JP2000166764A - 加温器 - Google Patents

加温器

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JP2000166764A
JP2000166764A JP10376087A JP37608798A JP2000166764A JP 2000166764 A JP2000166764 A JP 2000166764A JP 10376087 A JP10376087 A JP 10376087A JP 37608798 A JP37608798 A JP 37608798A JP 2000166764 A JP2000166764 A JP 2000166764A
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JP
Japan
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tank
water
steam
storage tank
water storage
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Pending
Application number
JP10376087A
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English (en)
Inventor
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
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Chubu Corp
Original Assignee
Chubu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貯水タンクと蒸気タンクとを備えた加温器にお
いて、前記タンク内を清掃し易くする。 【解決手段】肉まんや餡まん等の被加温物aを蒸したり
保温したりする加温器として、貯水タンク7及びそのタ
ンクからの水を加熱して水蒸気を発生させる蒸気タンク
8を収容する基台1と、その基台1の上に載置されるケ
ーシング2をもって構成する。そして前記二つのタンク
7,8の開口部14,18の形状・大きさを下方奥行き
部20,24のそれらとほぼ同じにして、内壁面29,
39の汚れを拭き取り易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆる肉まん
や餡まん等の被加温物を水蒸気により蒸したり保温した
りするのに使用される加温器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から周知の前記加温器は、通常次の
ような構造をなしている。すなわち、貯水タンクとその
貯水タンクから供給される水を蒸発させて水蒸気を作る
蒸発タンクとを基台に収容するとともに、その基台の上
に被加温物を収容するケーシングを載置した構造をなし
ている。この加温器において前記ケーシングの中に多段
に設置された棚段に載せられた被加温物は、前記水蒸気
タンクから上昇する水蒸気により、蒸されたり保温され
たりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公知技
術において前記貯水タンクは水を供給するための注水口
と、前記蒸気タンクに水を供給するための送水口とを有
する密閉タンクからなっている。そのため貯水タンクを
長時間使用した場合において内壁面に付着した水あかを
除去しようとしても清掃が困難であった。加えて、最近
のように水道水の汚れが進んでくると、その汚れそのも
のや汚れを抑制するために水に添加されている薬剤等が
影響して貯水タンクの汚れが一層進み、その結果前記蒸
気タンクの内壁の汚れを増大させるという問題があっ
た。従って、本発明の課題は、前記貯水タンク及び蒸気
タンクの内壁面を清掃やすい構造の加温器を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために貯水タンクと、その貯水タンクから供給さ
れた水を加熱して水蒸気を発生させるための蒸気タンク
とを収容した基台上に被加温物を収容するケーシングを
載置して、そのケーシング内に前記水蒸気を導入して前
記被加温物を暖めるようにした加温器において、前記貯
水タンクと蒸気タンクの下方奥行き部の横断面形状・広
さを各タンクの開口部のそれらとほぼ同等にするという
手段を採用する。
【0005】前記貯水タンクと蒸気タンクのそれぞれに
おいて下方奥行き部の横断面形状と広さが各タンクの開
口部の形状・広さと略同等であるため、前記開口部から
下方奥行き部に対して上方から作業員が手を入れて清掃
