20重量%未満およびアルギン酸を0.40
重量%以上1.00重量%未満配合したことを特徴とす
る上記5)項記載の経管栄養食品。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いるゲランガムは、下記式 ←3)-β-D-Glep-(1→4)-β-D-GlepA-(1→4)-β-D-Glep-
(1→4)-α-L-Rhap-(1→ (式中、Gluはグルコースを、GluAはグルクロン酸を、Rh
aはラムノースを、それぞれ示す)で表されるような4つ
の糖分子の繰り返し単位よりなる高分子多糖類である。
【0010】本発明においては、食品ゲル化剤用として
市販されているゲランガムを用いることができ、その例
としてはケルコゲル(登録商標、メルク社販売)が挙げ
られる。アルギン酸は、D−マンノウロン酸のβ―1,
4結合からなる直鎖分子であってカッソウ類の重要な構
造多糖類である。本発明においては、原料藻類から、常
法により、抽出、精製した食品用グレードのもの、例え
ばアイスクリーム、マヨネーズ、トマトケチャップ等の
増粘剤や乳化安定剤として通常利用されているものを使
用できる。アルギン酸のアルカリ金属塩またはアンモニ
ウム塩は、水に溶解し、他の金属イオン例えばカルシウ
ムイオンの添加によりゲルを生成することが知られてい
る。
【0011】本発明のゲル化剤は、ゲランガムおよびア
ルギン酸とを配合することによって調製され、粉末混合
物あるいは液状混合物のいずれであってもよいが、ゲル
化剤としての使用形態を考慮すると液状系混合物にして
おく方が便利である。本ゲル化剤の調製にあたっては、
これらの原料が通常は粉末で入手できることから、ゲラ
ンガム粉末およびアルギン酸、アルギン酸のアルカリ金
属塩あるいはアンモニウム塩の粉末の各所定量を混合す
ればよいが、さらにその混合物と水とから液状系混合物
を調製してもよい。別法としては、ゲランガム粉末およ
びアルギン酸粉末からそれぞれ個々に所定濃度の水性液
状調製物を調製した後、各所定量を取り混合する方法を
採用してもよい。
【0012】本ゲル化剤におけるゲランガムとアルギン
酸の配合量は、その使用目的によって適宜選択される
が、通常、ゲランガム1重量部とアルギン酸2〜25重
量部、さらに好ましくは4〜18重量部の割合で配合す
るのが好ましい。この配合量は、後述するように、経管
栄養食品用ゲル化剤としての用途においてとりわけ好ま
しいものである。
【0013】本発明ゲル化剤は、食品分野等で種々に利
用できるが、とりわけ経管栄養食品用ゲル化剤として好
適である。前述のとおり、経管栄養食品に対して、チュ
ーブによる投与時には流動性を有し胃内部に達した後は
適度にゲル化する機能を付与できれば、逆流性誤嚥を防
ぐ目的上好都合である。本ゲル化剤はこの機能を見事に
有するものである。本発明ゲル化剤の成分のうち、流動
性の栄養食品を胃内部でゲル化するのはゲランガムであ
る。胃内部は胃酸によりpHが約2〜3程度に保たれて
いるが、ゲランガムはこの条件下でゲル強度が急激に上
昇するためこれを添加配合した栄養食品がゲル化するこ
とになる。
【0014】一方、栄養食品にチューブで投与可能な程
度に流動性を与えるのは、ゲランガムと共に添加される
アルギン酸である。すなわち、アルギン酸の添加によっ
て、単にゲランガムを添加した場合に比べて、経管栄養
食品が胃内部に達するまでの間、すなわち該食品がチュ
ーブ内を移動している間、該食品に適度の流動性が与え
られる。経管栄養食品を投与する際に使用されるチュー
ブの直径は、約5mm程度であり非常に細いことから、
この中をスムーズに通過し得る程度に流動性を付与する
ことは重要である。
【0015】本発明の経管栄養食品は、上記のように、
ゲランガムとアルギン酸を経管栄養食品に配合させてそ
れぞれの機能を適切に発揮させるものであり、ゲランガ
ムとアルギン酸の配合量は、患者へ投与するに際しては
チューブを通過可能なような流動性を示し胃内に到達後
は適度にゲル化するように、投与対象となる経管栄養食
