JP2000164314A - 多芯ケ―ブルの端末整線装置 - Google Patents
多芯ケ―ブルの端末整線装置Info
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- JP2000164314A JP2000164314A JP10375695A JP37569598A JP2000164314A JP 2000164314 A JP2000164314 A JP 2000164314A JP 10375695 A JP10375695 A JP 10375695A JP 37569598 A JP37569598 A JP 37569598A JP 2000164314 A JP2000164314 A JP 2000164314A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 整線作業性の向上を図る。
【解決手段】 櫛歯状整線溝を備えた整線プレート11
a、11bとこの整線プレート11a、11bと平行に
配置されたLED15を具備するLED基板12を設
け、LED基板12上のLED15は隣り合う櫛歯状整
線溝と多数対となるように櫛歯状整線溝と対応して並設
されている。整線溝は、溝底が芯線の直径と同一径より
なる正背視優弧状に形成されている。多芯ケーブル21
の整線された端末を前記整線器本体32の入力側と電気
的に接続しこの多芯ケーブル21の整線されていない側
の各芯線22の端子を1本ずつ前記接触子26に接触す
るとLED15、整線器本体32、多芯ケーブル22の
芯線よりなる閉回路を形成し、この閉回路に介装されて
いるLED15の点灯が、整線溝が接触子と接触した芯
線22を挿入するための整線溝であることを知らしめる
ように構成したことを特徴とする。
a、11bとこの整線プレート11a、11bと平行に
配置されたLED15を具備するLED基板12を設
け、LED基板12上のLED15は隣り合う櫛歯状整
線溝と多数対となるように櫛歯状整線溝と対応して並設
されている。整線溝は、溝底が芯線の直径と同一径より
なる正背視優弧状に形成されている。多芯ケーブル21
の整線された端末を前記整線器本体32の入力側と電気
的に接続しこの多芯ケーブル21の整線されていない側
の各芯線22の端子を1本ずつ前記接触子26に接触す
るとLED15、整線器本体32、多芯ケーブル22の
芯線よりなる閉回路を形成し、この閉回路に介装されて
いるLED15の点灯が、整線溝が接触子と接触した芯
線22を挿入するための整線溝であることを知らしめる
ように構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品等に接続
される多芯ケーブルの端末を圧接若しくは圧着加工をす
る場合の整線処理する装置に関し、更に詳しくは多芯ケ
ーブルを構成する各芯線の位置決めを、芯線を挿入する
ための整線溝若しくはコネクタハウジングの端子挿入口
とペアとなるLEDの点灯により極めて容易且つ正確に
知らしめることが可能な多芯ケーブルの端末整線装置に
関する。
される多芯ケーブルの端末を圧接若しくは圧着加工をす
る場合の整線処理する装置に関し、更に詳しくは多芯ケ
ーブルを構成する各芯線の位置決めを、芯線を挿入する
ための整線溝若しくはコネクタハウジングの端子挿入口
とペアとなるLEDの点灯により極めて容易且つ正確に
知らしめることが可能な多芯ケーブルの端末整線装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器分野において、一層の小
型化、多重化が要求されており、その対応として多芯ケ
ーブルは多芯化、芯線の極細化がなされている。このよ
うな多芯化に伴い、多芯ケーブルを構成する芯線の端末
を適切な位置へ配置整列する配列整線作業は一層煩雑且
つ困難化している。
型化、多重化が要求されており、その対応として多芯ケ
ーブルは多芯化、芯線の極細化がなされている。このよ
うな多芯化に伴い、多芯ケーブルを構成する芯線の端末
を適切な位置へ配置整列する配列整線作業は一層煩雑且
つ困難化している。
【0003】従来、多芯ケーブルの各芯線を識別し、そ
の端末を所望の位置に配列整線する作業は手作業で行な
うのが一般的であった。詳しくは、芯線の外周に形成さ
れた絶縁被膜を芯線毎に異なる色彩に着色すると共にこ
の絶縁被膜の表面に各芯線毎に異なるドットマークを施
こし、各芯線を目視により識別し、各芯線の配列順序を
決定していた。このように、絶縁被膜の色彩とドットマ
ークを芯線の識別要素とし、所定ピッチで整線溝を上面
に備えた整線プレートの所定の溝に1本ずつ芯線の端末
を緊張状態で挿入する手作業を繰り返して行うことによ
り多芯ケーブルの端末を整線処理していた。
の端末を所望の位置に配列整線する作業は手作業で行な
うのが一般的であった。詳しくは、芯線の外周に形成さ
れた絶縁被膜を芯線毎に異なる色彩に着色すると共にこ
の絶縁被膜の表面に各芯線毎に異なるドットマークを施
こし、各芯線を目視により識別し、各芯線の配列順序を
決定していた。このように、絶縁被膜の色彩とドットマ
ークを芯線の識別要素とし、所定ピッチで整線溝を上面
に備えた整線プレートの所定の溝に1本ずつ芯線の端末
を緊張状態で挿入する手作業を繰り返して行うことによ
り多芯ケーブルの端末を整線処理していた。
【0004】多芯ケーブルの端末整線器には、特開平6
−52959号公報、特公平5−824号公報、特開平
4−160783号公報、実開昭62−180887号
公報、実開平2−133122号公報、実開平3−12
1692号公報開示のものがあるが、これらのうち特開
平6−52959号公報、特公平5−824号公報及び
実開平3−121692号公報記載の整線器は整線され
た芯線をコネクタプラグ等に接続するための整線器であ
り、多芯ケーブル端末の芯線を所定位置に配列整線する
作業は前述の目視による手作業により行っていた。実開
平2−133122号公報開示の考案は、整線溝を有す
るブロックの溝上にスライド板を設け分線盤とブロック
とで線材の余長部を所定ピッチで配列するようにしたも
