JP2000164747A - 気密パッケージ - Google Patents

気密パッケージ

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JP2000164747A
JP2000164747A JP10339637A JP33963798A JP2000164747A JP 2000164747 A JP2000164747 A JP 2000164747A JP 10339637 A JP10339637 A JP 10339637A JP 33963798 A JP33963798 A JP 33963798A JP 2000164747 A JP2000164747 A JP 2000164747A
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Japan
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insulating base
cap
electrode
metal cap
airtight package
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JP10339637A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamata
宏 鎌田
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁性ベースの開口部をキャップで封止した
気密パッケージにおいて、気密パッケージの薄型化およ
び浮遊容量や外来電磁波による電子素子の特性変動を防
止し得る気密パッケージを提供する。 【解決手段】 ガラスセラミック製の絶縁性ベース1の
端面部に接地用電極10を形成し、絶縁性ベース1の開
口部をこれと近似した熱膨張係数の金属キャップ13で
封止するとともに、この金属キャップ13と接地用電極
10とを導電性材料15で接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性ベース内に
水晶振動素子,水晶発振素子,SAWデバイス素子等の
電子素子を封入しキャップで封止する気密パツケージに
関し、特に、金属キャップを用いてこの金属キャップを
接地する気密パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子用の気密パッケージとして、
絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース
外に導出された電極と、絶縁性ベースの開口部に封止材
で固着封止されたキャップを有するものがある。そのよ
うな気密パッケージは、例えば、実開平6−77328
号公報に開示されている。その典型的なものについて、
以下説明する。図7は従来の気密パツケージのキャップ
を除去した平面図で、図8は図7にキャップを付加した
状態の気密パツケージのB−B線に沿う縦断面図であ
る。図において、81はアルミナセラミック等の絶縁性
ベースで、底板部82と枠体部83とを有する。84、
85は絶縁性ベース81内から絶縁性ベース81外に導
出されている導電ペーストを塗布・焼成して形成された
電極、86は前記電極84、85に接続固着された水晶
振動素子等の電子素子、87は絶縁性ベース81の枠体
部83に低融点ガラス、樹脂等の封止材88を介して固
着封止されたアルミナセラミック製の絶縁性キャップで
ある。
【0003】上記の構成の気密パツケージにおいては、
キャップ87がアルミナセラミック等よりなる絶縁性の
ものであるため、機械的強度の面から薄型化に限度があ
るのみならず、浮遊容量や外来電磁波の影響により、水
晶振動素子等の電子素子86の周波数特性の変動等の特
性変動が生じるという問題があった。上記の問題点のう
ち前者の問題点を解決するためには、例えば、金属製の
キャップを用いて接地することが考えられる。ところ
が、絶縁性ベース81を構成するアルミナセラミックと
金属との熱膨張係数差が大きいため応力が発生し、この
応力に起因して封止材88に亀裂が生じたり、金属キャ
ップ87が剥離するという新たな問題点が発生する。ま
た、後者の問題点を解決するためには、例えば、絶縁性
キャップ87の内面に金属層を形成して、この金属層を
接地することが考えられる。ところが、そのような構造
では、キャップがますます厚くなる。さらに、金属キャ
ップにしろ、絶縁性キャップの内面に金属層を形成する
にしろ、接地するためには、封止材88として、はんだ
や導電性樹脂等の導電性の封止材しか使用できず、しか
もこの封止材88を接地するための手段が必要になると
いう、新たな問題点があった。
【0004】また、金属キャップを用いて応力発生を防
止するためには、例えば、図9に示すように、絶縁性ベ
ース81の枠体部83の上面にW−Ni−Au等のメタ
ライズ層89を形成し、このメタライズ層89の上に前
記絶縁性ベース81と金属キャップの中間の熱膨張係数
を有する金属枠体部90をろう付けし、この金属枠体部
90に金属キャップ91をシーム溶接等により固着封止
することが考えられる。しかしながら、このような構造
では、メタライズ層89の形成が必要で、加工費が嵩む
のみならず、金属枠体部90も必要であり、材料費も嵩
む。
【0005】また、図10に示すように、図9と同様に
枠体部83の上面にメタライズ層89を形成し、このメ
タライズ層89の上にはんだ,Au−Sn,Ag−Sn
等の軟質性の封止材92を用いて金属キャップ91を固
着封止することも考えられる。しかしながら、このよう
な構造では、メタライズ層89の形成が必要で、加工費
が嵩むのみならず、封止材92を全周にわたって厚く形
成する必要があり、材料費も嵩む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、金
属キャップを用いてこの金属キャップを簡単な手段で接
地することにより、気密パッケージ全体の薄型化がで
き、かつ浮遊容量や外来電磁波等による電子素子の特性
変動が生じない気密パッケージを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から絶縁
性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベースの開
口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する気密
パッケージにおいて、前記絶縁性ベースの端面に接地用
電極を設けるとともに、前記キャップを前記絶縁性ベー
スと近似した熱膨張係数の金属キャップとし、かつこの
金属キャップを導電性材料で前記接地用電極に接続した
ことを特徴とする気密パッケージである。
【0008】本発明の請求項2記載の発明は、絶縁性ベ
ースと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出
された電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固
着封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記絶縁性ベースの端面に凹部を設け、この凹部に
接地用電極を設けるとともに、前記キャップを前記絶縁
性ベースと近似した熱膨張係数の金属キャップとし、か
つこの金属キャップを導電性材料で前記接地用電極に接
続したことを特徴とする気密パッケージである。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、絶縁性ベ
ースと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出
された電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固
着封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記封止材は絶縁性封止材であり、前記絶縁性ベー
スの端面に接地用電極を設けるとともに、前記キャップ
を前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数の金属キャッ
プとし、かつこの金属キャップを導電性材料で前記接地
用電極に接続したことを特徴とする気密パッケージであ
る。
【0010】本発明の請求項4載の発明は、絶縁性ベー
スと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出さ
れた電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固着
封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記絶縁性ベースはガラスセラミク製であり、前記
絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けるとともに、前
記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数の
金属キャップとし、かつこの金属キャップを導電性材料
で前記接地用電極に接続したことを特徴とする気密パッ
ケージである。
【0011】本発明の請求項5載の発明は、絶縁性ベー
スと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出さ
れた電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固着
封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記絶縁性ベースは熱膨張係数が10〜14×10
-6/℃のガラスセラミック製であり、前記絶縁性ベース
の端面に接地用電極を設けるとともに、前記キャップを
前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数の金属キャップ
とし、かつこの金属キャップを導電性材料で前記接地用
電極に接続したことを特徴とする気密パッケージであ
る。
【0012】本発明の請求項6載の発明は、絶縁性ベー
スと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出さ
れた電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固着
封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記絶縁性ベースは熱膨張係数が10〜14×10
-6/℃のガラスセラミック製であり、前記絶縁性ベース
の端面に接地用電極を設けるとともに、前記キャップを
前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数を有するステン
レス鋼よりなる金属キャップとし、かつこの金属キャッ
