JP2000168546A - ブレーキブースタの負圧低下判定装置 - Google Patents

ブレーキブースタの負圧低下判定装置

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JP2000168546A
JP2000168546A JP10343304A JP34330498A JP2000168546A JP 2000168546 A JP2000168546 A JP 2000168546A JP 10343304 A JP10343304 A JP 10343304A JP 34330498 A JP34330498 A JP 34330498A JP 2000168546 A JP2000168546 A JP 2000168546A
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Shuichi Yonemura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ブレーキブースタの負圧低下を判
定する負圧低下判定装置に関し、システム異常に起因す
る負圧低下をシステム異常に起因しない負圧低下と区別
して判定することを目的とする。 【解決手段】 ブレーキブースタ16は定圧室16bを
備え、定圧室16bに生ずるブースタ負圧PBを動力源
としてブレーキ操作を助勢する。回転数センサ32が検
出する機関回転数NEが所定値より大きく、かつ、ブレ
ーキ操作が行われていない場合に、定圧室16bに十分
な負圧が供給され、かつ、定圧室16bから負圧が消費
されていないと判断される。かかる状況下でブースタ負
圧が低下した場合に、負圧低下異常が判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負圧低下判定装置
に係り、特に、ブレーキ操作を助勢するブレーキブース
タの負圧低下を判定するうえで好適な負圧低下検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−1576
13号に開示される如く、ブレーキブースタ用負圧セン
サの異常検出装置が知られている。ブレーキブースタは
内燃機関の吸気管から供給された負圧を動力源としてブ
レーキ操作を助勢する機構である。上記従来の装置で
は、吸気管の負圧を検出し、ブレーキブースタ用負圧セ
ンサの出力値が、検出された吸気管負圧に対して所定の
範囲外となった場合に、ブレーキブースタの異常を判定
することとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブレーキブ
ースタを備えるシステムには、例えば、ブレーキブース
タへ負圧を供給する負圧供給管の損傷やブレーキブース
タ自体の故障等、ブレーキブースタの負圧が低下するよ
うな異常(以下、負圧低下異常と称す)が生ずることが
ある。このような負圧低下異常が生ずると、ブレーキブ
ースタは所期の機能を発揮し得なくなるため、負圧低下
異常を的確に検出することが要求される。負圧低下異常
を検出する手法として、上記従来の異常検出装置と同様
に、負圧センサの出力値が所定の値よりも低下した場合
に負圧低下異常の発生を判定することが考えられる。
【0004】しかしながら、ブレーキブースタの負圧
は、ブレーキ操作に伴って消費されることにより一時的
に低下することがある。また、内燃機関の運転状態によ
っては吸気管に十分な負圧が発生しない場合があり、こ
の場合にも、ブレーキブースタの負圧は所期の値よりも
小さくなることがある。従って、単に、ブレーキブース
タの負圧が低下したことを検出することのみでは、負圧
低下異常を、システム異常に起因しない負圧低下と区別
して判定することができない。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、負圧低下異常を、システム異常に起因しない負
圧低下と区別して判定することが可能なブレーキブース
タの負圧低下判定装置を提供することを第1の目的とす
る。また、本発明は、負圧センサを冗長に設けること
で、負圧低下を確実に検出することが可能なブレーキブ
ースタの負圧低下判定装置を提供することを第2の目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、請求
項1に記載する如く、負圧供給源から供給された負圧を
動力源としてブレーキ操作を助勢するブレーキブースタ
の負圧低下を判定するブレーキブースタの負圧低下判定
装置であって、前記ブレーキブースタの負圧を検出する
ブースタ負圧検出手段と、前記負圧供給源の作動状態を
検出する負圧供給源作動状態検出手段と、前記ブレーキ
