JP2000167318A - ガスケットフィルタ - Google Patents

ガスケットフィルタ

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JP2000167318A JP10340893A JP34089398A JP2000167318A JP 2000167318 A JP2000167318 A JP 2000167318A JP 10340893 A JP10340893 A JP 10340893A JP 34089398 A JP34089398 A JP 34089398A JP 2000167318 A JP2000167318 A JP 2000167318A
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信一 池田
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明弘 森本
Katsunori Komehana
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付着した水分がとれやすくしかも表面処理が
施しやすいガスケットフィルタを提供する。 【解決手段】 ガスケットフィルタ41は、円環状のガス
ケット本体42と、これに一体的に設けられたフィルタ43
とを備えている。フィルタ43は、金属製円板状体に多数
の孔がエッチングによりあけられることにより形成され
ている。ガスケット本体42とフィルタ43とは、直接溶接
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの継手部材
の突き合わせ端面間に配置されて、シール性を確保する
とともに、フィルタ機能をも果たすガスケットフィルタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】弁部分から流体が洩れる主原因となるご
みの進入を防止するため、また、オリフィス等単一の細
孔が流路の場合に、細孔の目詰りを防止するため、その
手前にガスケットフィルタが設置されている。
【0003】従来、ガスケットフィルタとしては、金属
繊維を焼結することにより形成されたものや金網を積層
することにより形成されたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガスケット
フィルタは、流される流体にとって不純物となる水分な
どが排除されなければならない半導体製造装置において
使用される場合に、不純物が付着し得る表面積が大き
く、フィルタ内部の微小空間に捕らえられた水分が抜け
にくいという問題があった。また、ガスケットフィルタ
に表面処理を施して、耐食性や水分除去性を向上させる
必要があるが、従来のものは表面処理が施しにくいとい
う問題があった。
【0005】この発明の目的は、付着した水分がとれや
すくしかも表面処理が施しやすいガスケットフィルタを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明によるガスケットフィルタは、円環状のガスケット本
体と、これに一体的に設けられたフィルタとを備えてお
り、フィルタが、金属製円板状体に多数の孔があけられ
ることにより形成されているものである。
【0007】この発明のガスケットフィルタによると、
フィルタが金属製円板状体に多数の孔をあけたものであ
るから、表面処理が簡単にでき、しかも、従来のものに
比べて、不純物が付着し得る表面積が小さくなりかつフ
ィルタ内部に微小空間が存在しないので、付着した水分
がとれやすくなる。また、開口面積を求めることが容易
であるので、これに基づいて簡単に圧力損失を予測する
ことができ、両端面が共に平坦であるので、シール性向
上のための鏡面研磨が容易にできる。しかも、配管継手
のガスケットの代わりに設置することができるので、フ
ィルタのスペースが省略でき、また、構造的にシンプル
であり、製造コストを安くすることができる。
【0008】金属製円板状体に孔をあけるには、機械加
工、エッチング、レーザー加工、放電加工、プレス加工
などによることが可能である。金属製円板状体の厚さが
20〜100μmであり、孔の径がこの厚さと同程度か
これより大きいときには、エッチング加工が好ましい。
【0009】ガスケット本体とフィルタとは、溶接によ
り一体とされることが好ましい。溶接方法としては、抵
抗溶接、YAGレーザー溶接などが可能である。フィル
