JP2000165306A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2000165306A
JP2000165306A JP33405498A JP33405498A JP2000165306A JP 2000165306 A JP2000165306 A JP 2000165306A JP 33405498 A JP33405498 A JP 33405498A JP 33405498 A JP33405498 A JP 33405498A JP 2000165306 A JP2000165306 A JP 2000165306A
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frequency
radio
wireless communication
wave
wireless
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JP33405498A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Matsushita
尚弘 松下
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仕切られた各空間に配置した無線局間で無線通
信を行う場合に、各無線局は無線通信波を他の無線局か
らの直接波の干渉を受けずに受信することで高品質の無
線通信を行う。 【解決手段】壁により仕切られた各室に無線局31,4
1,51を配置し、中継装置24から同軸ケーブル7
9,80,81及びこの同軸ケーブルに接続し各室に配
置した中継アンテナ34,44,54を介して各無線局
が相互に無線通信を行うものにおいて、中継装置内に無
線局から中継アンテナに送信された周波数f1 の無線通
信波を周波数f2 に周波数変換する周波数変換器76
と、この周波数変換した無線通信波を3分配する分配器
62を設け、任意の無線局が中継アンテナに周波数f1
の無線通信波を送信したとき、この通信波を受信する他
の無線局は中継アンテナから周波数f2 の無線通信波を
受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、住宅等に
おいて各部屋に設置した無線局が信号ケーブルを使用し
て互いに無線通信する無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅や事務所などの建物は、壁、
床、天井などによって仕切って空間、すなわち、部屋を
形成している。このような各部屋を仕切っている壁など
は材質や厚さなどによって通過する電波の減衰量が大き
く異なるため、送信電力が小さい宅内用無線機器による
壁越しの無線通信は確実性に問題があった。
【0003】このため、例えば、特開平8−12560
0号公報では、図6及び図7に示すような対策を取って
いる。すなわち、図6に示すように、A室とB室からな
る建物1において、建物1の外にテレビ放送受信アンテ
ナ2が配置され、そのアンテナ2と各部屋に設けたアン
テナ用端子3,4を壁内を配線したテレビ共聴配線5に
よって接続されている場合に、A室ではアンテナ用端子
3に接続器6を接続し、その接続器6に中継アンテナ7
を接続するととともに、無線端末8を配置し、また、B
室ではアンテナ用端子4にテレビ放送周波数と無線通信
周波数を分離する分波器9を接続し、その分波器9にテ
レビ受像機10を接続するとともに接続器11を接続
し、その接続器11に中継アンテナ12を接続するとと
もに、無線端末13を配置する。
【0004】これにより、テレビ放送受信アンテナ2が
受信した受信放送波はテレビ共聴配線5、アンテナ用端
子4及び分波器9を介してテレビ受像機10に送信され
る。また、A室の無線端末8とB室の無線端末13が相
互に無線通信するときには、例えば、無線端末8から無
線端末13に無線通信するときには、無線端末8からの
無線通信波を中継アンテナ7で受信し、この通信波を接
続器6→アンテナ用端子3→テレビ共聴配線5→アンテ
ナ用端子4→分波器9→接続器11の順に送信し、中継
アンテナ12から無線端末13に無線通信することにな
る。
【0005】また、図7に示すように、テレビ共聴配線
14に接続したアンテナ用端子15に接続器16を接続
し、この接続器16に方向性結合器17を接続し、その
方向性結合器17に別の方向性結合器18を直接接続す
るとともに増幅器19を介して接続し、その方向性結合
器18に中継アンテナ20を接続する。
【0006】この場合は、テレビ共聴配線14からアン
テナ用端子15を介して接続器16が受信した信号は方
向性結合器17及び増幅器19を経由して増幅され、方
向性結合器18から中継アンテナ20を介して無線端末
に送信される。また、無線端末からの無線通信波を中継
アンテナ20が受信すると、その信号を方向性結合器1
8,17、接続器16及びアンテナ用端子15を経由し
