JP3244644B2 - 粉粒体用流量調整バルブ - Google Patents

粉粒体用流量調整バルブ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、管路
内の上側から下側へ流れる粉粒体の流量を調整するため
の流量調整バルブに関し、特に高温,高圧下で粉粒体の
流量を調整する場合に好適な粉粒体用流量調整バルブに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、炭化鉄やセメントクリンカ、
あるいは石炭や鉄鉱石等の粉粒体を移送する場合、その
移送過程において粉粒体の流量を調整する場合がある。
【0003】このような粉粒体用流量調整バルブとし
て、図5の縦断面図に示すようなバルブ50があるが、
このバルブ50は単に開閉プレート51を開閉させるだ
けであるため、入側パイプ52の周囲から流れる粉粒体
の量を正確に把握することができず、正確な流量調整を
行うための流量調整バルブとしての使用には不適当であ
る。
【0004】また、他の粉粒体用流量調整バルブとし
て、図6の縦断面図に示すようなロータリーバルブ60
もあるが、このバルブ60は常にローター61が回転し
ているため軸シール部からガス漏れを生じるおそれがあ
る。その上、常に回転しているので回転部の磨耗も多
く、寿命が短くなってしまう。しかも、流量調整する場
合にはローター61の回転を可変速で制御する必要があ
るため、多くの設備費用を要することとなる。
【0005】そこで、これらの課題を解決するために、
この出願に係る発明の出願人が特開平7−223698
号公報記載の発明を先に出願した。この発明に係る粉粒
体用バルブ70は、図7の縦断面図に示すように、ケー
シング71の内側に回転可能な弁体72を内蔵させ、ケ
ーシング71には上方の管から続く横向きの入側開口部
73と、それに通じた下向きの出側開口部74とを設
け、弁体72には、入側開口部73に対して摺動回転可
能なように連結された第一開口部75と、それに通じて
いて出側開口部74に面し得る第二開口部76とを一体
に有したものである。
【0006】そして、駆動手段で上記弁体72を回転さ
せることにより、入側開口部73の粉粒体を、弁体72
の第一開口部75から第二開口部76を介して出側開口
部74へと流すことができるようにしており、弁体72
の回転角度を調整することにより所定量の粉粒体が排出
できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この粉
粒体用バルブ70は、粉粒体の安息角を利用しながら所
定量を排出するものであるため、入側の配管径に比べて
最大流量が小さくなってしまうので排出量に比べて大き
なバルブが必要となってしまう。しかも、バルブの構造
も複雑になる。したがって、バルブサイズが大きくなる
とともに複雑な構造となるため、バルブ費用が増大して
しまう。また、摺動面に粉粒体が入り込んでしまう可能
性もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、所定角度で傾斜さ
せて設けた粉粒体入側パイプの下端を閉鎖する開閉プレ
ートに、先側を除く3面に所定高さの縁板を設けてい
る。このように、傾斜させた粉粒体入側パイプを閉鎖す
る開閉プレートの先側を除く3面に所定高さの縁板を設
けることにより、開閉プレートを開放しても縁板の高さ
までは開閉プレート先側からのみ粉粒体が流れ出るので
正確な流量制御を行うことができる。また、摺動部が粉
粒体に接触することがないので、摺動面に粉粒体が入り
込む可能性がない。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、下端を所
定角度に切断した粉粒体入側パイプと、該粉粒体入側パ
イプの先端に接して粉粒体の流量制御を行う揺動可能な
開閉プレートを具備した粉粒体用流量調整バルブにおい
て、前記粉粒体入側パイプの軸心を粉粒体の安息角以上
の角度で傾斜させて設け、該粉粒体入側パイプの先端に
接する開閉プレートの粉粒体入側パイプ軸心と鋭角で接
する側を上側に位置させて開閉プレート上部を支持し、
該開閉プレートの粉粒体入側パイプ閉鎖面の先側を除く
3方に所定高さの縁板を設け、該開閉プレートと両側部
の縁板とによって形成される先端の開口断面を前記粉粒
体入側パイプの内径断面積と同一か超えるようにしてい
る。
【0010】このように、粉粒体入側パイプの軸心を粉
粒体の安息角以上の角度で傾斜させることにより垂直よ
りも遅い速度で粉粒体の流れを安定させることができ、
開閉プレートの粉粒体入側パイプ閉鎖面の先側を除く3
面に所定高さの縁板を設けたことにより粉粒体の流れ出
る流出断面を所定の方形断面とし、この方形断面を粉粒
体入側パイプの内径断面積と同一か超えるようにしてい
るので、開閉プレートを開閉した時に先端の方形断面か