タの厚みが50μm以上の場合には、上記のどの溶接方
法も可能であるが、フィルタの厚みが30μm程度の場
合には、材料の表面張力により直接レーザー溶接はでき
ないため、抵抗溶接とすればよい。また、フィルタの厚
みが30μm程度の場合には、以下の1から3のような
構成にすることもできる。
【0010】1.ガスケット本体の一端面に、フィルタ
の厚みよりも深いフィルタ収納凹所が設けられて、この
底面にフィルタが載せられるとともに、フィルタ収納凹
所の周面に沿うように挿入された押圧リングが、フィル
タの周縁部をフィルタ収納凹所の底面に密接させてお
り、ガスケット本体と押圧リングとが溶接されている。
このようにすると、フィルタがガスケット本体と押圧リ
ングとによって挟持されるので、ガスケット本体と押圧
リングとを溶接すればよく、この溶接は簡単に行える。
【0011】2.フィルタが、円板部と、これの周縁か
ら径方向に突出した少なくとも1つの突出部とを有して
おり、ガスケット本体に、フィルタの円板部を納める凹
所と、凹所周縁部に沿って設けられた環状突起と、環状
突起に設けられてフィルタの突出部を納める切欠き部と
が形成されている。このようにすると、環状突起の切欠
き部とフィルタの突出部とが嵌まり合うことにより、位
置決めがなされてガスケット本体に対するフィルタの移
動が抑えられる。この場合に、フィルタがガスケット本
体内にプレスで圧入されることにより、フィルタの突出
部がかしめられてガスケット本体の切欠き部に納められ
ており、フィルタとガスケット本体とが溶接されている
ことが好ましい。このようにすると、かしめが仮付けの
機能を果たすため、フィルタとガスケット本体との溶接
が容易にできる。なお、エッチングにより孔があけられ
たフィルタは、1枚のシートに多数枚のフィルタが配列
された状態で供給され、これをプレスによって1枚ずつ
切断するものであることから、フィルタをガスケット本
体内にプレスで圧入するさいに、プレスによる切断を合
わせて行うことにより、フィルタを切断しておいてこれ
をガスケット本体にセットする手間が省け、しかも、ガ
スケット本体に対するフィルタの位置決めもより正確に
なる。
【0012】3.ガスケット本体が、環状の第1半体と
環状の第2半体とよりなり、第1半体と第2半体とがフ
ィルタの周縁部を介して突き合わされている。すなわ
ち、ガスケットフィルタが介在される2つの部材同士が
互いに引き寄せられるのに伴って、両半体同士が互いに
引き寄せられることにより、フィルタが両半体に挟持さ
れる構成とし、これにより、溶接を行うことなく、ガス
ケット本体とフィルタとを一体的に接合することができ
る。この場合に、第1半体および第2半体の少なくとも
一方の突き合わせ面に、フィルタ押さえ用環状突起が設
けられていることが好ましい。また、第1半体の突き合
わせ面と第2半体の突き合わせ面との間に、流体洩れ確
認用のリークポートが形成されているようにすることも
できる。
【0013】上記のほかに、この発明のガスケットフィ
ルタは、円板状体の周縁部を除く部分にレーザー加工に
より多数の孔があけられることにより、周縁部がガスケ
ット本体とされるとともに、多数の孔があけられた部分
がフィルタとされている構成としてもよい。この場合
に、レーザー加工による孔が、円板状体の一端面側に開
口した有底孔とされ、円板状体の他端面側が削られるこ
とにより、フィルタの孔が他端面側にも開口させられて
いる構成としてもよい。
【0014】上記ガスケットフィルタには、表面処理が
施されていることが好ましく、表面処理としては、メッ
キ、電解研磨、クロム不動態処理、フッ化不動態処理な
どが適している。下地メッキとしてNi−Pの無電解メ
ッキをしてからフッ化不動態処理をして、表面にNiF
2 を形成することも可能である。また、Ni−Pの無電
解メッキをしてから上にクロムメッキをして、クロム不
動態処理の組合せにより耐食性を向上させるということ
も可能である。そして、孔を大きめにあけておき、メッ
キにより所要の大きさとすることが可能であり、メッキ
の厚みにより表面処理後の孔の大きさをコントロールす
ることができる。この場合に、クロムは0.5μm以上
の厚さになるとクラックが入るため、Ni−Pの下地メ
ッキにより孔径を調整してから、0.1μm程度のクロ
ムメッキをしてクロム不動態処理することが好ましい。
【0015】上記ガスケットフィルタを備えた流体制御
器であって、入口通路および出口通路が形成されたブロ
ック状本体に、流体の圧力および流量のいずれかを検出
