JP2000167873A - 射出成形方法および装置 - Google Patents
射出成形方法および装置Info
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Abstract
ともに、バリ除去作業等を不要として効率的に多層成形
品を得ることのできる射出成形方法および装置を提供す
る。 【解決手段】射出成形装置100のコア136が上型1
18に当接した状態で第1のキャビティ200が形成さ
れ、第1の材料がホットランナ174を通ってゲート1
84から第1のキャビティ200に射出されて第1の樹
脂板20および歯部12が成形される。次に、コア13
6が上型118から離間して第1の樹脂板20と上型1
18とで第2のキャビティ202が形成される。第2の
材料がホットランナ174を通ってゲート184から第
2のキャビティ202に射出されて第2の樹脂板22が
第1の樹脂板20に積層成形され、ヘリカルギア10が
製造される。
Description
用して多層成形品を製造するための射出成形方法および
装置に関する。
使用して射出成形するための装置として、例えば、実公
平5−18111号公報に開示されている射出成形用金
型装置が知られている。この射出成形用金型装置は、第
1キャビティを構成するキャビティ型とコア型とを有
し、コア型には第1キャビティ内に進退可能でかつ第2
キャビティが形成された移動コアが設けられる。
合、先ず、移動コアが第1キャビティに進出した状態で
第1次射出用ゲートから第2キャビティに第1材料を射
出充填し、次に、移動コアを第1材料により成形された
成形品とともに後退させ、第2次射出用ゲートから第1
キャビティに第2材料を射出充填して成形品を得る。
型装置では、第1キャビティに第2材料を充填した際、
移動コアとコア型との間にバリが発生する懸念があり、
成形精度が低下するとともに、このバリを取り除くため
の工程が必要となるという問題がある。
されている射出成形方法および装置では、固定金型と可
動金型との間に形成されたキャビティに多色成形用ゲー
トまたは多層成形用ゲートのいずれかが連通し、それぞ
れのゲートが切換弁を介して各可塑化射出装置に接続さ
れている。
する場合、切換弁により多層成形用ゲートと複数の可塑
化射出装置とを接続し、一方の可塑化射出装置により第
1の材料をキャビティ内に射出して成形品の外周部を成
形し、次いで、他方の可塑化射出装置により第2の材料
を射出して成形品の内部を成形する。
成形された第1の材料からなる不安定な状態の成形品の
内部に第2の材料が射出されるため、最終的に得られる
成形品の形状の精度が十分に確保されないおそれがあ
る。
解決すべくなされたものであって、多層成形品を高精度
に成形することができるとともに、バリ除去作業等を不
要として効率的に多層成形品を得ることのできる射出成
形方法および装置を提供することを目的とする。
めに、本発明は、第1の金型と第2の金型とを当接さ
せ、前記第2の金型の凸部を構成する壁部と前記第1の
金型の凹部を構成する壁部との間に密閉された第1のキ
ャビティを形成する工程と、第1の材料を前記第2の金
型に設けられたランナに流通させ、前記第2の金型に設
けられたゲートから前記第1のキャビティに射出して成
形する工程と、前記第1の金型を前記第1のキャビティ
に成形された成形品とともに前記第2の金型から離間す
る方向に移動させ、前記第2の金型の凸部によって前記
成形品の一部を支持した状態で、前記第2の金型の凸部
を構成する壁部と前記成形品の凹部を構成する壁部との
間に密閉された第2のキャビティを形成する工程と、前
記第1の材料が流通した前記ランナに第2の材料を流通
させ、前記第1の材料が射出された前記ゲートから前記
第2の材料を前記第2のキャビティに射出して成形する
工程と、を有することを特徴とする。
れる凹部を有する第1の金型および凸部を有する第2の
金型と、前記第1の金型と前記第2の金型とを互いに当
接させることで第1のキャビティを形成する一方、前記
第1の金型を前記第1のキャビティに成形された成形品
とともに前記第2の金型から離間する方向に移動させ、