てテレビ共聴配線14に送信される。
【0007】このように、部屋と部屋との間に電波を減
衰させる作用を為す壁が存在してもテレビ共聴配線を利
用することで各無線端末が相互に通信できるようにして
いる。また、テレビ共聴配線等で生じる電力損失を増幅
により補償して既定範囲の電力が得られるようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムでは無線端末8からの送信電波は中継アンテナ
7によって受信され、接続器6、アンテナ用端子3、テ
レビ共聴配線5、アンテナ用端子4、分波器9、接続器
11を経由して中継アンテナ12から無線端末13に到
達するが、送信電波の一部がA室とB室とを仕切ってい
る壁1aを通過して減衰を受けながらも直接波として無
線端末13に到達する。そして、このシステムでは無線
端末8が送信する周波数と無線端末13が受信する周波
数が同一周波数になっている。
【0009】従って、電波の壁1aによる通過損失がそ
れ程大きくない場合や、各無線端末8,13が壁1aに
接近して配置されている場合には、無線端末8から無線
端末13への直接波の到達電力が大きくなり、無線端末
13では中継アンテナ12から送信される無線電波と直
接波が干渉して伝送品質を劣化させる、いわゆる同一周
波数干渉という問題を招く問題があった。また、図6に
おいて図7に示すような増幅器を使用して電力増幅を図
った場合に、B室の中継アンテナ12からの無線通信波
が壁1aを通過してA室の中継アンテナ7に戻るという
帰還経路が形成され、両中継アンテナ間の減衰量とテレ
ビ共聴配線等の通過損失の合計よりも増幅器の利得を大
きくすると発振を起こす虞れがあり、このため、増幅器
の利得や中継アンテナの設置条件に制約が生じ、その結
果、受信側の無線端末の位置によっては必要な受信電力
が得られなくなるという問題があった。
【0010】そこで、各請求項記載の発明は、壁等によ
り仕切られた各空間にそれぞれ無線局を配置し、この各
無線局間で無線通信を行う場合に、中継アンテナ及び信
号ケーブルを経由した無線通信波を受信する無線局の受
信点において、この無線通信波とこの無線通信波を送信
した無線局からの直接波が干渉する虞れが全くなく、各
無線局間で高品質の無線通信ができる無線通信システム
を提供する。
【0011】また、請求項2乃至5記載の発明は、さら
に、各無線局における無線通信波の受信レベルを最適に
調整でき、しかも各空間の間で電波の帰還経路が形成さ
れる虞れがなく、より高品質の無線通信ができる無線通
信システムを提供する。また、請求項3及び5記載の発
明は、さらに、各無線局における無線通信波の受信レベ
ルを各空間内において容易に調整できる無線通信システ
ムを提供する。
【0012】また、請求項6記載の発明は、さらに、各
空間内にテレビ受像機を設け、信号ケーブルが無線通信
波と受信放送波を共通に伝送する場合に、各空間におい
て無線通信波と受信放送波との分波が容易にできる無線
通信システムを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
壁等により仕切られた各空間にそれぞれ無線局を配置
し、中継装置から各空間に個別に配線した信号ケーブル
及びこの信号ケーブルに接続し各空間に配置した中継ア
ンテナを介して各無線局が相互に無線通信を行う構成と
し、任意の無線局が他の無線局に無線通信波を送信する
途中に、その無線通信波を周波数変換する周波数変換手
段と、この周波数変換手段にて周波数変換した無線通信
波を分配する分配手段とを設け、任意の無線局からの無
線通信波を周波数変換して他の無線局に分配送信するこ
とにある。
【0014】請求項2記載の発明は、壁等により仕切ら
れた各空間にそれぞれ無線局を配置し、中継装置から各
空間に個別に配線した信号ケーブル及びこの信号ケーブ
ルに接続し各空間に配置した中継アンテナを介して各無
線局が相互に無線通信を行う構成とし、任意の無線局が
他の無線局に無線通信波を送信する途中に、その無線通
信波を周波数変換する周波数変換手段と、この周波数変
換手段にて周波数変換した無線通信波を分配する分配手
段と、この分配手段にて分配した無線通信波を個別に設
定した増幅度で増幅して他の無線局を配置した空間の中
継アンテナに送信する増幅度個別設定手段とを設け、任
意の無線局からの無線通信波を周波数変換して他の無線
局に送信することにある。請求項3記載の発明は、請求
項2記載の無線通信システムにおいて、増幅度個別設定
手段を各空間内に設けたことにある。
【0015】請求項4記載の発明は、壁等により仕切ら
れた各空間にそれぞれ無線局を配置し、中継装置から各
空間に個別に配線した信号ケーブル及びこの信号ケーブ
ルに接続し各空間に配置した中継アンテナを介して各無
線局が相互に無線通信を行う構成とし、任意の無線局が
他の無線局に無線通信波を送信する途中に、その無線通
信波を周波数変換する周波数変換手段と、この周波数変
換手段にて周波数変換した無線通信波を増幅する増幅手