するセンサと、センサからの信号に基づいて流体の流路
の開閉度を制御するアクチュエータとが取り付けられ、
本体の入口通路に通じる導入通路を有する通路ブロック
が本体に突き合わせられており、本体の入口通路と通路
ブロックの導入通路との突き合わせ部に上記のガスケッ
トフィルタが装着されているものは、半導体製造用など
の流体制御装置を構成する部材として有用である。
【0016】また、金属製円板状体に多数の孔がエッチ
ングによりあけられることにより形成されているフィル
タは、上記ガスケットフィルタを構成するものとして有
用である。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を参照して説明する。以下の説明において、図1の左
右を左右というものとする。また、同図の紙面表側を
前、紙面裏側を後というものとする。
【0018】図1は、この発明のガスケットフィルタが
使用される流体制御装置の1例を示している。この流体
制御装置(1) は、半導体製造装置等において用いられる
もので、マスフローコントローラ(2) と、マスフローコ
ントローラ(2) の左方に設けられた入口側遮断開放部
(3) と、マスフローコントローラ(2) の右方に設けられ
た出口側遮断開放部(4) とよりなる。
【0019】マスフローコントローラ(2) の下部左面に
は、下面に開口する入口通路(5a)を有する直方体状左方
張出ブロック(第1流体制御部材)(5) が設けられ、同
右面には、下面に開口する出口通路(6a)を有する直方体
状右方張出ブロック(第2流体制御部材)(6) が設けら
れている。両張出ブロック(5)(6)は、横からのねじによ
りマスフローコントローラ(2) の本体に固定されてい
る。
【0020】入口側遮断開放部(3) は、上段に配置され
た4つの流体制御部材(7)(8)(9)(10) と、下段に配置さ
れた5つの直方体状継手(11)(12)(13)(14)(15)とよりな
る。
【0021】入口側遮断開放部(3) の左端に配置された
第3流体制御部材(7) は、下向きの入口通路(16a) およ
び出口通路(16b) を有するブロック状本体(16)に一体的
に設けられかつこれらの通路(16a)(16b)同士の連通を遮
断開放する第1開閉弁(17)よりなる。
【0022】入口側遮断開放部(3) の左端から2番目に
配置された第4流体制御部材(8) は、下向きの入口通路
(18a) および出口通路(18b) を有しかつ上面左部に傾斜
面が形成されている略直方体ブロック状本体(18)と、本
体(18)傾斜面に設けられかつ入口通路(18a) と出口通路
(18b) との連通部に配置されて圧力を調整するプレッシ
ャーレギュレータ(19)と、本体(18)右上面の平坦部に設
けられかつ出口通路(18b) に通じる通路を介して流体圧
を測定する圧力センサ(20)とよりなる。本体(18)の入口
通路(18a) には、フィルター(21)が設けられている。
【0023】入口側遮断開放部(3) の左端から3番目に
配置された第5流体制御部材(9) は、1つの直方体ブロ
ック状本体(22)に一体的に設けられた第2および第3開
閉弁(23)(24)よりなる。本体(22)には、左端部に設けら
れた下向きの第1入口通路(22a) と、第1入口通路(22
a) に第2開閉弁(23)を介して連通する右向きの出口通
路(22b) と、出口通路(22b) に第3開閉弁(24)を介して
連通する下向きの第2入口通路(22c) とが設けられてい
る。
【0024】入口側遮断開放部(3) の左端から4番目に
配置された第6流体制御部材(10)は、1つの直方体通路
ブロックよりなる。第6流体制御部材(10)には、一端が
第5流体制御部材本体(22)の出口通路(22b) に通じ、他
端が下方に開口している連通路(10a) が設けられてい
る。
【0025】入口側遮断開放部(3) の左端に配置された
第1継手(11)には、第3流体制御部材本体(16)の入口通
路(16a) に通じかつ左方に開口するL字状上流側連通路
(11a) と、第3流体制御部材本体(16)の出口通路(16b)
に通じかつ右方に開口するL字状下流側連通路(11b) と
が設けられている。第1継手(11)の左面には、上流側連
通路(11a) に通じる第1入口管接続部(25)が設けられて
いる。
【0026】上流側遮断開放部(3) の左端から2番目に
配置された第2継手(12)には、第1継手(11)の出口通路
(11b) と第4流体制御部材本体(18)の入口通路(18a) と