プを導電性材料で前記接地用電極に接続したことを特徴
とする気密パッケージである。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、絶縁性ベ
ースと、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出
された電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固
着封止されたキャップとを有する気密パッケージにおい
て、前記絶縁性ベースは熱膨張係数が10〜14×10
-6/℃のガラスセラミック製であり、前記絶縁性ベース
の端面に接地用電極を設けるとともに、前記キャップを
前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数を有するステン
レス鋼よりなる金属キャップとし、かつこの金属キャッ
プをはんだ,銀ペーストおよび導電性樹脂の中から選択
された導電性材料で前記接地用電極に接続したことを特
徴とする気密パッケージである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下、
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例の
気密パッケージAの要部を示す斜視図で、図2はその金
属キャップを除去した平面図、図3は図2の気密パッケ
ージAのA−A線に沿う縦断面図である。図において、
1はセラミック製または、セラミック粉末とガラス粉末
とを混練物を焼結した熱膨張係数が10〜14×10-6
/℃のガラスセラミック製の絶縁性ベースで、底板部2
と枠体部3とを有する。4ないし7は前記ベース1の長
手方向の両側面部に形成された電極形成用の凹部、8、
9は底板部2の上面の離隔した位置に導電ペーストを塗
布・焼成して形成された電極で、一方の電極8は凹部4
の端面部を通って底板部2の裏面まで延在して形成され
ている。他方の電極9は枠体部3の下を迂回して他方の
凹部6の端面部を通って底板部2の裏面まで延在して形
成されている。10は前記凹部5の端面部を通って底板
部2の裏面まで延在して形成されている接地用電極であ
る。11は電極8、9と同一材料でかつ同時に形成され
た、「枕」と称される電子素子の支持部である。2点鎖
線で示す12は前記電極8、9に導電性接着材等で接続
固着される水晶振動素子等の電子素子である。13は前
記絶縁性ベース1の枠体部3の上面に、はんだ、低融点
ガラス、樹脂等の封止材14で固着封止された、熱膨張
係数が前記絶縁性ベース1のそれと近似している金属キ
ャップである。ここで、絶縁性ベース1と金属キャップ
とは近似した熱膨張係数のものの組合せが必要で、例え
ば、絶縁性ベース1がアルミナセラミック製の場合は、
金属キャップ13はニッケル・鉄合金または鉄・ニッケ
ル・コバルト合金製とする。また、絶縁性ベース1が熱
膨張係数が10〜14×10-6/℃のガラスセラミック
製の場合は、金属キャップ13はCrを16.00〜1
9.00%含むステンレス鋼製とする。そして、この金
属キャップ13の前記接地用電極10が形成されている
近傍部分から前記接地用電極10にかけて、はんだ,銀
ペーストおよび導電性樹脂等の導電材料15により電気
的に接続されている。
【0015】上記構成の気密パッケージにおいては、金
属キャップ13を用いているので、従来のアルミナセラ
ミック等よりなる絶縁性キャップに比較して、薄型化が
可能で、気密パッケージ全体を薄型化できる。また、前
記絶縁性ベース1の凹部5に接地用電極10を形成する
とともに、金属キャップ13を導電材料15により前記
接地用電極10に接続しているので、浮遊容量や外来電
磁波等による電子素子12の特性変動を防止できる。さ
らに、金属キャップ13を導電材料15により接地用電
極10に接続しているので、金属キャップ13の固着封
止用の封止材14として、はんだや導電性樹脂等の導電
性封止材のみならず、低融点ガラスや通常の樹脂接着材
等の非導電性封止材を用いることができる。
【0016】図4は、本発明の第2実施例の気密パッケ
ージBの要部拡大縦断面図である。この実施例は、図1
ないし図3に示す実施例に比較して、絶縁性ベース21
として、ガラスとセラツミックの混練物を焼結した熱膨
張係数が10〜14×10-6/℃のガラスセラミック製
で、底板部22および枠体部23を有し、その底板部2
2の上面周辺部に、底板部22と一体に所定高さの段部
22aを設けてある。また、絶縁性ベース21の長手方
向の両端部(図2の電極形成用の凹部4ないし7に対応
する位置)に電極形成用の凹部24ないし27を有す
る。ただし、図面では縦断面図に表れる25、26のみ
を示している。そして、前記底板部22の上面に形成さ
れた段部22aの上に(図2の電極8、9に対応する位
置および形状の)電極28、29および支持部31を形
成している。前記電極28は前記凹部24の端面部を通
って底板部22の裏面まで延在して形成されている。ま
た、前記電極29は枠体部23の下を迂回して他端の凹
部26の端面部を通って底板部22の裏面まで延在して
形成されている。さらに、凹部25の端面部には接地用
電極30が形成されている。2点鎖線で示す32は前記
電極28、29に接続固着された水晶振動素子等の電子
素子32である。33は前記絶縁性ベース21の枠体部
23の上面に低融点ガラスよりなる封止材34を介して
固着封止された、熱膨張係数が前記絶縁性ベース21の
それと近似している例えばCrを16.00%〜19.
