JP2000164494A - ステージ装置及び走査型露光装置 - Google Patents

ステージ装置及び走査型露光装置

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JP2000164494A
JP2000164494A JP10335357A JP33535798A JP2000164494A JP 2000164494 A JP2000164494 A JP 2000164494A JP 10335357 A JP10335357 A JP 10335357A JP 33535798 A JP33535798 A JP 33535798A JP 2000164494 A JP2000164494 A JP 2000164494A
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stage
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axis direction
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Hideji Kawamura
秀司 川村
Tomohide Hamada
智秀 浜田
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Nikon Corp
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • GPHYSICS
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    • G03F7/70216Mask projection systems
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの低減及び制御系の簡素化を図ること
ができるとともに、ステージの位置制御性を向上させ
る。 【解決手段】 ステージRSTはベース34上方で駆動
装置(48A、48B)によってY方向に駆動される。
このステージの駆動によって生じる反力は、ベース34
と独立したフレーム(36、38)によって大地に逃が
される。また、ステージRSTは駆動装置56によって
X方向にも駆動されるが、この駆動反力も、フレーム
(36、38)を介して大地に逃がされる。従って、ス
テージの駆動反力がベース34の振動要因とならず、ス
テージの位置制御性を向上させることができる。ステー
ジは粗微動構造でないため構成そのもが簡略化され、ア
クチュエータ数や干渉計ビームの本数も削減することが
でき、部品点数の削減によりコストの低減も可能である
とともに制御系の簡略化も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステージ装置及び
走査型露光装置に係り、更に詳しくは、液晶表示素子又
は半導体素子等を製造するためのリソグラフィ工程で用
いられる走査型露光装置及びこの走査型露光装置に好適
なステージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示素子又は半導体素子
等を製造するためのリソグラフィ工程においては、種々
の露光装置が用いられている。例えば、液晶ディスプレ
イパネル(LCDパネル)製造用の露光装置として、近
年では、LCDパネルの大型化に伴い、大面積の露光が
可能な等倍一括転写方式あるいはステップ・アンド・ス
キャン方式等の走査型露光装置が比較的に多く用いられ
ているようになっている。
【0003】図4には、この種の走査型露光装置のマス
クステージ近傍の概略斜視図が示されている。この図4
の装置では、不図示の投影光学系を保持するメインフレ
ーム上に固定された架台(サポートフレーム)114の
上面に、一対のYガイド118A、118Bが所定間隔
を隔てて走査方向であるY軸方向に延設されている。こ
れらのYガイド118A、118B上に、粗動ステージ
102が配置され、該粗動ステージ102は、その底面
に設けられた複数のエアスライダ101によって走査方
向以外は拘束された状態でYガイド118A、118B
上に非接触で支持されている。
【0004】粗動ステージ102のX軸方向の両側面に
は、一対の可動子103A、103Bが突設されてい
る。これらの可動子103A、103Bに対応して、架
台114上面のYガイド118A、118BのX軸方向
両外側には、可動子103A、103Bとともにリニア
モータ104A、104Bをそれぞれ構成する固定子1
05A、105BがY軸方向に延設されている。一対の
リニアモータ104A、104Bによって、粗動ステー
ジ102がY軸方向に駆動される。
【0005】粗動ステージ102の上面には、XY面内
で微動可能な微動ステージ106が不図示のエアパッド
(エアベアリング)又は鋼球等を介して載置されてい
る。この微動ステージ106上にマスクMが保持されて