を連通するL字状上流側連通路(12a) と、一端が第4流
体制御部材本体(18)の出口通路(18b) に通じかつ他端が
右方に開口するL字状下流側連通路(12b) とが設けられ
ている。
【0027】上流側遮断開放部(3) の左端から3番目に
配置された第3継手(13)には、第2継手(12)の出口通路
(12b) と第5流体制御部材本体(22)の第1入口通路(22
a) とを連通するL字状連通路(13a) が設けられてい
る。
【0028】上流側遮断開放部(3) の左端から4番目に
配置された第4継手(14)には、一端が第5流体制御部材
本体(22)の第2入口通路(22c) に通じ、他端が後方に開
口する連通路(14a) が設けられている。第4継手(14)の
後面には、連通路(14a) に通じる第2入口管接続部(図
示略)が設けられている。
【0029】上流側遮断開放部(3) の左端から5番目に
配置された第5継手(15)には、一端が第6流体制御部材
(10)の連通路(10a) 出口に通じ、他端がマスフローコン
トローラ(2) の左方張出ブロック(5) の入口通路(5a)に
通じているV字状連通路(15a) が設けられている。
【0030】下流側遮断開放部(4) は、上段に配置され
た第7流体制御部材(26)と、下段に配置された第6およ
び第7の直方体状継手(27)(28)とよりなる。第7流体制
御部材(26)は、下向きの入口通路(29a) および出口通路
(29b) を有するブロック状本体(29)に一体的に設けられ
かつこれらの通路(29a)(29b)同士の連通を遮断開放する
第4開閉弁(30)よりなる。下流側遮断開放部(4) の左方
に配置された第6継手(27)には、一端がマスフローコン
トローラ(2) の右方張出ブロック(6) の出口通路(6a)に
通じ、他端が第7流体制御部材本体(29)の入口通路(29
a) に通じているV字状連通路(27a) が設けられてい
る。下流側遮断開放部(4) の右方に配置された第7継手
(28)には、一端が第7流体制御部材本体(29)の出口通路
(29b) に通じ、他端が後方に開口する連通路(28a) が設
けられている。第7継手(28)の後面には、連通路(28a)
に通じる出口管接続部(図示略)が設けられている。
【0031】流体制御部材同士(5)(6)(7)(8)(9)(10)(2
6) の連通部、継手(11)(12)(13)(14)(15)同士の連通部
および流体制御部材(5)(6)(7)(8)(9)(10)(26) と継手(1
1)(12)(13)(14)(15)との連通部には、それぞれシール部
(33)が設けられている。
【0032】流体制御部材(5)(6)(7)(8)(9)(10)(26) の
下面はすべて面一とされるとともに、各継手(11)(12)(1
3)(14)(15)の上面同士も面一とされ、継手(11)(12)(13)
(14)(15)(27)(28)が基板(31)に固定され、各流体制御部
材(5)(6)(7)(8)(9)(10)(26)が、上方からのねじ(32)に
より継手(11)(12)(13)(14)(15)(27)(28)に固定されてい
る。
【0033】こうして、第1継手(11)の第1入口管接続
部(25)および第4継手(14)の第2入口管接続部からそれ
ぞれ異なる流体が導入され、これらの流体が適宜切り換
えらてマスフローコントローラ(2) を経て第7継手(28)
の出口管接続部から排出される流体制御装置(1) が構成
されている。
【0034】上記流体制御装置(1) において、各シール
部(33)にはガスケットが配置されるが、マスフローコン
トローラ(2) などは目詰りを起こしやすい流体制御器で
あるため、これの上流側では、必要に応じて通常のガス
ケットをこの発明のガスケットフィルタ(41)(51)(61)(8
1)(91)(92)に置き換え、目詰りの防止が図られる。
【0035】この発明の第1実施形態のガスケットフィ
ルタ(41)は、図2に示すように、円環状のガスケット本
体(42)と、これに一体的に設けられたフィルタ(43)とよ
りなる。
【0036】フィルタ(43)は、図3に示すように、金属
製の薄い円板(44)の周縁部を除く部分に多数の孔(45)が
エッチングであけられることにより形成されている。エ
ッチング方法としては、フィルタ(43)の材質と孔(45)の
径に応じて、両面エッチングまたは片面エッチングが適
宜採用される。両面エッチングの場合、各孔(45)の形状
は、図3(b)に示すように、円板(44)の両端面で径が