段と、この増幅手段にて増幅した無線通信波を分配する
分配手段と、この分配手段にて分配した無線通信波を個
別に設定した減衰量で減衰して他の無線局を配置した空
間の中継アンテナに送信する減衰量個別設定手段とを設
け、任意の無線局からの無線通信波を周波数変換して他
の無線局に送信することにある。請求項5記載の発明
は、請求項4記載の無線通信システムにおいて、減衰量
個別設定手段を各空間内に設けたことにある。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1記載の無線通信システムにおいて、周波数変
換手段は、周波数変換後の無線通信波の周波数が周波数
変換前の無線通信波の周波数に比べて受信放送波の周波
数からより離れた周波数になるように周波数変換するこ
とにある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、この実施の形態は本発明を壁など
によって仕切られた各室を空間とした建物内に適用した
ものについて述べる。 (第1の実施の形態)図1において、21,22,23
はそれぞれ壁によって仕切られたA室、B室、C室、2
4は例えば屋根下などに配置された中継装置である。前
記各室21,22,23には、無線装置と端末装置から
なる無線局31,41,51、テレビ受像機32,4
2,52、分波器33,43,53、中継アンテナ3
4,44,54及びアンテナ用端子(コンセント)3
5,45,55がそれぞれ配置されている。
【0018】そして、前記分波器33の端子aを前記ア
ンテナ用端子35に接続し、端子bを前記中継アンテナ
34に接続し、端子cを前記テレビ受像機32に接続し
ている。また、前記分波器43の端子aを前記アンテナ
用端子45に接続し、端子bを前記中継アンテナ44に
接続し、端子cを前記テレビ受像機42に接続してい
る。また、前記分波器53の端子aを前記アンテナ用端
子55に接続し、端子bを前記中継アンテナ54に接続
し、端子cを前記テレビ受像機52に接続している。
【0019】前記各分波器33,43,53は端子aと
端子bとの間が双方向ライン、端子aと端子cとの間が
端子aからcへの単方向ラインになっている。この各分
波器33,43,53は方向性結合器に周波数選択性を
持たせることによって容易に構成することができる。
【0020】前記中継装置24は、第1の分配器61、
分配手段としての第2の分配器62、第1、第2、第3
の混合器63,64,65、第1、第2、第3の方向性
結合器66,67,68、増幅度個別設定手段としての
第1、第2、第3の増幅器69,70,71、第1、第
2のバンドパスフィルタ72,73、合成器74、局部
発振器75及び周波数変換手段としての周波数変換器7
6からなり、前記第1の分配器61の端子aを外部に設
置した増幅器77を介してテレビ放送受信アンテナ78
に接続し、端子bを前記第1の混合器63の端子cに接
続し、端子cを前記第2の混合器64の端子cに接続
し、端子dを前記第3の混合器65の端子cに接続して
いる。前記第1の分配器61は端子aと端子b,c,d
との間が端子aからb、aからc、aからdへの単方向
ラインになっている。
【0021】前記第1の混合器63は端子aを信号ケー
ブルラインである同軸ケーブル79を介してA室のアン
テナ用端子35に接続し、端子bを前記第1の方向性結
合器66の端子aに接続している。前記第2の混合器6
4は端子aを信号ケーブルラインである同軸ケーブル8
0を介してB室のアンテナ用端子45に接続し、端子b
を前記第2の方向性結合器67の端子aに接続してい
る。前記第3の混合器65は端子aを信号ケーブルライ
ンである同軸ケーブル81を介してC室のアンテナ用端
子55に接続し、端子bを前記第3の方向性結合器68
の端子aに接続している。
【0022】前記各混合器63,64,65は端子aと
端子bとの間が双方向ライン、端子aと端子cとの間が
端子cからaへの単方向ラインになっている。前記アン
テナ用端子35,45,55及び同軸ケーブル79,8
0,81は壁内に配線された既存の共聴配線をそのまま
利用している。
【0023】前記第1の方向性結合器66は端子bを前
記合成器74の端子aに接続し、端子cを前記第1の増
幅器69の出力端子に接続している。前記第2の方向性
結合器67は端子bを前記合成器74の端子bに接続
し、端子cを前記第2の増幅器70の出力端子に接続し
ている。前記第3の方向性結合器68は端子bを前記合
成器74の端子cに接続し、端子cを前記第3の増幅器
71の出力端子に接続している。前記各方向性結合器6
6,67,68は端子aと端子bとの間が端子aからb
への単方向ライン、端子aと端子cとの間が端子cから
aへの単方向ラインになっている。
【0024】前記合成器74は端子dを中心周波数がf
1で帯域幅がBの前記第1のバンドバスフィルタ72を
介して前記周波数変換器76の入力端子に接続してい
る。前記合成器74は端子aと端子dとの間が端子aか
