JPH0355024Y2 - - Google Patents

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JPH0355024Y2
JPH0355024Y2 JP15838284U JP15838284U JPH0355024Y2 JP H0355024 Y2 JPH0355024 Y2 JP H0355024Y2 JP 15838284 U JP15838284 U JP 15838284U JP 15838284 U JP15838284 U JP 15838284U JP H0355024 Y2 JPH0355024 Y2 JP H0355024Y2
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control
shaft
valve
hinge
hinge shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体(液体、気体)の流れのある、
或いは内圧のかかる弁の弁箱の内部に設けられた
弁、ゲート等の回動を制御するため、弁、ゲート
等に連結している制御軸の往復動作を弁外部の制
御機器(油圧シリンダ、空圧シリンダ、ダツシユ
ポツト、電動機等)で制御することにより弁、ゲ
ート等の回動を制御する弁、ゲート等の回動制御
機構に関する。
[従来の技術] 従来この主の装置は、第1図及び第2図に示す
ように、又例えば実公昭28−12077号公報等にみ
られるように、弁胴1の外部に設けた制御機器、
例えばダツシユポツト2の制御軸3の先端にリン
ク4を設け、制御軸3とリンク4及び弁体5をそ
れぞれヒンジピン6,6で連結していた。なお7
はガイドブツシユを示す。
かかる装置において、流体の流れにより弁体5
に力が働くと弁体5は回動する。その際、弁体5
及びヒンジピン6,6は弁軸8を中心とする円弧
上を移動するが、制御軸3は往復(直線)動作の
みを行い、リンク4が弁体5のヒンジピン6,6
の移動に合せて制御軸3の先端で回動する。
この時、制御軸3の動作を外部のダツシユポツ
ト2で制御すると弁体5の回動は制御されるの
で、流体により弁体5に働く力はリンク4を介し
て制御軸3の軸中心線と異なる方向に働き、この
力は流体の流速が早く、又弁体5の面積、閉鎖時
の弁体5の前後差圧が大きいほど大きな力となつ
て制御軸3に働くため、制御軸3を曲げたり、ガ
イドブツシユ7の摩耗(片へり)が著しくなり、
究極的には制御軸3が円滑に動作せず、ブツシユ
7の寿命が短くなり、弁の保守、管理に手間及び
費用がかかる。
[考案の目的] 本考案は、従来の前述の欠点を解消すべくなさ
れたもので、その目的とするところは、制御軸に
は軸中心方向に主力が働き、軸中心線と異なる方
向には実質上力が作用せず、この結果、従来のも
のに比べて制御軸の径をこまかくできて制御機器
及びガイドブツシユ等もコンパクトにすることが
でき、又ガイドブツシユに無理な力がかからず、
制御軸、ブツシユの摩耗が少なくなつて部品の寿
命が長くなり、かつ制御軸が円滑に動作して保
守、管理の手間、費用を少なくすることのできる
弁、ゲート等の回動制御機構を提供するにある。
[考案の構成] このため本考案によれば、弁箱、構造物の開口
部から制御機器の制御軸を弁箱、構造物内部に貫
通させて、該制御軸の先端と弁、ゲート等をヒン
ジピンで連結し、弁箱、構造物の開口部に固定軸
受を取付けて、固定軸受でヒンジ軸の両端部を回
動自在に軸受し、ヒンジ軸の両端部に回動ヒンジ
を固定し、又固定軸受の中央部に制御軸がヒンジ
軸を軸心として往復動作及びスイング動作できる
ように、長穴を設けると共に、ヒンジ軸の中央部
に制御軸が往復動作できる貫通孔を設け、該長穴
及び貫通孔を通して制御軸が弁箱、構造物内に伸
びている。
又、本考案の実施に際しては、ヒンジ軸が固定
軸受に摺接するヒンジ軸部分及び制御軸がヒンジ
軸に摺接するヒンジ軸部分にOリングを設けて密
封機能を施すようにする。
従つて、本考案によれば、流体の流れにより