いる。
【0006】粗動ステージ102の上面には、一対のY
軸方向駆動用の微動アクチュエータ107A、107B
と、一対のX軸方向(非走査方向)駆動用の微動アクチ
ュエータ108A、108Bが配置されている。これら
の微動アクチュエータ107A,107B及び108
A,108Bによって、微動ステージ106は、X軸方
向、Y軸方向及びθ方向(Z軸回りの回転方向)に微少
駆動されるようになっている。
【0007】粗動ステージ102のY軸方向の位置は、
架台114上に固定された干渉計システム115を構成
する測長軸RCYを有する干渉計によって移動鏡110
を介して測定され、微動ステージ106のY方向位置及
びθ回転(ヨーイング)は、干渉計システム115を構
成する測長軸RFY1、RFY2を有する干渉計によっ
て移動鏡109A、109Bを介して計測される。ま
た、微動ステージ106のX軸方向の位置は、微動ステ
ージ106上に固定された光学ユニット116(偏光ビ
ームスプリッタ、四分の一波長板等を含む)を含む測長
軸RFXを有する干渉計によって固定鏡117を介して
計測される。
【0008】不図示の制御装置では、上記の各測長軸の
干渉計の計測値に基づいて粗動ステージ102及び微動
ステージ106の位置をフィードバック制御することに
より、微動ステージ106上に保持されたマスクMの位
置制御を行っていた。
【0009】特に、走査方向(Y軸方向)については、
微動アクチュエータ107A、107Bが推力を発生す
ると、その反力が粗動ステージ102に伝達されるた
め、リニアモータ104A、104Bによりその力を打
ち消すように制御する必要があった。
【0010】なお、一括転写型の液晶用走査型露光装置
の場合には、図4と同様の構成を、プレートステージ側
にも採用することが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のステー
ジ装置では、いわゆる粗微動構造が採用されているた
め、走査方向については粗動ステージ駆動用のアクチュ
エータ(リニアモータ)と微動ステージ駆動用のアクチ
ュエータ(微動アクチュエータ)の2種類が必要である
ことから、アクチュエータが多数必要であった。また、
微動ステージを粗動ステージに対し相対駆動可能に構成
するため、両ステージ間にエアベアリング等を設ける必
要があり、そのためステージ装置を構成する部品点数が
多くなるという不都合があった。このように、構造が複
雑で部品点数が多く、コストが必然的に高くなってい
た。
【0012】また、マスク(又はプレート)の位置を干
渉計を使用して制御する場合、粗動ステージの位置と微
動ステージの位置とを知る必要があることから、干渉計
の測長軸(干渉計ビーム)が多数必要となるとともに、
それに応じて位置制御系が複雑になるという不都合もあ
った。
【0013】さらに、粗動ステージは、リニアモータに
よって大きな駆動力でY軸方向に駆動されるが、該リニ
アモータを構成する固定子は粗動ステージを支持する架
台114上に固定されているため、粗動ステージの駆動
時(加減速時)に固定子に生じる反力が、架台114の
振動要因となり、これが粗動ステージ及び微動ステージ
の位置を計測するレーザ干渉計システムの振動要因とな
って、粗動ステージ及び微動ステージ、ひいてはマスク
(又はプレート)の位置制御性を悪化させるという不都
合があった。また、上記の架台114の振動がメインフ
レームに保持された投影光学系等の振動要因となり、こ
れに起因してパターン転写位置ずれ等が発生するという
不都合もあった。
【0014】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、コストの
低減及び制御系の簡素化を図ることができるとともに、
ステージの位置制御性を向上させることができるステー
ジ装置を提供することにある。
【0015】また、本発明の第2の目的は、スループッ
ト及び露光精度を向上させることができる露光装置を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステージ装
置は、ステージ(RST)と;前記ステージを非接触で
支持するステージベース(34)と;前記ステージを第
1軸方向に駆動する第1駆動装置(48A、48B)
と;前記ステージを前記第1軸方向に直交する第2軸方
向に駆動する第2駆動装置(56)と;前記ステージベ
ースと独立し、前記ステージの第1軸方向の駆動によっ
て生ずる反力と前記ステージの第2軸方向の駆動によっ
て生ずる反力とを受けるフレーム(36、38)とを備
える。
【0017】これによれば、ステージはステージベース
により非接触で支持された状態で第1の駆動装置によっ
て第1軸方向に駆動される。このとき、ステージの第1
軸方向の駆動によって生じる反力は、ステージベースと
独立したフレームによって受けられ、該フレームを介し
て大地(設置床)に逃がされるので、ステージベースが
