JP2000168345A - 車両の暖房用熱交換器 - Google Patents

車両の暖房用熱交換器

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JP2000168345A
JP2000168345A JP10352656A JP35265698A JP2000168345A JP 2000168345 A JP2000168345 A JP 2000168345A JP 10352656 A JP10352656 A JP 10352656A JP 35265698 A JP35265698 A JP 35265698A JP 2000168345 A JP2000168345 A JP 2000168345A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の暖房用熱交換器において、そのタンク
に取り付けられる電気配線用カバーの配線保持部の構成
に工夫を凝らし、当該配線保持部を介するコア部からの
流出空気の外部への漏れを防止することを目的とする。 【解決手段】 配線保持部201においてリード線20
a、20bを収容する配線収容空間部X、Yは、その右
端開口部にて、各両風漏れ防止壁部201a、201b
を備えており、これら両風漏れ防止壁部201a、20
1bは、配線収容空間部X、Yの各両対向面から互いに
山形状に対向して突出形成されている。ここで、各両風
漏れ防止壁部201a、201bの各対向面は、各リー
ド線20a、20bの外面にその両側から気密的に当接
するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のエンジン(内
燃機関)にて加熱された温水(エンジン冷却水)を熱源
として空気を加熱する車両の暖房用熱交換器において、
電気発熱体を一体化した熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気発熱体を一体化した
熱交換器は、特開平5−69732号公報において提案
されている。この従来装置によれば、温水(エンジン冷
却水)を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器に電
気発熱体を一体化することにより、エンジン始動直後の
ように温水温度が低いときには、電気発熱体への通電に
より、電気発熱体の発生熱を空気中に放熱してこの空気
を加熱することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の従来装置では、発熱体素子と電極板とから構成され
る電気発熱体を、暖房用熱交換器のコア部と一体ろう付
けしているので、高温のろう付け温度(アルミニュウム
のろう付けの場合、600°C程度)の雰囲気に電気発
熱体が晒される。このため、電気発熱体の電気的特性が
著しく損なわれるという不具合がある。
【0004】これに対し、本出願人は、先に、特願平1
0−58184号明細書において、熱交換器のコア部が
偏平チューブとコルゲートフィンとを交互に複数ずつ積
層した構造を有していることを利用して、両隣接コルゲ
ートフィンの間に偏平チューブに代えてダミーの保持部
材(非ろう付け性材料からなる)を挿入してろう付けし
た後、このろう付け温度の低下した状態で当該ダミーの
保持部材を除去して両隣接コルゲートフィンの間に電気
発熱体を介装する構造を提案した。
【0005】これによれば、電気発熱体の電気的特性を
良好に確保できる。ところで、このような積層構造の暖
房用熱交換器において、電気発熱体に給電するにあたっ
ては、この電気発熱体の両接続端子を外部電源に接続す
る必要がある。このため、上記明細書においては、さら
に、以下のような構成が採用されているので、この構成
につき図9〜図14を参照して説明する。
【0006】電気配線用カバー20は、図9及び図10
にて示すごとく、そのカバー本体部200にて、暖房用
熱交換器Hのコア部3両側に位置する両タンク1、2の
うちタンク2にその側方から嵌着されている。また、こ
の電気配線用カバー20は、その配線保持部201に
て、カバー本体部200からコア部3の空気の流出方向
Eに向け突出しており、配線保持部201の各端子箱2
02は、コア部3の空気の流出側面に沿い各電気発熱体
9のコア部3に対する挿入部位に向け突出形成されてい
る(図10参照)。
【0007】ここで、配線保持部201の内部は、仕切
り板203により2つの配線収容空間部に仕切られ、こ
の2つの配線収容空間部内には、3本の正極側リード線
21a及び3本の負極側リード線21bが積層状態に収
容される(図10参照)が、当該2つの配線収容空間部
の図10にて図示右側端部は、外部に対し開口した形状