ので、位置決めは、前述の目視による手作業で行ってい
た。又、実開昭62−180887号公報開示の考案は
ベース部にケーブル取付位置を中心として左右に平行に
コネクタカバーを設け、複数対ペア線を左右に位置決め
するようにした構成であるが、芯線の位置決めは前述の
目視による手作業で行っていた。さらに、特開平4−1
60783号公報開示の発明はワイヤの絶縁被覆部を挟
持するクランプと、平行な整線溝とこの整線溝と直交す
る切断溝を上面に設けたブロックとより構成され、芯線
の端末部をクランプで挟持して切り揃えるため、回路導
体と端末部の位置ずれを防止したものであるが、各芯線
の整線溝への位置決めは前述の目視による手作業により
行っていた。
−52959号公報、特公平5−824号公報、特開平
4−160783号公報、実開昭62−180887号
公報、実開平2−133122号公報、実開平3−12
1692号公報開示のものがあるが、これらのうち特開
平6−52959号公報、特公平5−824号公報及び
実開平3−121692号公報記載の整線器は整線され
た芯線をコネクタプラグ等に接続するための整線器であ
り、多芯ケーブル端末の芯線を所定位置に配列整線する
作業は前述の目視による手作業により行っていた。実開
平2−133122号公報開示の考案は、整線溝を有す
るブロックの溝上にスライド板を設け分線盤とブロック
とで線材の余長部を所定ピッチで配列するようにしたも
ので、位置決めは、前述の目視による手作業で行ってい
た。又、実開昭62−180887号公報開示の考案は
ベース部にケーブル取付位置を中心として左右に平行に
コネクタカバーを設け、複数対ペア線を左右に位置決め
するようにした構成であるが、芯線の位置決めは前述の
目視による手作業で行っていた。さらに、特開平4−1
60783号公報開示の発明はワイヤの絶縁被覆部を挟
持するクランプと、平行な整線溝とこの整線溝と直交す
る切断溝を上面に設けたブロックとより構成され、芯線
の端末部をクランプで挟持して切り揃えるため、回路導
体と端末部の位置ずれを防止したものであるが、各芯線
の整線溝への位置決めは前述の目視による手作業により
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で述べた目視による手作業で指定された色とドット
マークにより芯線を順番に整線溝内に挿入する作業は、
芯線のドットマークが小さいため、確認が困難で時間を
要し、整線に誤りをおこす場合があるという問題点があ
った。
来例で述べた目視による手作業で指定された色とドット
マークにより芯線を順番に整線溝内に挿入する作業は、
芯線のドットマークが小さいため、確認が困難で時間を
要し、整線に誤りをおこす場合があるという問題点があ
った。
【0006】そこで、本発明はLED表示部と整線溝が
多数対となるように並設すると共にLEDの出力側の端
子をLED基板上に設けた接触子に電気的に接続し、芯
線を1本ずつ接触子に接触すると、形成された閉回路に
介装されたLEDが点灯し、この点灯したLEDと対と
なる整線溝が、導体に接触した芯線を挿入するべき整線
溝であることを作業者に知らしめるようにすることによ
って、整線作業性の向上を図ることを目的とする。
多数対となるように並設すると共にLEDの出力側の端
子をLED基板上に設けた接触子に電気的に接続し、芯
線を1本ずつ接触子に接触すると、形成された閉回路に
介装されたLEDが点灯し、この点灯したLEDと対と
なる整線溝が、導体に接触した芯線を挿入するべき整線
溝であることを作業者に知らしめるようにすることによ
って、整線作業性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、多芯ケーブルの
外皮を除去し、露出された各芯線を所定位置に位置決め
し、並列に配列するための多芯ケーブルの端末整線装置
であって、ベースに多数本の各芯線の端部を平行に並べ
るための上部に所定間隔をおいて櫛歯状整線溝を備えた
整線プレートとこの整線プレートと平行に配置されたL
EDを具備するLED基板を設け、このLED基板上の
LEDは隣り合う前記櫛歯状整線溝と多数対となるよう
にこの櫛歯状整線溝と対応して並設されており、少なく
ともプライオリティ回路、エンコーダ回路、デコーダ回
路、及びラッチ回路を内蔵する整線器本体の出力側と前
記各LEDの一方の端子は中継ケーブルを介して各別に
電気的に接続され、このLEDの他方の端子はLED基
板上に設けられた接触子に電気的に接続し、前記多芯ケ
ーブルの整線された端末を前記整線器本体の入力側と電
気的に接続しこの多芯ケーブルの整線されていない側の
各芯線の端子を1本ずつ前記接触子に接触するとLE
D、整線器本体、多芯ケーブルの芯線よりなる閉回路を
形成し、この閉回路に介装されているLEDの点灯が、
このLEDと対となる前記整線溝が前記接触子と接触し
た芯線を挿入するための整線溝であることを知らしめる
ように構成したことを特徴とする。
に本発明のうち請求項1記載の発明は、多芯ケーブルの
外皮を除去し、露出された各芯線を所定位置に位置決め
し、並列に配列するための多芯ケーブルの端末整線装置
であって、ベースに多数本の各芯線の端部を平行に並べ
るための上部に所定間隔をおいて櫛歯状整線溝を備えた
整線プレートとこの整線プレートと平行に配置されたL
EDを具備するLED基板を設け、このLED基板上の
LEDは隣り合う前記櫛歯状整線溝と多数対となるよう
にこの櫛歯状整線溝と対応して並設されており、少なく
ともプライオリティ回路、エンコーダ回路、デコーダ回
路、及びラッチ回路を内蔵する整線器本体の出力側と前
記各LEDの一方の端子は中継ケーブルを介して各別に
電気的に接続され、このLEDの他方の端子はLED基
板上に設けられた接触子に電気的に接続し、前記多芯ケ
ーブルの整線された端末を前記整線器本体の入力側と電
気的に接続しこの多芯ケーブルの整線されていない側の
各芯線の端子を1本ずつ前記接触子に接触するとLE
D、整線器本体、多芯ケーブルの芯線よりなる閉回路を
形成し、この閉回路に介装されているLEDの点灯が、
このLEDと対となる前記整線溝が前記接触子と接触し
