JPH0994162A - 加温器の排水構造 - Google Patents

加温器の排水構造

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JPH0994162A
JPH0994162A JP27652795A JP27652795A JPH0994162A JP H0994162 A JPH0994162 A JP H0994162A JP 27652795 A JP27652795 A JP 27652795A JP 27652795 A JP27652795 A JP 27652795A JP H0994162 A JPH0994162 A JP H0994162A
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JP
Japan
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water
drainage
pipe
steam
tank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27652795A
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English (en)
Inventor
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
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CHUBU CORP KK
Chubu Corp
Original Assignee
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加温器の停止後ただちに排水作業を行えるよ
うにする。 【解決手段】 貯水タンク7の給排水管26に一端が接
続された連通管30が、蒸気タンク8の給排水管28の
下端の下側を通って配管される。蒸気タンク8の給排水
管28の下端は、小径に絞られた通孔31を介して連通
管30と接続されている。連通管30の他端には、ドレ
ンバルブ35を介設したドレン管34が接続されてい
る。ドレンバルブ35を開くと、貯水タンク7内に残っ
た水と、蒸気タンク8内に残った高温の湯水が、それぞ
れの給排水管26、28から連通管30に合流して流れ
て、ドレン管34を通って排出される。蒸気タンク8の
給排水管28は絞られた状態で連通管30に接続されて
いるから、連通管30には大量の水に小量の高温の湯水
が合流して混じることになり、その結果、適度に温度が
下げられた状態で排水が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加温蒸気により
被加温物を蒸しかつ温蔵するのに用いる加温器に関し、
特にその排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、肉まんや餡まんを加温するのに
用いる加温器の一般的な構造は、以下のようである。す
なわち、貯水タンクと蒸気タンクとを収容した基台上
に、肉まんや餡まんを棚上に多段に載せて収容するケー
シングを設置し、貯水タンクから蒸気タンクに順次に供
給された水を、蒸気タンク内に装備したヒータで加熱す
ることで蒸気を発生させ、その蒸気をケーシング内に導
入することで肉まんや餡まんを蒸しかつ保温状態に貯蔵
するようになっている。そして排水部分の構造として
は、各タンクに設けられた排水口を、ドレンバルブを介
設した共通のドレン管に接続し、ドレンバルブを開放す
ることによって、両タンクに残った水をドレン管に合流
させて排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで加温器を停止
した直後では、蒸気タンク内にはきわめて高温の湯水が
残っているから、加温器停止後にすぐにドレンバルブを
開くと、高温の湯水が排出されるおそれがある。そのた
め、蒸気タンク内の湯水が冷めるのを待って排水作業を
行わねばならず、使い勝手が悪い欠点があった。そこで
本発明は、加温器の停止後ただちに排水作業を行えるよ
うにした加温器の排水構造を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明は、貯水タンクと、その貯水タ
ンクから供給された水を加熱して蒸気を発生させる蒸気
タンクとを収容した基台上に、被加温物を収容するケー
シングを備え、前記蒸気タンクから発生した蒸気を前記
ケーシング内に導入することで被加温物を加温するよう
にした加温器であって、前記貯水タンクと前記蒸気タン
クのそれぞれの排水口が共通のドレン管に接続されたも
のにおいて、前記蒸気タンク側の排水口は、前記貯水タ
ンク側の排水口に比べて開口面積が絞られている構成と
したところに特徴を有する。
【0005】
【作用】ドレン管を流通可能な状態にすると、貯水タン
ク内に残った水と、蒸気タンク内に残った高温の湯水が