らdへの単方向ライン、端子bと端子dとの間が端子b
からdへの単方向ライン、端子cと端子dとの間が端子
cからdへの単方向ラインになっている。
【0025】前記周波数変換器76は前記局部発振器7
5からの周波数fL の信号と前記第1のバンドパスフィ
ルタ72を介して入力される信号を周波数混合により周
波数変換し、その周波数変換した信号を中心周波数がf
2で帯域幅がBの前記第2のバンドパスフィルタ73を
介して前記第2の分配器62の端子aに供給している。
【0026】前記第2の分配器62は端子bを前記第1
の増幅器69の入力端子に接続し、端子cを前記第2の
増幅器70の入力端子に接続し、端子dを前記第3の増
幅器71の入力端子に接続している。前記第2の分配器
62は端子aと端子b,c,dとの間が端子aからb、
aからc、aからdへの単方向ラインになっている。前
記各増幅器69,70,71は個別に増幅度を調整でき
るようになっている。
【0027】前記各分配器61,62、各混合器63,
64,65及び合成器74は、高周波トランスによるハ
イブリッド回路及びフェライト素子によって容易に構成
することができる。また、前記各バンドパスフィルタ7
2,73の帯域幅Bは無線通信波の使用周波数帯域幅に
設定している。
【0028】前記各室21,22,23の無線局31,
41,51から中継アンテナ34,44,54に送信す
る無線通信波の周波数はf1 で、この周波数を上り回線
周波数とし、逆に各中継アンテナ34,44,54から
無線局31,41,51に送信する無線通信波の周波数
はf2 で、この周波数を下り回線周波数とすると、この
各無線通信波とテレビ放送波の周波数関係は、図2に示
すようになっている。すなわち、バンド1のテレビ放送
波の周波数に対して、バンド2の上り回線周波数f1 よ
りもバンド3の下り回線周波数f2 をより離れた周波数
に配置している。
【0029】このような構成においては、例えばA室2
1の無線局31から周波数f1 の無線通信波を中継アン
テナ34に無線送信すると、この電波は中継アンテナ3
4で周波数f1 の高周波信号に変換され、分波器33、
アンテナ用端子35及び同軸ケーブル79を経由して中
継装置24内の第1の混合器63に伝送される。
【0030】第1の混合器63を通過した信号は第1の
方向性結合器66、合成器74及び第1のバンドパスフ
ィルタ72を経由して周波数変換器76に供給される。
周波数変換器76は局部発振器75からの周波数fL の
信号と周波数f1 の高周波信号を周波数混合し、周波数
f2 の高周波信号に変換して第2のバンドパスフィルタ
73に出力する。この場合、各周波数の関係は、f2 =
f1 −fLになっている。
【0031】第2のバンドパスフィルタ72を通過した
周波数f2 の高周波信号は、第2の分配器62で3つに
分配され、それぞれ増幅器69,70,71によって増
幅される。各増幅器69,70,71の増幅度はそれぞ
れの増幅器から中継アンテナ34,44,54までの伝
送損失に応じて設定されるが、3つの伝送経路の差は同
軸ケーブル79,80,81の長さの違いによる損失量
の差が支配的であるため、それぞれの同軸ケーブルの長
さによって各増幅度を相対的に決定する。
【0032】例えば、同軸ケーブル79,80,81の
長さがそれぞれ10m、15m、20mで、使用する同
軸ケーブルの損失が0.5dB/mのときには、各増幅
器69,70,71間の相対的な増幅度の差は0dB、
2.5dB、5dBとなる。なお、増幅度の絶対値は各
中継アンテナ34,44,54から無線局31,41,
51への送信出力が電波法の規定値を越えないように設
定する必要がある。
【0033】各増幅器69,70,71においてそれぞ
れの伝送損失に応じて増幅された出力信号は、それぞれ
方向性結合器66,67,68、混合器63,64,6
5及び同軸ケーブル79,80,81を経由して各室2
1,22,23のアンテナ用端子35,45,55に伝
送される。そして、各アンテナ用端子35,45,55
から分波器33,43,53を経て中継アンテナ34,
44,54に導かれ、各中継アンテナ34,44,54
から周波数f2 の電波として各無線局31,41,51
にそれぞれ送信される。各無線局31,41,51は受
信周波数をf2 に設定しているので、無線通信波を送信
した無線局31を除く、B室とC室の無線局41,51
がこの電波を受信することになる。
【0034】以上は、A室21の無線局31から無線通
信波を送信した場合について述べたが、B室22の無線
局41やC室23の無線局51から無線通信波を送信す
る場合も同様で、B室22の無線局41からの周波数f
1 の無線通信波は周波数変換器76で周波数f2 の信号
に変換された後、中継アンテナ34,54を経由してA
室21の無線局31及びC室の無線局51により受信さ
れ、C室23の無線局51からの周波数f1 の無線通信
波は周波数変換器76で周波数f2の信号に変換された
後、中継アンテナ34,44を経由してA室21の無線
