JP2000168947A - 物品搬送方法 - Google Patents

物品搬送方法

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JP2000168947A
JP2000168947A JP10340548A JP34054898A JP2000168947A JP 2000168947 A JP2000168947 A JP 2000168947A JP 10340548 A JP10340548 A JP 10340548A JP 34054898 A JP34054898 A JP 34054898A JP 2000168947 A JP2000168947 A JP 2000168947A
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稔 上田
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悦男 中川
Masami Mitsuhashi
政己 三ツ橋
Taketoshi Ariga
武年 有賀
Koichi Shimoda
光一 下田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左側部品および右側部品を自走台車で受取位
置から組付位置に別個に搬送する際に、搬送経路の複雑
化を招くことなく、左側部品および右側部品の何れか一
方の前後姿勢を容易に反転できるようにする。 【解決手段】 自動車Aの左右のドアDL ,DR をそれ
ぞれ自走台車V1 〜V3に搭載してドア小組ステーショ
ンSsから主組立ラインLmに搬送する搬送装置Tは、
クランク状に配置されたオープンループの主走行ライン
ML1 〜ML3 と、主走行ラインML1 〜ML3 から分
岐する第1、第2副走行ラインSL1 ,SL2 とを備え
る。右ドアDR を搭載した自走台車V1 〜V3 は、往路
において第1副走行ラインSL1 でスイッチバックして
前後姿勢を反転した状態で主組立ラインLmに到着し、
復路において第2副走行ラインSL2 で再度スイッチバ
ックして前後姿勢を元に戻した状態でドア小組ステーシ
ョンSsに復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左側部品および右
側部品を自走台車で受取位置から組付位置に別個に搬送
する際に、左側部品および右側部品の何れか一方の前後
姿勢を反転して組付作業の効率化を図るための物品搬送
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立ラインにおいて、ドアのよ
うな大型部品を主組立ラインと別個の小組ステーション
において予め組み立てておき、そのドアを小組ステーシ
ョンから主組立ラインに搬送して自動車の車体に組み付
けることが行われている。このような場合に、ドアを小
組ステーションから主組立ラインに搬送する搬送装置と
して、従来はトロリーコンベアのようなオーバーヘッド
コンベアや、スラットコンベアのようなフロアコンベア
が用いられていた。
【0003】しかしながら、オーバーヘッドコンベアや
フロアコンベアは多くの専有スペースを必要として他の
設備の設置スペースを圧迫するだけでなく、搬送経路の
変更に際して多くの改修費用が必要となる問題があっ
た。そこで、床面に埋設した信号線に沿って自走する自
走台車を用いて部品の搬送を行うものが提案されてい
る。かかる自走台車を用いることにより、その自走台車
が移動する床面を歩行者通路等の他の目的に利用するこ
とができるだけでなく、搬送経路の変更に極めて容易に
対応することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車のド
アのような左右対称な部品を搬送する場合、複数の左ド
アを纏めて第1自走台車で搬送し、複数の右ドアを纏め
て第2自走台車で搬送することが考えられる。このよう
な場合、主組立ラインのドア組付作業ステーションにお
ける組付作業を効率的に行うためには、自動車の車体左
側面に組み付ける左ドアを該左ドアの前縁が車体に向く
ように搬送したとすると、それに合わせて自動車の車体
右側面に組み付ける右ドアを該右ドアの前縁が車体に向
くように搬送することが必要となる。従って、左ドアお
よび右ドアを小組ステーションから主組立ラインに向け
て同じ姿勢で送り出した場合、その搬送経路において左
ドアおよび右ドアの何れか一方の前後姿勢を反転するこ
とが必要になる。
【0005】上記問題は、左ドアの搬送経路と右ドアの
搬送経路とを全く別個に設ければ解決することができる
が、このようにすると搬送経路が複雑化するだけでな
く、小組ステーションおよび主組立ライン間に歩行者用
通路が存在するような場合には、この歩行者用通路を搬
送経路が複数カ所で横切るようになって歩行者の通行を
妨げることになる。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、左側部品および右側部品を自走台車で受取位置から
組付位置に別個に搬送する際に、搬送経路の複雑化を招
くことなく、左側部品および右側部品の何れか一方の前
