JP5101192B2 - 圧電デバイス - Google Patents
圧電デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5101192B2 JP5101192B2 JP2007173342A JP2007173342A JP5101192B2 JP 5101192 B2 JP5101192 B2 JP 5101192B2 JP 2007173342 A JP2007173342 A JP 2007173342A JP 2007173342 A JP2007173342 A JP 2007173342A JP 5101192 B2 JP5101192 B2 JP 5101192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- container body
- vibration element
- piezoelectric vibration
- mounting pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
図6に示すように、圧電デバイスの1つである圧電発振器200は、セラミック材料等から成る容器体201の一方の主面に設けられた第1の凹部空間205内に圧電振動素子202が搭載されている。第1の凹部空間205内の基板部には、圧電振動素子搭載パッド206が設けられており、導電性接着剤209により、圧電振動素子搭載パッド206と圧電振動素子202とを接合している。
更に、容器体201の凹部空間205を覆うように金属製の蓋体204を載置し、容器体201の側壁頂部と固着することにより、第1の凹部空間205内が気密封止されている。
また、前記容器体201の他方の主面に形成されている第2の凹部空間207内に集積回路素子203が搭載されている。この第2の凹部空間207内の基板部に設けられた集積回路素子搭載パッド208が設けられており、導電性接合材によって集積回路素子203と集積回路素子搭載パッド208を接合している構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、図7に示すように、容器体201の第1の凹部空間内205底面に圧電振動素子搭載パッド206と接続している配線パターン210が形成されており、前記圧電振動素子搭載パッド206と集積回路素子搭載パッド208が前記配線パターン210を介して接続されている構造が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
また、電振動素子搭載パッドに塗布された導電性接着剤が圧電振動素子の搭載の際に、絶縁層により、配線パターン上に流れ出てしまうことがないため、圧電振動素子の励振用電極の表面に配線パターン上に流れ出た導電性接着剤が近接することがなくなり、更に浮遊容量が増加して圧電デバイスの発振周波数が大きく変動することを防止することができる。
尚、説明を明りょうにするため説明に不必要な構造体の一部を図示していない。さらに図示した寸法も一部誇張して示している。
図1は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスとして圧電振動子を示す分解斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスを構成する容器体主面図である。
以下、圧電デバイスとして圧電振動子を例にして説明する。
水晶素板は、人工水晶体から所定のカットアングルで切断し外形加工を施された概略平板状で平面形状が例えば四角形となっている。
励振用電極21は、前記水晶素板の表裏両主面に被着・形成したものである。
このような圧電振動素子20は、その両主面に被着されている励振用電極21と第1の凹部空間11内底面に形成されている圧電振動素子搭載パッド13とを、導電性接着剤70を介して電気的且つ機械的に接続することによって第1の凹部空間11に搭載される。
例えば、アルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。
図1及び図2に示すように、基板部10aの一方の主面と枠部10bによって第1の凹部空間11が形成されている。
この容器体10の第1の凹部空間11を囲繞する枠部10bの開口側頂面の全周には、環状の封止用導体パターン16が形成されている。第1の凹部空間11内の基板部10aには、圧電振動素子搭載パッド13と配線パターン18が設けられている。
容器体10の基板部10aの他方の主面の四隅には、外部接続用電極端子14が設けられている。
圧電振動素子搭載パッド13と外部接続用電極端子14は、前記容器体10の第1の凹部空間11内の基板部10aに形成された部分を有する配線パターン18と基板部10aの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
この封止用導体パターン16は、後述する蓋体30を、容器体10に接合する際に用いられ、蓋体30に形成された封止部材31の濡れ性を良好にして接合しやすくしている。第1の凹部空間の気密信頼性及び生産性を向上させることができる。
前記絶縁層19の厚み寸法は、10〜50μmで形成されている。これは、圧電振動素子搭載パッド13の厚み寸法よりも厚いので、導電性接着剤70が圧電振動素子搭載パッド13に留まる。よって、圧電振動素子20の励振用電極21の表面に配線パターン18上に流れ出た導電性接着剤70が近接することがなくなり、更に浮遊容量が増加して圧電デバイスの発振周波数が大きく変動することを防止することができる。
例えば、複数個の容器体10が平面状に配列集合した容器体上の個々の容器体の第2の凹部空間内に、絶縁層19をスクリーン印刷手段により一括に形成ことができる。
また、このような封止部材31は、前記封止用導体パターン16表面の凹凸を緩和し、気密性の低下を防ぐことが可能となる。
図3は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスを構成する容器体主面図である。図4は、本発明の実施形態に係る圧電デバイスとして圧電発振器を示す分解斜視図である。図5は、図4のB−B断面図である。
以下、圧電デバイスとして圧電発振器を例にして説明する。
例えば、アルミナセラミックス、ガラス−セラミック等のセラミック材料を複数積層することよって形成されている。
図4及び図5に示すように、基板部10aの一方の主面と枠部10bによって第1の凹部空間11が形成されており、基板部10aの他方の主面と枠部10cによって第2の凹部空間12が形成されている。
この容器体10の第1の凹部空間11を囲繞する枠部10bの開口側頂面の全周には、環状の封止用導体パターン16が形成されている。第1の凹部空間11内の基板部10aには、圧電振動素子搭載パッド13が設けられている。
この容器体10の第2の凹部空間12内の基板部10aには、モニタ用電極端子17が中央部に設けられている。
前記モニタ用電極端子17の周辺には、前記集積回路素子50を機械的に接合するための集積回路素子搭載パッド15が設けられている。
また、前記外部接続用電極端子14が、第2の凹部空間12を囲繞する枠部10cの開口側頂面の四隅に設けられている。
圧電振動素子搭載パッド13と集積回路素子搭載パッド15は、前記容器体10の第1の凹部空間12内の基板部10aに形成された部分を有する配線パターン18と容器体10の基板部10aの内部に形成されたビア導体(図示せず)により接続されている。
尚、モニタ用電極端子17は、集積回路素子50と機械的接続は行われてはいない。
また、集積回路素子搭載パッド15は、集積回路素子50に形成されている接続パッドが半田や導電性接着剤等の導電性接合材60(図5参照)を介して電気的且つ機械的に接続される。また、集積回路素子搭載パッド15は、容器体10の第2の凹部空間12内の基板部10aに形成されている配線パターンや容器体10の第1の凹部空間11内の基板部10aに形成されている配線パターン18や容器体10の内部に形成されている配線導体(図示せず)やビアホール導体(図示せず)等を介して集積回路素子50内の電子回路が水晶振動素子20や外部接続用電極端子14に電気的に接続される。