その反力によって振動することはない。また、ステージ
はステージベースにより非接触で支持された状態で第2
の駆動装置によって第2軸方向にも駆動されるが、この
ときも、ステージの駆動によって生じる反力は、ステー
ジベースと独立したフレームを介して大地に逃がされる
ので、ステージベースがその反力によって振動すること
はない。従って、ステージを第1軸、第2軸のいずれの
方向に駆動してもその駆動反力がステージベースの振動
要因とならないので、該ステージベース上に固定した干
渉計等を用いてステージの位置を制御する場合に、その
ステージの位置制御性を向上させることができる。ま
た、本発明によれば、ステージは粗微動構造でないため
ステージの構成そのもが簡略化されるとともに、従来の
粗微動構造のステージで必要であった粗動、微動ステー
ジ間の摺動部の構成部品が不要となり、また、アクチュ
エータ数や干渉計ビームの本数も削減することができ、
かかる部品点数の削減によりコストの低減も可能であ
る。さらには、アクチュエータ数、干渉計ビームの本数
の削減により、制御系の簡略化も可能である。
【0018】この場合において、前記第1駆動装置(4
8A、48B)が、前記フレーム(36、38)に設け
られた固定子(50A、50B)と、該固定子との間の
電磁気的相互作用によって前記ステージ(RST)とと
もに駆動される可動子(46A、46B)とを備えるリ
ニアアクチュエータであっても良い。かかる場合には、
固定子との間の電磁気的相互作用によってステージとと
もに可動子が駆動されるとその反力によって固定子が振
動するが、この振動はフレームを介して大地に伝達され
るのみで、フレームと独立したステージベースその他の
部分に直接的な影響を及ぼさない。
【0019】また、第2の駆動装置(56)が、前記フ
レームに設けられた固定子(58)と、該固定子との間
の電磁気的相互作用によって前記ステージ(RST)と
ともに駆動される可動子(60)とを備えるリニアアク
チュエータであっても良い。この場合にも、上記と同様
にステージの駆動によって生じる反力によって、フレー
ムと独立したステージベースその他の部分に直接的な影
響が生じない。
【0020】本発明に係る走査型露光装置は、マスク
(R)と基板(P)とを同期移動して、前記マスクのパ
ターンを前記基板に転写する走査型露光装置であって、
上記本発明に係るステージ装置を、前記マスク及び基板
の少なくとも一方の移動装置として具備することを特徴
とする。
【0021】これによれば、上記本発明に係るステージ
装置の作用により、基板又はマスク、あるいはそれら両
者の位置制御性が向上する。このため、走査露光時のマ
スクと基板の同期整定時間の短縮、同期精度の向上が可
能となり、結果的に露光処理時間の短縮によるスループ
ットの向上が可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図2に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係
る走査型露光装置100の概略構成が示されている。こ
の走査型露光装置100は、ステップ・アンド・スキャ
ン方式でマスクとしてのレチクルRのパターンを基板と
しての液晶用ガラスプレート(以下、「プレート」とい
う)Pに転写する液晶用の走査型露光装置である。
【0023】走査型露光装置100は、照明系12、マ
スクとしてのレチクルRの移動装置であるレチクルステ
ージ装置、投影光学系PL、該投影光学系PLを保持す
る本体コラム20、及びプレートPを保持するプレート
ステージPST等を備えている。
【0024】前記照明系12は、例えば特開平9−32
0956号公報に開示されように、光源ユニット、シャ
ッタ、2次光源形成光学系、ビームスプリッタ、集光レ
ンズ系、レチクルブラインド、及び結像レンズ系等(い
ずれも不図示)から構成され、レチクルステージRST
に保持されたレチクルR上の矩形(あるいは円弧状)の
照明領域IARを均一な照度で照明する。
【0025】前記本体コラム20は、設置床FDの上面
に載置された装置の基準となるベースプレートBPの上
面に複数(ここでは4つ)の防振台22を介して保持さ
れた第1コラム24と、この第1コラム24上に設けら
れた第2コラム26とから構成されている。
【0026】第1コラム24は、4つの防振台22によ
ってほぼ水平に支持された矩形の定盤(プレートステー
ジベース)23と、この定盤23の上面の4隅の部分に
鉛直方向に沿ってそれぞれ配設された4本の脚部28
と、これら4本の脚部28の上端部を相互に連結すると
ともに第1コラム24の天板部を構成する鏡筒定盤30
とを備えている。この鏡筒定盤30の中央部には、平面
視円形の開口部30aが形成され、この開口部30a内
に投影光学系PLが上方から挿入されている。この投影
光学系PLには、その高さ方向の中央やや下方の位置に
フランジFLGが設けられており、該フランジFLGを
介して投影光学系PLが鏡筒定盤30によって下方から
支持されている。