最も大きく、円板(44)の厚みの中央で径が最小となって
いる。片面エッチングの場合は、図示省略するが、各孔
(45)の形状は、表面で径が最も大きく裏面で径が最小と
なる。
【0037】ガスケット本体(42)の一端面には、ガスケ
ット本体(42)と同軸の環状の凹所(46)が設けられてお
り、この凹所(46)の底面に、これより径が小さいフィル
タ収納凹所(47)が設けられている。フィルタ収納凹所(4
7)は、フィルタ(43)の厚みにほぼ等しい深さとフィルタ
(43)の外径にほぼ等しい径を有しており、フィルタ(43)
は、このフィルタ収納凹所(47)に嵌め入れられて、ガス
ケット本体(42)に溶接されている。
【0038】溶接方法としては、抵抗溶接やYAGレー
ザー溶接などが可能である。フィルタ(43)の厚みが50
μm以上の場合には、これらのうちのどの溶接方法も可
能であるが、フィルタ(43)の厚みが30μm程度の場合
には、材料の表面張力により直接レーザー溶接はできな
いため、抵抗溶接が好ましい。
【0039】フィルタ(43)の厚みが30μm程度であ
り、材料の表面張力によって直接溶接が困難な場合にお
いて、ガスケット本体(52)(62)(82)とフィルタ(43)(63)
とを一体的に接合する形態を以下に示す。
【0040】図4に示す第2実施形態のガスケットフィ
ルタ(51)は、押圧リング(55)を用いて溶接するもので、
ガスケット本体(52)の一端面には、ガスケット本体(52)
と同軸の環状の凹所(53)が設けられており、この凹所(5
3)の底面に、これより径が小さいフィルタ収納凹所(54)
が設けられている。フィルタ収納凹所(54)は、フィルタ
(43)の厚みよりも深くかつフィルタ(43)の外径にほぼ等
しい径を有しており、この底面にフィルタ(43)が載せら
れている。そして、フィルタ収納凹所(54)の径にほぼ等
しい外径を有する押圧リング(55)が、フィルタ収納凹所
(54)の周面に沿うように挿入されて、フィルタ(43)の周
縁部をフィルタ収納凹所(54)の底面に密接させている。
溶接は、ガスケット本体(52)と押圧リング(55)との間で
行われている。
【0041】図5および図6に示す第3実施形態のガス
ケットフィルタ(61)は、フィルタ(63)をプレスでかしめ
ておいてから溶接したもので、フィルタ(63)は、図3に
示したフィルタ(43)と同一形状の多数の孔(45)付き円板
部(64)と、これの周縁から径方向に突出した2つの突出
部(65)とよりなる。ガスケット本体(62)には、フィルタ
(63)の円板部(64)を納める凹所(66)と、凹所(66)周縁部
に沿って設けられた環状突起(67)と、環状突起(67)に設
けられてフィルタ(63)の突出部(65)を納める切欠き部(6
8)とが形成されている。
【0042】このガスケットフィルタ(61)のフィルタ(6
3)は、1枚のシートに多数枚のフィルタ(63)が配置され
た状態で製造されるものであり、フィルタ(63)の突出部
(65)がフィルタ(63)同士を連結させておくブリッジ部と
なっている。したがって、このブリッジ部を含むように
してフィルタ(63)を1枚ずつ切断した後で、フィルタ(6
3)をガスケット本体(62)に載せてプレスによりかしめる
ことにより、フィルタ(63)が容易には離れないようにガ
スケット本体(62)に取り付けられる。したがって、仮付
け溶接を省略することができ、レーザー溶接によりこの
ガスケットフィルタ(61)を得ることができる。また、図
7に示すように、1枚のシート(69)に多数枚のフィルタ
(63)が配置された状態でガスケット本体(62)に載せて、
プレスにより1枚ずつの切断とかしめとを同時に行うよ
うにしてもよい。この場合に、プレス金型(71)は、内側
の切断ポンチ(72)と、ばね(74)により切断ポンチ(72)よ
りも下方に突出させられた外側の曲げポンチ(73)とを備
えた二重構造とされる。そして、ガスケット本体(62)の
環状突起(67)の切欠き部(68)にフィルタ(63)の突出部(6
5)を合わせると、エッチング時に形成された抜き代部分
がガスケット本体(62)の環状突起(67)に合わせられ、こ
れにより、シート(69)がガスケット本体(62)に保持され
る。この状態で、プレスを作動させると、まず、切断ポ
ンチ(72)によりシート(69)からフィルタ(63)が切り離さ
れてガスケット本体(62)に受け止められ、次いで、曲げ
ポンチ(73)によりフィルタ(63)の突出部(63)がかしめら
れる。これにより、フィルタ(63)が容易には離れないよ