弁、ゲート等が回動すると、ヒンジピンが弁軸を
中心とする円弧上を移動するに合せて常に制御軸
はヒンジ軸をスイング中心としてそれの軸中心線
の延長線が常にヒンジピンに一致するようにスイ
ング動作及び往復動作するため、制御軸には軸中
心方向に主力が働き、軸中心線と異なる方向には
スイングするためのヒンジ軸の軸受部の摩擦によ
る非常に小さい分力のみとなる。この結果、制御
軸の径を細かくすることができて制御機器及びガ
イドブツシユ等もコンパクトになる。又ガイドブ
ツシユにも無理な力がかからず制御軸、ブツシユ
の摩耗も少なくなつて部品の寿命も長くなり、か
つ制御軸が円滑に動作するため保守、管理の手
間、費用がかからなくなる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明する。
第3図ないし第5図に本考案に係る弁、ゲート
等の回動制御機構を備えた逆止弁(第3図)及び
ゲート(第4図)を示す。
第3図に於いて弁箱1の開口部から弁外部に設
けたダツシユポツト2Aの制御軸3が弁箱1の内
部に貫通しており、該制御軸3の先端に弁体5A
がヒンジピン6により連結されている。制御軸3
は詳細を後述する機構により自在に往復動作及び
スイング動作を行うようになつている。第3図に
於いてSは弁棒8を中心として移動する弁体5A
の円弧軌跡を示し、又Tはヒンジピン6が移動す
る円弧軌跡を示す。
第4図に於いて2Bは制御機器としての油圧シ
リンダであり、又5Bは扉を示す。作動は第3図
に示すものと別段変らないが、油圧シリンダ2B
のピストンで区画されるシリンダ室の油の出入口
の流路にニードル弁を設け、該ニードル弁の開度
を調整して各シリンダ室の油の出入流量を増減す
るようにするとよい。この結果、ピストンの移動
(往復)速度を制御することができ、扉の回動を
制御できる。この手段は第3図に示す逆止弁の場
合にも実施し得る。
第5図は制御機器として電動機2Cを用いた例
で、制御軸3は該電動機2Cによりラツク及びピ
ニオンよりなる歯車機構9を介して往復動作され
る。
第6図ないし第10図に弁、ゲート等の回動制
御機構の詳細を示し、該機構は弁の弁箱1の開口
部に取付けられ、制御軸3、固定軸受10、ヒン
ジ軸である段付ヒンジ軸11、回動ヒンジ12か
ら構成されている。制御軸3は前述の様に開口部
から弁箱1内に貫通し、その先端はヒンジピン6
で弁、ゲート等に連結され、又他端は制御機器2
に直結している。
段付ヒンジ軸11は中央が太く両軸端部が細い
円筒軸となつている。該段付ヒンジ11は小径の
両軸端部で固定軸受10に回動自在に軸受され、
それよりも外側の両軸先端に回動ヒンジ12が固
定されている。又段付ヒンジ軸11の中央部に制
御軸3が往復動作する貫通穴が設けられており、
その貫通穴に制御軸3が往復動作自在に貫通して
いる。
固定軸受10の中央部に制御軸3が往復動作及
びスイング動作ができるように長穴の切欠10a
が設けられている。該長穴10aの長手方向中心
線L(第10図)と段付ヒンジ軸11の制御軸3
の往復動作する貫通穴の中心線は同一面内にあ
る。該面は段付ヒンジ軸11の回動する軸中心線
に対して直角面となる。第8図に於いてMは制御
軸3が往復動作する軸中心線を示し、又Nは段付
ヒンジ軸11が回動する中心線を示す。
以上により制御軸3は自在に往復動作及びスイ
ング動作ができる。
密封機能については主として第8図及び第9図
に示すように、段付ヒンジ軸11にそれぞれ下記
の様にOリング溝を設け、Oリング13A,13
B,13Cを装着する。
即ち、段付ヒンジ軸11の両軸端部である小径
軸部の円筒面の円周にOリング溝を設けOリング
13Bを装着する。又段付ヒンジ軸11の中央大
径軸部の円筒面の制御軸3の往復動作する貫通孔
の一方(弁箱、構造物の開口部に面する貫通穴出
口の反対側)の出口の周囲に2本のOリング溝を
段付ヒンジ軸11の中心線に平行に設け、次いで
前述の2本のOリング溝に直交するように2本の
Oリング溝を円筒面に設け、これら4本のOリン