ブースタの負圧が消費される状態を検出する負圧消費状
態検出手段と、前記ブースタ負圧検出手段、前記負圧供
給源作動状態検出手段、及び、前記負圧消費状態検出手
段による検出結果に基づいて、システム異常に起因する
前記ブレーキブースタの負圧低下を判定する異常判定手
段と、該異常判定手段により負圧低下が判定された場合
に警報を発する警報発生手段とを備えるブレーキブース
タの負圧低下判定装置により達成される。
【0007】請求項1記載の発明において、ブースタ負
圧検出手段は、ブレーキブースタの負圧を検出する。ま
た、負圧供給源作動状態検出手段は、ブレーキブースタ
に負圧を供給する負圧供給源の作動状態を検出し、更
に、負圧消費状態検出手段は、ブレーキブースタの負圧
が消費される状態を検出する。ところで、負圧供給源か
ら十分な負圧がブレーキブースタに負圧が供給されない
場合、及び、ブレーキブースタの負圧が消費される場合
には、システムに異常が生じていなくてもブレーキブー
スタの負圧が低下することがある。本発明によれば、異
常判定手段がブースタ負圧検出手段、負圧供給源作動状
態検出手段、及び、負圧消費状態検出手段による検出結
果に基づいて、システム異常に起因するブレーキブース
タの負圧低下、すなわち、負圧低下異常を判定すること
で、負圧低下異常をシステム異常に起因しない負圧低下
と区別して判定することが可能となる。
【0008】また、上記の第2の目的は、請求項2に記
載する如く、負圧を動力源としてブレーキ操作を助勢す
るブレーキブースタの負圧低下を判定するブレーキブー
スタの負圧低下判定装置であって、前記ブレーキブース
タの負圧を検出する少なくとも2つのブースタ負圧検出
手段と、該少なくとも2つのブースタ負圧検出手段によ
る検出結果に基づいて、前記ブレーキブースタの負圧低
下を判定する負圧低下判定手段と、前記ブレーキブース
タの負圧低下が判定された場合に警報を発する警報発生
手段とを備え、前記少なくとも2つのブースタ負圧検出
手段は、何れか一のブースタ負圧検出手段の異常が他の
ブースタ負圧検出手段による検出結果へ影響を与えない
ように構成されているブレーキブースタの負圧低下判定
装置により達成される。
【0009】本発明において、少なくとも2つのブース
タ負圧検出手段により、ブレーキブースタが検出され
る。少なくとも2つのブースタ負圧検出手段は、何れか
一のブースタ負圧検出手段の異常が他のブースタ負圧検
出手段による検出結果へ影響を与えないように構成され
ている。このため、何れか一のブースタ負圧検出手段に
異常が生じた場合にも、他のブースタ負圧検出手段は、
その影響を受けることなく適正に負圧を検出することが
できる。従って、本発明によれば、ブースタ負圧検出手
段の冗長性が確保される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
システムの構成図である。本実施例のシステムは電子制
御ユニット(以下、ECUと称す)10により制御され
る。図1に示す如く、本実施例のシステムは、ブレーキ
ペダル12を備えている。ブレーキペダル12の近傍に
はストップランプスイッチ14が配設されている。スト
ップランプスイッチ14はブレーキペダル12が踏み込
まれるとオン状態となる。ECU10は、ストップラン
プスイッチ14のオン/オフ状態に基づいてブレーキ操
作の有無を検出する。ブレーキペダル12には、ブレー
キブースタ16が連結されている。ブレーキブースタ1
6は、マスタシリンダ18に固定されている。
【0011】ブレーキブースタ16は、その内部に、ダ
イヤフラム16aにより画成された定圧室16b及び変
圧室16cを備えている。定圧室16bには、負圧供給
管20が連通している。後述する如く、定圧室16bに
は、負圧供給管20を介して負圧が供給される。なお、
定圧室16b内の負圧を、以下、ブースタ負圧PBと称
す。また、本明細書において、負圧が大きい(高い)と
は、絶対圧として低圧(真空側)であることを意味する
ものとする。
【0012】変圧室16cは、ブレーキペダル12が踏
み込まれていない場合は、定圧室16bと連通し、ブー
スタ負圧PBと等圧に維持される。一方、ブレーキペダ
ル12が踏み込まれると、そのペダル踏力に応じて調圧
された大気圧が変圧室16cに導入される。このため、
変圧室16cと定圧室16bとの間には、ペダル踏力に
応じた差圧が発生する。かかる差圧によりペダル踏力に
対して所定の倍力比を有するアシスト力が発生する。マ
スタシリンダ18が備える油圧室には、ペダル踏力とア
シスト力との合力に応じたマスタシリンダ圧PM/C が発
生する。このマスタシリンダ圧PM/C は図示しないブレ
ーキ用液圧回路に供給される。