うにガスケット本体(62)に取り付けられ、この状態でレ
ーザー溶接することにより同様のガスケットフィルタ(6
1)が得られる。図7に示した方法によると、フィルタ(6
3)をガスケット本体(62)に1枚ずつセットする手間が省
かれ、フィルタ(63)のガスケット本体(62)に対する位置
決めも精度良く行われる。
【0043】図8に示す第4実施形態のガスケットフィ
ルタ(81)は、溶接を不要とするもので、ガスケット本体
(82)が、同図の左方に示す環状の第1半体(83)と、同図
の右方に示す環状の第2半体(84)とよりなり、第1半体
(83)と第2半体(84)とが図3に示したフィルタ(43)の周
縁部を介して突き合わされているものである。
【0044】第1半体(83)は、フィルタ(43)の周縁部に
接している基準突き合わせ面(83a)より径方向外側にあ
ってかつこれよりも後退した後退突き合わせ面(83b) を
有している。第2半体(84)は、フィルタ(43)の周縁部に
接している基準突き合わせ面(84a) より径方向外側にあ
ってかつこれよりも突出した突出突き合わせ面(84b)を
有している。第2半体(84)の基準突き合わせ面(84a) に
は、フィルタ押さえ用環状突起(85)が設けられている。
また、後退突き合わせ面(83b) と突出突き合わせ面(84
b) との間に、流体洩れ確認用のリークポート(86)が形
成されている。第1半体(83)と第2半体(84)との間に
は、押さえ代(87)が存在しており、ガスケットフィルタ
(81)が介在される2つの部材同士が互いに引き寄せられ
るのに伴ってこの押さえ代(87)がゼロとなり、ガスケッ
トフィルタ(81)が2つの部材間に挟持される。
【0045】図9(c)に示すガスケットフィルタ(91)
(92)は、溶接を不要とするとともに、フィルタのエッチ
ング加工も不要とするものである。すなわち、図9
(a)に示す円板(93)の周縁部を除く部分に、上面側か
らレーザー加工により多数の有底孔(94)をあけて、同図
(b)に示す有底孔(94)付き円板(93)を得た後、この円
板(93)を外形加工することにより、周縁部がガスケット
本体(95)(98)とされ、多数の孔(97)(100) があけられた
部分がフィルタ(96)(99)とされたガスケットフィルタ(9
1)(92)を形成するものである。下面側から削る際には、
(91)のガスケットのように、全面を平坦に削ってもよ
く、(92)のガスケットのように、ガスケット(92)の全厚
みに対するフィルタ(99)の孔(100) を相対的に短くする
ように、下面が凹状になるように削っても良い。なお、
(92)のガスケットは、外形加工を先にして、後から孔(1
00) を貫通状にあけるようにしてもよい。
【0046】なお、上記第1〜第4実施形態の各ガスケ
ットフィルタは、以下のように、流体制御器に内蔵され
た状態でも使用される。
【0047】図10に示す流体制御器(101) は、入口通
路(103) および出口通路(104) が形成された直方体ブロ
ック状本体(102) に、出口通路(104) 内の流体の圧力を
検出する圧力センサ(105) と、圧力センサ(105) からの
信号に基づいて入口通路(103) の開閉度を制御するピア
ゾアクチュエータ(106) と、出口通路(104) 近くの温度
を検出する温度センサ(112) とが取り付けられ、本体(1
02) の入口通路(103)に通じる導入通路(108) が形成さ
れた導入通路ブロック(107) が本体(102) の入口側の面
に突き合わせられており、本体(102) の入口通路(103)
と導入通路ブロック(107) の導入通路(108) との突き合
わせ部に上記第1から第4までの実施形態のガスケット
フィルタ(41)(51)(61)(81)(91)(92)のいずれかが装着さ
れているものである。本体(102) の出口通路(104) には
オリフィス(111) が形成されており、本体(102) の出口
側の面には、出口通路(104) に通じる排出通路(110) が
形成された排出通路ブロック(109) が突き合わされてい
る。
【0048】図11に示す流体制御器(121) は、マスフ
ローコントローラであって、入口通路(123) および出口
通路(124) が形成された直方体ブロック状本体(122)
に、入口通路(123) 内の流体の流量を検出する流量セン
サ(125) と、流量センサ(125)からの信号に基づいて出
口通路(124) の開閉度を制御するピアゾアクチュエータ
