JPS6348851Y2 - - Google Patents

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JPS6348851Y2
JPS6348851Y2 JP14197581U JP14197581U JPS6348851Y2 JP S6348851 Y2 JPS6348851 Y2 JP S6348851Y2 JP 14197581 U JP14197581 U JP 14197581U JP 14197581 U JP14197581 U JP 14197581U JP S6348851 Y2 JPS6348851 Y2 JP S6348851Y2
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JP
Japan
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piston
cylinder
valve
connecting rod
arm
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JP14197581U
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JPS5850282U (ja
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  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はちよう形弁等回転弁の開閉駆動装置
に関するものである。
ちよう形弁等の回転弁の開閉駆動装置として流
体シリンダを用いることは従来から周知であつ
て、この種のものにはたとえば第1図に略示した
ようなものが知られている。
第1図に示すように、紙面に垂直方向にのびて
いる弁軸10の、弁外に突出した部分にアーム2
0を取着し、この部分を、シリンダ50をもうけ
たケーシング内に封入し、該シリンダ50内に
は、全体として外周面をシリンダ内径におおむね
合致する直径を有する球面状に形成してこの球面
部分がシリンダ内面に当接するように構成したピ
ストン60を配設するとともに、このピストン6
0に連杆30を取着し、この連杆の自由端に前記
アーム20の端部を枢着してある。図示しない適
宜の流体駆動源から前記ピストン60の両面に交
互に流体圧を加えることによつてピストンを図示
左右に変位させることによつて、連杆30を介し
てアーム20、従つてこれに固定した弁軸10を
回動して弁を回動開閉させる。このとき連杆30
は揺動することになるが、この揺動につれてピス
トンの、球面状に形成された外周面はシリンダ5
0内に当接しながら、左右動とともに回動してア
ームの揺動を可能ならしめるものとする。ピスト
ン60には弾性材料からなるO−リング70を配
して駆動流体の漏洩を阻止してある。
このようなものは連杆の揺動角度が大きくなる
とピストン60とシリンダ50の内面が直接接触
して損傷され、またO−リング70が作用しなく
なるおそれがあるために、連杆30の揺動角度を
可及的に小さくしなければならず、このために駆
動装置は全体として大型にならざるを得ない。ま
た部品点数も多くコスト高の原因となるのをまぬ
かれなかつた。
本案はこのような公知の駆動装置の欠陥にかん
がみてなされたものであつて、ピストンロツド
を、弁軸に取着されてピストンと協働するアーム
に応動して揺動しつつ進退するように構成すると
ともに、ピストン外周面を全体としてゴムなどの
シールに適した弾性材をもつて構成することによ
つて前述の公知の装置におけるような欠点を解消
することを得せしめるとともに、ピストンにO−
リングなど別設のシール材を配する必要がなく、
かつピストン自体がシール材をも兼ねているため
に、その表面積がO−リングなどの通常のシール
材に比してはるかに大となり、かつシリンダ内で
の変位にあたつてその外表面が連杆の揺動にとも
なつて一様にシリンダ内面に接触するために、局
部的な摩耗が少なく、部品点数も極端に少ないか
ら長期の使用に耐える弁駆動装置を安価に提供す
ることができる。
以下添付の図面によつて本案の実施例について
説明する。
第2図は本案による回転弁駆動装置の構成を示
す要部の断面図であつて、ちよう形弁等回転弁の
弁軸1の弁外突出端にはアーム2が固着してあ
り、この部分はケーシング4によつて被覆されて
いるものとする。
ケーシング4の一側には開口41が形成されて
おり、この外方にシリンダ5が取着してある。シ
リンダ5内にはゴムその他適度の弾性を有する弾
性材料からなるピストン6が収納されており、該
ピストン6の外面は球面あるいは球面の一部をな
していて、この球面部分がシリンダ内壁面に圧接
している。
前記ピストン6には連杆3の一端が埋設固着し
てあり、その他端は、第2図々示のように、前記
アーム2の自由端に枢着23してある。
前記ケーシング4、シリンダ5にはピストン6
の両側適所に圧力流体を流出入させるためのポー
ト42,51がもうけてあり、図示しない適宜の
圧力源によつて圧力流体をケーシング、シリンダ
内に出入させるものとする。
圧力流体をポート51からピストン6の、図示
右側のスペースに加えればピストン6は左方に移
行し、これにともなつて連杆3、アーム2を介し
て弁軸1を回動し、図示しない弁を回動開閉する
ことができる。ポート42側から流体流を流入さ
せれば弁軸1を前記と反対方向に回転し得ること
は自明である。
このようなピストンのシリンダ内における運動
にあたつて、本案におけるピストン6は、前記の
ように、そのシリンダ内面に摺擦変位する部分外
表面がすべてゴム等の弾性材料となつていて、こ
の部分がシリンダ内面に圧接しているために、ピ
ストン自体が前記公知の装置におけるO−リング
50に相当するシール材の作用をも兼ねているた
めに、連杆3が大きく揺動してもつねに一定の状
態でピストンとシリンダとが圧接しているので、
連杆3の揺動角度を大きくとることができ、駆動
装置部分を小型にすることができる。
またピストン6に対して連杆3が一体的にモー
ルド成型されているのみで付帯的な部品をまつた
く必要としないので部品点数が少なく、加工工数
も極小となるなどコストの低減に資するところが
大である。
第3A図および第3B図は本案によるピストン
の他の実施態様を示すものであつて、ピストン外
周球面部分に第3A図は円周方向に、第3B図は
網状にローレツト様の細かい凹凸を形成してなる
のである。このように構成することによつてピス
トンにシール作用を維持したまま、シリンダ内で
移動するさいのシリンダ内壁面との摩擦を小さく
より円滑な作動を期待することができる。
さらにシリンダ外周面(球状面部)にテフロン
コーテイングをほどこすことにより耐摩耗性を向
上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の回転弁駆動装置を略示する断面
図、第2図は本案による駆動装置の断面図、第3
Aおよび第3B図は本案によるピストンの他の実
施態様を示す図である。 図中、符号……弁軸、2……アーム、3,30
……連杆、4……ケーシング、5,50……シリ
ンダ、6,60……ピストン、42,51……ポ
ート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁軸端に固着したアームの自由端を、これら部
    材を囲繞するケーシングに取着したシリンダ内の
    ピストンに取着した連杆の自由端に枢着したもの
    において、 前記ピストン外周面を、前記シリンダ内壁面に
    圧接しつつ摺動する球面に形成してなる回転弁の
    駆動装置。
JP14197581U 1981-09-26 1981-09-26 回転弁の駆動装置 Granted JPS5850282U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14197581U JPS5850282U (ja) 1981-09-26 1981-09-26 回転弁の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14197581U JPS5850282U (ja) 1981-09-26 1981-09-26 回転弁の駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5850282U JPS5850282U (ja) 1983-04-05
JPS6348851Y2 true JPS6348851Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=29935028

Family Applications (1)

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JP14197581U Granted JPS5850282U (ja) 1981-09-26 1981-09-26 回転弁の駆動装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221608Y2 (ja) * 1984-10-26 1990-06-11

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Publication number Publication date
JPS5850282U (ja) 1983-04-05

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