た芯線を挿入するための整線溝であることを知らしめる
ように構成したことを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項2記載の発明は、上記
櫛歯状整線溝を、その溝底を被覆芯線の直径と同一径よ
りなる正背視優弧状に形成されており、溝幅は芯線の直
径より僅かばかり狭く形成することにより、芯線を溝内
に安定的に保持可能にしている。
櫛歯状整線溝を、その溝底を被覆芯線の直径と同一径よ
りなる正背視優弧状に形成されており、溝幅は芯線の直
径より僅かばかり狭く形成することにより、芯線を溝内
に安定的に保持可能にしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態の1例について説明する。
の形態の1例について説明する。
【0010】台枠1の左右側枠の中央には支柱2、2を
対向的に立設し、この支柱2、2の上端にはボルト3を
螺合可能な螺孔を穿設している。基枠4は前後側枠5、
5と左右側枠6、6とより構成され、横方向略中央部に
は前後側枠5、5間にケーブルクランプ7を設けた取付
杆8を着脱可能に架設している。支柱2、2の上端は、
基枠4の左右側枠6、6の中央に、基枠4を前傾して螺
着固定している。
対向的に立設し、この支柱2、2の上端にはボルト3を
螺合可能な螺孔を穿設している。基枠4は前後側枠5、
5と左右側枠6、6とより構成され、横方向略中央部に
は前後側枠5、5間にケーブルクランプ7を設けた取付
杆8を着脱可能に架設している。支柱2、2の上端は、
基枠4の左右側枠6、6の中央に、基枠4を前傾して螺
着固定している。
【0011】基枠4の前後側枠5、5間には取付杆8よ
り所定距離を隔てて左右に多芯ケーブルの端末後処理整
線治具9、9を取り付けている。多芯ケーブルの端末後
処理整線治具9は、ベース10と整線プレート11a、
11b及びLED基板12とより構成されている。ベー
ス10は、プラスチック等の絶縁材料によって一体成形
されたものでよく、左右両側縁近傍には整線プレート1
1a、11bを嵌め込むための前後方向に延びる上面を
開口した有底の長溝13、14を平行な位置関係となる
ように並設している。長溝14は、長溝13の溝底と同
一深さの水平な前後方向に延びる溝底と外側の溝壁とよ
り構成されており、内側の溝壁は前後両端部を残して平
面から見てLED基板12よりも僅かばかり狭小なLE
D15に接続された中継ケーブル16を挿通するための
挿通口17と連通している。長溝13、14の外側の溝
壁には、整線プレート11a、11bの凸部18を受入
れるための受入凹部19が設けられている。
り所定距離を隔てて左右に多芯ケーブルの端末後処理整
線治具9、9を取り付けている。多芯ケーブルの端末後
処理整線治具9は、ベース10と整線プレート11a、
11b及びLED基板12とより構成されている。ベー
ス10は、プラスチック等の絶縁材料によって一体成形
されたものでよく、左右両側縁近傍には整線プレート1
1a、11bを嵌め込むための前後方向に延びる上面を
開口した有底の長溝13、14を平行な位置関係となる
ように並設している。長溝14は、長溝13の溝底と同
一深さの水平な前後方向に延びる溝底と外側の溝壁とよ
り構成されており、内側の溝壁は前後両端部を残して平
面から見てLED基板12よりも僅かばかり狭小なLE
D15に接続された中継ケーブル16を挿通するための
挿通口17と連通している。長溝13、14の外側の溝
壁には、整線プレート11a、11bの凸部18を受入
れるための受入凹部19が設けられている。
【0012】整線プレート11a、11bは、硬質プラ
スチック等の絶縁材料によって一体成形されたものでよ
く、角柱状に形成された基部外側面に受入凹部19に嵌
合可能な凸部18を設け、上面には所定ピッチで形成さ
れた櫛歯部20間に多芯ケーブル21の被覆芯線22を
挿入するための整線溝23を設けている。整線溝23は
図7に示すように、基部上面に対して垂直で平行な溝壁
の下部を優弧状溝底24に形成し、芯線を安定的に保持
可能にしている。この優弧状溝底24の直径は、絶縁被
膜が形成されている被覆芯線22の外径と同一径に形成
されている。そして整線溝23の溝幅は被覆芯線22の
直径より僅かばかり狭く形成されている。被覆芯線の直
径は0.58mmであるため、本実施の形態における整
線プレート11a、11bの整線溝23は溝幅が0.5
0mm、優弧状溝底24の直径が0.58mmに形成さ
れている。整線プレート11a、11bは、固定用螺棒
25により長溝13、14内に安定的に取り付けられて
いる。
スチック等の絶縁材料によって一体成形されたものでよ
く、角柱状に形成された基部外側面に受入凹部19に嵌
合可能な凸部18を設け、上面には所定ピッチで形成さ
れた櫛歯部20間に多芯ケーブル21の被覆芯線22を
挿入するための整線溝23を設けている。整線溝23は
図7に示すように、基部上面に対して垂直で平行な溝壁
の下部を優弧状溝底24に形成し、芯線を安定的に保持
可能にしている。この優弧状溝底24の直径は、絶縁被
膜が形成されている被覆芯線22の外径と同一径に形成
されている。そして整線溝23の溝幅は被覆芯線22の
直径より僅かばかり狭く形成されている。被覆芯線の直
径は0.58mmであるため、本実施の形態における整
線プレート11a、11bの整線溝23は溝幅が0.5
0mm、優弧状溝底24の直径が0.58mmに形成さ
れている。整線プレート11a、11bは、固定用螺棒
25により長溝13、14内に安定的に取り付けられて
いる。
【0013】LED基板12は、プラスチック等の絶縁
材料によって、ベース10の挿通口17の上面開口を被
覆可能な大きさの縦長な長方形状に形成されており、一
側縁には整線プレート11a、11bの整線溝23と同
一ピッチで多数のLED15を列状に設けしている。整
線プレート11aとLED基板12は、整線プレート1
1aの整線溝23とLED15とが多数対となるように
対応して並設されており、かつ整線プレート11aの整
線溝23とLED15と整線プレート11bの整線溝2