【0013】定圧室16bには、負圧センサ22が連通
している。負圧センサ22はブースタ負圧PBに応じた
信号をECU10に向けて出力する。ECU10は、負
圧センサ22の出力信号に基づいてブースタ負圧PBを
検出する。本実施例のシステムは、また、内燃機関24
を備えている。内燃機関24の吸気ポート26には吸気
管28が連通している。吸気管28にはスロットルバル
ブ30が配設されている。吸気管28のスロットルバル
ブ30より下流側の部位(以下、吸気管下流部28aと
称す)には上記した負圧供給管20が連通している。ス
ロットルバルブ30の開度が絞られた場合、吸気管下流
部28aには、内燃機関24の回転数(以下、機関回転
数NEと称す)が高いほど大きな負圧し、この負圧がブ
レーキブースタ16の定圧室16bに供給される。以
下、吸気管下流部28aに発生する負圧を吸気管負圧P
Mと称す。
【0014】内燃機関22には回転数センサ32が設け
られている。回転数センサ32は機関回転数NEに応じ
た信号をECU10に向けて出力する。ECU10は回
転数センサ32の出力信号に基づいて機関回転数NEを
検出する。また、ECU10には、警告灯34が接続さ
れている。後述する如く、ECU10は、ブレーキブー
スタ16の定圧室16bの負圧を低下させるようなシス
テム異常、すなわち、負圧低下異常を検出した場合に警
告灯34を点灯させる。負圧低下異常は、例えば、負圧
供給管20の損傷や、ブレーキブースタ16の定圧室1
6bの気密性不良等による負圧の漏れに起因して発生す
る。
【0015】上述の如く、本実施例のシステムにおいて
は、吸気管負圧PMがブレーキブースタ16の定圧室1
6bに供給されることにより定圧室16bにブースタ負
圧PBが発生し、このブースタ負圧PBを動力源として
ブレーキ操作が助勢される。従って、システムの安全性
を確保するうえで、負圧低下異常を的確に検出し、負圧
低下異常が検出された場合は、適当なフェールセーフ処
理を行うことが必要である。
【0016】上述の如く、機関回転数NEが高いほど大
きな吸気管負圧PMが発生する。従って、機関回転数N
Eが低い場合には十分な吸気管負圧PMが発生せず、ブ
ースタ負圧PBが所期の値よりも低下する場合がある。
また、ブレーキ操作中にブレーキ踏力が弱められると、
ブレーキブースタ16の定圧室16bから変圧室16c
へ負圧が導入される。この場合、定圧室16bの負圧が
消費されることに起因して、ブースタ負圧PBが一時的
に低下する。このように、システム異常が生じていなく
ても、ブースタ負圧PBが低下することがある。従っ
て、単に、負圧センサ22により検出されるブースタ負
圧PBの大小を検出することのみでは、負圧低下異常
を、システム異常に起因しない負圧低下と区別して検出
することができない。
【0017】これに対して、本実施例のシステムは、ブ
レーキブースタ16への負圧供給源である内燃機関24
の運転状態、及び、ブレーキ操作に伴うブースタ負圧P
Bの低下を考慮することで、負圧低下異常を、システム
異常に起因しない負圧低下と区別して判定し得る点に特
徴を有している。以下、本実施例において、かかる性能
を実現すべくECU10が実行する処理の内容について
説明する。
【0018】図2は、本実施例においてECU10が実
行するルーチンのフローチャートである。図2に示すル
ーチンは、例えば内燃機関24の始動と共に開始され
る。図2に示すルーチンが開始されると、先ずステップ
100の処理が実行される。ステップ100では、機関
回転数NEが所定値N0 を上回っているか否かが判別さ
れる。その結果、NE>N0 が不成立であれば、内燃機
関24は、十分な吸気管負圧PMを発生できない、すな
わち、ブレーキブースタ16の定圧室16bに十分な負
圧を供給できない運転状態にあると判断される。この場
合には、システム異常が生じていなくともブースタ負圧
PBが低下する可能性があるため、負圧低下異常の判定
を行うことはできない。従って、ステップ100におい
てNE>N0 が不成立である場合は、次にステップ10
2において計測時間カウンタCTがゼロにリセットされ
た後、再びステップ100の処理が実行される。一方、
ステップ100において、NE>N0 が成立する場合
は、内燃機関24は、定圧室16bに十分な負圧を供給
し得る運転状態であると判断されて、次にステップ10
4の処理が実行される。
【0019】ステップ104では、ストップランプスイ
ッチ14のオン状態であるか否かが判別される。その結
果、ストップランプスイッチ14がオン状態であれば、
ブレーキ操作が行われており、定圧室16bからの負圧
の消費に伴ってブースタ負圧PBが低下する可能性があ
ると判断される。この場合、システム異常が生じていな
