JP2010006240A - ブレーキスイッチの故障診断装置および故障診断方法 - Google Patents

ブレーキスイッチの故障診断装置および故障診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両のブレーキスイッチの故障診断における誤診断を抑制することにある。
【解決手段】第1のブレーキスイッチSW1の異常を単独で診断する第1の単独診断手段107と、第2のブレーキスイッチSW2の異常を単独で診断する第2の単独診断手段108と、第1及び第2のブレーキスイッチの出力信号の一致又は不一致を検出することによって、第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断を実行する相互診断手段109と、第1の単独診断手段107、第2の単独診断手段108および相互診断手段109による診断結果に基づいて、第1及び第2のブレーキスイッチの総合的な診断結果を決定する総合診断手段110と、を備えるブレーキスイッチの故障診断装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のブレーキペダルの踏み込みに応じて信号を出力する第1のブレーキスイッチ及び第2のブレーキスイッチの異常を診断するための、ブレーキスイッチの異常診断装置及び診断方法に関する。
従来、ブレーキスイッチの故障診断装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。このブレーキスイッチの故障診断装置では、車両のブレーキペダルに設けられた1つのブレーキスイッチからの信号を用いて、該ブレーキスイッチの故障診断を行っている。具体的には、車速が0でありかつシフトポジションが「P」レンジでも「N」レンジでもない場合、即ちブレーキが踏み込まれているはずの状態において、ブレーキスイッチがオフ状態であればカウンタ値を1だけ増加させる。この処理は、車両が停止状態を継続している間に一度行うもので、車両が一旦走行状態に移行して停止状態に復帰した後に次の判定が行われる。そして、カウンタ値が所定値以上となるとブレーキスイッチが異常であると判断する。
また、ブレーキスイッチの故障診断装置としては、2つのブレーキスイッチを用いて、これら2つのブレーキスイッチの出力信号が一致するか或いは不一致であるかを検出し、相互診断を行うものもある。
特開平9−104339号公報
特許文献1の故障診断装置では、車両の走行状態においてイグニッションスイッチをオフし、ブレーキペダルを踏み込むことなく車両を停止させる場合や、ハンドブレーキ(駐車ブレーキ)を使用してブレーキペダルを踏み込むことなく車両を停止させる場合には、ブレーキスイッチの正常な診断を実行することができない。すなわち、車速が0でありかつシフトポジションが「P」レンジでも「N」レンジでもない場合であっても、ブレーキペダルが踏み込まれない場合があり、この場合にブレーキスイッチを異常と診断することは誤診断となる。
また、2つのブレーキスイッチの相互診断を行う場合には、各ブレーキスイッチのオン/オフのタイミングにずれが生じることがあり、このタイミングのずれにより、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず、各ブレーキスイッチの出力信号が異なるためブレーキスイッチを異常と診断する可能性がある。
本発明の目的は、車両のブレーキスイッチの故障診断における誤診断を抑制することにある。
本発明の一側面は、車両のブレーキペダルの踏み込みに応じて信号を出力する第1のブレーキスイッチ及び第2のブレーキスイッチの異常を診断するためのブレーキスイッチの故障診断装置に関する。この故障診断装置は、前記第1のブレーキスイッチの異常を当該第1のブレーキスイッチ単独で診断する第1の単独診断手段と、前記第2のブレーキスイッチの異常を当該第2のブレーキスイッチ単独で診断する第2の単独診断手段と、前記第1及び第2のブレーキスイッチの出力信号の一致又は不一致を検出することによって、前記第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断を実行する相互診断手段と、前記第1の単独診断手段、前記第2の単独診断手段および前記相互診断手段による診断結果に基づいて、前記第1及び第2のブレーキスイッチの総合的な診断結果を決定する総合診断手段と、を備える。
この故障診断装置では、第1及び第2のブレーキスイッチそれぞれ単独による単独診断結果と、第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断の診断結果とを総合的に考慮してブレーキスイッチの異常を診断するため、相互診断及び単独診断が各々の診断で誤診断が発生し得る状況における診断結果を互いに修正することができる。これにより、最終的な診断結果における誤診断の発生を大幅に抑制することができる。