となっている。
【0008】また、電気発熱体9毎に、その両接続端子
は、端子箱202内の対応の両リード端子部材20i、
20j(図10参照)を介し、対応の正極側及び負極側
の両リード線21a、21bに接続されるのであるが、
この接続を可能とするために、図10及び図11にて示
すごとく、配線保持部201の仕切り板203にスリッ
ト部205を形成するとともに、図11にて図示左側の
仕切り板206に、両スリット部207を形成する。
【0009】従って、端子箱202の内部は、両スリッ
ト部207の一方を通して、配線保持部201の2つの
配線収容空間部の一方の内部に連通するとともに、当該
2つの配線収容空間部の他方の内部に連通する。しか
も、各リード線21a、21bの断面形状は、通常、円
形であるため、上記2つの配線収容空間部内において
は、これら各配線収容空間部に収容した各リード線21
a、21bの外面と各配線収容空間部内面との間には、
当該各配線収容空間部の長手方向に沿い空隙路(図14
にて図示斜線部分参照)が形成される。
【0010】このため、端子箱202の内部は、上記各
配線収容空間部内の空隙路を通して当該各配線収容空間
部の右側端部から外部に連通することとなる。これに伴
い、コア部3から流出した空気が、図9にて矢印E1に
て示すごとく、各端子箱202内に回り込み、図12及
び図10にて各矢印にて示すように、流れ、各スリット
部205、207、上記両配線収容空間部内の空隙路を
通り、当該両配線収容空間部の右側端部から外部に漏れ
出ることとなる。
【0011】よって、暖房用熱交換器Hを図13にて示
すごとく、ユニットケースC内にその組み付け穴部Ca
から組み付けた場合、上記両配線収容空間部からの漏洩
空気は、ユニットケースCの組み付け穴部Caから図1
3にて図示矢印にて示すように外部に流れ出る。その結
果、上記漏洩空気のため、コア部3から流れ出る空気の
すべてを、本来の暖房用として利用できないという不具
合が生ずる。
【0012】また、電気発熱体9の数を二つにして上記
両配線収容空間部内の各収容リード線21a、21bを
2本ずつにした場合、当該両配線収容空間部内に形成さ
れる各空隙路の断面は、図15にて示すごとく、さらに
大きくなる。また、電気発熱体9の数を一つにして上記
両配線収容空間部内の各収容リード線21a、21bを
1本ずつにした場合、当該両配線収容空間部内に形成さ
れる各空隙路の断面は、図16にて示すごとく、さらに
大きくなる。
【0013】従って、コア部3からの流出空気の外部へ
の漏れ量がより一層増大するという不具合を招く。そこ
で、本発明は、以上のようなことに対処するため、車両
の暖房用熱交換器において、そのタンクに取り付けられ
る電気配線用カバーの配線保持部の構成に工夫を凝ら
し、当該配線保持部を介するコア部からの流出空気の外
部への漏れを防止することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜3に記載の発明に係る車両の暖房用熱交
換器では、熱源流体が流通するチューブ(6)を多数本
並列配置しこの多数本のチューブ(6)にフィン部材
(7)を接合することにより通過空気を加熱するように
熱交換用コア部(3)が構成されており、多数本の偏平
チューブ(6)に対する熱源流体の分配もしくは集合を
行うタンク(1、2)を有し、熱交換用コア部(3)の
少なくとも一部位に前記チューブ(6)の長手方向に沿
い電気発熱体(9)を設置している。
【0015】また、暖房用熱交換器は、電気発熱体
(9)に、熱交換用コア部(3)に電気的に絶縁して配
置してなる正極側電極板(9b)および負極側電極板
(9c)と、この両電極板(9b、9c)の間に接合さ
れた発熱体素子(9a)とを備え、タンク(1、2)
に、電気絶縁材料からなる電気配線用カバー(20)を
装着し、この電気配線用カバー(20)には、正極側及
び負極側の各配線部材(21a、21b)を収容保持す
るようにチューブ(6)の並列配置方向に沿い設けた配
線保持部(201)を備え、正極側及び負極側の各配線部
材(21a、21b)のうち配線保持部から熱交換用コ
ア部(3)に対する電気発熱体(9)の設置部位に向け
延出する各接続端部を、正極側電極板(9b)および負
極側電極板(9c)から突出する各接続端子部(9f、
9h)に接続し、配線保持部(201)の外端部には、こ
の外端部と正極側及び負極側の各配線部材(21a、2
1b)の外端部との間の風漏れを防止するように、風漏
れ防止壁部(201a〜201d)を設けてなる。
【0016】このように、風漏れ防止壁部が配線保持部
の外端部にこの外端部と正極側及び負極側の各配線部材
の外端部との間の風漏れを防止するように設けられてい