3とが同一直線上に位置するように配設されている。L
ED基板12の各LED15の入力側端子は中継ケーブ
ル16の一方の端子と電気的に夫々接続されており、各
LED15の出力側端子はLED基板12の裏面に印刷
された導電部を介してLED基板12の表面に形成した
接触子26に集束している。LED15の出力側端子は
本実施の形態に示すように集束することに限定せず、L
ED基板上に導体を設け、この導体と各LED15の夫
々の出力端子が電気的に接続されている構成のものであ
ってもよい。
材料によって、ベース10の挿通口17の上面開口を被
覆可能な大きさの縦長な長方形状に形成されており、一
側縁には整線プレート11a、11bの整線溝23と同
一ピッチで多数のLED15を列状に設けしている。整
線プレート11aとLED基板12は、整線プレート1
1aの整線溝23とLED15とが多数対となるように
対応して並設されており、かつ整線プレート11aの整
線溝23とLED15と整線プレート11bの整線溝2
3とが同一直線上に位置するように配設されている。L
ED基板12の各LED15の入力側端子は中継ケーブ
ル16の一方の端子と電気的に夫々接続されており、各
LED15の出力側端子はLED基板12の裏面に印刷
された導電部を介してLED基板12の表面に形成した
接触子26に集束している。LED15の出力側端子は
本実施の形態に示すように集束することに限定せず、L
ED基板上に導体を設け、この導体と各LED15の夫
々の出力端子が電気的に接続されている構成のものであ
ってもよい。
【0014】中継ケーブル16は、多数本の芯線を並列
状態に整線されたもので、他方の端子は電気コネクタプ
ラグ27の各接触子の接触部が接触する。多芯ケーブル
21の両端は外皮が除去され、露出された被覆芯線22
の端末の一方は多芯ケーブルの端末前処理整線治具の圧
接コネクター28を介して中継ケーブル29と電気的に
接続されている。圧接コネクター28は導電性材料によ
り形成され、多芯ケーブル21の芯線22を圧接結線す
るための圧接部30を有しており、圧接部30には圧接
スリット31が設けられている。圧接スリット31の挿
入側は芯線22の挿入を容易にするためにテーパに形成
されている。絶縁被膜を外面に形成した被覆芯線22を
圧接スリット31に圧接工具を用いて挿入圧接すると、
被覆芯線22の絶縁被膜が剥離され、中継ケーブル29
と芯線22は電気的に接続される。多芯ケーブル21の
整線されていない側は、ケーブルクランプ7により多芯
ケーブルの端末後処理整線治具9、9間に取り付けられ
る。
状態に整線されたもので、他方の端子は電気コネクタプ
ラグ27の各接触子の接触部が接触する。多芯ケーブル
21の両端は外皮が除去され、露出された被覆芯線22
の端末の一方は多芯ケーブルの端末前処理整線治具の圧
接コネクター28を介して中継ケーブル29と電気的に
接続されている。圧接コネクター28は導電性材料によ
り形成され、多芯ケーブル21の芯線22を圧接結線す
るための圧接部30を有しており、圧接部30には圧接
スリット31が設けられている。圧接スリット31の挿
入側は芯線22の挿入を容易にするためにテーパに形成
されている。絶縁被膜を外面に形成した被覆芯線22を
圧接スリット31に圧接工具を用いて挿入圧接すると、
被覆芯線22の絶縁被膜が剥離され、中継ケーブル29
と芯線22は電気的に接続される。多芯ケーブル21の
整線されていない側は、ケーブルクランプ7により多芯
ケーブルの端末後処理整線治具9、9間に取り付けられ
る。
【0015】整線器本体32は、芯線22を接触子26
に接触し導通すると、最初に接触した芯線22により形
成される閉回路を優先するためのプライオリティ回路
と、これを符号化するエンコーダ回路、デコーダ回路、
及び信号を持続的に出力するラッチ回路を内蔵してお
り、出力側端子は中継ケーブル16の入力側と電気コネ
クタプラグ27により接続されており、入力側端子は中
継ケーブル29の端子と電気コネクタプラグ33を介し
て電気的に接続されている。
に接触し導通すると、最初に接触した芯線22により形
成される閉回路を優先するためのプライオリティ回路
と、これを符号化するエンコーダ回路、デコーダ回路、
及び信号を持続的に出力するラッチ回路を内蔵してお
り、出力側端子は中継ケーブル16の入力側と電気コネ
クタプラグ27により接続されており、入力側端子は中
継ケーブル29の端子と電気コネクタプラグ33を介し
て電気的に接続されている。
【0016】上述のような多芯ケーブルの端末整線装置
を用いて多芯ケーブル21の端末を整線する方法につい
て説明する。整線器本体32の電源を印加し、ケーブル
クランプ7に挟持された多芯ケーブル21の整線されて
いない芯線22のうちの任意の1本を接触子26に接触
すると、整線器本体32、中継ケーブル16のうちの1
本の芯線、LED15、接触した芯線22、中継ケーブ
ル29のうちの1本の芯線により構成される閉回路を形
成し、この閉回路に介装されているLED15が点灯す
る。この点灯するLED15とペアとなる整線溝23
が、前記接触した芯線22を挿入する整線溝23であ
る。順次、残りの芯線22についても1本ずつ同様の作
業をし、点灯したLED15と対となる整線溝23内に
1本ずつ芯線22を挿入配置して多芯ケーブル21の端
末を整線する。
を用いて多芯ケーブル21の端末を整線する方法につい
て説明する。整線器本体32の電源を印加し、ケーブル
クランプ7に挟持された多芯ケーブル21の整線されて
いない芯線22のうちの任意の1本を接触子26に接触
すると、整線器本体32、中継ケーブル16のうちの1
本の芯線、LED15、接触した芯線22、中継ケーブ
ル29のうちの1本の芯線により構成される閉回路を形
成し、この閉回路に介装されているLED15が点灯す
る。この点灯するLED15とペアとなる整線溝23
が、前記接触した芯線22を挿入する整線溝23であ
る。順次、残りの芯線22についても1本ずつ同様の作
業をし、点灯したLED15と対となる整線溝23内に
1本ずつ芯線22を挿入配置して多芯ケーブル21の端
末を整線する。