品の成分等を考慮して適宜に決定される。一般的には、
経管栄養食品において、ゲランガムを0.04重量%以
上0.20重量%未満およびアルギン酸を0.40重量
%以上1.00重量%未満であることが好ましい。この
配合量によって、摂取時の逆流性誤嚥を有効に防止する
ことができる。
【0016】アルギン酸無添加下では、経管栄養食品に
対してゲランガムを0.05重量%添加しても調製段階
でゲル化が起りチューブ内を通過させることが不可能で
ある。アルギン酸は、増粘多糖類であり、従来増粘剤と
して利用されてきたものであるが、ゲランガムと組み合
わせることによって、ゲランガム添加食品の粘度を低下
させるという知見は、従来、全く知られていなかったも
のである。このように、アルギン酸がゲランガムを添加
した食品の粘度を低下させる理由は、ゲランガム自体が
有する解離基と栄養食品中に存在するカルシウムイオン
やマグネシウムイオン等の電解質イオンによりキレート
が形成されるのをアルギン酸が阻害するためではないか
と推察される。
【0017】本発明で対象とする経管栄養食品は、特に
その種類を限定されるものではなく、例えば現在市販さ
れているものにも適用できる。そのような経管栄養食品
としては、エンシュアリキッド[明治乳業(株)製]、
エレンタール[味の素(株)製]、ツインライン[雪印
乳業(株)製]、ハーモニックM(ヌトリケム製)、ク
リニミール[森永乳業(株)製]、エンテルード[テル
モ(株)製]、ベスビオン[雪印乳業(株)製]等を例
示することができる。
【0018】本発明の経管栄養食品の製造方法は、アル
ギン酸およびゲランガムを前述のような配合割合で対象
となる経管栄養食品に混和せしめる方法であれば特に限
定されない。例えば、本発明のゲル化剤を調製するとき
に述べたように、アルギン酸およびゲランガムを予め混
合したものを対象食品に添加してもよいし、それぞれの
水性液状調製物を調製した後、添加混合してもよい。
【0019】本発明の経管栄養食品の投与は、従来の方
法により実施できる。例えば医療現場において患者の鼻
から食道を経由し胃まで通した直径5mm程度のチュー
ブ内を流速約1〜2ml/分程度の割合で全量1200
〜2400 ml程度が12〜24時間かけて投与さ
れ、患者の体力維持、増強に利用される。
【0020】
【実施例】以下に本発明をさらに具体的に説明するため
に実施例および試験例を挙げるが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 実施例1 ゲランガム0.1gおよびアルギン酸ナトリウム0.5
gの混合物を水90gに懸濁させ、90℃の湯浴中で1
時間攪拌して溶解させた。その後室温まで自然冷却し、
水を加えて正確に100gとし、本発明のゲル化剤を得
た。
【0021】本ゲル化剤は液状であり、わずかに粘性を
示した。本ゲル化剤に塩化カルシウム0.1gを添加し
ても、ゲル化などの物性変化は見られなかった。 実施例2 ゲランガム[和光純薬工業(株)製]およびアルギン酸
の各5gをそれぞれ水に膨潤させていずれも100gと
し、ゲランガム膨潤ゲルおよびアルギン酸膨潤ゲルをそ
れぞれ調製した。次に、200mL容三角フラスコに、
調製済のゲランガム膨潤ゲルを2g、アルギン酸膨潤ゲ
ル8gおよび経管栄養製剤[商品名:エンシュアリキッ
ド、明治乳業(株)製)]25gを取り、水を加えて全
量を100gとした後、90℃の湯浴中で1時間攪拌し、
膨潤ゲルを完全に溶解させた。その後、室温で24時間冷
却したのち水を加えて正確に100gとし、本発明の経
管栄養食品を得た。
【0022】本調製物の組成を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】本調製物は液状であり、1N塩酸5mLを
加えるとゲル化した。 試験例1 実施例2で得たゲランガム膨潤ゲルを0〜20g、アル
ギン酸膨潤ゲルを0〜0.9gおよび経管栄養剤[商品
名:ツインライン、大塚製薬(株)製]を用いて、実施
例1と同様に処理して各調製物を得た。