るから、コア部から流れ出る空気が、正極側及び負極側
の各配線部材の接続端部の外周から配線保持部内に回り
込んでも、この回り込み空気の配線保持部の外端部から
外部への漏れが、風漏れ防止壁部により防止され得る。
【0017】従って、コア部からの流出空気は、配線保
持部から外部へ漏れ出ることなく、その全体に亘り、暖
房用空気として有効に利用され得る。なお、風漏れ防止
壁部の形状は、配線保持部内の正極側及び負極側の各配
線部材の各本数に応じて変更する。ここで、請求項2に
記載の発明のように、風漏れ防止壁部(201a〜20
1d)は、配線保持部(201)の外端部に一体に形成さ
れていてもよい。
【0018】また、請求項3に記載の発明のように、風
漏れ防止壁部(201a〜201d)は、配線保持部
(201)の外端部とは別体に形成されていれば、配線保
持部内の正極側及び負極側の各配線部材の各本数に応じ
た形状の風漏れ防止壁部を選択すればよいので、電気配
線用カバーの製造コストの上昇を最小限に抑制できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態
記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1〜図5は本発明を適用した車両の
暖房用熱交換器の第1実施形態を示している。なお、以
下の説明にあたり、図9〜図14に基づき述べた暖房用
熱交換器の構成部材と同一の部分については、同一の符
号を付す。
【0020】図1において、暖房用熱交換器Hは、温水
入口側タンク1と、温水出口側タンク2と、この両タン
ク1、2の間に設けられた熱交換用コア部3とを有して
いる。温水入口側タンク1には、車両のエンジン(図示
しない)からの温水(エンジン冷却水)が流入する入口
パイプ4が設けられており、一方、温水出口側タンク2
には、温水を外部へ流出させ、エンジン側に還流させる
出口パイプ5が設けられている。なお、これに限ること
なく、本例の熱交換器において、温水入口側タンク1と
温水出口側タンク2とを左右逆転して設けてもよい。
【0021】各タンク1、2は、それぞれ、タンク本体
部1a、2aと、このタンク本体部1a、2aの開口端
面を閉じるシートメタル1b、2bとからなり、図1の
上下方向が長手方向となる周知のタンク構造である。そ
して、シートメタル1b、2bには偏平状のチューブ挿
入穴(図示せず)が多数個、図1の上下方向に1列また
は複数列並んで形成されている。
【0022】熱交換用コア部3は暖房用空気の流れ方向
Eに対して直角な偏平状に形成された偏平チューブ6を
多数個図1の上下方向に並列配置している。そして、こ
の多数個の偏平チューブ6相互の間に波形状に成形され
たコルゲートフィン(フィン部材)7を配置し接合して
いる。このコルゲートフィン7には周知のごとく暖房用
空気の流れ方向Eに対して所定角度で斜めに多数のルー
バ(図示せず)が切り起こし成形されており、このルー
バの成形によりフィン熱伝達率を向上させている。
【0023】偏平チューブ6の両端開口部はシートメタ
ル1b、2bのチューブ挿入穴内にそれぞれ挿通され、
接合される。また、コア部3の最外側(図1の上下両端
部)のコルゲートフィン7のさらに外側にはサイドプレ
ート8a、8bが配設され、このサイドプレート8a、
8bは最外側のコルゲートフィン7およびシートメタル
1b、2bに接合される。
【0024】さらに、熱交換用コア部3の複数の部位
に、各偏平チューブ6の代わりに、電気発熱体9をそれ
ぞれ設置している。図1の例では、熱交換用コア部3の
3箇所に電気発熱体9を等間隔でそれぞれ設置してい
る。そして、熱交換用コア部3のうち、電気発熱体9が
設置される部位では、隣接する両コルゲートフィン7の
各折り曲げ頂部の間に、偏平チューブ6の長手方向に延
びる断面U字形状の保持板10を配置している(図2参
照)。図2に示すように、この保持板10のU字形状の
折り曲げ部からなる閉塞端部10aが熱交換用コア部3
の空気入口側に向き、他端側の開口部10bが熱交換用
コア部3の空気出口側に向くように、保持板10の配置
方向が設定されている。
【0025】また、保持板10は、その対向する両平板
部10c、10d相互の間に所定間隔を設定し、その状
態で、これら両平板部10c、10dをそれぞれコルゲ
ートフィン7の折り曲げ頂部に接合するようにしてあ
る。なお、保持板10の全体の厚さは、偏平チューブ6
の厚さと同一に設定してある。このため、偏平チューブ
6の代わりに保持板10を隣接するコルゲートフィン7
相互の間に設置できる。
【0026】ところで、本例における熱交換器では、上
記各構成部品1〜8bのすべてがアルミニュウム(アル
ミニュウム合金も含む)にて成形されており、また、保