前記総合診断手段は、車両が走行中に搭乗者がブレーキペダルを踏み込むことなくイグニッションスイッチをオフした場合には、前記相互診断手段による診断結果を優先して前記総合的な診断結果を決定する、ことが可能である。
単独診断によれば、車両が走行中にブレーキペダルを踏み込むことなくイグニッションスイッチがオフされた場合には、各ブレーキスイッチの状態の変化がないため、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず「異常」と誤診断する可能性がある。この場合には、相互診断による診断結果を優先して総合的な診断結果を得ることにより、誤診断を防止することができる。具体的には、2つのブレーキスイッチの状態が一致していれば、相互診断の結果は「正常」であり、この診断結果を優先して総合的な診断結果を「正常」とする。
これにより、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず、警告灯を点灯させることを防止し、誤診断に起因する修理点検を抑制することができる。
前記総合診断手段は、ブレーキペダルが踏み込まれたとき及び戻されたときに、前記第1及び第2スイッチの出力信号の立ち上がり又は立下りに時間的なずれがあり、前記第1及び第2スイッチの出力信号が一致しない場合に、第1及び第2の単独診断手段による診断結果を優先して前記総合的な診断結果を決定する、ことが可能である。
2つのブレーキスイッチの立ち上がり又は立下りに時間的なずれがあり、各ブレーキスイッチの出力信号が一致しない場合には、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず相互診断の結果が「異常」となる可能性がある。この場合に、単独診断による診断結果を優先して総合的な診断結果を得ることにより、誤診断を防止することができる。具体的には、2つのブレーキスイッチの単独診断結果がともに「正常」であれば、相互診断結果が「異常」であっても、単独診断の結果を優先して総合的な診断結果を「正常」とする。
これにより、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず、警告灯を点灯させることを防止し、誤診断に起因する修理点検を抑制することができる。
前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに異常である場合であっても、前記相互診断手段による診断結果が正常であれば、前記総合的な診断結果を正常とする、ことが可能である。
第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに「異常」であり、かつ、前記相互診断手段による診断結果が「正常」となるのは、例えば、車両が走行中にブレーキペダルを踏み込むことなくイグニッションスイッチがオフされた場合に、各ブレーキスイッチの状態の変化がないため、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず「異常」と誤診断する場合である。この場合には、相互診断が正しく「正常」と診断しているので、相互診断の結果を優先して、総合的な診断結果を「正常」とする。
これにより、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず、警告灯を点灯させることを防止し、誤診断に起因する修理点検を抑制することができる。
前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに正常であれば、前記相互診断手段による診断結果に関わらず、前記総合的な診断結果を正常とする、ことが可能である。
前記第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに「正常」であり、かつ、相互診断の診断結果が「正常」である場合に、総合的な診断結果を「正常」とすることは当然である。一方、第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに「正常」であり、かつ、前記相互診断手段による診断結果が「異常」となる場合は、例えば、2つのブレーキスイッチの立ち上がり又は立下りに時間的なずれがあり、各ブレーキスイッチの出力信号が一致しない場合である。この場合には、相互診断が誤診断となるので、単独診断の結果を優先して、総合的な診断結果を「正常」とする。
これにより、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず、警告灯を点灯させることを防止し、誤診断に起因する修理点検を抑制することができる。
前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段による診断結果が互いに異なる場合には、これらの診断結果のうち異常とされた前記第1及び第2のブレーキスイッチの何れか一方を異常と診断する、ことが可能である。
