JPS6238065Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238065Y2 JPS6238065Y2 JP15869579U JP15869579U JPS6238065Y2 JP S6238065 Y2 JPS6238065 Y2 JP S6238065Y2 JP 15869579 U JP15869579 U JP 15869579U JP 15869579 U JP15869579 U JP 15869579U JP S6238065 Y2 JPS6238065 Y2 JP S6238065Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve plate
- seat surface
- sealing material
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案はスイングタイプの逆止弁に関するも
のである。
のである。
(従来技術と解決すべき課題)
弁本体内の流体通路に通常夫々半円形状に形成
された弁板を配して、これらをばねなどを用いて
閉方向に弾性的に偏きさせてなるスイングタイプ
の逆止弁は従来からひろく実用されている。
された弁板を配して、これらをばねなどを用いて
閉方向に弾性的に偏きさせてなるスイングタイプ
の逆止弁は従来からひろく実用されている。
この種の弁は、弁開閉時において、とくに弁板
を支持する軸の近傍において回動運動の大きな横
方向成分によつてゴムなどの弾性材料からなるシ
ール材の摩耗が著しい。
を支持する軸の近傍において回動運動の大きな横
方向成分によつてゴムなどの弾性材料からなるシ
ール材の摩耗が著しい。
このような欠点を回避するために、たとえば特
公昭38−22434号公報などにみるように、弁板が
開放方向へ動く(回動)するさい、回動にさきだ
つて流体の流れ方向に変位するように構成したも
のがすでに提案されている。
公昭38−22434号公報などにみるように、弁板が
開放方向へ動く(回動)するさい、回動にさきだ
つて流体の流れ方向に変位するように構成したも
のがすでに提案されている。
このようなものがシール材の摩耗に対して有効
であることはもちろんであるが、反面、長期にわ
たつて弁を閉状態に維持したのち弁を開放しよう
とするとき弁板ないしは弁本体と弾性シール材と
がなじんでしまつて強固に密着してしまい所定の
圧力がかかつても開かないような不都合が生ずる
ことがある。
であることはもちろんであるが、反面、長期にわ
たつて弁を閉状態に維持したのち弁を開放しよう
とするとき弁板ないしは弁本体と弾性シール材と
がなじんでしまつて強固に密着してしまい所定の
圧力がかかつても開かないような不都合が生ずる
ことがある。
本考案は以上のような事態にかんがみてなされ
たものであつて、弁開閉時に弁板が、これに当接
する弾性シール材表面を摺擦するような成分を有
するごとき力が弁板に加わるようにしてつねに所
定圧で確実に開閉ができるような逆止弁を提供す
ることを目的とするものである。
たものであつて、弁開閉時に弁板が、これに当接
する弾性シール材表面を摺擦するような成分を有
するごとき力が弁板に加わるようにしてつねに所
定圧で確実に開閉ができるような逆止弁を提供す
ることを目的とするものである。
(2) 考案の構成
(課題を解決する技術手段、その作用)
上記の目的を達成するために、この考案におい
ては、弁板を弁軸に枢着するにあたり、弁軸が挿
入される孔を、弁板がふくまれる平面とある角度
をもつて斜方向にのびる長孔に形成してなるもの
である。
ては、弁板を弁軸に枢着するにあたり、弁軸が挿
入される孔を、弁板がふくまれる平面とある角度
をもつて斜方向にのびる長孔に形成してなるもの
である。
このように構成することによつて、弁開閉時に
弁板をシール材とがなじんでしまつて強固に接着
したような場合でも容易に所定の圧力で弁の操作
が可能である。
弁板をシール材とがなじんでしまつて強固に接着
したような場合でも容易に所定の圧力で弁の操作
が可能である。
(実施例の説明)
第1図はこの考案の実施例たる逆止弁の側断面
図であつて、ほぼ中空円筒状の弁本体1内の流体
通路にほぼ半円形状の弁板21,22が配設され
ている。弁本体の一側端近傍には弁座部11が形
成されており、これと連結して直径方向にのびる
ブリツジ部12とによつて2個のほぼ半円形の流
体通路が形成されている。
図であつて、ほぼ中空円筒状の弁本体1内の流体
通路にほぼ半円形状の弁板21,22が配設され
ている。弁本体の一側端近傍には弁座部11が形
成されており、これと連結して直径方向にのびる
ブリツジ部12とによつて2個のほぼ半円形の流
体通路が形成されている。
前記弁座部およびブリツジ部の弁板に対向する
側には夫々2重の弁板当接突部13,14および
15,16がもうけられており、さらに図示の実
施例にあつては外側突部14,16にゴムなどの
弾性材料からなるシール材3,4が配設してあ
る。
側には夫々2重の弁板当接突部13,14および
15,16がもうけられており、さらに図示の実
施例にあつては外側突部14,16にゴムなどの
弾性材料からなるシール材3,4が配設してあ
る。
ブリツジ部12の近傍には、これと平行でかつ
直径方向にのびる弁軸5が弁本体に取着してあ
り、これが前記各弁板の直線部分に形成されたヒ
ンジ部21a,21b,21cならびに22a,
22bに夫々形成した長孔23,24に挿通して
ある。さらに、弁軸5にはすくなくとも1個のば
ね6が配されており、このばねが弁板を押圧して
常時これらをその閉方向に偏きしている。
直径方向にのびる弁軸5が弁本体に取着してあ
り、これが前記各弁板の直線部分に形成されたヒ
ンジ部21a,21b,21cならびに22a,
22bに夫々形成した長孔23,24に挿通して
ある。さらに、弁軸5にはすくなくとも1個のば