持板10も同様にアルミニュウムにて成形されている。
保持板10は板厚0.1〜0.5mm程度の金属薄板で
あり、また、当該保持板10の幅(暖房空気の流れ方向
Eの幅)はコア部厚さと略同一であり、また、保持板1
0の長手方向の寸法(図1の左右方向の寸法)はシート
メタル1b、2b間の寸法と略同一である。
【0027】電気発熱体9は、保持板10の両平板部1
0c、10d間に開口部10bから挿入されて当該保持
板10の内部に保持される。電気発熱体9は、図2にて
示すごとく、板状の発熱体素子9aと、この発熱体素子
9aの表裏両面に配置された細長の平板状の電極板9
b、9cとからなる3層のサンドウイッチ構造を有して
おり、両電極板9b、9cは、その全周に亘り電気的絶
縁材料からなる被覆部材9dにより発熱体素子9aと共
に被覆されている。なお、電気発熱体9は略平板直方体
形状となっている。
【0028】ここで、発熱体素子9aは所定の設定温度
(例えば、200°C付近)T0 にて抵抗値が急増する
正の抵抗温度特性を有する抵抗体材料(例えば、チタン
酸バリウム)からなるPTCヒータ素子であり、その板
厚は1.0〜2.0mm程度である。発熱体素子9aの
両電極板9b、9cはアルミニュウム、銅、ステンレス
等の導電金属材から成形されており、その板厚は0.1
〜0.5mm程度である。この両電極板9b、9cの長
手方向の寸法(図1の左右方向の寸法)は保持板10と
略同一である。そして、この両電極板9b、9cの長手
方向において発熱体素子9aは複数箇所(図1の例では
3箇所)配置されている。発熱体素子9aと両電極板9
b、9cは互いに圧接することにより、両者間の電気的
導通を得るようにしてある。
【0029】電極板9bは正極側電極板であり、この電
極板9bには、外部電源との電気接続用接続端子部9d
が、図3にて示すごとく、L字状に一体延出成形されて
いる。また、電極板9cは負極側電極板であり、この電
極板9cには、上記外部電源との電気接続用接続端子部
9eが、図3にて示すごとく、L字状に一体延出成形さ
れている。
【0030】ここで、接続端子部9dは、図3にて示す
ごとく、L字状部9fと、逆U字状係合部9gとを備え
ており、逆U字状係合部9gは、L字状部9fの先端部
に逆U字状に形成されている。一方、接続端子部9e
は、図3にて示すごとく、L字状部9hと、逆U字状係
合部9iとを備えており、逆U字状係合部9iは、L字
状部9hの先端部に逆U字状に形成されている。
【0031】但し、両係合部9g、9iの各形状は、図
3にて示すごとく、互いに逆向きの逆U字状となってい
る。また、両L字状部9f、9hは互いに並行に位置し
ている。被覆部材9dは、保持板10の両平板部10
c、10dの内側面に圧接するようにして、電気発熱体
9は保持板10の内部に組み付けられる。ここで、被覆
部材9dは保持板10と両電極板9b、9cとの間の電
気的な絶縁作用を果たすものであるが、発熱体素子9a
の熱を保持板10に伝導する役割を果たすため、保持板
10と両電極板9b、9cとの間の被覆部材9dの厚さ
は25μ〜100μ程度の薄膜状にして、良好な熱伝導
作用を確保している。
【0032】一方、発熱体素子9aの側方における被覆
部材9dの厚さは1〜2mm程度に厚くして、発熱体素
子9aの保護を図るようにしてある。被覆部材9dの具
体的材質としては、高耐熱性の樹脂(例えば、ポリイミ
ド樹脂等)が好ましい。次に、暖房用熱交換器内に装着
された電気発熱体9と、上記外部電源との間の結線およ
び接地のための結線を行う電気配線構造につき具体的に
説明する。
【0033】電気配線用カバー20は、ポリプロピレン
のようにある程度の弾性を有する樹脂材料(電気絶縁材
料)により、カバー本体部200及び配線保持部201
を一体に有するように成形されている(図1参照)。カ
バー本体部200は、断面コ字状を有し、温水出口側タ
ンク2の外面に沿い長手状に形成されており、このカバ
ー本体部200は、温水出口側タンク2に外方(図1に
て図示左側方向)から着脱可能に嵌着されている。
【0034】また、配線保持部201は、図1及び図3
にて示すように、カバー本体部200からコア部3の空
気流れ方向Eの下流側へ一体に突出形成されており、こ
の配線保持部201は、図1に示すように、タンク2の
長手方向に沿って複数箇所(図示の例では3箇所)の電
気発熱体9の配設部位すべてに及ぶ長さをもつように形
成されている。
【0035】配線保持部201の内部はタンク2の長手
方向に沿って延びる仕切り板203によって2つの配線
収容空間部X、Y(凹部)に仕切られている。この2つ
の配線収容空間部X、Yには、それぞれ、3本の正極側
リード線21aと3本の負極側リード線21bが積層状
態に収容される。上記3本の正極側リード線21aの一
