JP3021859U - Phs共聴装置 - Google Patents

Phs共聴装置

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JP3021859U
JP3021859U JP1995010274U JP1027495U JP3021859U JP 3021859 U JP3021859 U JP 3021859U JP 1995010274 U JP1995010274 U JP 1995010274U JP 1027495 U JP1027495 U JP 1027495U JP 3021859 U JP3021859 U JP 3021859U
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JP
Japan
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phs
signal
television
listening device
base station
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Application number
JP1995010274U
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Inventor
雅昭 笹田
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Miyoshi Electronics Corp
Original Assignee
Miyoshi Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】テレビ共聴装置にPersonal Hand
y Phone System(PHS)システムの信
号を重畳して分配する装置を提供する。 【構成】テレビ放送局1からのテレビ信号とPHSサー
ビス用基地局11からPHS信号をテレビ用受信アンテ
ナ2とPHS用送受信アンテナ12で受信して合成器1
4により合成し、伝送用同軸ケーブル3を介して伝送
し、分離器15を介してPHS信号を分離し、PHS用
アンテナ16により室内に分配され、PHS端末17に
より受信される。逆に、PHSの端末からの信号は伝送
用同軸ケーブルを逆向きに伝送され、PHS用送受信ア
ンテナから再輻射され、PHS基地局で受信される。同
軸ケーブル3は既存のテレビ共聴装置用のものを共用す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、従来のテレビ共聴装置がテレビ信号を建物内の各部屋等に分配す るためのもので有ったのを、これにPHS(Personal Handy P hone System)システムの信号を重畳して分配するために、PHS信 号とテレビ信号を独立に送受信あるいは受信するための手段と、これらを合成あ るいは分離するための手段と、これらを伝送するためケーブルを準備するように したPHS共聴装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第3図は、従来のテレビ共聴装置を示す図であり、1はテレビ放送局、2は受 信アンテナ、3は伝送用同軸ケーブル、4は分岐器、5は接続用同軸コネクター 、6はテレビ受像機、7は建物等である。 次に動作について説明する。従来のテレビ共聴装置は、テレビ放送局1からの 電波を受信アンテナ2で受信し、建物等7では、同軸ケーブル3、分岐器4ある いは同軸コネクター5を介してテレビ受像機6に接続される。途中、伝送用の同 軸ケーブル3あるいは分岐器4の損失が大きい場合には、前置増幅器が同軸ケー ブル3の途中に挿入される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のテレビ共聴装置はテレビ放送局あるいはCATV局からのテレビ信号を 屋内の各部屋等に分配するために専用に設けられたものであり、これにPHSサ ービスの信号等の他のメデイアの信号を重畳して各部屋に分配することは考慮さ れていなかった。 この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、テレビ放 送局あるいはCATV局からのテレビ信号と、PHSサービスの信号等の他のメ デイアの信号を重畳して各部屋に分配することを可能にするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、テレビ信号とPHS信号を重畳して伝送し各部屋等に 分配することを特徴とするものである。 請求項2の考案は、当該PHS信号を受信するための手段が、PHS用基地局 に直接結合するかあるいはアンテナを介して行われることを特徴とするものであ る。 請求項3の考案は、当該信号を室内に放射および受信するための手段を有する ことを特徴とするものである。 請求項4の考案は、当該テレビ信号とPHS信号を重畳して伝送するための手 段が、上り方向に対しては独立して設けられることを特徴とするものである。 請求項5の考案は、複数箇所あるいは複数事業者のPHSサービス信号を送受 信することを特徴とするものである。 請求項6の考案は、送受信機を用いて増幅度を大きくすることを特徴とするも のである。
【0005】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、テレビ信号とPHS信号が共通の同軸ケーブル に重畳して伝送される。 請求項2の考案によれば、PHSサービスのための基地局の設置場所に影響を 受けずPHS信号を送受信できる。 請求項3の考案によれば、室内で移動しながら通話が可能となる。 請求項4の考案によれば、遠距離の同軸ケーブルによる伝送が可能となる。 請求項5の考案によれば、複数箇所の基地局からのPHS信号を合成して送受 信できる。 請求項6の考案によれば、PHS用基地局に対向した送受信機と室内に対向し た送受信機はベースバンド信号あるいは中間周波信号を結合して中継動作を行う 。
【0006】