【0027】前記第2コラム26は、鏡筒定盤30の上
面に投影光学系PLを囲むように立設された4本の脚部
32と、これら4本の脚部32の上端部相互間を連結す
る天板部、すなわち後述するレチクルステージ装置のス
テージベースを構成するレチクルステージベース34と
を備えている。レチクルステージベース34の中央部に
は、照明光ILの通路となる開口34aが形成されてい
る。なお、レチクルステージベース34の全体若しくは
一部(開口34aに相当する部分)を光透過性材料によ
って形成しても良い。
【0028】このようにして構成された本体コラム20
に対する設置床FDからの振動は、前記防振台22によ
ってマイクロGレベルで絶縁されている。
【0029】前記投影光学系PLとしては、その光軸A
Xの方向がZ軸方向とされ、ここでは両側テレセントリ
ックな光学配置となるように光軸AX方向に沿って所定
間隔で配置された複数枚のレンズエレメントから成る屈
折光学系が使用されている。この投影光学系PLは所定
の投影倍率、例えば等倍を有している。このため、照明
系12からの照明光ILによってレチクルRの照明領域
IARが照明されると、このレチクルRを通過した照明
光により、投影光学系PLを介してレチクルRの照明領
域IAR部分のパターンの等倍倒立像が表面にフォトレ
ジストが塗布されたプレートP上の前記照明領域IAR
に共役な露光領域IAに形成される。
【0030】前記レチクルステージ装置は、前記レチク
ルステージベース34と、該レチクルステージベース3
4の上方に非接触で浮上支持されたステージとしてのレ
チクルステージRSTと、該レチクルステージRSTを
走査方向であるY軸方向(第1軸方向)に所定のストロ
ークで駆動するとともに、Y軸方向に直交するX軸方向
に微少駆動するレチクル駆動系(48A、70)と、こ
のレチクル駆動系によるレチクルステージRSTの駆動
によって生じる反力を受ける第1、第2のリアクション
フレーム36、38とを備えている。
【0031】これを更に詳述すると、図2の斜視図に示
されるように、レチクルステージRSTは、中央部に矩
形の開口が形成された矩形状、すなわち矩形枠状の板状
部材から成り、このレチクルステージRSTの上面に
は、3つのバキュームチャック40a〜40cが設けら
れている。これらのバキュームチャック40a〜40c
によってレチクルRが吸着保持されている。
【0032】レチクルステージベース34の上面に、一
対のYガイド42A、42Bが所定間隔を隔てて走査方
向であるY軸方向に延設されている。これらのYガイド
42A、42Bの上方に、レチクルステージRSTが配
置され、該レチクルステージRSTは、その底面に設け
られた複数のエアパッド(エアベアリング)44によっ
てYガイド42A、42B上に非接触で浮上支持されて
いる。
【0033】レチクルステージRSTのX軸方向の両側
面には、一対の可動子46A、46Bが突設されてい
る。これらの可動子46A、46Bに対応して、Yガイ
ド42A、42BのX軸方向両外側には、可動子46
A、46BとともにリニアアクチュエータとしてのYリ
ニアモータ48A、48Bを構成する固定子50A、5
0BがY軸方向に延設されている。可動子46A、46
Bは、レチクルステージRSTとともに、固定子50
A、50Bとの間の電磁気的相互作用の一種である電磁
相互作用によって生じるローレンツ力によってY軸方向
に駆動される。Yリニアモータ48A、48Bとして
は、ここでは公知のムービングコイル型のリニアモータ
が用いられている。本実施形態では、前記一対のYリニ
アモータ48A、48Bによって、レチクルステージR
STを走査方向であるY軸方向に駆動する第1の駆動装
置が構成されている。なお、一対のYリニアモータ48
A、48Bとして、ムービングマグネット型のリニアモ
ータを用いても構わない。
【0034】一方のYリニアモータ48Aの固定子50
Aは、レチクルステージベース34がその一部を構成す
る本体コラム20とは独立した第1のリアクションフレ
ーム36の先端に固定されている。この第1のリアクシ
ョンフレーム36の基端は、図1に示される鏡筒定盤3
0、定盤23及びベースプレートBPにそれぞれ形成さ
れた開口部を介して床面FDに固定されている。
【0035】また、他方のYリニアモータ48Bの固定
子50Bは、本体コラム20とは独立した第2のリアク
ションフレーム38の上面に固定されている。この第2
のリアクションフレーム38は、それぞれの下端が床面
FDに固定された4本の脚部を備えた一種の台であり、
その内の2本の脚部の下端は、図1に示される鏡筒定盤
30、定盤23及びベースプレートBPにそれぞれ形成
された開口部を介して床面FDに固定されている。
【0036】前記第2のリアクションフレーム38の上
面には、非走査方向基準用Yガイド52が走査方向であ
るY軸方向に延設されている。この非走査方向基準用Y
ガイド52上に、走査方向にのみ自由度を持つエアスラ
イダ54が設けられ、該エアスライダ54上に、リニア