局31及びB室の無線局41により受信される。
【0035】一方、テレビ放送波はテレビ放送受信アン
テナ78で受信された後、増幅器77で増幅され、さら
に、中継装置24内の第1の分配器61で3つに分配さ
れる。そして、それぞれの分配された信号は各混合器6
3,64,65で無線通信波と混合された後、それぞれ
同軸ケーブル79,80,81及び各室のアンテナ用端
子35,45,55を経由して分波器33,43,53
に供給され、この分波器33,43,53からテレビ受
信波のみがテレビ受像機32,42,52にそれぞれ供
給されことになる。
【0036】このように、各無線局31,41,51か
ら送信する無線通信波の周波数はf1 であり、これを中
継アンテナ34,44,54を経由して受信する各無線
局31,41,51の受信周波数は周波数変換されてf
2 となっているので、無線通信波を受信する無線局の受
信点において他の無線局からの送信波の直接波と受信波
とが干渉する虞れは全くない。従って、各無線局間で高
品質の無線通信ができる。
【0037】また、中継装置24において信号を増幅器
69,70,71で増幅することにより、中継アンテナ
34,44,54から各無線局31,41,51に送信
する無線通信波の電力を最適に調整できる。そして、各
中継アンテナ34,44,54からの無線通信波電力を
高めても無線局から送信する無線通信波の周波数と無線
局が受信する無線通信波の周波数が異なっているので、
各室間で電波の帰還経路が形成される虞れがなく、より
高品質の無線通信ができる。
【0038】また、各無線局31,41,51から中継
アンテナ34,44,54に送信する無線通信波に対し
て各分波器33,43,53は一種の混合器として動作
するので、この無線通信波のバンド2はテレビ放送波の
バンド1に接近していても問題は無いが、各中継アンテ
ナ34,44,54から無線局31,41,51に送信
する無線通信波に対して各分波器33,43,53は周
波数選択性のある分波器として動作するので、この無線
通信波のバンド1はテレビ放送波のバンド1から離れて
いることが望ましい。この点、ここでは各無線局31,
41,51から中継アンテナ34,44,54に送信す
る無線通信波の周波数f1 と、各中継アンテナ34,4
4,54から無線局31,41,51に送信する無線通
信波の周波数f2 とは、テレビ放送波の周波数に対し
て、周波数f1よりも周波数f2 がより離れた関係にな
るように周波数を配置しているので、各分波器33,4
3,53によるテレビ放送波と無線通信波との分波か容
易にできる。 (第2の実施の形態)なお、前述した実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付し異なる部分についてのみ説
明する。
【0039】これは、図3に示すように、各増幅器6
9,70,71に代えて減衰量個別設定手段としての第
1、第2、第3の減衰器82,83,84を使用し、か
つ、第2の分配器62と第2のバンドパスフィルタ73
との間に増幅手段である増幅器85を新たに挿入してい
る。前記各減衰器82,83,84はそれぞれ個別に減
衰量を調整できるようになっている。
【0040】前記各減衰器82,83,84の減衰量は
それぞれの減衰器から中継アンテナ34,44,54ま
での伝送損失に応じて設定されるが、3つの伝送経路の
差は同軸ケーブル79,80,81の長さの違いによる
損失量の差が支配的であるため、それぞれの同軸ケーブ
ルの長さによって各減衰量を相対的に決定する。
【0041】例えば、同軸ケーブル79,80,81の
長さがそれぞれ10m、15m、20mで、使用する同
軸ケーブルの損失が0.5dB/mのときには、各減衰
器82,83,84間の相対的な減衰量の差は0dB、
−2.5dB、−5dBとなる。なお、減衰量の絶対値
は各中継アンテナ34,44,54から無線局31,4
1,51への送信出力が電波法の規定値を越えないよう
に設定する必要がある。
【0042】このような構成においては、いずれかの無
線局から中継アンテナに送信され周波数f1 の無線通信
波から変換された高周波信号は合成器74から第1のバ
ンドパスフィルタ72を介して周波数変換器76に供給
され、この周波数変換器76において周波数f2 の信号
に変換される。そして、この信号は第2のバンドパスフ
ィルタ73を通過した後、増幅器85によって一定量増
幅される。
【0043】この増幅された信号は第2の分配器62に
より3分配されてそれぞれ減衰器82,83,84に供
給される。そして、各減衰器82,83,84におい
て、それぞれの伝送損失に応じて減衰された後、各方向
性結合器66,67,68、各混合器63,64,65
及び各同軸ケーブル79,80,81を経由して各室2
1,22,23のアンテナ用端子35,45,55に供
給される。
【0044】この信号は、さらに、分波器33,43,
53にて分波されて中継アンテナ34,44,54に導
かれ、各中継アンテナ34,44,54から無線局3