後姿勢を容易に反転できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、左側部品およ
び右側部品をそれぞれ別個の自走台車に搭載して受取位
置から組付位置に搬送する間に、左側部品および右側部
品の何れか一方の前後姿勢を反転する物品搬送方法であ
って、受取位置および組付位置をオープンループの主走
行ラインで接続するとともに、主走行ラインからスイッ
チバック式の副走行ラインを分岐させ、左側部品および
右側部品の何れか一方を搭載した自走台車が主走行ライ
ンを受取位置から組付位置まで移動する間に、前記副走
行ラインでスイッチバックして前後姿勢を反転すること
を特徴とする物品搬送方法が提案される。
【0008】上記構成によれば、左側部品および右側部
品の何れか一方を搭載した自走台車が主走行ラインを受
取位置から組付位置まで移動する間に、主走行ラインか
ら分岐した副走行ラインでスイッチバックして前後姿勢
を反転するので、組付位置に搬送された左側部品および
右側部品を自動的に組付作業に適した姿勢にすることが
できる。しかも自走台車は往路および復路においてオー
プンループの主走行ラインを往復するため、クローズド
ループの主走行ラインを用いた場合に比べて搬送経路を
単純化することができるばかりか、該主走行ラインが受
取位置および組付位置間に配置された他の通路を横断す
る個所を最小の1個所に抑えることができる。
【0009】また請求項2に記載された発明によれば、
左側部品および右側部品をそれぞれ別個の自走台車に搭
載して受取位置から組付位置に搬送する間に、左側部品
および右側部品の何れか一方の前後姿勢を反転する物品
搬送方法であって、受取位置および組付位置をオープン
ループの主走行ラインで接続するとともに、主走行ライ
ンからスイッチバック式の第1副走行ラインおよび第2
副走行ラインを分岐させ、左側部品および右側部品の何
れか一方を搭載した自走台車が主走行ラインを受取位置
から組付位置まで移動する往路において前記第1副走行
ラインでスイッチバックして前後姿勢を反転し、かつ前
記自走台車が主走行ラインを組付位置から受取位置まで
移動する復路において前記第2副走行ラインでスイッチ
バックして前後姿勢を再度反転することを特徴とする物
品搬送方法が提案される。
【0010】上記構成によれば、左側部品および右側部
品の何れか一方を搭載した自走台車が主走行ラインを受
取位置から組付位置まで移動する往路において、主走行
ラインから分岐した第1副走行ラインでスイッチバック
して前後姿勢を反転し、かつ該自走台車が主走行ライン
を組付位置から受取位置まで移動する復路において、主
走行ラインから分岐した第2副走行ラインで再度スイッ
チバックして前後姿勢を反転するので、組付位置に搬送
された左側部品および右側部品を自動的に組付作業に適
した姿勢にすることができるだけでなく、自走台車を出
発時と同じ前後姿勢で組付位置に戻すことができる。し
かも自走台車は往路および復路においてオープンループ
の主走行ラインを往復するため、クローズドループの主
走行ラインを用いた場合に比べて搬送経路を単純化する
ことができるばかりか、該主走行ラインが受取位置およ
び組付位置間に配置された他の通路を横断する個所を最
小の1個所に抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図16は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は自動車の主組立ラインLmにドア小組ステ
ーションSsから左右のドアを搬送する搬送装置の全体
平面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1
の3−3線拡大矢視図、図4は図3の4−4線拡大断面
図、図5は自走台車が停止する8個のステーションの説
明図、図6は自走台車によるドア搬送の第1の作用説明
図、図7は自走台車によるドア搬送の第2の作用説明
図、図8は自走台車によるドア搬送の第3の作用説明
図、図9は自走台車によるドア搬送の第4の作用説明
図、図10は自走台車によるドア搬送の第5の作用説明
図、図11は自走台車によるドア搬送の第6の作用説明
図、図12は自走台車によるドア搬送の第7の作用説明
図、図13は自走台車によるドア搬送の第8の作用説明
図、図14は右ドアを搬送する自走台車の移動経路を示
す図、図15は左ドアを搬送する自走台車の移動経路を
示す図、図16は自走台車および左ドア組付作業ステー
ション間のドア搬送の作用説明図である。
【0013】図1に示すように、自動車Aの車体の組み
立て作業を行う主組立ラインLmの左右両側に左ドア組
付作業ステーションSL および右ドア組付作業ステーシ
ョンSR が相対向するように設けられており、これら左
ドア組付作業ステーションS L および右ドア組付作業ス
テーションSR において、5台を1ロットとして主組立
ラインLm上を流動する自動車Aの車体に左右のドアD
L ,DR が組み付けられる。主組立ラインLmの右側に
ドア小組ステーションSsが設けられており、このドア
小組ステーションSsにおいて、左右のドアDL ,DR
がサブアセンブリとして小組みされる。そしてドア小組