また、前記モニタ用電極端子17は、前記容器体10の第1の凹部空間11内の基板部10aに設けられている圧電振動素子搭載パッド13を介して、前記圧電振動素子20と接続されており、前記圧電振動素子20のCI(クリスタルインピーダンス)値や共振周波数値等の電気的特性を測定するために用いる。
圧電発振器は、第1の容器体と第2の容器体と圧電振動素子と蓋体と、集積回路素子とで主に構成されている。この圧電発振器は、第1の容器体の一方の主面に形成されている凹部空間内に、圧電振動素子が搭載され、第2の容器体の一方の主面に形成される凹部空間12内に集積回路素子50が搭載されており、前記第1の容器体の他方の主面に形成されている第2の容器体接続用端子と前記第2の容器体の主面に形成された第1の容器体接続用電極端子が接合された構造となっていても構わない。
例えば、前記した本実施形態では、圧電振動素子20を構成する圧電素材として水晶を用いた場合を説明したが、他の圧電素材として、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムまたは、圧電セラミックスを圧電素材として用いた圧電振動素子でも構わない。
10a・・・基板部
10b、10c・・・枠部
11・・・第1の凹部空間
12・・・第2の凹部空間
13・・・圧電振動素子搭載パッド
14・・・外部接続用電極端子
15・・・集積回路素子搭載パッド
16・・・封止用導体パターン
17・・・モニタ用電極端子
18・・・配線パターン
19・・・絶縁層
20・・・圧電振動素子
21・・・励振用電極
30・・・蓋体
31・・・封止部材
50・・・集積回路素子
60・・・導電性接合材
70・・・導電性接着剤
100・・・圧電デバイス(圧電振動子 圧電発振器)
Claims (2)
- 基板部の一方の主面に枠部を設けて第1の凹部空間が設けられた容器体と、
前記第1の凹部空間内の前記基板部の一方の主面上に設けられた、2個の圧電振動素子搭載パッドと、各々の前記圧電振動素子搭載パッドと電気的に接続した配線パターンと、
前記圧電振動素子搭載パッドに搭載された圧電振動素子と、
前記第1の凹部空間を気密封止する蓋体とを備えた圧電デバイスであって、
前記第1の凹部空間内の前記基板部の一方の主面上には、前記圧電振動搭載パッドの主面中央領域のみが前記第1の凹部空間に露出するように、前記第1の凹部空間内に露出している前記基板部の一方の主面と、前記配線パターンと、前記圧電振動素子搭載パッドの主面縁部とのすべてを覆う絶縁層が設けられていることを特徴とする圧電デバイス。 - 前記絶縁層が酸化アルミニウム又は石英ガラスによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007173342A JP5101192B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 圧電デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007173342A JP5101192B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 圧電デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009016951A JP2009016951A (ja) | 2009-01-22 |
JP5101192B2 true JP5101192B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=40357364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007173342A Expired - Fee Related JP5101192B2 (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 圧電デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5101192B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072650A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 京セラクリスタルデバイス株式会社 | 圧電デバイス |
US11056635B2 (en) * | 2017-07-21 | 2021-07-06 | Kyocera Corporation | Electronic component housing package, electronic device, and electronic module |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004328553A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Daishinku Corp | 電子部品用パッケージおよび当該パッケージを用いた圧電振動デバイス |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007173342A patent/JP5101192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009016951A (ja) | 2009-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5337791B2 (ja) | 圧電振動子 | |
JP5188752B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2012182567A (ja) | 圧電デバイス | |
JP5101201B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2009267866A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2007060593A (ja) | 圧電デバイス及びその製造方法 | |
JP5819053B2 (ja) | 圧電振動子 | |
JP5144731B2 (ja) | 圧電振動子 | |
JP2010258944A (ja) | 通信モジュール | |
JP5101192B2 (ja) | 圧電デバイス | |
JP2007067778A (ja) | 圧電デバイス | |
JP5171148B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP5751800B2 (ja) | 圧電振動子 | |
JP2007096881A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2009207068A (ja) | 圧電デバイス | |
JP5188753B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2008035304A (ja) | 圧電振動子 | |
JP3981977B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2008219093A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2010258946A (ja) | 通信モジュール | |
JP2009207066A (ja) | 圧電デバイス | |
JP5368135B2 (ja) | 圧電デバイス | |
JP5075430B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP5123042B2 (ja) | 圧電デバイス | |
JP2007103995A (ja) | 圧電デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120926 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5101192 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |