JP2000169341A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP2000169341A JP2000169341A JP34842498A JP34842498A JP2000169341A JP 2000169341 A JP2000169341 A JP 2000169341A JP 34842498 A JP34842498 A JP 34842498A JP 34842498 A JP34842498 A JP 34842498A JP 2000169341 A JP2000169341 A JP 2000169341A
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Abstract
粧料を提供する。 【解決手段】親水性高分子化合物1〜20重量部とラフ
ィノース0.01〜5重量部と顔料99〜80重量部と
溶媒とからなるスラリーを乾燥して溶媒を除去すること
により得られる複合顔料を配合してなる化粧料。
Description
高分子化合物と天然由来の多糖類であるラフィノースに
て被覆した顔料を配合した化粧料に関する。さらに詳し
くは、天然成分であり、かつ水を含んだときに粘着性を
示す寒天、デオキシリボ核酸などの親水性高分子化合物
とラフィノースとを顔料に被覆することで、感触、保湿
効果、化粧持ち改善効果に優れた化粧料に関する。
昭62−169712号公報、特開昭63−19927
3号公報などには、親水性の高分子化合物にて粉体を処
理し、それを化粧料に配合する技術が開示されている。
高分子で粉体を処理したものを化粧料に配合することは
ほぼ公知の技術であるが、被覆物の種類や改質の条件に
より、得られる粉体の性能は大きく変化してしまう。本
発明で用いる親水性高分子化合物にしてもその被覆条件
により、得られる感触、風合いが大きく変化する問題が
あった。
発明人らは鋭意検討した結果、親水性高分子化合物で被
覆した顔料を製造する際に、天然由来の多糖類(3糖
類)であるラフィノースを併用すると、粉砕が容易で品
質的に安定した粉体が得られることを見いだした。そし
て、この改質粉体を化粧料に配合したところ、感触・保
湿性に優れ、かつ化粧持ちに優れた化粧料が得られるこ
とを見いだした。
1〜20重量部とラフィノース0.01〜5重量部と顔
料99〜80重量部と溶媒とからなるスラリーを乾燥し
て溶媒を除去することにより得られる複合顔料を配合し
てなる化粧料にある。
天、デオキシリボ核酸およびその塩の1種以上から選ば
れる複合顔料を配合してなる上記の化粧料にある。
て加熱乾燥法、凍結乾燥法、噴霧乾燥法のいずれかから
選ばれる方法で処理した複合顔料を配合してなる上記の
化粧料にある。
物としては、例えばポリアクリル酸、ポリメタクリル
酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン由来の骨格を有する合成高分子、寒
天、ゼラチン、アルギン酸、デオキシリボ核酸、カラギ
ーナン、ガーガム、ジェランガム、タマリンドガムやこ
れらの塩などの天然系高分子化合物等が挙げられる。こ
の中で特に寒天、デオキシリボ核酸およびその塩の1種
以上から選ぶことが好ましい。本発明で用いる親水性高
分子化合物は、一度精製水やアルコールなどの溶媒に溶
解してから使用することが好ましい。事前溶解をしない
と、均一な被覆処理ができない場合が多い。溶解方法と
しては加熱溶解が最も好ましい。加熱溶解の方法として
は、熱水を用いる方法や、電子レンジなどを用いる方法
等が挙げられる。
種で、O−α−D−ガラクトピラノシル−(1,6)−
O−α−D−グルコピラノシル−(1,2)−β−D−
フラクトフラノシドの構造を持つ化合物である。ユーカ
リのマンナ、サトウダイコンの糖蜜、ワタの実などから
得られるが、サトウダイコンの糖蜜由来のものが安定的
に供給されることから最も好ましい。また、ラフィノー
スは蔗糖などとの混合物を用いることも可能であるが、
経日での着色などがないことから純度が99%以上のも
のを使用することが好ましい。
04号、赤色102号、赤色226号、赤色201号、
赤色202号、黄色4号、黒色401号等の色素、青色
1号アルミニウムレーキ、黄色4号アルミニウムレー
キ、黄色5号アルミニウムレーキ、黄色203号バリウ
ムレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパ
ウダー、ウレタンパウダー、テフロンパウダー、シリコ
ーンパウダー、ポリメタクリル酸メチルパウダー、セル
ロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポ
リエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化
鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有
色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム等の白色
顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、板状硫
酸バリウム等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪
酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリ
カ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイ
ト、窒化ホウ素、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛等
が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針
状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など)に特に制限
はない。粉体の大きさとしては、5nm〜100μmの
範囲に入るものが好ましく、さらに好ましくは10nm
〜25μmである。これらの粉体は単独で処理しても、
混合物を形成し、それをまとめて処理しても構わない。
また、混合物の色を肌色などに調製したものを処理する
ことも可能である。さらに、微粒子酸化チタン、微粒子
酸化亜鉛などの紫外線散乱成分を使用することで紫外線
防御機能を有する処理粉体とすることも可能である。
も好ましいが、エタノール、イソプロピルアルコールな
どの低級アルコールやアセトン、Nメチルピロリドン、
ジプロピレングリコールなどの多価アルコールなどの親
水性溶媒を用いても良い。また、これらの溶媒は混合し
て用いることも可能である。
1〜20重量部とラフィノース0.01〜5重量部と顔
料99〜80重量部と溶媒とからなるスラリーを乾燥し
溶媒を除去して得られる複合顔料を用いる。スラリーの
製造方法としては、上記各成分を溶媒中で撹拌混合する
方法が挙げられ、特に親水性高分子化合物を事前に溶解
しておき、これを他の成分もしくはそのスラリーと混合
する方法が好ましい。ここで、親水性高分子化合物の量
が1重量部未満では、複合顔料の肌への密着性が減少
し、化粧料の持続性が悪化してしまう問題がある。ま
た、20重量部を超えると、処理物の粒子径が大きくな
りすぎる問題がある。1〜20重量部の範囲であれば、
複合顔料の肌への密着性、保湿性などの効果が効果的に
得られる。ラフィノースの量が0.01重量部未満で
は、ラフィノースを配合した効果が得られず、5重量部
を超えると、複合顔料の肌への密着性が阻害される問題
がある。ラフィノースの量が0.01〜5重量部の範囲
であれば、より容易に複合顔料が肌に密着し、さらに感
触的にはさらさらした感じにすることができる。
は加熱乾燥法、凍結乾燥法、噴霧乾燥法のいずれかから
選ばれる方法で処理することが好ましい。この内、加熱
乾燥法はコストが安いが、水溶性高分子化合物の種類に
よっては熱による変性を受ける場合がある。また、凍結
乾燥法(別名フリーズドライ法)は安定した品質を得ら
れ、品種の切り替えが容易である特徴を持つ。噴霧乾燥
法(別名スプレードライ法)は最も安定した感触に優れ
た粉体が得られるが、品種の切り替えに手間がかかるの
で少量生産より大量生産に適している。従って、親水性
高分子化合物や顔料の種類、生産量を考慮しながら製造
方法を選択して用いることが好ましい。また、本発明で
は、乾燥後に後粉砕を実施しても構わない。
には、25000〜35000rpmの範囲の回転速度
のディスクを持つ高速・微粉砕型のスプレードライヤー
を使用することが好ましい。
乾式粒度分布測定装置(例えばセイシン企業製PRO7
000Sなど)を用いて測定した時の体積平均粒子径
(D50)が5〜40μmの範囲にあることが好まし
い。
は、化粧料の剤型により異なるが、0.5〜99重量%
が好ましく、さらに好ましくは5〜95重量%である。
本発明での複合顔料は、化粧料の剤型等によっては、さ
らに従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シ
リコーン処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、
シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処
理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、金属石鹸処
理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メ
カノケミカル処理等によって表面処理することもでき
る。
に、通常化粧料に用いられる油剤、粉体(顔料、色素、
樹脂)、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、粘剤、防腐
剤、香料、紫外線吸収剤(有機系、無機系を含む。UV
−A、Bのいずれに対応していても構わない)、保湿
剤、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、p
H調整剤、昆虫忌避剤等の成分を使用することができ
る。
れる揮発性および不揮発性の油剤および溶剤および樹脂
が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体であっても構
わないが、ハンドリングに優れる液体が好ましい。油剤
の例としては、例えばセチルアルコール、イソステアリ
ルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアル
コール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、イ
ソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸等の脂肪
酸、グリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の多
価アルコール、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘ
キシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリ
ン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸
エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等の
エステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等
の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等
のロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツ
バキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂、エチ
レン・α−オレフィン・コオリゴマー等が挙げられる。
ばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエー
テル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・
ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、
アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガ
ノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサ
ン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロキ
サン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチ
ルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等のシリコー
ン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、
フルオロカーボン、フルオロアルコール等のフッ素化合
物が挙げられる。
な表面処理物が挙げられる。これらの粉体の内、シリコ
ーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末、ポリプロ
ピレン末、テフロン末、シリコーンゴム、ウレタンパウ
ダーなどのエラストマーを用いると、製品の経日安定性
や感触が向上することから好ましい。特に、シリコーン
エラストマー球状粉体とエステル油、またはシリコーン
エラストマー球状粉体とシリコーン油(揮発性、不揮発
性を含む)を組み合わせて使用することが好ましい。シ
リコーンエラストマー球状粉体の例としては、東レ・ダ
ウコーニング・シリコーン社製のトレフィル−Eシリー
ズが挙げられる。
ン、エタノール、軽質流動イソパラフィン、低級アルコ
ール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N−メ
チルピロリドン、フルオロアルコール、揮発性直鎖状シ
リコーン、次世代フロン等が挙げられる。
面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性
剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。
ナトリウム、セルロースエーテル、アルギン酸カルシウ
ム、カルボキシビニルポリマー、エチレン/アクリル酸
共重合体、ビニルピロリドン系ポリマー、ビニルアルコ
ール/ビニルピロリドン共重合体、窒素置換アクリルア
ミド系ポリマー、ポリアクリルアミド、カチオン化ガー
ガムなどのカチオン系ポリマー、ジメチルアクリルアン
モニウム系ポリマー、アクリル酸メタクリル酸アクリル
共重合体、POE/POP共重合体、ポリビニルアルコ
ール、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖
類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペ
クチン、ローメトキシルペクチン、ガーガム、アラビア
ゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガ
ム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カゼ
イン、カードラン、ジェランガム、デキストラン、セル
ロース、ポリエチレンイミン、高重合ポリエチレングリ
コール、カチオン化シリコーン重合体、合成ラテックス
等が挙げられる。
ーション、白粉、アイシャドウ、アイライナー、アイブ
ロー、チーク、口紅、ネイルカラーなどのメイクアップ
化粧料が挙げられる。
細に説明する。また、実施例及び比較例で用いた化粧料
の各種特性に対する評価方法を以下に示す。
し、品目によりパネラーが重複する場合もある)、次に
示す評価基準に従って評価を行い、全パネラーの合計点
数を以て評価結果とした。従って、点数が高いほど評価
項目に対する有用性が高いことを示す。(満点:50
点)
25重量部、ラフィノース0.10重量部を29.4重
量部の熱水に溶解させた。セリサイト10重量部と精製
水60重量部からなるスラリーを加熱して80℃にした
ものに前記溶解液を投入しよく撹拌した。スプレードラ
イヤーのディスクの回転速度を30000rpmに設定
し、乾燥温度150℃にて噴霧乾燥させ、複合顔料を得
た。
9.5重量部の熱水に溶解させた。混合顔料(セリサイ
ト10重量部、マイカ20重量部、酸化チタン20重量
部を混合したもの)10重量部と精製水60重量部から
なるスラリーを加熱して80℃にしたものに上記溶解液
を投入しよく撹拌した。スプレードライヤーのディスク
の回転速度を30000rpmに設定し、乾燥温度15
0℃にて噴霧乾燥させ、複合顔料を得た。
9.4重量部の熱水に溶解させた。混合顔料(赤色20
2号1重量部、赤色201号0.5重量部、ベンガラ1
重量部、酸化チタン1.5重量部、雲母チタン3重量
部、酸化鉄処理雲母チタン5重量部を混合したもの)4
0重量部と精製水50重量部からなるスラリーを加熱し
て80℃にしたものに上記溶解液を投入しよく撹拌し
た。フリーズドライヤーを用いて乾燥した後アトマイザ
ーにて粉砕し複合顔料を得た。
を29.4重量部の熱水に溶解させた。セリサイト10
重量部と精製水30重量部からなるスラリーを加熱して
80℃にしたものに上記溶解液を投入しよく撹拌した。
得られたスラリーをステンレスバットに入れ、送風加熱
乾燥機にて100℃にて加熱乾燥した。乾燥後、ミキサ
ーを用いて粉砕を行った後、メッシュを用いて粒径を整
え、複合顔料を得た。
せた。セリサイト10重量部と精製水30重量部からな
るスラリーを加熱して80℃にしたものに前記溶解液を
投入しよく撹拌した。得られたスラリーをステンレスバ
ットに入れ、送風加熱乾燥機にて100℃にて加熱乾燥
した。乾燥後、ミキサーを用いて粉砕を行った後、メッ
シュを用いて粒径を整え、下記比較例で用いる複合顔料
を得た。
製した。尚、複合顔料としては製造実施例1および2で
製造したものを用いた。
溶解した成分Bを成分Aに加えてさらに混合した。得ら
れた粉末をアトマイザーにて粉砕し、メッシュを通した
後、金型を用いて金皿に打型して製品を得た。
製した。(全て未処理の顔料を使用した例)