端部は図1に示す正極側コネクタ40に接続され、3本
の負極側リード線21bの一端部は図1に示す負極側コ
ネクタ41(接地ラインに接続される)に接続される。
正極側リード線21aおよび負極側リード線21bの他
端部には、アルミニウム、銅等の導電金属の板材にて成
形されたリード端子部材20i、20j(図3参照)が
半田付け、かしめ等の手段で電気的、かつ機械的にそれ
ぞれ接続されている。このリード端子部材20i、20
jには、それぞれ、電気発熱体9の両接続端子部9d、
9eの各逆U字状部9g、9iを嵌入係合する各把持部
20n、20pが曲げ形成されている。
【0036】本実施形態では、正極側リード線21aの
他端部はリード端子部材20iの折り曲げ部20r(図
4参照)内に挿通かしめ止めされており、一方、負極側
リード線21bの他端部はリード端子部材20jの折り
曲げ部20s(図4参照)内に挿通かしめ止めされてい
る。一方、仕切り壁203には、負極側リード線21b
が接続されるリード端子部材20iを圧入固定するため
のスリット部205が設けられている(図4参照)。同
様に、3本の正極側リード線21aの配線収容空間部X
を仕切り板203と共に形成する仕切り板206には、
正極側リード線21aのリード端子部材20i、および
負極側リード線21bのリード端子部材20jを圧入固
定するためのスリット部207が設けられている(図4
参照)。
【0037】また、配線保持部201には、その長手方
向に沿ってリード線21a、21bを覆う蓋部材208
が一体成形されている。この蓋部材208は樹脂の弾性
を利用したヒンジ部209により配線保持部201の本
体部分に対して開閉可能に構成されている。また、配線
保持部201のうち、複数箇所(図示の例では3箇所)
の電気発熱体9の配設部位の延長上の位置には、各端子
箱202が、それぞれ、各電気発熱体9側へ仕切り板2
06から突出形成されている。
【0038】ここで、配線保持部201が有する両配線
収容空間部X、Yの図3及び図5にて図示右端開口部の
構成につき説明する。配線保持部201においてリード
端子部材20iを収容する配線収容空間部Xは、その上
記右端開口部にて、両風漏れ防止壁部201aを備えて
おり、これら両風漏れ防止壁部201aは、配線収容空
間部Xの両対向面(両仕切り壁203、206の各対向
面)から互いに山形状に対向して突出形成されている。
ここで、両風漏れ防止壁部201aの各対向面は、各リ
ード線20aの外面にその両側から気密的に当接するよ
うに形成されている(図3参照)。
【0039】一方、配線保持部201においてリード線
20bを収容する配線収容空間部Yは、その上記右端開
口部にて、両風漏れ防止壁部201bを備えており、こ
れら両風漏れ防止壁部201bは、配線収容空間部Yの
両対向面から互いに山形状に対向して突出形成されてい
る。ここで、両風漏れ防止壁部201bの各対向面は、
各リード線20bの外面にその両側から気密的に当接す
るように形成されている。
【0040】また、各端子箱202は、図3にて示すご
とく、それぞれ、底壁202aと、隔壁202bと、両
側壁202c、202dとを備えている。両側壁202
c、202dは、底壁202aの図3にて図示左右両端
から上方へそれぞれ立ち上がっている。また、隔壁20
2bは、底壁202aの図3にて図示左右方向中央から
上方へ立ち上がることで、端子箱202の内部を、リー
ド端子部材20i、20jを収容するように、左右両収
容部に区画している。
【0041】また、端子箱202の左右各収容部内に
は、その底壁202aに沿い、各リード端子部材20
j、20iが、図3にて示すごとく延出している。リー
ド端子部材20iは、その把持部20nにて、端子箱2
02の右側収容部内にて隔壁202bに沿いL字状に立
ち上がっている。一方、リード端子部材20jが、その
把持部20pにて、端子箱202の左側収容部内にて隔
壁202bに沿いL字状に立ち上がっている。
【0042】なお、図1にて、各符号Bは、コ字状かつ
帯状締結部材を示しており、これら締結部材Bは、その
長手方向両端部にて、コア部3の上下両端部に係止する
ことで、コア部3を挟持している。これにより、各締結
部材Bは、コア部3に対して偏平チューブ積層方向の締
め付け力(圧縮力)を作用させて、保持板10を介し電
気発熱体9をコルゲートフィン7、7の間に圧接保持し
ている。
【0043】次に、各電気発熱体9の電気配線部分の組
付方法を説明する。まず、電気配線用カバー20の配線
保持部201の蓋部材208を開いて、配線保持部20
1内の両配線収容空間部X、Yに、それぞれ、3本の正
極側リード線21aと3本の負極側リード線21bを積
層状態に収容する。このとき、3本の正極側リード線2