ステーションSsで組み立てられた左右のドアDL ,D
R が、3台の自走台車V1 ,V2 ,V3 を備えた搬送装
置Tによって主組立ラインLmの左ドア組付作業ステー
ションSL および右ドア組付作業ステーションSR に搬
送される。このとき、左右のドアDL ,DR は、それぞ
れ5枚が1ロットとしてパレットPに収納され、その実
パレットPを搭載した自走台車V1 ,V2 ,V3 によっ
て主組立ラインLmの左ドア組付作業ステーションSL
および右ドア組付作業ステーションSR に搬送され、空
パレットPが自走台車V1 ,V2 ,V3 によってドア小
組ステーションSsに戻される。
【0014】図5を併せて参照すると明らかなように、
搬送装置Tは、オープンループのクランク状に配置され
た第1主走行ラインML1 、第2主走行ラインML2
よび第3主走行ラインML3 を備えており、第1主走行
ラインML1 はドア小組ステーションSsに沿うように
延び、第3主走行ラインML3 は主組立ラインLmに沿
うように延び、第2主走行ラインML2 は歩行者用通路
PPを横断して第1、第3主走行ラインML1 ,ML3
に直交するように延びている。更に搬送装置Tはスイッ
チバック式の第1副走行ラインSL1 および第2副走行
ラインSL2 を備えており、第1副走行ラインSL1
第1主走行ラインML1 の延長線上を第2主走行ライン
ML2 を越えて延びており、第2副走行ラインSL2
第3主走行ラインML3 の延長線上を第2主走行ライン
ML2 を越えて延びている。
【0015】これらの走行ラインML1 ,ML2 ,ML
3 ,SL1 ,SL2 は床面に埋設した信号線から構成さ
れており、自走台車V1 ,V2 ,V3 は前記信号線にガ
イドされて一定の経路上を自走するようになっている。
自走台車V1 ,V2 ,V3 は前後何れの方向にも移動可
能であるが、便宜上、図面では先端の尖った方を前部と
して表示してある。
【0016】図3および図4に示すように、搭載したバ
ッテリで駆動されるモータで走行する自走台車V1 ,V
2 ,V3 は4個の車輪11…に支持された台車本体12
を備えており、その上面にパレットPを搬入・搬出する
ための一対のフリーローラ13,13が設けられる。台
車本体12の左側面には開閉自在なカバー14で覆われ
た固定充電端子15が設けられるとともに、充電装置C
Gにはモータ16で進退可能な可動充電端子17が設け
られる。
【0017】図5を再び参照して、第1主走行ラインM
1 には、退避ステーションST1、空パレット(L,
R)卸しステーションST2 および実パレットP(L,
R)積込みステーションST3 が設けられ、第1副走行
ラインSL1 には第1待機ステーション(充電ステーシ
ョン)ST4 が設けられる。また第2副走行ラインSL
2 には第2待機ステーションST5 が設けられ、第3主
走行ラインML3 に空パレット(R)積込みステーショ
ンST6 、実パレット(R)卸しステーションST7
よびパレット(L)積み卸しステーションST8 が設け
られる。
【0018】退避ステーションST1 は、左ドアDL
搬送した戻りの自走台車V1 ,V2,V3 が、空パレッ
ト(L,R)卸しステーションST2 で空パレットを卸
した後に一時的に退避するステーションである。空パレ
ット(L,R)卸しステーションST2 は、左ドアDL
を搬送した戻りの自走台車V1 ,V2 ,V3 および右ド
アDR を搬送した戻りの自走台車V1 ,V2 ,V3 が、
ドア小組ステーションSsの第1コンベアC1 に空パレ
ットPを卸すためのステーションである。実パレット
(L,R)積込みステーションST3 は、5枚の左ドア
L を収納した実パレットPあるいは5枚の右ドアDR
を収納した実パレットPを、ドア小組ステーションSs
の第2コンベアC2 から自走台車V1 ,V2 ,V3 に積
み込むためのステーションである。尚、第1コンベアC
1 と第2コンベアC2 との間には、空パレットPを第1
コンベアC1 から第2コンベアC2 に搬送する第3コン
ベアC3 が設けられる。
【0019】第1待機ステーションST4 は、実パレッ
ト(L,R)積込みステーションST3 で、右ドアDR
を収納した実パレットPを搭載した自走台車V1
2 ,V 3 が一時的に待機し、その間に充電装置CGに
より該自走台車V1 ,V2 ,V3の走行用のバッテリの
充電を行うためのステーションである。
【0020】而して、第1待機ステーションST4 で自
走台車V1 ,V2 ,V3 が充電装置CGに対向するよう
に停止すると、図4に示すように、モータ16により前
進する可動充電端子17が台車本体12のカバー14を
押し開いて固定充電端子14に結合され、自走台車
1 ,V2 ,V3 の走行用のバッテリの充電が開始され
る。このとき、開かれたカバー14に連動して図示せぬ
スイッチが作動し、自走台車V1 ,V2 ,V3 側の充電
回路が閉成する。
【0021】パレット(L)積み卸しステーションST
8 は、左ドアDL を収納した実パレットPを自走台車V
1 ,V2 ,V3 から第4コンベアC4 に卸すとともに、
前記第4コンベアC4 から空パレットPを受け取るため
のステーションである。実パレット(R)卸しステーシ