くともブースタ負圧PBが低下する可能性があるため、
負圧低下異常の判定を行うことはできない。従って、ス
テップ104においてストップランプスイッチ14がオ
ン状態である場合は、次に上記ステップ102において
計測時間カウンタCTがゼロにリセットされた後、再び
ステップ100の処理が実行される。一方、ステップ1
04においてストップランプスイッチ14がオン状態で
なければ、定圧室16bから負圧が消費されることはな
いと判断されて、次にステップ106の処理が実行され
る。
【0020】ステップ106では、負圧センサ22の出
力値に基づいて検出されたブースタ負圧PBが所定値P
0 未満であるか否かが判別される。上述の如く、ステッ
プ106の処理は、ブレーキブースタ16の定圧室16
bに十分な負圧が供給され(ステップ100)、かつ、
その負圧が消費されることのない(ステップ102)状
況下、すなわち、十分に大きなブースタ負圧PBが確保
されるべき状況下で実行される。従って、ステップ10
6においてPB<P0 が不成立であれば、十分なブース
タ負圧PBが確保されており、負圧低下異常は生じてい
ないと判断される。この場合、次に上記ステップ102
において計測時間カウンタCTがゼロにリセットされた
後、再びステップ100の処理が実行される。一方、ス
テップ106において、PB<P0 が成立する場合は、
十分なブースタ負圧PBが確保されるべき状況下である
にもかかわらず、ブースタ負圧PBは、それに見合った
大きさに確保されていないことになる。この場合、負圧
低下異常が生じている可能性があると判断されて、次に
ステップ108において、計測時間カウンタCTを進行
させる処理が実行される。ステップ108の処理が終了
すると、次にステップ110の処理が実行される。
【0021】ステップ110では、計測時間カウンタC
Tが所定時間T0を上回っているか否かが判別される。
所定時間T0は、負圧低下異常が生じておらず、ブレー
キブースタ16の定圧室16bへ十分な負圧供給が行わ
れ、かつ、定圧室16bから負圧が消費されない状況下
で、ブースタ負圧PBが最大限に低下した状態から所定
の負圧P0 まで回復するのに要する時間の下限値となる
ように設定されている。
【0022】従って、ステップ110においてCT>T
0が不成立であれば、ブースタ負圧PBが、システム異
常に起因しない何らかの理由で低下した後、回復してい
る過程にある可能性があると判断される。この場合、計
測時間カウンタCTの値は維持されたまま再び上記ステ
ップ100の処理が実行される。一方、ステップCT>
T0が成立する場合は、例えば負圧供給経路20の漏れ
や、定圧室16bの気密性不良等のシステム異常により
定圧室16bへの負圧の供給/蓄積が不可能な状態にあ
ると判断される。この場合、次にステップ112におい
て、負圧低下異常の発生が認識され、続くステップ11
4においてその旨が記憶される。そして、ステップ11
6において、負圧低下異常が生じた旨を警報すべく警告
灯34が点灯された後、本ルーチンは終了される。
【0023】上述の如く、本実施例では、ブレーキブー
スタ16の定圧室16bへの負圧供給が十分に行われ、
かつ、定圧室16bからの負圧消費が行われない状況下
で、ブースタ負圧PBに所定時間T0を越える期間にわ
たる低下が生じた場合に、負圧低下異常が生じたと判定
される。このため、機関回転数NEが低く、定圧室16
bへ十分な負圧が供給されない状態、及び、ブレーキ操
作に伴う負圧の消費によりブースタ負圧PBが低下した
状態では、負圧低下異常の発生が判定されることはな
い。すなわち、本実施例のシステムによれば、負圧低下
異常を、システム異常に起因しないブースタ負圧PBの
低下とは区別して判定することができる。そして、負圧
低下異常の発生が判定された場合に警告灯34の点灯に
より警報が発せられることで、システムの検査又は修理
を適切に行うことが可能となる。
【0024】また、負圧低下異常が判定された場合に
は、補助システムによるフェールセーフ処理が実行され
るが、本実施例では、負圧低下異常の判定が正確に行わ
れることにより、フェールセーフ処理が的確なタイミン
グで実行され、システムの高い安全性を確保することが
可能となる。なお、上記実施例においては、内燃機関2
4が特許請求の範囲に記載した負圧供給源に、回転数セ
ンサ32が特許請求の範囲に記載した負圧供給源作動状
態検出手段に、ストップランプスイッチ14が特許請求
の範囲に記載した負圧消費状態検出手段に、負圧センサ
22が特許請求の範囲に記載したブースタ負圧検出手段
に、警告灯34が特許請求の範囲に記載した警報発生手
段に、それぞれ相当し、また、ECU10が図2に示す
ルーチンを実行することにより特許請求の範囲に記載し