【0025】なお、ツインラインの処方を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】各調製物について、デジタル粘度計
[(株)東京計器製、「DLV−B型」]により粘度を
測定した。その結果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】なお、表3において、×はゲル化したこと
を、相分離は栄養成分である油分が分離したことをそれ
ぞれ示し、これら以外の試料区は粘度の測定結果からも
明らかなように流動性を有し均一系であることを示す。
表3の結果に示されるように、ゲランガム無添加のとき
アルギン酸量を増加させても経管栄養食品の油分が分離
し、一方ゲランガム含有量が0.2重量(W/W)%以
上あるいはアルギン酸含有量が0.09重量%未満であ
るときゲル化が起り経管投与が不可能となる。
【0030】次に、表3の試料の中から、ゲル化も油層
分離もしない試料について、1N塩酸5mLを加え、攪
拌した後1時間静置した。これらの試料のゲル強度を卓
上小型試験機(島津製作所製「EZ Test−500
N」)により測定した。ただし、ゲル化しなかった試料
については粘度を測定した。これらの結果を表4に示
す。
【0031】
【表4】
【0032】なお、表4中、アンダーラインを付した測
定値は、ゲル強度(N)を表し、これらの試料は1N塩
酸の添加によりゲル化したことを示す。表4の結果か
ら、ゲランガム含有量が0.04重量(W/W)%以上
0.20重量%未満でありかつアルギン酸含有量が0.
35重量%以上0.90重量%以下の試料は、1N塩酸
の添加によってゲル化することがわかる。
【0033】このことは、これら試料が胃内部のような
酸性下において適度にゲル化することから、もはや胃か
ら逆流する恐れがないことすなわち誤嚥が防止さている
ことを示し、経管栄養食品として好適であることを意味
する。 試験例2 試験例1と同様にして調製した試料をラットに経口投与
し、投与終了時から10分後に胃内に形成されたゲルを
取り出した。そのゲル強度を測定した結果を表5に示
す。
【0034】
【表5】
【0035】表5の結果から、本発明の経管栄養食品
は、流動性を呈することから容易に投与することがで
き、投与後、胃内に達するとゲル化することが生体試験
により確認された。
【0036】
【発明の効果】本発明のゲル化剤は、ゲランガムおよび
アルギン酸を配合することによってそれぞれの機能を巧
みに利用し、予期されなかったような効果を総合的に発
揮するものである。本ゲル化剤を含有せしめた経管栄養
食品は、患者に投与するに際しては適度な流動性を有し
ているためにチューブをスムーズに通過し胃内部に到達
し、そこで適度にゲル化するために逆流性誤嚥の防止に
極めて有効である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲランガムおよびアルギン酸を配合したこ
    とを特徴とするゲル化剤。
  2. 【請求項2】ゲランガムおよびアルギン酸を配合したこ
    とを特徴とする経管栄養食品用ゲル化剤。
  3. 【請求項3】ゲランガム1重量部とアルギン酸2〜25
    重量部の割合で配合することを特徴とする請求項2記載
    の経管栄養食品用ゲル化剤。
  4. 【請求項4】アルギン酸を4〜18重量部の割合で配合
    することを特徴とする請求項3記載の経管栄養食品用ゲ
    ル化剤。
  5. 【請求項5】経管栄養食品において、ゲランガムおよび
    アルギン酸を配合したことを特徴とする経管栄養食品。
  6. 【請求項6】経管栄養食品において、ゲランガムを0.
    04重量%以上0.20重量%未満およびアルギン酸を
    0.40重量%以上1.00重量%未満配合したことを
    特徴とする請求項5記載の経管栄養食品。
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