【実施例】 以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図において、1はテレビ 放送局、2はテレビ用受信アンテナ、3は伝送用同軸ケーブル、4は分岐器、5 は接続用同軸コネクター、6はテレビ受像機、11はPHSサービスのための基 地局、12はPHS信号の送受信アンテナ、13はPHS信号の増幅器、14は テレビ信号とPHS信号の合成器、15はテレビ信号とPHS信号の分離器、1 6はPHS用アンテナ、17はPHS端末である。 本考案では、テレビ放送局1からのテレビ信号とPHSサービス用基地局11 からのPHS信号をテレビ用受信アンテナ2で受信したものとPHS用送受信ア ンテナ12で受信して増幅器13で増輻したものを合成器14により合成し、伝 送用同軸ケーブル3を介して伝送し、分離器15を介してPHS信号を分離し、 PHS用アンテナ15により室内に分配され、PHS端末17により受信される 。逆に、PHS端末17からの信号は、伝送用同軸ケーブル3を逆向きに伝送さ れ、PHS用送受信アンテナ12から再輻射され、PHS基地局11で受信され る。同軸ケーブル3は既存のテレビ共聴装置用のものが共用でき、経済的なPH S共聴装置が実現できる。
【0007】 第2図(a)は、本考案の他の実施例であり、21は上り方向に専用に設けら れた伝送用同軸ケーブルであり、例えば、PHS用アンテナ16と増幅器13の 間を接続する。テレビ信号とPHS信号の下り方向は合成器14により合成され 第1図と同様な方法で室内に分配される。一方、PHS信号の上り方向は、専用 に設けられた同軸ケーブル21を介して接続される。この場合、上り方向と下り 方向の分離が確実にできるため挿入される増幅器の利得を大きくとれるメリット がある。 かくして、非常に安価な方法で、PHS共聴装置を実現することができる。
【0009】 以上の説明では、テレビ放送局からの電波を受信する場合について述べたが、 CATV放送の電波を受信する場合も同様な効果が得られる。 また、PHS用増幅器は、分岐器内、分離器内、あるいは合成器内に実装する ことができる。 また、PHS用増幅器の電源は、テレビ共聴装置のためのものと共用すること も可能である。 また、上り方向の専用同軸ケーブルはPHS用アンテナと増幅器の間を接続す るとしてが、分離器と増幅器の間あるいは他の任意の組み合わせの間で実現出来 る。 また、PHS用増幅器に、PHS用基地局に対向して送受信機を設け、室内に 対向して送受信機を設け、これらの送受信機のベースバンドあるいは中間周波信 号で中継接続することによっても同様な効果が得られる。
【0010】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、PHS共聴装置が安価に実現できる。 請求項2の考案によれば、PHSサービスのための基地局の位置による影響が 軽減できる。 請求項3の考案によれば、室内で移動しながらPHSサービスを受けられる。 請求項4の考案によれば、増幅器の利得を大きくできる。 請求項5の考案によれば、複数箇所のPHS基地局の信号を送受信できるため 加入者の容量を大きくできる。 請求項6の考案によれば、PHS信号の増幅器の増幅度を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】は、本考案の一実施例を示す構成図である。
【第2図】は、本考案の他の実施例を示す構成図であ
る。
【第3図】は、従来の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 テレビ放送局 2 受信アンテナ 3 伝送用同軸ケーブル 4 分岐器 5 同軸コネクター 6 テレビ受像機 7 建物等 11 PHS基地局 12 PHS送受信アンテナ 13 PHS用増幅器 14 PHS用アンテナ 15 分離器 16 PHS用アンテナ 17 PHS端末 21 上り方向伝送用同軸ケーブル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PHSサービスを行う基地局に対してPH
    S信号を送受信する手段と、テレビ信号を受信する手段
    と、当該PHS信号とテレビ信号を合成し伝送するため
    の手段と、当該PHS信号とテレビ信号を分離する手段
    と、当該PHS信号を増幅するための手段とを有するこ
    とを特徴とするPHS共聴装置
  2. 【請求項2】当該PHS信号を送受信する手段が、PH
    Sサービスを行うための基地局が近接して設置されてい
    る場合は当該基地局のアンテナに直接結合器を介して接
    続され、PHSサービスを行うための基地局が遠隔地に
    設置されている場合は指向性アンテナを介して接続され
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のPHS共聴装置
  3. 【請求項3】当該PHS信号を室内等の空間に放射およ
    び受信するための手段を有することを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のPHS共聴装置
  4. 【請求項4】当該テレビ信号とPHS信号を伝送するた
    めの手段が、下り方向に対しては共用し、上り方向に対
    してはPHS信号を独立して伝送することを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のPHS共聴装置
  5. 【請求項5】当該PHS信号を送受信する手段が、複数
    個の指向性アンテナを有することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のPHS共聴装置
  6. 【請求項6】当該PHS信号を増幅する手段が、当該P
    HS用基地局に対向して設けられた送受信機と、室内に
    対向した送受信機を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のPHS共聴装置
JP1995010274U 1995-08-23 1995-08-23 Phs共聴装置 Expired - Lifetime JP3021859U (ja)

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ID=43157184

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068485A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 日本放送協会 中継装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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