ら流出する粉粒体量をほぼ比例した関係で増減させて
粒体の流量制御を行うことができる。
【0011】上記粉粒体入側パイプを閉鎖する開閉プレ
ートの開閉手段を、該開閉プレートの背面側に設けれ
ば、開閉プレートを開閉駆動する開閉手段を粉粒体に接
触させることなく粉粒体の流量制御を行うことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1はこの出願に係る発明の第1実施例を
示す図面であり、(a) は縦断面図、(b) はA−A矢視
図、(c) はB−B矢視図である。
【0014】図示するように、この実施例では横断面が
方形に形成されたケーシング1の上部に、フランジ2a
を所定位置に設けた粉粒体入側パイプ2が設けられてお
り、このフランジ2aとケーシング1の上部フランジ1
aとがボルト3で連結されている。また、ケーシング1
の下部フランジ1bには、上部にフランジ4aが設けら
れた粉粒体出側パイプ4が連結されており、この粉粒体
出側パイプ4もフランジ4aと下部フランジ1bとをボ
ルト3で連結している。この粉粒体出側パイプ4は上部
が方形で下部が円形となるように形成されている。
【0015】上記粉粒体入側パイプ2の下端は、この粉
粒体入側パイプ2の軸芯cと所定角度αで交差するよう
に切断されており、この実施例では約60度で交差する
ように切断されている。
【0016】この粉粒体入側パイプ2の下端に接する開
閉プレート5は、この実施例では粉粒体入側パイプ2の
軸心と鋭角で接する側を上側に位置させた状態で、開閉
プレート5の上端に設けられた軸部5aがケーシング1
に回転可能に支持されている。この軸部5aを中心にし
て開閉プレート5の先側、つまり下側が揺動可能に支持
されている。
【0017】このように粉粒体入側パイプ2の下端を所
定角度で切断し、この粉粒体入側パイプ2の下端に接す
る開閉プレート5を先側から解放させることにより、粉
粒体入側パイプ2内の粉粒体を常に先端角部から流れ出
るようにしている。
【0018】この開閉プレート5の背面にはブラケット
6が設けられており、このブラケット6にはリンク部材
7が連結されている。このリンク部材7は、ケーシング
1に設けられたブラケット1cに支持された駆動軸8と
減速機9を介して連結された駆動モータ10によって駆
動されている。この駆動モータ10の回転角度を制御す
ることにより、開閉プレート5を所定角度で開閉できる
ように構成されている。この実施例では開閉プレート5
の開閉手段たる駆動モータ10をケーシング1の側部に
設け、開閉プレート5の背面に設けたリンク部材7を駆
動している。sはケーシング1に設けられた駆動軸8の
シール部材である。
【0019】また、開閉プレート5の粉粒体入側パイプ
2との接触面には、所定高さの縁板11が設けられてお
り、開閉プレート5の先側を除く3面に設けられてい
る。この縁板11の高さδは、(b) に示すように、開閉
プレート5と両側部の縁板11とによって形成される先
端の開口断面eが、粉粒体入側パイプ2の内径断面積と
同一かそれ以上となるような高さδであればよい。つま
り、開閉プレート5を開放させて行く過程では、開閉プ
レート5と両側部の縁板11とによって形成される横長
方形の開口断面eの高さのみが増加し、縁板11の上端
の水平線から粉粒体入側パイプ2の下端が離れる時には
開口断面eが粉粒体入側パイプ2の内径断面を超えてい
るようにしている。これは、粉粒体の最大流量が粉粒体
入側パイプ2の内径断面積を超えて流れ出ることがない
からであり、開口断面eが粉粒体入側パイプ2の内径断
面積を超えてからは、粉粒体が粉粒体入側パイプ2の周
囲から流れ出ても流量は変わらないからである。このよ
うに縁板11の高さδを設定することにより、粉粒体入
側パイプ2の全内径断面を流れる粉粒体が流れるまで安
定した流量制御を行うことができる。
【0020】このように構成された粉粒体用流量調整バ
ルブV1は、全体が粉粒体の安息角以上の所定の角度で
傾斜するように設けられており、この実施例では約60
度に傾斜した状態に保たれている。このように傾斜させ
ることにより、粉粒体を安定した速度で流れ出るように
できる。この角度は粉粒体の種類等に応じて決定すれば
よい。
【0021】以上のように構成された第1実施例の粉粒
体用流量調整バルブV1によれば、駆動モータ10を回
転させることにより駆動軸8が回動し、この駆動軸8が
リンク部材7を駆動して開閉プレート5を所定角度まで
開放させる。
【0022】この開放が、縁板11の高さよりも小さい
回動であれば、開閉プレート5に設けられた縁板11に
より、粉粒体入側パイプ2内の粉粒体は開閉プレート5
の先端の開口断面eのみから流れ出るので、正確な流量
制御を行うことができる。この時の開閉プレート5の開
度と粉粒体の流量との関係は、図2の流量特性を示す線
図に示すようにほぼ比例した関係となり、安定した粉粒