00%含む金属キャップである。35は前記金属キャッ
プ33と前記凹部25に形成された接地用電極30とを
接続する導電性封止材である。この実施例は、図1ない
し図3に示す実施例に比較して、絶縁性ベース21の底
板部22の上面周辺部に底板部22と一体の所定高さの
段部22aを設けて、この段部22aの上に、導電ペー
スト等で電極28、29および支持部31を形成してい
る点が相違する。このため、図1ないし図3の実施例の
ように、電極8、9および支持部11全体を導電ペース
ト等の導電材料で形成したものに比較して、電極28、
29および支持部31を形成する導電層は薄くてもよ
く、したがって、銀・パラジウム等の高価な導電材料の
使用量を大幅に低減でき、原価低減ができるという特長
がある。
【0017】図5は、本発明の第3実施例の気密パツケ
ージCの要部拡大縦断面図である。この実施例は、図4
に示す実施例が絶縁性ベース21の底板部22の上面周
辺部に所定高さの段部22aを設けて、この段部22a
の上に電極28、29および支持部31を形成している
のに対し、絶縁性ベース41の底板部42の上面の電極
および支持部形成位置に、それぞれ独立した凸部42
a、42bおよび42cを設け、この凸部42a、42
bおよび42cを覆うように電極48、49および支持
部51が形成されている点が相違する。この実施例によ
れば、図4の絶縁性ベース41の底板部42の上面周辺
部全体に所定高さの段部22aを設けたものに比較し
て、凸部形成のためのガラスセラミック材料の使用量が
低減して、さらに原価低減できるという特長がある。
【0018】図6は、本発明の第4実施例の気密パッケ
ージDの平面図である。この実施例は、絶縁性ベース6
1の長手方向の両端部に設けた凹部64ないし67のう
ち、一端の凹部64の端面部を通って底板部62の裏面
まで延在する電極68を設けるとともに、他端の凹部6
6の端面部を通って底板部62の裏面まで延在する電極
69を設けている。また、一端の凹部65および他端の
凹部67の端面部を通ってそれぞれ底板部62の裏面ま
で延在する接地用電極70、71を設けている。そし
て、封止材74で固着封止された金属キャップ73と、
前記凹部65および67に形成された接地用電極70、
71とを、それぞれ導電性材料75、76で接続してい
る。この実施例によれば、図1ないし図5の実施例に比
較して、金属キャップ73と接地用電極70、71とを
2カ所で接地しているため、接地が確実になるのみなら
ず、各接地抵抗が並列接続されるので、接地抵抗が低減
できるという特長がある。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、絶縁性ベース
と、この絶縁性ベース内から絶縁性ベース外に導出され
た電極と、前記絶縁性ベースの開口部に封止材で固着封
止されたキャップとを有する気密パッケージにおいて、
前記絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けるととも
に、前記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨張
係数の金属キャップとし、かつこの金属キャップを導電
性材料で前記接地用電極に接続したことを特徴とする気
密パッケージであるから、金属キャップの採用によっ
て、キャップが薄型化でき、それに応じて気密パッケー
ジ全体の薄型化ができるのみならず、この金属キャップ
を絶縁性ベースの端面部に形成された接地用電極に導電
性材料で接続して接地しているので、浮遊容量や外来電
磁波等に起因する電子素子の特性変動が防止できる。さ
らに、また、キャップ封止用の封止材として、はんだや
導電性樹脂等の導電性接着材のみならず、低融点ガラス
や樹脂等の非導電性封止材も使用できるという各種の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の気密パッケージAの要
部拡大斜視図
【図2】 図1の気密パッケージAの金属キャップを除
去した平面図
【図3】 図2の気密パッケージAのA−A線に沿う縦
断面図
【図4】 本発明の第2実施例の気密パッケージBの要
部拡大縦断面図
【図5】 本発明の第3実施例の気密パッケージCの要
部拡大縦断面図
【図6】 本発明の第4実施例の気密パッケージDの平
面図
【図7】 従来の気密パッケージのキャップを除去した
平面図
【図8】 図7の気密パッケージのB−B線に沿う縦断
面図
【図9】 従来の異なる例の気密パッケージの縦断面図
【図10】 従来のさらに異なる例の気密パッケージの
縦断面図
【符号の説明】