ョンST7 は、右ドアDR を収納した実パレットPを自
走台車V1 ,V2 ,V3 から右ドア組付作業ステーショ
ンSR の第5コンベアC5 に卸すためのステーションで
あり、空パレット(R)積込みステーションST6 は、
右ドア組付作業ステーションSR の第6コンベアC6
ら空パレットPを受け取るためのステーションである。
第5コンベアC5 および第6コンベアC 6 は第7コンベ
アC7 で接続されており、第5コンベアC5 に卸された
実パレットPの全ての右ドアDR の組み付けが完了する
と、空パレットPが第5コンベアC5 から第7コンベア
7 を経て第6コンベアC6 に搬送される。
【0022】第2待機ステーションST5 は、空パレッ
ト(R)積込みステーションST6で空パレットPを搭
載した自走台車V1 ,V2 ,V3 が一時的に待機するた
めのステーションである。
【0023】実パレット(R)卸しステーションST7
において自走台車V1 ,V2 ,V3から右ドアDR を収
納した実パレットPを受け取る第4コンベアC4 は、主
組立ラインLmの右側面に設けた右ドア組付作業ステー
ションSR に臨んでおり、この第4コンベアC4 から主
組立ラインLmを流動する自動車Aの右ドア取付開口に
右ドアDR を組み付けるようになっている。
【0024】図2を併せて参照すると明らかなように、
パレット(L)積み卸しステーションST8 に隣接して
第1リフタL1 が設けられる。主組立ラインLmを挟ん
で前記第1リフタL1 の反対側に第2リフタL2 が設け
られており、第1、第2リフタの上端どうしが主組立ラ
インLmを跨ぐ第8コンベアC8 によって接続される。
第2リフタL2 の下端には第9コンベアC9 および第1
0コンベアC10が接続されている。第10コンベアC10
は主組立ラインLmの左側面に設けた左ドア組付作業ス
テーションSL に臨んでおり、この第10コンベアC10
から主組立ラインLmを流動する自動車Aの左ドア取付
開口に左ドアDL を組み付けるようになっている。
【0025】第1リフタL1 の上端近傍には第1退避ス
ペースE1 が設けられるとともに、第9コンベアC9
よび第10コンベアC10の交点近傍には第2退避スペー
スE 2 が設けられる。
【0026】尚、本実施例において、左ドアDL は本発
明の左側部品を構成し、右ドアDRは本発明の右側部品
を構成し、ドア小組ステーションSsは本発明の受取位
置を構成し、左ドア組付作業ステーションSL および右
ドア組付作業ステーションS R は本発明の組付位置を構
成する。
【0027】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0028】先ず、図6に示すように、第1待機ステー
ションST4 (充電ステーションST4 )に、第nロッ
トの5枚の右ドアDR を収納した実パレットPを搭載し
た第2自走台車V2 が停止して充電装置CGによりバッ
テリの充電を行っており、実パレット(L,R)積込み
ステーションST3 に、第n+2ロットの5枚の左ドア
L を収納した実パレットPを搭載した第1自走台車V
1 が停止しており、かつ退避ステーションST1 に空の
第3自走台車V3 が停止している初期状態から説明を開
始する。
【0029】続いて、図7に示すように、実パレット
(L,R)積込みステーションST3にあった第3自走
台車V3 が、第1主走行ラインML1 、第2主走行ライ
ンML 2 および第3主走行ラインML3 上を矢印aで示
すようにパレット(L)積み卸しステーションST8
移動し、そこで第n+2ロットの5枚の左ドアDL を収
納した実パレットPを第4コンベアC4 に卸す。これと
並行して、退避ステーションST1 にあった第3自走台
車V3 が、第1主走行ラインML1 上を矢印bで示すよ
うに実パレット(L,R)積込みステーションST3
移動し、そこで第2コンベアC2 から第n+1ロットの
5枚の右ドアDR を収納した実パレットPを受け取る。
【0030】続いて、図8に示すように、第1待機ステ
ーションST4 にあった第2自走台車V2 が充電を終了
して、第1副走行ラインSL1 、第2主走行ラインML
2 および第3副主走行ラインML3 上を矢印cで示すよ
うに実パレット(R)卸しステーションST7 に移動
し、そこで第nロットの5枚の右ドアDR を収納した実
パレットPを第5コンベアC5 に卸す。これと並行し
て、実パレット(L,R)積込みステーションST3
あった第3自走台車V3 が、第1主走行ラインML 1
よび第1副走行ラインSL1 上を矢印dで示すように第
1待機ステーションST4 に移動し、そこで充電装置C
Gに接続されて充電を開始する。その間、パレット
(L)積み卸しステーションST8 において、第1自走
台車V1 が第4コンベアC4 から空パレットPを受け取
る。
【0031】続いて、図9に示すように、実パレット
(R)卸しステーションST7 にあった第2自走台車V
2 が、第3主走行ラインML3 上を矢印eで示すように
空パレット(R)積込みステーションST6 に移動し、
そこで第6コンベアC6 から空パレットPを受け取る。
【0032】続いて、図10に示すように、空パレット
(R)積込みステーションST6 にあった第2自走台車
2 が、第3主走行ラインML3 および第2副走行ライ
ンSL2 上を矢印fで示すように第2待機ステーション
ST5 に移動し、そこで待機する。
【0033】続いて、図11に示すように、パレット
(L)積み卸しステーションST8 にあった第1自走台
車V1 が、第3主走行ラインML3 および第2主走行ラ
インML2 および第1主走行ラインML1 上を矢印gで
示すように空パレット(L,R)卸しステーションST
2 に移動、そこで空パレットPを第1コンベアC1 に卸
す。
【0034】続いて、図12に示すように、空パレット
(L,R)卸しステーションST2にあった第1自走台
車V1 が、第1主走行ラインML1 上を矢印hで示すよ
うに退避ステーションST1 に移動するとともに、第2
待機ステーションST5 にあった第2自走台車V2 が、
第2副走行ラインSL2 、第2主走行ラインML2 およ
び第1主走行ラインML1 上を矢印hにように空パレッ
ト(L,R)卸しステーションST2 に移動し、そこで
空パレットPを第1コンベアC1 に卸す。
【0035】続いて、図13に示すように、空パレット
(L,R)卸しステーションST2にあった第2自走台
車V2 が第1主走行ラインML1 上を矢印jで示すよう
に実パレット(L,R)積込みステーションST3 に移
動し、そこで第2コンベアC 2 から第n+1ロットの5
枚の左ドアDL を収納した実パレットPを受け取ること
により、1サイクルが終了して初期状態に復帰する。
【0036】図6および図13を比較すると明らかなよ
うに、第1待機ステーションST4では、図6の第2自
走台車V2 が図13の第3自走台車V3 に替わってお
り、退避ステーションST1 では、図6の第3自走台車
3 が図13の第1自走台車V 1 に替わっており、実パ
レット(L,R)積込みステーションST3 では、図6
の第1自走台車V1 が図13の第2自走台車V2 に替わ
っている。即ち、第1自走台車V1 、第2自走台車V2
および第3自走台車V3 は、1サイクル毎に役割を順次
ローテーションし、3サイクルの終了時に最初の役割に
戻ることになる。従って、第1自走台車V1 、第2自走
台車V2 および第3自走台車V3 は、3サイクルに1回
の割合で第1待機ステーションST4 において必ず充電
されることになる。
【0037】5枚の右ドアDR を収納した実パレットP
を搬送する自走台車V1 ,V2 ,V 3 の移動経路を纏め
ると、図14に示すようになる。
【0038】即ち、実パレット(L,R)積込みステー
ションST3 で5枚の右ドアDR を収納した実パレット
Pを搭載した自走台車V1 ,V2 ,V3 は、第1主走行
ラインML1 および第1副走行ラインSL1 上を矢印
のように第1待機ステーションST4 に移動し、そこで
充電される。続いて、第1待機ステーションST4 で充
電を終えた自走台車V1 ,V2 ,V3 は、第1待機ステ
ーションST4 から第1副走行ラインSL1 、第2主走
行ラインML2 および第3主走行ラインML3上を矢印
のように実パレット(R)卸しステーションST7
移動し、そこで5枚の右ドアDR を収納した実パレット
Pを卸す。
【0039】続いて、実パレット(R)卸しステーショ
ンST7 の自走台車V1 ,V2 ,V 3 は、第3主走行ラ
インML3 および第2副走行ラインSL2 上を矢印,
のように第2待機ステーションST5 に移動するが、
その移動経路にある空パレット(R)積込みステーショ
ンST6 で空パレットPを受け取る。続いて、第2待機
ステーションST5 の自走台車V1 ,V2 ,V3 は、第
2副走行ラインSL2、第2主走行ラインML2 および
第1主走行ラインML1 上を矢印のように空パレット
(L,R)卸しステーションST2 に移動し、そこで空
パレットPを卸す。続いて、空パレット(L,R)卸し
ステーションST2 の自走台車V1 ,V 2 ,V3 は、第
1主走行ラインML1 上を矢印のように実パレット
(L,R)積込みステーションST3 に移動し、そこで
今度は5枚の左ドアDL を収納した実パレットPを受け
取る。
【0040】このように、実パレット(L,R)積込み
ステーションST3 を出発した自走台車V1 ,V2 ,V
3 が元の出発位置に戻る間に、第1副走行ラインSL1
および第2副走行ラインSL2 において2回のスイッチ
バックを行うことにより、前後方向の向きが反転するこ
となく実パレット(L,R)積込みステーションST 3
に戻ることができる。勿論、自走台車V1 ,V2 ,V3
が空パレット(L,R)卸しステーションST2 、実パ
レット(L,R)積込みステーションST3 、第1待機
ステーションST4 、実パレット(R)卸しステーショ
ンST7 、空パレット(R)積込みステーションST6
および第2待機ステーションST5 で停止するとき、そ
の前後方向の向きを常に一定にすることができ、パレッ
トPの積み卸しや充電を支障なく行うことができる。
【0041】5枚の左ドアDL を収納した実パレットP
を搬送する自走台車V1 ,V2 ,V 3 の移動経路を纏め
ると、図15に示すようになる。