1aを、その外端部の外面両側部にて、両風漏れ防止壁
部201aの各対向面に気密的に当接させるとともに、
3本の負極側リード線21bを、その外端部の外面両側
部にて、両風漏れ防止壁部201bの各対向面に気密的
に当接させる。また、リード端子部材20i、20jは
図4(a)の矢印Fに示すようにスリット部205、2
07に圧入固定される。
【0044】次に、熱交換器Hの一体ろう付け終了後の
ろう付け温度の低下した状態にて、電気配線用カバー2
0をタンク2に装着し、次に、電気発熱体9を図3の矢
印Gに示すように熱交換用コア部3のU字状保持部材1
0の開放端部10bから両平板部10c、10d間に組
み込む。これと同時に、電気発熱体9の接続端子部9
d、9eの逆U字状部9d、9eを隔壁202b及び側
壁202cの上端部に嵌入するようにしてリード端子部
材20i、20jの各把持部20n、20pに嵌入保持
する。
【0045】これにより、電気発熱体9のコア部3への
組み込み、および電気発熱体9とリード線21a、21
bとの端子部の電気接続を終了する。以上のように構成
した本第1実施形態においては、上述のごとく、配線保
持部201の配線収容空間部Xの上記右端開口部では、
両風漏れ防止壁部201aが各リード線20aにその外
面両側から気密的に当接し、一方、配線保持部201の
配線収容空間部Yの上記右端開口部では、両風漏れ防止
壁部201bが各リード線20bにその外面両側から気
密的に当接している。
【0046】このため、コア部3から流れ出る空気が、
各端子箱202の内部を通り、配線保持部201を通り
配線保持部201の両配線収容空間部X、Y内(具体的
には、図14にて示す各空隙路内)に流れ込んでも、こ
の空気は、各両風漏れ防止壁部201a、201bによ
り、その外方への流出を阻止される。従って、コア部3
からの流出空気は、配線保持部201から外部へ漏れ出
ることなく、その全体に亘り、暖房用空気として有効に
利用され得る。
【0047】また、上述のごとく熱交換器Hの一体ろう
付け終了後にろう付け温度の低下した状態にて各電気発
熱体9をコア部3の各対応挿入部位に対応の保持板10
を介し挿入保持するので、各電気発熱体9の電気的特性
が良好に確保され得るのは勿論である。 (第2実施形態)図6は、本発明の第2実施形態を示し
ている。
【0048】この第2実施形態では、上記第1実施形態
とは異なり、暖房用熱交換器Hのコア部3に組み付けら
れる電気発熱体9の数を二つにしたことに伴い、配線保
持部201の各配線収容空間部X、Y内に収容される各
リード線21a、21bの数がそれぞれ2本となる場合
が示されている。従って、本第2実施形態では、風漏れ
防止壁部201cが、図6にて示すごとく、上記第1実
施形態にて述べた各両風漏れ防止壁部201a、201
bに代えて、両配線収容空間部X、Yの各外端部に形成
されている。
【0049】ここで、両配線収容空間部X、Yの各外端
部のうち各2本のリード線21a、21bを外部に延出
させる部分が、図6にて示すごとく、両配線収容空間部
X、Yの各外端開口部として形成されている。これに伴
い、風漏れ防止壁部201cのうち両配線収容空間部
X、Yの上記各外端開口部に対応する部分は、上記第1
実施形態にて述べた各両風漏れ防止壁部201a、20
1bと同様に山形状に形成されており、風漏れ防止壁部
201cの残りの部分は、閉じた壁形状となっている。
【0050】また、各2本のリード線21a、21b
は、その外端部の外面両側にて、風漏れ防止壁部201
cの各山形状対向面間に気密的に当接している。その他
の構成は上記第1実施形態と同様である。このように構
成した本第2実施形態においては、両配線収容空間部
X、Y内の各リード線21a、21bの数が上記第1実
施形態に比べて1本ずつ減少しているために、両配線収
容空間部X、Y内の各空隙通路は、その断面において、
上記第1実施形態の場合よりも大きくなっている。
【0051】しかし、上述のように風漏れ防止壁部20
1cが両配線収容空間部X、Yの各外端部に形成されて
いるから、上記第1実施形態にて述べたと実質的に同様
に、コア部3の流出空気の両配線収容空間部X、Yから
の漏洩を阻止できる。その他の作用効果は上記第1実施
形態と同様である。 (第3実施形態)図7は、本発明の第3実施形態を示し
ている。
【0052】この第3実施形態では、上記第1実施形態
とは異なり、暖房用熱交換器Hのコア部3に組み付けら
れる電気発熱体9の数を一つにしたことに伴い、配線保
持部201の各配線収容空間部X、Y内に収容される各
リード線21a、21bの数がそれぞれ1本となる場合
が示されている。従って、本第3実施形態では、風漏れ
防止壁部201dが、図7にて示すごとく、上記第1実