1、21、41、61 絶縁性ベース 22、42 底板部 23、43 枠対部 4〜7、25、26、64〜67 電極形成用凹部 9、28、29、48、49、68、69 電極 10、30、70、71 接地用電極 12 電子素子(水晶振動素子) 13、33、73 金属キャップ 14、34、74 封止材 15、35、75、76 導電性材料

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースの端面に接
    地用電極を設けるとともに、前記キャップを前記絶縁性
    ベースと近似した熱膨張係数の金属キャップとし、かつ
    この金属キャップを導電性材料で前記接地用電極に接続
    したことを特徴とする気密パッケージ。
  2. 【請求項2】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースの端面に凹
    部を設け、この凹部に接地用電極を設けるとともに、前
    記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨張係数の
    金属キャップとし、かつこの金属キャップを導電性材料
    で前記接地用電極に接続したことを特徴とする気密パッ
    ケージ。
  3. 【請求項3】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記封止材は絶縁性封止材で
    あり、前記絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けると
    ともに、前記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱
    膨張係数の金属キャップとし、かつこの金属キャップを
    導電性材料で前記接地用電極に接続したことを特徴とす
    る気密パッケージ。
  4. 【請求項4】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースはガラスセ
    ラミック製であり、前記絶縁性ベースの端面に接地用電
    極を設けるとともに、前記キャップを前記絶縁性ベース
    と近似した熱膨張係数の金属キャップとし、かつこの金
    属キャップを導電性材料で前記接地用電極に接続したこ
    とを特徴とする気密パッケージ。
  5. 【請求項5】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースは熱膨張係
    数が10〜14×10-6/℃のガラスセラミック製であ
    り、前記絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けるとと
    もに、前記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨
    張係数の金属キャップとし、かつこの金属キャップを導
    電性材料で前記接地用電極に接続したことを特徴とする
    気密パッケージ。
  6. 【請求項6】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースは熱膨張係
    数が10〜14×10-6/℃のガラスセラミック製であ
    り、前記絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けるとと
    もに、前記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨
    張係数を有するステンレス鋼よりなる金属キャップと
    し、かつこの金属キャップを導電性材料で前記接地用電
    極に接続したことを特徴とする気密パッケージ。
  7. 【請求項7】絶縁性ベースと、この絶縁性ベース内から
    絶縁性ベース外に導出された電極と、前記絶縁性ベース
    の開口部に封止材で固着封止されたキャップとを有する
    気密パッケージにおいて、前記絶縁性ベースは熱膨張係
    数が10〜14×10-6/℃のガラスセラミック製であ
    り、前記絶縁性ベースの端面に接地用電極を設けるとと
    もに、前記キャップを前記絶縁性ベースと近似した熱膨
    張係数を有するステンレス鋼よりなる金属キャップと
    し、かつこの金属キャップをはんだ,銀ペーストおよび
    導電性樹脂の中から選択された導電性材料で前記接地用
    電極に接続したことを特徴とする気密パッケージ。
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