それぞれの排水口からドレン管に合流して流れるが、蒸
気タンク側の排水口の開口面積が貯水タンク側の排水口
のそれに比べて絞られているから、ドレン管には大量の
水に小量の高温の湯水が合流して混じることになり、そ
の結果、適度に温度が下げられた状態で排水が行われ
る。
【0006】
【発明の効果】すなわちこの発明によれば、蒸気タンク
内に高温の湯水が残っている状態で排水作業を行った場
合にも、適度に温度が下がった水の状態で排水すること
ができ、すなわち加温器停止の直後にも排水作業を行う
ことが可能となって、使い勝手に優れる効果がある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4によって説明する。この実施形態では、肉ま
んや餡まんの加温器に適用した場合を例示する。本実施
形態の加温器は、大きく分けて基台1と、その上面に設
置されるケーシング2とから構成されている。
【0008】基台1は鋼板製であって、上面が開口され
た箱形に形成されており、その下面の左右両側縁には脚
3が取り付けられている。この基台1の上面開口の周縁
には、外側に出っ張るようにして受け部4が形成され、
その受け部4内に嵌められるようにして、同じく鋼板製
の天井板5が張られている。
【0009】上記の基台1内の上部側には、貯水タンク
7と蒸気タンク8とが左右に並んで収容されるようにな
っている。貯水タンク7はステンレス製であって、図2
にも示すように、奥行き方向に長い上面開放の箱形に形
成されている。一方蒸気タンク8は、同じくステンレス
製で上面開放の箱形に形成されており、貯水タンク7よ
りも奥行き寸法が短く、逆に深さは少し深く形成されて
いる。この蒸気タンク8内の下部側には、図示しない電
源と接続されたヒータ9が装備されている。
【0010】上記した天井板5には、貯水タンク7を取
り付けるための第1取付口11と、蒸気タンク8を取り
付けるための第2取付口12とが形成されている。各取
付口11、12の口縁には、上向きの周壁13が形成さ
れている。そして、貯水タンク7の上縁が、第1取付口
11の周壁13内に嵌められて、溶接等によって固定さ
れている。また、蒸気タンク8の上縁も、同様に第2取
付口12の周壁13内に嵌められて溶接等で固定されて
いる。
【0011】各タンク7、8には蓋体15、16が備え
られている。これらの蓋体15、16はステンレス製で
あって、それぞれ対応するタンク7、8の上面の開口を
覆うことができる面積を有しており、周縁に下向きの側
壁17が形成されている。なお、蒸気タンク8の蓋体1
6には、蒸気抜きのための多数の通孔19が形成されて
いる。そして、各蓋体15、16は、それぞれの側壁1
7を対応する取付口11、12の周壁13の外側に嵌め
て、着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0012】引き続き給排水構造について説明する。貯
水タンク7の底面の手前側には注水口21が開口され、
注水バルブ23を介設した注水管22により水道に接続
されている。また貯水タンク7の底面における中央部よ
りも少し奥側の位置には、給排水口25が開口され、下
向きに給排水管26が接続されている。一方の蒸気タン
ク8の底面にも給排水口27が開口され、下向きに給排
水管28が接続されている。両給排水管26、28は、
奥行き方向においてほぼ同じ位置に設けられている。ま
た、蒸気タンク7側の給排水管28の下端は、貯水タン
ク7側の給排水管26の下端よりも下方に位置してい
る。
【0013】両タンク7、8の給排水管26、28の下
端同士は、連通管30で接続されている。この連通管3
0は詳細には、一端が貯水タンク7側の給排水管26の
下端に接続されて、奥側に水平に延出され、続いて下方
に傾斜しつつ蒸気タンク8側に屈曲され、最後に蒸気タ
ンク8側の給排水管28の下端の下面を通過して、水平
に手前側に屈曲されている。蒸気タンク8の給排水管2
8の下端と連通管30とは、連通管30の上面に通孔3
1を開口することで連通されているが、図3に示すよう
に、その通孔31の開口面積は給排水管28の開口面積
よりも小さく設定されている。すなわち、蒸気タンク8
側の給排水管28の下端と連通管30とは開口が絞られ
た状態で接続されている。上記の連通管30の手前側に
引き出された他端には、ドレンバルブ35を介設したド
レン管34に接続されている。なお、注水管22、給排
水管26、28、連通管30及びドレン管34はそれぞ
れステンレス管で形成されている。
【0014】上記したケーシング2は、全体として下面
開放の縦長の箱状に形成されており、周面にガラス板3
7が張設されているとともに、一面には開閉扉が形成さ
れている。このケーシング2の下縁が、上記した基台1
の受け部4の外側に嵌められつつ載せられて、気密状態
で設置されるようになっている。ケーシング1内には、
肉まんや餡まん(以下、単に肉まんaという)を多段に
載せて収容する棚38が設けられている。
【0015】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。ドレンバルブ35を閉じて