アクチュエータとしてのXリニアモータ56の固定子5
8が固定されている。この固定子58との間の電磁気的
相互作用の一種である電磁相互作用によって生じるロー
レンツ力によりX軸方向に駆動される可動子60の一端
が固定子58に対向して配置され、該可動子60の他端
がレチクルステージRSTに固定されている。前記Xリ
ニアモータ56としては、例えばボイスコイルモータ等
が用いられ、該Xリニアモータ56によって、レチクル
ステージRSTを非走査方向であるX軸方向(第2軸方
向)に駆動する第2駆動装置が構成されている。
【0037】ところで、図2から容易に想像されるよう
に、レチクルステージRSTの位置にかかわらず、Xリ
ニアモータ56によってレチクルステージRSTをX軸
方向に駆動するためには、固定子58が固定されたエア
スライダ54は、レチクルステージRSTが走査方向に
駆動される際に、レチクルステージRSTと共に移動し
なければならない。そのため、本実施形態では、エアス
ライダ駆動用リニアモータ62が設けられている。この
エアスライダ駆動用リニアモータ62は、エアスライダ
54の+X方向の側面に突設された可動子64と、これ
に対向して第2のリアクションフレーム38の上面にY
軸方向に延設された固定子66とを備えている。
【0038】本実施形態では、上述のようにして、レチ
クル駆動系が構成されるが、図1では作図の便宜上か
ら、上述したYリニアモータ48B、エアスライダ駆動
用リニアモータ62、非走査方向基準用Yガイド52、
Xリニアモータ56及びエアスライダ54が纏めて、駆
動機構70として示されている。
【0039】前記レチクルステージRSTの−Y側の側
面には、一対のコーナーキューブ72A、72Bが固定
されており、これらのコーナーキューブ72A、72B
に対向してレチクルステージベース34の上面の−Y方
向端部にはレチクルY干渉計74Yが固定されている。
このレチクルY干渉計74Yは、実際にはコーナーキュ
ーブ72A、72Bに対して干渉計ビームRIY1,R
IY2を投射し、それぞれの反射光を受光してコーナー
キューブ72A、72BのY軸方向の位置を所定の分解
能、例えば0.5〜1nm程度の分解能で計測する一対
のダブルパス干渉計を含んで構成されている。
【0040】また、レチクルステージRST上面の−X
側の端部には、不図示の偏光ビームスプリッタ、四分の
一波長板等を含む光学ユニット76が固定されている。
この光学ユニット76に対向して、レチクルステージベ
ース34上面の−X方向端部には、固定鏡78がY軸方
向に沿って延設されている。そして、光学ユニット76
及び不図示の光源ユニット、レシーバ等を含む測長軸R
IXを有するX干渉計システムによって、レチクルステ
ージRSTのX軸方向の位置が固定鏡78を介して所定
の分解能、例えば0.5〜1nm程度の分解能で計測さ
れる。
【0041】前記レチクルY干渉計74Y、X干渉計シ
ステムの計測値は、不図示のステージ制御装置及びこれ
を介して不図示の主制御装置に供給されるようになって
いる。すなわち、ステージ制御装置では、レチクルY干
渉計74Yからの各測長軸の計測値の相加平均に基づい
てレチクルステージRSTのY位置を求め、また各測長
軸の計測値の差に基づいてレチクルステージRSTのθ
回転を求め、X干渉計システムの計測値に基づいてレチ
クルステージRSTのX位置を求める。そして、ステー
ジ制御装置では主制御装置からの指示に応じてレチクル
Y干渉計74Y、X干渉計システムの計測値に基づいて
前記Yリニアモータ48A、48B及びXリニアモータ
56を制御することにより、レチクルステージRSTの
位置制御を行うようになっている。
【0042】なお、エアスライダ54の位置は、不図示
の位置検出装置、例えばリニアエンコーダあるいはレー
ザ干渉計によって計測され、この計測値がステージ制御
装置に送られている。ステージ制御装置では、この計測
値に基づいてエアスライダ54がレチクルステージRS
Tに追従して移動するようにエアスライダ駆動用リニア
モータ62を制御する。
【0043】また、レチクルステージRST上にレチク
ル吸着やエアパッド用のエアー配管やアクチュエータ等
の配線などを多数引き回す必要があるが、これらの配
管、配線は、本実施形態では、図示は省略したが、エア
スライダ54を経由して引き回されている。このように
すると、上述したエアスライダ54のレチクルステージ
RSTに対する追従制御により、レチクルステージRS
Tとエアスライダ54の相対位置が最大でも数mmしか
ずれず、レチクルステージRST走査時の配管、配線か
らの反力はエアスライダ54がその大部分を受けること
となり、レチクルステージRSTへの影響を小さくする
ことができる。
【0044】図1に戻り、前記プレートステージPST
は、第1コラム24を構成する定盤(プレートステージ
ベース)23の上方に配置されている。プレートステー
ジPSTの上面には、不図示のプレートホルダを介して