溶解した成分Bを成分Aに加えてさらに混合した。得ら
れた粉末をアトマイザーにて粉砕し、メッシュを通した
後、金型を用いて金皿に打型して製品を得た。
製した。(製品中にラフィノース単体を粉末として加え
た例)
溶解した成分Bを成分Aに加えてさらに混合した。得ら
れた粉末をアトマイザーにて粉砕し、メッシュを通した
後、金型を用いて金皿に打型して製品を得た。
製した。
溶解した成分Bを成分Aに加えてさらに混合した。得ら
れた粉末をアトマイザーにて粉砕し、メッシュを通した
後、金型を用いて金皿に打型して製品を得た。
を用いた他は全て実施例2と同様にしてファンデーショ
ンを得た。(ラフィノースを配合しない複合顔料を使用
した場合の例)
し、顔料としては製造実施例3で製造した複合顔料を用
いた。
を用いてさらに混合・粉砕を行った後、再溶解、脱気を
行い、金型に充填し、冷却後とり出して容器に設置し製
品を得た。
粧料の評価結果を次に示す。
例と比べてより高い効果を示していることが判った。実
施例1と2は本発明の複合顔料を用いたファンデーショ
ンに関するものであり、いずれの評価項目に関しても高
い評価を得た。また、実施例3は本発明の複合顔料を用
いた口紅に関するものであり、同様に各評価項目に関し
て高い評価を得た。これに対して、比較例1は全て未処
理の顔料で製造した例であり、各項目の評価は低かっ
た。比較例2は製品中にラフィノース単体を粉末として
加えた例であるが、ラフィノースを単品で加えてもあま
り効果が発揮されていないことが判った。比較例3は水
溶性高分子化合物のみの被覆でラフィノースを使用しな
い複合顔料を用いた場合の例であるが、全体的な評価は
やや優れているものの、ラフィノースを配合した方が評
価は高くなった。
ときに粘着性を示す寒天、デオキシリボ核酸などの親水
性高分子化合物とラフィノースとを顔料に被覆した複合
顔料を化粧料に配合することで、肌に対する親和性およ
び密着性をより高め、感触、保湿効果、化粧持ち改善効
果に優れた化粧料が得られることは明らかである。
Claims (3)
- 【請求項1】 親水性高分子化合物1〜20重量部とラ
フィノース0.01〜5重量部と顔料99〜80重量部
と溶媒とからなるスラリーを乾燥して溶媒を除去するこ
とにより得られる複合顔料を配合してなる化粧料。 - 【請求項2】 親水性高分子化合物が寒天、デオキシリ
ボ核酸およびその塩の1種以上から選ばれることを特徴
とする請求項1に記載の化粧料。 - 【請求項3】 スラリーの乾燥方法が加熱乾燥法、凍結
乾燥法、噴霧乾燥法のいずれかから選ばれることを特徴
とする請求項1又は2に記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842498A JP3877886B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842498A JP3877886B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000169341A true JP2000169341A (ja) | 2000-06-20 |
JP3877886B2 JP3877886B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=18396923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34842498A Expired - Lifetime JP3877886B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3877886B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040083879A (ko) * | 2003-03-25 | 2004-10-06 | 주식회사 코리아나화장품 | 라피노스를 포함하는 보습용 화장료 조성물 |
JP2008255009A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Naris Cosmetics Co Ltd | 皮膚保湿用パウダー |
JP2009249338A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 固形状の皮膚外用剤 |
JP2013082649A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Daito Kasei Kogyo Kk | スイゼンジノリ由来糖誘導体被覆処理粉体およびその製造方法並びに化粧料 |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP34842498A patent/JP3877886B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040083879A (ko) * | 2003-03-25 | 2004-10-06 | 주식회사 코리아나화장품 | 라피노스를 포함하는 보습용 화장료 조성물 |
JP2008255009A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Naris Cosmetics Co Ltd | 皮膚保湿用パウダー |
JP2009249338A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 固形状の皮膚外用剤 |
JP2013082649A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Daito Kasei Kogyo Kk | スイゼンジノリ由来糖誘導体被覆処理粉体およびその製造方法並びに化粧料 |
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---|---|
JP3877886B2 (ja) | 2007-02-07 |
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