JPS591998Y2 - 無摺動式粉粒体用切出弁 - Google Patents

無摺動式粉粒体用切出弁

Info

Publication number
JPS591998Y2
JPS591998Y2 JP8346280U JP8346280U JPS591998Y2 JP S591998 Y2 JPS591998 Y2 JP S591998Y2 JP 8346280 U JP8346280 U JP 8346280U JP 8346280 U JP8346280 U JP 8346280U JP S591998 Y2 JPS591998 Y2 JP S591998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
valve body
powder
sliding type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8346280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS576798U (ja
Inventor
豊作 増田
Original Assignee
大阪機器製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大阪機器製造株式会社 filed Critical 大阪機器製造株式会社
Priority to JP8346280U priority Critical patent/JPS591998Y2/ja
Publication of JPS576798U publication Critical patent/JPS576798U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS591998Y2 publication Critical patent/JPS591998Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセメント、薬品、各種金属粉末等粉粒体を供給
機から切出す場合に使用される磯摺動式粉粒体用切出弁
に関しその目的とするところは、粉粒体の詰りゃ洩れが
なく且つシール面の精度を永く保持でき、しかも構造が
簡単で故障発生の少ない安価に製作できる無摺動式粉粒
体用切出弁を提供するにある。
粉粒体を供給機から切り出す場合、従来から種々のバル
ブ類、例えばバタフライ弁、スライドゲート弁、ボール
弁、ロータリー弁、カットゲート弁等が使用されている
が、開口部とゲート面の間にスリャランスがありこの部
分に粉粒体が詰まったり、あるいは粉粒体をかむまたは
その部分から漏れる等粉粒体の噛込、不完全塞止等種々
のトラブルが生じ、粉粒体の切出弁として満足すべきも
のが存在しなかった。
本考案はこのような点に着目して従来全く存在しない画
期的な無摺動式切出弁を開発してなるものでその特徴は
、本体に開口した開口部周縁の弁座にシール面が圧着す
る本体内に設けた弁体を、本体外の弁軸の一端部を弁軸
に形成された球面状膨出部を支点に上下動並びに回動さ
せることにより前記弁座と離脱あるいは圧着並びに離脱
回動させる構成にある。
以下その具体的構成について図面に示した一実施例に従
って説明する。
1は上面が開口し該開口部2の周縁に弁座3を設けてな
る切出弁本体、4は該切出弁本体1の一側壁面にグラン
ドシール部5を介して一端部6が弁本体1外に突出した
弁軸で、前記グランドシール部5との間に球面状膨出部
7を揺動自在に形成してなる。
8は球面状膨出部7の周面に装着されたシール用Oリン
グ、9は締付具10にて締め付けられた割リング体、1
1は前記弁本体1の開口部2をシールする弁体で弁座3
に圧着するシール部12が押圧板13にて一体的に組み
込まれてなる。
14は該弁体11の足部でその先端の嵌入孔15内には
前記弁軸4の他端部16がボス17を介装せしめて嵌入
されボルト18にて固着されてなる。
本考案は上記構成からなるため、第1図の状態において
は弁軸4を通して弁体11のシール部12が弁座3に圧
着し供給機19内の粉粒体の流れが無理なく完全に遮断
される。
次に該供給板19から粉粒体を排出する場合にはまず弁
座4の一端部6を押し上げる。
該一端部6が押し上がると球面状の膨出部7の揺動によ
り弁体11が第2図の如く開口部2から下降し弁体11
のシール部12が弁座3から脱離する。
次にこの状態から弁軸4の一端部6を90°回動させる
と弁体11がシール部12を本体1の内側に向けて第3
図の如く回動する。
この90°回動した時点でストッパー(図示せず)で制
止させると、流出する粉粒体は弁体11の背部11′を
、排出有効径100%確保しながら極めてスムースに排
出するのである。
従って粉粒体の排出時には弁体11が粉粒体の流れを全
く妨げない位置に開くことになり開口率100%確保で
き、粉粒体の詰まりが生じることがない。
次にこのような排出状態から再度弁体11を閉じる場合
には前記動作とは逆、すなわちまず弁軸4の一端部6を
90°回動して弁体11の上面を開口部2直下に位置づ
け、その後弁軸4の一端部6を押し下げると球面状膨出
部7を支点に弁体11が上昇しそのシール部12が弁座
3に圧着されて第1図の状態に復帰する。
このように本考案に係る切出弁においては、弁体11の
回動(開閉)が弁体11を弁座3がら離した状態すなわ
ち弁体のシール部12が弁座3と摺れ合うことなく開閉
動作ができるため、弁座3並びに弁体11のシール部1
2の損傷が一切なくシール面の精度を永く保持すること
ができる。
尚、該実施例では弁体を90°回動させてなるが決して
90’の範囲内に限られず90’以上であってもよく、
要は弁体回動後の開口部の開口率が旬0%確保でき排出
に支障がなければよい。
また弁軸の一端部の上下並びに回動手段は決して限定さ
れるものではない。
従って例えば回転と偏心機構をもつアクチュエーターを
利用するものでもよい。
さらに各部の構成についても本考案の意図する範囲内で
設計変更自在である。
斜上のように本考案は弁軸の一端部の上下動並びに回動
操作により弁体を弁座に圧着、離脱、離脱回動できるた
め、粉粒体のシール時には弁体のシール部を弁座に圧着
でき完全シールによる粉粒体の漏れ防止を図ることがで
き、しかも排出時には弁体が弁座に対し離脱回動した状
態にあるため開口部の開口率を100%確保でき粉粒体
排出時の詰まりが一切なくなる格別な効果がある。
また粉粒体の排出時に粉粒体の通過面には弁体の背面側
が位置するため弁体のシール部の損傷を防止できる格別
な実益がある。
さらに重要な点は弁体の回動による開閉動作が弁座と摺
動しないで離脱した状態で回動するため弁座並びに弁体
のシール部の精度を永く保持し寿命を著しく高めること
ができる。
この効果は粒体の粒子が大なる時や粒子が硬い場合に格
別大である。
その他、弁軸の片側にのみ弁体を設けてなるため著しく
構造が簡単で故障発生が少なく安価に製作できる等のす
ぐれた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切出弁の断面図。 第2図は弁体が下降した時の同断面図。 第3図は弁体が回動した時の同断面図。 第4図は弁体の回動角を示す説明図。 1・・・・・・切出弁本体、3・・・・・・弁座、4・
・・・・・弁軸、5・・・・・・シール部、7・・・・
・・膨出部、11・・・・・・弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に開口した開口部周縁の弁座にシール部が圧着する
    本体内に設けた弁体を、本体外の弁軸の一端部を弁軸に
    形成された球面状膨出部を支点に上下動並びに回動させ
    ることにより前記弁座と離脱あるいは圧着並びに離脱回
    動させる構成にしてなることを特徴とする無摺動式粉粒
    体用切出弁。
JP8346280U 1980-06-14 1980-06-14 無摺動式粉粒体用切出弁 Expired JPS591998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8346280U JPS591998Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 無摺動式粉粒体用切出弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8346280U JPS591998Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 無摺動式粉粒体用切出弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS576798U JPS576798U (ja) 1982-01-13
JPS591998Y2 true JPS591998Y2 (ja) 1984-01-19