プレートPが真空吸着等によって保持されている。
【0045】プレートステージPSTの下面には不図示
のエアパッドが複数配置されており、これらのエアパッ
ドによってプレートステージPSTは移動面23aに対
して所定のクリアランスを介して浮上支持されている。
このプレートステージPSTは、不図示のプレート駆動
装置によって、XY2次元方向に駆動される。プレート
駆動装置は、例えば、プレートステージPSTを移動面
23aに沿って走査方向であるY軸方向に所定のストロ
ークで駆動する一対のY軸用リニアモータと、これらの
Y軸用リニアモータとともにプレートステージPSTを
X軸方向に駆動する一対のX軸用リニアモータとを含ん
で構成される。なお、プレート駆動装置を、いわゆる可
変磁気抵抗方式、あるいはローレンツ電磁力駆動方式の
平面モータで構成することも可能である。
【0046】前記プレートステージPSTのXY面内の
位置は、図1に示されるレーザ干渉計システム80によ
って、所定の分解能、例えば0.5〜1nm程度の分解
能で常時計測されている。このレーザ干渉計システムの
計測値は、不図示のステージ制御装置及びこれを介して
主制御装置に供給されるようになっており、ステージ制
御装置では主制御装置からの指示に応じてレーザ干渉計
システム80の計測値に基づいて前記Y軸用リニアモー
タ及びX軸用リニアモータを制御することにより、プレ
ートステージPSTの位置制御を行うようになってい
る。
【0047】このようにして構成された本実施形態の走
査型露光装置100では、露光の際には、ステージ制御
装置によって、レチクルステージRSTとプレートステ
ージPSTとを、Y軸方向に沿って互いに逆向きに投影
光学系PLの投影倍率に応じた速度比で同期移動してレ
チクルパターンをプレート上に逐次転写する走査露光動
作と、プレート上の隣接する区画領域の露光のための走
査開始位置へプレートステージPSTを移動するステッ
ピング動作とが、繰り返し行われる。
【0048】上記の走査露光中、ステージ制御装置で
は、レチクルステージRSTの非走査方向(X軸方向)
の位置をX干渉計システムの計測値に基づいてXリニア
モータ56を介して調整し、また、レチクルステージR
STのθ回転を、レチクルY干渉計74Yの計測値に基
づいて一対のYリニアモータ48A、48Bの速度を僅
かに異ならせることにより微調整することができる。
【0049】また、レチクルステージRSTを走査方向
に駆動する際に、その反力が各Yリニアモータ48A、
48Bの固定子50A、50Bに作用するが、これらの
固定子50A、50Bは、本体コラム20とは独立した
第1、第2のリアクションフレーム36、38にそれぞ
れ固定されているので、その反力は、第1、第2のリア
クションフレーム36、38を介して床面FDに伝達さ
れるのみで、各Yリニアモータ48A、48Bの固定子
50A、50Bを介して本体コラム20に伝わることが
ない。また、レチクルステージRSTを非走査方向に駆
動する際に生じる微小な反力は、Xリニアモータ56の
固定子58に作用するが、該固定子58は第2のリアク
ションフレーム38上に搭載されているので、その反力
は、第2のリアクションフレーム38を介して床面FD
に伝達されるのみで、Xリニアモータ56の固定子58
を介して本体コラム20に伝わることがない。すなわ
ち、本実施形態では、第1、第2のリアクションフレー
ムによって、レチクルステージベース34と独立し、レ
チクルステージRSTの第1軸方向の駆動によって生ず
る反力とレチクルステージRSTの第2軸方向の駆動に
よって生ずる反力とを受けるフレームが構成されてい
る。
【0050】従って、本実施形態レチクルステージRS
Tの駆動に起因する本体コラム20(露光装置本体)の
振動、ひいてはこれに起因する投影光学系PLやレチク
ルY干渉計76Y、X干渉計システムの振動等を防止あ
るいは効果的に抑制することができる。これにより、投
影光学系PLの振動に起因するパターン転写位置ずれ等
の発生や干渉計計測値の振動的変化の発生を抑制するこ
とができる。
【0051】このように本実施形態の走査型露光装置1
00では、走査露光時にレチクルステージRSTの駆動
反力が本体コラム20に振動要因として伝わることがな
いので、レチクルステージRSTとプレートステージP
STとの同期整定時間の短縮によるスループットの向上
と、レチクルステージ制御性の向上による重ね合わせ精
度の向上とを共に実現することができる。
【0052】また、粗微動構造でないシンプルな構造で
あるため、部品点数も減り大幅なコストダウンを図るこ
とができるとともに、構成部材の剛性を高めることがで
き、各ステージの制御性を高めることも可能となる。さ
らに、レチクルステージ装置が、コンパクトな設計が可
能であるため装置の小型化が実現でき、重量が軽減され
る利点もある。
【0053】さらには、ヨーガイドが無くなると共に微
動系のガイドとアクチュエータも不要なため駆動重量も
大幅に削減され、リニアモータの推力仕様を下げること