施形態にて述べた各両風漏れ防止壁部201a、201
bに代えて、両配線収容空間部X、Yの各外端部に形成
されている。
【0053】ここで、両配線収容空間部X、Yの各外端
部のうち各1本のリード線21a、21bを外部に延出
させる部分が、図7にて示すごとく、両配線収容空間部
X、Yの各外端開口部として形成されている。これに伴
い、風漏れ防止壁部201dのうち両配線収容空間部
X、Yの上記各外端開口部に対応する部分は、各リード
線21a、21bの断面形状に合わせて半円形状に形成
されており、風漏れ防止壁部201dの残りの部分は、
閉じた壁形状となっている。
【0054】また、各1本のリード線21a、21b
は、その外端部の外面下半分にて、風漏れ防止壁部20
1dの各半円形状部分に気密的に当接している。その他
の構成は上記第1実施形態と同様である。このように構
成した本第3実施形態においては、両配線収容空間部
X、Y内の各リード線21a、21bの数が上記第1実
施形態に比べて2本ずつ減少しているために、両配線収
容空間部X、Y内の各空隙通路は、その断面において、
上記第1、2の各実施形態の場合よりも大きくなってい
る。
【0055】しかし、上述のように風漏れ防止壁部20
1dが両配線収容空間部X、Yの各外端部に形成されて
いるから、上記第1、2の実施形態にて述べたと実質的
に同様に、コア部3の流出空気の両配線収容空間部X、
Yからの漏洩を阻止できる。その他の作用効果は上記第
1、第2の実施形態と同様である。なお、本発明の実施
にあたり、各リード端子部材20i、20jのかしめ部
20r、20sは、上記第1実施形態にて述べた場合の
ように上側へ折り曲げ形成するのではなく、図8にて示
すごとく、下側に向け折り曲げ形成するようにしてもよ
い。
【0056】このように、かしめ部20r、20sの折
り曲げ形成が下側に向くので、各リード線21a、21
bをそれぞれ上記第1実施形態にて述べたように両配線
収容空間部X、Y内にて積層しても、上側のリード線2
1a、21bの外周部(被覆部)が、下側のリード線2
1a、21bに接続するリード端子部材20i、20j
のかしめ部20r、20sの折り曲げ形成部に接触する
ことがない。
【0057】従って、上側のリード線21a、21bの
被覆部が、下側のリード線21a、21bに接続するリ
ード端子部材20i、20jのかしめ部20r、20s
の折り曲げ形成部により損傷を受けることがない。ま
た、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べ
た各両風漏れ防止壁部201a、201bを、両配線収
容空間部X、Yとは別体にて、一体に形成し、上記第2
或いは第3の実施形態にて述べた風漏れ防止壁部201
c或いは201dを、両配線収容空間部X、Yとは別体
にて、形成するようにすれば、これら別体にて形成した
風漏れ防止壁部のいずれかを、両配線収容空間部X、Y
内のリード線21a、21bの各本数に応じて選択でき
る。その結果、電気配線用カバー20を共通化でき、電
気配線用カバー20の型費の上昇を最小限に抑えること
ができる。
【0058】また、本発明の実施にあたり、リード線2
1a、21bの被覆部における各断面形状は、円形に限
ることなく、適宜変更されてもよいが、これに合わせ
て、風漏れ防止壁部201a〜201dの形状を変更す
る。また、本発明の実施にあたり、熱交換器における上
記一体ろう付けは、上記各実施形態とは異なり、次のよ
うにして行ってもよい。
【0059】即ち、コア部3に対する電気発熱体9の設
置部位において、偏平チューブ6を廃止し、その代わり
に、電気発熱体9に相当する体格を持ち、かつろう付け
されない材質(カーボン等)からなるダミーの板部材
(治具)を仮組付けしておき、コルゲートフィン7の組
付位置を保持する。そして、熱交換器全体の仮組付け状
態を適宜の治具により保持しながら、炉中に搬入して、
炉中にてろう付け温度まで加熱して熱交換器全体を一体
ろう付けする。このろう付けが完了して一体構造に接合
された熱交換器のコア部3から上記ダミーの板部材を取
り除いて、その代わりに電気発熱体9をコア部3の3箇
所に所定間隔で直接配置し、組付ける。これにより、上
記各実施形態にて述べた保持部材10を廃止しても、電
気発熱体9のコア部3への組み付けを当該電気発熱体9
の電気的特性を良好に維持し得るように行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の暖房用熱交換器の第1実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1の電気発熱体のコア部に対する取り付け状
態を示す部分破断斜視図である。
【図3】図1の電気発熱体のコア部及び電気配線用カバ