ね6が配されており、このばねが弁板を押圧して
常時これらをその閉方向に偏きしている。
第3図からわかるように、前記各長孔は弁板が
ふくまれる平面Lにたいして所定の角度α(45度
ぐらいがよい)傾斜してもうけてある。
ふくまれる平面Lにたいして所定の角度α(45度
ぐらいがよい)傾斜してもうけてある。
この考案による逆止弁におおむね以上のような
構成をそなえているから自然状態においてはばね
6の作用によつて各弁板は閉位置をとり、第1図
右側から流体圧がかかつたときには、ばね6の作
用に抗して弁が開放されることになる。
構成をそなえているから自然状態においてはばね
6の作用によつて各弁板は閉位置をとり、第1図
右側から流体圧がかかつたときには、ばね6の作
用に抗して弁が開放されることになる。
このとき、前述のように、各弁板はこれにたい
して斜め方向にのびている長孔によつて弁軸に支
持されているから、開方向に変位するさいにシー
ル材3,4の表面をこすり、シール材を動かすわ
うな傾向となるので、弁板とシール材とがなじみ
現象によつて強固に固着していても容易に剥離し
て弁の操作に支障をきたすようなことはない。
して斜め方向にのびている長孔によつて弁軸に支
持されているから、開方向に変位するさいにシー
ル材3,4の表面をこすり、シール材を動かすわ
うな傾向となるので、弁板とシール材とがなじみ
現象によつて強固に固着していても容易に剥離し
て弁の操作に支障をきたすようなことはない。
なお付言すると、前記のように弁板当接突部は
2重に形成されているので、火災などによつてシ
ール材が焼損したような場合にもすくなくとも一
時的にシール機能が維持されるので可燃性の流体
の処理の場合にも好都合である。
2重に形成されているので、火災などによつてシ
ール材が焼損したような場合にもすくなくとも一
時的にシール機能が維持されるので可燃性の流体
の処理の場合にも好都合である。
(3) 考案の効果
この考案は以上説明したような構成をそなえて
いるから、弁開閉時に、弁板がシール材をこす
り、これを横方向に動かすような状態で開閉する
のでなじみ現象が生じても所定の力で容易かつ確
実に弁の開閉ができ、長期にわたつて安定した機
能を維持することができる。
いるから、弁開閉時に、弁板がシール材をこす
り、これを横方向に動かすような状態で開閉する
のでなじみ現象が生じても所定の力で容易かつ確
実に弁の開閉ができ、長期にわたつて安定した機
能を維持することができる。
第1図は本案による逆止弁の側断面図、第2図
は弁板と弁軸とをしめす分解斜面図、第3図は要
部の拡大断面図である。 1……弁本体、21,22……弁板、3,4…
…シール材、5……ばね、11……弁座部、12
……ブリツジ部、13ないし16……弁板当接突
部。
は弁板と弁軸とをしめす分解斜面図、第3図は要
部の拡大断面図である。 1……弁本体、21,22……弁板、3,4…
…シール材、5……ばね、11……弁座部、12
……ブリツジ部、13ないし16……弁板当接突
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中空円筒状の弁本体1の一端内側周縁に弁坐面
11をもうけるとともに、該弁本体の直径方向に
アリツジ部12を形成し、その内側を前記弁坐面
と同一平面にあるように連設して弁坐面の一部に
形成するとともに弁本体内流体通路を2個のほぼ
半円形通路に分割形成し、前記ブリツジ部近傍に
おいてこれに平行にもうけた弁軸5に、前記各半
円形通路周縁に当接する方向に弾性的に偏きする
ように一対の半円形の弁板21,22を配し、前
記弁坐面にそれぞれ2重の弁板当接用の突部(1
3,14および15,16)を形成するととも
に、その一方の突部に弾性シール材3,4を配
し、 前記各弁板を、各弁板をふくむ平面にたいして
傾斜する方向にのびている長孔23,24に弁軸
を挿通配設してなる逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15869579U JPS6238065Y2 (ja) | 1979-11-17 | 1979-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15869579U JPS6238065Y2 (ja) | 1979-11-17 | 1979-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676760U JPS5676760U (ja) | 1981-06-23 |
JPS6238065Y2 true JPS6238065Y2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=29669928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15869579U Expired JPS6238065Y2 (ja) | 1979-11-17 | 1979-11-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238065Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4245189B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2009-03-25 | 株式会社巴技術研究所 | 逆止弁 |
-
1979
- 1979-11-17 JP JP15869579U patent/JPS6238065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676760U (ja) | 1981-06-23 |
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