JP2000168890A - 粉粒体用ゲ−ト - Google Patents
粉粒体用ゲ−トInfo
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- JP2000168890A JP2000168890A JP10350481A JP35048198A JP2000168890A JP 2000168890 A JP2000168890 A JP 2000168890A JP 10350481 A JP10350481 A JP 10350481A JP 35048198 A JP35048198 A JP 35048198A JP 2000168890 A JP2000168890 A JP 2000168890A
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- Japan
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- gate plate
- granular material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】粉粒体の漏れを防止でき、かつ粉粒体の噛込み
による作動不良や部品の早期摩耗を排除できる粉粒体用
ゲ−トを提供する。 【解決手段】上壁に粉粒体入口2を有する粉粒体供給室
1内にゲ−ト板3を、粉粒体入口2直下から粉粒体入口
2を外れた位置に水平方向に往来可能に設け、しかも粉
粒体入口2直下位置でのゲ−ト板3と粉粒体入口下端と
の間隔を粉粒体をその安息角で受承可能な高さに設定し
た。
による作動不良や部品の早期摩耗を排除できる粉粒体用
ゲ−トを提供する。 【解決手段】上壁に粉粒体入口2を有する粉粒体供給室
1内にゲ−ト板3を、粉粒体入口2直下から粉粒体入口
2を外れた位置に水平方向に往来可能に設け、しかも粉
粒体入口2直下位置でのゲ−ト板3と粉粒体入口下端と
の間隔を粉粒体をその安息角で受承可能な高さに設定し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体用ゲ−トに関
し、ホッパやタンクまたはコンテナ−内への粉粒体原料
(例えば粉体樹脂)の供給に使用するものである。
し、ホッパやタンクまたはコンテナ−内への粉粒体原料
(例えば粉体樹脂)の供給に使用するものである。
【0002】
【従来の技術】粉粒体原料、例えば粉体樹脂をホッパや
タンク内に供給する場合、その供給を停止乃至は中断す
るためのゲ−トを必要とすることがあり、従来、かかる
ゲ−トとして、ゲ−ト板をスライド自在に動作させる機
構のスライドゲ−トバルブが知られている(例えば、ホ
ッパの粉粒体出口にスライドゲ−トバルブを設ける例で
あるが、その一例が特開平6−345178号公報に開
示されている)。
タンク内に供給する場合、その供給を停止乃至は中断す
るためのゲ−トを必要とすることがあり、従来、かかる
ゲ−トとして、ゲ−ト板をスライド自在に動作させる機
構のスライドゲ−トバルブが知られている(例えば、ホ
ッパの粉粒体出口にスライドゲ−トバルブを設ける例で
あるが、その一例が特開平6−345178号公報に開
示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スライドゲ−トバルブにおいては、ゲ−ト板をスライド
自在とするために摺動面に一定の間隙を設ける必要があ
り、ゲ−ト板直上の高い粉体圧の粉粒体がその間隙より
漏れ易く、その対策が必要とされる。
スライドゲ−トバルブにおいては、ゲ−ト板をスライド
自在とするために摺動面に一定の間隙を設ける必要があ
り、ゲ−ト板直上の高い粉体圧の粉粒体がその間隙より
漏れ易く、その対策が必要とされる。
【0004】而して、その漏れを防止するために摺動面
間隙を極力小さくすれば、高い組立て精度が要求される
ばかりか、粉粒体がその微小間隙に噛込み摩擦熱が発生
して摺動面に粉粒体が焼き付けられ、ゲ−トの作動不良
や部品の早期摩耗が惹起され易い。
間隙を極力小さくすれば、高い組立て精度が要求される
ばかりか、粉粒体がその微小間隙に噛込み摩擦熱が発生
して摺動面に粉粒体が焼き付けられ、ゲ−トの作動不良
や部品の早期摩耗が惹起され易い。
【0005】この不具合は、上記漏れを防止するために
上記摺動面にパッキングを装着する場合にも回避し難