1,41,51に周波数f2 の電波として送信される。
【0045】このようにこの実施の形態においても、各
無線局31,41,51から中継アンテナ34,44,
54への送信周波数f1 と中継アンテナ34,44,5
4から各無線局31,41,51への送信周波数f2 と
は周波数が異なっているので、無線通信波を受信する無
線局の受信点において他の無線局からの送信波の直接波
と受信波とが干渉する虞れは全くない。従って、この実
施の形態においても前述した実施の形態と同様の作用効
果が得られるものである。
【0046】また、中継装置24において信号を増幅器
85で一定量増幅した後、各減衰器82,83,84に
て各伝送損失に応じて減衰しているので、中継アンテナ
34,44,54から各無線局31,41,51に送信
する無線通信波の電力を最適に調整できる。 (第3の実施の形態)なお、前述した実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付し異なる部分についてのみ説
明する。
【0047】これは、図4に示すように、中継装置24
の各増幅器69,70,71を省略し、代わりに、各室
21,22,23において、分波器33,43,53と
中継アンテナ34,44,54との間に、第4の方向性
結合器36,46,56、増幅度個別設定手段としての
増幅器37,47,57及び第5の方向性結合器38,
48,58を挿入している。前記各増幅器37,47,
57は、それぞれ個別に増幅度を調整できるようになっ
ている。前記各方向性結合器36,46,56、38,
48,58はハイブリッドコイルやフェライト素子によ
って構成している。
【0048】前記各第4の方向性結合器36,46,5
6は、端子aをそれぞれ前記各分波器33,43,53
の端子bに接続し、端子bを前記各増幅器37,47,
57の入力端子に接続し、端子cを前記各第5の方向性
結合器38,48,58の端子cに接続している。前記
各第4の方向性結合器36,46,56は、端子aと端
子bとの間が端子aからbへの単方向ライン、端子aと
端子cとの間が端子cからaへの単方向ラインになって
いる。
【0049】また、前記各第5の方向性結合器38,4
8,58は、端子aをそれぞれ前記中継アンテナ34,
44,54に接続し、端子bを前記各増幅器37,4
7,57の出力端子に接続している。前記各第5の方向
性結合器38,48,58は、端子aと端子bとの間が
端子bからaへの単方向ライン、端子aと端子cとの間
が端子aからcへの単方向ラインになっている。
【0050】このような構成においては、いずれかの無
線局から中継アンテナに送信され周波数f1 の無線通信
波から変換された高周波信号は合成器74から第1のバ
ンドパスフィルタ72を介して周波数変換器76に供給
され、この周波数変換器76において周波数f2 の信号
に変換される。そして、この信号は第2のバンドパスフ
ィルタ73を通過した後、第2の分配器62によって3
分配される。
【0051】この3分配された各信号はそれぞれ方向性
結合器66,67,68、混合器63,64,65及び
同軸ケーブル79,80,81を経由して各室21,2
2,23のアンテナ用端子35,45,55に供給され
る。この信号は、さらに、分波器33,43,53にて
分波され、方向性結合器36,46,56を経由して増
幅器37,47,57に供給される。
【0052】各増幅器37,47,57は入力信号をそ
れぞれの伝送損失に応じた増幅度で増幅する。すなわ
ち、各増幅器37,47,57の増幅度はそれぞれ第2
の分配器62から中継アンテナ34,44,54までの
伝送損失に応じて設定されるが、3つの伝送経路の差は
同軸ケーブル79,80,81の長さの違いによる損失
量の差が支配的であるため、それぞれの同軸ケーブルの
長さによって各増幅度を相対的に決定する。
【0053】例えば、同軸ケーブル79,80,81の
長さがそれぞれ10m、15m、20mで、使用する同
軸ケーブルの損失が0.5dB/mのときには、各増幅
器37,47,57間の相対的な増幅度の差は0dB、
2.5dB、5dBとなる。なお、増幅度の絶対値は各
中継アンテナ34,44,54から無線局31,41,
51への送信出力が電波法の規定値を越えないように設
定する必要がある。
【0054】各増幅器37,47,57においてそれぞ
れの伝送損失に応じて増幅された出力信号は、それぞれ
方向性結合器38,48,58を経由して中継アンテナ
34,44,54に導かれ、各中継アンテナ34,4
4,54から周波数f2の電波として各無線局31,4
1,51にそれぞれ送信される。
【0055】このようにこの実施の形態においても、各
無線局31,41,51から中継アンテナ34,44,
54への送信周波数f1 と中継アンテナ34,44,5
4から各無線局31,41,51への送信周波数f2 と
は周波数が異なっているので、無線通信波を受信する無
線局の受信点において他の無線局からの送信波の直接波