(126) とが取り付けられ、本体(122) の入口通路(123)
に通じる導入通路(128)が形成された導入通路ブロック
(127) が本体(122) の入口側の面に突き合わせられてお
り、本体(122) の入口通路(123) と導入通路ブロック(1
27) の導入通路(128) との突き合わせ部に上記第1から
第4までの実施形態のガスケットフィルタ(41)(51)(61)
(81)(91)(92)のいずれかが装着されているものである。
本体(122)の出口通路(124) にはオリフィス(131) が形
成されており、本体(122) の出口側の面には、出口通路
(124) に通じる排出通路(130) が形成された排出通路ブ
ロック(129) が突き合わされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるガスケットフィルタが使用され
る流体制御装置の1例を示す図である。
【図2】この発明によるガスケットフィルタの第1実施
形態の縦断面図である。
【図3】この発明によるガスケットフィルタのフィルタ
を示す図であり、(a)はその正面図、(b)は孔の拡
大断面図である。
【図4】この発明によるガスケットフィルタの第2実施
形態の縦断面図である。
【図5】この発明によるガスケットフィルタの第3実施
形態の縦断面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】第3実施形態のガスケットフィルタを製造する
装置の概略を示す縦断面図である。
【図8】この発明によるガスケットフィルタの第3実施
形態の縦断面図である。
【図9】この発明によるガスケットフィルタの第4実施
形態およびその製造過程を示す図である。
【図10】この発明によるガスケットフィルタを使用し
た流体制御器の一例を示す図である。
【図11】この発明によるガスケットフィルタを使用し
た流体制御器の他の例を示す図である。
【符号の説明】 (41)(51)(61)(81)(91)(92) ガスケットフィルタ (42)(52)(62)(82)(95)(98) ガスケット本体 (43)(63)(96)(99) フィルタ (44) 円板 (45)(97)(100) 孔 (54) フィルタ収納凹所 (55) 押圧リング (64) 円板部 (65) 突出部 (66) 凹所 (67) 環状突起 (68) 切欠き部 (83) 第1半体 (83a)(83b) 突き合わせ面 (84) 第2半体 (84a)(84b) 突き合わせ面 (85) フィルタ押さえ用環状突
起 (86) リークポート (101)(121) 流体制御器 (102)(122) ブロック状本体 (103)(123) 入口通路 (104)(124) 出口通路 (105)(125) センサ (106)(126) アクチュエータ (107)(127) 通路ブロック (108)(128) 導入通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出田 英二 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 池田 信一 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 森本 明弘 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 (72)発明者 米華 克典 大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会 社フジキン内 Fターム(参考) 4D064 AA01 AA31 AA40 BA25 BA40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状のガスケット本体(42)(52)(62)(8
    2)(95)(98)と、これに一体的に設けられたフィルタ(43)
    (63)(96)(99)とを備えており、フィルタ(43)(63)(96)(9
    9)が、金属製円板状体(44)(64)(93)に多数の孔(45)(94)
    があけられることにより形成されているガスケットフィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 フィルター(43)(63)の孔(45)がエッチン
    グにより形成されている請求項1のガスケットフィル
    タ。
  3. 【請求項3】 ガスケット本体(42)とフィルタ(43)とが