ができ、駆動時の発熱に対しても非常に有利である。ま
た、Yリニアモータ48A、48Bは、レチクルステー
ジRSTのほぼ重心位置に推力を与えることができ、レ
チクルステージRSTがピッチング方向に振動すること
がないので、高精度でかつ制御性の良いレチクルステー
ジ装置を実現できる。
【0054】また、本実施形態では、アクチュエータの
数の減少に加え、干渉計ビームの本数も減らすことがで
きるので、制御系の簡略化も実現することができる。
【0055】また、レチクルステージRSTの可動部に
対するエアー供給や給電のための配管、配線からの反力
の大部分をレチクルステージRSTに追従して走査方向
に移動するエアスライダ54が受け、前記配管、配線か
らの外乱が直接レチクルステージRSTに伝わらない構
造となっているため、レチクルステージRSTの走査方
向の制御性能が大幅に向上する。
【0056】なお、上記実施形態では、レチクルステー
ジRSTの走査方向駆動時のみならず、非走査方向につ
いての微少駆動時の反力をもレチクルステージベース3
4に伝えないようにするため、一対のYガイド42A、
42Bの他に、非走査方向基準用Yガイド52を設け
て、エアスライダ54がこの非走査方向基準用Yガイド
52に沿って移動する場合について説明したが、非走査
方向駆動時に生じる反力は非常に小さいのでそれがレチ
クルステージベース34に伝わってもその影響は小さい
ものと考えられる。そこで、この点に着目すれば、図3
に示されるレチクルステージ装置のように、非走査方向
基準用Yガイド52を取り去ることが可能になる。
【0057】図3には、上記実施形態の応用例であるレ
チクルステージ装置の一例が示されている。ここで、上
記実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、
重複説明を避けるため同一の符号を用いるものとする。
【0058】この図3の装置では、レチクルステージR
STの+X方向端部のY軸方向中央部に切り欠き79を
形成し、この切り欠き79の両側に前述したYリニアモ
ータ48Bの可動子46Bを2分割したような一対の可
動子46B1、46B2を配置し、前記切り欠き79の内
部空間にエアスライダ54を配置した点、及び第1のリ
アクションフレーム36と同様の第3のリアクションフ
レーム36’によりYリニアモータ48Bの固定子50
Bが支持されている点に特徴を有する。また、この場
合、固定子50Bは、可動子64と一体でエアスライダ
54を駆動するためのエアスライダ駆動用リニアモータ
の固定子をも兼ねている。
【0059】その他の部分の構成は、前述した実施形態
と同様になっている。
【0060】このようにして構成された図3のレチクル
ステージ装置によると、基本的には前述した実施形態と
同等の効果を得ることができる。但し、この図3のレチ
クルステージ装置には、上記実施形態と比べて以下の相
違がある。
【0061】すなわち、Xリニアモータ56によりレチ
クルステージRSTを非走査方向に駆動する際の反力
が、エアスライダ54及びYガイド42Bを介してレチ
クルステージベース34に伝達されるという不利な点が
ある。しかしながら、非走査方向の駆動による反力は、
もともとの駆動力が小さいのでその反力による外乱も小
さく、ステージ制御に与える影響は小さい。
【0062】この一方、図2と図3を比較すると明らか
なように、図3のレチクルステージ装置では、非走査方
向基準用Yガイド52、固定子66等が不用になり、そ
の分構成の簡略化とコストダウンが可能である。
【0063】なお、上記実施形態では、本発明に係るス
テージ装置が、液晶用のステップ・アンド・スキャン方
式の走査型露光装置に適用された場合について説明した
が、半導体素子製造用のスキャニング・ステッパにも同
様に適用できることは勿論である。また、投影光学系
は、縮小系でも拡大系でも構わない。更に、レチクルR
とプレートPとを鉛直方向に沿って支持し、走査露光を
行う縦型露光装置にも本発明に係るステージ装置は適用
可能である。
【0064】また、例えば、マスクパターンの等倍正立
正像をプレート上に一括で転写する液晶用一括走査型の
露光装置などの場合は、マスク及びプレートの両方又は
一方の駆動装置(移動装置)として本発明に係るステー
ジ装置を好適に適用できる。
【0065】なお、複数のレンズから構成される照明光
学系、投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整を
するとともに、多数の機械部品からなるレチクルステー
ジやウエハステージを露光装置本体に取り付けて配線や
配管を接続し、更に第1のリアクションフレーム36及
び第2のリアクションフレーム38を組み立て総合調整
(電気調整、動作確認等)をすることにより上記実施形
態の露光装置を製造することができる。なお、露光装置
の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーン
ルームで行うことが望ましい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るステ
ージ装置によれば、コストの低減及び制御系の簡素化を
図ることができるとともに、ステージの位置制御性を向
上させることができるという従来にない優れた効果があ
る。
【0067】また、本発明に係る露光装置によれば、ス
ループット及び露光精度を向上させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る走査型露光装置の概略構成を
一部断面して示す図である。
【図2】図1の走査型露光装置を構成するレチクルステ
ージ装置を示す斜視図である。
【図3】上記実施形態の応用例であるレチクルステージ
装置の一例を示す斜視図である。
【図4】従来のレチクルステージの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
34…レチクルステージベース(ステージベース)、4
8A、48B…Yリニアモータ(第1駆動装置、リニア
アクチュエータ)、36…第1のリアクションフレーム
(フレームの一部)、38…第2のリアクションフレー
ム(フレームの一部)、46A、46B…可動子、50
A、50B…固定子、56…Xリニアモータ(第2駆動
装置、リニアアクチュエータ)、58…固定子、60…
可動子、100…走査型露光装置、RST…レチクルス
テージ(ステージ)、R…レチクル(マスク)、P…プ
レート(基板)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 11/00 G01B 11/00 A H01L 21/30 516B 518 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA03 CC00 FF16 FF18 FF55 FF67 GG04 HH04 LL12 LL17 LL36 LL37 QQ25 QQ42 2F078 CA02 CA08 CB02 CB13 CC11 5F031 CA02 CA05 CA07 HA13 JA02 LA02 LA04 LA08 MA27 5F046 AA23 BA05 CC02 CC03 CC10 CC16 CC18 CC20 DA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージと;前記ステージを非接触で支
    持するステージベースと;前記ステージを第1軸方向に
    駆動する第1駆動装置と;前記ステージを前記第1軸方
    向に直交する第2軸方向に駆動する第2駆動装置と;前
    記ステージベースと独立し、前記ステージの第1軸方向
    の駆動によって生ずる反力と前記ステージの第2軸方向
    の駆動によって生ずる反力とを受けるフレームとを備え
    るステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1駆動装置が、前記フレームに設
    けられた固定子と、該固定子との間の電磁気的相互作用
    によって前記ステージとともに駆動される可動子とを備
    えるリニアアクチュエータであることを特徴とする請求
    項1に記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2駆動装置が、前記フレームに設
    けられた固定子と、該固定子との間の電磁気的相互作用
    によって前記ステージとともに駆動される可動子とを備
    えるリニアアクチュエータであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のステージ装置。
  4. 【請求項4】 マスクと基板とを同期移動して、前記マ
    スクのパターンを前記基板に転写する走査型露光装置で
    あって、 請求項1〜3のいずれか一項に記載のステージ装置を、
    前記マスク及び基板の少なくとも一方の移動装置として
    具備することを特徴とする走査型露光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002078361A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Shibuya Kogyo Co Ltd リニア位置決め装置
JP2011249555A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Canon Inc ステージ装置、露光装置及びデバイスの製造方法
KR101120439B1 (ko) 2009-02-16 2012-02-24 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 액정 노광 장치

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