【0042】即ち、実パレット(L,R)積込みステー
ションST3 で5枚の左ドアDL を収納した実パレット
Pを搭載した自走台車V1 ,V2 ,V3 は、第1主走行
ラインML1 、第2主走行ラインML2 および第3主走
行ラインML3 上を矢印′のようにパレット(L)積
み卸しステーションST8 に移動し、そこで5枚の左ド
アDL を収納した実パレットPを卸して代わりに空パレ
ットPを受け取る。続いて、パレット(L)積み卸しス
テーションST8 の自走台車V1 ,V2 ,V3は第3主
走行ラインML3 、第2主走行ラインML2 および第1
主走行ラインML1 上を矢印′,′のように退避ス
テーションST1 まで移動するが、その移動経路にある
空パレット(L,R)卸しステーションST2 で空パレ
ットPを卸す。そして、退避ステーションST1 の自走
台車V1 ,V2 ,V3 は第1主走行ラインML1 上を矢
印′で示すように実パレット(L,R)積込みステー
ションST3 に移動し、そこで今度は5枚の右ドアDR
を収納した実パレットPを受け取る。
【0043】このように、実パレット(L,R)積込み
ステーションST3 を出発した自走台車V1 ,V2 ,V
3 が元の出発位置に戻る間に1度もスイッチバックを行
わないので、前後方向の向きが反転することなく実パレ
ット(L,R)積込みステーションST3 に戻ることが
できる。勿論、自走台車V1 ,V2 ,V3 が退避ステー
ションST1 、空パレット(L,R)卸しステーション
ST2 、実パレット(L,R)積込みステーションST
3 およびパレット積み卸しステーションST8で停止す
るとき、その前後方向の向きを常に一定にすることがで
き、パレットPの積み卸しを支障なく行うことができ
る。
【0044】次に、パレット(L)積み卸しステーショ
ンST8 と左ドア組付作業ステーションSL との間のパ
レットPの受け渡しの作用を説明する。
【0045】図1および図16(A)は左ドア組付作業
ステーションSL において第nロットの左ドアDL の組
み付け作業が終わり、右ドア組付作業ステーションSR
において第nロットの右ドアDR の組み付け作業が終わ
った直後の状態を示している。このとき、左ドア組付作
業ステーションSL の第10コンベアC10にはドア小組
ステーションSsに返送すべき空パレットPがあり、第
2退避スペースE2 には第n+1ロットの5枚の左ドア
L を収納した実パレットPが待機しており、第1退避
スペースE1 には、パレット(L)積み卸しステーショ
ンST8 に停止している第1自走台車V1 から第4コン
ベアC4 に卸された第n+2ロットの5枚の左ドアDL
を収納した実パレットPが、第1リフタL1 により搬送
されて待機している。
【0046】この状態から、図16(B)に示すよう
に、第10コンベアC10の空パレットPを第9コンベア
9 、第2リフタL2 、第8コンベアC8 、第1リフタ
1 および第4コンベアC4 を経て第1自走台車V1
積み込む。その間に、第n+1ロットの5枚の左ドアD
L を収納した実パレットPが、第2退避スペースE2
ら左ドア組付作業ステーションSL に臨む第10コンベ
アC10上に移動し、次の第n+1ロットの5台の自動車
Aへの組み付けに備えられる。続いて、図16(C)に
示すように、第1退避スペースE1 に待機していた第n
+2ロットの5枚の左ドアDL を収納した実パレットP
を、第8コンベアC8 、第2リフタL2 および第9コン
ベアC9 を経て第2退避スペースE2 に搬送して待機さ
せる。
【0047】一方、空パレットPを搭載した第1自走台
車V1 および第2自走台車V2 がドア小組ステーション
Ssに戻った後に、右ドア組付作業ステーションSR
臨む第5コンベアC5 には、現在第1待機ステーション
ST4 に待機している第3自走台車V3 が第n+1ロッ
トの5枚の右ドアDR を収納した実パレットPを供給す
る。
【0048】以上説明したように、左ドアDL を収納し
た実パレットPをドア小組ステーションSsから主組立
ラインLmに搬送する第1工程と、右ドアDR を収納し
た実パレットPをドア小組ステーションSsから主組立
ラインLmに搬送する第2工程と、自走台車V1
2 ,V3 を充電装置CGに接続してバッテリを充電す
る第3工程とを、3台の自走台車V1 ,V2 ,V3 の各
々が1工程ずつずらして順次実行するので、各自走台車
1 ,V2 ,V3 のバッテリを3サイクルに1回の割合
で定期的に充電することができるだけでなく、左ドアD
L および右ドアDRを、その一方が他方に先行したり遅
れたりすることなくドア小組ステーションSsから主組
立ラインLmに搬送することができる。
【0049】また両端が閉じたオープンループの走行ラ
インを構成する第1〜第3主走行ラインML1 ,M
2 ,ML3 から第1、第2副走行ラインSL1 ,SL
2 を分岐させ、その一方の第1副走行ラインSL1 に充
電装置CGを設けたので、この第1副走行ラインSL1
に停止して充電を行っている自走台車V1 ,V2 ,V3
が、主走行ラインML1 ,ML2 ,ML3 上の自走台車
1 ,V2 ,V3 の走行を妨げることがない。