注水バルブ23を開くと、注水管22を通して貯水タン
ク7内に水が注入され、その水が貯水タンク7の給排水
口25から連通管30を通り、給排水口27から蒸気タ
ンク8内に供給されて、同一水位を保ちつつ両タンク
7、8内に水が貯溜される。
【0016】注水を止めてヒータ9をオンすると、蒸気
タンク8内の水が加熱されることで加温蒸気が発生し、
その蒸気が蒸気タンク8側の蓋体16の通孔19を通っ
て、ケーシング2内に供給される。蒸気の発生の間は、
貯水タンク7から蒸気タンク8に順次に水が補充され
る。この蒸気の供給によって、ケーシング2内の棚38
上に載せられた肉まんaが蒸し上げられ、また保温状態
で貯蔵される。
【0017】タンク7、8の掃除を行う場合は、ドレン
バルブ35を開くと、貯水タンク7内に残った水が給排
水口25から連通管30に流れ、また蒸気タンク8内に
残った高温の湯水が給排水口27から連通管30に合流
して流れて、ドレン管34を通って排出される。ここ
で、蒸気タンク8の給排水管28は絞られた状態で連通
管30に接続されているから、連通管30には大量の水
に小量の高温の湯水が合流して混じることになり、その
結果、適度に温度が下げられた状態で排水が行われる。
【0018】排水が終わったら、図4の鎖線に示すよう
にケーシング2を外すと、基台1の天井板5が露出され
るので、各タンク7、8に被着された蓋体15、16を
外す。それにより各タンク7、8の上面が開放されるの
で、内部に手を入れて掃除することができる。
【0019】このように本実施形態によれば、蒸気タン
ク8内に高温の湯水が残っている状態で排水作業を行っ
た場合にも、適度に温度が下がった水の状態で排水する
ことができ、すなわち加温器停止の直後にも排水作業を
行うことが可能となって、使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の縦断面図である。
【図2】その底面図である。
【図3】給排水構造を示す一部切欠側面図である。
【図4】蓋体の取り外し動作の説明図である。
【符号の説明】
1…基台 2…ケーシング 7…貯水タンク 8…蒸気
タンク 9…ヒータ 25…(貯水タンク7の)給排水口 26…(貯水タン
ク7の)給排水管 27…(蒸気タンク8の)給排水口 28…(蒸気タン
ク8の)給排水管 30…連通管 31…(絞られた)通孔 34…ドレン
管 35…ドレンバルブ a…肉まん(被加温物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水タンクと、その貯水タンクから供給
    された水を加熱して蒸気を発生させる蒸気タンクとを収
    容した基台上に、被加温物を収容するケーシングを備
    え、前記蒸気タンクから発生した蒸気を前記ケーシング
    内に導入することで被加温物を加温するようにした加温
    器であって、前記貯水タンクと前記蒸気タンクのそれぞ
    れの排水口が共通のドレン管に接続されたものにおい
    て、 前記蒸気タンク側の排水口は、前記貯水タンク側の排水
    口に比べて開口面積が絞られていることを特徴とする加
    温器の排水構造。
JP27652795A 1995-09-29 1995-09-29 加温器の排水構造 Withdrawn JPH0994162A (ja)

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JP27652795A JPH0994162A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 加温器の排水構造

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JP27652795A JPH0994162A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 加温器の排水構造

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JPH0994162A true JPH0994162A (ja) 1997-04-08

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JP27652795A Withdrawn JPH0994162A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 加温器の排水構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013420A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Sharp Kabushiki Kaisha 加熱調理器

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021203