しようとする場合、その手が前記内壁面及び各タンクの
底面を拭き易くなり、その結果、各タンク内の清掃が容
易にかつ確実にできる。
【0006】なお、本発明において、前記タンクの下方
奥行き部の横断面形状・広さをそれそれ各タンクの開口
部のそれらとほぼ同等であるとは、両者の形状・大きさ
が厳密に同じであるという場合のみならず、清掃が容易
にできる範囲において若干両者が相違していてもよいと
いう意味である。例えば勾配が極めて緩やかに傾斜てい
る截頭円錐形であってもよいのである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の最も好ましい実施の態様について説明すると、図1〜
図4に示すように、本発明に係る加温器は基本的には基
台1とその上面に載置されるケーシング2とから構成さ
れている。
【0008】前記基台1は鋼板製箱体からなり、その下
面側には4本の脚3が取付けられているとともに、上面
側中央部は四角形状の開口部10となっている。さら
に、前記基台1の上面側周縁部は外方に僅か張り出す受
け部4になっており、その受け部4に前記開口部10を
被覆する天井板5が嵌め込まれている。
【0009】そして前記天井板5には、ステンレス製の
貯水タンク7と、その貯水タンク7からの水を加熱して
水蒸気を発生させるためのステンレス製の蒸気タンク8
とが所定間隔をおいてかつそれらの開口部14,18が
上に向かって開口するように固定されている。さらに前
記蒸気タンク8の底部は貯水タンク7の底部より低くな
っていて、後述するように、蒸気タンク8の水を全部排
出したときは、貯水タンク7の水を完全に排水できるよ
うになっている。そしてこれらのタンク7,8の下方奥
行き部20、24の横断面形状・広さは、各タンクの開
口部14,18の形状・広さとほぼ同じになっており、
各タンク7,8の内壁面29,39は、後述するように
作業員が手を入れて掃除し易いように上下方向に滑らか
な面になっている。
【0010】なお、蒸気タンク8には図示しない電源と
接続しているヒーターが設けられており、蒸気タンク8
内に供給された水が加熱されて蒸気が発生するようにな
っている。また、前記天井板5には前記貯水タンク7と
蒸気タンク8の開口部14、18の形状・大きさに切り
欠かれて第1取付口11、第2取付口12になっている
とともに、各取付口11,12の周縁部が上向きに立ち
上がる周壁13となっている。そして前記第1取付口1
1、第2取付口12に貯水タンク7、蒸気タンク8が嵌
め込まれて、それらの開口部14,18を前記周壁13
に対して溶接固定することにより、前記貯水タンク7、
蒸気タンク8が天井板5に取付けられるようになってい
る。
【0011】前記各タンク7,8の開口部14,18に
はステンレス製の蓋15,16が着脱可能に被せられて
いるとともに、それらの下面周縁部に形成された側壁1
7が前記周壁13の外側を包囲するように、水平方向の
位置決めがされている。なお蒸気タンク8の蓋16のほ
ぼ中央部には多数個の通孔19が透設されており、その
通孔19を通じて蒸気タンク8で発生した水蒸気がケー
シング2に上昇するようになっている。
【0012】前記貯水タンク7の底板には注水口21が
設けられており、その注水口21に接続された注水管2
2の注水バルブ23を開閉することにより、貯水タンク
7に水道水を供給したり停止したりすることができるよ
うになっている。同様に前記底部には排水口25が設け
られており、その排水口25に貯水タンク7から水を排
水するための排水管26が接続されている。他方、蒸気
タンク8の底部にも給排水口27が設けられているとと
もに、その給排水口27に貯水タンク7からの水を蒸気
タンク8に供給したり、蒸気タンク8の水を排水したり
するのに使用される給排水管28が接続されている。
【0013】そして、前記排水管26と給排水管28と
はそれらの下端部において1本の屈曲した連通管30に
より連通されているとともに、その連通管30の途中に
はドレンバルブ35を有するドレン管34が接続されて
いる。従って、ドレンバルブ35を閉めた状態で注水管
22から貯水タンク7に水を供給すると、その水は蒸気
タンク8にも供給され、やがて両タンク7,8の水位は
同じになる。他方、ドレンバルブ35を開いた状態で注
水管22から貯水タンク7に水を供給すると、貯水タン
ク7から排出された水は蒸気タンク8に供給されること
なくドレン管34から外部に排出されるようになってい
る。この場合、前記連通管30の側面に給排水28の下
端部を接続するとともにその下端部付近における連通管
30の通路31を絞り込んでおくと、その通路31の外
側では圧力が低下するので前記給排水管28内の水が連
通管30側に吸引され、その結果、蒸気タンク8内の水
も同時に排出される。
【0014】次に、上記ケーシング2は、全体として下