グ溝に1本のOリング13Aを装着する。更に段
付ヒンジ軸11中央の制御軸3の往復動作する貫
通穴の内部の円筒壁にOリング溝を設けOリング
13Cを装着する。
以上により制御軸3が往復動作及びスイング動
作しても弁箱、構造物の開口部から外部へ液体、
気体が漏洩するものを阻止できる。
[考案の作用効果] 本考案の作用効果を列挙すれば次の様である。
() 制御軸の径を細くできるため、制御機
器、ガイドブツシユ関係部分がコンパクトにで
き経済的である。
() 制御軸の径を細くできるため、弁箱が高
圧の液体を扱う場合、外部に向つて制御軸を押
し出す力が小さいので、逆止弁では弁体がダツ
シユポツトの摺動抵抗及び外部に向つて制御軸
を押し出す力に打ち勝つて自閉するようにウエ
イトを付けているが、このウエイトを小さくで
き、弁の圧力損失も小さくできる。
() 弁の閉鎖時の弁、ゲート前後の差圧が大
きい場合にも好適に使用できる。即ち、弁、ゲ
ート等の閉鎖寸前に弁、ゲート等に差圧が働く
ようになり、この力は制御軸がスイング動作し
ないと制御軸を曲げるように働くため、従来の
ものでは差圧が大きい場合は制御軸を太くそれ
に伴い軸受部も大きくなるので、弁の使用に制
約があつた。
() 制御軸、ガイドブツシユ等の摩耗(片へ
り)が少ないため、部品の寿命が長くなり、弁
の保守、管理の手間、費用がかからない。
() 制御軸の動作が円滑になり弁、ゲート等
の回動に支障を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の弁体の回動制御機構
を備えた逆止弁の一部を平面で示す断面図、第3
図及び第4図は本考案に係る回動制御機構を備え
た逆止弁及びゲートの一部を平面で示す断面図、
第5図は制御機器が電動機である場合の正面図、
第6図ないし第10図は本考案の実施例に係る
弁、ゲートの回動制御機構の詳細を示し、第6図
は一部を平面で示す正面断面図、第7図は同側面
断面図、第8図は制御軸と段付ヒンジ軸との関係
を示す斜視図、第9図は制御軸、段付ヒンジ軸及
び固定軸受の関係を示す側面断面図、第10図は
制御軸と固定軸受の長穴との関係を示す平面図で
ある。 1……弁箱、2……制御機構、3……制御軸、
5……弁、ゲート等、6……ヒンジピン、8……
弁棒、10……固定軸受、11……段付ヒンジ
軸、12……回動ヒンジ、13……Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弁、ゲート等の弁箱、構造物の内部に設けた
    弁、ゲート等の動作制御を弁箱、構造物の外部
    に設けた制御機器で制御軸を制御することによ
    り行うようにしたものにおいて、弁箱、構造物
    の開口部から制御機器の制御軸を弁箱、構造物
    内部に貫通させて、該制御軸の先端と弁、ゲー
    ト等をヒンジピンで連結し、弁箱、構造物の開
    口部に固定軸受を取付けて、固定軸受でヒンジ
    軸の両端部を回動自在に軸受し、ヒンジ軸の両
    端部に回動ヒンジを固定し、又固定軸受の中央
    部に制御軸がヒンジ軸を軸心として往復動作及
    びスイング動作できるように、長穴を設けると
    共に、ヒンジ軸の中央部に制御軸が往復動作で
    きる貫通孔を設け、該長穴及び貫通孔を通して
    制御軸が弁箱、構造物内に伸びていることを特
    徴とする弁、ゲート等の回動制御機構。 (2) ヒンジ軸が固定軸受に摺接するヒンジ軸部分
    及び制御軸がヒンジ軸に摺接するヒンジ軸部分
    にOリングを設けて密封機能を施してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の弁、ゲート等
    の回動制御機構。
JP15838284U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0355024Y2 (ja)

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