【0050】また右ドアDR を収納した実パレットPを
搭載した自走台車V1 ,V2 ,V3が往路において第1
副走行ラインSL1 でスイッチバックして前後姿勢が反
転するため、左ドアDL を収納した実パレットPを搭載
してスイッチバックせずにパレット(L)積み卸しステ
ーションST8 に達した自走台車V1 ,V2 ,V3 に対
して、1回スイッチバックして実パレット(R)卸しス
テーションST7 に達した自走台車V1 ,V2 ,V3
前後姿勢は逆になる(図8参照)。これにより、自動車
Aの車体左側から組み付けられる左ドアDL の姿勢と、
自動車Aの車体右側から組み付けられる右ドアDR の姿
勢とが、自動車Aの車体を中心にして左右対称になるた
め、左ドアDL あるいは右ドアDR の姿勢を作業員が変
換する必要がなくなって組付作業の作業性を高めること
ができる。
【0051】また主組立ラインLmに実パレットPを卸
した後の自走台車V1 ,V2 ,V3は、復路において第
2副走行ラインSL2 で再度スイッチバックするので、
その自走台車V1 ,V2 ,V3 は前後姿勢が逆転するこ
となくドア小組ステーションSsに戻ることができる。
従って、ドア小組ステーションSsで実パレットPを積
み込む場合や、主組立ラインLmに実パレットPを卸す
場合に、該実パレットPに収納した左ドアDL あるいは
右ドアDR の姿勢を常に一定に保つことができ、作業効
率の向上に寄与することができる。しかも自走台車
1 ,V2 ,V3 は第1待機ステーションST4 に常に
同じ前後姿勢で停止するので、固定充電端子15を自走
台車V1 ,V2 ,V3 の左右両側面に設けることなく、
左側面に設けるだけで確実に充電装置CGに接続するこ
とができる。
【0052】また第1〜第3主走行ラインML1 ,ML
2 ,ML3 は両端が開放したオープンループ状に形成さ
れているため、それをクローズドループ状に形成する場
合に比べて構造が簡略化されるだけでなく、第1〜第3
主走行ラインML1 ,ML2,ML3 が歩行者用通路P
Pを横断する交差部を1個所に抑えることができる(図
1参照)。従って、歩行者用通路PPを通行する歩行者
が第1〜第3主走行ラインML1 ,ML2 ,ML3 を走
行する自走台車V1 ,V2 ,V3 によって妨げられるの
を最小限に抑えることができる。
【0053】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0054】例えば、実施例では左側部品および右側部
品としてそれぞれ左ドアDL および右ドアDR を例示し
たが、本発明は他の任意の部品に対して適用することが
できる。また実施例では右ドアDR を搭載した自走台車
1 ,V2 ,V3 を第1待機ステーションST4 および
第2待機ステーションST5 でスイッチバックさせてい
るが、左ドアDL を搭載した自走台車V1 ,V2 ,V3
をスイッチバックさせても良い。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、左側部品および右側部品の何れか一方を搭載
した自走台車が主走行ラインを受取位置から組付位置ま
で移動する間に、主走行ラインから分岐した副走行ライ
ンでスイッチバックして前後姿勢を反転するので、組付
位置に搬送された左側部品および右側部品を自動的に組
付作業に適した姿勢にすることができる。しかも自走台
車は往路および復路においてオープンループの主走行ラ
インを往復するため、クローズドループの主走行ライン
を用いた場合に比べて搬送経路を単純化することができ
るばかりか、該主走行ラインが受取位置および組付位置
間に配置された他の通路を横断する個所を最小の1個所
に抑えることができる。
【0056】また請求項2に記載された発明によれば、
左側部品および右側部品の何れか一方を搭載した自走台
車が主走行ラインを受取位置から組付位置まで移動する
往路において、主走行ラインから分岐した第1副走行ラ
インでスイッチバックして前後姿勢を反転し、かつ該自
走台車が主走行ラインを組付位置から受取位置まで移動
する復路において、主走行ラインから分岐した第2副走
行ラインで再度スイッチバックして前後姿勢を反転する
ので、組付位置に搬送された左側部品および右側部品を
自動的に組付作業に適した姿勢にすることができるだけ
でなく、自走台車を出発時と同じ前後姿勢で組付位置に
戻すことができる。しかも自走台車は往路および復路に
おいてオープンループの主走行ラインを往復するため、
クローズドループの主走行ラインを用いた場合に比べて
搬送経路を単純化することができるばかりか、該主走行
ラインが受取位置および組付位置間に配置された他の通
路を横断する個所を最小の1個所に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の主組立ラインLmにドア小組ステーシ
ョンSsから左右のドアを搬送する搬送装置の全体平面
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図1の3−3線拡大矢視図
【図4】図3の4−4線拡大断面図
【図5】自走台車が停止する8個のステーションの説明
【図6】自走台車によるドア搬送の第1の作用説明図