前記第2の金型の凸部によって前記成形品の一部を支持
した状態で、前記第2の金型の凸部を構成する壁部と前
記成形品の凹部を構成する壁部との間に密閉された第2
のキャビティを形成する金型変位機構と、前記第2の金
型に設けられ、前記第1の金型の凹部を構成する壁部と
前記第2の金型の凸部を構成する壁部との間に形成され
る前記第1のキャビティおよび前記第2のキャビティに
連通し、成形用の材料が流通するゲートおよびランナ
と、を備えることを特徴とする。
1の金型を第2の金型から離間する方向に変位させたと
き、第1の材料により成形された成形品の一部が第2の
金型の凸部によって支持されるため、該成形品が十分に
固化していない状態であっても成形品の変形が阻止され
る。また、第2の材料を第2のキャビティに射出する
際、第1の材料により成形された成形品の一部が冷却さ
れることで第2の金型の凸部側に変位し、該凸部と密着
する。このため、第2の材料と、第1の材料からなる成
形品の一部との密着力が増大し、バリの発生が阻止され
る。従って、成形品の成形精度を向上させることができ
るとともに、バリを除去する作業を不要とすることがで
きる。
能な第1の金型を構成するコアを設け、前記第1のキャ
ビティを形成する工程では、前記コアを前記第2の金型
に当接させ、前記第2の金型の凸部を構成する壁部と前
記コアの凹部を構成する壁部との間に密閉された第1の
キャビティを形成し、前記第2のキャビティを形成する
工程では、前記コアを前記第2の金型から離間する方向
に移動させ、前記第2の金型の凸部を構成する壁部と前
記成形品の凹部を構成する壁部との間に密閉された第2
のキャビティを形成すると、前記第2のキャビティを形
成する際に前記コアだけを移動すればよいため、駆動系
を小さくすることができ、好適である。
て、それを実施する装置との関係において、好適な実施
の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
形態に係る射出成形装置100によって製造される成形
品であるヘリカルギアを示す。
歯部12と、歯部12の内側に形成された円板部16と
からなり、歯部12の外壁に形成された山部14はヘリ
カルギア10の軸線に対して傾斜している。円板部16
の中央には孔部18が形成される。円板部16は第1の
樹脂板20と第2の樹脂板22からなる二層構造に形成
される。第1の樹脂板20と歯部12とは、潤滑性に優
れ、強度の高い樹脂からなる第1の材料で一体的に形成
され、一方、第2の樹脂板22は成形の際に収縮率の小
さい樹脂からなる第2の材料で形成される。なお、第1
の材料と第2の材料とが同一の材料であってもよい。
実施の形態に係る射出成形装置100について、図2お
よび図3を参照して説明する。
付部材112に固着された下型(第1の金型)114
と、上型取付部材116に固着された上型(第2の金
型)118とを備える。下型114には凹部120が形
成され、凹部120を構成する底部には進退機構(金型
変位機構)126が設けられる。進退機構126は、下
面が傾斜した変位部材128と、変位部材128に摺動
自在に係合し上面が傾斜したカム部材130とを有し、
カム部材130には下型114の側部に設けられたシリ
ンダ132のシリンダロッド134が固着される。
成する壁部に摺動自在な支持板135が固着され、支持
板135の上部にはコア136が固着される。コア13
6の下部には凹部138が形成され、凹部138には板
状部材140が変位可能に配設される。板状部材140
の下部には支持板135、進退機構126、下型114
および下型取付部材112を挿通してエジェクタピン1
42が固着され、板状部材140の上部にはコア136
を挿通してリターンピン144が立設される。また、板
状部材140の上部には複数の押出ピン146が立設さ
れ、押出ピン146の上部はコア136の上部に形成さ
れた凹部148を構成する底部に突出可能である。凹部
148を構成する底部中央には凸部150が形成され
る。
に沿って歯部成形部材152が設けられ、歯部成形部材
152の外周にはフランジ部154が形成される。フラ
ンジ部154の上部にはボールベアリング156が配設