【0017】尚、上述の実施の形態においては、多芯ケ
ーブルの端末後処理整線治具がケーブルクランプを中心
として左右に2個設けている場合を例に説明したが、端
末後処理整線治具の個数は問わず、1個の多芯ケーブル
の端末後処理整線治具を設けている場合であってもよ
い。又、多芯ケーブルの端末の他方の整線されている側
は圧接コネクター28を介することなく電気コネクタと
接続して直接に整線器本体32の入力側と接続してもよ
い。
ーブルの端末後処理整線治具がケーブルクランプを中心
として左右に2個設けている場合を例に説明したが、端
末後処理整線治具の個数は問わず、1個の多芯ケーブル
の端末後処理整線治具を設けている場合であってもよ
い。又、多芯ケーブルの端末の他方の整線されている側
は圧接コネクター28を介することなく電気コネクタと
接続して直接に整線器本体32の入力側と接続してもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明はLEDと整線溝を多数対に形成
し、多芯ケーブルの芯線とLEDの出力側端子を接触
し、点灯したLEDと対となる整線溝を接触した芯線を
挿入する整線溝であることを知らしめるように構成して
いるので、芯線の位置決めが正確且つ迅速にでき、整線
作業性の向上を図り得るという効果がある。
し、多芯ケーブルの芯線とLEDの出力側端子を接触
し、点灯したLEDと対となる整線溝を接触した芯線を
挿入する整線溝であることを知らしめるように構成して
いるので、芯線の位置決めが正確且つ迅速にでき、整線
作業性の向上を図り得るという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態の1例における多芯ケーブ
ルの端末整線装置を示す説明図である。
ルの端末整線装置を示す説明図である。
【図2】多芯ケーブルの端末整線治具の分解部品配列斜
視図である。
視図である。
【図3】多芯ケーブルの端末後処理整線治具の整線プレ
ート間に芯線を架け渡している状態を示す斜視図であ
る。
ート間に芯線を架け渡している状態を示す斜視図であ
る。
【図4】多芯ケーブルの端末前処理整線治具を示す斜視
図である。
図である。
【図5】整線プレートを示す正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】整線溝の拡大説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の1例を示す回路図であ
る。
る。
9 多芯ケーブルの端末後処理整線治具 11a、11b 整線プレート 12 LED基板 15 LED 16、29 中継ケーブル 20 櫛歯部 21 多芯ケーブル 22 芯線 23 整線溝 24 優弧状溝底 26 接触子 32 整線器本体
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月10日(1999.12.
10)
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】まず、図1において、台枠1の左右側枠の
中央には支柱2、2を対設し、この支柱2、2の上端に
はボルト3を螺合可能な螺孔を穿設している。基枠4は
前後側枠5、5と左右側枠6、6とより構成され、横方
向略中央部には前後側枠5、5間にケーブルクランプ7
を設けた取付杆8を着脱可能に架設している。支柱2、
2の上端は、基枠4の左右側枠6、6の中央に、基枠4
を前傾して螺着固定し、後述する多芯ケーブルの端末後
処理整線治具91、92の表面を作業者に見やすくして
整線作業性を高めるようにしている。
中央には支柱2、2を対設し、この支柱2、2の上端に
はボルト3を螺合可能な螺孔を穿設している。基枠4は
前後側枠5、5と左右側枠6、6とより構成され、横方
向略中央部には前後側枠5、5間にケーブルクランプ7
を設けた取付杆8を着脱可能に架設している。支柱2、
2の上端は、基枠4の左右側枠6、6の中央に、基枠4
を前傾して螺着固定し、後述する多芯ケーブルの端末後
処理整線治具91、92の表面を作業者に見やすくして
整線作業性を高めるようにしている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】基枠4の前後側枠5、5間には、取付杆8
を中心として所定距離を隔てて左右対称に多芯ケーブル
の端末後処理整線治具91、92を固定的に取り付けて
いる。図2に示すように、多芯ケーブルの端末後処理整
線治具91は、ベース10と、1対の整線プレート11
1、112、及びLED基板12とより構成されてい
る。多芯ケーブルの端末後処理整線治具91の構成を次
に詳述する。ベース10は、プラスチック等の絶縁材料
により一体成形されたものでよく、整線プレート11
1、112を嵌め込むための上面を開口し、前後方向に
延びる有底の長溝13、14を互いに平行な位置関係と
なるように左右両側に並設している。長溝13は、前後
方向に延びる水平な溝底と内外側溝壁とより構成されて
いる。長溝14は、上記長溝13と同様に水平な溝底と
外側の溝壁とより構成され、内側の溝壁は前後両端部に
所定長さを残して前記内側溝壁間にLED基板12と比
較して開口面積が僅かばかり狭小な挿通口17を、長溝
14と連通して形成している。この挿通口17にはLE
D基板12に設けた多数のLED15に夫々接続された
中継ケーブル16を挿通し、挿通口17の口端縁上にL
ED基板12を載置して多芯ケーブルの端末後処理整線
治具91を組み立てるものである。長溝13、14の外
側溝壁には、後述する整線プレート111、112の凸
部18を受入れるための受入凹部19が凹設されてい
る。
を中心として所定距離を隔てて左右対称に多芯ケーブル
の端末後処理整線治具91、92を固定的に取り付けて
いる。図2に示すように、多芯ケーブルの端末後処理整
線治具91は、ベース10と、1対の整線プレート11
1、112、及びLED基板12とより構成されてい
る。多芯ケーブルの端末後処理整線治具91の構成を次
に詳述する。ベース10は、プラスチック等の絶縁材料
により一体成形されたものでよく、整線プレート11