Family

ID=29445784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8346280U Expired JPS591998Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 無摺動式粉粒体用切出弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS591998Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU86495A1 (fr) * 1986-06-30 1988-01-20 Wurth Paul Sa Dispositif de fermeture d'une ouverture centrale superieure d'une enceinte et application a une tremie de stockage d'une installation de chargement d'un four a cuve

Also Published As

Publication number Publication date
JPS576798U (ja) 1982-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3191906A (en) Flow control valve with a v-shaped opening
US4029292A (en) Globe valve construction
JP6803305B2 (ja) 粉粒体用開閉弁の作動機構
JPS591998Y2 (ja) 無摺動式粉粒体用切出弁
CN107401619B (zh) 一种化工用超大型蝶阀
US1128228A (en) Hydraulic valve.
JPH0220541Y2 (ja)
JPH026950B2 (ja)
JPS6212426B2 (ja)
JPS6129676Y2 (ja)
US4037820A (en) Seatless valve
JPS5831824A (ja) 塊状物用シ−ル弁
JPH07167308A (ja) 弁装置
JPH0121253Y2 (ja)
JPS58113015A (ja) ロ−タリバルブ
US6994100B2 (en) Metering valve
US1587055A (en) Valve
JPH11304018A (ja) 消防ポンプ用放水弁
JPS6336214Y2 (ja)
US452453A (en) Valve for supplying hot-water radiators and for other purposes
JPH0320609Y2 (ja)
JPS632703Y2 (ja)
JPS6240217Y2 (ja)
US1013861A (en) Valve.
CN209414644U (zh) 一种高密封性c型偏心球阀