され、このため、歯部成形部材152はコア136に挿
通されたリターンピン144を中心として回転自在に構
成される。コア136には該コア136を冷却するため
の冷却水を導入する冷却水通路158が形成される。
48に臨入する凸部168が形成される。凸部168の
中央には凹部172が形成され、凹部172にはコア1
36の凸部150が臨入する。凸部168の外周部には
コア136の変位方向と平行する平行面170が形成さ
れる。
されると、コア136の凹部148を構成する底部、凸
部150を構成する壁部、歯部成形部材152の内周、
上型118の凸部168を構成する壁部および平行面1
70によってキャビティが形成される。
られる。ホットランナ174は、鉛直方向に延在する複
数の筒状部176と、それぞれの筒状部176に連結さ
れた連結部178と、連結部178に設けられ、上型1
18の上部に配設された供給機構180に連通する供給
部182とを有する。筒状部176の下端部は凸部16
8と同一平面に形成され、筒状部176の内壁には下方
に向かって縮径したゲート184が形成される。筒状部
176の内部には筒状のヒータ188が設けられる。ま
た、連結部178にもヒータ189が設けられる。上型
118の上部に形成された凹部190には蓋部材192
が嵌合し、このため、ホットランナ174が蓋部材19
2によって押さえられる。上型118には該上型118
を冷却するための冷却水を導入する冷却水通路194が
形成される。
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
に、この射出成形装置100の使用方法について、本実
施の形態に係る射出成形方法との関連で、図4に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
いコントローラにより第1の材料を計量し、該第1の材
料を所定量だけ供給機構180から導出する準備をして
おく(ステップS1)。次いで、図2に示すように、下
型114が上型118に向かって変位することで型締め
される(ステップS2)。さらに、シリンダ132の駆
動作用下にカム部材130が矢印A方向に変位し、変位
部材128の傾斜した下面とカム部材130の傾斜した
上面との係合作用下にコア136が上型118に向かっ
て移動し、コア136の上面が上型118の下面に当接
する(ステップS3)。このため、コア136の凹部1
48を構成する壁部、凸部150を構成する壁部、歯部
成形部材152の内周、上型118の凸部168を構成
する壁部および平行面170により第1のキャビティ2
00が形成される。
れた第1の材料が供給機構180からホットランナ17
4に供給され、ヒータ188、189により溶融した状
態を維持しながらゲート184から射出され、第1のキ
ャビティ200に充填される(ステップS4)。これに
より、ヘリカルギア10の歯部12および第1の樹脂板
20が成形される。この歯部12の内周には凸部168
に形成された平行面170に対応した面24が成形され
る。
料を所定量だけ供給機構180から導出する準備をして
おく(ステップS5)。
ら、十分に冷えないうちに、シリンダ132を駆動して
変位部材128を矢印B方向に変位させ、図3に示すよ
うに、コア136を上型118から離間させる(ステッ
プS6)。このとき、上型118の凸部168、ステッ
プS4で成形されたヘリカルギア10の歯部12の内周
の面24、第1の樹脂板20の上面および凸部150の
外壁部により第2のキャビティ202が形成される。こ
の第2のキャビティ202は、コア136の上面と上型
118の下面とが離間しているにも拘わらず、平行面1
70により成形された面24によりコア136の上面と
上型118の下面との空間から隔離され、密封状態が維
持される。この時点では、第1の材料がまだ十分に固化
していないが、歯部12の面24が平行面170により
支持されるため、歯部12の変形が阻止される。従っ
て、歯部12の成形精度が向上する。
ップS5で所定量に計量された第2の材料がホットラン
ナ174に供給され、ヒータ188、189により溶融
した状態を維持しながらゲート184から射出され、第
