JPH0121253Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121253Y2 JPH0121253Y2 JP12633281U JP12633281U JPH0121253Y2 JP H0121253 Y2 JPH0121253 Y2 JP H0121253Y2 JP 12633281 U JP12633281 U JP 12633281U JP 12633281 U JP12633281 U JP 12633281U JP H0121253 Y2 JPH0121253 Y2 JP H0121253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- valve stem
- stem
- pin
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はバタフライ弁、さらに詳しくは弁体の
偏心位置に弁棒を設けたバタフライ弁の改良に関
する。
偏心位置に弁棒を設けたバタフライ弁の改良に関
する。
(従来の技術)
従来、この種バタフライ弁としては実開昭55−
29757号公報所載のものが存在する。このバタフ
ライ弁は第4図に示すように、弁体4の中心線か
らずらした偏心位置に弁棒6を設け、該弁棒6の
回動により弁体4を弁本体1の開口部2周縁の弁
座3に着脱自在に回動させるものである。
29757号公報所載のものが存在する。このバタフ
ライ弁は第4図に示すように、弁体4の中心線か
らずらした偏心位置に弁棒6を設け、該弁棒6の
回動により弁体4を弁本体1の開口部2周縁の弁
座3に着脱自在に回動させるものである。
このような構成よりなるバタフライ弁は、材料
排出時に弁棒6を中心として弁体4の両側に材料
の加重圧差が生じるため、弁体4を加重圧の大な
る側に回動させることにより弁体4の開口操作を
スムースならしめるものである。
排出時に弁棒6を中心として弁体4の両側に材料
の加重圧差が生じるため、弁体4を加重圧の大な
る側に回動させることにより弁体4の開口操作を
スムースならしめるものである。
(考案が解決しようとする問題点)
然しながら、上記従来のものは弁体4の閉塞時
に該弁体4の閉鎖回動運動に逆らつて弁体4に材
料の加重圧差が生じることとなり、そのため弁体
4の弁座3に対する閉鎖並びに完全圧着を行うた
め弁棒6に多大なトルクを与えて弁体4を回動せ
ねばならず、その結果弁体4と弁座3とのシール
面、特に回転軸と最も離れたシール面が強く押圧
し合い該シール面の変形、摩耗が多大となる問題
点を有していた。
に該弁体4の閉鎖回動運動に逆らつて弁体4に材
料の加重圧差が生じることとなり、そのため弁体
4の弁座3に対する閉鎖並びに完全圧着を行うた
め弁棒6に多大なトルクを与えて弁体4を回動せ
ねばならず、その結果弁体4と弁座3とのシール
面、特に回転軸と最も離れたシール面が強く押圧
し合い該シール面の変形、摩耗が多大となる問題
点を有していた。
特に、排出材料が粉粒体である場合には弁体4
と弁座3とのシール面間に粉粒体を噛込んだまま
弁体4のシール面が強力な力で弁座3のシール面
を摺動圧着するために、両シール面の損傷が著し
くなるという重大な問題点があつた。
と弁座3とのシール面間に粉粒体を噛込んだまま
弁体4のシール面が強力な力で弁座3のシール面
を摺動圧着するために、両シール面の損傷が著し
くなるという重大な問題点があつた。
本考案は上記問題点を鑑みて考案されたもの
で、弁体の偏心位置に弁棒を設けたバタフライ弁
に於ける弁体の閉塞時の動作をスムースなものに
して、弁体及び弁座のシール面の摩耗、損傷を防
止させんとするものであり、特に弁体と弁棒との
連結部の動作を捉えて、該弁体の動作をスムース
ならしめる点を目的とする。
で、弁体の偏心位置に弁棒を設けたバタフライ弁
に於ける弁体の閉塞時の動作をスムースなものに
して、弁体及び弁座のシール面の摩耗、損傷を防
止させんとするものであり、特に弁体と弁棒との
連結部の動作を捉えて、該弁体の動作をスムース
ならしめる点を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記目的を達成し、もつて従来の問題
点を解決せんとして考案されたもので、その構成
の要旨は、弁体4の背面の両側に二個のボス5,
5aが該弁体4の中心線よりずれた偏心位置にて
突設され、且つ該ボス5,5aには両側より弁棒
6と従動軸9とが夫々ピン7,11を介して枢着
され、しかも該従動軸9側のピン11を支点にし
て前記弁体4が弁座3の開口面と直角方向に該弁
座3に対し着脱自在に動作すべく前記弁棒6側の
ピン7が移動自在となす長孔8が前記弁棒6の軸