た異常判定手段が実現されている。
【0025】ところで、上記実施例においては、負圧セ
ンサ22の出力信号に基づいてブースタ負圧PBを検出
し、その検出値に基づいてブースタ負圧PBの低下を検
知することとした。しかしながら、本発明はこれに限定
されるものではなく、負圧センサ22に代えて、負圧が
所定値を越えた(あるいは下回った)場合にオン/オフ
状態が切り替わる負圧スイッチを用い、その状態変化に
基づいてブースタ負圧の低下を検知することとしてもよ
い。
【0026】また、上記実施例においては、機関回転数
NEに基づいてブレーキブースタ16の定圧室16bへ
の負圧供給が十分に行われているか否かを判別すること
とした。しかしながら、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、車輪速を検出する車輪速センサを設け、車輪
速が所定値を上回っている場合に、定圧室16bへの十
分な負圧を供給するのに十分な機関回転数NEが確保さ
れていると判断してもよい。あるいは、吸気管負圧PM
を検出する負圧センサを設け、吸気管負圧PMが所定値
を上回っている場合に、定圧室16への負圧供給が十分
に行われていると判断してもよい。
【0027】更に、上記実施例においては、ストップラ
ンプスイッチ14によりブレーキ操作の有無を判定し、
ブレーキ操作が行われている場合にブレーキブースタ1
6の定圧室16bから負圧が消費されていると判断する
こととした。しかしながら、本発明はこれに限定される
ものではなく、マスタシリンダ圧PM/C を検出する油圧
センサを設け、マスタシリンダ圧PM/C に基づいてブレ
ーキ操作の有無を判断してもよい。この場合、上述の如
く、ブレーキ踏力が弱められた場合に定圧室16bから
負圧が消費されるので、マスタシリンダ圧PM/C が低下
している場合に負圧が消費されていると判断してもよ
い。
【0028】また、上記実施例においては、内燃機関2
4の吸気管28に発生した吸気管負圧PMをブレーキブ
ースタ16に供給することとしたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、真空ポンプ等の専用の負圧発生
源を設け、この負圧発生源からブレーキブースタ16に
負圧を供給してもよい。次に、本発明の第2実施例につ
いて説明する。
【0029】図3は、本実施例の第2実施例であるシス
テムの構成図である。なお、図3において上記図1と同
一の構成部分については同一の符号を付してその説明を
省略する。本実施例のシステムにおいても上記第1実施
例のシステムと同様に、ブレーキブースタ16の定圧室
16bには、図3には示さない内燃機関24の吸気管下
流部28aより負圧が供給される。
【0030】図3に示す如く、本実施例のシステムにお
いて、ブレーキブースタ16は、定圧室16bに連通す
る2つの圧力取り出しポート200及び202を備えて
いる。圧力取り出しポート200には、圧力取り出し管
204を介して、第1負圧センサ206が接続されてい
る。また、圧力取り出しポート202には、圧力取り出
し管208を介して、第2負圧センサ210が接続され
ている。
【0031】第1負圧センサ206には、圧力取り出し
ポート200及び圧力取り出し管204を介してブース
タ負圧PBが供給される。同様に、第2負圧センサ21
0には、圧力取り出しポート202及び圧力取り出し管
208を介してブースタ負圧PBが供給される。第1負
圧センサ206及び第2負圧センサ210は、定圧室1
6bから供給されるブースタ負圧PBに応じた信号を出
力する。第1負圧センサ206及び第2負圧センサ21
0の出力信号は、それぞれ、互いに独立な電気配線21
2及び214によりECU10へ供給される。ECU1
0は、第1負圧センサ206及び第2負圧センサ210
の出力信号に基づいてブースタ負圧PBを検出する。
【0032】なお、定圧室16bから圧力取り出しポー
ト200、圧力取り出し管204、第1負圧センサ20
6を経てECU10に至る系統、及び、定圧室16bか
ら圧力取り出しポート202、圧力取り出し管208、
第2負圧センサ210を経てECU10に至る系統を、
それぞれ第1負圧センサ206及び第2負圧センサ21
0の負圧検出系統と称す。
【0033】圧力取り出しポート200及び202は、
有効開口径が十分に小さくなるように構成されている。
このため、圧力取り出し管204又は208が脱落して
圧力取り出しポート200、202が大気開放状態とな
った場合にも、定圧室16bへの負圧供給が正常に行わ
れている限り、定圧室16bからの負圧の漏れ、すなわ
ち、ブースタ負圧PBの低下は小さく抑制される。
【0034】ECU10には、上記第1実施例の警告灯