2のキャビティ202に充填される(ステップS7)。
これにより、ヘリカルギア10の第2の樹脂板22が成
形される。このとき、第1の樹脂板20はまだ十分に固
化した状態になっていない。そこへ、ホットランナ17
4内に溶融した状態で残留していた第1の材料が第2の
材料に押し出されて第1の樹脂板20上に射出されて該
第1の樹脂板20の表面が溶融し、第2の材料からなる
第2の樹脂板22が成形される。このため、第1の樹脂
板20と第2の樹脂板22とが強固に固着される。ま
た、第2の材料が、凸部168の平行面170と、歯部
12の内周の面24との間隙に導入されることが懸念さ
れるが、第1の材料が冷却される際、面24が平行面1
70側に変位するため、面24と平行面170とが密着
することになる。このため、第2の材料の面24に対す
る密着力が増大し、バリの発生が回避される。従って、
成形されたヘリカルギア10に発生するバリを減少させ
ることができ、成形品質を向上させることができる。
1の樹脂板20および歯部12が正確に成形されて固化
した後、該第1の樹脂板20および該歯部12と凸部1
68とによって第2のキャビティ202が形成されるた
め、第2の材料が射出される際に第2のキャビティ20
2の形状が安定しており、第2の樹脂板22が正確な形
状に成形され、最終的に成形されるヘリカルギア10の
形状の精度が十分に確保される。
れ、ヘリカルギア10が固化するまで冷却した後(ステ
ップS8)、下型114を上型118から離間させて型
開きする(ステップS9)。次に、エジェクタピン14
2が上昇すると、押出ピン146が上昇してヘリカルギ
ア10を押圧する。従って、ヘリカルギア10は上昇
し、成形品であるヘリカルギア10がコア136から取
り出される(ステップS10)。このとき、歯部12に
係合している歯部成形部材152は山部14の傾斜に従
って回転し、歯部12と歯部成形部材152との係合が
解除される。
冷却させるのと並行して、第1の材料を計量して供給機
構180から導出する準備をしておくと、射出成形処理
に必要なサイクルタイムを短縮することができ、製造効
率が向上する。
10は、射出成形装置100から次の工程に搬送され
る。
用いた射出成形方法では、第1の材料により第1の樹脂
板20および歯部12を成形した後、コア136を上型
118から離間させたとき、歯部12の面24が平行面
170により支持されるため、第1の材料が十分に固化
していない状態であっても歯部12の変形が阻止され
る。また、第2のキャビティ202を構成する面24
と、該面24を成形する平行面170との間に第2の材
料が導入されることが懸念されるが、第1の材料の一部
が冷却されることで面24が平行面170側に変位し、
面24と平行面170とがより密着することになるた
め、第2の材料の面24に対する密着力が増大し、バリ
の発生が回避される。従って、成形品からバリを除去す
る作業をなくし、効率的にヘリカルギア10を製造する
ことができる。
6が変位可能に設けられ、下型114と上型118とが
当接した状態でコア136を移動させて第2のキャビテ
ィ202を形成しているが、下型114、上型118を
移動させる駆動力を十分に確保できる場合には、下型1
14をコア136と一体的に形成し、下型取付部材11
2と下型114との間に図示しない進退機構を設けて下
型114と上型118とを離間する方向に変位させて第
2のキャビティ202を形成してもよい。
の下面との間に隙間が形成されたときに、下型114と
上型118とが離間して不安定になり、位置誤差が生じ
る懸念がある。そこで、この隙間にスペーシングプレー
トを水平方向に挿入して下型114に対して上型118
を支持したり、上型118に油圧シリンダを設け、下型
114と上型118とが離間したときに油圧シリンダの
ピストンロッドを突出させて下型114の上面に当接さ
せ、上型118に対して下型114を支持したり、ある
いは、下型114と上型118とに挿通するタイバーを
設けると、位置誤差の発生を防止することができ、成形
されるヘリカルギア10の成形精度が向上する。
材料である場合には、供給機構180の切り替えが不要