い。
上記摺動面にパッキングを装着する場合にも回避し難
い。
【0006】本発明の目的は、粉粒体の漏れを防止で
き、かつ粉粒体の噛込みによる作動不良や部品の早期摩
耗を排除できる粉粒体用ゲ−トを提供することにある。
き、かつ粉粒体の噛込みによる作動不良や部品の早期摩
耗を排除できる粉粒体用ゲ−トを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る粉粒体用ゲ
−トは、上壁に粉粒体入口を有する粉粒体供給室内にゲ
−ト板を、粉粒体入口直下から粉粒体入口を外れた位置
に水平方向に往来可能に設け、しかも粉粒体入口直下位
置でのゲ−ト板と粉粒体入口下端との間隔を粉粒体をそ
の安息角でゲ−ト板により受承可能な高さに設定したこ
とを特徴とする構成である。
−トは、上壁に粉粒体入口を有する粉粒体供給室内にゲ
−ト板を、粉粒体入口直下から粉粒体入口を外れた位置
に水平方向に往来可能に設け、しかも粉粒体入口直下位
置でのゲ−ト板と粉粒体入口下端との間隔を粉粒体をそ
の安息角でゲ−ト板により受承可能な高さに設定したこ
とを特徴とする構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0009】図1は本発明に係る粉粒体用ゲ−トをゲ−
ト閉鎖時〔図1の(イ)〕及びゲ−ト開放時〔図1の
(ロ)〕の状態で示す図面である。
ト閉鎖時〔図1の(イ)〕及びゲ−ト開放時〔図1の
(ロ)〕の状態で示す図面である。
【0010】図1において、1はホッパ、タンクまたは
コンテナ−等の粉粒体供給室であり、上壁に粉粒体入口
2を備えている。3はゲ−ト板であり、粉粒体入口2の
直下から粉粒体入口を外れる位置に水平方向に往来可能
に設け、かつ粉粒体入口直下位置でのゲ−ト板と粉粒体
入口下端との間隔を粉粒体をその安息角でゲ−ト板によ
り受承可能な高さに設定してある。4はゲ−ト板3を往
来移動させるために粉粒体供給室1の上壁外に設けたゲ
−ト操作部であり、ゲ−ト板を動力伝達機構を介して連
結してある。
コンテナ−等の粉粒体供給室であり、上壁に粉粒体入口
2を備えている。3はゲ−ト板であり、粉粒体入口2の
直下から粉粒体入口を外れる位置に水平方向に往来可能
に設け、かつ粉粒体入口直下位置でのゲ−ト板と粉粒体
入口下端との間隔を粉粒体をその安息角でゲ−ト板によ
り受承可能な高さに設定してある。4はゲ−ト板3を往
来移動させるために粉粒体供給室1の上壁外に設けたゲ
−ト操作部であり、ゲ−ト板を動力伝達機構を介して連
結してある。
【0011】図1の(イ)のゲ−ト閉鎖状態において、
図2に示すように、粉粒体の安息角をθ、ゲ−ト板1の
直径をA、粉粒体出口2の内径をB、上記間隔の高さをC
とすれば、 tan-1〔2C/(B-A)〕<θ の関係を付与することにより、粉粒体を錐体状にてゲ−
ト板1で受承してその流動を遮断できる。
図2に示すように、粉粒体の安息角をθ、ゲ−ト板1の
直径をA、粉粒体出口2の内径をB、上記間隔の高さをC
とすれば、 tan-1〔2C/(B-A)〕<θ の関係を付与することにより、粉粒体を錐体状にてゲ−
ト板1で受承してその流動を遮断できる。
【0012】上記粉粒体の安息角θは、粉粒体の種類や
乾き度により異なるが、粉体樹脂の場合、ほぼ60°で
ある。
乾き度により異なるが、粉体樹脂の場合、ほぼ60°で
ある。
【0013】上記式のtan-1〔2C/(B-A)〕は、ゲ−ト
板の直径の縮小化、ひいてはゲ−ト全体の縮小化のため
に、角θに可及的に近づけることが好ましい。
板の直径の縮小化、ひいてはゲ−ト全体の縮小化のため
に、角θに可及的に近づけることが好ましい。
【0014】図1の(イ)のゲ−ト閉鎖状態から図1の
(ロ)のゲ−ト開放状態に移行する際、ゲ−ト板移動初
期にゲ−ト板上面に粉体圧が作用するが、粉粒体供給室
内上部空間には粉体圧が作用しないので、ゲ−ト板への
動力伝達機構の可動部〔例えば、後述の図3におけるア
−ム31のピン6枢支箇所)への粉粒体の噛込みを排除
でき、上記粉粒体入口下端との充分な間隔のもとでゲ−
ト板を粉粒体の噛込みなくスム−ズに移動させることが
できる。
(ロ)のゲ−ト開放状態に移行する際、ゲ−ト板移動初
期にゲ−ト板上面に粉体圧が作用するが、粉粒体供給室
内上部空間には粉体圧が作用しないので、ゲ−ト板への
動力伝達機構の可動部〔例えば、後述の図3におけるア