前記第1及び第2の単独診断手段による診断結果が互いに異なる場合とは、例えば、第1単独診断手段による結果が「正常」、第2単独診断手段による結果が「異常」となる場合である。この場合には、第1単独診断手段により第1のブレーキスイッチの状態に変化があると判断されているので、『車両が走行中にブレーキペダルを踏み込むことなくイグニッションスイッチがオフされた場合に、各ブレーキスイッチの状態の変化がないため、ブレーキスイッチが正常であるにも関わらず「異常」と誤診断する場合』に該当しない。従って、単独診断手段による診断は誤診断ではないので、第1単独診断手段及び第2単独診断手段による診断結果に基づいて、第2のブレーキスイッチを「異常」と診断する。なお、第1単独診断手段による結果が「異常」、第2単独診断手段による結果が「正常」となる場合にも、同様に、第1のブレーキスイッチを「異常」と診断する。
これにより、複数のブレーキスイッチの何れが異常であるかを特定することができる。
なお、ブレーキスイッチが3以上ある場合には、3つのブレーキスイッチの単独診断結果の少なくとも1つが他と異なる診断結果である場合には、診断結果が「異常」とされたブレーキスイッチが全て異常であると診断することができる。
また、本発明の別の側面は、車両のブレーキペダルの踏み込みに応じて信号を出力する第1のブレーキスイッチ及び第2のブレーキスイッチの異常を診断するためのブレーキスイッチの故障診断方法に関する。この故障診断方法は、前記第1のブレーキスイッチの異常を当該第1のブレーキスイッチ単独で診断する第1の単独診断ステップと、前記第2のブレーキスイッチの異常を当該第2のブレーキスイッチ単独で診断する第2の単独診断ステップと、前記第1及び第2のブレーキスイッチの出力信号の一致又は不一致を検出することによって、前記第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断を実行する相互診断ステップと、前記第1の単独診断ステップ、前記第2の単独診断ステップおよび前記相互診断ステップによる診断結果に基づいて、前記第1及び第2のブレーキスイッチの総合的な診断結果を決定する総合診断ステップと、を含む。
この故障診断方法では、第1及び第2のブレーキスイッチそれぞれ単独による単独診断結果と、第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断の診断結果とを総合的に考慮してブレーキスイッチの異常を診断するため、相互診断及び単独診断が各々の診断で誤診断が発生し得る状況における診断結果を互いに修正することができる。これにより、最終的な診断結果における誤診断の発生を大幅に抑制することができる。
図1は、車両用ブレーキ装置の概略構成例を示したものである。
このブレーキ装置は、ブレーキペダル1と、ブースタ2と、ブレーキマスタシリンダ3と、油圧ユニット20とを備えている。
ブレーキペダル1は、車両搭乗者の足部によって踏力を加えられ、その踏力をブースタ2に伝達させる。ブースタ2は、踏力を負圧倍力等によって増幅し、増幅された踏力はマスタシリンダ3に伝達される。ブレーキマスタシリンダ3は、増幅された踏力に応じて油圧を発生し、さらに発生された油圧を油圧ユニット20に出力する。油圧ユニット20は、ブレーキマスタシリンダ3とホイールシリンダ4との間に接続されており、ブレーキ液を流通させる配管や、ブレーキ液の流通を制御する電磁切換弁などが設けられている。油圧ユニット20は、電子制御ユニット(ECU)101からの指令に基づいて、ブレーキマスタシリンダ3からブレーキ液をホイールシリンダ4に伝達し、ホイールシリンダ4によって車輪5にブレーキ力が作用される。なお、本明細書に記載したブレーキ装置は、トラック用エアーブレーキ装置にも適用可能である。
なお、図1においては、図面を簡潔にして理解を容易とするため、ホイールシリンダ4及び車輪5を1個のみ示したものとなっているが、これらは実際には、車輪の数に対応して設けられるものとなっている。
本発明の実施形態においては、ブレーキペダル1近傍に2つのブレーキスイッチSW1、SW2が設けられている。ブレーキスイッチSW1、SW2は、ブレーキペダル1の踏み込みの有無を検出するためのスイッチである。本実施形態では、ブレーキスイッチSW1、SW2は、同一構成のスイッチとする。ブレーキスイッチSW1、SW2は、ブレーキペダル1の踏み込み量に応じて、出力信号としてオン/オフ信号を出力する。
このブレーキスイッチSW1、SW2の出力信号は、車両ブレーキ装置の動作制御などを行うECU101に入力される。ECU101は、例えば、マイクロコンピュータを中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)を有するとともに、油圧ユニット20の電磁切換弁(図示せず)を駆動するための駆動回路(図示せず)などを主たる構成要素として備える。
図2は、本発明の一実施形態に係るECU101の構成を示す概略図である。
ECU101は、CPU101と、インターフェース回路103,104と、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)と、油圧ユニット20の電磁切換弁(図示せず)を駆動するための駆動回路(図示せず)とを備えている。
インターフェース回路103,104は、ブレーキスイッチSW1、SW2からの出力信号をCPU101に適応した電圧レベルに変換して、CPU101に出力する。
CPU101は、フィルタ105,106と、単独診断ブロック107,108と、相互診断ブロック109と、総合診断ブロック110とを備えている。
フィルタ105は、インターフェース回路103から受け取ったブレーキスイッチSW1の出力信号(オン/オフ信号)からノイズを除去して、単独診断ブロック107及び相互診断ブロック109に出力する。フィルタ106は、インターフェースブロック104から受け取ったブレーキスイッチSW2の出力信号(オン/オフ信号)からノイズを除去して、単独診断ブロック108及び相互診断ブロック109に出力する。
単独診断ブロック107は、インターフェース回路103及びフィルタ105を介して受け取ったブレーキスイッチSW1のオン/オフ信号に基づいて、図3を参照して後述する単独診断処理を実行し、ブレーキスイッチSW1の異常を当該スイッチ単独で診断する。単独診断ブロック108は、インターフェース回路104及びフィルタ106を介して受け取ったブレーキスイッチSW2のオン/オフ信号に基づいて、図3を参照して後述する単独診断処理を実行し、ブレーキスイッチSW2の異常を当該スイッチ単独で診断する。相互診断ブロック109は、インターフェース回路103及びフィルタ105並びにインターフェース回路104及びフィルタ106を介して、ブレーキスイッチSW1及びSW2のオン/オフ信号を受け取り、ブレーキスイッチSW1及びSW2のオン/オフ信号の一致又は不一致に基づいて、スイッチSW1及びSW2の相互診断を行う。具体的には、相互診断ブロック109は、図4を参照して後述する相互診断処理を実行することにより、ブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断を行う。総合診断ブロック110は、単独診断ブロック107、単独診断ブロック108及び相互診断ブロック109のそれぞれから診断結果を受け取り、各診断結果を用いて図5に示す総合診断処理を実行することにより、ブレーキスイッチSW1,SW2の総合的な診断結果、すなわち最終的な診断結果を決定する。
図3は、各ブレーキスイッチSW1,SW2の単独診断処理を示すフローチャートである。各ブレーキスイッチSW1及びSW2の単独診断処理は互いに同様の処理であるので、ここではスイッチSW1を例に挙げて説明する。
単独診断ブロック107にイグニッションスイッチ(IG)からオン信号が入力されると(ステップS110)、ブレーキスイッチSW1の妥当性フラグを初期値としてオフに設定する(ステップS120)。この妥当性フラグは、ブレーキスイッチSW1が「異常」の場合にオンされ、「正常」の場合にオフされる。
ステップS130において、「ブレーキスイッチSW1の出力信号に変化(オンからオフへの変化、又は、オフからオンへの変化)がないか」否かを判定する。ブレーキスイッチSW1の出力信号に変化がない場合(ステップS130でYESの場合)には、ステップS140に移行する。
ステップS140では、車速が所定値(例えば60km/時)以上であるか否かを判定する。車速が所定値以上であればステップS150に移行して、ブレーキスイッチSW1の妥当性フラグをオン(異常)に設定し、ステップS170に移行する。一方、ステップS140において車速が所定値未満であれば、ステップS150を省略して、ステップS170に移行する。すなわち、妥当性フラグの値をそのままの状態で維持する。
ステップS130において、ブレーキスイッチSW1の出力信号に変化がある場合(ステップS130でNOの場合)には、ステップS160に移行して、妥当性フラグをオフ(正常)に設定し、ステップS170に移行する。
ステップS170では、イグニッションスイッチの信号がオフであるか否かを判別する。イグニッションスイッチの信号がオフになっていなければ、ステップS130に戻って上記処理を繰り返し、イグニッションスイッチの信号がオフになると、単独診断処理を終了する。なお、妥当性フラグの値は、上記処理中、ECU100内のRAM等に一時的に記憶される。
また、ブレーキスイッチSW2の単独診断処理も上記同様に実行される。
通常、イグニッションスイッチをオンした後に車両が加速して、車速が所定値以上となった場合には、ブレーキペダル1を踏み込んで車両を停止させ、イグニッションスイッチをオフすると考えられる。従って、ブレーキスイッチSW1が正常である場合には、図4のステップS140で車速が所定値以上と判断されたのち、ブレーキペダル1の踏み込みに応じてブレーキスイッチSW1の出力信号がオフからオンに変化し、ステップS130からステップS160に移行して妥当性フラグがオフに設定される。一方、ブレーキスイッチSW1が異常である場合には、ブレーキペダル1の踏み込みに応じてブレーキスイッチSW1の出力信号が変化することなく、妥当性フラグがオフされることはない。したがって、図3のフローチャートによって、ブレーキスイッチSW1の故障診断を行うことができる。
図4は、ブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断処理を示すフローチャートである。
ステップS210では、相互診断ブロック109がスイッチSW1及びSW2の出力信号を受け取る。
その後、ステップS220では、スイッチSW1及びSW2の出力信号が一致するか否かを判別する。ブレーキスイッチSW1及びSW2の出力信号が一致する場合には、ステップS230で相互診断フラグをオフし、スイッチSW1及びSW2の信号が不一致の場合には、ステップS340で相互診断フラグをオンする。
以上のステップS210〜S240の処理は、イグニッションスイッチの信号がオフになるまで繰返し実行される。なお、相互診断フラグの値は、上記処理中、ECU100内のRAM等に一時的に記憶される。
図5は、本発明の一実施形態に係るブレーキスイッチSW1,SW2の総合診断処理を含む全体の診断処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS310において、ブレーキスイッチSW1,SW2の出力信号がCPU101に入力される。即ち、ブレーキスイッチSW1の出力信号が単独診断ブロック107及び相互診断ブロック109に入力されると共に、ブレーキスイッチSW2の出力信号が単独診断ブロック108及び相互診断ブロック109に入力される。また、診断フラグ1及び診断フラグ2が初期値としてオフ状態に設定される。ここで、診断フラグ1は、ブレーキスイッチSW1に異常がある場合にオン、ブレーキスイッチSW1が正常である場合にオフされる。診断フラグ2は、ブレーキスイッチSW2に異常がある場合にオン、ブレーキスイッチSW2が正常である場合にオフされる。
次に、ステップS320において、上述した図3の単独診断処理によりブレーキスイッチSW1の単独診断を実行し、ステップS330において、上述した図3の単独診断処理によりブレーキスイッチSW2の単独診断を実行する。また、ステップS340において、上述した図4の相互診断処理によってブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断を実行する。
イグニッションスイッチがオフになったことを検出すると、ステップS350以下の処理が実行される。
ステップS350では、ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「正常」であるか否かを判別する。ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「正常」である場合にはステップS360に移行する。
ステップS360では、さらに、ブレーキスイッチSW2の単独診断の結果が「正常」であるか否かを判別する。その結果、ブレーキスイッチSW2の単独診断の結果も「正常」である場合には、ステップS370に移行する。
ステップS370では、ブレーキスイッチSW1及びSW2の診断フラグ1及び診断フラグ2をともにオフする。すなわち、ステップS350,S360でブレーキスイッチSW1,SW2の単独診断の結果がともに「正常」と判定された場合には、相互診断の結果に関わらず、ブレーキスイッチSW1,SW2の両方とも正常であると総合的に診断する。すなわち、総合的な診断結果を「スイッチSW1、SW2:正常」とし、診断フラグ1=診断フラグ2=オフをEEPROM111に書き込む。
一方、ステップS360において、ブレーキスイッチSW2の単独診断の結果が「異常」であった場合には、ステップS380に移行する。
ステップS380では、診断フラグ2をオンする(スイッチSW2を異常と判断する)。この場合、総合的な診断結果を「スイッチSW2:異常」とし、診断フラグ2=オンをEEPROM111に書き込む。
このとき、ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「正常」、ブレーキスイッチSW2の単独診断が「異常」を示しているので、2つのブレーキスイッチのうちブレーキスイッチSW2が異常であると特定できる。
ステップS350において、ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「異常」であった場合には、ステップS390に移行する。
ステップS390では、ブレーキスイッチSW2の単独診断の結果が「正常」であるか否かを判定し、「正常」であればステップS400に移行する。
ステップS400では、ブレーキスイッチSW1の診断フラグ1をオンする(スイッチSW1を異常と判断する)。この場合、総合的な診断結果を「スイッチSW1:異常」とし、診断フラグ1=オンをEEPROM111に書き込む。