と受信波とが干渉する虞れは全くない。従って、この実
施の形態においても前述した実施の形態と同様の作用効
果が得られるものである。
【0056】また、各室21,22,23において増幅
器37,47,57の増幅度を調整することで、中継ア
ンテナ34,44,54から各無線局31,41,51
に送信する無線通信波の電力を最適に調整できる。しか
も、増幅器37,47,57の増幅度調整を各室内にお
いて容易に調整できる。 (第4の実施の形態)なお、前述した実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付し異なる部分についてのみ説
明する。
【0057】これは、図5に示すように、前述した第3
の実施の形態における増幅器37,47,57を減衰量
個別設定手段としての減衰器39,49,59に代え、
さらに、中継装置24における第2の分配器62と第2
のバンドパスフィルタ73との間に増幅手段である増幅
器85を挿入したものである。前記各減衰器82,8
3,84はそれぞれ個別に減衰量を調整できるようにな
っている。
【0058】このような構成においては、いずれかの無
線局から中継アンテナに送信され周波数f1 の無線通信
波から変換された高周波信号は合成器74から第1のバ
ンドパスフィルタ72を介して周波数変換器76に供給
され、この周波数変換器76において周波数f2 の信号
に変換される。そして、この信号は第2のバンドパスフ
ィルタ73を通過した後、増幅器85で一定量増幅さ
れ、さらに、第2の分配器62によって3分配される。
【0059】この3分配された各信号はそれぞれ方向性
結合器66,67,68、混合器63,64,65及び
同軸ケーブル79,80,81を経由して各室21,2
2,23のアンテナ用端子35,45,55に供給され
る。この信号は、さらに、分波器33,43,53にて
分波され、方向性結合器36,46,56を経由して減
衰器39,49,59に供給される。
【0060】各減衰器39,49,59は入力信号をそ
れぞれの伝送損失に応じた減衰量で減衰する。すなわ
ち、各減衰器39,49,59の減衰量はそれぞれ第2
の分配器62から中継アンテナ34,44,54までの
伝送損失に応じて設定されるが、3つの伝送経路の差は
同軸ケーブル79,80,81の長さの違いによる損失
量の差が支配的であるため、それぞれの同軸ケーブルの
長さによって各減衰量を相対的に決定する。
【0061】例えば、同軸ケーブル79,80,81の
長さがそれぞれ10m、15m、20mで、使用する同
軸ケーブルの損失が0.5dB/mのときには、各減衰
器39,49,59間の相対的な減衰量の差は0dB、
−2.5dB、−5dBとなる。なお、減衰量の絶対値
は各中継アンテナ34,44,54から無線局31,4
1,51への送信出力が電波法の規定値を越えないよう
に設定する必要がある。
【0062】各減衰器39,49,59においてそれぞ
れの伝送損失に応じて減衰された出力信号は、それぞれ
方向性結合器38,48,58を経由して中継アンテナ
34,44,54に導かれ、各中継アンテナ34,4
4,54から周波数f2の電波として各無線局31,4
1,51にそれぞれ送信される。
【0063】このようにこの実施の形態においても、各
無線局31,41,51から中継アンテナ34,44,
54への送信周波数f1 と中継アンテナ34,44,5
4から各無線局31,41,51への送信周波数f2 と
は周波数が異なっているので、無線通信波を受信する無
線局の受信点において他の無線局からの送信波の直接波
と受信波とが干渉する虞れは全くない。従って、この実
施の形態においても前述した実施の形態と同様の作用効
果が得られるものである。
【0064】また、各室21,22,23において減衰
器39,49,59の減衰量を調整することで、中継ア
ンテナ34,44,54から各無線局31,41,51
に送信する無線通信波の電力を最適に調整できる。しか
も、減衰器39,49,59の減衰量調整を各室内にお
いて容易に調整できる。
【0065】なお、前述した各実施の形態は、この発明
を壁によって仕切られた各室を空間とした建物内に適用
したものについて述べたが必ずしもこれに限定するもの
ではなく、建物以外であっても壁などで仕切られた空間
が複数存在するような場所であれば適用できるものであ
る。
【0066】
【発明の効果】各請求項記載の発明によれば、壁等によ
り仕切られた各空間にそれぞれ無線局を配置し、この各
無線局間で無線通信を行う場合に、中継アンテナ及び信
号ケーブルを経由した無線通信波を受信する無線局の受
信点において、この無線通信波とこの無線通信波を送信
した無線局からの直接波が干渉する虞れが全くなく、各
無線局間で高品質の無線通信ができる。
【0067】また、請求項2乃至5記載の発明によれ
ば、さらに、各無線局における無線通信波の受信レベル
を最適に調整でき、しかも各空間の間で電波の帰還経路
が形成される虞れがなく、より高品質の無線通信ができ