ーからの分解斜視図である。
【図4】(a)は図1のリード端子部材の仕切り板への
組み付け前の状態を示す斜視図であり、(b)は、図4
(a)にて4b−4b線に沿う断面図である。
【図5】配線保持部の要部斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態の要部を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の第3実施形態の要部を示す斜視図であ
る。
【図8】(a)は上記各実施形態の変形例を示す斜視図
であり、(b)は図8(a)にて8b−8b線に沿う断
面図である。
【図9】車両の暖房用熱交換器のコア部からの流出空気
の周り込みを示す斜視図である。
【図10】図9の暖房用熱交換器の電気配線用カバーの
部分破断斜視図である。
【図11】図9の電気配線用カバーの配線保持部及び端
子箱の部分斜視図である。
【図12】図11の端子箱における空気の回り込みを示
す斜視図である。
【図13】図9の暖房用熱交換器をユニットケースに組
み込んだ状態を示す部分斜視図である。
【図14】図10の配線保持部内に形成される空隙路の
断面図である。
【図15】図10の配線保持部内に2本ずつの正極側及
び負極側のリード線を積層した場合に配線保持部内に形
成される空隙路の断面図である。
【図16】図10の配線保持部内に1本ずつの正極側及
び負極側のリード線を積層した場合に配線保持部内に形
成される空隙路の断面図である。
【符号の説明】
1、2…タンク、3…熱交換用コア部、6…偏平チュー
ブ、7…コルゲートフィン、9…電気発熱体、9a…発
熱体素子、9b、9c…電極板、9f、9h…接続端子
部、20…電気配線用カバー、21a、21b…リード
線、201…配線保持部、201a〜201d…風漏れ
防止壁部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源流体が流通するチューブ(6)を多
    数本並列配置しこの多数本のチューブ(6)にフィン部
    材(7)を接合することにより通過空気を加熱するよう
    に熱交換用コア部(3)が構成されており、 前記多数本の偏平チューブ(6)に対する前記熱源流体
    の分配もしくは集合を行うタンク(1、2)を有し、 前記熱交換用コア部(3)の少なくとも一部位に前記チ
    ューブ(6)の長手方向に沿い電気発熱体(9)を設置
    してなる車両の暖房用熱交換器において、 前記電気発熱体(9)に、前記熱交換用コア部(3)に
    電気的に絶縁して配置してなる正極側電極板(9b)お
    よび負極側電極板(9c)と、この両電極板(9b、9
    c)の間に接合された発熱体素子(9a)とを備え、 前記タンク(1、2)に、電気絶縁材料からなる電気配
    線用カバー(20)を装着し、 この電気配線用カバー(20)には、正極側及び負極側
    の各配線部材(21a、21b)を収容保持するように
    前記チューブ(6)の並列配置方向に沿い設けた配線保
    持部(201)を備え、 前記正極側及び負極側の各配線部材(21a、21b)
    のうち前記配線保持部から前記熱交換用コア部(3)に
    対する前記電気発熱体(9)の設置部位に向け延出する
    各接続端部を、前記正極側電極板(9b)および負極側
    電極板(9c)から突出する各接続端子部(9f、9
    h)に接続し、 前記配線保持部(201)の外端部には、この外端部と前
    記正極側及び負極側の各配線部材(21a、21b)の
    外端部との間の風漏れを防止するように、風漏れ防止壁
    部(201a〜201d)を設けてなることを特徴とす
    る車両の暖房用熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記風漏れ防止壁部(201a〜201
    d)は、前記配線保持部(201)の外端部に一体に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の暖
    房用熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記風漏れ防止壁部(201a〜201
    d)は、前記配線保持部(201)の外端部とは別体に形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の
    暖房用熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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