1、112を嵌め込むための上面を開口し、前後方向に
延びる有底の長溝13、14を互いに平行な位置関係と
なるように左右両側に並設している。長溝13は、前後
方向に延びる水平な溝底と内外側溝壁とより構成されて
いる。長溝14は、上記長溝13と同様に水平な溝底と
外側の溝壁とより構成され、内側の溝壁は前後両端部に
所定長さを残して前記内側溝壁間にLED基板12と比
較して開口面積が僅かばかり狭小な挿通口17を、長溝
14と連通して形成している。この挿通口17にはLE
D基板12に設けた多数のLED15に夫々接続された
中継ケーブル16を挿通し、挿通口17の口端縁上にL
ED基板12を載置して多芯ケーブルの端末後処理整線
治具91を組み立てるものである。長溝13、14の外
側溝壁には、後述する整線プレート111、112の凸
部18を受入れるための受入凹部19が凹設されてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】整線プレート111、112は、硬質プラ
スチック等の絶縁性材料よりなり、角柱状に形成された
基部110と櫛歯部20とより構成されている。基部1
10の前後両端外側面には凸部18を設け、受入凹部1
9に嵌入することにより整線プレート111、112を
ベース10に取付可能に形成されている。基部110の
上面には櫛歯部20を有し、この櫛歯部20間には所定
ピッチで整線溝23を形成している。整線溝23は、多
芯ケーブル21の被覆芯線22を挿入するためのもの
で、図7に示すように、基部110の上面に対して垂直
で平行な溝壁の下部を優孤状溝底24に形成し、芯線2
2を安定的に嵌入保持可能にしている。この優孤状溝底
24の直径は、絶縁被膜が形成されている被覆芯線22
の外径と同一径に形成されている。そして、整線溝23
の溝幅は被覆芯線22の直径より僅かばかり狭く形成さ
れている。通常、被覆芯線の直径は0.58mmである
ため、本実施の形態における整線プレート111、11
2の整線溝23は溝幅が0.50mm、優孤状溝底24
の直径が0.58mmに形成されている。整線プレート
111、112は、固定用螺棒25により長溝13、1
4内に安定的に取り付けられている。
スチック等の絶縁性材料よりなり、角柱状に形成された
基部110と櫛歯部20とより構成されている。基部1
10の前後両端外側面には凸部18を設け、受入凹部1
9に嵌入することにより整線プレート111、112を
ベース10に取付可能に形成されている。基部110の
上面には櫛歯部20を有し、この櫛歯部20間には所定
ピッチで整線溝23を形成している。整線溝23は、多
芯ケーブル21の被覆芯線22を挿入するためのもの
で、図7に示すように、基部110の上面に対して垂直
で平行な溝壁の下部を優孤状溝底24に形成し、芯線2
2を安定的に嵌入保持可能にしている。この優孤状溝底
24の直径は、絶縁被膜が形成されている被覆芯線22
の外径と同一径に形成されている。そして、整線溝23
の溝幅は被覆芯線22の直径より僅かばかり狭く形成さ
れている。通常、被覆芯線の直径は0.58mmである
ため、本実施の形態における整線プレート111、11
2の整線溝23は溝幅が0.50mm、優孤状溝底24
の直径が0.58mmに形成されている。整線プレート
111、112は、固定用螺棒25により長溝13、1
4内に安定的に取り付けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】LED基板12は、プラスチック等の絶縁
材料よりなり、挿通口17の上面開口を被覆可能な大き
さの縦長な長方形の板状に形成されており、一側縁には
整線プレート111、112の整線溝23と同一ピッチ
で多数のLED15を列状に設けている。整線プレート
111とLED基板12は、整線プレート111の各整
線溝23と各LED15とが多数対となるように左右に
並設されており、且つ整線プレート111の夫々の整線
溝23と夫々のLED15と整線プレート112の夫々
の整線溝23とが横方向同一直線上に位置するように配
設されている。LED基板12の各LED15の入力側
端子は中継ケーブル16の一方の端子と電気的に夫々接
続されており、各LED15の出力側端子はLED基板
12の裏面に印刷された導電部を介してLED基板12
の表面に形成した接触子26に集束している。LED1
5の出力側端子は、本実施の形態に示すように集束する
ことに限定せず、LED基板上に導体を設け、この導体
と各LED15の夫々の出力端子が電気的に接続されて
いる構成のものであってもよい。尚、多芯ケーブルの端
末後処理整線治具92は、図2及び図3で示される多芯
ケーブルの端末後処理整線91と、LED15の取付位
置が異なるのみであって、他の構成は全く同一である。
これは、図9に示すように、多芯ケーブル21の多数の
芯線22を、左右の多芯ケーブルの端末後処理整線治具
91、92に分別して整線するため、作業者の便宜の為
にLED15の取付位置のみを異ならしめたものであ
る。
材料よりなり、挿通口17の上面開口を被覆可能な大き
さの縦長な長方形の板状に形成されており、一側縁には
整線プレート111、112の整線溝23と同一ピッチ
で多数のLED15を列状に設けている。整線プレート
111とLED基板12は、整線プレート111の各整
線溝23と各LED15とが多数対となるように左右に
並設されており、且つ整線プレート111の夫々の整線
溝23と夫々のLED15と整線プレート112の夫々
の整線溝23とが横方向同一直線上に位置するように配
設されている。LED基板12の各LED15の入力側
端子は中継ケーブル16の一方の端子と電気的に夫々接
続されており、各LED15の出力側端子はLED基板
12の裏面に印刷された導電部を介してLED基板12
の表面に形成した接触子26に集束している。LED1
5の出力側端子は、本実施の形態に示すように集束する
ことに限定せず、LED基板上に導体を設け、この導体
と各LED15の夫々の出力端子が電気的に接続されて
いる構成のものであってもよい。尚、多芯ケーブルの端
末後処理整線治具92は、図2及び図3で示される多芯