このとき、ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「異常」、ブレーキスイッチSW2の単独診断が「正常」を示しているので、2つのブレーキスイッチのうちブレーキスイッチSW1が異常であると特定できる。
ステップS390において、ブレーキスイッチSW2の単独診断の結果が「異常」であった場合には、ステップS410に移行する。
ステップS410では、ブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断の結果が「正常」であるか否かを判定する。相互診断の結果が「正常」であれば、ステップS420に移行する。
ステップS420では、ブレーキスイッチSW1及びSW2の診断フラグ1及び診断フラグ2をともにオフする。すなわち、相互診断の結果「正常」を優先してブレーキスイッチSW1及びSW2が正常であると判断する。総合的な診断結果を「スイッチSW1、SW2:正常」とし、診断フラグ1=診断フラグ2=オフをEEPROM111に書き込む。
ステップS410において、ブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断の結果が「異常」であった場合には、ステップS430に移行する。
ステップS430では、ブレーキスイッチSW1及びSW2の診断フラグ1及び診断フラグ2をともにオンする。この場合には、ブレーキスイッチSW1及びSW2の単独診断の結果がともに「異常」であり(ステップS350,S390)、相互診断の結果が「異常」も異常である(ステップS410)ので、ブレーキスイッチSW1及びSW2が異常であると総合的に診断する。すなわち、総合的な診断結果を「スイッチSW1、SW2:相互異常」とし、診断フラグ1=診断フラグ2=オンをEEPROM111に書き込む。
以上の処理によってEEPROM111に書き込まれた診断結果は、次のドライビングサイクルの開始時において読み出される。診断フラグ1=オン(スイッチSW1:異常)、診断フラグ2=オン(スイッチSW2:異常)、又は、診断フラグ1=診断フラグ2=オン(スイッチSW1及びSW2:相互異常)の何れかの異常が読み出された場合には、ブレーキスイッチの異常を確定させ、警告灯の点灯、ABS制御の禁止などの処理を実行する。
[作用効果]
本実施形態に係るブレーキスイッチ故障診断装置では、ブレーキペダルの操作の有無を検出する2つのブレーキスイッチを設け、各スイッチの単独診断と、両スイッチの相互診断を実行する。そして、各スイッチの単独診断の結果および両スイッチの相互診断の結果を総合して最終的な診断結果を決定する。
このような構成によれば、単独診断のみ用いる場合の問題および相互診断のみ用いる場合の問題を解決することができる。
第1に、単独診断の問題としては、走行中にブレーキペダルを踏まずにイグニッションスイッチをオフすると、ブレーキスイッチに異常がないにも関わらず、異常であると誤診断することである。
例えば、ブレーキペダルを操作することなく、車両の走行時にイグニッションスイッチをオフする場合や、ハンドブレーキで停止する場合には、ブレーキスイッチの出力信号が変化しない。この場合には、図3のフローチャートにおいて、車両が所定値以上になってステップS150で妥当性フラグがオンされたのち、ステップS160による妥当性フラグのオフが実行されることがないため、妥当性フラグはオン(異常)の状態のままである。つまり、ブレーキスイッチSW1,SW2が正常であるにも関わらず、「異常」と判断してしまう。即ち、ブレーキスイッチの単独診断処理のみでは、ブレーキスイッチSW1が正常であるにも関わらず、「異常」と判断されてしまう場合がある。
これに対して、図5のフローチャートに示すように、ブレーキスイッチSW1及びSW2の単独診断の結果がともに「異常」である場合(ステップS350,S390)に、ブレーキスイッチSW1及びSW2の相互診断の結果が「正常」であれば(ステップS410)、相互診断の結果を優先して、ブレーキスイッチSW1及びSW2が正常であると診断する。これにより、単独診断による誤診断を相互診断の結果を用いて修正することができる。
第2に、相互診断の問題として、スイッチSW1,SW2のオン/オフするタイミングが完全に一致するように取り付けることは、実際には困難である。オン/オフするタイミングにずれがある場合には、オン/オフの切り替り時に、ブレーキスイッチSW1及びSW2が正常であるにも関わらず、ブレーキスイッチSW1及びSW2の出力信号が一致せず、「異常」であると誤診断されるおそれがある。
これに対して、図5のフローチャートに示すように、ブレーキスイッチSW1の単独診断の結果が「正常」(ステップS350)かつブレーキスイッチSW2の単独診断の結果が正常(ステップS360)である場合には、相互診断の結果に関わらず、すなわち単独診断の結果を優先して、ブレーキスイッチSW1及びSW2が「正常」であると診断する。これにより、相互診断による誤診断を単独診断の結果を用いて修正することができる。