−ム31のピン6枢支箇所)への粉粒体の噛込みを排除
でき、上記粉粒体入口下端との充分な間隔のもとでゲ−
ト板を粉粒体の噛込みなくスム−ズに移動させることが
できる。
【0015】上記ゲ−ト板移動時の負荷は、主に粉粒体
とゲ−ト板との間に作用する摩擦力ζであり、このζ
は、 ζ∝〔B+(C/tanθ)2 で把握できるら、Cを可及的に小さくすることが有利で
ある。従って、図4に示すように、粉粒体供給室1内に
粉粒体入口12を突出させ、Cを実質的に小さくするこ
とができる。
とゲ−ト板との間に作用する摩擦力ζであり、このζ
は、 ζ∝〔B+(C/tanθ)2 で把握できるら、Cを可及的に小さくすることが有利で
ある。従って、図4に示すように、粉粒体供給室1内に
粉粒体入口12を突出させ、Cを実質的に小さくするこ
とができる。
【0016】上記の動力伝達機構としては、シリンダ
型、ロ−タリ型等を使用でき、動力源部分は粉粒体噴霧
雰囲気内での使用を避けるために軸受を介して粉粒体供
給室外部に設置することが望ましい。
型、ロ−タリ型等を使用でき、動力源部分は粉粒体噴霧
雰囲気内での使用を避けるために軸受を介して粉粒体供
給室外部に設置することが望ましい。
【0017】この軸受部を粉粒体供給室上壁に取付け、
粉粒体供給室の動力伝達軸をこの軸受に嵌合すれば、こ
の軸受には粉体圧が作用しないので、外部の動力を粉粒
体供給室のゲ−ト板に粉粒体の噛込みなく伝達できる。
粉粒体供給室の動力伝達軸をこの軸受に嵌合すれば、こ
の軸受には粉体圧が作用しないので、外部の動力を粉粒
体供給室のゲ−ト板に粉粒体の噛込みなく伝達できる。
【0018】上記の例では、粉粒体入口を円形としゲ−
ト板を円形としているが、粉粒体入口が四角形や他の形
状の場合は、ゲ−ト板も四角形や他の形状にして上記と
同様にしてゲ−ト板寸法を設定すればよい。
ト板を円形としているが、粉粒体入口が四角形や他の形
状の場合は、ゲ−ト板も四角形や他の形状にして上記と
同様にしてゲ−ト板寸法を設定すればよい。
【0019】本発明に係る粉粒体用ゲ−トは、例えば、
タンクやコンテナ−内に粉体樹脂原料を供給・貯蔵する
場合、押出機のホッパに粉体樹脂原料を供給する場合等
に使用できる。
タンクやコンテナ−内に粉体樹脂原料を供給・貯蔵する
場合、押出機のホッパに粉体樹脂原料を供給する場合等
に使用できる。
【0020】その外、容器内に撹拌羽を収容したミキサ
−の容器上壁の原料入口や、ブロワとヒ−タを有する循
環用バイパスを容器に取付けた乾燥機等の容器上壁の原
料入口に本発明に係るゲ−トを設けることもできる。
−の容器上壁の原料入口や、ブロワとヒ−タを有する循
環用バイパスを容器に取付けた乾燥機等の容器上壁の原
料入口に本発明に係るゲ−トを設けることもできる。
【0021】
【実施例】〔実施例1〕図3の(イ)は本発明の一実施
例の要部を示す断面図、図3の(ロ)は同じく平面図で
ある。
例の要部を示す断面図、図3の(ロ)は同じく平面図で
ある。
【0022】図3において、11はホッパの上壁であ
り、粉粒体入口2を設けてある。3は円形ゲ−ト板であ
り、ア−ム31を備えている。7はホッパ上壁11に取
付けた軸受、6は回転軸であり、この軸6にゲ−ト板3
のア−ム31を固着してある。8はホッパ上壁11の外
部に配設したエアシリンダ−、81はエアシリンダ−8
の一端から突出させたピストン軸であり、エアシリンダ
−8の他端はホッパ上壁にピン10で回動可能に枢支し
てある。5はア−ム軸であり、一端を軸受軸6に固定
し、他端をピストン軸81にピン51により回動可能に
枢着してある。
り、粉粒体入口2を設けてある。3は円形ゲ−ト板であ
り、ア−ム31を備えている。7はホッパ上壁11に取
付けた軸受、6は回転軸であり、この軸6にゲ−ト板3
のア−ム31を固着してある。8はホッパ上壁11の外
部に配設したエアシリンダ−、81はエアシリンダ−8
の一端から突出させたピストン軸であり、エアシリンダ
−8の他端はホッパ上壁にピン10で回動可能に枢支し
てある。5はア−ム軸であり、一端を軸受軸6に固定
し、他端をピストン軸81にピン51により回動可能に
枢着してある。
【0023】上記ゲ−ト板3の円形部の直径Bはφ90
mm、粉粒体入口2の内径Aはφ70mm、粉粒体入口
下端とゲ−ト板との間隔Cは1mmとしてtan-1〔2C/(B-
A)〕を5.7°とし、その角度を粉粒体の通常の安息角