【図7】自走台車によるドア搬送の第2の作用説明図
【図8】自走台車によるドア搬送の第3の作用説明図
【図9】自走台車によるドア搬送の第4の作用説明図
【図10】自走台車によるドア搬送の第5の作用説明図
【図11】自走台車によるドア搬送の第6の作用説明図
【図12】自走台車によるドア搬送の第7の作用説明図
【図13】自走台車によるドア搬送の第8の作用説明図
【図14】右ドアを搬送する自走台車の移動経路を示す
【図15】左ドアを搬送する自走台車の移動経路を示す
【図16】自走台車および左ドア組付作業ステーション
間のドア搬送の作用説明図
【符号の説明】
L 左ドア(左側部品) DR 右ドア(右側部品) ML1 第1主走行ライン(主走行ライン) ML2 第2主走行ライン(主走行ライン) ML3 第3主走行ライン(主走行ライン) V1 第1自走台車(自走台車) V2 第2自走台車(自走台車) V3 第3自走台車(自走台車) SL 左ドア組付作業ステーション(組付位置) SR 右ドア組付作業ステーション(組付位置) Ss ドア小組ステーション(受取位置) SL1 第1副走行ライン(副走行ライン) SL2 第2副走行ライン(副走行ライン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ツ橋 政己 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内 (72)発明者 有賀 武年 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内 (72)発明者 下田 光一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内 Fターム(参考) 3D114 AA06 BA01 BA13 CA01 CA05 CA13 DA05 3F044 AA01 CA05 CD08 CE04 CE05 CE07 CE16 CE40 CE45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側部品(DL )および右側部品
    (DR )をそれぞれ別個の自走台車(V1 ,V2
    3 )に搭載して受取位置(Ss)から組付位置
    (SL,SR )に搬送する間に、左側部品(DL )およ
    び右側部品(DR )の何れか一方の前後姿勢を反転する
    物品搬送方法であって、 受取位置(Ss)および組付位置(SL ,SR )をオー
    プンループの主走行ライン(ML1 ,ML2 ,ML3
    で接続するとともに、主走行ライン(ML1 ,ML2
    ML3 )からスイッチバック式の副走行ライン(S
    1 )を分岐させ、左側部品(DL )および右側部品
    (DR )の何れか一方を搭載した自走台車(V 1
    2 ,V3 )が主走行ライン(ML1 ,ML2 ,M
    3 )を受取位置(Ss)から組付位置(SR )まで移
    動する間に、前記副走行ライン(SL1 )でスイッチバ
    ックして前後姿勢を反転することを特徴とする物品搬送
    方法。
  2. 【請求項2】 左側部品(DL )および右側部品
    (DR )をそれぞれ別個の自走台車(V1 ,V2
    3 )に搭載して受取位置(Ss)から組付位置
    (SL,SR )に搬送する間に、左側部品(DL )およ
    び右側部品(DR )の何れか一方の前後姿勢を反転する
    物品搬送方法であって、 受取位置(Ss)および組付位置(SL ,SR )をオー
    プンループの主走行ライン(ML1 ,ML2 ,ML3
    で接続するとともに、主走行ライン(ML1 ,ML2
    ML3 )からスイッチバック式の第1副走行ライン(S
    1 )および第2副走行ライン(SL2 )を分岐させ、
    左側部品(DL )および右側部品(DR)の何れか一方
    を搭載した自走台車(V1 ,V2 ,V3 )が主走行ライ
    ン(ML 1 ,ML2 ,ML3 )を受取位置(Ss)から
    組付位置(SR )まで移動する往路において前記第1副
    走行ライン(SL1 )でスイッチバックして前後姿勢を
    反転し、かつ前記自走台車(V1 ,V2 ,V3 )が主走
    行ライン(ML1 ,ML2,ML3 )を組付位置
    (SR )から受取位置(Ss)まで移動する復路におい
    て前記第2副走行ライン(SL2 )でスイッチバックし
    て前後姿勢を再度反転することを特徴とする物品搬送方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006108515A1 (de) 2005-04-14 2006-10-19 Kuka Schweissanlagen Gmbh Transporteinrichtung, transportverfahren und logistiksystem

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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