以上述べた通り、本実施形態によれば、ブレーキスイッチの故障診断において、単独診断および相互診断が互いに各々の問題点を修正し、誤診断の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るブレーキ診断装置が適用される車両ブレーキ装置の概略構成図。 本発明の一実施形態に係るブレーキ診断装置におけるECUの構成例。 単独診断処理を示すフローチャート。 相互診断処理を示すフローチャート。 総合診断処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 ブレーキペダル
2 ブースタ
3 ブレーキマスタシリンダ
4 ホイールシリンダ
5 車輪
20 油圧ユニット
100 電子制御ユニット(ECU)
101 CPU
103、104 インターフェース回路
105、106 フィルタ
107、108 単独診断ブロック
109 相互診断ブロック
110 総合診断ブロック
111 EEPROM

Claims (7)

  1. 車両のブレーキペダルの踏み込みに応じて信号を出力する第1のブレーキスイッチ及び第2のブレーキスイッチの異常を診断するためのブレーキスイッチの故障診断装置であって、
    前記第1のブレーキスイッチの異常を当該第1のブレーキスイッチ単独で診断する第1の単独診断手段と、
    前記第2のブレーキスイッチの異常を当該第2のブレーキスイッチ単独で診断する第2の単独診断手段と、
    前記第1及び第2のブレーキスイッチの出力信号の一致又は不一致を検出することによって、前記第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断を実行する相互診断手段と、
    前記第1の単独診断手段、前記第2の単独診断手段および前記相互診断手段による診断結果に基づいて、前記第1及び第2のブレーキスイッチの総合的な診断結果を決定する総合診断手段と、
    を備えるブレーキスイッチの故障診断装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキスイッチの故障診断装置において、
    前記総合診断手段は、車両が走行中にブレーキペダルを踏み込むことなくイグニッションスイッチがオフされた場合には、前記相互診断手段による診断結果を優先して前記総合的な診断結果を決定する、
    ブレーキスイッチの故障診断装置。
  3. 請求項1に記載のブレーキスイッチの故障診断装置において、
    前記総合診断手段は、ブレーキペダルが踏み込まれたとき及び戻されたときに、前記第1及び第2スイッチの出力信号の立ち上がり又は立下りに時間的なずれがあり、前記第1及び第2スイッチの出力信号が一致しない場合に、第1及び第2の単独診断手段による診断結果を優先して前記総合的な診断結果を決定する、
    ブレーキスイッチの故障診断装置。
  4. 請求項1に記載のブレーキスイッチの故障診断装置において、
    前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに異常である場合であっても、前記相互診断手段による診断結果が正常であれば、前記総合的な診断結果を正常とする、
    ブレーキスイッチの故障診断装置。
  5. 請求項1に記載のブレーキスイッチの故障診断装置において、
    前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段の診断結果がともに正常であれば、前記相互診断手段による診断結果に関わらず、前記総合的な診断結果を正常とする、
    ブレーキスイッチの故障診断装置。
  6. 請求項1乃至3の何れかに記載のブレーキスイッチの故障診断装置において、
    前記総合診断手段は、前記第1及び第2の単独診断手段による診断結果が互いに異なる場合には、これらの診断結果のうち異常とされた前記第1及び第2のブレーキスイッチの何れか一方を異常と診断する、
    ブレーキスイッチの故障診断装置。
  7. 車両のブレーキペダルの踏み込みに応じて信号を出力する第1のブレーキスイッチ及び第2のブレーキスイッチの異常を診断するためのブレーキスイッチの故障診断方法であって、
    前記第1のブレーキスイッチの異常を当該第1のブレーキスイッチ単独で診断する第1の単独診断ステップと、
    前記第2のブレーキスイッチの異常を当該第2のブレーキスイッチ単独で診断する第2の単独診断ステップと、
    前記第1及び第2のブレーキスイッチの出力信号の一致又は不一致を検出することによって、前記第1及び第2のブレーキスイッチの相互診断を実行する相互診断ステップと、
    前記第1の単独診断ステップ、前記第2の単独診断ステップおよび前記相互診断ステップによる診断結果に基づいて、前記第1及び第2のブレーキスイッチの総合的な診断結果を決定する総合診断ステップと、
    を含むブレーキスイッチの故障診断方法。
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