60°よりも充分に小さくしてある。
mm、粉粒体入口2の内径Aはφ70mm、粉粒体入口
下端とゲ−ト板との間隔Cは1mmとしてtan-1〔2C/(B-
A)〕を5.7°とし、その角度を粉粒体の通常の安息角
60°よりも充分に小さくしてある。
【0024】この実施例においては、上記エアシリンダ
−8によるピストン軸81の前進移動によりリンク機構
を介して軸受軸6に回転モ−メントMが加えられ、ゲ−
ト板3が2点鎖線の位置に回転移動されてゲ−トが開放
される。
−8によるピストン軸81の前進移動によりリンク機構
を介して軸受軸6に回転モ−メントMが加えられ、ゲ−
ト板3が2点鎖線の位置に回転移動されてゲ−トが開放
される。
【0025】また、ゲ−ト閉鎖時には、ピストン軸81
の後退移動により前記とは逆方向に回転移動され、ゲ−
ト板3が粉粒体入口2の直下に位置すると、式が充分
な余裕でみたされるから、ゲ−トが確実に閉鎖される。
の後退移動により前記とは逆方向に回転移動され、ゲ−
ト板3が粉粒体入口2の直下に位置すると、式が充分
な余裕でみたされるから、ゲ−トが確実に閉鎖される。
【0026】〔実施例2〕図4の(イ)は本発明の別実
施例の要部を示す断面図、図4の(ロ)は同じく平面図
であり、実施例1に対しエアシリンダ−に代えロ−タリ
エアアクチュエ−タをホッパ上壁外に設置し、ホッパ内
に粉粒体入口を突出した構成とし、他は実施例1と実質
的に同じ構成としてある。
施例の要部を示す断面図、図4の(ロ)は同じく平面図
であり、実施例1に対しエアシリンダ−に代えロ−タリ
エアアクチュエ−タをホッパ上壁外に設置し、ホッパ内
に粉粒体入口を突出した構成とし、他は実施例1と実質
的に同じ構成としてある。
【0027】図4において、11はホッパの上壁であ
り、ホッパ内に突出した粉粒体入口2を設けてある。3
は円形ゲ−ト板であり、ア−ム31を備えている。7は
ホッパ上壁11に取付けた軸受、6は回転軸であり、こ
の軸6にゲ−ト板3のア−ム31を固着してある。11
0はホッパ上壁11の外部に配設したロ−タリエアアク
チョエ−タであり、ロ−タリ軸を軸受軸6に嵌合接続し
てある。
り、ホッパ内に突出した粉粒体入口2を設けてある。3
は円形ゲ−ト板であり、ア−ム31を備えている。7は
ホッパ上壁11に取付けた軸受、6は回転軸であり、こ
の軸6にゲ−ト板3のア−ム31を固着してある。11
0はホッパ上壁11の外部に配設したロ−タリエアアク
チョエ−タであり、ロ−タリ軸を軸受軸6に嵌合接続し
てある。
【0028】この実施例においても、ゲ−ト板3の円形
部の直径Bをφ90mm、粉粒体入口2の内径Aをφ70
mm、粉粒体入口下端とゲ−ト板との間隔Cを1mmと
してtan-1〔2C/(B-A)〕を5.7°とし、その角度を粉
粒体の通常の安息角60°よりも充分に小さくしてあ
る。
部の直径Bをφ90mm、粉粒体入口2の内径Aをφ70
mm、粉粒体入口下端とゲ−ト板との間隔Cを1mmと
してtan-1〔2C/(B-A)〕を5.7°とし、その角度を粉
粒体の通常の安息角60°よりも充分に小さくしてあ
る。
【0029】図1の(ロ)において、実線はゲ−ト閉鎖
状態を、2点鎖線はゲ−ト開放状態をそれぞれ示してい
る。
状態を、2点鎖線はゲ−ト開放状態をそれぞれ示してい
る。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る粉粒体用ゲ−トは、粉粒体
供給室の上壁に粉粒体入口を設け、その入口の直下に充
分な間隔を隔ててゲ−ト板を水平方向に往来させてゲ−
トを開閉させる構成であり、ゲ−ト板が粉体圧を受けて
も上記入口との充分な間隔のために粉粒体の噛込みを排
除できる。また、ゲ−ト板への動力伝達機構には粉体圧
が作用しないから、動力伝達機構への粉粒体の噛込みも
防止できる。
供給室の上壁に粉粒体入口を設け、その入口の直下に充
分な間隔を隔ててゲ−ト板を水平方向に往来させてゲ−
トを開閉させる構成であり、ゲ−ト板が粉体圧を受けて
も上記入口との充分な間隔のために粉粒体の噛込みを排
除できる。また、ゲ−ト板への動力伝達機構には粉体圧
が作用しないから、動力伝達機構への粉粒体の噛込みも
防止できる。
【0031】従って、本発明に係る粉粒体用ゲ−トにお
いては、粉粒体の噛込みに起因する部品の早期摩耗、ゲ
−トの作動不良をよく排除でき、ゲ−トの耐摩耗性や作