体の流量制御を行うことができる。
【0023】図3は粉粒体用流量調整バルブの第2実施
例を示す縦断面図である。この第2実施例は、開閉プレ
ートを開閉させる駆動手段に液圧シリンダを用いた実施
例である。なお、上記第1実施例と同一の構成には同一
符号を付して、その説明は省略する。
【0024】図示するように、この第2実施例でも、横
断面が方形のケーシング12の上部に、フランジ2aを
所定位置に設けた粉粒体入側パイプ2が設けられてお
り、このフランジ2aとケーシング12の上部フランジ
12aとがボルト3で連結されている。この実施例で
は、ケーシング12の下部に粉粒体出側パイプ13が直
接固定されている。上記粉粒体入側パイプ2の下端は、
上記第1実施例と同様に約60度で軸心cと交差するよ
うに切断されている。
【0025】この粉粒体入側パイプ2の下端に接する開
閉プレート14は、この実施例でも粉粒体入側パイプ2
の軸心と鋭角で接する側を上側に位置させ、開閉プレー
ト14の上端に設けられた軸部14aがケーシング12
に回転可能に軸支されている。この軸部14aを中心に
して開閉プレート14の先側が揺動可能に支持されてい
る。
【0026】このように構成された粉粒体用流量調整バ
ルブV2は、全体が粉粒体の安息角以上の所定の角度で
傾斜するように設けられており、この実施例では約45
度に傾斜した状態に保たれている。
【0027】この開閉プレート14を開閉させる駆動手
段は、開閉プレート14の背面に設けられており、開閉
プレート14の固定された断面L字状の案内レール15
と、この案内レール15のL字状間に案内されて開閉プ
レート14に接しながら移動する案内輪16と、この案
内輪16を支持する三角状の支持部材17と、この支持
部材17に先端が回動自在に連結された作動軸18と、
この作動軸18を伸縮させる液圧または空圧シリンダ1
9とによって構成されている。sはケーシング12に設
けられた作動軸18のシール部材である。
【0028】従って、この液圧または空圧シリンダ19
の伸縮量を制御することにより、開閉プレート14を所
定角度で開放することができる。
【0029】この第2実施例でも、粉粒体入側パイプ2
の下端を所定角度で切断し、この粉粒体入側パイプ下端
に接する開閉プレート14を先側から解放させることに
より、粉粒体入側パイプ2内の粉粒体を常に先端角部か
ら流れ出すようにしている。この開閉プレート14の先
側を除く3面に設けられた縁板11は上記第1実施例と
同一であるため、その説明は省略する。
【0030】以上のように構成された第2実施例の粉粒
体用流量調整バルブV2によれば、液圧または空圧シリ
ンダ19を伸縮させることにより作動軸18が移動し、
この作動軸18の移動に伴って案内輪16が案内レール
15に沿って移動しながら開閉プレート14を所定角度
に開放させることができる。
【0031】この時、上端を支点にして揺動する開閉プ
レート14に接する案内輪16の位置が開度によって変
わるが、この案内輪16は案内レール15に沿って移動
可能となっているので、変位を吸収することができる。
なお、開閉プレート14に設けられた縁板11の機能は
上述した第1実施例と同様であるため、その説明は省略
する。
【0032】図4は、粉粒体用流量調整バルブの第3実
施例を示す縦断面図であり、この第3実施例は、上記第
2実施例における駆動手段のみが異なったものである。
この第3実施例では、開閉プレートを開閉させる駆動手
段として駆動モータとチェーンを用いている。なお、上
記第2実施例と同一の構成には同一符号を付して、その
説明は省略する。
【0033】図示するように、この第3実施例では、開
閉プレート14を揺動させる駆動手段が、開閉プレート
14の背面に設けられた案内輪16を支持する三角状の
支持部材17に先端が回動自在に連結された作動軸20
と、この作動軸20の端部に形成されたネジ部20aに
螺合されたスプロケット21と、このスプロケット21
を駆動するチェーン22と、このチェーン22を駆動す
る駆動モータ23とから構成されている。上記スプロケ
ット21は図示しない支持部材によって所定位置に支持
されている。
【0034】このように構成された第3実施例の粉粒体
用流量調整バルブV3によれば、駆動モータ23の回転
を制御してチェーン22でスプロケット21を回転させ
ることにより、回転するスプロケット21とネジ部20
aで螺合した作動軸20が図の右又は左に移動するの
で、開閉プレート14を所定角度で開放させることがで
きる。この第3実施例においても、上記第1,第2実施
例と同様に、開閉プレート14の先側を除く3面に設け
られた縁板11により、粉粒体入側パイプ2内の粉粒体
を開閉プレート14の先端角部のみから流出させて安定
した流量調整を行うことが可能となる。
【0035】なお、上記第1〜第3実施例における開閉
プレート5,14を開閉駆動する駆動手段は、これらの