34に代えて、第1警告灯216及び第2警告灯218
が接続されている。後述する如く、ECU10はブース
タ負圧PBに関連する異常を検出した場合に、その内容
に応じて第1警告灯216又は第2警告灯218を点灯
させる。上述の如く、本実施例では、第1負圧センサ2
06及び第2負圧センサ210の出力信号が、互いに独
立に設けられた電気配線212及び214によりECU
10へ供給される。このため、第1負圧センサ206及
び第2負圧センサ210からECU10に至る系統は、
電気的に互いに独立しており、第1負圧センサ206又
は第2負圧センサ210の一方に電気的な故障が生じて
も、他方の負圧センサの検出結果に影響を与えることが
防止されている。
【0035】また、上述の如く、圧力取り出しポート2
00及び202の有効開口径が十分に小さくされている
ことで、圧力取り出し管204又は208に、脱落、あ
るいは、破損等の異常が生じても、ブースタ負圧PBの
低下は抑制される。従って、何れか一方の負圧検出系統
の圧力取り出し管204又は208に上記の如き異常が
生じても、ブースタ負圧PBを正常時とほぼ同一の値に
維持することができると共に、そのブースタ負圧PBを
他方の負圧検出系統の負圧センサ206又は210によ
って適正に検出することができる。
【0036】このように、本実施例のシステムでは、第
1負圧センサ206及び第2負圧センサ210が、定圧
室16bからの負圧取り出し経路に関しても、また、E
CU10への信号供給経路に関しても、互いに独立とな
るように構成されていることで、一方の負圧検出系統に
異常が生じても、その影響を受けることなく、他方の負
圧検出系統によりブースタ負圧PBを適正に検出するこ
とができる。従って、本実施例のシステムによれば、ブ
ースタ負圧PBが低下した状態(以下、負圧低下状態と
称す)を高い信頼度で判定することができる。
【0037】図4は、上記の性能を実現すべくECU1
0が実行するルーチンのフローチャートである。図4に
示すルーチンは、例えば内燃機関24の始動時に開始さ
れる。図4に示すルーチンが開始されると、先ずステッ
プ250の処理が実行される。ステップ250では、第
1負圧センサ206の出力信号に基づくブースタ負圧P
Bの検出値PB1が所定値P0 を下回っているか否かが
判別される。その結果、PB1<P0 が不成立であれ
ば、次にステップ252の処理が実行される。
【0038】ステップ252では、第2負圧センサ21
0の出力信号に基づくブースタ負圧PBの検出値PB2
が所定値P0 を下回っているか否かが判別される。その
結果、PB2<P0 が不成立であれば、第1負圧センサ
206及び第2負圧センサ210の何れにおいてもブー
スタ負圧PBの低下は検出されないことになる。この場
合、次にステップ254において、負圧低下状態ではな
いと判断され、再び上記ステップ250の処理が実行さ
れる。一方、ステップ252においてPB2<P0 が成
立する場合は、第1負圧センサ206ではブースタ負圧
PBの低下が検出されていないにもかかわらず、第2負
圧センサ210でブースタ負圧PBの低下が検出された
ことになる。この場合、次にステップ256において、
何れか一方の負圧検出系統に異常が生じている旨を警報
すべく第1警告灯216が点灯された後、本ルーチンは
終了される。
【0039】上記ステップ250において、PB1<P
0 が成立する場合は、次にステップ258において、P
B2<P0 が成立するか否かが判別される。その結果、
PB2<P0 が不成立であれば、第1負圧センサ206
ではブースタ負圧PBの低下が検出されているにもかか
わらず、第2負圧センサ210ではブースタ負圧PBの
低下が検出されないことになる。この場合、次に上記ス
テップ256において第1警告灯216が点灯された
後、本ルーチンは終了される。一方、ステップ258に
おいて、PB2<P0 が成立する場合は、第1負圧セン
サ206及び第2負圧センサ210の何れにおいてもブ
ースタ負圧PBの低下が検出されたことになる。この場
合、ブースタ負圧PBが低下していると判断され、次に
ステップ260においてその旨を警報すべく第2警告灯
218が点灯された後、今回のルーチンは終了される。
【0040】上述の如く、本実施例では、2つの負圧セ
ンサ、すなわち、第1負圧センサ206及び第2負圧セ
ンサ210が設けられると共に、それらに対応する負圧
検出系統が、ブースタ負圧PBの取り出し経路に関して
も、ECU10への信号出力経路に関しても、互いに独
立に構成されていることで、センサの冗長性が確保され
ている。従って、本実施例によれば、一方の負圧検出系
統に異常が生じた場合にも、ブースタ負圧PBの低下を
