JP2000163801A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2000163801A
JP2000163801A JP10350738A JP35073898A JP2000163801A JP 2000163801 A JP2000163801 A JP 2000163801A JP 10350738 A JP10350738 A JP 10350738A JP 35073898 A JP35073898 A JP 35073898A JP 2000163801 A JP2000163801 A JP 2000163801A
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JP
Japan
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cgh
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holograms
rows
recorded
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10350738A
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English (en)
Inventor
Kanji Kayanuma
完治 茅沼
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加情報をホログラムで記録する場合に読み
取りを簡単にする。 【解決手段】 複数のCGH列3a、3bが同心円状に
等間隔で、半径方向に複数列で記録される。CGH列3
a、3bの各々は、例えばディスク半径方向に3列で構
成され、3列の内、中央の一列が読み取りタイミングを
決めるための制御CGH列3−1であり、両側の2列が
ディスク識別情報、著作権情報などの付加情報を表す情
報CGH列3−2である。他の例では、3列の内、中央
の一列が情報CGH列3−2であり、両側の2列が制御
CGH列3−1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付加情報がホログ
ラムで記録された光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例としては、例えば特開平
8−83440号公報に示されるように、例えばコンパ
クトディスクの海賊版を防止するために、記録媒体識別
のためのホログラムを情報記録領域以外の領域に記録す
る方法が提案されている。光ディスクなどに記録される
ホログラムは、偽造を困難にするために原画像をコンピ
ュータにより数値計算して作成したCGH(Computer G
enerated Hologram)が知られている。また、他の従来
例として、特許番号第2522681号公報に示される
ように、カード情報をホログラムでカードに記録する方
法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ホログラムは2次元画像を再生するので2次元撮像素子
により読み取られる。これに対して、光ディスクの主情
報であるピット情報は、ディスクを回転させるとともに
スポット光をピットに照射してトラック方向に1次元で
読み取られる。したがって、ディスクを回転させながら
CGHを読み取ろうとすると、ホログラムをディスク上
に単に、あるいはランダムに配置しただけでは、読み取
りが困難になり、また、ピット読み取り光学系の素子も
ホログラム読み取り光学系として兼用することができな
いという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、付加
情報をホログラムで記録する場合に読み取りを簡単にす
ることができ、また、読み取り光学系を簡略化すること
ができる光記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ホログラムを同心円状に等間隔で、かつ半
径方向に複数列で記録してその内の少なくとも1列のホ
ログラムが読み取り用の制御情報を表すようにしたもの
である。すなわち本発明によれば、複数のホログラムが
同心円状に等間隔で記録されるとともに半径方向に複数
列で記録され、その内の少なくとも1列のホログラムが
付加情報を表し、他の列のホログラムが前記付加情報を
表すホログラムを読み出すための制御情報を表すもので
ある光記録媒体が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る光記録媒体の
一実施形態を示す構成図、図2は図1のホログラムの他
の配置例を説明するための構成図、図3は図1のホログ
ラムの更に他の配置例を説明するための構成図、図4は
図1〜図3のホログラムを詳しく示す構成図、図5は図
4のホログラムの変形例を示す構成図である。
【0007】図1に示す光ディスク(以下単にディスク
ともいう)1は、光記録媒体の一例として、径が120
mmのCD又はDVDを示している。このディスク1の
表面には、中心(スピンドル孔2の径は15mm)から
40mmだけ離された位置の同心円に沿って、例えば1
6個のCGH列3aが等間隔で形成され、さらにCGH
列3aの外側にピット情報4が形成されている。図2に
示す例では、ピット情報4の記録領域の外側であって中
心から118mmだけ離された位置の同心円に沿って、
例えば16個のCGH列3bが等間隔で形成されてい
る。図3に示す例では、ピット情報4の記録領域の内
側、外側にそれぞれ16個のCGH列3aと32個のC
GH列3bが等間隔で形成されている。CGH列3a、
3bの各々の領域は、一辺が0.2mm〜1mmの正方
形で構成されている。
【0008】また、CGH列3a、3bの各々は、一例
として図4、図5に示すようにディスク半径方向に3列
で構成されている。そして、図4に示す例では、3列の
内、中央の一列が読み取りタイミングを決めるための制
御CGH列3−1であり、両側の2列がディスク識別情
報、著作権情報などの付加情報を表す情報CGH列3−
2である。また、図5に示す例では、3列の内、中央の
一列が情報CGH列3−2であり、両側の2列が制御C
GH列3−1である。ここで、このようなCGH列3
a、3bは、ディスク1を回転させながらホログラムの
回折光を2次元CCDにより読み出すが、読み取り光学
系の分光比率により中央の0次回折光が強い場合には図
5に示す方が有効である。
【0009】このようなCGH列3a、3b(及びピッ
ト情報4)をディスク1に形成する場合には、図6に示
すような工程によりディスク1の原盤が製造される。ま
ず、原盤の基盤となるガラス基盤11を洗浄した後にガ
ラス基盤11上にフォトレジスト12を塗布する。次い
でフォトレジスト12をレーザ露光機により微細に集光
されてCGH列3a、3b及びピット情報4のパターン
に応じてオン、オフするレーザ光により露光することに
より、図6(a)に示すようにCGH情報部を構成する
CGH列3a、3bとピット情報4の潜像13を形成す
る。次いで図6(b)に示すようにフォトレジスト12
の内、潜像13に対応する部分を除去し、他の部分を残
し、次いでガラス基盤11をエッチングすることにより