ケーブルの端末後処理整線91と、LED15の取付位
置が異なるのみであって、他の構成は全く同一である。
これは、図9に示すように、多芯ケーブル21の多数の
芯線22を、左右の多芯ケーブルの端末後処理整線治具
91、92に分別して整線するため、作業者の便宜の為
にLED15の取付位置のみを異ならしめたものであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】中継ケーブル16は、多数本の芯線を並列
状態に整線されたもので、他方の端子は電気コネクタプ
ラグ27の各接触子の接触部が接触する。多芯ケーブル
21の両端は外皮が除去され、露出された被覆芯線22
の端末の一方は、多芯ケーブルの端末前処理整線治具の
圧線コネクター28を介して中継ケーブル29と電気的
に接続されている。圧接コネクター28は導電性材料に
より形成され、多芯ケーブル21の芯線22を圧接結線
するための圧接部30を有しており、圧接部30には圧
接スリット31が設けられている。圧接スリット31の
挿入側は芯線22の挿入を容易にするためにテーパに形
成されている。絶縁被覆を外面に形成した被覆芯線22
を圧接スリット31に圧接工具を用いて挿入圧接する
と、被覆芯線22の絶縁被覆が剥離され、中継ケーブル
29と芯線22は電気的に接続される。多芯ケーブル2
1の整線されていない側は、ケーブルクランプ7により
取付杆8に取り付けられる。
状態に整線されたもので、他方の端子は電気コネクタプ
ラグ27の各接触子の接触部が接触する。多芯ケーブル
21の両端は外皮が除去され、露出された被覆芯線22
の端末の一方は、多芯ケーブルの端末前処理整線治具の
圧線コネクター28を介して中継ケーブル29と電気的
に接続されている。圧接コネクター28は導電性材料に
より形成され、多芯ケーブル21の芯線22を圧接結線
するための圧接部30を有しており、圧接部30には圧
接スリット31が設けられている。圧接スリット31の
挿入側は芯線22の挿入を容易にするためにテーパに形
成されている。絶縁被覆を外面に形成した被覆芯線22
を圧接スリット31に圧接工具を用いて挿入圧接する
と、被覆芯線22の絶縁被覆が剥離され、中継ケーブル
29と芯線22は電気的に接続される。多芯ケーブル2
1の整線されていない側は、ケーブルクランプ7により
取付杆8に取り付けられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】整線器本体32は、図10に示すように芯
線22を接触子26に接触し導通すると、最初に接触し
た芯線22により形成される閉回路を優先するためのプ
ライオリティ回路と、これを符号化するエンコーダ回
路、デコーダ回路、及び信号を持続的に出力するラッチ
回路を内蔵している。また、図1に示すように整線器本
体32の出力側端子は中継ケーブル16の入力側と電気
コネクタプラグ27により接続されており、入力側端子
は中継ケーブル29の端子と電気コネクタプラグ33を
介して電気的に接続されている。
線22を接触子26に接触し導通すると、最初に接触し
た芯線22により形成される閉回路を優先するためのプ
ライオリティ回路と、これを符号化するエンコーダ回
路、デコーダ回路、及び信号を持続的に出力するラッチ
回路を内蔵している。また、図1に示すように整線器本
体32の出力側端子は中継ケーブル16の入力側と電気
コネクタプラグ27により接続されており、入力側端子
は中継ケーブル29の端子と電気コネクタプラグ33を
介して電気的に接続されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上述のような多芯ケーブルの端末整線装置
を用いて多芯ケーブル21の端末を整線する方法につい
て説明する。整線器本体32の電源を印加し、図8に示
すように、ケーブルクランプ7に挟持された多芯ケーブ
ル21の整線されていない芯線22のうちの任意の1本
を接触子26に接触すると、整線器本体32、中継ケー
ブル16の内の1本の芯線、接触した1本の芯線22、
中継ケーブル29の内の1本の芯線により構成される閉
回路を形成し、多数のLED15の内、この閉回路に介
装されている1のLED15が点灯する。整線プレート
112の多数の整線溝23の内、前記点灯する1のLE
D15の真横に位置する1の整線溝23が、接触した1
本の芯線22を挿入する整線溝23であることを知らせ
る。図8中の1点鎖線で示すように、作業者は、整線プ
レート112の内、点灯するLED15の真横に位置す
る整線溝23に芯線22を嵌入し、さらに、この芯線2
2の外端部を、整線プレート111の整線溝23の内、
点灯するLED15と真横一直線上に位置する整線溝2
3に嵌入して、図8中実線で示すように、芯線22を整
線プレート111、112間に緊張して架設する。順
次、残りの芯線22についても1本ずつ同様の作業を
し、点灯したLED15と対となる整線溝23内に1本
ずつ芯線22を挿入配置して多芯ケーブル21の端末を
整線する。
を用いて多芯ケーブル21の端末を整線する方法につい
て説明する。整線器本体32の電源を印加し、図8に示
すように、ケーブルクランプ7に挟持された多芯ケーブ
ル21の整線されていない芯線22のうちの任意の1本
を接触子26に接触すると、整線器本体32、中継ケー
ブル16の内の1本の芯線、接触した1本の芯線22、
中継ケーブル29の内の1本の芯線により構成される閉
回路を形成し、多数のLED15の内、この閉回路に介
装されている1のLED15が点灯する。整線プレート
112の多数の整線溝23の内、前記点灯する1のLE
D15の真横に位置する1の整線溝23が、接触した1
本の芯線22を挿入する整線溝23であることを知らせ
る。図8中の1点鎖線で示すように、作業者は、整線プ
レート112の内、点灯するLED15の真横に位置す
る整線溝23に芯線22を嵌入し、さらに、この芯線2
2の外端部を、整線プレート111の整線溝23の内、
点灯するLED15と真横一直線上に位置する整線溝2
3に嵌入して、図8中実線で示すように、芯線22を整
線プレート111、112間に緊張して架設する。順