長方向で且つその先端部に穿設されてなるにあ
る。
点を解決せんとして考案されたもので、その構成
の要旨は、弁体4の背面の両側に二個のボス5,
5aが該弁体4の中心線よりずれた偏心位置にて
突設され、且つ該ボス5,5aには両側より弁棒
6と従動軸9とが夫々ピン7,11を介して枢着
され、しかも該従動軸9側のピン11を支点にし
て前記弁体4が弁座3の開口面と直角方向に該弁
座3に対し着脱自在に動作すべく前記弁棒6側の
ピン7が移動自在となす長孔8が前記弁棒6の軸
長方向で且つその先端部に穿設されてなるにあ
る。
(作用)
従つて、上記構成を特徴とするバタフライ弁
は、弁体4の背面の両側に二個のボス5,5aが
突設され、且つ該ボス5,5aには弁棒6と従動
軸9とが枢着され、しかも弁棒6とボス5とを枢
着させるピン7が移動自在となす長孔8が前記弁
棒6の先端部にその軸長方向に穿設されてなるた
めに、弁棒6を別途揺動作動可能なアクチユエー
タに連結して該アクチユエータにて前記弁棒6を
揺動させても、前記ピン7が弁体4の先端部の長
孔8内を、該ピン7の枢着箇所のズレを調整すべ
く移動することとなり、そのため従動軸9とボス
5aとを枢着させるピン11を支点にして弁棒6
を揺動させることにより弁体4もスムースに揺動
できることとなつて、該弁体4を揺動させて弁体
4を弁座3に圧着させたり、或いは弁体4を弁座
3から離脱させることが容易にできるのである。
は、弁体4の背面の両側に二個のボス5,5aが
突設され、且つ該ボス5,5aには弁棒6と従動
軸9とが枢着され、しかも弁棒6とボス5とを枢
着させるピン7が移動自在となす長孔8が前記弁
棒6の先端部にその軸長方向に穿設されてなるた
めに、弁棒6を別途揺動作動可能なアクチユエー
タに連結して該アクチユエータにて前記弁棒6を
揺動させても、前記ピン7が弁体4の先端部の長
孔8内を、該ピン7の枢着箇所のズレを調整すべ
く移動することとなり、そのため従動軸9とボス
5aとを枢着させるピン11を支点にして弁棒6
を揺動させることにより弁体4もスムースに揺動
できることとなつて、該弁体4を揺動させて弁体
4を弁座3に圧着させたり、或いは弁体4を弁座
3から離脱させることが容易にできるのである。
(実施例)
以下、本考案の実施態様について図面に示した
一実施例に従つて説明する。第1図及び第2図に
おいて、1は上面が開口し該開口部2の周縁に弁
座3を設けてなるバタフライ弁本体、4は前記弁
座3に着脱自在に設けられ弁本体1の開口部2を
開閉自在とする弁体で、弁体4の中心線からずれ
た背面の両側に二叉状のボス5,5aを突設して
なる。6は弁体4の中心線からずれた偏心した位
置に設けられた弁棒で、一端部6aが前記ボス
5,5間にピン7にて枢着されてなる。8は弁棒
6の一端部6aに穿設された長孔で、ピン7が該
長孔8内を移動自在としてなる。9は前記弁棒6
に対応して弁体4の中心線からずれた偏心した位
置に設けられた従動軸で、一端部9aが軸受10
に嵌入させてなり他端部9bがピン11にてボス
5a,5a間に枢着されてなる。
一実施例に従つて説明する。第1図及び第2図に
おいて、1は上面が開口し該開口部2の周縁に弁
座3を設けてなるバタフライ弁本体、4は前記弁
座3に着脱自在に設けられ弁本体1の開口部2を
開閉自在とする弁体で、弁体4の中心線からずれ
た背面の両側に二叉状のボス5,5aを突設して
なる。6は弁体4の中心線からずれた偏心した位
置に設けられた弁棒で、一端部6aが前記ボス
5,5間にピン7にて枢着されてなる。8は弁棒
6の一端部6aに穿設された長孔で、ピン7が該
長孔8内を移動自在としてなる。9は前記弁棒6
に対応して弁体4の中心線からずれた偏心した位
置に設けられた従動軸で、一端部9aが軸受10
に嵌入させてなり他端部9bがピン11にてボス
5a,5a間に枢着されてなる。
本実施例のバタフライ弁は以上の構成よりな
り、次にこのバタフライ弁13をコンテナ等の容
器14の直下に設けて使用する場合の操作につい
て説明する。
り、次にこのバタフライ弁13をコンテナ等の容
器14の直下に設けて使用する場合の操作につい
て説明する。
先ず、第2図に示すように、このバタフライ弁
13の弁棒6を別途揺動及び回動作動するレバー
式アクチユエータ12に連結させるのである。そ
して、弁体4の閉塞時には該弁体4が弁座3に密
に着座して両者間をシールしてなるため、容器1
4内の材料が漏出することがない。
13の弁棒6を別途揺動及び回動作動するレバー
式アクチユエータ12に連結させるのである。そ
して、弁体4の閉塞時には該弁体4が弁座3に密
に着座して両者間をシールしてなるため、容器1
4内の材料が漏出することがない。
次に、この状態から容器内の材料を排出する場