実施例に限定されるものではなく、ケーシング1,12
の側部から開閉駆動するものや他の構成であってもよ
く、上記実施例に限定されるものではない。
【0036】また、上記実施例における粉粒体入側パイ
プ2の傾斜角度は上記実施例に限定されるものではな
く、粉粒体の種類や、温度,圧力等に応じて好ましい角
度を適宜設定すればよい。
【0037】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0038】粉粒体入側パイプの軸心を粉粒体の安息角
以上の角度で傾斜させることにより垂直よりも遅い速度
で粉粒体の流れを安定させることができ、開閉プレート
の粉粒体入側パイプ閉鎖面の先側を除く3面に所定高さ
の縁板を設けたことにより粉粒体の流れ出る流出断面を
所定の開口断面として粉粒体の流量制御を行うことがで
きるので、開閉プレートの開閉制御のみで安定した粉粒
体の流量制御を行うことができる安価な粉粒体用流量調
整バルブを提供することが可能となる。
【0039】また、粉粒体入側パイプを閉鎖する開閉プ
レートの開閉手段を開閉プレート背面側に設ければ、開
閉プレートを開閉駆動する開閉手段を粉粒体に接触させ
ることなく粉粒体の流量制御を行うことができるので、
粉粒体の接触によって開閉手段が磨耗することのない粉
粒体用流量調整バルブを構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明の第1実施例を示す図面で
あり、(a) は縦断面図、(b) はA矢視図、(c) はB矢視
図である。
【図2】図1の粉粒体用流量調整バルブにおける流量特
性を示す線図である。
【図3】この出願に係る発明の第2実施例を示す縦断面
図である。
【図4】この出願に係る発明の第3実施例を示す縦断面
図である。
【図5】従来の粉粒体用流量調整バルブを示す縦断面図
である。
【図6】他の従来の粉粒体用流量調整バルブを示す縦断
面図である。
【図7】更に、他の従来の粉粒体用流量調整バルブを示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ケーシング 2…粉粒体入側パイプ 3…ボルト 4…粉粒体出側パイプ 5…開閉プレート 6…ブラケット 7…リンク部材 8…駆動軸 9…減速機 10…駆動モータ 11…縁板 12…ケーシング 13…粉粒体出側パイプ 14…開閉プレート 15…案内レール 16…案内輪 17…リンク部材 18…作動軸 19…液圧シリンダ 20…作動軸 21…スプロケット 22…チェーン 23…駆動モータ c…軸心 s…シール部材 e…開口断面 δ…高さ V1,V2,V3…粉粒体用流量調整バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−141320(JP,A) 実開 昭48−100324(JP,U) 実開 昭60−33509(JP,U) 実開 昭58−39529(JP,U) 実開 平3−29498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を所定角度に切断した粉粒体入側パ
    イプと、該粉粒体入側パイプの先端に接して粉粒体の流
    量制御を行う揺動可能な開閉プレートを具備した粉粒体
    用流量調整バルブにおいて、 前記粉粒体入側パイプの軸心を粉粒体の安息角以上の角
    度で傾斜させて設け、該粉粒体入側パイプの先端に接す
    る開閉プレートの粉粒体入側パイプ軸心と鋭角で接する
    側を上側に位置させて開閉プレート上部を支持し、該開
    閉プレートの粉粒体入側パイプ閉鎖面の先側を除く3方
    に所定高さの縁板を設け、該開閉プレートと両側部の縁
    板とによって形成される先端の開口断面を前記粉粒体入
    側パイプの内径断面積と同一か超えるようにしたことを
    特徴とする粉粒体用流量調整バルブ。
  2. 【請求項2】 粉粒体入側パイプを閉鎖する開閉プレー
    トの開閉手段を、該開閉プレートの背面側に設けて開閉
    駆動したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体用流量
    調整バルブ。
JP10860097A 1997-04-25 1997-04-25 粉粒体用流量調整バルブ Expired - Fee Related JP3244644B2 (ja)

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BR9813205-9A BR9813205A (pt) 1997-04-25 1998-10-19 Válvula de controle de fluxo para finos de minério
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