    直接溶接されている請求項2のガスケットフィルタ。
  4. 【請求項4】 ガスケット本体(52)の一端面に、フィル
    タ(43)の厚みよりも深いフィルタ収納凹所(54)が設けら
    れて、この底面にフィルタ(43)が載せられるとともに、
    フィルタ収納凹所(54)の周面に沿うように挿入された押
    圧リング(55)が、フィルタ(43)の周縁部をフィルタ収納
    凹所(54)の底面に密接させており、ガスケット本体(52)
    と押圧リング(55)とが溶接されている請求項2のガスケ
    ットフィルタ。
  5. 【請求項5】 フィルタ(63)が、円板部(64)と、これの
    周縁から径方向に突出した少なくとも1つの突出部(65)
    とを有しており、ガスケット本体(62)に、フィルタ(63)
    の円板部(64)を納める凹所(66)と、凹所(66)周縁部に沿
    って設けられた環状突起(67)と、環状突起(67)に設けら
    れてフィルタ(63)の突出部(65)を納める切欠き部(68)と
    が形成されている請求項2のガスケットフィルタ。
  6. 【請求項6】 フィルタ(63)がガスケット本体(62)内に
    プレスで圧入されることにより、フィルタ(63)の突出部
    (65)がかしめられてガスケット本体(62)の切欠き部(68)
    に納められており、フィルタ(63)とガスケット本体(62)
    とが溶接されている請求項5のガスケットフィルタ。
  7. 【請求項7】 ガスケット本体(82)が、環状の第1半体
    (83)と環状の第2半体(84)とよりなり、第1半体(83)と
    第2半体(84)とがフィルタ(43)の周縁部を介して突き合
    わされている請求項2のガスケットフィルタ。
  8. 【請求項8】 第1半体(83)および第2半体(84)の少な
    くとも一方の突き合わせ面(83a)(84a)に、フィルタ押さ
    え用環状突起(85)が設けられている請求項7のガスケッ
    トフィルタ。
  9. 【請求項9】 第1半体(83)の突き合わせ面(83b) と第
    2半体(84)の突き合わせ面(84b) との間に、流体洩れ確
    認用のリークポート(86)が形成されている請求項8のガ
    スケットフィルタ。
  10. 【請求項10】 円板状体(93)の周縁部を除く部分にレ
    ーザー加工により多数の孔(94)があけられることによ
    り、周縁部がガスケット本体(95)(98)とされるととも
    に、多数の孔(97)(100) があけられた部分がフィルタ(9
    6)(99)とされている請求項1のガスケットフィルタ。
  11. 【請求項11】 レーザー加工による孔(94)が、円板状
    体(93)の一端面側に開口した有底孔とされ、円板状体(9
    3)の他端面側が削られることにより、フィルタ(96)(99)
    の孔(97)(100) が他端面側にも開口させられている請求
    項10のガスケットフィルタ。
  12. 【請求項12】 表面処理が施されている請求項1〜1
    1のガスケットフィルタ。
  13. 【請求項13】 入口通路(103)(123)および出口通路(1
    04)(124)が形成されたブロック状本体(102)(122)に、流
    体の圧力および流量のいずれかを検出するセンサ(105)
    (125)と、センサ(105)(125)からの信号に基づいて流体
    の通路(103)(124)の開閉度を制御するアクチュエータ(1
    06)(126)とが取り付けられ、本体(102)(122)の入口通路
    (103)(123)に通じる導入通路(108)(128)を有する通路ブ
    ロック(107)(127)が本体(102)(122)に突き合わせられて
    おり、本体(102)(122)の入口通路(103)(123)と通路ブロ
    ック(107)(127)の導入通路(108)(128)との突き合わせ部
    に請求項1〜12のガスケットフィルタ(41)(51)(61)(8
    1)(91)(92)が装着されている流体制御器。
  14. 【請求項14】 金属製円板状体(44)(64)に多数の孔(4
    5)がエッチングによりあけられることにより形成されて
    いるガスケットフィルタ用フィルタ。
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