る。また、請求項3及び5記載の発明によれば、さら
に、各無線局における無線通信波の受信レベルを各空間
内において容易に調整できる。また、請求項6記載の発
明によれば、さらに、各空間内にテレビ受像機を設け、
信号ケーブルが無線通信波と受信放送波を共通に伝送す
る場合に、各空間において無線通信波と受信放送波との
分波が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるテレビ放送波と無線通信
波の周波数配置関係を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図。
【図6】従来例を示すブロック図。
【図7】従来例を示す要部ブロック図。
【符号の説明】
21,22,23…室 24…中継装置 31,41,51…無線局 34,44,54…中継アンテナ 62…第2の分配器 69,70,71…増幅器 76…周波数変換器 79,80,81…同軸ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁等により仕切られた各空間にそれぞれ
    無線局を配置し、中継装置から前記各空間に個別に配線
    した信号ケーブル及びこの信号ケーブルに接続し前記各
    空間に配置した中継アンテナを介して前記各無線局が相
    互に無線通信を行う構成とし、 任意の無線局が他の無線局に無線通信波を送信する途中
    に、 その無線通信波を周波数変換する周波数変換手段と、こ
    の周波数変換手段にて周波数変換した無線通信波を分配
    する分配手段とを設け、 任意の無線局からの無線通信波を周波数変換して他の無
    線局に分配送信することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 壁等により仕切られた各空間にそれぞれ
    無線局を配置し、中継装置から前記各空間に個別に配線
    した信号ケーブル及びこの信号ケーブルに接続し前記各
    空間に配置した中継アンテナを介して前記各無線局が相
    互に無線通信を行う構成とし、 任意の無線局が他の無線局に無線通信波を送信する途中
    に、 その無線通信波を周波数変換する周波数変換手段と、こ
    の周波数変換手段にて周波数変換した無線通信波を分配
    する分配手段と、この分配手段にて分配した無線通信波
    を個別に設定した増幅度で増幅して他の無線局を配置し
    た空間の中継アンテナに送信する増幅度個別設定手段と
    を設け、 任意の無線局からの無線通信波を周波数変換して他の無
    線局に送信することを特徴とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】 増幅度個別設定手段を各空間内に設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 壁等により仕切られた各空間にそれぞれ
    無線局を配置し、中継装置から前記各空間に個別に配線
    した信号ケーブル及びこの信号ケーブルに接続し前記各
    空間に配置した中継アンテナを介して前記各無線局が相
    互に無線通信を行う構成とし、 任意の無線局が他の無線局に無線通信波を送信する途中
    に、 その無線通信波を周波数変換する周波数変換手段と、こ
    の周波数変換手段にて周波数変換した無線通信波を増幅
    する増幅手段と、この増幅手段にて増幅した無線通信波
    を分配する分配手段と、この分配手段にて分配した無線
    通信波を個別に設定した減衰量で減衰して他の無線局を
    配置した空間の中継アンテナに送信する減衰量個別設定
    手段とを設け、 任意の無線局からの無線通信波を周波数変換して他の無
    線局に送信することを特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 減衰量個別設定手段を各空間内に設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 周波数変換手段は、周波数変換後の無線
    通信波の周波数が周波数変換前の無線通信波の周波数に
    比べて受信放送波の周波数からより離れた周波数になる
    ように周波数変換することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1記載の無線通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020027914A (ko) * 2000-10-06 2002-04-15 민문기 개인 휴대 통신용 빌딩 서비스 시스템 설치방법
KR20020063644A (ko) * 2001-01-30 2002-08-05 전자부품연구원 중간주파수 분산형 안테나 시스템

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