合には、レバー式アクチユエータ12により弁棒
6を揺動して弁棒6の他端部6bを矢印イ方向に
持上げ一端部6aを矢印ロ方向に下げて弁体4を
弁座3から離脱させる。
合には、レバー式アクチユエータ12により弁棒
6を揺動して弁棒6の他端部6bを矢印イ方向に
持上げ一端部6aを矢印ロ方向に下げて弁体4を
弁座3から離脱させる。
この際、弁棒6と弁体4のボス5とを枢着させ
るピン11が弁棒6の先端部に穿設された長孔8
内を貫通してなるために、弁棒6を揺動させて
も、前記ピン7が前記長孔8内をピン7の枢着箇
所のズレを調整すべく移動することとなり、その
ため弁棒6を揺動させることにより、従動軸9と
弁体4のボス5aとを枢着させたピン11を支点
にして弁体4もスムースに揺動できることとなつ
て、該弁体4を揺動させて弁体4を弁座3から容
易に離脱させることができるのである。
るピン11が弁棒6の先端部に穿設された長孔8
内を貫通してなるために、弁棒6を揺動させて
も、前記ピン7が前記長孔8内をピン7の枢着箇
所のズレを調整すべく移動することとなり、その
ため弁棒6を揺動させることにより、従動軸9と
弁体4のボス5aとを枢着させたピン11を支点
にして弁体4もスムースに揺動できることとなつ
て、該弁体4を揺動させて弁体4を弁座3から容
易に離脱させることができるのである。
そして、弁体4を離脱させた状態で弁棒6を回
動させると、弁棒6の一端部6aが第3図に示す
ように弁体4の中心から左側に偏心した位置に設
けられてなるため、弁体4の右側部分Rに左側部
分Lより大なる材料の加重圧が加わり、該加重圧
差に沿つて弁棒6に僅かな回動力を与えることに
より、弁体4を矢印ハ方向に非常にスムースに回
動させることができるのである。
動させると、弁棒6の一端部6aが第3図に示す
ように弁体4の中心から左側に偏心した位置に設
けられてなるため、弁体4の右側部分Rに左側部
分Lより大なる材料の加重圧が加わり、該加重圧
差に沿つて弁棒6に僅かな回動力を与えることに
より、弁体4を矢印ハ方向に非常にスムースに回
動させることができるのである。
このようにして、弁棒6を90゜回動させること
により弁体4を完全に開口させて、容器14内の
材料を所定量排出する。
により弁体4を完全に開口させて、容器14内の
材料を所定量排出する。
そして、今度は弁体4を閉塞させるのである
が、この際の弁体4の閉塞動作は前記弁体4の開
口操作と全く逆となるのである。すなわち弁棒6
を90゜回動させて弁体4を弁本体1の開口部2の
直下に戻し、その後弁棒6を揺動してその他端部
6bを矢印イ′方向に下げ一端部6aを矢印ロ′方
向に持上げて、弁体4全体を弁座3に押上げるの
である。
が、この際の弁体4の閉塞動作は前記弁体4の開
口操作と全く逆となるのである。すなわち弁棒6
を90゜回動させて弁体4を弁本体1の開口部2の
直下に戻し、その後弁棒6を揺動してその他端部
6bを矢印イ′方向に下げ一端部6aを矢印ロ′方
向に持上げて、弁体4全体を弁座3に押上げるの
である。
この際にも、弁棒6とボス5とを枢着するピン
7が弁体4の先端部の長孔8内を移動するため、
弁体4を弁座3に押上げるべく弁棒6を揺動させ
ても、該弁体4がスムースに揺動することとなつ
て、弁体4全体を弁座3に圧着させることができ
るのである。
7が弁体4の先端部の長孔8内を移動するため、
弁体4を弁座3に押上げるべく弁棒6を揺動させ
ても、該弁体4がスムースに揺動することとなつ
て、弁体4全体を弁座3に圧着させることができ
るのである。
このように、本実施例のバタフライ弁は、弁棒
6と弁体4のボス5とを枢着させるピン11が移
動自在となす長孔8が前記弁棒6の先端部に穿設
されてなるために、弁棒6をアクチユエータにて
揺動させても、前記ピン7が弁体4の先端部の長
孔8内を、該ピン7の枢着箇所のズレを調整すべ
く移動することとなり、そのため弁棒6を揺動さ
せることにより弁体4もスムースに揺動できるこ
ととなつて、該弁体4を揺動させて弁体4を弁座
3に圧着させたり、或いは弁体4を弁座3から離
脱させることが容易に行えるのである。
6と弁体4のボス5とを枢着させるピン11が移
動自在となす長孔8が前記弁棒6の先端部に穿設
されてなるために、弁棒6をアクチユエータにて
揺動させても、前記ピン7が弁体4の先端部の長
孔8内を、該ピン7の枢着箇所のズレを調整すべ
く移動することとなり、そのため弁棒6を揺動さ
せることにより弁体4もスムースに揺動できるこ
ととなつて、該弁体4を揺動させて弁体4を弁座
3に圧着させたり、或いは弁体4を弁座3から離
脱させることが容易に行えるのである。
また、閉塞時に弁本体開口部2の直下に回動に
より復帰させた弁体4を弁棒6の揺動により弁体