動性を向上できる。
いては、粉粒体の噛込みに起因する部品の早期摩耗、ゲ
−トの作動不良をよく排除でき、ゲ−トの耐摩耗性や作
動性を向上できる。
【図1】図1の(イ)は本発明に係る粉粒体用ゲ−トの
閉鎖時の状態を、図1の(ロ)は同じく開放状態をそれ
ぞれ示す図面である。
閉鎖時の状態を、図1の(ロ)は同じく開放状態をそれ
ぞれ示す図面である。
【図2】本発明に係る粉粒体用ゲ−トの閉塞状態と粉粒
体の安息角との関係を示す図面である。
体の安息角との関係を示す図面である。
【図3】図3の(イ)は本発明に係る粉粒体用ゲ−トの
一実施例の断面図を、図3の(ロ)は同じく平面図をそ
れぞれ示している。
一実施例の断面図を、図3の(ロ)は同じく平面図をそ
れぞれ示している。
【図4】図4の(イ)は本発明に係る粉粒体用ゲ−トの
別実施例の断面図を、図3の(ロ)は同じく平面図をそ
れぞれ示している。
別実施例の断面図を、図3の(ロ)は同じく平面図をそ
れぞれ示している。
1 粉粒体供給室 11 粉粒体供給室の上壁 2 粉粒体入口 3 ゲ−ト板 6 回転軸 7 軸受 8 エアシリンダ− 110 ロ−タリエアアクチュエ−タ C ゲ−ト板と粉粒体入口下端との間隔
Claims (1)
- 【請求項1】上壁に粉粒体入口を有する粉粒体供給室内
にゲ−ト板を、粉粒体入口直下から粉粒体入口を外れた
位置に水平方向に往来可能に設け、しかも粉粒体入口直
下位置でのゲ−ト板と粉粒体入口下端との間隔を粉粒体
をその安息角でゲ−ト板により受承可能な高さに設定し
たことを特徴とする粉粒体用ゲ−ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350481A JP2000168890A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 粉粒体用ゲ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350481A JP2000168890A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 粉粒体用ゲ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168890A true JP2000168890A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18410787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10350481A Pending JP2000168890A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 粉粒体用ゲ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000168890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009161351A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 粉体移送装置、及び、ポリオレフィンの製造方法 |
CN113479620A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-08 | 地久恒达建设集团有限公司 | 基于定位传输式的建筑施工上料机 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10350481A patent/JP2000168890A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009161351A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 粉体移送装置、及び、ポリオレフィンの製造方法 |
CN113479620A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-08 | 地久恒达建设集团有限公司 | 基于定位传输式的建筑施工上料机 |
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