となることは勿論である。
よれば、以下のような効果ならびに利点が得られる。
成形した後、第1の金型と第2の金型とを離間させたと
き、成形された成形品の一部が第2の金型の凸部によっ
て支持されるため、第1の材料が十分に固化していない
状態であっても成形品の変形が阻止される。また、第2
の材料を第2のキャビティに射出する際、第1の材料に
より成形された成形品の一部が冷却されることで第2の
金型の凸部側に変位し、該凸部と密着する。このため、
第2の材料と、第1の材料からなる成形品の一部との密
着力が増大し、バリの発生が阻止される。従って、成形
品の成形精度を向上させることができ、さらに、バリを
除去する作業が不要となり、効率的に成形品を製造する
ことが可能となる。
て成形されるヘリカルギアを示す一部破断斜視図であ
る。
て、第1の材料を充填した状態を示す縦断面図である。
て、第2の材料を充填した状態を示す縦断面図である。
フローチャートである。
板 22…第2の樹脂板 24…面 100…射出成形装置 114…下型 118…上型 136…コア 152…歯部成形部材 170…平行面 174…ホットランナ 184…ゲート 200…第1のキャビティ 202…第2のキ
ャビティ
Claims (4)
- 【請求項1】第1の金型と第2の金型とを当接させ、前
記第2の金型の凸部を構成する壁部と前記第1の金型の
凹部を構成する壁部との間に密閉された第1のキャビテ
ィを形成する工程と、 第1の材料を前記第2の金型に設けられたランナに流通
させ、前記第2の金型に設けられたゲートから前記第1
のキャビティに射出して成形する工程と、 前記第1の金型を前記第1のキャビティに成形された成
形品とともに前記第2の金型から離間する方向に移動さ
せ、前記第2の金型の凸部によって前記成形品の一部を
支持した状態で、前記第2の金型の凸部を構成する壁部
と前記成形品の凹部を構成する壁部との間に密閉された
第2のキャビティを形成する工程と、 前記第1の材料が流通した前記ランナに第2の材料を流
通させ、前記第1の材料が射出された前記ゲートから前
記第2の材料を前記第2のキャビティに射出して成形す
る工程と、 を有することを特徴とする射出成形方法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記第1のキャビティを形成する工程では、前記第1の
金型を構成し、前記第2の金型に対して変位自在に設け
られたコアを前記第2の金型に当接させ、前記第2の金
型の凸部を構成する壁部と前記コアの凹部を構成する壁
部との間に密閉された第1のキャビティを形成し、前記
第2のキャビティを形成する工程では、前記コアを前記
第2の金型から離間する方向に移動させ、前記第2の金
型の凸部を構成する壁部と前記成形品の凹部を構成する
壁部との間に密閉された第2のキャビティを形成するこ
とを特徴とする射出成形方法。 - 【請求項3】接近、離間可能に構成される凹部を有する
第1の金型および凸部を有する第2の金型と、 前記第1の金型と前記第2の金型とを互いに当接させる
ことで第1のキャビティを形成する一方、前記第1の金
型を前記第1のキャビティに成形された成形品とともに
前記第2の金型から離間する方向に移動させ、前記第2
の金型の凸部によって前記成形品の一部を支持した状態
で、前記第2の金型の凸部を構成する壁部と前記成形品
の凹部を構成する壁部との間に密閉された第2のキャビ
ティを形成する金型変位機構と、 前記第2の金型に設けられ、前記第1の金型の凹部を構
成する壁部と前記第2の金型の凸部を構成する壁部との
間に形成される前記第1のキャビティおよび前記第2の
キャビティに連通し、成形用の材料が流通するゲートお
よびランナと、を備えることを特徴とする射出成形装
置。 - 【請求項4】請求項3記載の装置において、 前記第1の金型を構成し、前記第2の金型に対して変位
可能なコアを有し、前記コアに形成された凹部を構成す
る壁部と前記第2の金型の凸部を構成する壁部との間に
前記キャビティが形成されることを特徴とする射出成形
装置。
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