全体を弁座3に対して直角方向に持上げ、前記開
口部2を閉塞し且つ弁座3に対し完全圧着させる
ために、該閉塞時に弁体4に生じる排出材料の加
重圧差に抗して弁棒6に多大なトルクを与える必
要がなく、従つて弁体4と弁座3とのシール面が
平均して押圧し合い、該シール面が部分的に集中
して変形、摩耗することを防止できるのである。
より復帰させた弁体4を弁棒6の揺動により弁体
全体を弁座3に対して直角方向に持上げ、前記開
口部2を閉塞し且つ弁座3に対し完全圧着させる
ために、該閉塞時に弁体4に生じる排出材料の加
重圧差に抗して弁棒6に多大なトルクを与える必
要がなく、従つて弁体4と弁座3とのシール面が
平均して押圧し合い、該シール面が部分的に集中
して変形、摩耗することを防止できるのである。
更に、弁体4のシール面が弁座3のシール面に
弁座3に対して直角方向に無摺動で閉鎖、圧着す
るために、従来の如く弁体4と弁座3とのシール
面が排出材料、例えば粉粒体を噛込んだまま摺動
密着することがなく、該シール面の摺動による損
傷を防止できるのである。
弁座3に対して直角方向に無摺動で閉鎖、圧着す
るために、従来の如く弁体4と弁座3とのシール
面が排出材料、例えば粉粒体を噛込んだまま摺動
密着することがなく、該シール面の摺動による損
傷を防止できるのである。
(考案の効果)
叙上のように、本考案は弁体の背面の両側に二
個のボスが該弁体の中心線よりずれた偏心位置に
て突設され、且つ該ボスに弁棒と従動軸とがピン
を介して枢着され、しかも前記弁棒とボスとを枢
着させるピンが移動自在となす長孔が弁棒の先端
部に穿設されてなるために、弁棒を別途アクチユ
エータに連結して該アクチユエータにて前記弁棒
を揺動させても、前記ピンが弁体の先端部の長孔
内を、該ピンの枢着箇所のズレを調整すべく移動
することとなり、そのため弁棒を揺動させること
により弁体も従動軸を枢着させたピンを支点にし
てスムースに揺動できることとなつて、従つて弁
体の偏心位置に弁棒を設けた従来のバタフライ弁
では全くなし得なかつた、弁体の開口時、閉塞時
に弁体を弁座から離脱させるべく或いは弁座に圧
着させるべく弁体の揺動を可能ならしめるという
格別な効果を有するに至つた。
個のボスが該弁体の中心線よりずれた偏心位置に
て突設され、且つ該ボスに弁棒と従動軸とがピン
を介して枢着され、しかも前記弁棒とボスとを枢
着させるピンが移動自在となす長孔が弁棒の先端
部に穿設されてなるために、弁棒を別途アクチユ
エータに連結して該アクチユエータにて前記弁棒
を揺動させても、前記ピンが弁体の先端部の長孔
内を、該ピンの枢着箇所のズレを調整すべく移動
することとなり、そのため弁棒を揺動させること
により弁体も従動軸を枢着させたピンを支点にし
てスムースに揺動できることとなつて、従つて弁
体の偏心位置に弁棒を設けた従来のバタフライ弁
では全くなし得なかつた、弁体の開口時、閉塞時
に弁体を弁座から離脱させるべく或いは弁座に圧
着させるべく弁体の揺動を可能ならしめるという
格別な効果を有するに至つた。
このように、本考案のバタフライ弁の弁棒を揺
動及び回動作動するアクチユエータに連結させて
使用することにより、弁棒を揺動させて弁体を弁
座に圧着できるため、閉塞時に弁体を回動させて
弁本体開口部直下に戻しそこから弁体全体を弁座
に対し直角方向に持上げ閉鎖し完全圧着できるこ
ととなつて、弁体と弁座のシール面が均一に押圧
することとなり、従つて従来の如く弁体に生じる
加重圧差に抗して弁棒に多大なトルクを与える必
要がなく、該シール面の変形、摩耗を防止できる
効果をも有するのである。
動及び回動作動するアクチユエータに連結させて
使用することにより、弁棒を揺動させて弁体を弁
座に圧着できるため、閉塞時に弁体を回動させて
弁本体開口部直下に戻しそこから弁体全体を弁座
に対し直角方向に持上げ閉鎖し完全圧着できるこ
ととなつて、弁体と弁座のシール面が均一に押圧
することとなり、従つて従来の如く弁体に生じる
加重圧差に抗して弁棒に多大なトルクを与える必
要がなく、該シール面の変形、摩耗を防止できる
効果をも有するのである。
特に、排出材料が硬質の粉粒体である場合で
も、弁体のシール面が弁座のシール面に無摺動で
圧着するために、両シール面が粉粒体を噛込んだ
まま摺動圧着することがなく、該シール面の摺動
による損傷を防止でき、弁体と弁座のシール面の
寿命を高める利点をも有するのである。
も、弁体のシール面が弁座のシール面に無摺動で
圧着するために、両シール面が粉粒体を噛込んだ
まま摺動圧着することがなく、該シール面の摺動
による損傷を防止でき、弁体と弁座のシール面の
寿命を高める利点をも有するのである。
更に、本考案では、開口時に上記の如く弁棒を