高い信頼度で検出することが可能となっている。
【0041】なお、上記実施例では、2つの負圧センサ
を設けることとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、3つ以上の負圧センサを設けてもよい。な
お、上記第2実施例においては、第1負圧センサ206
及び第2負圧センサ210が特許請求の範囲に記載した
ブースタ負圧検出手段に、第1警告灯216及び第2警
告灯218が特許請求の範囲に記載した警報発生手段に
それぞれ相当し、また、ECU10が図4に示すルーチ
ンを実行することにより特許請求の範囲に記載した負圧
低下判定手段が、それぞれ実現されている。
【0042】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、システム異常に起因するブースタ負圧の低下を、シ
ステム異常に起因しないブースタ負圧の低下とは区別し
て判定することができる。また、請求項2記載の発明に
よれば、複数の負圧低下検出手段を設けると共に、それ
らの冗長性を確保することで、ブースタ負圧の低下を確
実に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるシステムの構成図で
ある。
【図2】本実施例においてECUが実行するルーチンの
フローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例であるシステムの構成図で
ある。
【図4】本実施例においてECUが実行するルーチンの
フローチャートである。
【符号の説明】
10 電子制御ユニット(ECU) 16 ブレーキブースタ 22 負圧センサ 24 内燃機関 28 吸気管 32 回転数センサ 34 警告灯 206 第1負圧センサ 208 第2負圧センサ 216 第1警告灯 218 第2警告灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四ツ谷 恒治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 近藤 功一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 米村 修一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 前畑 博己 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 鈴川 哲生 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D049 BB06 HH08 HH42 HH52 RR04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧供給源から供給された負圧を動力源
    としてブレーキ操作を助勢するブレーキブースタの負圧
    低下を判定するブレーキブースタの負圧低下判定装置で
    あって、 前記ブレーキブースタの負圧を検出するブースタ負圧検
    出手段と、 前記負圧供給源の作動状態を検出する負圧供給源作動状
    態検出手段と、 前記ブレーキブースタの負圧が消費される状態を検出す
    る負圧消費状態検出手段と、 前記ブースタ負圧検出手段、前記負圧供給源作動状態検
    出手段、及び、前記負圧消費状態検出手段による検出結
    果に基づいて、システム異常に起因する前記ブレーキブ
    ースタの負圧低下を判定する異常判定手段と、 該異常判定手段により負圧低下が判定された場合に警報
    を発する警報発生手段と、 を備えることを特徴とするブレーキブースタの負圧低下
    判定装置。
  2. 【請求項2】 負圧を動力源としてブレーキ操作を助勢
    するブレーキブースタの負圧低下を判定するブレーキブ
    ースタの負圧低下判定装置であって、 前記ブレーキブースタの負圧を検出する少なくとも2つ
    のブースタ負圧検出手段と、 該少なくとも2つのブースタ負圧検出手段による検出結
    果に基づいて、前記ブレーキブースタの負圧低下を判定
    する負圧低下判定手段と、 前記ブレーキブースタの負圧低下が判定された場合に警
    報を発する警報発生手段とを備え、 前記少なくとも2つのブースタ負圧検出手段は、何れか
    一のブースタ負圧検出手段の異常が他のブースタ負圧検
    出手段による検出結果へ影響を与えないように構成され
    ていることを特徴とするブレーキブースタの負圧低下判
    定装置。
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