次、残りの芯線22についても1本ずつ同様の作業を
し、点灯したLED15と対となる整線溝23内に1本
ずつ芯線22を挿入配置して多芯ケーブル21の端末を
整線する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例における多芯ケーブ
ルの端末整線装置を示す説明図である。
ルの端末整線装置を示す説明図である。
【図2】多芯ケーブルの端末整線治具の分解部品配列斜
視図である。
視図である。
【図3】多芯ケーブルの端末後処理整線治具の整線プレ
ート間に芯線を架け渡している状態を示す斜視図であ
る。
ート間に芯線を架け渡している状態を示す斜視図であ
る。
【図4】多芯ケーブルの端末前処理整線治具を示す斜視
図である。
図である。
【図5】整線プレートを示す正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】整線溝の拡大説明図である。
【図8】整線作業状態を示す説明図である。
【図9】整線状態を示す説明図である。
【図10】整線器本体内を示す回路図である。
【符号の説明】 91、92多芯ケーブルの端末後処理整理線治具 111、112 整線プレート 12 LED基板 15 LED 16、29 中継ケーブル 20 櫛歯部 21 多芯ケーブル 22 芯線 23 整線溝 24 優孤状溝底 26 接触子 32 整線器本体
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
Claims (2)
- 【請求項1】 多芯ケーブルの外皮を除去し、露出され
た各芯線を所定位置に位置決めし、並列に配列するため
の多芯ケーブルの端末整線装置であって、ベースに多数
本の各芯線の端部を平行に並べるための上部に所定間隔
をおいて櫛歯状整線溝を備えた整線プレートと、この整
線プレートと平行に配置されたLEDを具備するLED
基板を設け、このLED基板上のLEDは隣り合う前記
櫛歯状整線溝と多数対となるようにこの櫛歯状整線溝と
対応して並設されており、少なくともプライオリティ回
路、エンコーダ回路、デコーダ回路、ラッチ回路を内蔵
する整線器本体の出力側と前記各LEDの一方の端子は
中継ケーブルを介して各別に電気的に接続され、このL
EDの他方の端子はLED基板上に設けられた接触子に
電気的に接続し、前記多芯ケーブルの整線された端末を
前記整線器本体の入力側と電気的に接続しこの多芯ケー
ブルの整線されていない側の各芯線の端子を1本ずつ前
記接触子に接触するとLED、整線器本体、多芯ケーブ
ルの芯線よりなる閉回路を形成し、この閉回路に介装さ
れているLEDの点灯が、このLEDと対となる前記整
線溝が前記接触子と接触した芯線を挿入するための整線
溝であることを知らしめるように構成したことを特徴と
する多芯ケーブルの端末整線装置。 - 【請求項2】 上記櫛歯状整線溝は、溝底が上記多芯ケ
ーブルの被覆芯線の直径と同一径よりなる正背視優弧状
に形成されており、溝幅は芯線の直径より僅かばかり狭
く形成されていることを特徴とする請求項1記載の多芯
ケーブルの端末整線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375695A JP3122945B2 (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 多芯ケーブルの端末整線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375695A JP3122945B2 (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 多芯ケーブルの端末整線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000164314A true JP2000164314A (ja) | 2000-06-16 |
JP3122945B2 JP3122945B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=18505912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10375695A Expired - Fee Related JP3122945B2 (ja) | 1998-11-28 | 1998-11-28 | 多芯ケーブルの端末整線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122945B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109061367A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-12-21 | 国网新疆电力有限公司伊犁供电公司 | 多芯电缆快速对线器 |
CN110252650A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-09-20 | 淮阴工学院 | O型端子的有序排列筛分装置 |
CN113655409A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-16 | 海南电网有限责任公司海南输变电检修分公司 | 一种多芯电缆快速对线校核装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101627669B1 (ko) * | 2014-06-12 | 2016-06-08 | 삼성중공업 주식회사 | 크레인의 붐 레스트 장치 |
-
1998
- 1998-11-28 JP JP10375695A patent/JP3122945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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