面側が開放された縦長の箱状に形成されているととも
に、周壁面の3面にガラス板37が張設され、残りの1
面に扉が設けられている構造をなしている。そして、そ
の内部に肉まんや餡まん等の被加温物aが載せられる棚
38が多段に固定されている。
【0015】以上の構造を有する本発明に係る加温器の
作用・効果について説明すると、まずドレンバルブ35
を閉じて注水バルブ23を開くと、注水管22から貯水
タンク7内に注水される。貯水タンク7と蒸気タンク8
とは排水管25、連通管30及び給排水管28を介して
連通しているので、貯水タンク7に入った水は蒸気タン
ク8に入り、両タンク7,8は同一水位を保持する。
【0016】両タンク7,8の水位が適度の高さになっ
たら注水をとめてヒーター9をオンにすると蒸気タンク
8内の水が加熱されて水蒸気となる。この水蒸気は蒸気
タンク8の蓋体16の通孔19を通ってケーシング2内
に入って上昇するが、水蒸気の上昇又は対流の過程で被
加温物aが蒸されたり保温されたりして、加温器の機能
を発揮する。
【0017】加温器が長時間の使用されると、蒸気タン
ク8内の蒸発した水は、被加温物aに吸収されたり、前
記扉の開閉時の漏出、その他の原因で外部に漏洩したり
して減少する。その結果、水の中に含有される非揮発物
が蒸気タンク8の内壁面39に沈着する。貯水タンク7
における水も長期間滞留すると、その内壁面29を汚
す。そこで両タンク7,8の清掃が必要になるので、ド
レンバルブ35を開いて貯水タンク7内の水を、連通管
30を通して、外部に排出すると、蒸気タンク8内の高
温の水は連通管30を流れる水に誘導されて同時に外部
に排出される。
【0018】両タンク7,8の排水が終了したら、基台
1の上からケーシング2を外すと、基台1の上に天井板
5が露出する。そこで両タンク7,8の蓋体15,16
を外すと各タンク7,8のそれぞれにおいて下方奥行き
部の横断面形状と広さが各タンク7,8の開口部14,
18の形状・広さと略同等であるため、各タンク7,8
の内壁面29,39には障害物が存在しないことにな
り、その結果、前記開口部から下方奥行き部20,24
に対して作業員が手を入れようとする場合、その手が各
タンク7,8の内壁面29,39及び底面に容易に届く
ので、貯水タンク7、蒸気タンク8内の清掃が確実にで
きることになり、それを清潔に保持できるという効果を
発揮する。
【0019】以上、本発明の最も好ましい態様について
説明したが、本発明はその根本的技術思想を踏襲し、発
明の効果を著しく損わない限度において、すなわち、貯
水タンクと蒸気タンクを清掃するとき作業員が手を下方
奥行き部に入れて各タンクの内壁面と底面に付着した汚
れを拭き取り易くできる範囲において、各タンクの開口
部の形状・大きさと下方奥行き部の横断面形状・大きさ
とを特定の関係にして実施することは当然許容される。
例えば、各タンクの内壁面に若干のテーパーを付けるこ
ともできる。また、二つのタンクの開口面積を任意に変
更できるし貯水タンクの中心部に蒸気タンクを配置する
こともできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、貯水タンクと蒸気タンクとを
備えた加温器において、前記タンクを清掃するとき作業
員が手を下方奥行き部に入れて各タンクの内壁面と底面
に付着した汚れを拭き取り易くするという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す要部縦断面図であ
る。
【図2】同じく前記態様の底面図である。
【図3】給排水系統を示す部分切欠側面図である。
【図4】前記態様の部分切欠側面図である
【符号の説明】
1 基台 2 ケーシング 5 天井板 7 貯水タンク 8 蒸気タンク 9 ヒーター 11 第一取付口 12 第二取付口 15 蓋体 16 蓋体 19 通孔 a 被加温物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水タンク(7)と、その貯水タンクから
    供給された水を加熱して水蒸気を発生させるための蒸気
    タンク(8)とを収容した基台(1)上に、被加温物
    (a)を収容するケーシング(2)を載置して、そのケ
    ーシング内に前記水蒸気を導入して前記被加温物を加熱
    するようにした加温器において、前記貯水タンク(7)
    と蒸気タンク(8)の下方奥行き部(20、24)の横
    断面形状・広さを各タンクの開口部(14,18)のそ
    れらとほぼ同等にしたことを特徴とする加温器。
JP10376087A 1998-01-01 1998-11-30 加温器 Pending JP2000166764A (ja)

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