揺動させて弁体を弁座から離脱できるために、弁
本体の開口部の開口率を充分に確保でき、容器内
に相当な重量圧の材料が充填されていても極めて
スムースに弁体を開口して材料を排出できる利点
があるのである。
揺動させて弁体を弁座から離脱できるために、弁
本体の開口部の開口率を充分に確保でき、容器内
に相当な重量圧の材料が充填されていても極めて
スムースに弁体を開口して材料を排出できる利点
があるのである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は切欠断面図。第3図は
第2図のA−A線断面図。第4図は従来例を示す
平面図。 3……弁座、4……弁体、5,5a……ボス、
6……弁棒、7……ピン、8……長孔、11……
ピン。
第1図は平面図、第2図は切欠断面図。第3図は
第2図のA−A線断面図。第4図は従来例を示す
平面図。 3……弁座、4……弁体、5,5a……ボス、
6……弁棒、7……ピン、8……長孔、11……
ピン。
Claims (1)
- 弁体4の背面の両側に二個のボス5,5aが該
弁体4の中心線よりずれた偏心位置にて夫々突設
され、且つ該ボス5,5aには両側より弁棒6と
従動軸9とが夫々ピン7,11を介して枢着さ
れ、しかも該従動軸9側のピン11を支点にして
前記弁体4が弁座3の開口面と直角方向に該弁座
3に対し着脱自在に動作すべく前記弁棒6側のピ
ン7が移動自在となす長孔8が前記弁棒6の軸長
方向で且つその先端部に穿設されてなることを特
徴とするバタフライ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12633281U JPS5831465U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | バタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12633281U JPS5831465U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | バタフライ弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831465U JPS5831465U (ja) | 1983-03-01 |
JPH0121253Y2 true JPH0121253Y2 (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=29920125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12633281U Granted JPS5831465U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | バタフライ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831465U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001065711A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nippon Daiya Valve Co Ltd | コンテナ用バタフライ弁 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125825U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-24 | 共栄工業株式会社 | 乗用人参収穫機 |
JP2644960B2 (ja) * | 1993-04-27 | 1997-08-25 | 水田工業 株式会社 | 人参収穫機 |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP12633281U patent/JPS5831465U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001065711A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nippon Daiya Valve Co Ltd | コンテナ用バタフライ弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5831465U (ja) | 1983-03-01 |
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