CGH列3a、3bとピット情報4に対応する凹凸パタ
ーンを形成する。そして、このガラス基盤11に基づい
てスタンパが製造され、次いでこのスタンパに基づいて
ディスク1の基盤が製造される。そして、ディスク1の
凹凸面側に反射膜が形成され、この反射膜の上に保護膜
が形成される。
【0010】ここで、CGH列3a、3bとピット情報
4の凹凸パターンの深さが異なる場合には露光工程を2
回にわけてもよい。この場合、波長が異なる光源を用い
たり、フォトレジスト12として感度が異なるものを用
いることにより、深さが異なる凹凸パターンを形成する
ことができる。
【0011】CGHは図7に示すように、原画像をコン
ピュータにより数値演算して中間的なホログラムを作成
し、また、この中間的なホログラムと原画像の誤差を検
出して再計算することにより最終的なホログラムを作成
することができる。
【0012】さて、CGH列3a、3bとピット情報4
の凹凸パターンが形成されたディスク1の基盤(透明な
ポリカーボネート基盤)1aは、ピット情報4の記録領
域の上には反射膜が形成されるが、CGH列3a、3b
の上には反射膜を形成しないで透過型で構成するように
してもよい。図8、図9はその読み取り光学系を示し、
図8はピット情報読み取り時を、図9はCGH読み取り
時を示している。ピット情報読み取り時にはレーザダイ
オード(LD)21により拡散して出射されたレーザ光
がコリメータレンズ22により平行化され、この平行光
がハーフミラー23を透過して対物レンズ24によりピ
ット情報4の記録領域でスポット光になるように集光さ
れる。次いで反射膜により反射された光が対物レンズ2
4により平行化され、この平行光がハーフミラー23に
より反射されてPD(フォトディテクタ)レンズ25に
より集光されてPD26により検出される。
【0013】CGH読み取り時には光源を兼用するため
に、図9に示すように対物レンズ24が光路から退避す
る。そして、LD21により拡散して出射されたレーザ
光がコリメータレンズ22により平行化され、この平行
光がハーフミラー23を透過してCGH列3a、3bに
照射され、ディスク基盤1aを透過する。これによりC
GH列3a、3bから回折光が透過光に発生して2次元
のCGHスクリーン又はCCD受光面27上で撮像され
る。ここで、図8、図9においてディスク1の左側に示
す光学系はディスク1の半径方向に移動するが、CGH
スクリーン又はCCD受光面27は、CGH列3a、3
bがディスク1の半径方向の所定位置に形成されている
ので固定されている。
【0014】図10は他の読み取り光学系として、厚さ
が異なるCDとDVDを読み取り可能であって、CGH
列3a、3bを反射型で読み取る場合の光ピックアップ
を示している。光ピックアップのボディ31はディスク
1の半径方向に移動可能なように、また、CDのピット
情報4と、DVDのピット情報4とCD、DVDのCG
H列3a、3bを選択的に読み取り可能なようにガイド
シャフト32の回りを回転可能である。ボディ31はま
た、フォーカス方向に移動可能なようにガイドシャフト
32に沿って移動可能である。ガイドシャフト32の回
りにはCDのピット情報4と、DVDのピット情報4と
CD、DVDのCGH列3a、3bを照明する光源3
3、CD用対物レンズ34、DVD用対物レンズ35、
CGH用穴又はレンズ36などが取り付けられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ログラムを同心円状に等間隔で、かつ半径方向に複数列
で記録してその内の少なくとも1列のホログラムが読み
取り用の制御情報を表すようにしたので、付加情報をホ
ログラムで記録する場合に読み取りを簡単にすることが
でき、また、読み取り光学系を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体の一実施形態を示す構
成図である。
【図2】図1のホログラムの他の配置例を説明するため
の構成図である。
【図3】図1のホログラムの更に他の配置例を説明する
ための構成図である。
【図4】図1〜図3のホログラムを詳しく示す構成図で
ある。
【図5】図4のホログラムの変形例を示す構成図であ
る。
【図6】図6はCGH列とピットの製造方法を示す説明
図である。
【図7】CGHの作成方法を示す説明図である。
【図8】読み取り光学系のピット情報読み取り時を示す
説明図である。
【図9】読み取り光学系のCGH読み取り時を示す説明
図である。
【図10】他の読み取り光学系を示す構成図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 3a、3b CGH列(ホログラム) 3−1 制御CGH列 3−2 情報CGH列

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホログラムが同心円状に等間隔で
    記録されるとともに半径方向に複数列で記録され、その
    内の少なくとも1列のホログラムが付加情報を表し、他
    の列のホログラムが前記付加情報を表すホログラムを読
    み出すための制御情報を表すものである光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記複数のホログラムは内周側と外周側
    に記録されていることを特徴とする請求項1記載の光記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 前記複数のホログラムは半径方向に3列
    で記録され、中央の1列のホログラムが付加情報を表
    し、他の2列のホログラムが前記付加情報を表すホログ
    ラムを読み出すための制御情報を表すことを特徴とする
    請求項1又は2記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記複数のホログラムは半径方向に3列
    で記録され、両側の2列のホログラムが付加情報を表
    し、中央の一列のホログラムが前記付加情報を表すホロ
    グラムを読み出すための制御情報を表すことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の光記録媒体。
JP10350738A 1998-11-25 1998-11-25 光記録媒体 Withdrawn JP2000163801A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112923871A (zh) * 2021-03-31 2021-06-08 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种自由曲面反射镜曲率半径检测装置及方法

Cited By (2)

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CN112923871A (zh) * 2021-03-31 2021-06-08 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种自由曲面反射镜曲率半径检测装置及方法
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Effective date: 20060207